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2019年
07月12日

等々力陸上競技場開催「第70回早慶サッカー定期戦」を早大が制し男子8連勝、女子18戦無敗を継続。ハーフタイムにファンキー加藤と両校チアがパフォーマンス

【Reporter:あさお】

本日、等々力陸上競技場において「第70回早慶サッカー定期戦」および「第18回早慶サッカー女子定期戦」が開催されました。

本試合は「早慶クラシコ」と呼ばれる、早稲田大学ア式蹴球部と慶應義塾体育会ソッカー部(※)による伝統の定期戦です。

男子定期戦においては早稲田大学が後半アディショナルタイムに10番・加藤拓己選手がゴールを決め、1-0で劇的な勝利を収めました。
これにより、早稲田大学が定期戦8連勝となります。

※慶應義塾大学では、サッカー部を「ソッカー部」と表記します。

■歓喜の早稲田大学ア式蹴球部

歓喜の早稲田大学ア式蹴球部 

早慶サッカー定期戦

また女子定期戦においても早稲田大学が4-1で勝利しました。
女子においては、定期戦が始まって以来、早稲田大学が18戦無敗を守っています。

■「早慶クラシコ」のフォトスポット 
「早慶クラシコ」のフォトスポット

■「早慶サッカー定期戦」が開催された等々力陸上競技場
早慶サッカー定期戦が開催された等々力陸上競技場

「早慶サッカー定期戦」は、長年国立競技場で開催されてきました。
同競技場が2013年に建て替えのために解体されたことにより、2014年からは等々力陸上競技場で開催されています。

2020年には新国立競技場が供用開始になることから、等々力陸上競技場開催は今回が最後となるかもしれません。

この定期戦は、当日自由席券1,000円で観戦できます。
一部閉鎖エリアはありますが、細かいチケット種別はないため、普段の川崎フロンターレ戦ではあまり行かない席も色々試せるのが特徴です。

今回はメインスタンドの上から、見やすい斜め俯瞰で観戦してみました。

■早稲田大学の応援席
早稲田大学の応援席

■慶應義塾大学の応援席
慶應義塾大学の応援席 

両大学の応援席は、基本的にバックスタンドを二分する形です。
普段のホーム寄りが早稲田大学、ビジター寄りが慶應義塾大学でした。

それぞれの応援席には、緩衝帯はありません。
学生たちのモラルで十分制御可能で、トラブルになるような懸念はあまりないということでしょう。

■早慶サッカーの攻防
早慶サッカーの攻防

早慶サッカーの攻防

早慶サッカーの攻防 

本日の早慶サッカー定期戦は、一進一退の攻防となりました。

慶應義塾大学も押し込む展開がありましたが、決定機を逸するなど決めきることができませんでした。
アディショナルタイム、終了間際で1点を挙げて勝利した早稲田大学のスタンドは、たいへんな歓喜に包まれました。

慶応義塾大学はこれで定期戦は8連敗ですから、また来年に期する思いも強くなったことと思います。

■ハーフタイムショー


ハーフタイムショー

■両大学応援部チアリーディングのパフォーマンス
両大学応援部チアリーディングのパフォーマンス

チアリーディングのパフォーマンス

チアリーディングのパフォーマンス

ハーフタイムショーは、元「FUNKY MONKY BABY」のファンキー加藤さんのライブと、両大学の応援部チアリーディングによるパフォーマンスでした。

両大学合わせて大変多くの部員が集結し、協力してのパフォーマンスは見ごたえがあります。

■試合終了後のエール交換
試合終了後のエール交換

試合は勝敗がわかれましたが、終了後はお互いにエール交換です。

伝統の定期戦として、来年以降も長く早稲田大学・慶応義塾大学の切磋琢磨は続いていくことでしょう。

■メインスタンドから見える武蔵小杉の高層ビル群
メインスタンドから見える武蔵小杉の高層ビル群 

メインスタンドからは、武蔵小杉の高層ビル群がよく見えました。 バックスタンドに広げられているのは、慶應義塾大学のユニフォーム型のビッグフラッグです。

■早スポ・ケイスポ
早スポ・ケイスポ

■応援グッズ
応援グッズ

等々力陸上競技場では、両校のスポーツ新聞「早スポ」「ケイスポ」や応援グッズが配布されていました。
スポーツ新聞は両大学の新聞部が編集されたもので、選手の情報などを知っておくとより観戦が楽しめます。

■天皇杯2回戦「川崎フロンターレvs明治大学戦」
等々力陸上競技場の明治大学応援席

7月3日の天皇杯2回戦では、川崎フロンターレと明治大学が等々力陸上競技場で対戦しました。

1-0で川崎フロンターレが勝利したものの明治大学のパフォーマンスはきわめて高く、大学サッカーの力を証明する形になりました。

等々力陸上競技場では、早慶サッカー定期戦は来年はないかもしれませんが、毎年高校サッカーの試合やユースの試合、当然ながら陸上競技大会などもあります。

様々なスポーツ観戦を、気軽に楽しんでみるのも良いかもしれません。

【関連リンク】
早慶サッカー定期戦 ウェブサイト
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