等々力緑地に設置「ガス橋」への案内標識は、なぜ「丸子橋」ではないのか考える
【Reporter:はつしも】
等々力緑地内の幹線道路において、「ガス橋」への案内標識があります。
同緑地から最寄りの橋といえば「丸子橋」ではないかと思いますが、なぜ「ガス橋」が案内されているのか、ふと考えてみました。
■等々力緑地内の「ガス橋」への案内標識
「ガス橋」への案内標識があるのは、等々力緑地の「ふるさとの森」や「釣池」近くのエリアです。
ここには等々力陸上競技場前から緑地内を縦断する幹線道路がありまして、この道路を北上するとほどなく多摩川沿いの「多摩沿線道路」にぶつかります。
「ガス橋」への案内標識は、多摩沿線道路へ出ることを推奨しています。
■丸子橋・ガス橋のマップ
ここで周辺マップを参照してみると、皆さまご承知の通り、ガス橋よりもずっと手前に丸子橋があります。
案内標識を見た際、最初に疑問に思ったのはこの位置関係でした。
冒頭に申しあげた通り、ガス橋よりも丸子橋の案内を出しても良いのでは、と思ったのです。
■案内標識通りに、まずは多摩沿線道路に出る
■多摩沿線道路と丸子橋の立体交差
そこで、実際に多摩沿線道路を経由して丸子橋・ガス橋まで向かってみると、何となく答えらしきものが見えてきました。
多摩沿線道路と丸子橋は立体交差になっていまして、直接丸子橋に入ることができません。
一旦どこかで右折をして、住宅街を抜けて中原街道に入る必要があります。
■多摩沿線道路からは直接入れない丸子橋
それではこのまま多摩沿線道路を直進して、ガス橋に向かってみましょう。
■多摩沿線道路とガス橋の平面交差
多摩沿線道路は丸子橋とは立体交差になっている一方、ガス橋は平面交差になっています。
ご覧の通り、多摩沿線道路から左折でガス橋に入ることができるのです。
つまり、等々力緑地北端から多摩沿線道路に向けた道路案内をする場合、「丸子橋」を案内してしまうと、距離的には近くてもドライバーが橋げたの下を通過してしまい、ミスリードにつながってしまう。
多摩沿線道路を直進すればガス橋の交差点には必ずぶつかるため、そちらを標識では案内している、ということではないでしょうか。
あくまでも推測ですので、まったく関係のない理由があるのかもしれませんが、普段は見過ごしてしまうポイントに本エントリでは注目してみました。
■多摩沿線道路から左折で入れるガス橋
ついでに、道路標識の話題をもうひとつ。
■中原休日急患診療所の案内(更新前)
府中街道にあるこちらの案内ですが、「中原休日急患診療所」については新築された「川崎市医師会館」に移転のため、しばらくの間矢印が反対向きになっていました。
■中原休日急患診療所の案内(更新後)
現在ではご覧の通り、標識が上書きで更新されています。
何か手続き上のプロセスがあったものか、少々時間がかかりました。
■中原休日急患診療所が移転した「川崎市医師会館」
道路の標識も細かく見ていくと、新しい発見がありますね。
【関連リンク】
・2011/7/16エントリ 「ガス橋」と平間の渡し
・2012/8/15エントリ ガス橋から見た、六郷土手の花火大会
・2017/1/26エントリ 多摩川を下る(1):ガス橋を渡る、キヤノン本社への長い出勤行列
・2017/6/10エントリ 「中原休日急患診療所」が川崎市医師会館に移転完了、大幅拡張された待合室に多数の利用者が集まる
等々力緑地内の幹線道路において、「ガス橋」への案内標識があります。
同緑地から最寄りの橋といえば「丸子橋」ではないかと思いますが、なぜ「ガス橋」が案内されているのか、ふと考えてみました。
■等々力緑地内の「ガス橋」への案内標識
「ガス橋」への案内標識があるのは、等々力緑地の「ふるさとの森」や「釣池」近くのエリアです。
ここには等々力陸上競技場前から緑地内を縦断する幹線道路がありまして、この道路を北上するとほどなく多摩川沿いの「多摩沿線道路」にぶつかります。
「ガス橋」への案内標識は、多摩沿線道路へ出ることを推奨しています。
■丸子橋・ガス橋のマップ
ここで周辺マップを参照してみると、皆さまご承知の通り、ガス橋よりもずっと手前に丸子橋があります。
案内標識を見た際、最初に疑問に思ったのはこの位置関係でした。
冒頭に申しあげた通り、ガス橋よりも丸子橋の案内を出しても良いのでは、と思ったのです。
■案内標識通りに、まずは多摩沿線道路に出る
■多摩沿線道路と丸子橋の立体交差
そこで、実際に多摩沿線道路を経由して丸子橋・ガス橋まで向かってみると、何となく答えらしきものが見えてきました。
多摩沿線道路と丸子橋は立体交差になっていまして、直接丸子橋に入ることができません。
一旦どこかで右折をして、住宅街を抜けて中原街道に入る必要があります。
■多摩沿線道路からは直接入れない丸子橋
それではこのまま多摩沿線道路を直進して、ガス橋に向かってみましょう。
■多摩沿線道路とガス橋の平面交差
多摩沿線道路は丸子橋とは立体交差になっている一方、ガス橋は平面交差になっています。
ご覧の通り、多摩沿線道路から左折でガス橋に入ることができるのです。
つまり、等々力緑地北端から多摩沿線道路に向けた道路案内をする場合、「丸子橋」を案内してしまうと、距離的には近くてもドライバーが橋げたの下を通過してしまい、ミスリードにつながってしまう。
多摩沿線道路を直進すればガス橋の交差点には必ずぶつかるため、そちらを標識では案内している、ということではないでしょうか。
あくまでも推測ですので、まったく関係のない理由があるのかもしれませんが、普段は見過ごしてしまうポイントに本エントリでは注目してみました。
■多摩沿線道路から左折で入れるガス橋
ついでに、道路標識の話題をもうひとつ。
■中原休日急患診療所の案内(更新前)
府中街道にあるこちらの案内ですが、「中原休日急患診療所」については新築された「川崎市医師会館」に移転のため、しばらくの間矢印が反対向きになっていました。
■中原休日急患診療所の案内(更新後)
現在ではご覧の通り、標識が上書きで更新されています。
何か手続き上のプロセスがあったものか、少々時間がかかりました。
■中原休日急患診療所が移転した「川崎市医師会館」
道路の標識も細かく見ていくと、新しい発見がありますね。
【関連リンク】
・2011/7/16エントリ 「ガス橋」と平間の渡し
・2012/8/15エントリ ガス橋から見た、六郷土手の花火大会
・2017/1/26エントリ 多摩川を下る(1):ガス橋を渡る、キヤノン本社への長い出勤行列
・2017/6/10エントリ 「中原休日急患診療所」が川崎市医師会館に移転完了、大幅拡張された待合室に多数の利用者が集まる