「多摩川を下る」(番外編):多摩川大橋の川崎市・大田区境界レリーフと、武蔵小杉の風景
【Reporter:はつしも】
本サイトの不定期連載、多摩川サイクリングロードを川崎駅方面に向かう「多摩川を下る」の連載第3回(2017/4/17エントリ)において、「多摩川大橋」とその近くの「多摩川交流センター」、「川崎総合科学高等学校」などをご紹介しました。
当該エントリでは多摩川大橋は素通りしていたのですが、今回は同橋梁の川崎市と東京都の境界や、そこから見える武蔵小杉の風景などをご紹介してみたいと思います。
■多摩川大橋のマップ
■多摩川大橋
多摩川大橋は、国道1号・第二京浜が多摩川を渡る橋梁で、東京都大田区多摩川と川崎市幸区小向仲野町をつないでいます。
上記写真の右側に見える水色の橋は、多摩川大橋と併設されている「多摩川専用橋」で、東京電力とNTTによる送電専用のインフラです。
■武蔵小杉の高層ビル群と、多摩川清掃工場の煙突
この橋梁からは、武蔵小杉の高層ビル群も遠く望むことができます。
左側に見えるのは、大田区の多摩川清掃工場の煙突です。
ここからはより手前ですので、武蔵小杉の高層ビルよりも大きく見えますね。
■川崎市と大田区の境界
そして多摩川大橋の中央部には、川崎市と大田区の境界表示がありました。
大田区側からは「神奈川県川崎市」、川崎市側からは「東京都大田区」の標識が見えます。
■川崎市の木「つばき」
■川崎市の花「つつじ」
境界部の川崎市側には、川崎市の木「つばき」、川崎市の花「つつじ」のレリーフがありました。
これは川崎市制50周年を記念して、1974年に市民の投票により定められたものです。
■大田区の木「くすのき」
■大田区の花「うめ」
そして大田区側にも、大田区の木「くすのき」、大田区の花「うめ」が同様に紹介されていました。
これらは1976年にそれぞれ制定されたものです。
川崎市と同時期に制定されたことになりますが、このころに自治体の「花」「木」などを制定することが流行したのでしょうか。
■川崎総合科学高等学校
多摩川大橋の川崎側のたもとには、前回ご紹介した「川崎総合科学高等学校」があります。
同校は1963年に創立した川崎市立工業高等学校を1993年に改称したもので、その際に学科の再編も行われました。
現在の校舎は1992年竣工、高さ70mの高層ビルで、高等学校の単独校舎としては最も高い建物となっています。
多摩川で視界も開けていますし、ここからの眺めは非常に良さそうですね。
川崎フロンターレを応援し、2017年の紅白歌合戦にも出演したガールズバンド「SHISHAMO」は同校の軽音楽部出身です。
今回のレポートは、以上です。
「多摩川を下る」中でも、堤防のサイクリングロードを少し離れて脇道に行ってみると、また新しい発見がありますね。
【関連リンク】
・川崎総合科学高等学校 ウェブサイト
・2017/1/26エントリ 多摩川を下る(1):ガス橋を渡る、キヤノン本社への長い出勤行列
・2017/2/19エントリ 多摩川を下る(2):中原区・幸区の境界・多摩川を渡る送電線と、古市場小学校前歩道橋からのパノラマ
・2017/4/17エントリ 多摩川を下る(3):ランステーション「多摩川交流センター」から見える、新川崎・武蔵小杉・多摩川大橋・「SHISHAMO」出身校の川崎総合科学高等学校
・2017/5/5エントリ 多摩川を下る(4):川崎競馬場の練習馬場・小向トレーニングセンターを駆ける競走馬
・2017/10/16エントリ 多摩川を下る(5):川崎競馬場の練習馬場(続)・朝練を終えて多摩沿線道路を渡る競走馬
・2017/11/20エントリ 多摩川を下る(6):多摩川河川敷から、神奈川県に番組を発信。「アール・エフラジオ日本川崎幸放送局」の送信設備
