川崎フロンターレホームゲームイベント「川崎ものづくりフェアinとどろき」開催レポート:ふろん太・カブレラ・コムゾーのチェーンソーアートが登場
【Reporter:はつしも】
本日、J1リーグ第27節「川崎フロンターレvs名古屋グランパス戦」が開催され、3-1で勝利したことによって首位・サンフレッチェ広島との勝ち点差を「4」に詰めました。
今回はそこから1週間前、2018年9月15日のJ1リーグ第26節「川崎フロンターレvs北海道コンサドーレ札幌戦」開催日にさかのぼります。
本サイトでは同日のエントリにおいて、北海道胆振東部地震の復興支援募金活動などについてお伝えしておりました。
コンサドーレ戦開催当日は等々力陸上競技場周辺の「フロンパーク」において、「川崎ものづくりフェアinとどろき」が開催されていましたので、追加でご紹介します。
■「川崎ものづくりフェアinとどろき」
「川崎ものづくりフェアinとどろき」は、川崎フロンターレと川崎市経済労働局が共催するもので、同市の「ものづくり」の魅力を発信するイベントです。
等々力緑地周辺の工業会や地元企業などが協力して、さまざまなものづくり体験を展開していました。
■チェーンソーアートパフォーマンス
本イベントの目玉は、「チェーンソーアートパフォーマンス」でした。
これは極太の丸太を用意して、それをチェーンソーで繊細に削って造形を作り出していくというものです。
今回は川崎フロンターレのマスコットキャラクター「ふろん太」「カブレラ」と、イッツコムのマスコットキャラクター「コムゾー」が作られていましたので、少し製作プロセスを見ていきましょう。
■ふろん太の製作プロセス
■カブレラの製作プロセス
■コムゾーの製作プロセス
上記はスタートから完成までを全てカバーしたものではありませんが、大体の形を作ったところから、徐々に細かい作業に入っていく様子がわかると思います。
実にすばらしい完成度です。
この完成品はハーフタイムに披露されたほか、試合終了後にも等々力陸上競技場前に展示されていました。
■クイックカービングによる「イルカ」
そしてもうひとつ、チェーンソーアートパフォーマンスで作られていたのが、こちらのイルカです。
「クイックカービング」ということで、これは何と15分間であっという間に作られました。
スピードと精度を兼ね備えた、抜群のテクニックですね。
これらの作品を作られたのは、チェーンソーアートの世界大会で優勝などの実績を有する「匠」の皆さんです。
また本イベントでは、チェーンソーに関心を持った方向けに、使い方の体験会も実施していました。
■下野毛工業協同組合による「ネームプレート作り」
続いてこちらは、下野毛工業協同組合による「世界にひとつだけのネームプレート作り」です。
ワルンタが描かれた金属プレートの裏側に、自分の名前を刻印していきます。
名前はアルファベットの活字をハンマーで刻印していくのですが、お子さんでも安全に作業できるようになっていました。
下野毛は等々力よりももう少し北側、高津区にある町工場街で、過去エントリでもご紹介しておりました。
■「BLUE WIN TRAIN」
ものづくりは、木材加工や金属加工だけではありません。
段ボールもたいへん優秀な素材です。
本イベントでは「BLUE WIN TRAIN」と題して、ダンボールで出来た電車にクレヨンやマーカーで自由に装飾ができるようになっていました。
■アクリル板で作るカブレラスタンド
一方こちらは、アクリル板で作るカブレラスタンドです。1枚のアクリル板の素材を隅々まで有効活用しています。
上記写真は川崎フロンターレの脇坂泰斗選手、田中碧選手が作ったものです。
ユース出身の田中碧選手は前回エントリでお伝えした通り、この日の北海道コンサドーレ札幌戦でプロデビューを果たし、後半アディショナルタイムに初ゴールを決めるという歓喜の1日になりました。
■カブレラスタンド「川崎市バージョン」
このカブレラスタンドは、自由にペイントができました。
こちらはサンプルとして展示されていた、川崎市のロゴマークバージョンです。
■「frontale」ロゴの塗装
■左官体験
■かんな体験
■スタンド作り
ほかにも左官体験やサポーターグッズを掛けられるスタンド作りなど、様々なものづくり体験がありました。
どこも盛況で、お子さんを中心に多くの方が楽しんでいました。
■みんなで作る巨大パチンコ
最後にご紹介するのは、みんなで作る巨大パチンコです。
こちらはみんなで釘を打っていくだけですので、気軽に参加できました。
「ものづくり体験」というとそれなりにハードルが高いものもありますが、「川崎ものづくりフェアinとどろき」では、子どもから大人まで参加しやすい企画が多かったように思います。
このようにサッカーに無関係なところでも楽しんでもらえる仕組みが、川崎フロンターレの人気を支えています。
フロンパークの企画だけを楽しんで帰っても良いですし、試合まで観戦しても、さらに熱い時間を過ごすことができるでしょう。
【関連リンク】
・川崎フロンターレ ウェブサイト
・武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ
・2015/5/16エントリ 「川崎ものづくフェアin等々力」のメタル パッチワークアートと、段ボールパーク
・2015/5/31エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(前編)
・2015/6/1エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(後編)
・2017/5/19エントリ 等々力陸上競技場に残る、川崎フロンターレの軌跡。町工場「チーム等々力」の金属加工モニュメント
・2018/9/15エントリ 川崎フロンターレvs北海道コンサドーレ札幌戦で両チーム共同の北海道地震復興支援募金活動を実施、ユース出身田中碧選手がプロデビュー初得点で川崎が7-0圧勝
