武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2018年
04月30日

ブレーメン通り商店街「ケンタッキーフライドチキン元住吉店」が本日4月30日(月)閉店、1997年8月25日以来20年余の歴史に幕

【Reporter:はつしも】

モトスミ・ブレーメン通り商店街の「ケンタッキーフライドチキン元住吉店」が、本日2018年4月30日をもって閉店することとなりました。

■「ケンタッキーフライドチキン元住吉店」
ケンタッキーフライドチキン元住吉店

■閉店のお知らせ
閉店のお知らせ 

「ケンタッキーフライドチキン元住吉店」の店頭には、閉店のお知らせが掲示されています。
同店の開店は1997年8月25日で、約20年間営業を続けてきたことになります。

ブレーメン通り商店街の店舗も入れ替わりが多いですから、20年以上営業しているのは長く続いてきた店舗といえるのではないでしょうか。

■店内(開店前)
店内

活気のあるブレーメン通り商店街のことですから、またすぐに次の店舗がオープンすることでしょう。

お店が入れ替わると、前は何の店舗だったか、すぐに思い出せなくなることが多々あります。

本エントリでは、街の記録として同店の写真を残しておきたいと思います。

■3月25日に閉店した「ケンタッキーフライドチキン武蔵小杉東急スクエア店」
ケンタッキーフライドチキンとミスタードーナツ 

■現在も営業中の「ケンタッキーフライドチキンインレット小杉店」
ケンタッキーフライドチキンインレット小杉店

中原区内では、東急線高架の耐震補強工事により、「ケンタッキーフライドチキン武蔵小杉東急スクエア店」が3月25日に閉店しました。

一方、南武沿線道路沿いの「インレット小杉店」と、「武蔵新城店」が健在です。

従来の4店舗体制から2店舗が相次いで閉店し、中原区内は2店舗体制となりました。
元住吉周辺の方は、今後は「インレット小杉店」が最寄りになりますね。

【関連リンク】
ケンタッキーフライドチキン ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:ファーストフード ケンタッキーフライドチキンインレット小杉店
2008/12/18エントリ 武蔵小杉のケンタッキーフライドチキンが・・・
2018/3/14エントリ 東急線耐震補強工事によりケンタッキー・ミスタードーナツ・銀だこ・ボンマルシェが3月25日、TETSU・たかくらが3月28日閉店。ヴィノスやまざき・フレッシュネスバーガーは難を逃れる

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2018年
04月29日

二ヶ領用水支流の暗渠巡り(2):中丸子緑道から分岐「中丸子南緑道」「北谷町緑道」の美しい花壇と南武線

【Reporter:はつしも】

2018/4/25エントリにおいて、二ヶ領用水の支流「中丸子堀」の暗渠に整備された「中丸子緑道」をご紹介しました。

今回はその途中から枝分かれしている「中丸子南緑道」「北谷町緑道」をご紹介してみたいと思います。

■「中丸子緑道」「中丸子南緑道」「北谷町緑道」のマップ
中丸子緑道・中丸子南緑道・北谷町緑道のマップ

中丸子南緑道と北谷町緑道は、南武沿線道路を挟んで名称は違うものの、かつては一続きだったと思われる緑道です。
これはかつての渋川を暗渠(あんきょ:地下水溝)にしたものとされています。

現在の渋川下流は別の場所を流れていますから、支流にあたる部分だったのかもしれません。

中丸子緑道の南端近くから分岐するかたちになっていますが、ここは多摩川近くですから、かつての用水路だった頃は「分岐」というよりは「合流地点」だったのではないでしょうか。

