富士通が「川崎フロンターレバリアフリーマップ」改版街歩きイベントをG大阪戦で開催、フロンティアーズ選手も参加
富士通はスポーツを通じた共生社会の実現に向けて、富士通スポーツの選手やサポーター、自治体やボランティア等と協働してバリアフリーマップを作成・配布する活動を行っています。
これまでに富士通レッドウェーブ・富士通フロンティアーズ・川崎フロンターレのホームであるとどろきアリーナ・富士通スタジアム川崎・Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuなどで各チーム協力によるバリアフリーマップを作成してきました。
■川崎フロンターレvsガンバ大阪戦で開催!富士通バリアフリー街歩きイベント
■2022年にご紹介した川崎フロンターレバリアフリーマップ
弊紙でも2022年に等々力陸上競技場のバリアフリーマップをご紹介しておりましたが、同競技場の愛称が「Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu」となったことから、マップが改版されることととなりました。
この更新にあたり、10月18日に開催された「川崎フロンターレvsガンバ大阪戦」にあわせて、バリアフリーマップ作成のための「バリアフリー街歩き」イベントが開催されました。
■武蔵中原からUvanceとどろきスタジアムへのルートとなる中原街道
今回のバリアフリー街歩きイベントは、武蔵中原駅前の「Fujitsu Technology Park」(旧富士通川崎工場)前に集合し、川崎フロンターレのリーグ戦が行われるUvanceとどろきスタジアムまでを車いすで移動していきました。
試合が19時からでしたから、イベント開催時はすでに暗くなっています。
上記写真は昼間に撮影したもので、中原街道の導線上もかなり段差等があることがわかります。
■車いすで移動
本イベントには、実際の車いす生活者の方に加えて、川崎フロンターレのサッカースクール生らも参加していました。
普段は触れる機会のない車いすに乗ったり、押したりしてみると、想像以上に段差が障害となることが分かります。
車いすの乗り方・押し方は参加者の方にあらかじめ説明されています。
車いすを押す場合、段差を越える際や動き始め、停まるときなどは乗車者に必ず声掛けします。
また1cmくらいの段差でも勢いよく進むと前輪が引っ掛かって前につんのめる可能性があるため、段差はゆっくりと越えます。
段差を上る際、車いす後部の「ティッピングレバー」というレバーがある場合は、これを介助者が踏み込み、車いす前部を浮かせて進みます。
また段差を下る際は、後ろ向きがセオリーということでした。
■保護者の方に交代
車いすにはスクール生の保護者の方も乗ってみました。
お話を伺うと、「想像以上に震動が伝わってきます」とのこと。
小杉十字路は横断歩道が長いため、無理せずに途中で取り残されないよう、1回待つなどの対応も必要でした。
■富士通フロンティアーズの選手も
そして富士通フロンティアーズの選手もスタート地点から参加してくれました。
たくましい腕で押してもらえると、安心感がありますね。
「普段は車いすを押すことはありませんが、あまり力は要らないですね。ブレーキもよくきいて押しやすいです」
とのことでした。
介助者、乗車者ともにブレーキは重要で、信号待ちなどは常にブレーキを使用します。
少しでも傾斜があると車いすを持っていかれる可能性があり、特に車道沿いには下る傾斜が多く存在しますので注意が必要です。
■歩道が狭い場所
街歩き中、歩道と車道との分離や歩道の幅、傾き、段差や障害物などをチェックしながらUvanceとどろきスタジアムまで進んでいきました。
上記写真の、小杉神社手前の道路では、歩道がかなり狭いので車が通ると気を遣います。
■Uvanceとどろきスタジアムの紹介
そしてUvanceとどろきスタジアムに到着すると、川崎フロンターレと、川崎フロンターレや富士通、東急などの合弁による「川崎とどろきパーク株式会社」の方がUvanceとどろきスタジアムについて紹介をしてくれました。
現在のメインスタンドは、川崎市が川崎フロンターレの要望をかなり取り入れて整備されたものなのだそうです。
