武蔵小杉にバードウォッチングの季節到来、二ヶ領用水近くで「コゲラ」を観察
【Reporter:はつしも】
川崎市内では、さまざまな種類の野鳥の姿を見ることができます。
特に冬は木々から葉が落ちるため、バードウォッチングに好適なシーズンといえます。
先日、日本でもっとも小さいキツツキとされる「コゲラ」を二ヶ領用水近くで見かけましたので、ご紹介します。
■二ヶ領用水近くで見かけた「コゲラ」
「コゲラ」は、漢字表記では「小啄木鳥」、すなわち小さい啄木鳥(キツツキ)ということになります。
最近では都市部にも生息するようになりまして、決して珍しい鳥というわけではありません。
全長は約15cm、翼を広げた長さは約37cm程度で、わかりやすく例えるならばスズメと同じくらいの大きさです。
翼の縞模様が特徴的ですから、見た目で判別しやすいでしょう。
つがいがいれば行動することが多いのですが、この時は単独行動のようでした。
■ドラミングをするコゲラ
コゲラは小さいながらも、キツツキ特有のドラミング(くちばしで木をトントン叩いてドラムのように音を出す)を行います。
この時も木の枝の先端部分などを叩いて、リズミカルな音を出していました。
このドラミングは、なわばりの主張や求愛行動の一種とされています。
コゲラはそれぞれになわばりをもっていまして、基本的には同じ場所に定住し続ける生態があるようです。
キツツキのドラミングを、武蔵小杉周辺の街中で見ることはあまりないでしょうから、コゲラを見かけたら注目してみてください。
■コゲラと同サイズのスズメ
こちらは、コゲラと同サイズのスズメです。
スズメはコゲラよりもはるかに街中での生息数が多く、頻繁に見かけますね。
このときは渋川沿いのカーブミラーの上に2羽、とまっていました。
■「ワカケホンセイインコ」
川崎市内には、ペットとして飼っていたものが野生化して、繁殖しているケースも近年増加してきました。
最近では等々力緑地のインコが話題になっていますが、上記は2016/2/27エントリでご紹介した、江川せせらぎ遊歩道の「ワカケホンセイインコ」です。
写真は河津桜の満開の時期、花弁の蜜を吸っているところです。
ご覧の通りくちばしが湾曲しているため、ストローのように蜜を吸うことはできず、食べ散らかすような形になっています。
■「ヒヨドリ」
こちらは同エントリでご紹介した「ヒヨドリ」です。
「ワカケホンセイインコ」と違ってくちばしが細くまっすぐなため、ストローのように蜜を吸うことができます。
なお、本サイトは特段小鳥に詳しいわけではなく、このインコやヒヨドリの名前も、同時のエントリでコメントくださった方に教えていただきました。
小鳥がいても普段はスルーしてしまいますが、ふと注目してみると、新しい発見があります。
■かわさき多摩川ふれあいロードで見かけたムクドリ
【関連リンク】
・2016/2/27エントリ 江川せせらぎ遊歩道の河津桜が見頃に:鳥の蜜の吸い方2種と、大きなお雛様登場
・2017/4/21エントリ 多摩川土手・等々力緑地北側の桜ゾーンで、4月1日解散「多摩川さくらの会」による八重桜「紅華」「福禄寿」が満開に
・2018/8/13エントリ 法政通り商店街の1958年七夕祭りチラシに掲載「森小鳥店」が閉店、60年以上の歴史に幕
川崎市内では、さまざまな種類の野鳥の姿を見ることができます。
特に冬は木々から葉が落ちるため、バードウォッチングに好適なシーズンといえます。
先日、日本でもっとも小さいキツツキとされる「コゲラ」を二ヶ領用水近くで見かけましたので、ご紹介します。
■二ヶ領用水近くで見かけた「コゲラ」
「コゲラ」は、漢字表記では「小啄木鳥」、すなわち小さい啄木鳥(キツツキ)ということになります。
最近では都市部にも生息するようになりまして、決して珍しい鳥というわけではありません。
全長は約15cm、翼を広げた長さは約37cm程度で、わかりやすく例えるならばスズメと同じくらいの大きさです。
翼の縞模様が特徴的ですから、見た目で判別しやすいでしょう。
つがいがいれば行動することが多いのですが、この時は単独行動のようでした。
■ドラミングをするコゲラ
コゲラは小さいながらも、キツツキ特有のドラミング(くちばしで木をトントン叩いてドラムのように音を出す)を行います。
この時も木の枝の先端部分などを叩いて、リズミカルな音を出していました。
このドラミングは、なわばりの主張や求愛行動の一種とされています。
コゲラはそれぞれになわばりをもっていまして、基本的には同じ場所に定住し続ける生態があるようです。
キツツキのドラミングを、武蔵小杉周辺の街中で見ることはあまりないでしょうから、コゲラを見かけたら注目してみてください。
■コゲラと同サイズのスズメ
こちらは、コゲラと同サイズのスズメです。
スズメはコゲラよりもはるかに街中での生息数が多く、頻繁に見かけますね。
このときは渋川沿いのカーブミラーの上に2羽、とまっていました。
■「ワカケホンセイインコ」
川崎市内には、ペットとして飼っていたものが野生化して、繁殖しているケースも近年増加してきました。
最近では等々力緑地のインコが話題になっていますが、上記は2016/2/27エントリでご紹介した、江川せせらぎ遊歩道の「ワカケホンセイインコ」です。
写真は河津桜の満開の時期、花弁の蜜を吸っているところです。
ご覧の通りくちばしが湾曲しているため、ストローのように蜜を吸うことはできず、食べ散らかすような形になっています。
■「ヒヨドリ」
こちらは同エントリでご紹介した「ヒヨドリ」です。
「ワカケホンセイインコ」と違ってくちばしが細くまっすぐなため、ストローのように蜜を吸うことができます。
なお、本サイトは特段小鳥に詳しいわけではなく、このインコやヒヨドリの名前も、同時のエントリでコメントくださった方に教えていただきました。
小鳥がいても普段はスルーしてしまいますが、ふと注目してみると、新しい発見があります。
■かわさき多摩川ふれあいロードで見かけたムクドリ
【関連リンク】
・2016/2/27エントリ 江川せせらぎ遊歩道の河津桜が見頃に:鳥の蜜の吸い方2種と、大きなお雛様登場
・2017/4/21エントリ 多摩川土手・等々力緑地北側の桜ゾーンで、4月1日解散「多摩川さくらの会」による八重桜「紅華」「福禄寿」が満開に
・2018/8/13エントリ 法政通り商店街の1958年七夕祭りチラシに掲載「森小鳥店」が閉店、60年以上の歴史に幕