最速公開!「全国都市緑化かわさきフェア」内覧レポート【等々力緑地編】、10/19開幕日にはコアパークで「KOSUGIキャンドルナイト」も※20日順延
「第41回全国都市緑化かわさきフェア」の2024年秋季開催が10月19日(土)から11月17日(日)まで開幕します。
全国都市緑化フェアは、緑の大切さを学びつつ、緑がもたらす快適で豊かなまちづくりを推進するため、1983年から全国各地を巡回して開催されてきました。
これが川崎市制100周年記念事業として、2024年秋季と2025年春季に川崎市で開催されることとなり、富士見公園・等々力緑地・生田緑地の3か所がコア会場となります。
弊紙ではこのうち富士見公園と等々力緑地について内覧取材をさせていただきました。
今回は「等々力緑地編」ということで、内覧レポートをお伝えしたいと思います。
なお、取材時点において会場はまだ未完成であり、すべての展示が揃っていません。
またお花なども秋季開催期間が進むにつれてピークを迎えるように調整されていますので、あらかじめご承知ください。
■全国都市緑化かわさきフェア内覧レポート・等々力緑地編
■正面広場
まず、府中街道の正面広場で目に入るのが、全国都市緑化かわさきフェアの入口です。
等々力緑地は比較的舗装された場所が多いため、木製パレット4,500枚を使って風景を一変させるような大胆な展示が行われています。
これらの花壇は、「五感」をテーマに市民のみなさんと協働で作られたものです。
■唐辛子
こちらは、食用ではないのですがトウガラシです。
赤色が鮮やかですね。
■カレープラント
トウガラシと一緒に植えられていたカレープラントは、カレーの香りがするという珍しいハーブです。
■市民のご自宅にあった装飾も取り入れ
このひつじのショーンは、花壇づくりに参加された市民の方がお持ちだったものだそうで、装飾に取り入れられていました。
■市内小中学校・特別支援学校で育てたマリーゴールド
このマリーゴールドは、市立小中学校・特別支援学校全170校で育てたものから5,000株を集めたものです。
一部を小中学生やボランティアが協働して、等々力緑地に植えました。
■木陰のトンネル
「木陰のトンネル」は、広場の一角を木質化する、立体的な花と緑のインスタレーションです。
ここから植物が育ってくると、木陰ができるのではないでしょうか。
またトンネルの両側にはベンチも設置されています。
■メインのアクティブガーデン
正面広場から道路を渡って等々力球場前に見えるのが、メインガーデンの「アクティブガーデン」です。
全長75mのエリアに、40以上の「遊べる」仕掛けが施されています。
こちらも「五感」を使って楽しむコンセプトです。
■植物の地中が見えるディスプレイ「根を張る高層ビルディング」
これは「視覚エリア」で、竹など植物の地中の部分が見えるディスプレイ「根を張る高層ビルディング」です。
普段見る機会がないので、面白いです。
■木琴など音を楽しむエリア
こちらは、木琴などで音を楽しめるエリアです。
木の音は、なんだか心地よいです。
■「おばあちゃんのお茶の間」をコンセプトにした装飾
■ネイチャーボルダリング
「触覚エリア」として、「ネイチャーボルダリンク」や滑り台などアクティブに遊べるエリアもありました。
このあたりは、子どもたちが存分に楽しめそうです。
■みんなのステージ&かわさきグルメキッチン
そして催し物広場は「みんなのステージ&かわさきグルメキッチン」ということで、イベントと飲食スペースになっていました。
ここでは10月19日(土)オープニングではライブペインティングショー、10月26日には「武蔵小杉カレーEXPO」などが開催されます。
■フラクタル日よけ
催し物広場には、樹木の枝分かれや葉など、自然界の形をデザインに取り入れた「フラクタル日よけ」を使ったブースが設置されていました。
ここではさまざまな企業や団体による新しい技術の展示や、物販など日替わりの出展を楽しめます。
■花と緑の休憩スペース
催し物広場に隣接して、花と緑に囲まれた木陰の休憩スペースがありました。
