東急武蔵小杉駅のトライアルショップ「Canvas βase」が3/29オープン控えメディア向け内覧会開催、出店第1号は武蔵新城「Shinjo Gekijo」
東急武蔵小杉駅のトライアルショップ「Canvas βase(キャンバス ベース)」が2024年3月29日(金)にオープンします。
これを控えて、本日はメディア向けの内覧会が開催されましたので、レポートいたします。
■「Canvas βase」内覧会レポート
■オープン場所は旧定期券売り場
「Canvas βase」は、株式会社東急モールズデベロップメントが運営するトライアルショップです。
“スキマ時間に、モノやヒトとの「最初の出会い」が見つかる場”をコンセプトに、利便性の高い歩行者導線上(旧定期券売り場)に商業区画を設け、事業者が短期間かつリスクの少ない歩合賃料制でトライアル出店ができる場として活用します。
また、同社の地域密着型商業施設の運営ノウハウと地域とのつながりを活用し、事業者と地域コミュニティのハブとなり、運営をサポートしていくのが特徴です。
これによりリアル店舗への初出店や販路拡大、地域活動の発信などを目指す全国の事業者が試みやすい環境を用意していくということです。
■「ノクチ基地」らと共創した売場
「Canvas βase」は、設置にあたり地元の事業者との連携も行っています。
ロゴマークは溝の口のクリエイター集団「ノクチ基地」が、内装設計は武蔵新城の「ピークスタジオ一級建築士事務所」が手がけました。
店内の棚等は可動式で、多様な出店に対応できるようになっています。
■東急モールズデベロップメントの野村高明部長
本日の内覧会では、東急モールズデベロップメントの野村高明部長にお話を伺いました。
「武蔵小杉は1日50万人以上のお客様が利用されるということで、たくさんのお客様にこういった場所を知っていただきたく、この場所(旧定期券売り場)を選びました。事業者の皆さまのチャレンジを応援することがコンセプトになっています。
今回出店第1号ということで、『Shinjo Gekijo』さんに出店頂くのですが、これから新商品の開発にあたってお客様の評価をぜひ聞いてみたいということで今回ご利用いただくことになりました。
今回チャレンジを応援するうえでの一番のポイントとしては、東急グループとして伴走をしっかりとやるんだということがポイントになっています。」
■「Canvas βase」の伴走イメージ
「これがCanvas βaseの伴走の全体像です。事業者のチャレンジを応援しますというのは結構いろんな場所にあると思うですね。その中でも東急グループだからこそ応援できる仕組みがないかということをずっと考えていました。
Canvas βaseは始まりの場所で、いわゆる初期投資なども押さえてテストマーケティングができる場所です。ここで『よし!』と自分の背中を押す機会になって、東急スクエアやその他のショッピングセンターへの出店にお繋ぎすることもできます。
もしくはCanvas βaseで出店してみて『いやいや出店よりも何か商品ひとつひとつをスーパーとかに卸したいな』となった場合も、東急ストアや東急百貨店等、色々な繋がる先を持っていますので、利用者の皆さまの伴走を支援したいと思っています。
こういう東急グループだからこそできる応援の仕組み、こういったことを今回しっかりとアピールしていきたいなと思います」
またお話しいただいたほかに、「Canvas βase」応援コミュニティもLINEで立ち上げて、情報発信もしていくということでした。
■出店第1号は武蔵新城のブックカフェ「Shinjo Gekijo」
そして「Canvas βase」のスタートは、「川崎エリアWEEK」ということで、川崎市内で活動する4事業者が出店します。
第1号は武蔵新城のブックカフェ「Shinjo Gekijo」が3月29日(金)から4月2日(火)まで営業する形になります。
同店については、オープン当時に弊紙でもご紹介しておりました。
今回は新商品ブランド「んっぐっぐ(Huh? Good Good!)」を展開します。
これはオリジナルブレンドのコーヒー・紅茶のティーバッグで、カラフルなパッケージはギフトにも適しています。
■クレープも販売
また「Shinjo Gekijo」では、3種のクレープも販売しています。
このクレープはこすぎコアパークでのイベントでも販売していたことがあり、弊紙でもご紹介しておりました。
■多様な業種に対応
■出店スケジュール
「Canvas βase」は、飲食店以外であれば様々な業種が出店可能です。
■「Canvas βase」の「川崎エリアWEEK」スケジュール
一般に地域の商店が商業施設等に出店する場合、商業施設にあわせた営業日・営業時間をコミットする必要があり、人員の確保がなかなかハードルが高いようです。
それが「Canvas βase」では1日でも、営業時間も7:00~21:00の間で自由度高く設定できます。
賃料も歩合制でチャレンジしたい事業者にとって極力ハードル低く、フレンドリーになっているのが特徴です。
