武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2024年
11月16日

川崎の市民活動見本市「ごえん楽市2024」開催、神奈川新聞市民記者企画や専修大学問題解決型チャレンジプログラムも

川崎市内で活動する市民活動団体と出会える見本市「ごえん楽市2024」が、11月16日(土)にかわさき市民活動センター・中原市民館で開催されました。

今年は63の市民活動団体がさまざまな活動紹介展示・ワークショップ・パフォーマンスなどを行い、主催者企画として専修大学の「課題解決型チャレンジプログラム」なども行われました。

■「ごえん楽市2024」
ごえん楽市

ごえん楽市

「ごえん楽市」は、毎年武蔵小杉駅東口駅前の中原市民館・かわさき市民活動センター全体を使って開催されています。

今年は「あなたの市民活動の『推し』を探せ!」をコンセプトに、さまざまな市民活動に触れる体験企画や展示などが実施されていました。

■「かわさき市民後見をすすめる会」のロバ隊長ストラップ作り
ごえん楽市

ごえん楽市

ごえん楽市

「かわさき市民後見をすすめる会」は、認知症になった方などの生活を支える「成年後見制度」の啓発や普及活動を行っています。

今回の「ごえん楽市2024」では、同会が実施する認知症講座でお馴染みの「ロバ隊長」のストラップを作るワークショップを開催していました。

■「ナルク川崎」のあゆの色塗り体験
ごえん楽市

NPO法人ニッポン・アクティブライフ・クラブ(ナルク川崎)は、会員制の助け合い組織です。

例えば、会員向けには病院、役所など付き添い、独り住まいの家庭内の清掃、ごみ出し、草取り、遠方家族への助け合い(実家の墓掃除、墓参り)などを行っています。

またこれに加えて非会員向けには高齢者・障害者施設での奉仕活動や子育て支援、地域への社会貢献活動などを行っています。

今回の「ごえん楽市2024」では、成年後見制度の啓発活動とあわせて、手作りの布製あゆに色付けをするワークショップを開催していました。

■「つながるSAIWAI」のタイダイ染め靴下ワークショップ
ごえん楽市

ごえん楽市

「つながるSAIWAI」は、障がいの有無にかかわらず子どもたちが生き生きと過ごせることを支援する活動をしています。

その一環として発達障がいのある子どもたちにタイダイ染めの靴下をつくってもらうワークショップを幸区で開催していました。

今回の「ごえん楽市2024」実施していたのは、そのタイダイ染めワークショップです。
ご覧の通り素敵な色合いですね。

■「楽健書道会」の書道体験
ごえん楽市

「楽健書道会」は、書道体験を実施していました。
半紙を前に筆を執ると集中でき、気持ちが落ち着く気がいたします。


■「昔ばなしを語ろう会・かわさき」
ごえん楽市

ごえん楽市

「昔ばなしを語ろう会・かわさき」は、昨年もご紹介いたしました。

「かわさきのむかし話を語ろう」(小澤俊夫編・再話、北野書店)をもとに、川崎市内に残る昔話を語り継いでいます。

弊紙ではその後、中原区近郊の昔話スポット「下小田中のきつね(ピンスケ稲荷)」や、高津区の「井戸坂のむじな」現地を訪れ、記事を公開させていただいておりました。

■「かわさきのむかし話を語ろう」(小澤俊夫編・再話、北野書店)
かわさきのむかし話を語ろう

■昔ばなしの書籍紹介
ごえん楽市

■昔ばなしのぬりえワークショップ
ごえん楽市

■昔ばなしのしおりプレゼント
ごえん楽市

ごえん楽市

「昔ばなしを語ろう会・かわさき」は、今回は昔話スポットの紹介はもちろん、書籍の紹介やぬりえワークショップ、昔話スポットを紹介するしおりのプレゼントを行っていました。

■「16mm映写機の会」
ごえん楽市

「16mm映写機の会」は、名前の通り16mm映写機を使い、現存するフィルム資産を活用して上映する活動を行っています。

中原市民館のホールで、実際に映写機を回していました。

■「いぬくら子ども文庫」による紙芝居上演
ごえん楽市

ごえん楽市

ごえん楽市

「いぬくら子ども文庫」は、宮前区犬蔵で子ども向けに子どもたちに本を貸し出す「地域子ども文庫」などの読書普及活動を行っています。

その一環として紙芝居の上演も行っていまして、中原市民館のホールでも上演していました。

■「かわさきハワイアンフェスティバル実行委員会」によるフラダンスの体験
ごえん楽市

「かわさきハワイアンフェスティバル実行委員会」は、フラダンスの体験です。
先生が前に立って、わかりやすく教えてくださいました。


■神奈川新聞掲載「市民発」20周年記念企画
ごえん楽市

ごえん楽市

ごえん楽市

ごえん楽市

神奈川新聞では、毎週第2・第4木曜日に市民記者が取材・執筆する「市民発」というコラム記事を掲載しています。

このコラムが20周年を迎え、記念企画展示を「ごえん楽市2024」で実施していました。

市民記者は10年間の任期制ボランティアで、地域に密着した質の高い記事を書いています。
2003年3月の掲載開始からのべ900近い地域団体・個人を取り上げており、そのこれまでの歩みが会場に展示されていました。