■中丸子南緑道の入口
中丸子緑道の入口

■緑道入口の看板
緑道入口の看板

中丸子南緑道は、1974年に造成されました。

中丸子緑道と同様に町内会の方が手入れをされていまして、「花と緑の公園」と銘打たれています。

■大きな花壇
大きな花壇

■サクラソウ
サクラソウ

■芝桜
芝桜 

「花と緑の公園」の名前の通り、緑道には大きな花壇がありました。

春を迎えて、その花壇がたいへん明るく鮮やかになっています。

■鮮やかな花々
大きな花壇 

玉すだれ 

鮮やかな花々 

花壇は冬に咲くものももちろんありますけれども、やはりこの時期が華やかです。
種類も多く、見ごたえがありました。

■近隣保育園の花壇
近隣保育園の花壇

またここには、近隣保育園の子どもたちの花壇もありました。
色とりどりのパンジーが綺麗です。

■エクササイズ器具
エクササイズ器具

エクササイズ器具

こちらは、遊具というよりはエクササイズ器具でしょうか。
周辺地域はシニアの方も多く、ジョギングなどとあわせて利用される方もいらっしゃるかと思います。

■小鳥のえさやり場
鳥のエサやり場 

■小鳥の水浴び場
小鳥の水浴び場

これは、小鳥のえさやり場と、小鳥の水浴び場ですね。

えさやり場には屋根がついていて、あまり大きな鳥は食べにくいようになっています。
また水浴び場まで用意されていて、とても小鳥フレンドリーな緑道です。

■めだかの水槽
めだかの水槽

めだかの水槽

めだかの水槽

緑道の片隅、どんぐりの木の下には、めだかの水槽がありました。
町内会の方が育てていらっしゃるようです。

■「中丸子緑道を守る会」の表彰
「中丸子南緑道を守る会」の表彰

このようにこまめな緑道の維持をされている地域グループ「中丸子南緑道を守る会」は、その活動にたいして表彰を受けていました。

行政だけでは、細かいところまでの対応は限界があります。
地域の皆さんの日頃の清掃活動や花植え、水やりなどがあることを知っておきたいと思います。

■玉川小学校の壁画
玉川小学校の壁画

中丸子南緑道は、前掲のマップを見てもわかる通り「玉川(ぎょくせん)小学校」に隣接しています。

小学校に面した緑道の壁面には、玉川小学校の児童による壁画が描かれていました。

■楽しい学校生活
楽しい壁画

■世界地図
世界地図

壁画には、玉川小学校の校舎や楽しい学校生活に加えて、世界地図も描かれていました。

ローカルとグローバル、両方の視点がメッセージとして込められているように思います。

■震災時避難所の案内
震災時避難所の案内

この付近の震災時の避難所は、もちろん玉川小学校です。

ただし、この案内に書いてある通り、玉川小学校は多摩川の堤防が破堤した場合には浸水のおそれがあります。

状況に応じた対応が必須となりますね。

■欄干だけが残った「玉川橋」
欄干だけが残った「玉川橋」

もう少し緑道を進むと、緑道を道路が横切る部分がありました。

かつて緑道が渋川だった頃の名残で、ここは道路にかつての「玉川橋」の欄干だけが残されていました。
渋川を暗渠にする際、橋を取り壊さずに埋め立てたのでしょう。

このようなところに、かろうじてかつての渋川の名残を見つけることができます。

■南武沿線道路で、「中丸子南緑道」は終点
南武沿線道路で「中丸子南緑道」は終点

玉川橋をこえると、南武沿線道路にぶつかります。
ここで中丸子南緑道は終点で、道路を渡った先に「北谷町緑道」が続いています。

この部分もかつては渋川を渡る橋だったのでしょう。

■「北谷町緑道」
北谷町緑道

北谷町緑道

北谷町緑道は、中丸子緑道に比べると再整備されて新しくなっています。
こちらはインターロッキングブロックが敷設され、滑り台などがありました。

「北谷町」は、幸区との境界にある中原区南端の町名です。

■公園の注意書き
公園の注意書き

緑道には、このような注意書きもありました。
ペットの排泄の後始末がピクトになっています。

■緑道終点と、南武線のトンネル
緑道終点と南武線のトンネル 

北谷町緑道は、南武線にぶつかるところで終点です。
この先にも暗渠は続いているはずですが、緑道として整備されたのはその一部ということでしょう。

中原区には、用水路やその跡地などを中心に多くの緑道があります。
武蔵小杉駅からは距離がありますので、自転車で史跡を訪ねながら散策をしてみるのも良いと思います。

【関連リンク】
中原区ウェブサイト 歴史と緑の散策マップ
2011/7/16エントリ 「ガス橋」と平間の渡し
2014/11/21エントリ 下平間のバス停「住宅前」と、「武道館前」
2014/11/28エントリ 川崎市動物愛護センターが中原区上平間に2018年度移転へ
2015/5/26エントリ  南武線各駅開業88周年記念展示(4):「平間駅」
2016/9/7エントリ 臨海部の工業用水を支える「平間配水所」の調圧塔と、川崎市中部学校給食センター・動物愛護センター整備
2016/12/22エントリ 多摩川の築堤を直訴「アミガサ事件」による「有吉堤」完成から100年。八幡大神・中丸子児童公園の記念碑と遺構をめぐる
2018/4/25エントリ 二ヶ領用水支流の暗渠巡り(1):中丸子堀跡地の「中丸子緑道」に春の散策シーズンが到来

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2018年
04月28日

「俺のイタリアン」などが人気、「俺の」シリーズが武蔵小杉初上陸。「俺のBakery&Cafe」が2018年8月頃武蔵小杉出店決定

【Reporter:はつしも】

「俺のイタリアン」などを展開する外食チェーン「俺の株式会社」が、「俺のBakery&Cafe(俺のベーカリー&カフェ)」を2018年8月頃に武蔵小杉に出店させることがわかりました。

「俺のBakery&Cafe」は同社が2016年から展開する業態であり、外食業界で話題の「俺の」シリーズが武蔵小杉初上陸となります。

■「俺のBakery&Cafe」(恵比寿ガーデンプレイス)
「俺のBakery&Cafe」(恵比寿ガーデンプレイス)

俺のBakery&Cafe

「俺のBakery&Cafe」は、現在恵比寿ガーデンプレイス、松屋銀座裏、新宿京王モールの3店舗を出店しています。
いずれも東京都心であり、このたびの「武蔵小杉店」が都心以外初出店となります。

そのようなわけで、今回は恵比寿ガーデンプレイスの店舗をご紹介しておきたいと思います。

■食パンの販売
食パンの販売

食パンの販売

「俺のBakery&Cafe」は、その名前の通りベーカリーとカフェの複合店舗です。

店内で焼く食パン「俺の食パン」などが看板になっていまして、入口カウンター裏にはたくさんの食パンが並んでいました。

■明るい店内
明るい店内

■ブレンドコーヒー
ブレンドコーヒー

■モーニングセット
モーニングセット

そして店内には勿論客席がありまして、カフェ営業が行われています。

ブレンドコーヒーなどをドリンクをセットにしたモーニングセットは、500円です。

「俺のイタリアン」など、「俺の」シリーズの業態は「一流のシェフによるリーズナブルな料理」がコンセプトで話題を呼びました。

全般に高い価格設定をするブランドではありませんので、安心して利用できるでしょう。

■「COSUGI COMMONS」にプレオープンした「ブーランジェリー・メチエ」
 ブーランジェリー・メチエ

さて、「俺のBakery&Cafe」武蔵小杉店の出店場所は、現段階ではわかりません。

ただ、駅から近い場所のようですので、既存の武蔵小杉の商業施設のいずれかか、路面で空きが出ているテナントビルのどこかということになろうかと思います。

「俺の」シリーズは各地で人気になっていますから、2018年8月予定のオープンが楽しみですね。

武蔵小杉では「ブーランジェリー・メチエ」をはじめとしたベーカリーが多数出店し、コーヒーも「猿田彦珈琲」「木戸口珈琲」などが出店しています。

そこに「俺のBakery&Cafe」が加わり、さらに選択肢が増えることになりますね。

【関連リンク】
俺の株式会社 ウェブサイト

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2018年
04月27日

「ブーランジェリー・メチエ」が「COSUGI COMMONS」に本日移転プレオープン、前夜のパン工場を特別公開

【Reporter:はつしも】

パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデンの商業施設「COSUGI COMMONS」の1階に、人気ベーカリー「ブーランジェリー・メチエ」が本日午後にプレオープンしました。

新店舗は販売店舗とパン工場が一体化し、売場などから工場の一部が見えるようになりました。

今回はそのオープン前日の新工場を特別に見学させていただきましたので、ご紹介します。

■「ブーランジェリー・メチエ」新店舗
「ブーランジェリー・メチエ」新店舗

■新しいフロアガイド
新しフロアガイド

■「メチエシェフ」Twitterより

 「ブーランジェリー・メチエ」は、2007年に武蔵小杉の中原区役所近くで創業したお店です。

 その後再開発による移転などを経て、直近では南武沿線道路沿いの「本店」を工場とし、「新丸子駅前店」を販売店として営業をしていました。

そしてこのたび「新丸子駅前店」の建物建て替えにより、本店工場・販売店を統合した新店舗が移転オープンしたものです。

■メチエ新店舗の売り場(プレオープン前夜)
メチエ新店舗の売り場

「メチエ」新店舗は「COSUGI COMMONS」の店舗の中でも大きなものですが、同店ではその約8割ほどをパン工場、事務所等に割り当てています。

これは同店が創業以来「対面式」の対話販売をコンセプトとしていることなどによるもので、一度に大量のお客さんに対応することは想定されていません。

それでもこれまでの店舗に比べて、売り場は拡張されていました。

■売場やウインドウから見えるパン焼き釜
売場やウインドウから見えるパン焼き釜

そして今回の新店舗の特徴のひとつが、前述の通り「パン工場が見えるようになった」ことです。
特にその中でも、パン焼き釜が売場や路面のウインドウ近くに配置されています。