そのため、「Canvas βase」は店舗が営業をしていない期間も生じます。
それはテナント枠を埋めるための営業期間必達にするのではなく、あくまでも事業者側の自由度に寄り添った仕様になっているからですね。
東急グループとしては、ショッピングモールが全国的に画一的になりがちな中、こうした施策で個性ある事業者の成長を支援し、将来的にグループの商業施設に出店してもらうことに長期目線で取り組む施策となります。
一方、消費者目線では、駅構内の非常に利便性の高い場所にあり、次々と新しい商品との出会いがありますので、楽しく利用できるのではないでしょうか。
まずは3月29日からの「Shinjo Gekijo」の出店を覗いてみてください。
■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル 事業者のチャレンジを支援!東急武蔵小杉駅のトライアルショップ「Canvas βase」メディア向け内覧会レポート
また今回も、「Canvas βase」メディア向け内覧会レポートを武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルで公開しております。
前掲の東急モールズデベロップメント野村さんのインタビューも収録しておりますので、あわせてご視聴ください。
【関連リンク】
・東急モールズデベロップメント 東急モールズデベロップメントが事業拡大、販路拡大を目指す全国の事業者を支援 トライアルショップ「Canvas βase(キャンバス ベース)」3月29日(金)開業 プレスリリース
・ノクチ基地 ウェブサイト
・ピークスタジオ一級建築士事務所 ウェブサイト
・武蔵小杉ライフ:タウンガイド:書店 Book & Cafe stand Shinjo Gekijo
・2018/1/24エントリ 川崎市が「Colors,Future! いろいろブックフェア」を展開、来春リニューアル準備中の「屋台のある本屋 新城劇場」が1月27日(土)まで「よりみちブックス」を開店中
・2018/8/20エントリ コミュニティスペース「新城劇場」が「Book & Cafe stand Shinjo Gekijo」として8月23日(木)リニューアルオープン、小泉農園のジェラートなども販売
・2023/11/22エントリ 東急武蔵小杉駅旧定期券売り場にトライアルショップ「Canvas βase」が2024年3月下旬開業、「ノクチ基地」など地元事業者がロゴ・内装設計共創
これを控えて、本日はメディア向けの内覧会が開催されましたので、レポートいたします。
■「Canvas βase」内覧会レポート
■オープン場所は旧定期券売り場
「Canvas βase」は、株式会社東急モールズデベロップメントが運営するトライアルショップです。
“スキマ時間に、モノやヒトとの「最初の出会い」が見つかる場”をコンセプトに、利便性の高い歩行者導線上(旧定期券売り場)に商業区画を設け、事業者が短期間かつリスクの少ない歩合賃料制でトライアル出店ができる場として活用します。
また、同社の地域密着型商業施設の運営ノウハウと地域とのつながりを活用し、事業者と地域コミュニティのハブとなり、運営をサポートしていくのが特徴です。
これによりリアル店舗への初出店や販路拡大、地域活動の発信などを目指す全国の事業者が試みやすい環境を用意していくということです。
■「ノクチ基地」らと共創した売場
「Canvas βase」は、設置にあたり地元の事業者との連携も行っています。
ロゴマークは溝の口のクリエイター集団「ノクチ基地」が、内装設計は武蔵新城の「ピークスタジオ一級建築士事務所」が手がけました。
店内の棚等は可動式で、多様な出店に対応できるようになっています。
■東急モールズデベロップメントの野村高明部長
本日の内覧会では、東急モールズデベロップメントの野村高明部長にお話を伺いました。
「武蔵小杉は1日50万人以上のお客様が利用されるということで、たくさんのお客様にこういった場所を知っていただきたく、この場所(旧定期券売り場)を選びました。事業者の皆さまのチャレンジを応援することがコンセプトになっています。
今回出店第1号ということで、『Shinjo Gekijo』さんに出店頂くのですが、これから新商品の開発にあたってお客様の評価をぜひ聞いてみたいということで今回ご利用いただくことになりました。
今回チャレンジを応援するうえでの一番のポイントとしては、東急グループとして伴走をしっかりとやるんだということがポイントになっています。」
■「Canvas βase」の伴走イメージ
「これがCanvas βaseの伴走の全体像です。事業者のチャレンジを応援しますというのは結構いろんな場所にあると思うですね。その中でも東急グループだからこそ応援できる仕組みがないかということをずっと考えていました。
Canvas βaseは始まりの場所で、いわゆる初期投資なども押さえてテストマーケティングができる場所です。ここで『よし!』と自分の背中を押す機会になって、東急スクエアやその他のショッピングセンターへの出店にお繋ぎすることもできます。
