武蔵小杉の新設校「川崎市立小杉小学校」の校舎がお目見え、2019年4月開校に向けた準備が進む
【Reporter:はつしも】
2019年4月に開校を予定している「川崎市立小杉小学校」の建設現場の仮囲いが取り外され、建設中の校舎がお目見えしました。
校舎北側には3,000㎡の街区公園も整備中であり、周辺の歩道拡張なども行われます。
■建設中の川崎市立小杉小学校
「小杉小学校」は、武蔵小杉駅周辺の再開発による人口増に対応して新設される公立小学校です。
日本医科大学から「旧新丸子キャンパス」跡地を借り受けるかたちで用地を確保しており、この用地には33年間の定期借地権が設定されています。
児童数の急増は一過性のものであること、また将来の少子化等も勘案し、33年経過後にはまた土地利用が転換される可能性があります。
■木の質感を活かした校舎
校舎壁面には木材が使用され、従来型の無機質な校舎とは一線を画したものになっています。
4階建てで、校庭から直接2階にも上がれる階段が設置されていました。
この校舎の屋上には、プールも設置されます。
■体育館
こちらは校舎ともシームレスに接続された体育館です。
コンクリート打ちっぱなしの壁面に、装飾が施されていました。
小杉小学校はグラウンドの面積が非常に限られているため、この体育館の屋上も、3mのフェンスを設置した上でグラウンド的なスペースとして活用されることになっています。
■校舎北側の街区公園
校舎の北側は、小杉小学校とは別に3,000㎡の街区公園が整備されています。
この公園を北側に配置することで、住宅街への日照影響を回避する役割もあるものと思います。
この公園には、滑り台やブランコなどの遊具がすでに設置されていました。
登下校中の寄り道はできませんが、帰宅後や休日などには多くの子どもたちがここで遊ぶのではないでしょうか。
■公園の多目的トイレ
またこの公園には、多目的トイレも設置されていました。
車椅子での利用や、おむつ交換台などのピクトがドアの部分に掲示されています。
また、トイレの建屋の上部にはパトランプが2か所取り付けられていまして、これは内部で警報ボタンを押したりすると作動するようになっているのではないでしょうか。
公園のトイレは防犯上のリスクが指摘されている場所でもありますから、今後はこのような設備も標準になっていくのでしょうかね。
■歩道の拡張
また、小杉小学校や新たな街区公園の外周部では、既存の歩道拡張も行われています。
児童が毎日通学する導線として、安全性を高めることは非常に重要でしょう。
■川崎市立小杉小学校の全景
川崎市立小杉小学校では校章も決定し、対象となる学区の父母に対しての説明会等も開催されています。
2019年4月の開校まであと約半年の期間で、各方面での準備が進められていくところです。
■決定した校章
【関連リンク】
・川崎市教育委員会 小杉駅周辺地区における小学校の新設について
・武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
・2011/10/29エントリ 川崎市と日本医科大学の、小学校新設に向けた協定内容
・2012/2/24エントリ 日本医大再開発:武蔵小杉病院・新丸子校舎を移転、跡地開発および3,000㎡の公園を整備へ
・2012/8/10エントリ 小杉町3丁目東地区に44階・160mタワー、エルシィ跡地に48階・170mタワー建設へ
・2013/1/25エントリ 日本医科大学武蔵小杉病院の移転跡地に都市型住宅・福祉・商業の高層ビル2棟を誘導へ
・2014/2/15エントリ 日本医科大学武蔵小杉病院跡地に三菱地所レジデンスが180mツインタワー・商業施設を建設へ
・2014/9/7エントリ 川崎市が「日本医科大学武蔵小杉再開発計画」に関するアンケート結果を発表
・2015/3/30エントリ 日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発の環境アセスメントが開始、三菱地所レジデンスによる180m・50階建てツインタワー計画が具体化
・2015/7/22エントリ 川崎市が日本医科大学武蔵小杉病院再開発への「地域包括ケアシステム」導入方針を発表、同病院が権利床を川崎市に寄附へ
・2015/12/3エントリ 日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画のイメージパースが公表、武蔵小杉再開発の最終景観がフォトモンタージュに
・2016/3/23エントリ 川崎市が日本医科大学跡地の新設小学校の建築計画を発表、体育館屋上にグラウンドを整備し5階建て校舎とバルコニーで接続
・2016/11/21エントリ 日本医科大学跡地「武蔵小杉駅周辺地区新設小学校」の学校名募集が本日スタート:川崎市教育委員会が12月27日まで受付、2017年度中に正式決定へ
・2016/12/1エントリ 2019年度開校「武蔵小杉駅周辺地区新設小学校」の新学区4案が発表、西丸子小・中原小・上丸子小・今井小が学区変更対象候補に。2017年度中に学区決定へ
・2017/2/26エントリ 日本医科大学新丸子キャンパスの解体がほぼ完了、仮囲いが撤去され新設小学校・公園建設予定の約13,000平米の更地がお目見え
・2017/3/3エントリ 「(仮称)小杉駅周辺地区新設小学校」の名称公募結果が発表:「小杉小学校」が最多応募、「こすぎ小学校」「杉の子小学校」が続く/教室は壁を作らずオープンスペースと一体化
