新丸子でこどもたちに「コミュニケーションアート」を提案、「アトリエ キュイキュイ」がお絵描き・工作・フラワーのアート教室を開催
新丸子に「お絵描き・工作・フラワー」を軸にしたアート教室「アトリエ キュイキュイ(Cui Cui.)」があります。
今回は「アトリエ キュイキュイ」が開催中の「サマースクール」のワークショップのひとつ、「フルーツマラカスをつくろう」を取材させていただきましたので、ご紹介したいと思います。
■フラワー&アート制作ユニット「Cui Cui.(キュイキュイ)」
※アトリエ キュイキュイ提供
「Cui Cui.(キュイキュイ)」は、アートが好きなイラストレーター・おくむらさーこさんと、アートが好きなフラワーデコレーター・シラカワエリコさんの2人によるユニットです。
お話を伺うと、それぞれに活動される中で「こどもに絵を教えたい」「こどもに花を教えたい」と将来の展望に共通点があったそうです。
そこで「2人で一緒に活動したら何かおもしろいことができるかも!」ということで、「Cui Cui.」としてのユニット活動とアトリエ教室がスタートしたというわけです。
■新丸子の「アトリエキュイキュイ」
「アトリエ キュイキュイ」は、新丸子教室と西小山教室があります。
今回ご紹介するには、「キュイキュイ」の出発点である新丸子教室です。
住所としては中原区小杉町2丁目、わかりやすくご説明すると川崎市立小杉小学校の正門前の道路を少し北上したところです。
■これまでのワークショップ作品
「アトリエ キュイキュイ」新丸子教室では、アート教室として「お絵描き工作クラス」「絵画クラス」「お花クラス」を運営しています。
またこのほか単発で参加できるワークショップも開催していまして、現在はちょうど「サマースクール」を開催しています。
今回ご紹介する「フルーツマラカスをつくろう」は、そのひとつです。
アトリエ内には、これまでにつくったアート作品などが展示されていて、とても楽しい雰囲気でした。
「アトリエ キュイキュイ」のサマースクールは人気が高く、新丸子教室はすでに残り少なくなっているそうです。
今回のワークショップ「フルーツマラカスをつくろう」も、ほぼアトリエ定員の子どもたちが集まりました。
■まずは作りたいフルーツを描いてみる
ワークショップは、まずは作りたいフルーツを描いてみるところからスタートです。
見本としてはりんごとバナナが用意されていましたが、作りたいものはなんでも自由に描いてみます。
りんご、スイカ、もも、キウイなど、さまざまなフルーツの絵ができあがりました。
■マラカスの音出し部分づくり
マラカスですので、振るとシャカシャカ音が出るようにします。
今回は小さい容器にカラフルなアイロンビーズを入れてできあがりです。
これを粘土でつつんで、フルーツを作っていきます。
■粘土を混ぜ合わせ
続いて、カラフルな粘土を使ってフルーツづくりです。
りんごは赤い粘土でそのままできますが、桃を作るにはピンク色の粘土が必要です。
その場合は、赤と白の粘土を混ぜ合わせて作ることになります。
このようにどの色を混ぜたら欲しい色ができるか、考えるのもアートの基礎になりますね。
■桃の造形
棒を使って谷間を造形して、葉っぱをつけて桃の出来上がりです。
かわいらしくできましたね。
■先生によるガイド
ワークショップでは、先生が必要に応じてガイドをしてくれますので、安心です。
基本はお子さんの創造性に任せながら、そっとフォローされるのがとても上手でした。
保護者が同席できるものと、そうでないものがありますので、あらかじめご相談ください。
■りんご作り
りんごも同様に造形できたら、最後に上を凹ませて、ボンドで枝をつけて完成です。
枝が付くと、ぐっどりんごらしくなりますね。
これに緑色の葉っぱをつけても、もちろんよいでしょう。
■キウイ
こちらはキウイですね。
黒い粘土でつぶつぶの種をつけていくのが、楽しそうです。
■フルーツマラカス完成!
※撮影時のみマスクを外しています。
そしてフルーツマラカスが完成です!
