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2024年
09月20日

平和祈る「街ナカアート2024Summer 一人芝居演劇フェス」が9/22(日)23(月祝)川崎市平和館で開催、6人のパフォーマーが出演

参加型アートフェス「コスギアート ラ・ファブリカ」「街ナカアート」の企画として、「街ナカアート2024Summer 一人芝居演劇フェス」が9月22日(日)、23日(月祝)に川崎市平和館で開催されます。

■「街ナカアート2024Summer 一人芝居演劇フェス~平和への祈りを込めて~」
一人芝居演劇フェス

一人芝居演劇フェス 
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一人芝居演劇フェス 
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一人芝居演劇フェス 
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■「街ナカアート2024Summer 一人芝居演劇フェス~平和への祈りを込めて~」の開催概要
日時 2024年9月22日(日)、23日(月祝)
両日13:30開場/14:00開演
会場
川崎市平和館
内容 世界各地で起きている紛争が終わりの見えない混沌の中にある今、川崎市平和館から平和への祈りを込めて、一人芝居演劇フェスを開催します。
主催 街ナカアート&コスギアート
協力 TAKAYAMA NAOYUKI
Office SOU
Atelier Sister moom
Web
イベントサイト

■9月22日(日)のプログラム
14:05- 美言 Mikoto / 竜神伝説
美言 

【作品紹介】
昔、ある山の奥深く一。
誰からも恐れられた”龍神”と口をきけぬ少女”幸(さち)”の出逢い。
悲しくもあたたかく…
今、伝説は動き出すー。
【Profile】
~ドクン、ドクン、魂の音〜ことだまのかたりべ・シンガーソングライター役者。ライブハウスや表現ワークショップ等の音楽活動の他に歌、演劇、舞等を融合させた一人芝居を創作している。2024年12月21日(土)「龍寺」にで”べっかんこ”を公演予定。

https://wabiblues.wixsite.com/blues9/22
16:15- 桐山日登美 / 女神たちに捧ぐーインド古典舞踊へのいざない
桐山日登美

【作品紹介】
オディッシィはインド東海岸に位置するオディシャ州の古典舞踊です。ヒンドゥー教の寺院彫刻のような動きをすることから「生きた刻」と呼ばれています。情的で美的な動きが特徴のオディッシィには、物語や感情を表現する舞踊と純粋な舞踊とがあります。
◎マニキャビーナ
◎アラビ・パッラビ
◎クル・アドウ・ナンダナ/サルヴァ・マンガラ

【Profile】
1995年から京都にてインド舞踊家野中ミキよりオディッシィを習う。1997年、初渡印。野中の師ラマニ・ランジャン・ジェナに師事。2005年4月、京都でのマンチャプラベーサ(デビュー公演)後、ソロ活動を開始。同年12月東京にて初ソロ公演。以後各地でダンサーやミュージシャンとの共演、また川崎市にて「チャラナ・カマラ」を開校、オディッシィの指導を始める。2008年より、踊り手が語り、歌う、独自の表現を追及するインド音楽と舞踊のグループ「むゆうじゅ」を結成。日本だけでな<サンフランシスコや台北でも公演を行う。2013年2月、第1回なかはらミュージカル『水の郷のものがたり」にダンサーで出演。2016年よりインド・ニューデリーのクムクム・ラルに師事。2023年、横浜ボートシアターの「新版小栗判官・照手姫」にて俳優デビュー。
18:00- 志賀澤子 / ローズ
志賀澤子

【作品紹介】
「20世紀は最後から2番目の世紀になるわ!」ウクライナのユダヤ人集落に生まれ、あにを慕ってポーランドに。そこにナチスがやって来る。ゲットーでの生活。戦後はパレスチナを目指してエクソダス号に乗り、その船上での出会いは彼女をアメリカへと導く…
マーティン・シャーマン。劇作家・脚本家。1938年アメリカ・フィラデルフィア出身。ナチス政権下の同性愛弾圧を描くセンセーショナルな舞台、「BENT』(1979年初演)は世界各国で上演された代表作。映画脚本も多く手がける。

