JR東日本横浜支社が武蔵中原駅など8駅限定で「駅カード」を配布、南武線E233系や川崎フロンターレ発車メロディなど駅プロフィールを紹介
【Reporter:はつしも】
JR東日本横浜支社では、管内を走る列車をデザインした「駅カード」を8駅限定で配布しています。
配布駅は鶴見駅・武蔵中原駅・中山駅・根岸駅・逗子駅・茅ヶ崎駅・小田原駅で、川崎市内では唯一武蔵中原駅が選ばれています。
武蔵中原駅の駅カードでは表面に南武線「E233系」が描かれ、裏面には武蔵中原駅の紹介が掲載されていました。
JR東日本横浜支社エリアでは初の試みで、2021年3月31日までが配布期間となっています。
■JR武蔵中原駅
JR武蔵中原駅は、南武線で武蔵小杉駅から1駅目にあたります。
駅前に富士通川崎工場があることなどから、乗車人員は1日平均34,198人と南武線の中でも上位にあたります。
隣接して「鎌倉車両センター中原支所(旧中原電車区)」があり、2面4線のホーム(ホームの島が2つ、線路が4線)を有して快速電車の乗り継ぎや、車両センターとの間で始発・終着電車の出入りも行われます。
路線の乗り換えはありませんが、南武線内において重要性の高い駅といえるでしょう。
■南武線デザインの階段
■南武線デザインの「みどりの窓口」
■「駅カード」の案内
武蔵中原駅は前述のような「南武線の拠点」としての一面もあり、階段や「みどりの窓口」が南武線デザインになっていました。
このうち「みどりの窓口」については、昨年の2020/11/9エントリでご紹介しておりました。
窓口前で「駅カード」の案内リーフレットが配布されています。
まずはこのリーフレットを受領しましょう。
このリーフレットには、8駅のカード受領チェック欄や、各駅周辺の散策案内等が掲載されています。
武蔵中原駅からのルートでは、等々力緑地が紹介されていました。
■「駅カード」が配布されているニューデイズ
「駅カード」が配布されているのは、各駅のニューデイズです。
武蔵中原駅のニューデイズは、改札口外側に1店舗あります。
同店のレジで、カードを受領しましょう。
その際に、前掲のリーフレットに受領チェックを入れてもらいます。
なお、これはスタンプラリーではありませんので、コンプリート特典はありません。
■JR武蔵中原駅のカード(表面)
さて、こちらがJR武蔵中原駅のカードです。
表面は南武線で2014年から導入が始まった「E233系」車両が描かれていました。
沿線の特産品「多摩川梨」の姿も見え、右上・左下の音符は「音楽のまち・かわさき」を表現したものと思います。
■JR武蔵中原駅のカード(裏面)
続いて、裏面には、JR武蔵中原駅の紹介がありました。
開業は1927年3月9日で、これは前身の南武鉄道の川崎駅~登戸駅間の開業日です。
南武線のなかでも、早い段階で開業した駅ということになります。
電報略号は「トニムナ」とあります。
これは駅名を略したもので、「トニ」が国鉄時代の「東京西鉄道管理局」、「ムナ」が「『ム』サシ『ナ』カハラ」を示しています。
ちなみに「武蔵小杉駅」は「トニムコ」ではなく「トニスキ」となります。
「トニムコ」は「武蔵小金井駅」で、重複を避けた略号になったものでしょう。
また武蔵中原駅は川崎フロンターレのホームグラウンドである等々力陸上競技場に近いため、2013年から発車メロディが川崎フロンターレの応援歌(チャント)になっていることが、あわせてカードで紹介されていました。
■JR武蔵中原駅の発車メロディ(上り線「FRONTALE2000」)
■JR武蔵中原駅の発車メロディ(上り線「FRONTALE20000」)
こちらは、2013年当時のエントリで発車メロディを紹介した動画です。
JR武蔵中原駅での川崎フロンターレ応援歌採用は、2012年12月6日からの東横線武蔵小杉駅・新丸子駅での採用に続くもので、周辺自治会の後押しとJR東日本の賛同により実現しました。
