小杉町3丁目東地区再開発始動
武蔵小杉駅の西側、小杉町3丁目地区の再開発計画については、
すでに中央地区の再開発計画が明らかになり、公聴会も行われて
手続きが進められていました。
今回、その中央地区より駅寄りの東地区において、再開発計画が
具体化に向けて動き出すことになりました。6月24日付けの建通
新聞が報じています。
■建通新聞神奈川 武蔵小杉周辺地区で、新再開発計画始動
http://www.kentsu.co.jp/kanagawa/news/p04536.html
記事によると、小杉町三丁目東地区再開発準備組合(角川榮喜理事
長)が再開発プラン策定のためのコンサルタントの選定を開始した
そのこと。
8月ごろにコンサルタントを決定し、2008年度内をめどに、たたき台と
なる基本計画素案をまとめる予定となっています。
■小杉町3丁目地区再開発マップ
小杉町3丁目東地区は、小杉駅南部地区A地区と小杉町3丁目中央
地区の間に位置し、
・マルエツ、小杉アパート
・TSUTAYA
・川崎信用金庫
・現中原図書館
・みずほ銀行
などが含まれる地域です。
上記のうち、マルエツは都市計画道路1号に敷地がかぶっており、
現中原図書館は小杉駅南部地区A地区に移転することからいずれに
せよ取り壊しになります。
■マルエツ 小杉店
■現中原図書館
対象となる敷地の全ての建物が更新されるとは限りませんが、この
再開発が具体化すると、武蔵小杉の再開発エリアがぐっと広がります。
これまでの再開発の中心は武蔵小杉駅の東側でしたが、西側に関して
も、小杉駅南部地区A地区~小杉町3丁目東地区~小杉町3丁目中央
地区と連続性のある広い範囲が再開発されることになります。
この範囲の南側に位置する聖マリアンナ医科大学付属東横病院、
中原警察署も建て替えが完了していることも考えると、この一帯でかなり
既存の建物が更新されるかたちになっていますね。
小杉3丁目東地区の具体的な土地利用方法は全くあきらかになって
いませんが、土地の東西が商業施設+マンション、南が商業(イトー
ヨーカドー)であり、現状の土地自体もその周辺も商業地域であることを
考えると、少なくとも一定割合は商業ということになるのではないかと
思います。
本年度中に素案が明らかになる予定ですので、注視していきたいと
思います。
【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉3丁目地区
2007/10/19エントリ 小杉町3丁目中央地区計画公表!
2007/10/21エントリ 小杉町3丁目中央地区イメージパース
2007/10/24エントリ 小杉町3丁目中央地区フロア構成