こすぎの大学参画「コモンズプロジェクト」がすごろくでコミュニティの楽しさや失敗共有、「しくじりコモンズラボゲーム」体験会レポート
武蔵小杉のソーシャル系大学「こすぎの大学」と、コミュニティ支援事業を展開するNPO法人CRファクトリーが協力して「コモンズプロジェクト」を2021年から推進しています。
現代社会ではさまざまな分断が起きており、それを埋めるのがコミュニティの力ですが、多くのコミュニティはボランティアベースであることから、「やりたいこと」「できること」「期待されていること」にギャップが生じることが多くあります。
そのギャップを埋めるために、「コモンズプロジェクト」では、さまざまなコミュニティの課題やノウハウを共有財産にすることでパフォーマンスを向上させる活動を行っています。
このたび、コモンズプロジェクトではコミュニティ活動の失敗や楽しさを共有する「しくじりコモンズラボゲーム」を完成させました。
2023年8月26日、ららテラス武蔵小杉外周部において地域活動団体や大学によるワークショップイベント「つながるマルシェ」が開催され、ここで「しくじりコモンズラボゲーム」の体験会が開催されましたので、ご紹介したいと思います。
■ららテラス武蔵小杉「つながるマルシェ」での「コモンズラボゲーム」体験会
「しくじりコモンズラボゲーム」は、4人プレイをお勧めとするすごろくゲームです。
順番にサイコロを振ってコマを進めていくのですが、黄色いキューブ型のマスに留まった場合は「語るカルタ」と呼ばれるカードを引き、そのカードにある「お題」に沿ってコミュニティ活動にまつわる楽しかったこと、失敗(しくじり)、感動したことなどを語っていきます。
■「しくじり」を語る参加者
■「しくじり」に対応する「アイデアカード」
「語るカルタ」のお題に沿って経験を語る人の話は、参加者全員で素直な心で傾聴します。
ゲームタイトル「しくじりコモンズラボゲーム」にあるように一番の肝は「しくじり体験」の共有でしょう。
参加者にはあらかじめ、コモンズプロジェクトやこすぎの大学が蓄積してきたコミュニティ活動のノウハウを記した「アイデアカード」が配られています。
語られた「しくじり」に対応するアイデアカードをプレゼントし、そこに自分なりの感想も添えて共有します。
■感じたことに応じて「涙」「拍手」「ハート」のコイン(カード)をプレゼント
また、「語り」のあとは、あらかじめ配られた「涙」「拍手」「ハート」のカードを、素直に感じたことに応じて好きなだけプレゼントします。
感動した、あっぱれ、心温まった、など、解釈は自由です。
■勝利条件は「主客融合カード」
全員が5巡したら終了で、最後にサイコロを振った人が上記の「主客融合カード」を引きます。
このカードには勝利条件が書いてあります。
このときの条件は、「コミュニティにはメンバーを牽引する人だけでなく、後ろから見守る人も大切」というリスペクトをもとに、「コマが一番進んでいない人が勝利」でした。
コミュニティ活動の体験がある方が実際にプレイすると、リアルな体験に率直な感想が交わされ、たいへん盛り上がりました。
■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル「しくじりコモンズラボゲーム」プレイ動画
今回、「しくじりコモンズラボゲーム」をプレイする様子を約3分半の動画にまとめ、武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルで公開しています。
こちらのほうがよりゲームの楽しさや雰囲気が良く伝わると思いますので、こちらもどうぞご参照ください。
【関連リンク】
・コモンズプロジェクト note
・こすぎの大学 ウェブサイト
・2016/8/29エントリ 武蔵小杉に密着した、学びのコミュニティ。誰もが先生になり、アイデアを実現する「こすぎの大学」
・2017/5/18エントリ 「武蔵小杉ライフ」10周年企画第1弾・「第53回こすぎの大学~武蔵小杉と武蔵小杉ブログ~」を5月25日(木)開催、参加者で作る「未来記事」を武蔵小杉の商業施設に展示
現代社会ではさまざまな分断が起きており、それを埋めるのがコミュニティの力ですが、多くのコミュニティはボランティアベースであることから、「やりたいこと」「できること」「期待されていること」にギャップが生じることが多くあります。
そのギャップを埋めるために、「コモンズプロジェクト」では、さまざまなコミュニティの課題やノウハウを共有財産にすることでパフォーマンスを向上させる活動を行っています。
このたび、コモンズプロジェクトではコミュニティ活動の失敗や楽しさを共有する「しくじりコモンズラボゲーム」を完成させました。
2023年8月26日、ららテラス武蔵小杉外周部において地域活動団体や大学によるワークショップイベント「つながるマルシェ」が開催され、ここで「しくじりコモンズラボゲーム」の体験会が開催されましたので、ご紹介したいと思います。
■ららテラス武蔵小杉「つながるマルシェ」での「コモンズラボゲーム」体験会
「しくじりコモンズラボゲーム」は、4人プレイをお勧めとするすごろくゲームです。
順番にサイコロを振ってコマを進めていくのですが、黄色いキューブ型のマスに留まった場合は「語るカルタ」と呼ばれるカードを引き、そのカードにある「お題」に沿ってコミュニティ活動にまつわる楽しかったこと、失敗(しくじり)、感動したことなどを語っていきます。
■「しくじり」を語る参加者
■「しくじり」に対応する「アイデアカード」
「語るカルタ」のお題に沿って経験を語る人の話は、参加者全員で素直な心で傾聴します。
ゲームタイトル「しくじりコモンズラボゲーム」にあるように一番の肝は「しくじり体験」の共有でしょう。
参加者にはあらかじめ、コモンズプロジェクトやこすぎの大学が蓄積してきたコミュニティ活動のノウハウを記した「アイデアカード」が配られています。
語られた「しくじり」に対応するアイデアカードをプレゼントし、そこに自分なりの感想も添えて共有します。
■感じたことに応じて「涙」「拍手」「ハート」のコイン(カード)をプレゼント
また、「語り」のあとは、あらかじめ配られた「涙」「拍手」「ハート」のカードを、素直に感じたことに応じて好きなだけプレゼントします。
感動した、あっぱれ、心温まった、など、解釈は自由です。
■勝利条件は「主客融合カード」
全員が5巡したら終了で、最後にサイコロを振った人が上記の「主客融合カード」を引きます。
このカードには勝利条件が書いてあります。
このときの条件は、「コミュニティにはメンバーを牽引する人だけでなく、後ろから見守る人も大切」というリスペクトをもとに、「コマが一番進んでいない人が勝利」でした。
コミュニティ活動の体験がある方が実際にプレイすると、リアルな体験に率直な感想が交わされ、たいへん盛り上がりました。
■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル「しくじりコモンズラボゲーム」プレイ動画
今回、「しくじりコモンズラボゲーム」をプレイする様子を約3分半の動画にまとめ、武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルで公開しています。
こちらのほうがよりゲームの楽しさや雰囲気が良く伝わると思いますので、こちらもどうぞご参照ください。
【関連リンク】
・コモンズプロジェクト note
・こすぎの大学 ウェブサイト
・2016/8/29エントリ 武蔵小杉に密着した、学びのコミュニティ。誰もが先生になり、アイデアを実現する「こすぎの大学」
・2017/5/18エントリ 「武蔵小杉ライフ」10周年企画第1弾・「第53回こすぎの大学~武蔵小杉と武蔵小杉ブログ~」を5月25日(木)開催、参加者で作る「未来記事」を武蔵小杉の商業施設に展示