このパレットは、川崎フロンターレの選手・サポーターらがフロンターレカラーにペイントしたものです。
■森のアート
とどろきアリーナ近くの21世紀の森では、「森のアート」として、アンブレラアートがありました。
ここにはフォトスポットのフレームがあります。
飾られているアンブレラは、川崎市高津区の「日本理化学」による消せるクレヨン「キットパス」を使い、子どもたちが楽しい絵を描いてくれました。
またこの近くには、取材時点ではまだ未展示でしたが、同じくキットパスよる「脱炭素アート」も展示予定です。
■推奨ルートの多目的広場沿いの小道
催し物広場からの推奨ルートは、多目的広場沿いの小道です。
ここには防球ネットを使った、緑のトンネルがありました。
■仮囲いの展示
そしてその先、工事中エリアの仮囲いには、等々力緑地の過去から未来、そして川崎フロンターレなど「かわさきスポーツパートナー」のビジュアルも掲示されていました。
ここには未来の姿として、等々力緑地の再編整備イメージもあります。
■ロングボーダーガーデン
小道を通って釣池前に来ると、釣池前に「ロングボーダーガーデン」が整備されていました。
秋・春合計200品種、45,000株の花が咲く、全長100mのガーデンです。
富士見公園・等々力緑地・生田緑地の3会場の中でも最大の地植え花壇ということでした。
■「花時計の会」との協働による花壇
こちらは、緑化活動のリーダーを育成する「花と緑のまちづくり講座」の受講生と、卒業生「穴時計の会」の皆さんが協働して作っている花壇です。
この花壇は以前弊紙でもご紹介したことがありました。
■ウォーターガーデン
釣池の水面には「ウォーターガーデン」が浮かんでいました。
これは池の養分を浄化する花が配置されています。
また釣り池を見渡すデッキにはベンチやテーブルを用意し、月曜日以外はキッチンカー「HANA CAFE」も出店します。
■ボタニカルアート
そして「ふるさとの森」沿いには、市内で活動する植物画家によるボタニカルアートが展示されていました。
普段はあまりじっくり見ることのない、植物のディテールを観察できます。
■釣池の建屋やトイレなどの緑化
主な会場のご紹介は以上ですが、これ以外にも、釣池の建屋やトイレなど、等々力緑地の各所が綺麗に緑化されています。
等々力緑地全体の雰囲気がかなり変わっていますので、是非各所を巡ってみてください。
また10月19日(土)からはイベントも目白押しですので、全国都市緑化かわさきフェアの公式ウェブサイトをご参照ください。
なお、「全国都市緑化かわさきフェア」のプロモーションの一環として、「KOSUGIキャンドルナイト」がこすぎコアパークで10月19日(土)初日に開催されるということです。
※10/19追記
雨天予報のため、本イベントは20日同時刻に順延されました。
■「KOSUGIキャンドルナイト」の開催概要
これは2024年11月2日に開催予定の「キャンドルスケープ川崎2024」とのコラボ企画です。
■昨年丸子橋で開催された「キャンドルスケープ川崎2023」
こうしたキャンドルがこすぎコアパークで点灯されますので、なかなか綺麗な風景になるのではないでしょうか。
■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル 最速公開「全国都市緑化かわさきフェア」内覧レポート!等々力緑地編
また今回の「全国都市緑化かわさきフェア」内覧レポートの等々力緑地編は、武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルでも動画で公開しております。併せてご視聴ください。
【関連リンク】
・全国都市緑化かわさきフェア 公式サイト
・2023/11/3エントリ 「キャンドルスケープ川崎2023」が丸子橋ピクニック広場で開催、キャンドル約3,000が点灯し音楽や絵本朗読も
全国都市緑化フェアは、緑の大切さを学びつつ、緑がもたらす快適で豊かなまちづくりを推進するため、1983年から全国各地を巡回して開催されてきました。