ここから焼き立てのパンが出てくる様子などを、今後楽しむことができるでしょう。
このパン焼き釜は、新店舗で設備投資されたものということです。

■冷蔵中の「クリーム・ホーン」などのパン生地
冷蔵中のクリーム・ホーンなどパン生地

パン生地

■「クリーム・ホーン」
クリーム・ホーン

そしてこちらは、パン焼き釜に入るのを待つ冷蔵中のパン生地です。

棒にくるんであるのが一番人気「クリーム・ホーン」、輪っかのようなものは「プレッツェル」ですね。

■長年稼動してきた設備も
長年稼動してきた設備

新店舗では先ほどのパン焼き釜が大きな設備投資となりますが、同店では長年稼動してきた設備も大切に使っています。

ここからたくさんの良質なパンが生み出されてきたのでしょう。

■「ブーランジェリー・メチエ」の新ロゴマーク
「ブーランジェリー・メチエ」の新ロゴマーク

本日はまだ「プレオープン」ということで、準備が整っていない部分も残されています。

今後店舗が落ち着いてきたところで、新工場の設備による新作パンがまた登場してくることもあるのではないでしょうか。

【関連リンク】
ブーランジェリー・メチエ メチエシェフ twitter
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北口地区 JX日鉱日石エネルギー社宅地区
2011/8/27エントリ 旧新日本石油社宅跡地にコンベンション施設整備で川崎市と事業者が合意、2016年度完成へ
2016/3/21エントリ 「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」に川崎市が整備、1,000人規模コンベンションセンターのイメージパースと平面図
2017/8/29エントリ パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデンに2018年4月開館「川崎市コンベンションホール」がウェブサイトを開設、市民に割引料金を適用し利用受付スタート
2018/1/25エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」1階商業施設の駅寄り角地に「ブーランジェリー・メチエ」が移転決定、オープン日は4月以降に
2018/2/2エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」商業施設に「COSUGI CAFE」の後継レストラン「COSUGI LODGE」が4月1日オープン決定、地域向けワークショップ等も展開
2018/2/3エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」商業施設に良質店「猿田彦珈琲」が出店決定、武蔵小杉にサードウェーブコーヒーの波が到来
2018/2/6エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」商業施設1階に銀座の老舗レストラン「銀座洋食 三笠會館」が出店決定
2018/2/10エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」商業施設にパティスリー&ショコラトリー「ラトリエ ヒロ ワキサカ」が出店決定、元モンサンクレールの脇坂紘行氏が開業か
2018/2/18エントリ パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト商業施設にイタリアン「APPETITO」が4月1日オープン決定
2018/3/19エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」の商業施設名が「COSUGI COMMONS」に決定、来年開業「タワーズウエスト」は保育所含む9区画のフロアマップを公開
2018/3/24エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」の公開空地と2階デッキが供用開始、「COSUGI COMMONS」各店舗の4月1日以降オープン準備進む
2018/4/4エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」とエルシィ跡地をつなぐ「小杉町ペデストリアンデッキ」が供用開始、商業施設「COSUGI COMMONS」では「COSUGI LODGE」など3店舗がオープン
2018/4/16エントリ パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン商業施設「COSUGI COMMONS」にロティサリーチキンのレストラン「COSUGI LODGE」がオープン、地域のワークショップにレンタルスペースも提供
2018/4/16エントリ パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン「COSUGI COMMONS」2階の「川崎市コンベンションホール」が本日オープン、施設内を公開
2018/4/17エントリ 「ブーランジェリー・メチエ」現店舗が4月22日(日)営業終了、4月27日(金)午後に新ロゴマークともに「COSUGI COMMONS」に移転オープンへ

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2018年
04月26日

JR武蔵小杉駅新南口の臨時改札口が本日供用開始、エスカレーター行列が緩和

【Reporter:はつしも】

本日、JR武蔵小杉駅の新南口に建設が進められていた臨時改札が供用開始になりました。
これにより同駅で発生していた朝ピーク時の行列が緩和されました。

本日は初日ということで、同駅の駅員が誘導にあたったほか、エスカレーターの混雑状況のモニタリングも行われました。

■JR武蔵小杉駅新南口の従来の待機列
朝のラッシュ時の行列

JR武蔵小杉駅の新南口は、改札口の目の前に上りエスカレーター1基がありました。
奥に階段はあるものの、このエスカレーターに利用者が集中することで、朝ラッシュのピーク時には駅の外まで「エスカレーター待ち行列」が発生していました。

実際には階段を利用すれば行列に並ばなくとも入場できるものの、この行列が「メディア映え」することもあって、各種メディアで同駅の混雑の象徴として報道されてきたところです。

メディア映えはともかくも同駅の混雑は事実であり、JR東日本としてもその混雑状況の緩和をはかる必要があります。

そこで2017年12月に発表されたのが「南武線連絡通路の一部拡幅」と「新南口の臨時改札の新設」です。

■4月1日供用開始の南武線ホーム一部拡幅
先頭の1号車 

南武線ホームの一部拡幅については、先行して2018年4月1日に供用開始となりました。

横須賀線方面との連絡通路も兼ねる南武線下りホームのうち、横須賀線寄りの50mほどの区間が最大約1m拡幅されたものです。

こちらはもともと混雑のピークエリアというわけではなく、拡幅部分を柱が邪魔していることもあり、当初の想定通り大きな改善効果はなかったように思います。

■新南口前に新設された臨時改札
新南口の新設された臨時改札

■臨時改札の案内板
臨時改札の案内板

そしてこちらが、本日オープンした臨時改札です。
ICカード専用の改札機が2機、上り線用のエスカレーターが1基あります。

■臨時改札の供用時間
臨時改札の供用時間

この臨時改札は、平日朝7時~9時が供用時間となっています。
その旨改札口のところにも、掲示が出ていました。

■係員呼び出しのインタホン
インタホン

また、この臨時改札は入場のみの一方通行ですので、逆戻りなどはできません。
何らかのトラブルが発生した場合などは、改札内のインタホンで駅員と通話することが可能です。

■ホームのエスカレーター出口
ホームのエスkレーター出口

ホームのエスカレーター出口

そしてこの臨時改札は、新駅ホームの南寄り(新川崎寄り)に出る形になります。
新川崎寄りはもともと最混雑エリアというわけではありませんから、結果として新駅ホームの混雑平準化につながるような気がいたします。

■行列が緩和された新南口
行列が緩和された新南口

そして最も注目されたのが、新南口の行列がどうなるかです。
ピークとなる7時台~8時前後の時間帯を観測したところ、従来のように詰まった行列は発生していませんでした。