本サイトの不定期連載、多摩川サイクリングロードを川崎駅方面に向かう「多摩川を下る」の連載第3回(2017/4/17エントリ)において、「多摩川大橋」とその近くの「多摩川交流センター」、「川崎総合科学高等学校」などをご紹介しました。
当該エントリでは多摩川大橋は素通りしていたのですが、今回は同橋梁の川崎市と東京都の境界や、そこから見える武蔵小杉の風景などをご紹介してみたいと思います。
■多摩川大橋のマップ
■多摩川大橋
多摩川大橋は、国道1号・第二京浜が多摩川を渡る橋梁で、東京都大田区多摩川と川崎市幸区小向仲野町をつないでいます。
上記写真の右側に見える水色の橋は、多摩川大橋と併設されている「多摩川専用橋」で、東京電力とNTTによる送電専用のインフラです。
■武蔵小杉の高層ビル群と、多摩川清掃工場の煙突
この橋梁からは、武蔵小杉の高層ビル群も遠く望むことができます。
左側に見えるのは、大田区の多摩川清掃工場の煙突です。
ここからはより手前ですので、武蔵小杉の高層ビルよりも大きく見えますね。
■川崎市と大田区の境界
そして多摩川大橋の中央部には、川崎市と大田区の境界表示がありました。
大田区側からは「神奈川県川崎市」、川崎市側からは「東京都大田区」の標識が見えます。
■川崎市の木「つばき」
■川崎市の花「つつじ」
境界部の川崎市側には、川崎市の木「つばき」、川崎市の花「つつじ」のレリーフがありました。
これは川崎市制50周年を記念して、1974年に市民の投票により定められたものです。
■大田区の木「くすのき」
■大田区の花「うめ」
そして大田区側にも、大田区の木「くすのき」、大田区の花「うめ」が同様に紹介されていました。
これらは1976年にそれぞれ制定されたものです。
川崎市と同時期に制定されたことになりますが、このころに自治体の「花」「木」などを制定することが流行したのでしょうか。
■川崎総合科学高等学校
多摩川大橋の川崎側のたもとには、前回ご紹介した「川崎総合科学高等学校」があります。
同校は1963年に創立した川崎市立工業高等学校を1993年に改称したもので、その際に学科の再編も行われました。
現在の校舎は1992年竣工、高さ70mの高層ビルで、高等学校の単独校舎としては最も高い建物となっています。
多摩川で視界も開けていますし、ここからの眺めは非常に良さそうですね。
川崎フロンターレを応援し、2017年の紅白歌合戦にも出演したガールズバンド「SHISHAMO」は同校の軽音楽部出身です。
今回のレポートは、以上です。
「多摩川を下る」中でも、堤防のサイクリングロードを少し離れて脇道に行ってみると、また新しい発見がありますね。
【関連リンク】
・川崎総合科学高等学校 ウェブサイト
・2017/1/26エントリ 多摩川を下る(1):ガス橋を渡る、キヤノン本社への長い出勤行列
・2017/2/19エントリ 多摩川を下る(2):中原区・幸区の境界・多摩川を渡る送電線と、古市場小学校前歩道橋からのパノラマ
・2017/4/17エントリ 多摩川を下る(3):ランステーション「多摩川交流センター」から見える、新川崎・武蔵小杉・多摩川大橋・「SHISHAMO」出身校の川崎総合科学高等学校
・2017/5/5エントリ 多摩川を下る(4):川崎競馬場の練習馬場・小向トレーニングセンターを駆ける競走馬
・2017/10/16エントリ 多摩川を下る(5):川崎競馬場の練習馬場(続)・朝練を終えて多摩沿線道路を渡る競走馬
・2017/11/20エントリ 多摩川を下る(6):多摩川河川敷から、神奈川県に番組を発信。「アール・エフラジオ日本川崎幸放送局」の送信設備