上り線は「FRONTALE2000」、下り線は「FRONTALE20000」という曲で、それぞれサポーターが2000年・2001年に作詞・作曲したものです。
駅カード1枚から、いろいろ紐解いていけることがありますね。
8駅をコレクションするのは大変ですが、武蔵中原駅に立ち寄る機会がありましたら、とりあえず貰ってみてはと思います。
その他コンプリートを目指す場合など、詳細は関連リンクからJR東日本横浜支社のニュースリリースをご参照ください。
【関連リンク】
・JR東日本横浜支社ニュースリリース JR東日本横浜支社エリア初「駅カード」 を配布します!(PDF)
(武蔵中原駅関連)
・2013/1/24エントリ JR武蔵中原駅の発車メロディがフロンターレの応援歌に
・2015/5/9エントリ 南武線各駅開業88周年記念展示(2):「武蔵中原駅」
・2016/11/9エントリ 体験型の駅構内イベント「武蔵中原ステーションラボ」開催レポート:鉄道ジオラマには武蔵小杉と富士通川崎工場?が登場、昔の電車写真も展示
・2017/1/19エントリ JR武蔵中原駅ホームから望む、中原街道行く先の富士山
・2020/11/9エントリ JR武蔵中原駅の「みどりの窓口」が南武線デザインに、「快速武蔵中原行」が登場
(南武線関連)
・2011/4/13エントリ 南武線快速電車が運行開始
・2014/11/5エントリ JR南武線新型車両「E233系」乗車レポート
・2015/1/9エントリ 南武線「205系」が引退、臨時列車「ありがとう運転」を本日実施/1月31日まで武蔵小杉駅等でJR社員による写真を展示
(南武支線関連)
・2015/1/19エントリ 八丁畷から、無人改札乗り換え。南武支線乗車レポート
・2015/2/5エントリ 川崎市とJR東日本が包括連携協定を締結、南武支線に「(仮称)小田栄新駅」を2016年3月開業へ
・2015/12/22エントリ 南武支線の新駅「小田栄駅」が2016年3月26日開業決定、朝ラッシュ時にダイヤ増発
・2017/2/16エントリ JR武蔵中原駅ホームに停車の「南武支線」車両で、「音楽のまち・かわさき」と川崎の海のデザインを見る
(鎌倉車両センター中原支所(旧中原電車区)関連)
・2007/9/28エントリ 南武線の車庫・中原電車区
・2012/5/30エントリ 中原電車区の鶴見線車両と、クモヤ145形
JR東日本横浜支社では、管内を走る列車をデザインした「駅カード」を8駅限定で配布しています。
配布駅は鶴見駅・武蔵中原駅・中山駅・根岸駅・逗子駅・茅ヶ崎駅・小田原駅で、川崎市内では唯一武蔵中原駅が選ばれています。
武蔵中原駅の駅カードでは表面に南武線「E233系」が描かれ、裏面には武蔵中原駅の紹介が掲載されていました。
JR東日本横浜支社エリアでは初の試みで、2021年3月31日までが配布期間となっています。
■JR武蔵中原駅
JR武蔵中原駅は、南武線で武蔵小杉駅から1駅目にあたります。
駅前に富士通川崎工場があることなどから、乗車人員は1日平均34,198人と南武線の中でも上位にあたります。
隣接して「鎌倉車両センター中原支所(旧中原電車区)」があり、2面4線のホーム(ホームの島が2つ、線路が4線)を有して快速電車の乗り継ぎや、車両センターとの間で始発・終着電車の出入りも行われます。
路線の乗り換えはありませんが、南武線内において重要性の高い駅といえるでしょう。
■南武線デザインの階段
■南武線デザインの「みどりの窓口」
■「駅カード」の案内
武蔵中原駅は前述のような「南武線の拠点」としての一面もあり、階段や「みどりの窓口」が南武線デザインになっていました。
このうち「みどりの窓口」については、昨年の2020/11/9エントリでご紹介しておりました。
窓口前で「駅カード」の案内リーフレットが配布されています。
まずはこのリーフレットを受領しましょう。