【Profile】
女優、演出家、プロデューサー。東京演劇アンサンブル代表。1963年俳優座養成所卒業、東京演劇アンサンブル入団。「銀河鉄道の夜』は初演からカムパネルラ、ジョバンニ、語り手で出演、日本各地、韓国でも演じてきた。主な舞台「母』ペラゲーア・ウラーソワ、「沖縄」、「かもめ』アルカージナなど。2012年から一人芝居「ローズ』をシアターメで演じている。直近の出演は、石原燃作「彼女たちの断片』葉子。「もういいかい、まあだだよ」あかり。一人芝居『最期の手紙』アンナ。『行ったりきたり」総理大臣Y。次回9月には、「ヤマモトさんはまだいる』ヤマモトさん。演出『FEN-沼地』『マイという女』『海の52万石』など。脚本「食卓のない家』(文化庁創作戯曲賞作受賞)。海外公演11カ国で制作、主演。ミラノで文化庁在外研修。ベトナムで演劇交流貢献賞を受賞。西東京市民劇団銀河ラボで2011年から演出。日本新劇俳優協会理事。川崎ではハンナ・アレント佐藤和夫氏の講座に参加。そして昨年『最期の手紙』を演じました。

■9月22日(日)のプログラム
14:05- ひとみまさこ/ KIOKU(キオク)
ひとみまさこ

【作品紹介】
<作>ささきなおこ
<出演>ひとみまさこ(かわさきシアターカンパニー)
<上演時間> 約30分
戦争によって、大切にしていた家族を無惨に奪われてしまう。おだやかだった日常が、非日常となり、それがまた日常となる。人の営みの悲しさと、生きることの強さをテーマにした物語。

【Profile】
ラゾーナ川崎プラザソルで仕事をしたことがきっかけで演劇と出会う。2008年6月「ゆっくり静かに出て行って」で初舞台。 その後、川崎インキュベーター合同公演、ライト・トラップの作品に出演、劇団企プロジェクトのメンバーとなる。第4回公演「フォーシーズンズ」では、演出にもチャレンジ。2018年劇団代表を引き継ぎ、名称を「かわさきシアターカンパニー」に変更。本業の市民活動中間支援を続けるかたわら、川崎、東京、横須賀などで数多くの舞台に出演中。
主な出演作(役名)
劇団企てプロジェクト「煙が目にしみる」(野々村礼子)
劇団企てプロジェクト「親の顔が見たい(森崎雅子)
かわさきシアターカンパニー「終わり無ければすべて無し」(狂言回し)
Art-Loving 親の顔が見たい」辺見友子)
一人芝居「舞台のユーレイ様」(ハルカ)
Art-Loving「かもめ」(ポリーナ)
劇団蒼い群「さよならパーティー」(天宮智満)
16:15-  Ash /参加型ワークショップ「火垂るの墓」を読む
Ash

【作品紹介】
私の子ども時代の戦争映画といえば、アニメ映画『火垂るの墓」でしたが、あまりに悲しい結末のせいか、最近めっきりTV で放送されることがなくなりました。 ひとりの少年が、自分の理想を夢見て、時代に抗いながら小さな妹と生きようとした様がそこには描かれていて、大人になった今あの映画を観ると、また昔とは違う印象をうけるかもしません。 この作品の原作となった小説は、戦争の悲惨さを直接に見せ、反戦のムードを高める目的で書かれたものではないようです。それは作者の野坂昭さんによる独特の「語り」のスタイルで書かれていて、まるで一つのうた物語のようなのでこれを、声に出して読んでみたい、と私は思っています。 おそらく原作を読んだことがない方も多いと思うので、この機会に参加者のみなさまと、声に出してこの作品を読むことで、作者が真に描きたかったテーマをともに考えてみませんか。日本語が読める方なら誰でも読んでいただけますし、読めないけれど、ただ聴いてみたい、という方の耳だけ参加も歓迎です。