それぞれ中にアイロンビーズが入っていますので、ちゃんとシャカシャカ鳴ります。
この時点ではまだ固まっていないので、本格的にシャカシャカさせるのは1日ほど待つことになりますが、みんな素敵な作品ができました。
こうしたワークショップや教室を展開するアトリエのコンセプトについて、「キュイキュイ」のおくむらさんにお話を伺いました。
「完成した作品によって家族や友人との豊かなコミュニケーションに繋がることを、『キュイキュイ』ではそれを私たちは『コミュニケーションアート』と呼んでいます。 アトリエではその『コミュニケーションアート』をテーマに、季節やイベントをたのしむに合わせた作品づくりを提案しています 」
実際に、この日子どもたちが完成したフルーツマラカスを持ち帰って、ご家族と話をしたり、遊んだりするでしょう。
そのコミュニケーションまでを含めたアートというわけですね。
「また、わたしたちが活動のスタートからお絵描き・工作と草花を組み合わせた作品づくり『花あそび』をしています。 レッスンに「植物・花」を取り入れたのは、留学したオランダでこどもたちが花を使った遊びをするのを目の当たりにし、 日本のこどもたちにもそういった体験の場を与えられたらいいなと思ったことがきっかけです。 生花やフラワーアレンジメントはスタイルがある程度決まっていますが、 『花あそび』はそういったものに縛られず、こどもたちが『かわいい!』とか『たのしそう!』『つくってみたい!』とわくわくしてくれるような、遊び心のある作品が特徴です。 植物に触れたり、香りを楽しむことで五感をフルに働かせ、楽しみながら『表現すること』を学びます」
また今回はご紹介していませんが、イラストレーターのおくむらさんと、フラワーデコレーターのシラカワさんのユニット「Cui Cui.(キュイキュイ)」の特徴である、お絵描き・工作と草花を組み合わせた『花あそび』も「アトリエ キュイキュイ」ならではの取り組みです。
こちらも楽しそうですね。
■「キュイキュイ」が出版「Cui Cui.の図工のじかん」
なお、「キュイキュイ」は、夏休みの工作のほか、自由研究のアイデアにもおススメな工作本『Cui Cui.の図工のじかん』を2022年7月18日(月)河出書房新社より出版されました。
本書は、「キュイキュイ」の毎日小学生新聞での5年間の連載を書籍化したもので、楽しく作ってかわいく飾る、遊ぶ、身に着ける、四季折々の工作を57作品収録しています。
ちょうど出版されたばかりですので、今回のワークショップ冒頭でもご紹介されていました。
■収録された工作
※アトリエ キュイキュイ提供
こちらもご関心ありましたら、書店などでご覧になってみてください。
アトリエ内にも置いてあります。
最後に、「Cui Cui.(キュイキュイ)」から皆さんにメッセージです。
「アトリエができた2010年から12年経ち、街が素敵に変貌しました。
街に住むこどもたちも増え、アトリエにもたくさんのこどもたちが通ってくれています。 絵が好きな子も、工作が好きな子も、こどもたちにとって感性をアウトプットするリアルな場になればいいなと思っています。
レギュラーのクラスに加え、単発のワークショップや季節のワークショップもあり、みなさんに会える機会が多々ありますので ぜひアトリエに遊びに来ていただけたらと思います」
「アトリエ キュイキュイ」の教室やワークショップは、ウェブサイトからスケジュール等を確認、申し込みができます。
「サマースクール」はかなり埋まっているようですが、他の教室やワークショップもありますので、ご参照の上、お問合せください。
■「アトリエキュイキュイ」2022サマースクール
※アトリエ キュイキュイ提供
■昆虫標本をつくろう!(親子クラス)
※アトリエ キュイキュイ提供
■アトリエキュイキュイInstagram
■「アトリエ キュイキュイ」の概要
●所在地:中原区小杉町2-311 1F-A
●Web:
http://cuicui-works.com/ (Cui Cui.Official HP)
http://atelier-cuicui.com (アトリエ・キュイキュイHP)