臨時改札の設置により、一定の緩和効果はあったものと考えられます。


一方で、JR武蔵小杉駅全体の安全面を考えますと、まだまだ対策が必要な部分が多くありますね。

大規模な設備投資はそう簡単には決断されないでしょうが、今後のJR東日本の取り組みにも期待したいと思います。

■時間外で閉鎖された臨時改札口
時間外に閉鎖された臨時改札口

時間外で閉鎖された臨時改札口 

【関連リンク】
JR東日本プレスリリース 武蔵小杉駅の混雑緩和対策工事の着手について(PDF)
JR東日本プレスリリース 武蔵小杉駅の混雑対策を実施します(PDF)
2015/7/30エントリ JR武蔵小杉駅が「行列ができる」新南口の自動改札機を2015年8月26日新型交換・1機増設を決定
2015/8/26エントリ JR武蔵小杉駅の「行列ができる」新南口の自動改札機が、本日新型更新および1機増設
2015/8/30エントリ JR武蔵小杉駅「南武線口」が9月2日に新型自動改札機に更新、「新南口」の行列は1機増設後も改善されず
2015/9/2エントリ JR武蔵小杉駅南武線口の自動改札機が本日新型に更新、「幅の広い」改札機を配置
2017/10/20エントリ JR武蔵小杉新駅「ニューデイズ武蔵小杉新南店」が2017年10月25日(水)23時閉店決定
2017/10/24エントリ 府中街道沿いのメガネスーパー跡地に「ローソン」出店、武蔵小杉新駅改札前「川崎信金ATM」が10月25日(水)にニューデイズと同時閉店へ
2017/12/6エントリ JR東日本が武蔵小杉駅の混雑緩和策を発表、2018年春に新南口ニューデイズ跡地に朝ラッシュ時限定の改札・エスカレーターを新設、南武線下りホームの一部を拡幅
2018/4/1エントリ JR武蔵小杉の混雑緩和対策第1弾・南武線下りホーム拡幅とともに新南口ATMコーナーが供用開始、臨時改札口は4月26日(木)供用開始決定
2018/4/18エントリ 四たび、「武蔵小杉駅からのお願いです」。JR東日本が新キャラクター「むさしこちゅぎ」を駅構内モニターに投入、歩きスマホなどマナー向上を呼びかけ中

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2018年
04月25日

二ヶ領用水支流の暗渠巡り(1):中丸子堀跡地の「中丸子緑道」に春の散策シーズンが到来

【Reporter:はつしも】

中原区を斜めに横断して流れる二ヶ領用水は、かつては農業用水路として利用されていました。
広範囲の農地に水を供給するためには当然ながら二ヶ領用水だけでは不可能で、数多くの支流が作られ、葉脈のように各地に水を運んでいました。

それらの支流は現在では多くが暗渠(あんきょ:地下水溝)になっていまして、上部が遊歩道や路地になっています。

今回はそのうち、多摩川沿いに整備された「中丸子緑道」をめぐってみたいと思います。

■「中丸子緑道」「中丸子南緑道」「北谷町緑道」のマップ
「中丸子緑道」「中丸子南緑道」「北谷町緑道」のマップ

「中丸子緑道」は、中丸子の多摩川沿いを流れていた二ヶ領用水の支流「中丸子堀(ミカイ堀)」跡地を遊歩道化したものです。
最寄駅で言えば北端が向河原駅、南端が平間駅にあたりますが、駅からはそれぞれ距離があります。

中丸子緑道は南側で「中丸子南緑道」「北谷町緑道」に枝分かれしていますが、今回は「中丸子緑道」に絞ってご紹介していきましょう。

■「中丸子緑道」の案内板
「中丸子緑道」の入口

■中丸子緑道
中丸子緑道 

武蔵小杉・向河原方面から向かう場合、下沼部小学校前の道路を南下すると中丸子緑道の案内板が見えてきます。
ここには前述のような、緑道の由来などが書かれていました。

■中丸子緑道の花壇
中丸子緑道の花壇 

中丸子緑道の花壇

中丸子緑道は、3つの町内会が地区ごとに分担をして植物等の手入れをしています。

季節ごとにさまざまな花が咲いていますが、4月~5月にかけてのこの時期はやはり緑道がパッと明るくなりますね。

■「花ドロボー皆で監視」
「花ドロボー皆で監視」

「花ドロボー皆で監視」

■「だれですか、?ペットボトルの上を歩く人は、」
「だれですか、?ペットボトルの上を歩く人は、」

緑道では花壇とともに、さまざまな注意書きが目に留まりました。

「花ドロボー」の警告は武蔵小杉駅周辺でも見かけることがあります。
残念なことですが、実際に持って行ってしまう方がいるのでしょうね。

■「ムクゲ 強い精神力」
「ムクゲ 強い精神力」

もちろん注意書きだけでなく、町内会の皆さんによる植物の紹介も充実しています。
「ムクゲ」の花言葉は、「強い精神力」です。

■「災害時集合場所」の掲示
「災害時集合場所」の掲示

また中丸子緑道は、災害時の一時避難場所にも指定されています。
緑道は広い場所が少なく、あくまでも一時避難です。最終避難場所は川崎市立橘高等学校になっていました。

■中丸子緑道の遊具
中丸子緑道の遊具

中丸子緑道には、何か所か遊具が設置されているところがあります。
緑道の小道をお散歩しながらお子さんが遊べますので、気分転換になってよいのではないでしょうか。

■中丸子緑道を横切る道路
中丸子緑道を横切る道路

中丸子緑道は、途中に横切る道路があります。
昔は農業用水路だったのですから、かつてはここが小さな橋になっていたのでしょう。

■水車小屋跡地の案内(緑道入口の案内板より)
水車小屋の案内

現在では全く痕跡が残されていませんが、この緑道の中ほどには、大正時代まで水車小屋がありました。
水車小屋では精米、製粉が行われていまして、遠く大田区の大森や羽田、川崎区の大師からも利用する方が来訪されたそうです。

