能登半島地震義援金にも多くの厚意、2024「丸子どんど焼き」が多摩川河川敷で開催
丸子山王日枝神社の伝統行事「丸子どんど焼き」が2024年1月14日に丸子橋近くの河川敷「丸子橋第1グラウンド」で行われました。
コロナ禍を経て昨年4年ぶりに開催され、今年は久々に行動制限のない開催となりました。
地域の皆さんから正月飾りや書き初めなどが集まり、焚き上げる炎で多くの方が「福餅」を召し上がりました。
■丸子どんど焼き
「どんど焼き」は、古くから小正月(1月15日)に行われてきた民俗行事です。
「丸子どんど焼き」では門松などのお正月飾り、書き初めなどを多摩川河川敷に高く積み上げ、燃やしてきました。
その火で福餅を焼いて食べることで、1年を無病息災で暮らすことができ、書初めを焼いた炎が高く上がるほどに字が上手くなるといわれています。
当日15時から丸子山王日枝神社による神事が行われ、15時半ごろにはご覧の通り高々と炎が上がっていました。
■福餅は200円で購入、能登半島地震義援金も
会場に着いたら、まずは福餅を200円で購入します。
後ほどどんど焼きの炎で焼けるよう、長い竿に吊るされています。
今年は福餅の販売とあわせて、能登半島地震の義援金受付も行っていました。
ご神事ということで意識が高まるものか、ご覧の通りお札を投じる方が多くかなり義援金の集まりが良かったように思います。
■初期状態の福餅
■アルミホイルで包むのがお勧め
毎回ご案内しております通り、初期状態では福餅が裸の状態ですので、このまま火にかけるよりもアルミホイルでくるむのがお勧めです。
弊紙で推奨してきたところ、2016年に公式アイテムとして採用され、現地に備え置かれたときもありましたが、コロナ禍以降感染症防止の意識も高まり、昨年、今年とそのような構えはありませんでした。
勝手知ったる経験者の方はアルミホイルを持参して、写真のようにくるんでいました。
■お焚き上げの当日受付
■当日受付にも能登半島地震への義援金受付
焚き上げる正月飾りなどは事前に丸子山王日枝神社で集めていますが、当日持ち込みも可能です。
ここでもお賽銭とあわせて、能登半島地震の義援金受付も行っていました。
こちらでもお札を投じられる方が少なくありませんでした。
■初期状態は距離をとって待機
最初はどんど焼きの火勢が強く、また山が崩れたりすると危険なため、参加者は距離をとって待機します。
円形の待機列の中で、写真奥の丸子橋側が妙に空いているのがわかると思います。
これは丸子橋側が風下で、風下では煙と熱風が来るためです。
距離をとっているうちはそうでもないのですが、最後に福餅を焼く際、風下ですと風が強い日にはなかなかに辛いものがありますし、後日しばらくコートが煤臭くなります。
例年の経験則として、風が川下から川上に向かって吹くことが多いようで、この日もそうでした。
風向きが読めない場合は、とりあえず丸子橋が見える場所に陣取るのが良いと思います。
例年大体丸子橋を背にする川上がすいているのですが、すいているのには理由があるということです。
■炎の山崩し
冒頭にご覧いただいたように高々と炎が上がっている状態では、危険で近づくことができません。
そのため、中原消防団の皆さんが少しずつ山崩しをしていきます。
■平らになってきたどんど焼き
徐々に平らにならされてくると、福餅の竿があればある程度近づくことができるようになります。
■福餅焼き
消防団の方の合図で、炎の周りに集まって福餅を焼いていきます。
福餅は味付けがありませんので、ボトルタイプの醤油などを持参するのもお勧めです。
また海苔も持参して磯辺焼きにするのもよいでしょう。
■丸子宮元囃子保存会
■飲食屋台
今回も甘酒の提供等はありませんでしたが、飲食屋台は並んでいましたので、多くの方が召し上がっていましたね。
また丸子宮元囃子保存会の皆さんの笛や太鼓も、お祭りの雰囲気を盛り上げていました。
◾️中原消防団による消火体制
そして「丸子どんど焼き」では大きな火を扱いますので、大切なのは防火です。
丸子橋第1グラウンドの入口近くで、今回も中原消防団の皆さんが、いつでも消化できるように備えていました。
■照明
また、徐々に陽が落ちてくる時間帯ですので、照明も用意されていました。
ただ、昔は16時スタートだったのが2018年から1時間早められ、15時スタートで明るいうちに福餅を食べられるようになりました。
回数を重ねる中で、徐々に参加しやすくなっているように思います。
■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル「能登半島地震義援金も受付、2024丸子どんど焼き」
また今回も、街の記録という視点も含め、武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルでハイライト動画を収録しております。
どんど焼きのダイナミックな炎の様子などは動画が良く伝わりますので、あわせてご視聴ください。
【関連リンク】
・丸子山王日枝神社 ウェブサイト
・武蔵小杉ライフ:生活情報:公園・公開空地 多摩川緑地
・2010/1/11エントリ 丸子どんど焼き
・2011/1/10エントリ 丸子どんど焼き・2011
・2015/1/11エントリ 「丸子どんど焼き」2015開催レポート:福餅焼き攻略法を、ここに。
・2016/1/11エントリ 「丸子どんど焼き」2016開催レポート:福餅焼き必需品・アルミホイルが公式アイテムに採用
・2018/1/13エントリ 丸子橋そばで「丸子どんど焼き」が例年より1時間前倒しで「明るいうちに」本日開催、新キャラクター「厄除どんとくん」「どんとちゃん」が登場 ・2020/1/12エントリ 2020年の「丸子どんど焼き」は降雨予報で中止に、御炊き上げは1月15日頃まで丸子山王日枝神社で受付中
