「#かわさき推しメシ」2024グランプリ決定、グランツリー武蔵小杉で最終審査&表彰式を開催
川崎市は、飲食店等の自慢の一品をテーマに市民投票等によりグランプリ店舗を決定する「かわさきAKINAI AWARD #かわさき推しメシ」を2024年も開催していました。
「一般部門」、新設の「デカ映え部門」、そして「スイーツ部門」の3部門で市内132店舗のエントリーがあり、一次投票を通過した各部門2店舗、合計6店舗の最終審査が12月26日にグランツリー武蔵小杉で行われました。
その結果、各部門のグランプリ・準グランプリ店舗が決定しましたので、ご紹介いたします。
■「#かわさき推しメシ」2024グランプリ決定
■最終審査会・表彰式が行われたグランツリー武蔵小杉
■MCのDJ Keikoさん
「#かわさき推しメシ」は、2024で3回目を迎えます。
参加した132店舗に対して、10月15日から11月26日にかけて一次投票が行われました。
これは実際に店舗で推しメシを注文した市民等による投票で、投票総数は 6,741 件に及びました。
前回はエントリー102店舗、投票数2,777標でしたから、大幅に増加したことになります。
各部門の投票上位 2 店舗がこの日の最終審査に残り、審査会と表彰式は、グランツリー武蔵小杉1階の「AQUA DROP」前で開催されました。
川崎市の福田市長とゲストが決勝に進出した6品を実食して最終審査を行い、各部門のグランプリ・準グランプリを決定するかたちです。
司会は武蔵小杉周辺の各種イベントや、かわさきエフエムの地域番組「コスギスイッチON!」でお馴染みのDJ Keikoさんです。
■川崎市の福田市長
主催者の川崎市からは、福田紀彦市長が参加しました。
福田市長は、食べるだけでなく料理も趣味でいらっしゃるのだそう。
■木下アビエル神奈川の木原美悠選手
特別ゲストとして、川崎市に本拠地を置く卓球チーム「木下アビエル神奈川」の木原美悠選手が参加してくれました。
2004年生まれで、2019年の全日本選手権で最年少14歳で決勝進出して注目を集め、その後も女子ダブルスなどで活躍。2024年パリ五輪でもリザーブとして帯同していました。
■審査員・クック井上さん
審査員のクック井上さんは、お笑いコンビ「ツインクル」として1999年から活動されています。
趣味の料理が高じて料理関係の資格も取得され、食のイベントMCや料理教室の講師、食のプロデュースにも活動の幅を広げています。
■審査員・粟飯原理咲さん
同じく審査員の粟飯原理咲さんは、アイランド株式会社代表取締役として、「おとりよせネット」のサイトやキッチン付きイベントスペースの運営などを手掛けられています。
■審査員・上島亜紀さん
3人目の審査員・上島亜紀さんは、宮前区有馬在住の料理家です。
女性誌やテレビ、単行本でのレシピ提供やカフェ・企業でのレシピ監修などで活躍されています。
「キューピー3分クッキング」に出演されていますので、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。
それでは一般部門からご紹介していきましょう。
■一般部門グランプリ ブラッスリーほっぺ「よくばりベーコンナポリタン」
一般部門のグランプリは、鹿島田駅前の洋食店「ブラッスリーほっぺ」の「よくばりベーコンナポリタン」でした。
「#かわさき推しメシ」ではこれまで「本牧ピッツァ」で挑戦するも第1回が準グランプリ、第2回は一次予選通過にとどまっていました。
今回は絶対にグランプリが欲しい!ということで、「よくばりベーコンナポリタン」での挑戦となりました。
ご覧の通り大きなベーコンがナポリタンに載っています。
ナポリタンは変化球ではなくオーソドックスな味わいで(この品は弊紙でも別途実食取材させていただきました)、たいへん満足感ある仕上がりでした。