1923年の関東大震災で水車小屋は倒壊してしまい、その後用水路も暗渠となって現在に至ります。

■「中丸子児童公園」
中丸子児童公園

■「有吉堤竣工百年の碑」
有吉堤竣工百年の碑

さらに進んでいくと突然視界が開けて、緑道が中規模の児童公園とつながりました。
ここは「中丸子児童公園」です。

中丸子児童公園には、かつて多摩川の氾濫に悩まされた住民の陳情によって、100年前に築堤された「有吉堤」を記念する石碑が建てられています。

「有吉堤」の築堤と、そのもとになった陳情「アミガサ事件」については、2016/12/22エントリでもご紹介しておりますので、詳細は関連リンクをご参照ください。

■「有吉堤」の遺構
「有吉堤」の遺構

中丸子緑道では、「有吉堤」の遺構を各所で見ることができます。
風景自体は何気ないものですが、かつての姿を想像しながら歩くのも良いでしょう。

■中丸子緑道の終わり近く
中丸子緑道の終わり近く

■壁面の文字
壁面の文字

緑道が終わりに近づくと、壁面に文字がありました。
これは一体なんでしょうか。

■1~100の数字
1~100の数字

■ひらがな50音
ひらがな50音

■アルファベット
アルファベット

消えかけている部分もあって写真ではわかりにくいですが、これは数字と、ひらがなと、アルファベット一覧でした。
かつての児童公園のデザインのようなものだったのではないかと思います。

明確な用途はありませんが、子どもはそれでも何らかの遊び方を編み出してしまうものです。
まだ新しいころは、ここで遊んだ子どもたちもいたのではないでしょうか。

■中丸子緑道終点の西松屋
中丸子緑道終点の西松屋

■石碑
石碑

ベビー・キッズ洋品店の西松屋まで到着するとほぼ多摩川河川敷に近く、ここで中丸子緑道はおしまいです。
かつての農業用水路は、このまま多摩川に合流していたのでしょうか。

終点付近からは、遠く武蔵小杉の高層ビル群を眺めることができました。

冒頭に掲載のマップの通り、終点付近からは「中丸子南緑道」「北谷町緑道」が分岐しているのですが、そちらは次回に譲りたいと思います。
そう遠くないうちに、また緑道でお会いいたしましょう。

【関連リンク】
中原区ウェブサイト 歴史と緑の散策マップ
2011/7/16エントリ 「ガス橋」と平間の渡し
2014/11/21エントリ 下平間のバス停「住宅前」と、「武道館前」
2014/11/28エントリ 川崎市動物愛護センターが中原区上平間に2018年度移転へ
2015/5/26エントリ  南武線各駅開業88周年記念展示(4):「平間駅」
2016/9/7エントリ 臨海部の工業用水を支える「平間配水所」の調圧塔と、川崎市中部学校給食センター・動物愛護センター整備
2016/12/22エントリ 多摩川の築堤を直訴「アミガサ事件」による「有吉堤」完成から100年。八幡大神・中丸子児童公園の記念碑と遺構をめぐる

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2018年
04月24日

小杉町3丁目東地区再開発の三井不動産タワーマンション「Kosugi 3rd Avenue The Residence(コスギ サード アヴェニュー ザ・レジデンス)」が発表、2020年8月下旬入居を予定

【Reporter:はつしも】

小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業によるタワーマンション「Kosugi 3rd Avenue the Residence(コスギ サード アヴェニュー ザ・レジデンス)」が発表され、ウェブサイトがオープンしました。

三井不動産レジデンシャルにより地上39階建て・519戸(販売戸数は465戸)のマンションの販売が行われるもので、2018年10月下旬販売開始、2020年8月下旬入居を予定しています。

■「Kosugi 3rd Avenue the Residence」ウェブサイト
https://www.31sumai.com/mfr/F1108/

■「Kosugi 3rd Avenue the Residence」のイメージパース
Kosugi 3rd Avenue the Residenceのイメージパース
※「Kosugi 3rd Avenue the Residence」ウェブサイトより

小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業は、旧中原図書館やみずほ銀行、川崎信用金庫、小杉こども文化センターや商店街の商業ビルなど、武蔵小杉駅西側の既存市街地の更新を行うものです。

再開発ビルの低層部1~4階に商業・業務・公共公益施設を配し、そこには「メガネのオーサカ」「中華一番」「川崎信用金庫」などの既存店舗、公共施設「小杉こども文化センター」「川崎市総合自治会館」などが入居する計画となっています。

また高層部は39階建てのタワーマンションとなっていまして、今回はその販売予告がスタートしたことになります。
実際の販売は2018年10月下旬が予定されていました。

総戸数は519戸ですが、そのうち54戸が地権者など事業協力者に割り当てられるため、販売戸数は465戸です。

■解体が進む小杉町3丁目東地区
解体が進む小杉町3丁目東地区 

入居時期は2020年8月下旬で、あと2年4か月後ということになります。

上記写真は昨年撮影したものですが、現在では工事ももう少し進んできています。
今年のうちには、再開発ビル建物躯体の鉄骨が立ち上がってくるのではないでしょうか。

【関連リンク】
小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発組合 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区 東地区
2015/4/8エントリ 小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業の組合設立認可と、商業・業務・公共公益施設の概要
2016/12/14エントリ 小杉町3丁目東地区再開発で相次ぐ、既存店舗等の立ち退き。2016年3月末で「小杉こども文化センター」が閉館、2月17日に児童向け説明会を開催へ
2016/2/25エントリ 川崎市が「小杉こども文化センター」建替えで方針転換、中原区役所に当面代替施設を用意・再開発地区内にプレハブ施設を整備へ
2016/3/10エントリ 小杉町3丁目東地区再開発:旧中原図書館の暫定バイク駐車場が6月末閉鎖、再開発地区内の移転進む
2016/6/6エントリ 「小杉こども文化センター」代替施設が中原区役所敷地内に6月1日暫定開設、小杉町3丁目東地区再開発地区内に整備する仮施設に同施設や「メガネのオーサカ」が移転へ
2016/7/4エントリ 小杉町3丁目東地区再開発:「川崎信金武蔵小杉支店」が2016年10月11日府中街道沿いに移転決定、旧中原図書館のバイク駐車場が6月末で閉鎖完了
2016/9/6エントリ 大野屋前の「旧第一勧業銀行」跡地を「みずほ銀行武蔵小杉支店」として再整備、小杉町3丁目東地区再開発により現店舗から移転へ
2016/9/22エントリ 小杉町3丁目東地区の「ダイソー マルエツ小杉店」が10月12日(水)閉店決定、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店4階にダイソー新店が10月28日(金)オープンへ
2016/9/23エントリ 小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業の権利変換計画を川崎市が本日認可、商業・業務・公共施設4フロア・24区画の平面図が公示
2016/10/11エントリ 小杉町3丁目東地区:川崎信用金庫武蔵小杉支店が本日仮店舗に移転、みずほ銀行武蔵小杉支店が2017年2月6日「旧第一勧銀」仮店舗に移転決定
2016/10/28エントリ 「ダイソーイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」本日オープン、220坪で旧店舗の9割以上の売場面積を確保/新星堂に続き中原ブックランドイトーヨーカドー店閉店
2016/11/7エントリ 小杉町3丁目東地区再開発:建物解体により11月15日から2020年3月まで車両通行止め、メガネのオーサカ・中国料理一番が2019年秋頃まで現店舗で営業継続
2016/11/18エントリ 小杉町3丁目東地区の既存構築物解体工事着手、地区内の道路が2020年3月下旬まで通行止め開始
2017/2/6エントリ 「みずほ銀行武蔵小杉支店」が旧第一勧業銀行跡地に本日移転、支店前には駐輪場を整備
2017/6/24エントリ 小杉町3丁目東地区再開発:こすぎコアパーク前の仮設店舗建設工事が着手、「TSUTAYA小杉店」が入居を予定。既存構築物の解体進む
2017/9/6エントリ 武蔵小杉の「TSUTAYA」が立ち退き。1階「中原ブックランド」9月24日(日)頃閉店、2階「TSUTAYA小杉店」9月19日(火)より休業・10月6日(金)隣接の仮設店舗に移転オープン
2017/9/24エントリ 「中原ブックランドTSUTAYA小杉店」「ポッポ武蔵小杉店」が本日閉店、レンタルビデオ「TSUTAYA」は10月6日(金)移転オープンに向け準備進む
2017/10/6エントリ 小杉町3丁目東地区再開発で立ち退き「TSUTAYA小杉店」が仮設店舗で本日オープン、レンタルコミックを取り扱い開始

