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2023年
12月05日

川崎フロンターレU-18プレミア最終節が等々力陸上競技場で開催、来季トップ昇格由井航太らが挨拶

高円宮JFA U-18サッカープレミアリーグ2023の最終節「川崎フロンターレvs尚志高校戦」が12月3日に等々力陸上競技場で開催されました。

高円宮杯プレミアリーグは、Jユースをはじめとしたクラブチームと高校サッカーのトップチームが参戦する「高校年代最高峰」の大会です。

川崎フロンターレU-18は今季、首位の青森山田高校と「勝点差2」で最終節を迎え、勝利したうえで他会場の結果によっては連覇の可能性を残していました。

青森山田高校が勝利して優勝を決め、また川崎フロンターレU-18も1-2で敗戦したことで残念ながら3位に終わりましたが、プレミア上位クラブとしてしっかり定着しました。

また岡崎寅太郎選手は今季18得点を挙げ、プレミアリーグEAST得点王に輝きました。

今季ボランチとして中軸だった由井航太選手は来季トップチーム昇格を決めており、試合終了後の3年生挨拶ではサポーターに活躍を誓いました。

■U-18プレミアリーグ最終節「尚志高校戦」に出場した由井航太選手
由井航太選手

由井航太選手は、ボール奪取力が持ち味のボランチです。

身長180cmと大きめではありますが身体能力でプレイするタイプではないあたり、また髪型なども、川崎フロンターレユース出身で現在は日本代表で活躍する田中碧選手と共通点があります。

最終節も勿論出場していましたが、タイトルを獲れなかったのは悔しい結果だったでしょう。

■応援するサポーター
応援に駆け付けたサポーター

この日はJ1リーグ最終節「サガン鳥栖vs川崎フロンターレ戦」がアウェイで開催されていました。

そのため多くのサポーターが佐賀県鳥栖市の駅前不動産スタジアムに行っていましたが、それでもプレミアリーグEAST優勝がかかった等々力陸上競技場にも、多くのサポーターが応援に駆け付けていました。

■ふろん太
ふろん太

■カブレラ
カブレラ

■ワルンタ
ワルンタ

そしてマスコットのふろん太、カブレラ、ワルンタも等々力陸上競技場に勢揃いです。

ワルンタは働かないことで定評がありますが、昨季のプレミアリーグFINALにも登場するなど、川崎フロンターレユースを結構熱心に応援されているのかもしれません。

■スタジアムグルメ販売も
スタジアムグルメも

■ホームゲームイベントも開催
ホームゲームイベントも

ホームゲームイベントも

■ミニゲーム賞品の選手トレカ
選手トレカ

この日はトップチームのホームゲーム開催時ほどではさすがにありませんが、スタジアムグルメからミニゲームまで、ホームゲームイベントも開催されていました。

ホールインワンサッカーなどのミニゲーム、後援会員が無料で参加できるダーツでは、選手トレカも貰えました。

ホームゲームは今季もうありませんので、ラストチャンスでしたね。

■試合終了後の3年生挨拶
試合終了後の3年生挨拶

試合終了後の3年生挨拶

そして試合終了後は、恒例の3年生の卒業挨拶です。
多くの選手らがサポーターや家族への感謝、今後の進路への決意を述べました。

■来季からトップ昇格する由井航太選手
由井航太選手

その中でトップ昇格して来季等々力陸上競技場で活躍が期待されるのが、冒頭にご紹介した由井航太選手です。

他の3年生らと順番に登壇し、
「結果で示していきたい」
と実に頼もしい決意表明をしてくれました。

■プレミアリーグEAST得点王に輝いた岡崎寅太郎選手
岡崎寅太郎選手

一方こちらは、プレミアリーグEAST得点王を獲得した岡崎寅太郎選手です。
大学進学するということで、4年後に等々力陸上競技場に帰ってくることが期待されます。

「トップチームの試合もある中駆け付けていただき、ありがとうございました」
と、サポーターへの感謝を忘れないあたり、立派なフロンターレの選手です。

川崎フロンターレU-18からトップチームに昇格、あるいは他のJクラブに入団できる選手はごく一部ですが、ここまで高いレベルでサッカーに取り組んできた選手らは、大学進学して引き続きプロを目指すケースが多いです。

実際、4年前にトップ昇格を果たせなかった、中原区出身の有田恵人選手は中央大学に進学し、来季からJ2のベガルタ仙台に加入を果たしました。

■2019年に卒団した有田恵人選手(来季ベガルタ仙台加入)
同じく、有田恵人選手

他のクラブに加入した選手も含め、川崎フロンターレ育ちの選手らの活躍に注目したいと思います。



さて、本日はJリーグの優秀選手等を表彰する「Jリーグアウォーズ」が開催されました。

リーグ戦で優勝争いをしたクラブが主軸となるため、ここ数年のような「川崎フロンターレ独占」とは状況が異なりますが、今回は脇坂泰斗選手がベストイレブンを受賞しました。

脇坂泰斗選手は、2021シーズンから3季連続でのベストイレブン受賞となります。

■川崎フロンターレ公式X

こちらはまた、「ベストイレブングッズ」なども発売されそうですね。

脇坂泰斗選手が今年最後に目指すのは、勿論12月9日に決勝戦が行われる天皇杯です。
Jリーグアウォーズでも天皇杯への決意を漲らせ、獅子奮迅の活躍が期待できそうです。

【関連リンク】
(川崎フロンターレユース関連)
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