今井上町の大規模用地「武蔵小杉住宅展示場」が2025年5月11日営業終了、東急テクノシステム工場から「SUUMO時代」経て15年
今井上町の「武蔵小杉住宅展示場」が、2025年5月11日をもって営業終了することとなりました。
武蔵小杉から徒歩10分あまりの南武沿線道路沿いの大規模用地とあって、今後の活用が注目されます。
■今井上町「武蔵小杉住宅展示場」2025年5月11日営業終了
「武蔵小杉住宅展示場」は、もともとは今井上町の「東急テクノシステム」工場跡地に2010年9月11日に「SUUMO住宅展示場」としてオープンしました。
リクルートの運営により、同社不動産事業のキャラクター「スーモ星人」を前面にPR活動やイベントを行っていました。
その運営がリクルートからサンフジ企画に移り、「SUUMO」の冠を外して「武蔵小杉住宅展示場」として再オープンしたのが2017年8月1日です。
■SUUMO武蔵小杉住宅展示場時代からのセンターハウス
武蔵小杉住宅展示場のセンターハウスは、SUUMO住宅展示場時代から引き継がれたものです。
アメリカの入植時代に建てられたBARN(納屋)の古木材を移築したものでした。
■空き区画の増えた住宅展示場
武蔵小杉住宅展示場は、近年は空き区画が増えてきました。
市ノ坪に後発で住宅展示場がオープンしたことも、要因のひとつだったようです。
ここで、東急テクノシステムの工場時代からの風景を振り返ってみましょう。
■東急テクノシステムの工場時代(2008年)
こちらは2008年に撮影したものです。
まだ東急テクノシステムの工場が健在でした。
同社は東急グループの鉄道車両改造、バス車両の整備、車体架装および特装車の製作などを担う企業です。
この時点で、敷地北側の大型マンション「ガーデンティアラ武蔵小杉」は完成しています。
■東急テクノシステム工場移転後の遊休地時代
そして東急テクノシステムの工場が一部を残して移転して、2008年からしばらくは遊休地の状態が続きました。
川崎市消防局の訓練なども、このスペースを利用して行われていました。
■2010年9月11日「SUUMO住宅展示場」オープン
■スーモ星人やふろん太もイベントに登場
そして2010年9月11日にオープンしたのが、SUUMO住宅展示場です。
イベントにはスーモ星人や、ふろん太君も登場しました。
■現在の「武蔵小杉住宅展示場」
■2017年には川崎フロンターレ阿部選手・武岡選手のトークショー
こちらは武蔵小杉住宅展示場時代の2017年11月に開催された、阿部浩之選手と武岡優斗選手のトークショー&サイン会です。
ちょうどJ1初優勝を達成する直前の時期ですね。
■現在も残る東急テクノシステムの施設
なお、住宅展示場の用地は、少なくとも2010年の時点では引き続き東急テクノシステムが保有し、それを貸し出すかたちでSUUMO住宅展示場がオープンしていました。
東急テクノシステムの工場機能はすでに長津田などに移転集約されていますので、今後またなんらか賃貸や売却などで活用されるのではないでしょうか。
武蔵小杉周辺でこの規模の用地はもうなかなかありませんので、東急グループに限らず引く手はあまたという気がいたします。
【関連リンク】
・武蔵小杉住宅展示場 特設サイト
・2008/7/6エントリ 今井上町の東急テクノシステムが移転
・2010/5/10エントリ 東急テクノシステム跡地にSUUMO武蔵小杉住宅展示場を建設
・2010/9/11エントリ 「SUUMO住宅展示場武蔵小杉」本日オープン
・2017/8/1エントリ さよなら、スーモ星人。「SUUMO住宅展示場武蔵小杉」がサービス終了、本日8月1日より「武蔵小杉住宅展示場」としてリニューアルオープン
武蔵小杉から徒歩10分あまりの南武沿線道路沿いの大規模用地とあって、今後の活用が注目されます。
■今井上町「武蔵小杉住宅展示場」2025年5月11日営業終了



「武蔵小杉住宅展示場」は、もともとは今井上町の「東急テクノシステム」工場跡地に2010年9月11日に「SUUMO住宅展示場」としてオープンしました。
リクルートの運営により、同社不動産事業のキャラクター「スーモ星人」を前面にPR活動やイベントを行っていました。
その運営がリクルートからサンフジ企画に移り、「SUUMO」の冠を外して「武蔵小杉住宅展示場」として再オープンしたのが2017年8月1日です。
■SUUMO武蔵小杉住宅展示場時代からのセンターハウス

武蔵小杉住宅展示場のセンターハウスは、SUUMO住宅展示場時代から引き継がれたものです。
アメリカの入植時代に建てられたBARN(納屋)の古木材を移築したものでした。
■空き区画の増えた住宅展示場


武蔵小杉住宅展示場は、近年は空き区画が増えてきました。
市ノ坪に後発で住宅展示場がオープンしたことも、要因のひとつだったようです。
ここで、東急テクノシステムの工場時代からの風景を振り返ってみましょう。
■東急テクノシステムの工場時代(2008年)


こちらは2008年に撮影したものです。
まだ東急テクノシステムの工場が健在でした。
同社は東急グループの鉄道車両改造、バス車両の整備、車体架装および特装車の製作などを担う企業です。
この時点で、敷地北側の大型マンション「ガーデンティアラ武蔵小杉」は完成しています。
■東急テクノシステム工場移転後の遊休地時代

そして東急テクノシステムの工場が一部を残して移転して、2008年からしばらくは遊休地の状態が続きました。
川崎市消防局の訓練なども、このスペースを利用して行われていました。
■2010年9月11日「SUUMO住宅展示場」オープン

■スーモ星人やふろん太もイベントに登場

そして2010年9月11日にオープンしたのが、SUUMO住宅展示場です。
イベントにはスーモ星人や、ふろん太君も登場しました。
■現在の「武蔵小杉住宅展示場」

■2017年には川崎フロンターレ阿部選手・武岡選手のトークショー


こちらは武蔵小杉住宅展示場時代の2017年11月に開催された、阿部浩之選手と武岡優斗選手のトークショー&サイン会です。
ちょうどJ1初優勝を達成する直前の時期ですね。
■現在も残る東急テクノシステムの施設


なお、住宅展示場の用地は、少なくとも2010年の時点では引き続き東急テクノシステムが保有し、それを貸し出すかたちでSUUMO住宅展示場がオープンしていました。
東急テクノシステムの工場機能はすでに長津田などに移転集約されていますので、今後またなんらか賃貸や売却などで活用されるのではないでしょうか。
武蔵小杉周辺でこの規模の用地はもうなかなかありませんので、東急グループに限らず引く手はあまたという気がいたします。
【関連リンク】
・武蔵小杉住宅展示場 特設サイト
・2008/7/6エントリ 今井上町の東急テクノシステムが移転
・2010/5/10エントリ 東急テクノシステム跡地にSUUMO武蔵小杉住宅展示場を建設
・2010/9/11エントリ 「SUUMO住宅展示場武蔵小杉」本日オープン
・2017/8/1エントリ さよなら、スーモ星人。「SUUMO住宅展示場武蔵小杉」がサービス終了、本日8月1日より「武蔵小杉住宅展示場」としてリニューアルオープン