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2018年
04月23日

「コスギフェスタ2017」から順延の武蔵小杉の地域運動会「コスギんピック」が6月3日(日)に開催決定、5月15日(火)まで出場チーム募集中

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉の住民自由参加による地域運動会「コスギんピック」が、2018年6月3日に開催されます。

現在、出場チームの募集が行われていますので、ご紹介します。

■「コスギんピック」出場チーム募集のお知らせ
「コスギんピック」出場チーム大募集

■「コスギんピック」の開催概要
日時 2018年6月3日(日)9:00~16:00
会場 こすぎコアパーク周辺
主催 コスギフェスタ実行委員会
Web イベントサイト

■募集概要
競技種目 ●大綱引き
運動会の定番競技。一本勝負で決着をつけます。
●ダンシング玉入れ
曲に合わせてダンスと玉入れ。カゴに入れた玉の合計で勝敗を決定。
●大玉送り
参加者全員で大玉送りを行います。尚、大玉送りは順位を決定する種目ではありません。参加者全員で交流を深めるための種目です。
賞品 ●大人の部優勝:特選和牛5キロ
●子供の部優勝:小杉の街の特典多数「コスギんカード」
募集チーム数 大人の部:最大16チーム 子供の部:最大16チーム
※応募数が上限に達した場合、先着順でのご参加となります。
チーム募集要項 ●大人の部、こどもの部それぞれについて出場チームを募集します。
●大人の部は中学生以上、こどもの部は4才以上~小学生以下にてメンバーを構成してください。それぞれの部について優勝チームを決定します。
●競技は綱引き・玉入れともに1チーム10名で行います。1チーム原則10名以上で応募してください。
●参加条件:武蔵小杉駅周辺に在住、通勤、通学されている方
●競技に必要な軍手や運動靴は各自準備してください。必要な持ち物は別途ご案内します。
●免責事項に同意いただくことが参加の必須条件となります。また、中学生以下の方が出場する場合には、必ず保護者の方が同伴してください。
参加費 1人500円:1チーム原則10人以上 (スポーツ保険料、税も含む)
※大会当日、受付にて徴収します。現金でのご用意をお願いします。
応募締切 2018年5月15日(火)必着
応募方法 応募フォーム
こちらの応募フォームに入力してください。
問い合わせ先 コスギフェスタ実行委員会
連絡先:044-433-9180

■大会当日スケジュール
8:00-8:30 子どもの部受付 コスギんピック大会本部にて
8:40-8:50 開会式 開会宣言、準備運動
9:00-10:00 子どもの部玉入れ 予選・決勝
10:20-12:00 子どもの部綱引き 予選・決勝
12:10-12:40 大人の部受付 コスギんピック大会本部にて
13:00-14:00 大人の部玉入れ 予選・決勝
14:20-16:00 大人の部綱引き 予選・決勝
16:10-16:25 大玉送り 参加者・観覧者全員で大玉送りを行います
16:30-16:45 閉会式 コアパークステージにて表彰式、景品の贈呈を行います

「コスギんピック」は、慶應義塾大学の地域活性化・コミュニティ形成プロジェクト「Joint」が企画し、同プロジェクトの皆さんと「コスギフェスタ実行委員会の皆さんの協力により運営される地域運動会です。

「Joint」では地域活性化とコミュニティ形成の仕掛けとして「スポーツ」に着目し、「コスギんピック」を含めさまざまな取り組みを進めてきました。

■2017年の「Joint」メンバー
今年の「Joint」メンバー
※写真提供:Joint 

「Joint」については2016年に、代表である大和田樹さんのインタビューをさせていただき、本サイトで公開いたしました(詳細は関連リンクをご参照ください)。
学生さんですから毎年メンバーは代替わりをしていきますが、コスギんピックに取り組む姿勢は今年も受け継がれています。

■2016年「コスギんピック」の「大綱引き」
昨年「コスギんピック」の「大綱引き」

■同「ダンシング玉入れ」
同「ダンシング玉入れ」

「コスギんピック」の初開催は「コスギフェスタ2016」で、翌年の「コスギフェスタ2017」においてもパワーアップして開催される予定でしたが、本サイトでもお伝えした通り残念ながら荒天中止となりました。

今回の6月開催はその代替となるもので、初開催時の「ダンシング玉入れ」「綱引き」に加えて、「2017」で開催される予定だった「大玉送り」を新たに実施します。

「大玉送り」は、順位を決定する競技ではなく、「コスギんピック」全体での懇親を深めるための企画です。
参加チームだけでなく、観覧者も含めて全員参加ができる予定です。

■今年の優勝賞品(大人の部)「すきやき しゃぶしゃぶ くりりんの特選和牛」
くりりんの特選和牛
※写真提供:NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント

また今回も、優勝賞品などが用意されています。
大人の部優勝は2017/8/31エントリで30周年をお伝えした「すきやき しゃぶしゃぶ くりりん」の、「特選和牛5キロ」(コース20人前相当)です。

子どもの部優勝は武蔵小杉の街で様々な特典が得られる「コスギんカード」と、それぞれ対象にあわせた賞品が用意されています。

■「コスギんカード」の予定特典の一部
・武蔵小杉のラーメン屋「夢番地」でラーメン1杯
・おかしのまちおか武蔵小杉店で好きなお菓子500円分のお買い物
・中原ブックランド500円分お買い物
・法政通り商店街の「大そうめん流し」参加(7月29日開催予定) など
※上記は変更される可能性があります。

