NEC×川崎市「次世代向けSDGs教育プログラム」を橘高校で実施、生徒らの社会解決アイデアをNECプロボノ倶楽部らがサポート
NECは川崎市と協働し、SDGsをテーマとした次世代向け教育プログラム「NEC Future Creationプログラム」を2024年9月から2025年1月にかけて実施していました。
本プログラムではNEC・川崎市のSDGsに関する取り組み事例を踏まえ、川崎市立橘高校の生徒たちがNECグループ社員らとともに社会解決のアイデアを考えました。
■NEC×川崎市の次世代向けSDGs教育プログラム
※写真提供:NEC、以下同じ
「NEC Future Creationプログラム」は、SDGsが目指す「誰一人取り残さない」未来の創造をテーマに、高校生とNEC社員との学びの循環を生み出すとともに、NEC社員が次世代を担う高校生にNECの価値を発信することで「NEC Way」を体現することを目的としています。
本プログラムでは、NECが課題解決や商品開発で使用しているフレームワーク分析ツール「VPC(バリュープロポジションキャンバスシート)」などを活用します。
これは実際にビジネスで使われているフレームワークで、顧客ニーズを起点として、商品やサービスを通じて提供できる価値を導き出します。
こうしたツールによるロジック整理のもと、橘高校の生徒らが自ら川崎市の「ありたい未来」や社会課題解決のアイデアを考え、さらにNEC社員も高校生との対話を通じてブラッシュアップに協力をしていきました。
■NEC玉川事業場で開催されたプログラム
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■NECプロボノ倶楽部のメンバーをはじめとしたNECグループ社員もサポート
本プログラムは2024年9月から2025年1月まで、川崎市立橘高校とNEC玉川事業場で開催されました。
いずれも窓からお互いの建物が見えるような「ご近所さん」でもあります。
川崎市立橘高校国際科2年生40名と、NECグループ社員22名、そして協働する川崎市等が参加しました。
9月には川崎市から同市のSDGsの取り組みについての講座が行われ、11~12月には生徒らが考えたアイデアを、「NECプロボノ倶楽部」をはじめとしたNECグループ社員とともにブラッシュアップしました。
「プロボノ」とは、社員の持つプロフェッショナルスキルや経験を活かして社会課題解決に取り組むボランティア活動です。NECグループ社員有志による「NECプロボノ倶楽部」は、現在600名以上の社員が参加しているということです。
両者協働でアイデアを磨き上げたうえで、1月には本プログラムの発表会が行われました。
■「NEC Future Creationプログラム」発表会
本プログラムの発表は、川崎市立橘高等学校「国際科」の生徒らしく、英語での発表が行われました。
学問においてもビジネスにおいても、高いレベルであるほど英語での論文発表やプレゼンテーション・コミュニケーションが必要になってきますし、これも非常に有益な体験です。
参加した生徒らのアンケートでは、ほとんどがSDGsや社会課題に対する理解・関心を深めるのに有益であったとされ、また自身の未来を考える参考になったといいます。
<生徒らの感想(一部抜粋)>
●社会の課題に対して様々な立場から考えることで、新たな考えや問題への理解が深まるということを学んだ。
●自分たちが考えていたプロジェクトは夢物語だと思っていたが、AI等の最先端技術を使えば夢も現実になることが分かった。
●次世代の社会をつくるために得られたヒントをもとに、これからより良い未来をつくっていきたいと思った。
生徒らだけでなく、NECの有形無形のリソースがサポートすることで、さまざまな思考が広がったのではないかと思います。
川崎市市制100周年記念事業として本プログラムを協働した川崎市は、プログラム終了を下記のように振り返りました。
「今回のプログラムは、高校生がSDGsについて学び、デジタル技術による課題解決策を検討し、それを英語で発表されており、参加した生徒にとっては大変な中でも非常に意義深い取組だったのではないかと思います。
また、本市が持続的なまちづくりを進めるうえで、学生や企業の皆さまと一緒に未来について考えることはとても重要だと考えていますので、こうした協業のプログラムが市内でたくさん生み出されるよう、川崎市も頑張って協働・連携の取組を推進していきます」
またNECも、引き続き「NEC Future Creationプログラム」などの取り組みを通じて、川崎市における持続可能な社会の実現に貢献していくということです。
本プログラムに参加した橘高校の生徒たちのアイデアが何らか形になればさらに素敵ですし、こうした経験によって生徒たちの成長につながればと思います。
【関連リンク】
・NECウェブサイト NEC Future Creationプログラム
・NECプロボノイニシアティブ
・NECプロボノ俱楽部 Facebookページ
・川崎市立橘高等学校 ウェブサイト
(NEC玉川事業場関連)
・2019/11/22エントリ NEC玉川ルネッサンスシティで地域イベント「しもぬまべこどもナイト」開催、ワークショップのLEDキャンドルやダンスは11/24レッドロケッツ試合会場でも披露へ
・2021/4/15エントリ 向河原のこども食堂「ふれあい食堂」がNECルネッサンスシティで特別開催、人気ラーメン店「一風堂」がキッチンカーで子どもたちに無料提供
・2021/10/23エントリ NEC玉川ルネッサンスシティで向河原のこども食堂「ふれあい食堂」らがハロウィンイベント開催、In Unityステージイベントなど多彩な企画に笑顔
・2021/12/17エントリ NEC田んぼ作りプロジェクトのお米がこども食堂向けに川崎市へ贈呈、玉川事業場で贈呈式と「ふれあい食堂」らによるクリスマスイベント開催