これが川崎市制100周年記念事業として、2024年秋季と2025年春季に川崎市で開催されることとなり、富士見公園・等々力緑地・生田緑地の3か所がコア会場となります。
弊紙ではこのうち富士見公園と等々力緑地について内覧取材をさせていただきました。
今回は「等々力緑地編」ということで、内覧レポートをお伝えしたいと思います。
なお、取材時点において会場はまだ未完成であり、すべての展示が揃っていません。
またお花なども秋季開催期間が進むにつれてピークを迎えるように調整されていますので、あらかじめご承知ください。
■全国都市緑化かわさきフェア内覧レポート・等々力緑地編
■正面広場
まず、府中街道の正面広場で目に入るのが、全国都市緑化かわさきフェアの入口です。
等々力緑地は比較的舗装された場所が多いため、木製パレット4,500枚を使って風景を一変させるような大胆な展示が行われています。
これらの花壇は、「五感」をテーマに市民のみなさんと協働で作られたものです。
■唐辛子
こちらは、食用ではないのですがトウガラシです。
赤色が鮮やかですね。
■カレープラント
トウガラシと一緒に植えられていたカレープラントは、カレーの香りがするという珍しいハーブです。
■市民のご自宅にあった装飾も取り入れ
このひつじのショーンは、花壇づくりに参加された市民の方がお持ちだったものだそうで、装飾に取り入れられていました。
■市内小中学校・特別支援学校で育てたマリーゴールド
このマリーゴールドは、市立小中学校・特別支援学校全170校で育てたものから5,000株を集めたものです。
一部を小中学生やボランティアが協働して、等々力緑地に植えました。
■木陰のトンネル
「木陰のトンネル」は、広場の一角を木質化する、立体的な花と緑のインスタレーションです。
ここから植物が育ってくると、木陰ができるのではないでしょうか。
またトンネルの両側にはベンチも設置されています。
■メインのアクティブガーデン
正面広場から道路を渡って等々力球場前に見えるのが、メインガーデンの「アクティブガーデン」です。
全長75mのエリアに、40以上の「遊べる」仕掛けが施されています。
こちらも「五感」を使って楽しむコンセプトです。
■植物の地中が見えるディスプレイ「根を張る高層ビルディング」
これは「視覚エリア」で、竹など植物の地中の部分が見えるディスプレイ「根を張る高層ビルディング」です。
普段見る機会がないので、面白いです。
■木琴など音を楽しむエリア
こちらは、木琴などで音を楽しめるエリアです。
木の音は、なんだか心地よいです。
■「おばあちゃんのお茶の間」をコンセプトにした装飾
■ネイチャーボルダリング
「触覚エリア」として、「ネイチャーボルダリンク」や滑り台などアクティブに遊べるエリアもありました。
このあたりは、子どもたちが存分に楽しめそうです。
■みんなのステージ&かわさきグルメキッチン
そして催し物広場は「みんなのステージ&かわさきグルメキッチン」ということで、イベントと飲食スペースになっていました。
ここでは10月19日(土)オープニングではライブペインティングショー、10月26日には「武蔵小杉カレーEXPO」などが開催されます。
■フラクタル日よけ
催し物広場には、樹木の枝分かれや葉など、自然界の形をデザインに取り入れた「フラクタル日よけ」を使ったブースが設置されていました。
ここではさまざまな企業や団体による新しい技術の展示や、物販など日替わりの出展を楽しめます。
■花と緑の休憩スペース
催し物広場に隣接して、花と緑に囲まれた木陰の休憩スペースがありました。
このパレットは、川崎フロンターレの選手・サポーターらがフロンターレカラーにペイントしたものです。
■森のアート
とどろきアリーナ近くの21世紀の森では、「森のアート」として、アンブレラアートがありました。
ここにはフォトスポットのフレームがあります。
飾られているアンブレラは、川崎市高津区の「日本理化学」による消せるクレヨン「キットパス」を使い、子どもたちが楽しい絵を描いてくれました。
