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2018年
11月24日

富士通川崎工場再開発により新研究棟北側に多目的グラウンドを新設、アメフト部「フロンティアーズ」や川崎フロンターレのスクール・ユース等の練習場に

【Reporter:はつしも】

現在、富士通川崎工場の敷地内において新たな研究棟の建設が進められています。
その北側にはまだ広い敷地が残されていまして、そこに多目的グラウンドが整備されることがあきらかになりました。

この球技場は富士通のアメリカンフットボール部「フロンティアーズ」や、川崎フロンターレのスクール・ユース等の練習場として活用することが検討されています。

■富士通川崎工場の多目的グラウンド建設地
富士通川崎工場の多目的球技場建設地

グラウンド建設地

富士通川崎工場は、20階建ての本館ビルの北側に広大な敷地があります。
そのすぐ北側に新たな研究棟を建設する計画であることは本サイトですでにお伝えしておりましたが、今回ご紹介するのはそのさらに北側、住宅地に面したエリアです。

上記写真の通り、すでにグラウンドを囲う形で防球ネットが設置されていました。

■グラウンド工事のお知らせ
防球ネット工事のお知らせ

グラウンド工事のお知らせ

北側の歩道に面して、工事のお知らせが掲示されていました。
そこにも「グランド新設工事」であること、「防球ネット」の設置を行っていることが明記されていました。

富士通に確認したところ、冒頭に申し上げた通り、まず明確なのはアメリカンフットボール「フロンティアーズ」の練習場であること、そのほか川崎フロンターレのスクールやユースの練習場として活用することが検討されているということでした。

現状、高津区下野毛にある「下野毛グランド」と近い機能になりそうです。

■富士通の下野毛グランド(川崎グランド)
富士通 川崎グランド

■富士通川崎工場再開発計画の配置図
富士通川崎工場再開発計画の計画図

■工事が大幅に延期された新研究棟の建設
研究棟建設の事業計画

なお、現在の富士通川崎工場本館の北側に計画されている「新研究棟」については、大幅に工期が遅れています。

2011年9月7日の富士通のプレスリリースでは、2015年度下期の完成予定とされていましたが、現在掲示されている「事業計画のお知らせ」では、「2027年1月末」と上書きされています。

11年以上の延期は、相当なものですね。

今回の多目的グラウンドについては、新研究棟にさきがけて完成することになりそうです。
「富士通フェスティバル 春まつり川崎」あたりで、何らか地域にも開放されるとよいなと思います。

■富士通川崎工場の本館ビル
富士通川崎工場の本館ビル 

【関連リンク】
富士通プレスリリース 川崎工場の再開発プロジェクトについて
2011/5/7エントリ 富士通川崎工場の「緑の景観づくり推進事業」
2011/8/27エントリ 富士通川崎工場再開発計画始動、新棟含め建物7棟を建設へ
2011/9/7エントリ 富士通が川崎工場再開発計画をリリース、第一期事業として新棟を2015年度完成へ
2011/9/16エントリ 富士通川崎工場再開発・第一期工事の計画概要
2011/12/20エントリ 富士通川崎工場再開発予定地の現況
2012/6/19エントリ 富士通川崎工場再開発計画の完成イメージ

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