JR武蔵小杉駅新南口の臨時改札口が本日供用開始、エスカレーター行列が緩和
【Reporter:はつしも】
本日、JR武蔵小杉駅の新南口に建設が進められていた臨時改札が供用開始になりました。
これにより同駅で発生していた朝ピーク時の行列が緩和されました。
本日は初日ということで、同駅の駅員が誘導にあたったほか、エスカレーターの混雑状況のモニタリングも行われました。
■JR武蔵小杉駅新南口の従来の待機列
JR武蔵小杉駅の新南口は、改札口の目の前に上りエスカレーター1基がありました。
奥に階段はあるものの、このエスカレーターに利用者が集中することで、朝ラッシュのピーク時には駅の外まで「エスカレーター待ち行列」が発生していました。
実際には階段を利用すれば行列に並ばなくとも入場できるものの、この行列が「メディア映え」することもあって、各種メディアで同駅の混雑の象徴として報道されてきたところです。
メディア映えはともかくも同駅の混雑は事実であり、JR東日本としてもその混雑状況の緩和をはかる必要があります。
そこで2017年12月に発表されたのが「南武線連絡通路の一部拡幅」と「新南口の臨時改札の新設」です。
■4月1日供用開始の南武線ホーム一部拡幅
南武線ホームの一部拡幅については、先行して2018年4月1日に供用開始となりました。
横須賀線方面との連絡通路も兼ねる南武線下りホームのうち、横須賀線寄りの50mほどの区間が最大約1m拡幅されたものです。
こちらはもともと混雑のピークエリアというわけではなく、拡幅部分を柱が邪魔していることもあり、当初の想定通り大きな改善効果はなかったように思います。
■新南口前に新設された臨時改札
■臨時改札の案内板
そしてこちらが、本日オープンした臨時改札です。
ICカード専用の改札機が2機、上り線用のエスカレーターが1基あります。
■臨時改札の供用時間
この臨時改札は、平日朝7時~9時が供用時間となっています。
その旨改札口のところにも、掲示が出ていました。
■係員呼び出しのインタホン
また、この臨時改札は入場のみの一方通行ですので、逆戻りなどはできません。
何らかのトラブルが発生した場合などは、改札内のインタホンで駅員と通話することが可能です。
■ホームのエスカレーター出口
そしてこの臨時改札は、新駅ホームの南寄り(新川崎寄り)に出る形になります。
新川崎寄りはもともと最混雑エリアというわけではありませんから、結果として新駅ホームの混雑平準化につながるような気がいたします。
■行列が緩和された新南口
そして最も注目されたのが、新南口の行列がどうなるかです。
ピークとなる7時台~8時前後の時間帯を観測したところ、従来のように詰まった行列は発生していませんでした。
臨時改札の設置により、一定の緩和効果はあったものと考えられます。
一方で、JR武蔵小杉駅全体の安全面を考えますと、まだまだ対策が必要な部分が多くありますね。
大規模な設備投資はそう簡単には決断されないでしょうが、今後のJR東日本の取り組みにも期待したいと思います。
■時間外で閉鎖された臨時改札口
【関連リンク】
・JR東日本プレスリリース 武蔵小杉駅の混雑緩和対策工事の着手について(PDF)
・JR東日本プレスリリース 武蔵小杉駅の混雑対策を実施します(PDF)
・2015/7/30エントリ JR武蔵小杉駅が「行列ができる」新南口の自動改札機を2015年8月26日新型交換・1機増設を決定
・2015/8/26エントリ JR武蔵小杉駅の「行列ができる」新南口の自動改札機が、本日新型更新および1機増設
・2015/8/30エントリ JR武蔵小杉駅「南武線口」が9月2日に新型自動改札機に更新、「新南口」の行列は1機増設後も改善されず
・2015/9/2エントリ JR武蔵小杉駅南武線口の自動改札機が本日新型に更新、「幅の広い」改札機を配置
・2017/10/20エントリ JR武蔵小杉新駅「ニューデイズ武蔵小杉新南店」が2017年10月25日(水)23時閉店決定
・2017/10/24エントリ 府中街道沿いのメガネスーパー跡地に「ローソン」出店、武蔵小杉新駅改札前「川崎信金ATM」が10月25日(水)にニューデイズと同時閉店へ