■一般部門準グランプリ 酒縁さらしな「カレーせいろ」
一般部門の準グランプリは、登戸「酒縁さらしな」の「カレーせいろ」でした。
先代から引き継いだ人気のメニューで、カレーつけ汁は国産豚肩ロース肉とねぎのシンプルな組み合わせで、こだわりの鰹出汁を一層引き立てているそう。
北海道産のそば粉を使用したニ八そばは香り豊か・のど越しもなめらかとのことです。
温かいカレーと冷たいもりそばの組み合わせは、猫舌の人でも食べやすいのもポイントです。
続いて、今回新設された「デカ映え部門」です。
■デカ映え部門グランプリ 海鮮重 御殿様 宴「オモウマグロ重」
デカ映え部門のグランプリは、多摩区西生田の「海鮮重 御殿様 宴」の「オモウマグロ重」です。
同店では、物価高騰中の中、安くてお美味しいマグロを食べてもらいたい!ということで、マグロとネギトロ合計250gを山盛りのお重にしました。
審査ではさすがにフルサイズだとお腹いっぱいになってしまうためミニサイズ(※上記写真はサンプル用のフルサイズ)でしたが、「それでも十分大きい」と審査員もびっくりされていました。
フルサイズで驚きの税込1,000円ということです。
■デカ映え部門準グランプリ 餃子太陸「タワー硬焼きそば」
同じくデカ映え部門の準グランプリは、川崎区東田町「餃子 太陸」の「タワー硬焼きそば」です。
同店では20年前に静岡の沼津港で高さのあるかき揚げ丼を見て、よりボリュームのあるものを作りたいと、1.1kg・高さ15cmに及ぶ「タワー硬焼きそば」を考案されたそうです。
さまざま試行錯誤の時間がかかりましたが、現在では人気メニューになっています。
最後は、スイーツ部門です。
■スイーツ部門グランプリ 花冠 Le Café et Salon Gastronomie 「カスタードプリン」
スイーツ部門のグランプリは、多摩区登戸の「花冠 Le Café et Salon Gastronomie」の「カスタードプリン」でした。
鶏卵・牛乳・砂糖・バニラのみというシンプルな材料ながら、個性の異なる鶏卵を複数ブレンドすることで深みのある濃厚な味わいを実現しているとのこと。
テイクアウトもあるそうですので、持ち帰ってみるのも良いでしょう。
■スイーツ部門準グランプリ TETO-TEO「うみたてたまごプリン」
準グランプリは、高津区溝口「TETO-TEO」の「うみたてたまごプリン」でした。
鶏卵は麻生区の養鶏場で作られる「黒川のうみたてたまご」を使っているそう。
固めの食感に、甘さ控えめでたまご本来の美味しさを感じられるシンプルかつ濃厚な味わいとなっています。
また、これをお客さんの目の前でキャラメリゼするのも楽しい演出です。
焦がしキャラメル、自家製のカラメルソース、そして「フルール・ド・セル」と呼ばれる塩も添えることで味わいの変化も楽しめるということです。
■実食する皆さんも楽しそう
いずれも決勝まで残るだけあっていずれも美味しそうなものばかりでしたので、実食される皆さんも本当に楽しそうでした。
■グランプリの表彰
※主催者提供
福田市長と木原選手がプレゼンターとなって、表彰式が行われました。
審査員からは「今回出場者の全てにグランプリを与えたい」というコメントもあり、大変悩まれたようです。
この日の決勝に残った6店舗もそうですが、「#かわさき推しメシ」では6,741もの投票(=132店舗での実食)があったわけですから、川崎市内各地でさまざまなお店・メニューとの出会いがあったことと思います。
そんな多くの出会いが、また川崎市全体の飲食を盛り上げていく基礎になっていくのではないでしょうか。
【関連リンク】
・かわさき推しメシ2024 ウェブサイト
・中原おうちごはん facebookグループ
・2024/11/8エントリ 木月住吉町の和カフェ&バー「和氣和氣」の薬膳スープカレーが人気、「コスギカレーフェス」「かわさき推しメシ」にも参戦