本日、J1リーグ第27節「川崎フロンターレvs名古屋グランパス戦」が開催され、3-1で勝利したことによって首位・サンフレッチェ広島との勝ち点差を「4」に詰めました。
今回はそこから1週間前、2018年9月15日のJ1リーグ第26節「川崎フロンターレvs北海道コンサドーレ札幌戦」開催日にさかのぼります。
本サイトでは同日のエントリにおいて、北海道胆振東部地震の復興支援募金活動などについてお伝えしておりました。
コンサドーレ戦開催当日は等々力陸上競技場周辺の「フロンパーク」において、「川崎ものづくりフェアinとどろき」が開催されていましたので、追加でご紹介します。
■「川崎ものづくりフェアinとどろき」
「川崎ものづくりフェアinとどろき」は、川崎フロンターレと川崎市経済労働局が共催するもので、同市の「ものづくり」の魅力を発信するイベントです。
等々力緑地周辺の工業会や地元企業などが協力して、さまざまなものづくり体験を展開していました。
■チェーンソーアートパフォーマンス
本イベントの目玉は、「チェーンソーアートパフォーマンス」でした。
これは極太の丸太を用意して、それをチェーンソーで繊細に削って造形を作り出していくというものです。
今回は川崎フロンターレのマスコットキャラクター「ふろん太」「カブレラ」と、イッツコムのマスコットキャラクター「コムゾー」が作られていましたので、少し製作プロセスを見ていきましょう。
■ふろん太の製作プロセス
■カブレラの製作プロセス
■コムゾーの製作プロセス
上記はスタートから完成までを全てカバーしたものではありませんが、大体の形を作ったところから、徐々に細かい作業に入っていく様子がわかると思います。
実にすばらしい完成度です。
この完成品はハーフタイムに披露されたほか、試合終了後にも等々力陸上競技場前に展示されていました。
■クイックカービングによる「イルカ」
そしてもうひとつ、チェーンソーアートパフォーマンスで作られていたのが、こちらのイルカです。
「クイックカービング」ということで、これは何と15分間であっという間に作られました。
スピードと精度を兼ね備えた、抜群のテクニックですね。
これらの作品を作られたのは、チェーンソーアートの世界大会で優勝などの実績を有する「匠」の皆さんです。
また本イベントでは、チェーンソーに関心を持った方向けに、使い方の体験会も実施していました。
■下野毛工業協同組合による「ネームプレート作り」
続いてこちらは、下野毛工業協同組合による「世界にひとつだけのネームプレート作り」です。
ワルンタが描かれた金属プレートの裏側に、自分の名前を刻印していきます。
名前はアルファベットの活字をハンマーで刻印していくのですが、お子さんでも安全に作業できるようになっていました。
下野毛は等々力よりももう少し北側、高津区にある町工場街で、過去エントリでもご紹介しておりました。
■「BLUE WIN TRAIN」
ものづくりは、木材加工や金属加工だけではありません。
段ボールもたいへん優秀な素材です。
本イベントでは「BLUE WIN TRAIN」と題して、ダンボールで出来た電車にクレヨンやマーカーで自由に装飾ができるようになっていました。
■アクリル板で作るカブレラスタンド
一方こちらは、アクリル板で作るカブレラスタンドです。1枚のアクリル板の素材を隅々まで有効活用しています。
上記写真は川崎フロンターレの脇坂泰斗選手、田中碧選手が作ったものです。
ユース出身の田中碧選手は前回エントリでお伝えした通り、この日の北海道コンサドーレ札幌戦でプロデビューを果たし、後半アディショナルタイムに初ゴールを決めるという歓喜の1日になりました。
■カブレラスタンド「川崎市バージョン」
このカブレラスタンドは、自由にペイントができました。
こちらはサンプルとして展示されていた、川崎市のロゴマークバージョンです。
■「frontale」ロゴの塗装
■左官体験
■かんな体験
■スタンド作り
ほかにも左官体験やサポーターグッズを掛けられるスタンド作りなど、様々なものづくり体験がありました。
どこも盛況で、お子さんを中心に多くの方が楽しんでいました。
■みんなで作る巨大パチンコ
最後にご紹介するのは、みんなで作る巨大パチンコです。
こちらはみんなで釘を打っていくだけですので、気軽に参加できました。
「ものづくり体験」というとそれなりにハードルが高いものもありますが、「川崎ものづくりフェアinとどろき」では、子どもから大人まで参加しやすい企画が多かったように思います。
このようにサッカーに無関係なところでも楽しんでもらえる仕組みが、川崎フロンターレの人気を支えています。
フロンパークの企画だけを楽しんで帰っても良いですし、試合まで観戦しても、さらに熱い時間を過ごすことができるでしょう。
【関連リンク】
・川崎フロンターレ ウェブサイト
・武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ
・2015/5/16エントリ 「川崎ものづくフェアin等々力」のメタル パッチワークアートと、段ボールパーク
・2015/5/31エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(前編)
・2015/6/1エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(後編)
・2017/5/19エントリ 等々力陸上競技場に残る、川崎フロンターレの軌跡。町工場「チーム等々力」の金属加工モニュメント
・2018/9/15エントリ 川崎フロンターレvs北海道コンサドーレ札幌戦で両チーム共同の北海道地震復興支援募金活動を実施、ユース出身田中碧選手がプロデビュー初得点で川崎が7-0圧勝