■地域の子どもたちの参加
地域の子どもたちの参加

2016年の初回「コスギんピック」は、プロバスケットボールチーム「川崎ブレイブサンダース」がゲスト参加したほか、マンション住民の皆さん、消防団、地元の小学生サッカークラブの子どもたちや地域の友達グループなど、さまざまな地域住民の皆さんが参加しました。

■「2016」表彰チーム
昨年の表彰チーム

2016年の優勝は大人の部が「チームエクラス」、子どもの部が「川崎キッズチアリーディングクラブバンビーズ」でした。
その他、下記が入賞チームとなっています。

■「大人の部」入賞
1位:チームエクラス
2位:川崎ブレイブサンダース
3位:レジデンス・ザ・武蔵小杉ビール班
4位:中原消防団

■「子供の部」入賞
1位:川崎キッズチアリーディングクラブバンビーズ
2位:東住吉サッカークラブ
3位:やはたっこ倶楽部
4位;SFTキッズ&フレンズ


参加チームは、このときはブレイブサンダースがゲスト参加していましたが、一般の地域住民グループが中心です。
1チームは基本10名ですので、人を集めるのが少々大変な部分もあるかもしれませんが、武蔵小杉周辺に在住・通勤・通学されている方であれば、どなたでも参加できます。

気の合う地域の仲間たちと体を動かせる貴重な機会ですので、時間が合えば参加してみてはいかがでしょうか。
前記の大会概要をお読みの上、ウェブフォームからどうぞお申込みください。

【関連リンク】
コスギんピック イベントサイト
慶應義塾大学 Joint
2016/9/21エントリ 武蔵小杉の「ひと」(11):慶應義塾大学「Joint」代表、コスギフェスタ2016の地域運動会「コスギんピック」発起人・大和田樹さん
 ・2016/10/23エントリ 「コスギフェスタ2016」本祭2日目開催レポート:初開催「コスギんピック」に川崎ブレイブサンダース参戦、初優勝は「チームエクラス」と「バンビーズ」
2017/8/31エントリ 武蔵小杉駅前「しゃぶしゃぶ すきやき くりりん」が30周年リニューアルオープン、9月1日(金)~7日(木)にA5ランク「霜降黒毛和牛コース」を30%OFFで提供

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2018年
04月22日

川崎フロンターレが「陸前高田ランド・春」を開催、昨季J1優勝を争った鹿島アントラーズに4-1で快勝

【Reporter:はつしも】

2018年4月21日、J1リーグ第9節「川崎フロンターレvs鹿島アントラーズ戦」が等々力陸上競技場で開催されました。

またこれにあわせて、陸前高田市の物産等が集まる「陸前高田ランド・春」が等々力緑地の「フロンパーク」で展開され、たいへん多くの方が集まりました。

■「陸前高田ランド・春」の入口
陸前高田ランド・春

川崎フロンターレは、「支援は、ブームじゃない。」を合言葉に、東日本大震災の継続的な復興支援活動に取り組んでいます。
その一環として、川崎フロンターレと陸前高田市は友好協定を締結していまして、被災地訪問によるサッカー教室など、さまざまな支援活動を実施してきました。

フロンパークで年2回展開される「陸前高田ランド」はそれら活動のひとつで、フロンターレホームゲーム開催時の「フロンパーク」で陸前高田市の物産販売や、募金活動などが行われました。

■三陸名物「餅まき」
餅まき

■川崎フロンターレ・藁科社長の餅まき
川崎フロンターレ・藁科社長の餅まき

「陸前高田ランド」の名物となっているのが、「餅まき」です。

今回は陸前高田市の戸羽太市長、Jリーグの村井チェアマン、川崎フロンターレの藁科社長、川崎市の福田市長らに加えて、川崎フロンターレの安藤駿介選手、鈴木雄斗選手なども参加しました。

■鈴木雄斗選手(左)、安藤駿介選手(右)
鈴木雄斗選手と安藤駿介選手

■まかれた祝餅
まかれた祝餅

餅まきに続けて、川崎フロンターレの「Mind-1ニッポンプロジェクト」による復興支援募金活動も行われました。

このときは安藤・鈴木両選手も募金活動に加わりまして、たいへん多くの方が募金をされていました。

今年の3月11日に溝の口駅で中村憲剛選手らが募金活動を行った際にも、普段よりも多くの募金んが集まりました。
選手が協力してくれると、やはり効果が大きいですね。

■「大和田家」の蒸しかき
「大和田家」の蒸しかき

■三陸秋刀魚のさんまメンチ
さんまメンチ 

「陸前高田ランド」では、陸前高田市の物産等が毎回人気を集めています。

今回は「大和田家」の蒸しかきと、三陸秋刀魚のさんまメンチをいただいてみました。
蒸しかきはプリプリに柔らかく、さんまメンチも秋刀魚の旨味がたっぷり詰まって美味しかったです。

■「たかたのゆめちゃん」
「たかたのゆめちゃん」

そして今回は、陸前高田市から同市の「ゆめ大使」、「たかたのゆめちゃん」が駆けつけてくれました。

「たかたのゆめちゃん」による「たかたのゆめちゃんフロンターレ応援ソング」も発表されるなど、会場を盛り上げていました。

川崎フロンターレのふろん太君は切れのある動きを見せますが、「たかたのゆめちゃん」はゆっくりとした優しい動きが特徴です。



■等々力陸上競技場の行列
等々力陸上競技場の行列

■ほぼ満員の等々力陸上競技場
ほぼ満員の等々力陸上競技場 

24,358人

さて、続いて同日開催された「川崎フロンターレvs鹿島アントラーズ」です。
こちらもチケットが完売に至る盛況ぶりで、等々力陸上競技場の周辺には長い長い行列ができていました。

昨年J1優勝を争った屈指の好カードは入場者数24,358人と、等々力陸上競技場はほぼ満員となりました。

■宮代大聖選手 プロ契約締結
宮代大聖選手 プロ契約締結

キックオフ前、川崎フロンターレU-18の宮代大聖選手のプロ契約についても案内がありました。

同選手はこれまでに各年代別の代表にも選出されており、今後トップチームでの活躍が期待されます。

■「あんたが大賞」に選出された中村憲剛選手
あんたが大賞に選出された中村憲剛選手

「あんたが大賞」に選ばれた中村憲剛選手 

最近は低迷気味だった両チームでしたが、今回は川崎フロンターレらしい攻撃がヒットし、4-1で快勝する結果となりました。

川崎フロンターレのホームゲームで毎回選出される「あんたが大賞」(マンオブザマッチ)は、1ゴールをあげた中村憲剛選手に贈られました。

■タオルマフラーを掲げて
タオルマフラーを掲げて

第9節を終えて、川崎フロンターレはJ1リーグの3位につけています。

アジアチャンピオンズリーグは残念ながら敗退となりましたが、また今後もJ1リーグは勿論、天皇杯、ルヴァンカップなどでも活躍してくれることと思います。

また「陸前高田ランド」は冬も企画されるかと思いますので、こちらも楽しみにされている方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。

