歩行者優先「多摩川サイクリングコース」の誤解を払拭する愛称が「かわさき多摩川ふれあいロード」に決定、等々力緑地北側では河津桜が見頃に
【Reporter:はつしも】
川崎市内の多摩川河川敷および堤防には、遊歩道として「多摩川サイクリングコース」がかねてから整備されていました。
このコースは基本的に歩行者優先の遊歩道でしたが、自転車も通行できることと「サイクリングコース」という名称から、自転車優先というイメージが先行していました。
そのため、自転車がかなりのスピードを出して走行し、歩行者から改善を求める声が出ていたということです。
そこで川崎市では、利用者の安全性向上と更なる賑わいの創出のため、コースの愛称を2019年10月に募集しました。
外部有識者や市民委員が選定した4案に対して市民によるWeb投票を実施した結果、「かわさき多摩川ふれあいロード」が愛称として決定しました。
その「かわさき多摩川ふれあいロード」では、等々力緑地の北側で河津桜が見ごろになっていましたので、ご紹介します。
■「かわさき多摩川ふれあいロード」
■等々力緑地北側の河津桜
多摩川河川敷には、流域ごとにさまざまな植物の姿を見ることができます。
その中でも河津桜は、等々力緑地北側、等々力保育園近くにありました。
20mほどのエリアに、地域の有志の方によって5本の河津桜が植えられています。
■満開直前の河津桜
■足元に落ちた花弁
河津桜は撮影時点においては満開には至っていませんでしたが、足元には花弁がまるごと、点々と落ちていました。
はて、と見上げてみると、その理由はすぐにわかりました。
■花弁をついばむ野鳥
野鳥が花の蜜を求めて、花弁をついばんでいたのですね。
こうした姿は、今から4年前の江川せせらぎ遊歩道でも見かけまして、2016/2/27エントリでご紹介しておりました。
■河津桜付近から見た武蔵小杉
このエリア付近から見た武蔵小杉の高層ビル群は、以前にもご紹介しておりました。
ただ、「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」や「Kosugi 3rd Avenue」など、その時よりもビルの数がさらに増えています。
■令和元年台風19号の爪痕が残る多摩川
一方、目線を多摩川のほうに移すと、「令和元年台風19号」によって倒れた木々の姿が、生々しく残っています。
多摩川河川敷のグラウンドなどもいまだ使えない場所が多く、被害の回復にはまだまだ時間がかかりそうです。
毎年必ず咲いてくれる河津桜を楽しみつつ、自然災害の力の大きさも改めて認識いたしました。
■周辺の八重桜(2018年4月撮影)
なお、河津桜の周辺500mほどには、ほかにもソメイヨシノ や八重桜、大島桜、淡墨桜などの木々が植えられています。
これらの木々も2000年頃から地域の有志の方が植えられたものだそうで、今後時間差をつけて開花していきます。
上記写真は2018年4月に撮影したもので、当時のエントリでご紹介をしておりました。
詳細は関連リンクもご参照ください。
【関連リンク】
・武蔵小杉ライフ:生活情報:公園・公開空地 多摩川緑地
・2016/2/27エントリ 江川せせらぎ遊歩道の河津桜が見頃に:鳥の蜜の吸い方2種と、大きなお雛様登場
・2017/2/24エントリ ひと足先に、武蔵小杉で春気分。多摩川土手・等々力緑地北側の河津桜が見ごろに
・2018/3/1エントリ 二ヶ領用水・南武沿線道路南側の「河津桜」ライトアップ
・2018/4/15エントリ 等々力緑地の彩り豊かな花壇と、多摩川土手の八重桜
・2019/3/16エントリ 二ヶ領用水の桜模様。「河津桜」「寒緋桜」の花弁と、総合自治会館近くのソメイヨシノ「桜のトンネル」伐採
川崎市内の多摩川河川敷および堤防には、遊歩道として「多摩川サイクリングコース」がかねてから整備されていました。
このコースは基本的に歩行者優先の遊歩道でしたが、自転車も通行できることと「サイクリングコース」という名称から、自転車優先というイメージが先行していました。
そのため、自転車がかなりのスピードを出して走行し、歩行者から改善を求める声が出ていたということです。
そこで川崎市では、利用者の安全性向上と更なる賑わいの創出のため、コースの愛称を2019年10月に募集しました。
外部有識者や市民委員が選定した4案に対して市民によるWeb投票を実施した結果、「かわさき多摩川ふれあいロード」が愛称として決定しました。
その「かわさき多摩川ふれあいロード」では、等々力緑地の北側で河津桜が見ごろになっていましたので、ご紹介します。
■「かわさき多摩川ふれあいロード」
■等々力緑地北側の河津桜
多摩川河川敷には、流域ごとにさまざまな植物の姿を見ることができます。
その中でも河津桜は、等々力緑地北側、等々力保育園近くにありました。
20mほどのエリアに、地域の有志の方によって5本の河津桜が植えられています。
■満開直前の河津桜
■足元に落ちた花弁
河津桜は撮影時点においては満開には至っていませんでしたが、足元には花弁がまるごと、点々と落ちていました。
はて、と見上げてみると、その理由はすぐにわかりました。
■花弁をついばむ野鳥
野鳥が花の蜜を求めて、花弁をついばんでいたのですね。
こうした姿は、今から4年前の江川せせらぎ遊歩道でも見かけまして、2016/2/27エントリでご紹介しておりました。
■河津桜付近から見た武蔵小杉
このエリア付近から見た武蔵小杉の高層ビル群は、以前にもご紹介しておりました。
ただ、「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」や「Kosugi 3rd Avenue」など、その時よりもビルの数がさらに増えています。
■令和元年台風19号の爪痕が残る多摩川
一方、目線を多摩川のほうに移すと、「令和元年台風19号」によって倒れた木々の姿が、生々しく残っています。
多摩川河川敷のグラウンドなどもいまだ使えない場所が多く、被害の回復にはまだまだ時間がかかりそうです。
毎年必ず咲いてくれる河津桜を楽しみつつ、自然災害の力の大きさも改めて認識いたしました。
■周辺の八重桜(2018年4月撮影)
なお、河津桜の周辺500mほどには、ほかにもソメイヨシノ や八重桜、大島桜、淡墨桜などの木々が植えられています。
これらの木々も2000年頃から地域の有志の方が植えられたものだそうで、今後時間差をつけて開花していきます。
上記写真は2018年4月に撮影したもので、当時のエントリでご紹介をしておりました。
詳細は関連リンクもご参照ください。
【関連リンク】
・武蔵小杉ライフ:生活情報:公園・公開空地 多摩川緑地
・2016/2/27エントリ 江川せせらぎ遊歩道の河津桜が見頃に:鳥の蜜の吸い方2種と、大きなお雛様登場
・2017/2/24エントリ ひと足先に、武蔵小杉で春気分。多摩川土手・等々力緑地北側の河津桜が見ごろに
・2018/3/1エントリ 二ヶ領用水・南武沿線道路南側の「河津桜」ライトアップ
・2018/4/15エントリ 等々力緑地の彩り豊かな花壇と、多摩川土手の八重桜
・2019/3/16エントリ 二ヶ領用水の桜模様。「河津桜」「寒緋桜」の花弁と、総合自治会館近くのソメイヨシノ「桜のトンネル」伐採