https://www.instagram.com/atelier_cuicui/ (アトリエ・キュイキュイInstagram)
https://www.youtube.com/channel/UCbEaovuca_lYoP9qod6e-mA (アトリエ・キュイキュイYouTube)
■マップ
今回は「アトリエ キュイキュイ」が開催中の「サマースクール」のワークショップのひとつ、「フルーツマラカスをつくろう」を取材させていただきましたので、ご紹介したいと思います。
■フラワー&アート制作ユニット「Cui Cui.(キュイキュイ)」
※アトリエ キュイキュイ提供
「Cui Cui.(キュイキュイ)」は、アートが好きなイラストレーター・おくむらさーこさんと、アートが好きなフラワーデコレーター・シラカワエリコさんの2人によるユニットです。
お話を伺うと、それぞれに活動される中で「こどもに絵を教えたい」「こどもに花を教えたい」と将来の展望に共通点があったそうです。
そこで「2人で一緒に活動したら何かおもしろいことができるかも!」ということで、「Cui Cui.」としてのユニット活動とアトリエ教室がスタートしたというわけです。
■新丸子の「アトリエキュイキュイ」
「アトリエ キュイキュイ」は、新丸子教室と西小山教室があります。
今回ご紹介するには、「キュイキュイ」の出発点である新丸子教室です。
住所としては中原区小杉町2丁目、わかりやすくご説明すると川崎市立小杉小学校の正門前の道路を少し北上したところです。
■これまでのワークショップ作品
「アトリエ キュイキュイ」新丸子教室では、アート教室として「お絵描き工作クラス」「絵画クラス」「お花クラス」を運営しています。
またこのほか単発で参加できるワークショップも開催していまして、現在はちょうど「サマースクール」を開催しています。
今回ご紹介する「フルーツマラカスをつくろう」は、そのひとつです。
アトリエ内には、これまでにつくったアート作品などが展示されていて、とても楽しい雰囲気でした。
「アトリエ キュイキュイ」のサマースクールは人気が高く、新丸子教室はすでに残り少なくなっているそうです。
今回のワークショップ「フルーツマラカスをつくろう」も、ほぼアトリエ定員の子どもたちが集まりました。
■まずは作りたいフルーツを描いてみる
ワークショップは、まずは作りたいフルーツを描いてみるところからスタートです。
見本としてはりんごとバナナが用意されていましたが、作りたいものはなんでも自由に描いてみます。
りんご、スイカ、もも、キウイなど、さまざまなフルーツの絵ができあがりました。
■マラカスの音出し部分づくり
マラカスですので、振るとシャカシャカ音が出るようにします。
今回は小さい容器にカラフルなアイロンビーズを入れてできあがりです。
これを粘土でつつんで、フルーツを作っていきます。
■粘土を混ぜ合わせ
続いて、カラフルな粘土を使ってフルーツづくりです。
りんごは赤い粘土でそのままできますが、桃を作るにはピンク色の粘土が必要です。
その場合は、赤と白の粘土を混ぜ合わせて作ることになります。
このようにどの色を混ぜたら欲しい色ができるか、考えるのもアートの基礎になりますね。
■桃の造形
棒を使って谷間を造形して、葉っぱをつけて桃の出来上がりです。
かわいらしくできましたね。
■先生によるガイド
ワークショップでは、先生が必要に応じてガイドをしてくれますので、安心です。
基本はお子さんの創造性に任せながら、そっとフォローされるのがとても上手でした。
保護者が同席できるものと、そうでないものがありますので、あらかじめご相談ください。
■りんご作り
りんごも同様に造形できたら、最後に上を凹ませて、ボンドで枝をつけて完成です。
枝が付くと、ぐっどりんごらしくなりますね。
これに緑色の葉っぱをつけても、もちろんよいでしょう。
■キウイ
こちらはキウイですね。
黒い粘土でつぶつぶの種をつけていくのが、楽しそうです。
■フルーツマラカス完成!
※撮影時のみマスクを外しています。
そしてフルーツマラカスが完成です!