このリーフレットには、8駅のカード受領チェック欄や、各駅周辺の散策案内等が掲載されています。
武蔵中原駅からのルートでは、等々力緑地が紹介されていました。
■「駅カード」が配布されているニューデイズ
「駅カード」が配布されているのは、各駅のニューデイズです。
武蔵中原駅のニューデイズは、改札口外側に1店舗あります。
同店のレジで、カードを受領しましょう。
その際に、前掲のリーフレットに受領チェックを入れてもらいます。
なお、これはスタンプラリーではありませんので、コンプリート特典はありません。
■JR武蔵中原駅のカード(表面)
さて、こちらがJR武蔵中原駅のカードです。
表面は南武線で2014年から導入が始まった「E233系」車両が描かれていました。
沿線の特産品「多摩川梨」の姿も見え、右上・左下の音符は「音楽のまち・かわさき」を表現したものと思います。
■JR武蔵中原駅のカード(裏面)
続いて、裏面には、JR武蔵中原駅の紹介がありました。
開業は1927年3月9日で、これは前身の南武鉄道の川崎駅~登戸駅間の開業日です。
南武線のなかでも、早い段階で開業した駅ということになります。
電報略号は「トニムナ」とあります。
これは駅名を略したもので、「トニ」が国鉄時代の「東京西鉄道管理局」、「ムナ」が「『ム』サシ『ナ』カハラ」を示しています。
ちなみに「武蔵小杉駅」は「トニムコ」ではなく「トニスキ」となります。
「トニムコ」は「武蔵小金井駅」で、重複を避けた略号になったものでしょう。
また武蔵中原駅は川崎フロンターレのホームグラウンドである等々力陸上競技場に近いため、2013年から発車メロディが川崎フロンターレの応援歌(チャント)になっていることが、あわせてカードで紹介されていました。
■JR武蔵中原駅の発車メロディ(上り線「FRONTALE2000」)
■JR武蔵中原駅の発車メロディ(上り線「FRONTALE20000」)
こちらは、2013年当時のエントリで発車メロディを紹介した動画です。
JR武蔵中原駅での川崎フロンターレ応援歌採用は、2012年12月6日からの東横線武蔵小杉駅・新丸子駅での採用に続くもので、周辺自治会の後押しとJR東日本の賛同により実現しました。
上り線は「FRONTALE2000」、下り線は「FRONTALE20000」という曲で、それぞれサポーターが2000年・2001年に作詞・作曲したものです。
駅カード1枚から、いろいろ紐解いていけることがありますね。
8駅をコレクションするのは大変ですが、武蔵中原駅に立ち寄る機会がありましたら、とりあえず貰ってみてはと思います。
その他コンプリートを目指す場合など、詳細は関連リンクからJR東日本横浜支社のニュースリリースをご参照ください。
【関連リンク】
・JR東日本横浜支社ニュースリリース JR東日本横浜支社エリア初「駅カード」 を配布します!(PDF)
(武蔵中原駅関連)
・2013/1/24エントリ JR武蔵中原駅の発車メロディがフロンターレの応援歌に
・2015/5/9エントリ 南武線各駅開業88周年記念展示(2):「武蔵中原駅」
・2016/11/9エントリ 体験型の駅構内イベント「武蔵中原ステーションラボ」開催レポート:鉄道ジオラマには武蔵小杉と富士通川崎工場?が登場、昔の電車写真も展示
・2017/1/19エントリ JR武蔵中原駅ホームから望む、中原街道行く先の富士山
・2020/11/9エントリ JR武蔵中原駅の「みどりの窓口」が南武線デザインに、「快速武蔵中原行」が登場
(南武線関連)
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(鎌倉車両センター中原支所(旧中原電車区)関連)
・2007/9/28エントリ 南武線の車庫・中原電車区
・2012/5/30エントリ 中原電車区の鶴見線車両と、クモヤ145形