武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2020年
07月29日

法政通り商店街・中原ブックランド旧本店入居ビル跡地に東急が23階建て住宅・商業複合ビルを建設決定、フォトレインボーは44年間の営業を一時終了

【Reporter:はつしも】

法政通り商店街の、旧中原ブックランド本店入居ビルが取り壊しとなり、約3年ほどで新しいビルを建設する計画であることを本サイトではこれまでにお伝えしておりました。

このたび、東急株式会社が事業主となり、「(仮称)武蔵小杉計画」として高さ83.22m、23階建ての住宅・商業複合ビルとして再開発されることがわかりましたので、お伝えします。
 
■「(仮称)武蔵小杉計画」の概要
事業の内容 共同住宅(160戸)および店舗
高さ 81.22m
階数 23階
事業者 東急株式会社 沿線開発事業部 
建築者 長谷工コーポレーション 

■開発区域
開発区域マップ

■旧中原ブックランド本店入居ビル
旧中原ブックランド本店入居ビル

「(仮称)武蔵小杉計画」による複合ビルが建設される旧中原ブックランド本店入居ビルは、法政通り商店街の入口近くにあります。

旧中原ブックランド本店はURとの契約により長年入居していましたが、6月末をもって契約満了となり退去となりました。

それに先立って「ジョナサン武蔵小杉店」も5月30日に閉店し、上階の共同住宅も退去となって解体に向けての準備が進められてきたところです。

そして前掲の通り、再開発ビルの事業主はURではなく、東急株式会社が実施することとなりました。

高さ83.22m、23階建てということで、隣のナイスグランソレイユ武蔵小杉の13階を大きく上回ります。

横須賀線武蔵小杉駅前の「レジデンス・ザ・武蔵小杉」(デリド入居マンション)が高さ76.25、24階建てです。
これよりも少し高いビルとなるのは、低層部が一定割合店舗になるからではないでしょうか。

本日現在、この事業計画は現地で公示されていません。
ただそう遠からず、掲示が出るのではないでしょうか。

■「フォトレインボー」一旦営業終了
「フォトレインボー」一旦閉店

フォトレインボー一旦閉店

中原ブックランド本店は府中街道沿いの近接地に仮設オープンしましたが、「フォトレインボー」は7月5日にいったん営業終了となりました。

掲示によると、44年にわたって営業をしてきたということです。

ただ、「一時営業終了」「今後については改めてお知らせいたします」とあり、完全閉店ではないようです。

移転先の確保などができましたら、また営業再開もされるのではないでしょうか。

■電話ボックス閉鎖とATM跡地
電話ボックス閉鎖とATM跡地

ATMの営業終了

電話ボックス廃止工事のお知らせ

そしてビルに隣接して設置されていた、ATMと電話ボックスも閉鎖されます。
ATMはすでに撤去が完了し、電話ボックスも8月1日までに撤去が行われることが告知されていました。

新ビルが完成したあかつきには、公衆電話機はあらためて設置される予定です。

新ビルの詳細はまだわかりませんが、東急株式会社の沿線開発ということであれば、期待できるような気がいたします。

府中街道拡幅後の商店街の入口にふさわしい、地域のニーズに応える施設になればよいと思います。

【関連リンク】 
中原ブックランド ウェブサイト
フォトレインボー ウェブサイト
2020/5/13エントリ 中原ブックランドのビル1階「ジョナサン武蔵小杉店」が2020年5月30日(土)閉店決定
2020/6/3エントリ 中原ブックランド本店がURとの契約満了により6/5現店舗営業終了・仮設店舗に移転し6/15営業開始、現行ビルは6月末解体へ
2020/6/16エントリ 中原ブックランド仮設店舗が府中街道沿い・東急線高架近くで営業開始、約3年後に旧店舗跡地の新ビルに再移転へ

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