※記事でご紹介した「和氣和氣」の店舗は閉店し、現在は移転して営業形態を変更されていますので、ご注意ください。
「一般部門」、新設の「デカ映え部門」、そして「スイーツ部門」の3部門で市内132店舗のエントリーがあり、一次投票を通過した各部門2店舗、合計6店舗の最終審査が12月26日にグランツリー武蔵小杉で行われました。
その結果、各部門のグランプリ・準グランプリ店舗が決定しましたので、ご紹介いたします。
■「#かわさき推しメシ」2024グランプリ決定
■最終審査会・表彰式が行われたグランツリー武蔵小杉
■MCのDJ Keikoさん
「#かわさき推しメシ」は、2024で3回目を迎えます。
参加した132店舗に対して、10月15日から11月26日にかけて一次投票が行われました。
これは実際に店舗で推しメシを注文した市民等による投票で、投票総数は 6,741 件に及びました。
前回はエントリー102店舗、投票数2,777標でしたから、大幅に増加したことになります。
各部門の投票上位 2 店舗がこの日の最終審査に残り、審査会と表彰式は、グランツリー武蔵小杉1階の「AQUA DROP」前で開催されました。
川崎市の福田市長とゲストが決勝に進出した6品を実食して最終審査を行い、各部門のグランプリ・準グランプリを決定するかたちです。
司会は武蔵小杉周辺の各種イベントや、かわさきエフエムの地域番組「コスギスイッチON!」でお馴染みのDJ Keikoさんです。
■川崎市の福田市長
主催者の川崎市からは、福田紀彦市長が参加しました。
福田市長は、食べるだけでなく料理も趣味でいらっしゃるのだそう。
■木下アビエル神奈川の木原美悠選手
特別ゲストとして、川崎市に本拠地を置く卓球チーム「木下アビエル神奈川」の木原美悠選手が参加してくれました。
2004年生まれで、2019年の全日本選手権で最年少14歳で決勝進出して注目を集め、その後も女子ダブルスなどで活躍。2024年パリ五輪でもリザーブとして帯同していました。
■審査員・クック井上さん
審査員のクック井上さんは、お笑いコンビ「ツインクル」として1999年から活動されています。
趣味の料理が高じて料理関係の資格も取得され、食のイベントMCや料理教室の講師、食のプロデュースにも活動の幅を広げています。
■審査員・粟飯原理咲さん
同じく審査員の粟飯原理咲さんは、アイランド株式会社代表取締役として、「おとりよせネット」のサイトやキッチン付きイベントスペースの運営などを手掛けられています。
■審査員・上島亜紀さん
3人目の審査員・上島亜紀さんは、宮前区有馬在住の料理家です。
女性誌やテレビ、単行本でのレシピ提供やカフェ・企業でのレシピ監修などで活躍されています。
「キューピー3分クッキング」に出演されていますので、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。
それでは一般部門からご紹介していきましょう。
■一般部門グランプリ ブラッスリーほっぺ「よくばりベーコンナポリタン」
一般部門のグランプリは、鹿島田駅前の洋食店「ブラッスリーほっぺ」の「よくばりベーコンナポリタン」でした。
「#かわさき推しメシ」ではこれまで「本牧ピッツァ」で挑戦するも第1回が準グランプリ、第2回は一次予選通過にとどまっていました。
今回は絶対にグランプリが欲しい!ということで、「よくばりベーコンナポリタン」での挑戦となりました。
ご覧の通り大きなベーコンがナポリタンに載っています。
ナポリタンは変化球ではなくオーソドックスな味わいで(この品は弊紙でも別途実食取材させていただきました)、たいへん満足感ある仕上がりでした。
■一般部門準グランプリ 酒縁さらしな「カレーせいろ」
一般部門の準グランプリは、登戸「酒縁さらしな」の「カレーせいろ」でした。