■記念撮影して終了
■チケットプレゼントも
そしてふろん太君と記念撮影して、バリアフリー街歩きイベントは終了です。
参加者にはチケットのプレゼントもありました。
本イベントでの気付きも活かして、Uvanceとどろきスタジアムまでの「バリアフリーマップ」の新版が作られます。
完成しましたら、武蔵小杉駅などでの配布、ウェブサイト等での公開がされることと思いますので、ご覧になってみてください。
■J1リーグ第34節 川崎フロンターレvsガンバ大阪戦
■ホームゲームイベントは「KAWAハロー!ウィンPARTY」
そしてこの日のガンバ大阪戦ホームゲームイベントは、毎年恒例のハロウィン企画「KAWAハロー!ウィンPARTY」でした。
試合開始前の選手紹介も、選手ら一人一人のハロウィン仕様です。
■小林悠の1点で追いつきドローに
試合はガンバ大阪に先制されたものの、後半投入された小林悠が81分、打点の高いヘディングで押し込み、1-1ドローとなりました。
折しも鬼木監督が今季をもって退任することが発表されたばかりで、小林悠からは試合後、
「鬼さんが作った川崎フロンターレがこれからどんどん強くなるところを見せられるよう頑張りたい」とのコメントがありました。
■応援を続けるサポーター
歓喜の勝利はならなかったものの、シーズン終盤に勝点1。
各選手とも残り試合、すべて勝利を目指す覚悟を見せました。
■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル 「川崎フロンターレバリアフリーマップ」街歩きイベント開催、フロンティアーズ選手らも参加
なお、当日の「バリアフリー街歩きイベント」については、武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルで動画レポートも公開しております。
車いすで段差にぶつかる様子や車椅子ユーザーの方の率直なご意見、富士通フロンティアーズ選手が車いすを押した感想なども収録していますので、あわせてご視聴ください。
【関連リンク】
・川崎フロンターレ ゲーム記録 第34節
・2022/3/13エントリ 川崎フロンターレ・富士通が「街歩きバリアフリーマップ」で等々力陸上競技場までのアクセス情報を提供、車いすでの来場取材レポート
これまでに富士通レッドウェーブ・富士通フロンティアーズ・川崎フロンターレのホームであるとどろきアリーナ・富士通スタジアム川崎・Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuなどで各チーム協力によるバリアフリーマップを作成してきました。
■川崎フロンターレvsガンバ大阪戦で開催!富士通バリアフリー街歩きイベント
■2022年にご紹介した川崎フロンターレバリアフリーマップ
弊紙でも2022年に等々力陸上競技場のバリアフリーマップをご紹介しておりましたが、同競技場の愛称が「Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu」となったことから、マップが改版されることととなりました。
この更新にあたり、10月18日に開催された「川崎フロンターレvsガンバ大阪戦」にあわせて、バリアフリーマップ作成のための「バリアフリー街歩き」イベントが開催されました。
■武蔵中原からUvanceとどろきスタジアムへのルートとなる中原街道
今回のバリアフリー街歩きイベントは、武蔵中原駅前の「Fujitsu Technology Park」(旧富士通川崎工場)前に集合し、川崎フロンターレのリーグ戦が行われるUvanceとどろきスタジアムまでを車いすで移動していきました。
試合が19時からでしたから、イベント開催時はすでに暗くなっています。
上記写真は昼間に撮影したもので、中原街道の導線上もかなり段差等があることがわかります。
■車いすで移動
本イベントには、実際の車いす生活者の方に加えて、川崎フロンターレのサッカースクール生らも参加していました。
普段は触れる機会のない車いすに乗ったり、押したりしてみると、想像以上に段差が障害となることが分かります。
車いすの乗り方・押し方は参加者の方にあらかじめ説明されています。