・2017/12/6エントリ JR東日本が武蔵小杉駅の混雑緩和策を発表、2018年春に新南口ニューデイズ跡地に朝ラッシュ時限定の改札・エスカレーターを新設、南武線下りホームの一部を拡幅
・2018/4/1エントリ JR武蔵小杉の混雑緩和対策第1弾・南武線下りホーム拡幅とともに新南口ATMコーナーが供用開始、臨時改札口は4月26日(木)供用開始決定
・2018/4/18エントリ 四たび、「武蔵小杉駅からのお願いです」。JR東日本が新キャラクター「むさしこちゅぎ」を駅構内モニターに投入、歩きスマホなどマナー向上を呼びかけ中
本日、JR武蔵小杉駅の新南口に建設が進められていた臨時改札が供用開始になりました。
これにより同駅で発生していた朝ピーク時の行列が緩和されました。
本日は初日ということで、同駅の駅員が誘導にあたったほか、エスカレーターの混雑状況のモニタリングも行われました。
■JR武蔵小杉駅新南口の従来の待機列
JR武蔵小杉駅の新南口は、改札口の目の前に上りエスカレーター1基がありました。
奥に階段はあるものの、このエスカレーターに利用者が集中することで、朝ラッシュのピーク時には駅の外まで「エスカレーター待ち行列」が発生していました。
実際には階段を利用すれば行列に並ばなくとも入場できるものの、この行列が「メディア映え」することもあって、各種メディアで同駅の混雑の象徴として報道されてきたところです。
メディア映えはともかくも同駅の混雑は事実であり、JR東日本としてもその混雑状況の緩和をはかる必要があります。
そこで2017年12月に発表されたのが「南武線連絡通路の一部拡幅」と「新南口の臨時改札の新設」です。
■4月1日供用開始の南武線ホーム一部拡幅
南武線ホームの一部拡幅については、先行して2018年4月1日に供用開始となりました。
横須賀線方面との連絡通路も兼ねる南武線下りホームのうち、横須賀線寄りの50mほどの区間が最大約1m拡幅されたものです。
こちらはもともと混雑のピークエリアというわけではなく、拡幅部分を柱が邪魔していることもあり、当初の想定通り大きな改善効果はなかったように思います。
■新南口前に新設された臨時改札
■臨時改札の案内板
そしてこちらが、本日オープンした臨時改札です。
ICカード専用の改札機が2機、上り線用のエスカレーターが1基あります。
■臨時改札の供用時間
この臨時改札は、平日朝7時~9時が供用時間となっています。
その旨改札口のところにも、掲示が出ていました。
■係員呼び出しのインタホン
また、この臨時改札は入場のみの一方通行ですので、逆戻りなどはできません。
何らかのトラブルが発生した場合などは、改札内のインタホンで駅員と通話することが可能です。
■ホームのエスカレーター出口
そしてこの臨時改札は、新駅ホームの南寄り(新川崎寄り)に出る形になります。
新川崎寄りはもともと最混雑エリアというわけではありませんから、結果として新駅ホームの混雑平準化につながるような気がいたします。
■行列が緩和された新南口
そして最も注目されたのが、新南口の行列がどうなるかです。
ピークとなる7時台~8時前後の時間帯を観測したところ、従来のように詰まった行列は発生していませんでした。
臨時改札の設置により、一定の緩和効果はあったものと考えられます。
一方で、JR武蔵小杉駅全体の安全面を考えますと、まだまだ対策が必要な部分が多くありますね。
大規模な設備投資はそう簡単には決断されないでしょうが、今後のJR東日本の取り組みにも期待したいと思います。
■時間外で閉鎖された臨時改札口
【関連リンク】
・JR東日本プレスリリース 武蔵小杉駅の混雑緩和対策工事の着手について(PDF)
・JR東日本プレスリリース 武蔵小杉駅の混雑対策を実施します(PDF)
・2015/7/30エントリ JR武蔵小杉駅が「行列ができる」新南口の自動改札機を2015年8月26日新型交換・1機増設を決定
・2015/8/26エントリ JR武蔵小杉駅の「行列ができる」新南口の自動改札機が、本日新型更新および1機増設
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