小鳥付き車止め「ピコリーノ」を元住吉・オズ通り商店街で発見、等々力緑地「初代」金型を刷新した「2代目」バージョン
等々力緑地の入口近くに、株式会社サンポールの小鳥のオブジェ付き車止め「ピコリーノ」があります。
等々力陸上競技場で川崎フロンターレのホームゲームが開催される日には、地域の方がユニフォームカラーの手編み衣装を着せるのが定番になっていまして、本サイトでもご紹介しておりました。
このピコリーノは、中原区内ではオズ通り商店街の一角にも金型をリニューアルした「2代目」デザインのものが設置されていますので、ご紹介します。
■等々力緑地の初代ピコリーノと、元住吉の2代目ピコリーノ
■等々力緑地の「ピコリーノ」(川崎フロンターレと対戦相手のユニフォームカラー)
■同じく、ウクライナカラーのピコリーノ
■英国代表チームカラーのピコリーノ
まずこちらは、等々力緑地のピコリーノです。
株式会社サンポールでは、「公園で子どもが車止めに乗って転倒するなどして困る」というニーズに対応して、1981年にピコリーノを開発されたということです。
単に座れなくする効率性だけを求めるのではなく、公園にふさわしい遊び心を加えて小鳥のオブジェを設置されました。
そして等々力緑地では地域の方がこの小鳥のオブジェを活かして、前述の川崎フロンターレ(および対戦相手)のユニフォームカラーのほか、これまでウクライナカラーや東京オリンピック・パラリンピック開催時の英国代表チームカラーなど、さまざまなバリエーションの衣装が展開されてきました。
■元住吉・オズ通り商店街の商業ビル「クリフト」
そしてこちらが、同じくピコリーノが設置されたオズ通り商店街の商業ビル「クリフト」です。
1階にはパーソナルキックボクシングジム「Wellbest」が入居しています。
■3つ並んだ「ピコリーノ」
「クリフト」前のピコリーノは、3つ並んでいます。
どれも小鳥のオブジェが4羽ついているのは共通なのですが、サイズは幅が広いもの、狭いものの2種ありました。
放置自転車がビル前に溜まり、店舗の出入りに支障をきたすのを防ぐために設置されたものです。
■4羽ずつ並んだピコリーノ(2006年以降の2代目デザイン)
4羽ずつ並んだ小鳥のかわいらしさは、等々力緑地とかわりません。
ただ、この「ピコリーノ」の小鳥のデザインは、最初に開発された1981年のものと、2006年以降のもので異なっています。
等々力緑地のものは1981年版で、これは金型の老朽化により廃止されました。
元住吉「クリフト」のものは、2006年に新調された2代目のものでした。
写真で比べていただくと、初代がややリアル志向、2代目がやや丸みを強調されていることがわかるかと思います。
■「ピコリーノ」商品名の表示
小鳥のすぐ下には、株式会社サンポールのロゴと、商品名「ピコリーノ」の表示がありました。
等々力緑地ではこれが摩耗して見えなくなっていたのですが、こちらではっきりと確認できました。
株式会社サンポールのウェブサイトには、「ピコリーノ」の製品開発ヒストリーが掲載されています。
同社による効率性をこえたこだわりが込められていることがわかりますので、関連リンクよりご参照ください。
■ピコリーノの仕立て屋さん Twitter
また、等々力緑地のピコリーノについては、衣装を着せ変えている地域の方がTwitterで最新情報を発信されていますので、こちらもご紹介しておきますね。
■こんなところにピコリーノMAP
さらに株式会社サンポールでは、ピコリーノの目撃情報を集めた「こんなところにピコリーノMAP」も作成しています。
このマップには、元住吉「クリフト」のピコリーノは掲載されていませんでしたので、「発見」ということになりそうです。
折角ですので、目撃情報として情報提供しておこうと思います。
■元住吉の「クリフト」マップ
【関連リンク】
・株式会社サンポール 小鳥付き車止め「ピコリーノ」誕生秘話
・2015/6/27エントリ 等々力陸上競技場近くの小鳥がまとった、川崎フロンターレ・松本山雅カラーの手編み服
・2021/7/3エントリ 東京2020オリンピック・パラリンピック英国代表事前キャンプ控え、等々力陸上競技場とピコリーノが英国仕様に
・2022/3/18エントリ 等々力緑地の小鳥付き車止め「ピコリーノ」がウクライナ国旗カラーの衣装に、一刻も早い平和への祈りを込めて
・2022/12/2エントリ カタールW杯で日本代表が「川崎ゆかり」選手躍動でスペイン破り予選突破、等々力緑地のピコリーノは日本代表応援仕様に