先代から引き継いだ人気のメニューで、カレーつけ汁は国産豚肩ロース肉とねぎのシンプルな組み合わせで、こだわりの鰹出汁を一層引き立てているそう。
北海道産のそば粉を使用したニ八そばは香り豊か・のど越しもなめらかとのことです。
温かいカレーと冷たいもりそばの組み合わせは、猫舌の人でも食べやすいのもポイントです。
続いて、今回新設された「デカ映え部門」です。
■デカ映え部門グランプリ 海鮮重 御殿様 宴「オモウマグロ重」
デカ映え部門のグランプリは、多摩区西生田の「海鮮重 御殿様 宴」の「オモウマグロ重」です。
同店では、物価高騰中の中、安くてお美味しいマグロを食べてもらいたい!ということで、マグロとネギトロ合計250gを山盛りのお重にしました。
審査ではさすがにフルサイズだとお腹いっぱいになってしまうためミニサイズ(※上記写真はサンプル用のフルサイズ)でしたが、「それでも十分大きい」と審査員もびっくりされていました。
フルサイズで驚きの税込1,000円ということです。
■デカ映え部門準グランプリ 餃子太陸「タワー硬焼きそば」
同じくデカ映え部門の準グランプリは、川崎区東田町「餃子 太陸」の「タワー硬焼きそば」です。
同店では20年前に静岡の沼津港で高さのあるかき揚げ丼を見て、よりボリュームのあるものを作りたいと、1.1kg・高さ15cmに及ぶ「タワー硬焼きそば」を考案されたそうです。
さまざま試行錯誤の時間がかかりましたが、現在では人気メニューになっています。
最後は、スイーツ部門です。
■スイーツ部門グランプリ 花冠 Le Café et Salon Gastronomie 「カスタードプリン」
スイーツ部門のグランプリは、多摩区登戸の「花冠 Le Café et Salon Gastronomie」の「カスタードプリン」でした。
鶏卵・牛乳・砂糖・バニラのみというシンプルな材料ながら、個性の異なる鶏卵を複数ブレンドすることで深みのある濃厚な味わいを実現しているとのこと。
テイクアウトもあるそうですので、持ち帰ってみるのも良いでしょう。
■スイーツ部門準グランプリ TETO-TEO「うみたてたまごプリン」
準グランプリは、高津区溝口「TETO-TEO」の「うみたてたまごプリン」でした。
鶏卵は麻生区の養鶏場で作られる「黒川のうみたてたまご」を使っているそう。
固めの食感に、甘さ控えめでたまご本来の美味しさを感じられるシンプルかつ濃厚な味わいとなっています。
また、これをお客さんの目の前でキャラメリゼするのも楽しい演出です。
焦がしキャラメル、自家製のカラメルソース、そして「フルール・ド・セル」と呼ばれる塩も添えることで味わいの変化も楽しめるということです。
■実食する皆さんも楽しそう
いずれも決勝まで残るだけあっていずれも美味しそうなものばかりでしたので、実食される皆さんも本当に楽しそうでした。
■グランプリの表彰
※主催者提供
福田市長と木原選手がプレゼンターとなって、表彰式が行われました。
審査員からは「今回出場者の全てにグランプリを与えたい」というコメントもあり、大変悩まれたようです。
この日の決勝に残った6店舗もそうですが、「#かわさき推しメシ」では6,741もの投票(=132店舗での実食)があったわけですから、川崎市内各地でさまざまなお店・メニューとの出会いがあったことと思います。
そんな多くの出会いが、また川崎市全体の飲食を盛り上げていく基礎になっていくのではないでしょうか。
【関連リンク】
・かわさき推しメシ2024 ウェブサイト
・中原おうちごはん facebookグループ
・2024/11/8エントリ 木月住吉町の和カフェ&バー「和氣和氣」の薬膳スープカレーが人気、「コスギカレーフェス」「かわさき推しメシ」にも参戦
※記事でご紹介した「和氣和氣」の店舗は閉店し、現在は移転して営業形態を変更されていますので、ご注意ください。