・2022/6/16エントリ NECレッドロケッツが社会課題解決プロジェクト「R-CONNECTION」推進、下沼部小学校の交通安全教室・多摩川美化活動やバレーボール教室に連続参加 ・2022/9/27エントリ ペットフレンドリーイベント「なかはら秋のわんにゃんまつり」がNEC玉川事業場公開空地で10月9日(日)初開催、NEC有志が地域と協力
・2022/10/23エントリ 「中原スポーツまつり」がとどろきアリーナで開催、NECプロボノ俱楽部×川崎総合科学高校共創「オンラインボッチャ」新型機もお披露目
・2024/10/12エントリ 「かわさきSDGsパートナーまつり2024」開催レポート:ふろん太がオンラインボッチャ挑戦、橘高校吹奏楽部・ダンス部好演も
本プログラムではNEC・川崎市のSDGsに関する取り組み事例を踏まえ、川崎市立橘高校の生徒たちがNECグループ社員らとともに社会解決のアイデアを考えました。
■NEC×川崎市の次世代向けSDGs教育プログラム
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※写真提供:NEC、以下同じ
「NEC Future Creationプログラム」は、SDGsが目指す「誰一人取り残さない」未来の創造をテーマに、高校生とNEC社員との学びの循環を生み出すとともに、NEC社員が次世代を担う高校生にNECの価値を発信することで「NEC Way」を体現することを目的としています。
本プログラムでは、NECが課題解決や商品開発で使用しているフレームワーク分析ツール「VPC(バリュープロポジションキャンバスシート)」などを活用します。
これは実際にビジネスで使われているフレームワークで、顧客ニーズを起点として、商品やサービスを通じて提供できる価値を導き出します。
こうしたツールによるロジック整理のもと、橘高校の生徒らが自ら川崎市の「ありたい未来」や社会課題解決のアイデアを考え、さらにNEC社員も高校生との対話を通じてブラッシュアップに協力をしていきました。
■NEC玉川事業場で開催されたプログラム
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■NECプロボノ倶楽部のメンバーをはじめとしたNECグループ社員もサポート
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本プログラムは2024年9月から2025年1月まで、川崎市立橘高校とNEC玉川事業場で開催されました。
いずれも窓からお互いの建物が見えるような「ご近所さん」でもあります。
川崎市立橘高校国際科2年生40名と、NECグループ社員22名、そして協働する川崎市等が参加しました。
9月には川崎市から同市のSDGsの取り組みについての講座が行われ、11~12月には生徒らが考えたアイデアを、「NECプロボノ倶楽部」をはじめとしたNECグループ社員とともにブラッシュアップしました。
「プロボノ」とは、社員の持つプロフェッショナルスキルや経験を活かして社会課題解決に取り組むボランティア活動です。NECグループ社員有志による「NECプロボノ倶楽部」は、現在600名以上の社員が参加しているということです。
両者協働でアイデアを磨き上げたうえで、1月には本プログラムの発表会が行われました。
■「NEC Future Creationプログラム」発表会
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本プログラムの発表は、川崎市立橘高等学校「国際科」の生徒らしく、英語での発表が行われました。
学問においてもビジネスにおいても、高いレベルであるほど英語での論文発表やプレゼンテーション・コミュニケーションが必要になってきますし、これも非常に有益な体験です。
参加した生徒らのアンケートでは、ほとんどがSDGsや社会課題に対する理解・関心を深めるのに有益であったとされ、また自身の未来を考える参考になったといいます。
<生徒らの感想(一部抜粋)>
●社会の課題に対して様々な立場から考えることで、新たな考えや問題への理解が深まるということを学んだ。
●自分たちが考えていたプロジェクトは夢物語だと思っていたが、AI等の最先端技術を使えば夢も現実になることが分かった。
●次世代の社会をつくるために得られたヒントをもとに、これからより良い未来をつくっていきたいと思った。
生徒らだけでなく、NECの有形無形のリソースがサポートすることで、さまざまな思考が広がったのではないかと思います。
川崎市市制100周年記念事業として本プログラムを協働した川崎市は、プログラム終了を下記のように振り返りました。
「今回のプログラムは、高校生がSDGsについて学び、デジタル技術による課題解決策を検討し、それを英語で発表されており、参加した生徒にとっては大変な中でも非常に意義深い取組だったのではないかと思います。
また、本市が持続的なまちづくりを進めるうえで、学生や企業の皆さまと一緒に未来について考えることはとても重要だと考えていますので、こうした協業のプログラムが市内でたくさん生み出されるよう、川崎市も頑張って協働・連携の取組を推進していきます」
またNECも、引き続き「NEC Future Creationプログラム」などの取り組みを通じて、川崎市における持続可能な社会の実現に貢献していくということです。
本プログラムに参加した橘高校の生徒たちのアイデアが何らか形になればさらに素敵ですし、こうした経験によって生徒たちの成長につながればと思います。
【関連リンク】
・NECウェブサイト NEC Future Creationプログラム
・NECプロボノイニシアティブ
・NECプロボノ俱楽部 Facebookページ
・川崎市立橘高等学校 ウェブサイト
(NEC玉川事業場関連)
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