それぞれ中にアイロンビーズが入っていますので、ちゃんとシャカシャカ鳴ります。
この時点ではまだ固まっていないので、本格的にシャカシャカさせるのは1日ほど待つことになりますが、みんな素敵な作品ができました。
こうしたワークショップや教室を展開するアトリエのコンセプトについて、「キュイキュイ」のおくむらさんにお話を伺いました。
「完成した作品によって家族や友人との豊かなコミュニケーションに繋がることを、『キュイキュイ』ではそれを私たちは『コミュニケーションアート』と呼んでいます。 アトリエではその『コミュニケーションアート』をテーマに、季節やイベントをたのしむに合わせた作品づくりを提案しています 」
実際に、この日子どもたちが完成したフルーツマラカスを持ち帰って、ご家族と話をしたり、遊んだりするでしょう。
そのコミュニケーションまでを含めたアートというわけですね。
「また、わたしたちが活動のスタートからお絵描き・工作と草花を組み合わせた作品づくり『花あそび』をしています。 レッスンに「植物・花」を取り入れたのは、留学したオランダでこどもたちが花を使った遊びをするのを目の当たりにし、 日本のこどもたちにもそういった体験の場を与えられたらいいなと思ったことがきっかけです。 生花やフラワーアレンジメントはスタイルがある程度決まっていますが、 『花あそび』はそういったものに縛られず、こどもたちが『かわいい!』とか『たのしそう!』『つくってみたい!』とわくわくしてくれるような、遊び心のある作品が特徴です。 植物に触れたり、香りを楽しむことで五感をフルに働かせ、楽しみながら『表現すること』を学びます」
また今回はご紹介していませんが、イラストレーターのおくむらさんと、フラワーデコレーターのシラカワさんのユニット「Cui Cui.(キュイキュイ)」の特徴である、お絵描き・工作と草花を組み合わせた『花あそび』も「アトリエ キュイキュイ」ならではの取り組みです。
こちらも楽しそうですね。
■「キュイキュイ」が出版「Cui Cui.の図工のじかん」
なお、「キュイキュイ」は、夏休みの工作のほか、自由研究のアイデアにもおススメな工作本『Cui Cui.の図工のじかん』を2022年7月18日(月)河出書房新社より出版されました。
本書は、「キュイキュイ」の毎日小学生新聞での5年間の連載を書籍化したもので、楽しく作ってかわいく飾る、遊ぶ、身に着ける、四季折々の工作を57作品収録しています。
ちょうど出版されたばかりですので、今回のワークショップ冒頭でもご紹介されていました。
■収録された工作
※アトリエ キュイキュイ提供
こちらもご関心ありましたら、書店などでご覧になってみてください。
アトリエ内にも置いてあります。
最後に、「Cui Cui.(キュイキュイ)」から皆さんにメッセージです。
「アトリエができた2010年から12年経ち、街が素敵に変貌しました。
街に住むこどもたちも増え、アトリエにもたくさんのこどもたちが通ってくれています。 絵が好きな子も、工作が好きな子も、こどもたちにとって感性をアウトプットするリアルな場になればいいなと思っています。
レギュラーのクラスに加え、単発のワークショップや季節のワークショップもあり、みなさんに会える機会が多々ありますので ぜひアトリエに遊びに来ていただけたらと思います」
「アトリエ キュイキュイ」の教室やワークショップは、ウェブサイトからスケジュール等を確認、申し込みができます。
「サマースクール」はかなり埋まっているようですが、他の教室やワークショップもありますので、ご参照の上、お問合せください。
■「アトリエキュイキュイ」2022サマースクール
※アトリエ キュイキュイ提供
■昆虫標本をつくろう!(親子クラス)
※アトリエ キュイキュイ提供
■アトリエキュイキュイInstagram
この投稿をInstagramで見る
■「アトリエ キュイキュイ」の概要
●所在地:中原区小杉町2-311 1F-A
●Web:
http://cuicui-works.com/ (Cui Cui.Official HP)
http://atelier-cuicui.com (アトリエ・キュイキュイHP)
https://www.instagram.com/atelier_cuicui/ (アトリエ・キュイキュイInstagram)
https://www.youtube.com/channel/UCbEaovuca_lYoP9qod6e-mA (アトリエ・キュイキュイYouTube)
■マップ