・2017/3/7エントリ 「(仮称)小杉駅周辺地区新設小学校」の通学区案が新たに4案提示、いずれも既存住宅街の対象範囲縮小・小杉町3丁目はタワーマンションのみが対象に
・2017/5/7エントリ 武蔵小杉駅周辺地区新設小学校の学区が2案に絞り込み、既存住宅街への影響を抑制/名称は「小杉小学校」「こすぎ小学校」が最終候補に
・2017/9/9エントリ 武蔵小杉新設小の校名は「川崎市立小杉小学校」、学区は「小杉町2・3丁目」が最終案に決定、2019年4月開校時の新5・6年生とその兄弟には転校免除の特例適用へ
・2018/3/6エントリ 2019年4月開校「川崎市立小杉小学校」の仮囲いに上丸子小・西丸子小・今井小・中原中の皆さんによる「コスギをつなぐ」メッセージが登場
2019年4月に開校を予定している「川崎市立小杉小学校」の建設現場の仮囲いが取り外され、建設中の校舎がお目見えしました。
校舎北側には3,000㎡の街区公園も整備中であり、周辺の歩道拡張なども行われます。
■建設中の川崎市立小杉小学校
「小杉小学校」は、武蔵小杉駅周辺の再開発による人口増に対応して新設される公立小学校です。
日本医科大学から「旧新丸子キャンパス」跡地を借り受けるかたちで用地を確保しており、この用地には33年間の定期借地権が設定されています。
児童数の急増は一過性のものであること、また将来の少子化等も勘案し、33年経過後にはまた土地利用が転換される可能性があります。
■木の質感を活かした校舎
校舎壁面には木材が使用され、従来型の無機質な校舎とは一線を画したものになっています。
4階建てで、校庭から直接2階にも上がれる階段が設置されていました。
この校舎の屋上には、プールも設置されます。
■体育館
こちらは校舎ともシームレスに接続された体育館です。
コンクリート打ちっぱなしの壁面に、装飾が施されていました。
小杉小学校はグラウンドの面積が非常に限られているため、この体育館の屋上も、3mのフェンスを設置した上でグラウンド的なスペースとして活用されることになっています。
■校舎北側の街区公園
校舎の北側は、小杉小学校とは別に3,000㎡の街区公園が整備されています。
この公園を北側に配置することで、住宅街への日照影響を回避する役割もあるものと思います。
この公園には、滑り台やブランコなどの遊具がすでに設置されていました。
登下校中の寄り道はできませんが、帰宅後や休日などには多くの子どもたちがここで遊ぶのではないでしょうか。
■公園の多目的トイレ
またこの公園には、多目的トイレも設置されていました。
車椅子での利用や、おむつ交換台などのピクトがドアの部分に掲示されています。
また、トイレの建屋の上部にはパトランプが2か所取り付けられていまして、これは内部で警報ボタンを押したりすると作動するようになっているのではないでしょうか。
公園のトイレは防犯上のリスクが指摘されている場所でもありますから、今後はこのような設備も標準になっていくのでしょうかね。
■歩道の拡張
また、小杉小学校や新たな街区公園の外周部では、既存の歩道拡張も行われています。
児童が毎日通学する導線として、安全性を高めることは非常に重要でしょう。
■川崎市立小杉小学校の全景
川崎市立小杉小学校では校章も決定し、対象となる学区の父母に対しての説明会等も開催されています。
2019年4月の開校まであと約半年の期間で、各方面での準備が進められていくところです。
■決定した校章
【関連リンク】
・川崎市教育委員会 小杉駅周辺地区における小学校の新設について
・武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
・2011/10/29エントリ 川崎市と日本医科大学の、小学校新設に向けた協定内容
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・2012/8/10エントリ 小杉町3丁目東地区に44階・160mタワー、エルシィ跡地に48階・170mタワー建設へ
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・2015/3/30エントリ 日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発の環境アセスメントが開始、三菱地所レジデンスによる180m・50階建てツインタワー計画が具体化
・2015/7/22エントリ 川崎市が日本医科大学武蔵小杉病院再開発への「地域包括ケアシステム」導入方針を発表、同病院が権利床を川崎市に寄附へ
・2015/12/3エントリ 日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画のイメージパースが公表、武蔵小杉再開発の最終景観がフォトモンタージュに
・2016/3/23エントリ 川崎市が日本医科大学跡地の新設小学校の建築計画を発表、体育館屋上にグラウンドを整備し5階建て校舎とバルコニーで接続
・2016/11/21エントリ 日本医科大学跡地「武蔵小杉駅周辺地区新設小学校」の学校名募集が本日スタート:川崎市教育委員会が12月27日まで受付、2017年度中に正式決定へ
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