車いすを押す場合、段差を越える際や動き始め、停まるときなどは乗車者に必ず声掛けします。
また1cmくらいの段差でも勢いよく進むと前輪が引っ掛かって前につんのめる可能性があるため、段差はゆっくりと越えます。
段差を上る際、車いす後部の「ティッピングレバー」というレバーがある場合は、これを介助者が踏み込み、車いす前部を浮かせて進みます。
また段差を下る際は、後ろ向きがセオリーということでした。
■保護者の方に交代
車いすにはスクール生の保護者の方も乗ってみました。
お話を伺うと、「想像以上に震動が伝わってきます」とのこと。
小杉十字路は横断歩道が長いため、無理せずに途中で取り残されないよう、1回待つなどの対応も必要でした。
■富士通フロンティアーズの選手も
そして富士通フロンティアーズの選手もスタート地点から参加してくれました。
たくましい腕で押してもらえると、安心感がありますね。
「普段は車いすを押すことはありませんが、あまり力は要らないですね。ブレーキもよくきいて押しやすいです」
とのことでした。
介助者、乗車者ともにブレーキは重要で、信号待ちなどは常にブレーキを使用します。
少しでも傾斜があると車いすを持っていかれる可能性があり、特に車道沿いには下る傾斜が多く存在しますので注意が必要です。
■歩道が狭い場所
街歩き中、歩道と車道との分離や歩道の幅、傾き、段差や障害物などをチェックしながらUvanceとどろきスタジアムまで進んでいきました。
上記写真の、小杉神社手前の道路では、歩道がかなり狭いので車が通ると気を遣います。
■Uvanceとどろきスタジアムの紹介
そしてUvanceとどろきスタジアムに到着すると、川崎フロンターレと、川崎フロンターレや富士通、東急などの合弁による「川崎とどろきパーク株式会社」の方がUvanceとどろきスタジアムについて紹介をしてくれました。
現在のメインスタンドは、川崎市が川崎フロンターレの要望をかなり取り入れて整備されたものなのだそうです。
■記念撮影して終了
■チケットプレゼントも
そしてふろん太君と記念撮影して、バリアフリー街歩きイベントは終了です。
参加者にはチケットのプレゼントもありました。
本イベントでの気付きも活かして、Uvanceとどろきスタジアムまでの「バリアフリーマップ」の新版が作られます。
完成しましたら、武蔵小杉駅などでの配布、ウェブサイト等での公開がされることと思いますので、ご覧になってみてください。
■J1リーグ第34節 川崎フロンターレvsガンバ大阪戦
■ホームゲームイベントは「KAWAハロー!ウィンPARTY」
そしてこの日のガンバ大阪戦ホームゲームイベントは、毎年恒例のハロウィン企画「KAWAハロー!ウィンPARTY」でした。
試合開始前の選手紹介も、選手ら一人一人のハロウィン仕様です。
■小林悠の1点で追いつきドローに
試合はガンバ大阪に先制されたものの、後半投入された小林悠が81分、打点の高いヘディングで押し込み、1-1ドローとなりました。
折しも鬼木監督が今季をもって退任することが発表されたばかりで、小林悠からは試合後、
「鬼さんが作った川崎フロンターレがこれからどんどん強くなるところを見せられるよう頑張りたい」とのコメントがありました。
■応援を続けるサポーター
歓喜の勝利はならなかったものの、シーズン終盤に勝点1。
各選手とも残り試合、すべて勝利を目指す覚悟を見せました。
■武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネル 「川崎フロンターレバリアフリーマップ」街歩きイベント開催、フロンティアーズ選手らも参加
なお、当日の「バリアフリー街歩きイベント」については、武蔵小杉ライフ公式Youtubeチャンネルで動画レポートも公開しております。
車いすで段差にぶつかる様子や車椅子ユーザーの方の率直なご意見、富士通フロンティアーズ選手が車いすを押した感想なども収録していますので、あわせてご視聴ください。
【関連リンク】
・川崎フロンターレ ゲーム記録 第34節
・2022/3/13エントリ 川崎フロンターレ・富士通が「街歩きバリアフリーマップ」で等々力陸上競技場までのアクセス情報を提供、車いすでの来場取材レポート