またこの近くには、取材時点ではまだ未展示でしたが、同じくキットパスよる「脱炭素アート」も展示予定です。
■推奨ルートの多目的広場沿いの小道
催し物広場からの推奨ルートは、多目的広場沿いの小道です。
ここには防球ネットを使った、緑のトンネルがありました。
■仮囲いの展示
そしてその先、工事中エリアの仮囲いには、等々力緑地の過去から未来、そして川崎フロンターレなど「かわさきスポーツパートナー」のビジュアルも掲示されていました。
ここには未来の姿として、等々力緑地の再編整備イメージもあります。
■ロングボーダーガーデン
小道を通って釣池前に来ると、釣池前に「ロングボーダーガーデン」が整備されていました。
秋・春合計200品種、45,000株の花が咲く、全長100mのガーデンです。
富士見公園・等々力緑地・生田緑地の3会場の中でも最大の地植え花壇ということでした。
■「花時計の会」との協働による花壇
こちらは、緑化活動のリーダーを育成する「花と緑のまちづくり講座」の受講生と、卒業生「穴時計の会」の皆さんが協働して作っている花壇です。
この花壇は以前弊紙でもご紹介したことがありました。
■ウォーターガーデン
釣池の水面には「ウォーターガーデン」が浮かんでいました。
これは池の養分を浄化する花が配置されています。
また釣り池を見渡すデッキにはベンチやテーブルを用意し、月曜日以外はキッチンカー「HANA CAFE」も出店します。
■ボタニカルアート
そして「ふるさとの森」沿いには、市内で活動する植物画家によるボタニカルアートが展示されていました。
普段はあまりじっくり見ることのない、植物のディテールを観察できます。
■釣池の建屋やトイレなどの緑化
主な会場のご紹介は以上ですが、これ以外にも、釣池の建屋やトイレなど、等々力緑地の各所が綺麗に緑化されています。
等々力緑地全体の雰囲気がかなり変わっていますので、是非各所を巡ってみてください。
また10月19日(土)からはイベントも目白押しですので、全国都市緑化かわさきフェアの公式ウェブサイトをご参照ください。
なお、「全国都市緑化かわさきフェア」のプロモーションの一環として、「KOSUGIキャンドルナイト」がこすぎコアパークで10月19日(土)初日に開催されるということです。
※10/19追記
雨天予報のため、本イベントは20日同時刻に順延されました。
■「KOSUGIキャンドルナイト」の開催概要
日時 | 2024年10月19日(土)17:00~22:00※雨天翌日順延 ※20日に順延となりました。 |
開催場所 | こすぎコアパーク |
内容 | ①等々力会場の当日の様子について写真等展示 ②キャンドル作家さんによるキャンドルフォトスポット ③キャンドル作品をバックにアコースティック演奏 |
ライブステージスケジュール | 18:00 manatsu(ギター弾き語り) 19:00 舞歌(オカリナ) 20:00 manatsu(ギター弾き語り) 21:00 Shaliy(ボーカル) |
これは2024年11月2日に開催予定の「キャンドルスケープ川崎2024」とのコラボ企画です。
■昨年丸子橋で開催された「キャンドルスケープ川崎2023」
こうしたキャンドルがこすぎコアパークで点灯されますので、なかなか綺麗な風景になるのではないでしょうか。
■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル 最速公開「全国都市緑化かわさきフェア」内覧レポート!等々力緑地編
また今回の「全国都市緑化かわさきフェア」内覧レポートの等々力緑地編は、武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルでも動画で公開しております。併せてご視聴ください。
【関連リンク】
・全国都市緑化かわさきフェア 公式サイト
・2023/11/3エントリ 「キャンドルスケープ川崎2023」が丸子橋ピクニック広場で開催、キャンドル約3,000が点灯し音楽や絵本朗読も