もしくはCanvas βaseで出店してみて『いやいや出店よりも何か商品ひとつひとつをスーパーとかに卸したいな』となった場合も、東急ストアや東急百貨店等、色々な繋がる先を持っていますので、利用者の皆さまの伴走を支援したいと思っています。
こういう東急グループだからこそできる応援の仕組み、こういったことを今回しっかりとアピールしていきたいなと思います」
またお話しいただいたほかに、「Canvas βase」応援コミュニティもLINEで立ち上げて、情報発信もしていくということでした。
■出店第1号は武蔵新城のブックカフェ「Shinjo Gekijo」
そして「Canvas βase」のスタートは、「川崎エリアWEEK」ということで、川崎市内で活動する4事業者が出店します。
第1号は武蔵新城のブックカフェ「Shinjo Gekijo」が3月29日(金)から4月2日(火)まで営業する形になります。
同店については、オープン当時に弊紙でもご紹介しておりました。
今回は新商品ブランド「んっぐっぐ(Huh? Good Good!)」を展開します。
これはオリジナルブレンドのコーヒー・紅茶のティーバッグで、カラフルなパッケージはギフトにも適しています。
■クレープも販売
また「Shinjo Gekijo」では、3種のクレープも販売しています。
このクレープはこすぎコアパークでのイベントでも販売していたことがあり、弊紙でもご紹介しておりました。
■多様な業種に対応
■出店スケジュール
「Canvas βase」は、飲食店以外であれば様々な業種が出店可能です。
■「Canvas βase」の「川崎エリアWEEK」スケジュール
3/29(金)-4/2(火) | 【武蔵新城】Shinjo Gekijo(オリジナルブレンドのコーヒー&紅茶バッグ) |
4/5(金)-4/11(火) | 【元住吉】和氣和氣(薬膳惣菜) |
4/13(土)-4/23(火) | 【溝の口】La Porte(フレンチレストランスイーツ) |
4/27(土)-5/10(金) | 【武蔵新城】HORIZON(オリジナルキャンプギア) |
一般に地域の商店が商業施設等に出店する場合、商業施設にあわせた営業日・営業時間をコミットする必要があり、人員の確保がなかなかハードルが高いようです。
それが「Canvas βase」では1日でも、営業時間も7:00~21:00の間で自由度高く設定できます。
賃料も歩合制でチャレンジしたい事業者にとって極力ハードル低く、フレンドリーになっているのが特徴です。
そのため、「Canvas βase」は店舗が営業をしていない期間も生じます。
それはテナント枠を埋めるための営業期間必達にするのではなく、あくまでも事業者側の自由度に寄り添った仕様になっているからですね。
東急グループとしては、ショッピングモールが全国的に画一的になりがちな中、こうした施策で個性ある事業者の成長を支援し、将来的にグループの商業施設に出店してもらうことに長期目線で取り組む施策となります。
一方、消費者目線では、駅構内の非常に利便性の高い場所にあり、次々と新しい商品との出会いがありますので、楽しく利用できるのではないでしょうか。
まずは3月29日からの「Shinjo Gekijo」の出店を覗いてみてください。
■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル 事業者のチャレンジを支援!東急武蔵小杉駅のトライアルショップ「Canvas βase」メディア向け内覧会レポート
また今回も、「Canvas βase」メディア向け内覧会レポートを武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルで公開しております。
前掲の東急モールズデベロップメント野村さんのインタビューも収録しておりますので、あわせてご視聴ください。
【関連リンク】
・東急モールズデベロップメント 東急モールズデベロップメントが事業拡大、販路拡大を目指す全国の事業者を支援 トライアルショップ「Canvas βase(キャンバス ベース)」3月29日(金)開業 プレスリリース
・ノクチ基地 ウェブサイト
・ピークスタジオ一級建築士事務所 ウェブサイト
・武蔵小杉ライフ:タウンガイド:書店 Book & Cafe stand Shinjo Gekijo
・2018/1/24エントリ 川崎市が「Colors,Future! いろいろブックフェア」を展開、来春リニューアル準備中の「屋台のある本屋 新城劇場」が1月27日(土)まで「よりみちブックス」を開店中
・2018/8/20エントリ コミュニティスペース「新城劇場」が「Book & Cafe stand Shinjo Gekijo」として8月23日(木)リニューアルオープン、小泉農園のジェラートなども販売
・2023/11/22エントリ 東急武蔵小杉駅旧定期券売り場にトライアルショップ「Canvas βase」が2024年3月下旬開業、「ノクチ基地」など地元事業者がロゴ・内装設計共創