・2023/1/8エントリ 丸子橋河川敷で「丸子どんど焼き」が4年ぶり開催、福餅焼きが賑わい獅子舞も登場
コロナ禍を経て昨年4年ぶりに開催され、今年は久々に行動制限のない開催となりました。
地域の皆さんから正月飾りや書き初めなどが集まり、焚き上げる炎で多くの方が「福餅」を召し上がりました。
■丸子どんど焼き
「どんど焼き」は、古くから小正月(1月15日)に行われてきた民俗行事です。
「丸子どんど焼き」では門松などのお正月飾り、書き初めなどを多摩川河川敷に高く積み上げ、燃やしてきました。
その火で福餅を焼いて食べることで、1年を無病息災で暮らすことができ、書初めを焼いた炎が高く上がるほどに字が上手くなるといわれています。
当日15時から丸子山王日枝神社による神事が行われ、15時半ごろにはご覧の通り高々と炎が上がっていました。
■福餅は200円で購入、能登半島地震義援金も
会場に着いたら、まずは福餅を200円で購入します。
後ほどどんど焼きの炎で焼けるよう、長い竿に吊るされています。
今年は福餅の販売とあわせて、能登半島地震の義援金受付も行っていました。
ご神事ということで意識が高まるものか、ご覧の通りお札を投じる方が多くかなり義援金の集まりが良かったように思います。
■初期状態の福餅
■アルミホイルで包むのがお勧め
毎回ご案内しております通り、初期状態では福餅が裸の状態ですので、このまま火にかけるよりもアルミホイルでくるむのがお勧めです。
弊紙で推奨してきたところ、2016年に公式アイテムとして採用され、現地に備え置かれたときもありましたが、コロナ禍以降感染症防止の意識も高まり、昨年、今年とそのような構えはありませんでした。
勝手知ったる経験者の方はアルミホイルを持参して、写真のようにくるんでいました。
■お焚き上げの当日受付
■当日受付にも能登半島地震への義援金受付
焚き上げる正月飾りなどは事前に丸子山王日枝神社で集めていますが、当日持ち込みも可能です。
ここでもお賽銭とあわせて、能登半島地震の義援金受付も行っていました。
こちらでもお札を投じられる方が少なくありませんでした。
■初期状態は距離をとって待機
最初はどんど焼きの火勢が強く、また山が崩れたりすると危険なため、参加者は距離をとって待機します。
円形の待機列の中で、写真奥の丸子橋側が妙に空いているのがわかると思います。
これは丸子橋側が風下で、風下では煙と熱風が来るためです。
距離をとっているうちはそうでもないのですが、最後に福餅を焼く際、風下ですと風が強い日にはなかなかに辛いものがありますし、後日しばらくコートが煤臭くなります。
例年の経験則として、風が川下から川上に向かって吹くことが多いようで、この日もそうでした。
風向きが読めない場合は、とりあえず丸子橋が見える場所に陣取るのが良いと思います。
例年大体丸子橋を背にする川上がすいているのですが、すいているのには理由があるということです。
■炎の山崩し
冒頭にご覧いただいたように高々と炎が上がっている状態では、危険で近づくことができません。
そのため、中原消防団の皆さんが少しずつ山崩しをしていきます。
■平らになってきたどんど焼き
徐々に平らにならされてくると、福餅の竿があればある程度近づくことができるようになります。
■福餅焼き
消防団の方の合図で、炎の周りに集まって福餅を焼いていきます。
福餅は味付けがありませんので、ボトルタイプの醤油などを持参するのもお勧めです。
また海苔も持参して磯辺焼きにするのもよいでしょう。
■丸子宮元囃子保存会
■飲食屋台
今回も甘酒の提供等はありませんでしたが、飲食屋台は並んでいましたので、多くの方が召し上がっていましたね。
また丸子宮元囃子保存会の皆さんの笛や太鼓も、お祭りの雰囲気を盛り上げていました。
◾️中原消防団による消火体制
そして「丸子どんど焼き」では大きな火を扱いますので、大切なのは防火です。
丸子橋第1グラウンドの入口近くで、今回も中原消防団の皆さんが、いつでも消化できるように備えていました。
■照明
また、徐々に陽が落ちてくる時間帯ですので、照明も用意されていました。
ただ、昔は16時スタートだったのが2018年から1時間早められ、15時スタートで明るいうちに福餅を食べられるようになりました。
回数を重ねる中で、徐々に参加しやすくなっているように思います。
■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル「能登半島地震義援金も受付、2024丸子どんど焼き」
また今回も、街の記録という視点も含め、武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルでハイライト動画を収録しております。
どんど焼きのダイナミックな炎の様子などは動画が良く伝わりますので、あわせてご視聴ください。
【関連リンク】
・丸子山王日枝神社 ウェブサイト
・武蔵小杉ライフ:生活情報:公園・公開空地 多摩川緑地
・2010/1/11エントリ 丸子どんど焼き
・2011/1/10エントリ 丸子どんど焼き・2011
・2015/1/11エントリ 「丸子どんど焼き」2015開催レポート:福餅焼き攻略法を、ここに。
・2016/1/11エントリ 「丸子どんど焼き」2016開催レポート:福餅焼き必需品・アルミホイルが公式アイテムに採用
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