【Profile】
ミュージカル俳優としてキャリアをスタート、世界80都市で舞台に立ったのち、演出の勉強をするために帰国、東京芸術大学に入学してオペラ・演劇・ミュージカルの演出と作劇、および邦楽舞台音楽(能楽、義太夫)を学ぶ。在学中にベニサン・ピットにて演出家デビュー、2017年利賀演劇人コンクールで優秀演出家賞を受賞。2018年、カワサキロミオ&ジュリエット演出。日本のひとりミュージカルと言える琵琶と出会い、その奏者としての一面も持つ。琵琶曲に乗せて古今東西の劇世界を語る場を創り、広める活動をする。武蔵小杉で「はじめて触れる戯曲」と題し、声に出して演劇の台本を読むワークショップを開催している。
18:00- まえだうい / リーディング劇 駆け込み訴え
まえだらい

【作品紹介】
イスカリオテのユダは、師であり主である「あの人」を愛していた。だが次第に、自分の苦労を知らないふりをして無理難題を突きつける「あの人」を憎んでいったが、それでも愛おしくて、なおらしかった。嫉妬と失望と自己矛盾の入り交じる、決意の独白そんな駆け込み訴えは、作者である太宰治が口頭で喋ったことを妻が書き取った小説です。お酒を飲みながら、淀みもなく、言い直すこともなく口述する太宰に妻は畏れすらも感じたそうです。ですが、ひとたび文字に起こしてしまえば、その時に読まれたニュアンスはフラットになってしまいます。今回は太宰治がどのように口述したのかを解釈し、視覚的にも楽しめるリーディングという形で表現していきます。また、公演するにあたって言葉等をわかりやすいように変更した部分もありますので、ご了承ください。

【Profile】
女子美術大学の一年生です。「人や社会を楽しませるモノ・コトづくり」をモットーに、趣味である演劇や謎解き、学んでいるデザイン分野を活かしてのプロジェクトや地域活動に励んでいます!高校時代は演劇同好会に所属していて、主に演者や脚本を担当していました。今年2月の街ナカアートでは同好会の有志メンバーと共にオリジナル脚本での公演を行い、今回はその時のご縁で出演させていただく運びとなりました。また、昨年度の川崎ワカモ/未来PROJECTに参加した際に、演劇を発表する側と鑑賞する側、どちらも活用できるようなSNSアカウント「カワゲキ情報局」を作り、現在もひとりで運営しています!大学では演劇系の活動はしていないため、今回は実に半年ぶりの公演になります。外部での公演は二度目、一人芝居は初めてですが、精一杯努めますのでぜひ楽しんでいってください!

「コスギアート ラ・ファブリカ」は、中原市民館で開催されてきたアートイベントです。
それが中原平和公園に飛び出したのが「街ナカアート」で、参加型の企画が好評を博してきました。

今回は平和を祈る「一人芝居」ということで、川崎市平和館のホールを会場に2日間にわたって6人のパフォーマーが出演します。

■22日オープニングで出演するMikotoさんのパフォーマンス
Mikoto

Mikotoさん

今回、トップバッターで出演するのが美言(Mikoto)さんです。
出身地の佐賀県の大自然から言霊を感じ、独自の世界観があります。

2023年の「街ナカアート」にも出演し、まるで何かが憑依したような圧倒的なパフォーマンスを見せてくれました。

この時のパフォーマンスは武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルで一部収録していますので、ご覧になってみてください。

■「街ナカアート」ステージMCもつとめたAshさん(右)
音楽堂のステージ

■2月の「ピースパレード」に参加したAshさん
ピースパレード

そして今回参加型ワークショップ「火垂るの墓を読む」を開催してくれるのが、Ashさんです。
演出家・琵琶奏者・地域クリエイターとマルチに活躍されています。

■高校生演劇「カワゲキ情報局」による有志公演
カワゲキ情報局

そして2月に開催された「街ナカアート」では、高校生演劇プロジェクト「カワゲキ情報局」の有志公演も弊紙でご紹介しました。

今回はそのうちのひとり、まえだういさんが美大の1年生となって「リーディング劇」を演じます。

6人の個性あるパフォーマーの皆さんは、いずれも魅力的な演目となっています。
入場無料(カンパ・投げ銭は歓迎とのこと)、自由席ですので、ちょっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

■カワゲキ情報局 Instagram

■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル 誰もができるアート体験!「街ナカアート2023」in中原平和公園


【関連リンク】
コスギアート&街ナカアート ウェブサイト

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