等々力陸上競技場で川崎フロンターレのホームゲームが開催される日には、地域の方がユニフォームカラーの手編み衣装を着せるのが定番になっていまして、本サイトでもご紹介しておりました。
このピコリーノは、中原区内ではオズ通り商店街の一角にも金型をリニューアルした「2代目」デザインのものが設置されていますので、ご紹介します。
■等々力緑地の初代ピコリーノと、元住吉の2代目ピコリーノ
■等々力緑地の「ピコリーノ」(川崎フロンターレと対戦相手のユニフォームカラー)
■同じく、ウクライナカラーのピコリーノ
■英国代表チームカラーのピコリーノ
まずこちらは、等々力緑地のピコリーノです。
株式会社サンポールでは、「公園で子どもが車止めに乗って転倒するなどして困る」というニーズに対応して、1981年にピコリーノを開発されたということです。
単に座れなくする効率性だけを求めるのではなく、公園にふさわしい遊び心を加えて小鳥のオブジェを設置されました。
そして等々力緑地では地域の方がこの小鳥のオブジェを活かして、前述の川崎フロンターレ(および対戦相手)のユニフォームカラーのほか、これまでウクライナカラーや東京オリンピック・パラリンピック開催時の英国代表チームカラーなど、さまざまなバリエーションの衣装が展開されてきました。
■元住吉・オズ通り商店街の商業ビル「クリフト」
そしてこちらが、同じくピコリーノが設置されたオズ通り商店街の商業ビル「クリフト」です。
1階にはパーソナルキックボクシングジム「Wellbest」が入居しています。
■3つ並んだ「ピコリーノ」
「クリフト」前のピコリーノは、3つ並んでいます。
どれも小鳥のオブジェが4羽ついているのは共通なのですが、サイズは幅が広いもの、狭いものの2種ありました。
放置自転車がビル前に溜まり、店舗の出入りに支障をきたすのを防ぐために設置されたものです。
■4羽ずつ並んだピコリーノ(2006年以降の2代目デザイン)
4羽ずつ並んだ小鳥のかわいらしさは、等々力緑地とかわりません。
ただ、この「ピコリーノ」の小鳥のデザインは、最初に開発された1981年のものと、2006年以降のもので異なっています。
等々力緑地のものは1981年版で、これは金型の老朽化により廃止されました。
元住吉「クリフト」のものは、2006年に新調された2代目のものでした。
写真で比べていただくと、初代がややリアル志向、2代目がやや丸みを強調されていることがわかるかと思います。
■「ピコリーノ」商品名の表示
小鳥のすぐ下には、株式会社サンポールのロゴと、商品名「ピコリーノ」の表示がありました。
等々力緑地ではこれが摩耗して見えなくなっていたのですが、こちらではっきりと確認できました。
株式会社サンポールのウェブサイトには、「ピコリーノ」の製品開発ヒストリーが掲載されています。
同社による効率性をこえたこだわりが込められていることがわかりますので、関連リンクよりご参照ください。
■ピコリーノの仕立て屋さん Twitter
明日は名古屋戦
— ピコリーノの仕立屋さん (@pico_shitate) April 14, 2023
だー!!!#川崎フロンターレ #frontale #Jリーグ #等々力 #ピコリーノ #名古屋グランパス pic.twitter.com/GjDA8UGQ6U
また、等々力緑地のピコリーノについては、衣装を着せ変えている地域の方がTwitterで最新情報を発信されていますので、こちらもご紹介しておきますね。
■こんなところにピコリーノMAP
さらに株式会社サンポールでは、ピコリーノの目撃情報を集めた「こんなところにピコリーノMAP」も作成しています。
このマップには、元住吉「クリフト」のピコリーノは掲載されていませんでしたので、「発見」ということになりそうです。
折角ですので、目撃情報として情報提供しておこうと思います。
■元住吉の「クリフト」マップ
【関連リンク】
・株式会社サンポール 小鳥付き車止め「ピコリーノ」誕生秘話
・2015/6/27エントリ 等々力陸上競技場近くの小鳥がまとった、川崎フロンターレ・松本山雅カラーの手編み服
・2021/7/3エントリ 東京2020オリンピック・パラリンピック英国代表事前キャンプ控え、等々力陸上競技場とピコリーノが英国仕様に
・2022/3/18エントリ 等々力緑地の小鳥付き車止め「ピコリーノ」がウクライナ国旗カラーの衣装に、一刻も早い平和への祈りを込めて
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