フーディアム武蔵小杉とトップバリュ
フーディアム武蔵小杉がオープンして1週間が経過しました。
今日、ちょっと買い物があって行ったのですが、朝からの雨天で、
午前10時ごろだったこともあり落ち着いたものでした。
■フーディアム武蔵小杉 店内
さて、そんなフーディアム武蔵小杉の店内を落ち着いて見ると、
あちこちに「トップバリュ」のロゴが目に付きます。
■フーディアム武蔵小杉のトップバリュ
「トップバリュ」って、イオンのプライベートブランド(自主企画商品)
ですね。ダイエー系のフーディアムになぜ? と思ったのですが、
ダイエー経営再建の一環として、イオン・ダイエー・丸紅による資本・
業務提携が2007年3月9日に発表されていましたね。これにより、
イオンはダイエーおよびマルエツの大株主となっています。
この資本・業務提携にはプライベートブランドの共同開発も盛り込ま
れており、イオンのトップバリュの開発部門をイオントップバリュ株式
会社として経営分離こととなりました。この新会社によって、イオン・
ダイエー双方にトップバリュブランドを展開していくかたちとなって
いるものです。
これまでは、ダイエーでは「セービング」、系列のマルエツでは
「フーデックス」というプライベートブランドが展開されていましたが、
セービングについては2009年2月に廃止されることになっています。
■ヨーグルト売り場のトップバリュブランド
例えば今日はヨーグルトを買いに行ったのですが、ここにもよく見ると、
写真中央上にトップバリュブランドが並んでいます。
こういったプライベートブランドは最近、大手流通業を中心に存在感を
増しています。
流通業界ではイオン+ダイエーと双璧をなすセブンアンドアイホール
ディングスでも、「セブンプレミアム」というプライベートブランドを展開し、
コンビニ最大手のセブンイレブンの商品のかなりの割合を占め、当然
イトーヨーカドーでも販売されています。
プライベートブランドの売りは、同様の商品に比べて、1~2割程度は
安い価格設定になっているということです。有名メーカーの商品に比べ
広告費が少なかったり、中間マージンなどがカットされたりすること
などによって低価格が実現できるわけです。
それでも以前はブランド力のある有名メーカーの商品が強かったの
ですが、昨今の原材料費の高騰により、プライベートブランドの価格
競争力が注目を集め、市場占有率が次第に大きくなってきています。
(特にアメリカではそのような傾向が強く、ナンバーワンブランドが
ウォルマートのプライベートブランドに売上で敗北するという事態が
おきています)
・・・などといいつつ、今日の私は手前にある有名ブランド「明治ブルガリア
ヨーグルト」を購入したわけですが。
皆さんの普段のお買い物では、いかがでしょうか。
【関連リンク】
イオントップバリュ 公式サイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区 D・E地区
2008/5/24エントリ フーディアム武蔵小杉本日オープン
2008/5/26エントリ フーディアム武蔵小杉の各種サービス