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2021年
06月24日

綱島・池上変電所を結ぶ送電鉄塔「相武線」が多摩川を渡る、古市場「No.23鉄塔」を真下から見上げる

【Reporter:はつしも】

川崎市には、多数の送電鉄塔があります。
今回はこのうち、多摩川を渡る東京電力の「相武線」の送電鉄塔「No.23」を訪れてみました。

■多摩川河川敷の「相武線No.23」
多摩川河川敷の送電鉄塔「相武線NO.23」

送電鉄塔「相武線NO.23」

「相武線」は、横浜市港北区の「綱島変電所」と、東京都大田区の「池上変電所」を結ぶ送電線です。

「No.0」から「No.32」までの送電鉄塔があり、ちょうど多摩川を渡った川崎市幸区古市場にあるのが、「No.23」です。

東京都大田区側に見える水色の煙突は「多摩川清掃工場」のもので、川崎市側からもよく見えますので、目印になるでしょう。

■送電鉄塔「相武線NO.23」
送電鉄塔「相武線NO.23」

相武線NO.23

送電鉄塔には、東京電力による「相武線NO.23」のプレートが取り付けられていました。

街なかにある送電鉄塔は足元の部分がフェンスで覆われていて近づけないことが多いのですが、ここは普通に河川敷の中で歩行できるようになっています。

■送電鉄塔「相武線NO.23」を真下から見上げて
送電鉄塔「相武線NO.23」を真下から見上げて

■送電鉄塔の最上部
送電鉄塔の最上部

通常は近づけない送電鉄塔の真下に行けるということで、当然ここでは真下から見上げた写真を記録しておきたいと思います。

こうしてみると、四方向に放射状に広がる4本の柱を頂点として、正方形が90度ずつ角度をかえながら柱を補強していることがわかります。

図形の数学的な美しさを、思いがけず感じることができました。

■監視カメラも装備
監視カメラも装備

なお、送電鉄塔には、監視カメラも完備しています。

普通に眺める分には問題ありませんが、当然登ったりはできません。
安全管理のため、東京電力がモニタリングをされていることと思います。

送電鉄塔のナンバリングは綱島変電所が起点で、0番~7番が横浜市、8番~23番までが川崎市、23番~32番が東京都となっています。

それぞれナンバリングが掲示されていますから、送電鉄塔を辿る旅をしてみても良いかもしれません。

■多摩川を渡る送電線
多摩川を渡る送電線

【関連リンク】
2008/1/24エントリ 中原変電所の鉄塔と送電線
2008/1/26エントリ 中原変電所の鉄塔取り壊し
2008/2/2エントリ 中原変電所の鉄塔が一部消滅
2009/2/26エントリ 中原変電所から鉄塔が消滅
2009/1/20エントリ 鉄塔武蔵小杉線
2018/10/16エントリ JR東日本向河原変電所から、NEC玉川事業場まで続く「送電鉄塔中原線」をめぐる

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