弊紙でもご紹介した「こすぎの大学」「プラスケア」などを紹介した記事が目に留まりました。

■専修大学問題解決型チャレンジプログラム
ごえん楽市

■座談会「社会人と市民活動」
ごえん楽市

ごえん楽市

最後にご紹介するのは、専修大学による「問題解決型チャレンジプログラム」です。

同大学の学生が主体となって企画を考え、子どもたちが遊べるゲームや「市民活動クイズ」、そして市民活動に参加される大人の方との座談会を行いました。

座談会では、学生から、「本当に様々な活動があることがわかった」「普段は接点が同年代の中の良い友達に限られてしまうが、市民活動に接することで年齢も多様な方々と話すことができて良かった」と、率直な意見がありました。

今回参加したのは63団体ですから、本記事でご紹介できたのはごく一部です。

下記のリストはウェブサイト等にもリンクしていますので、ご関心ある方は是非ご覧になってみてください。

■「ごえん楽市2024」参加団体
63団体

アスク
あなたはひとりじゃない
いきがいカフェ®協会
いぬくら子ども文庫
うつ病支援の会あさお
NGO外反母趾研究会
NPO法人L&Pクラブ
沖縄の映画を観よう!かわさき
おひさまフェス×星空上映会inかわさき
音楽ボランティアグループLilu(リル)
柿生おもちゃ病院
(一社)神奈川健康生きがいづくりアドバイザー協議会
(一社)カノンパートナーズ
川崎エスペラント会
NPO法人川崎介護福祉士会
川崎から日本軍「慰安婦」問題の解決を求める市民の会
かわさきJプロジェクト⁺
公益財団法人 川崎市生涯学習財団
川崎市男女共同参画センター(すくらむ21)
川崎市地球温暖化房地活動推進センター 省エネグループ
川崎シニアネット
認定NPO法人 かわさき市民アカデミー
かわさき市民後見をすすめる会
認定NPO法人かわさき創造プロジェクト
川崎地域エネルギー市民協議会
かわさきTSネットワーク
川崎中原の空襲・戦災を記録する会
かわさきの安全でおいしい水道水を守る会
川崎の男女共同社会をすすめる会
かわさきハワイアンフェスティバル実行委員会
川崎フューチャー・ネットワーク
川崎むすびの会
グリーフケアカフェあかり(māmā)
GrowSportsチアダンスクラブ
幸区市民健康の森 さいわい加瀬山の会
サニーピクニック
市民福祉事業センター・かわさき
16mm映写機の会
住吉・今井九条の会
NPO法人セルフ・カウンセリング普及協会
(一社)Thoughtful Gift
地域活動支援センターでんでん
地域活動支援センター 喫茶ほっと
つながるSAIWAI
敦煌楽音会
中原区原水協
中原区食生活改善推進員連絡協議会
NPO法人なかよしの花
にっこり自力整体
NPO法人ニッポン・アクティブライフ・クラブ(ナルク川崎)
NPO法人日本ライフナビゲーター協会 川崎本部
NPO 法人PSV JAPAN
フェローオーケストラ
フクシマを忘れない会
腹話術の会きずな
フロンティアまっこうほう体操
ベビーキルトかわさき
みやまえ・東部62部隊を語り継ぐ会
昔ばなしを語ろう会・かわさき
明治大学公認ボランティアサークルLINKs
楽健書道会
レジネス
朗読の会りんどう


【関連リンク】
かわさき市民活動センター ごえん楽市2024
2023/11/20エントリ 「ごえん楽市2023」開催レポート:「抱っこdeダンスの輪」や「かわさきのむかし話」など市民活動64団体が集結 2023/12/16エントリ 「かわさきのむかし話を語ろう」で巡る昔話:「化かす狐」を鎮めたピンスケ・権九郎・おひなの「下小田中三稲荷」
2024/6/10エントリ 「かわさきのむかし話」探訪、現地で分かる影向寺裏「井戸坂」(高津区)にむじなが出る理由
2024/11/12エントリ 川崎市内市民活動の見本市「ごえん楽市」が11/16(土)武蔵小杉で開催、63団体に洗足学園音大・専大・明大も参加

Comment(0)