国土交通省推進「道路標識の英語表記」で丸子橋の表記分かれる、「Maruko Bridge」と「Marukobashi」
国土交通省では、観光立国実現に向けて訪日外国人旅行者にとってわかりやすい案内となるよう、国際化に対応した道路標識の英語表記を進めています。
この一環として、駅や空港、橋、通りなどよく使われる普通名詞は、従来のローマ字表記から英語表記への置き換えが行われました。
中原区内でも同様の置き換えが行われ、「丸子橋」は従来「Marukobashi」だったものが原則として「Maruko Bridge」に改められました。
今回は、この表記に注目してみました。
■丸子橋「Maruko Bridge」
こちらが一番ノーマルな「丸子橋」です。
前述の通り、少なくとも2018年までは「Marukobashi」だったものが2019年には「Maruko Bridge」に改められました。
外国人観光客の方からすると、「Marukobashi」といわれても何のことがわかりませんが、「Maruko Bridge」だと橋だと理解できるというわけですね。
日本語を勉強されている方でも、同じ「橋」が「hashi(はし)」だったり「bashi(ばし)」だったりするのは時として理解不能で、なかなかに難易度が高いようです。
道路標識自体は従来のまま継続利用し、上から英語表記を貼り付けるかたちで改修されています。
■丸子橋入口「Maruko Bridge Ent.」
続いて「丸子橋入口」です。
英文は「Maruko Bridge Ent.」と表記されています。
こちらはもともと「Marukobashi」だったわけではなく、従来は「児童交通公園入口(Jido Kotsu Park)」だったものが2020年に現在の「丸子橋入口(Maruko Bridge Ent.)」に変更されました。
「入口」の「Entrance」を「Ent.」と短縮表記して字数を減らす取り組みも、国際化に対応する英語表記の一環として進められたものです。
■丸子橋交番前「Marukobashi Police Box」
一方、現在でも「Marukobashi」表記が残っているのは「丸子橋交番前(Marukobashi Police Box)」です。
こちらは原則から外れるようですが、「丸子橋交番」という固有名詞があり、外国人観光客の方に交番名を案内するとすれば「Maruko Bridge」ではなく「Marukobashi Police Box」ということになります。
一部矛盾や混乱も生じるかもしれませんが、やむを得ないところかもしれません。
■丸子橋交番
■バス停「丸子橋(Marukobashi)」
最後にご紹介するのは、丸子橋交番の近くにある川崎市バスのバス停「丸子橋」です。
こちらは「MARUKO BASHI」となっていました。
これも「丸子橋交番」同様にバス停としての固有名詞で、バスの車内アナウンスでも「次は丸子橋」と案内するでしょうし、「Maruko Bridge」にするわけにもいかなそうですね。
道路標識、バス停など、現在はいろいろなものに英語表記がありますけれども、他にも事情にあわせて表記が分かれているのではないでしょうか。
皆さまもご自宅の近くの道路標識などの表記を、確認してみると発見があるかもしれません。
【関連リンク】
・国土交通省 道路標識 国際化に対応する英語表記
・2019/10/5エントリ 「丸子橋」の範囲はどこまで? 実は「上子橋」と一体的に連結
この一環として、駅や空港、橋、通りなどよく使われる普通名詞は、従来のローマ字表記から英語表記への置き換えが行われました。
中原区内でも同様の置き換えが行われ、「丸子橋」は従来「Marukobashi」だったものが原則として「Maruko Bridge」に改められました。
今回は、この表記に注目してみました。
■丸子橋「Maruko Bridge」
こちらが一番ノーマルな「丸子橋」です。
前述の通り、少なくとも2018年までは「Marukobashi」だったものが2019年には「Maruko Bridge」に改められました。
外国人観光客の方からすると、「Marukobashi」といわれても何のことがわかりませんが、「Maruko Bridge」だと橋だと理解できるというわけですね。
日本語を勉強されている方でも、同じ「橋」が「hashi(はし)」だったり「bashi(ばし)」だったりするのは時として理解不能で、なかなかに難易度が高いようです。
道路標識自体は従来のまま継続利用し、上から英語表記を貼り付けるかたちで改修されています。
■丸子橋入口「Maruko Bridge Ent.」
続いて「丸子橋入口」です。
英文は「Maruko Bridge Ent.」と表記されています。
こちらはもともと「Marukobashi」だったわけではなく、従来は「児童交通公園入口(Jido Kotsu Park)」だったものが2020年に現在の「丸子橋入口(Maruko Bridge Ent.)」に変更されました。
「入口」の「Entrance」を「Ent.」と短縮表記して字数を減らす取り組みも、国際化に対応する英語表記の一環として進められたものです。
■丸子橋交番前「Marukobashi Police Box」
一方、現在でも「Marukobashi」表記が残っているのは「丸子橋交番前(Marukobashi Police Box)」です。
こちらは原則から外れるようですが、「丸子橋交番」という固有名詞があり、外国人観光客の方に交番名を案内するとすれば「Maruko Bridge」ではなく「Marukobashi Police Box」ということになります。
一部矛盾や混乱も生じるかもしれませんが、やむを得ないところかもしれません。
■丸子橋交番
■バス停「丸子橋(Marukobashi)」
最後にご紹介するのは、丸子橋交番の近くにある川崎市バスのバス停「丸子橋」です。
こちらは「MARUKO BASHI」となっていました。
これも「丸子橋交番」同様にバス停としての固有名詞で、バスの車内アナウンスでも「次は丸子橋」と案内するでしょうし、「Maruko Bridge」にするわけにもいかなそうですね。
道路標識、バス停など、現在はいろいろなものに英語表記がありますけれども、他にも事情にあわせて表記が分かれているのではないでしょうか。
皆さまもご自宅の近くの道路標識などの表記を、確認してみると発見があるかもしれません。
【関連リンク】
・国土交通省 道路標識 国際化に対応する英語表記
・2019/10/5エントリ 「丸子橋」の範囲はどこまで? 実は「上子橋」と一体的に連結