【関連リンク】
川崎フロンターレ ウェブサイト
武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ

(川崎フロンターレ観戦関連)
2015/3/13エントリ 等々力陸上競技場 新メインスタンド完成。報道機関向け内覧会・完成記念式典最速レポート!
2015/3/29エントリ 等々力陸上競技場新メインスタンドの、藤 子・F・不二雄ミュージアムコラボのブロンズ像 全8体をご紹介
2015/5/27エントリ フロンターレの「遅割」半額チケットで、お得に楽しむ平日夜の等々力ホームゲーム
2015/6/16エントリ 等々力陸上競技場「ホームA」で楽しむ、フロンターレのホームゲーム/読書会「フロンターレあるあるを読もう!」6月23日開催
2017/4/13エントリ 無料チケットやサポートショップ優待など特典が一杯! 川崎フロンターレ後援会入会ガイド
2017/8/11エントリ 川崎フロンターレ試合日に楽しむ、青色メニュー。「KOSUGI CURRY」のブルードリンクと、「SHIBA COFFEE」のブルークリームソーダ
2018/2/25エントリ J1開幕戦で川崎フロンターレがジュビロ磐田を3-0で下し好発進、2018年の出発点「商店街挨拶回り」における中村憲剛・車屋紳太郎両選手の武蔵小杉登場を振り返る
2018/3/2エントリ 川崎フロンターレ観戦の、お勧めファーストアイテム。バリエーションと用途が多彩な「タオルマフラー」

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2018年
04月21日

多摩川のアユ遡上が盛んに、丸子橋近く「調布取水堰」で水面を飛び跳ねる姿を観測

【Reporter:はつしも】

多摩川におけるアユの遡上が盛んになっています。
丸子橋近くの「調布取水堰」において、斜面を飛び跳ねるアユの姿を川岸からとらえることができました。

■多摩川の「調布取水堰」
多摩川の「調布取水堰」 

「調布取水堰」は東京都水道局の施設で、飲料水の供給と防潮のために1936年に作られました。
本サイトでは2016/10/24エントリで詳しくご紹介しております。

ここで取水された多摩川の水は写真奥の「亀甲山」の浄水施設に送られ、周辺地域の上水道に供給されていましたが、高度経済成長期に多摩川の水質が悪化したため、1970年以降は工業用水の供給を行っています。

しかしながら、その後多摩川の水質は大きく改善されました。
調布取水堰が上水として復活することはありませんでしたが、現在ではアユの遡上が年々増加するほどに綺麗な水になっています。

■調布取水堰を遡上するアユ
調布取水堰を遡上するアユ

調布取水堰を遡上するアユ

調布取水堰を遡上するアユ

この調布取水堰を多摩川河川敷から見ると、取水堰の斜面を一生懸命遡上するアユの姿を肉眼で見ることができました。

春の日差しを受けてキラキラと輝くアユが、元気に飛び跳ねています。
これは全長数センチほどで、まだまだ成長途上のアユです。

■遡上するアユの動画(YouTube)


このアユの躍動感は静止画ではなかなか伝わりませんので、Youtube動画にしてみました。
こちらをどうぞご参照ください。

■調布取水堰の平面図
調布取水堰の平面図

なお、前掲の写真の斜面は勾配がきつく、アユが頑張っても(おそらく)遡上を果たすことはできません。

調布取水堰には上記平面図に示されている通り、アユの遡上など魚が通るための「魚道」が2か所設置されています。

■調布取水堰の「第二魚道」
第二魚道

こちらが、調布取水堰の「第二魚道」です。
これならアユの稚魚も遡上できそうですね。

なお、東京都では、ガス橋の上流500mほどの地点に定期網を設置して、アユの遡上状況を調査しています。

毎日入網数を集計し、下記関連リンクに掲載のウェブサイトで報告されていますので、アユの遡上を観察しに行く際にでも参考にしてみてください。

■「丸子の渡し祭り」で食べられるアユの塩焼き
アユの塩焼き 
 
多摩川を遡上するアユの塩焼きは、「丸子の渡し祭り」で食べることができます。
高度経済成長期の多摩川のイメージとは、相当違いますね。

■調布取水堰と東横線と、丸子橋
水門脇の魚道

■川崎市市民ミュージアムに展示されている調布取水堰の模型
東急線の多摩川橋梁と調布取水堰 

【関連リンク】
東京都島しょ農林水産総合センター 平成30年アユ遡上調査
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:生活情報:公園 多摩川緑地
2015/10/13エントリ 中原区にあった、日本初の常設サーキット。 「多摩川スピードウェイ」メインスタンド跡地を歩く
2015/11/21エントリ 「多摩川スピードウェイ・回顧展」が11月21 日(土)・22日(日)開催、第1回レース優勝車「オオタ号」を展示中
2016/7/17エントリ 中原区の、日本初常設サーキットの記録。市民ミュージアム「多摩川スピードウェイ展」が本日スタート、福田市長も観覧/スピードウェイ遺構には記念パネルが設置
2015/4/22エントリ  多摩川河川敷を白く染める、ハマダイコンの花
2016/4/17エントリ 武蔵小杉周辺の八重桜・ハマダイコンが満開、ツツジの開花がスタート
 ・2016/10/24エントリ 丸子橋近く、多摩川汽水域の境界「調布取水堰」探訪。アユが遡上する魚道と、歴代水位の記録
2016/10/30エントリ 「第3回 丸子の渡し祭り」開催レポート:渡し船は1時間40分待ちの盛況、大田区発祥「揚げパンマン」登場
2017/3/20エントリ 春の多摩川を染める、白い花々。河川敷のユキヤナギが見頃に、ハマダイコンも開花が進む
2017/5/17エントリ 丸子橋近く・多摩川堤防の改修工事が完了、舗装資材の誤りによる河川敷一時通行止めも解除され完全供用開始
2018/1/16エントリ ガス橋を起点に、多摩川河川敷を移動しつつ見た武蔵小杉
2018/2/5エントリ 2018年1月23日、大雪翌朝の武蔵小杉の雪景色。多摩川には幻想的な「川霧」が発生
2018/4/13エントリ 川崎市市民ミュージアムで「中井精也鉄道写真展 笑顔あふれる『ゆる鉄』ワールド」が開催、川崎市や武蔵小杉駅の鉄道ジオラマ展示・休日には子ども向けワークショップも
2018/4/18エントリ 国土交通省が多摩川の堤防改修を推進、丸子橋・ガス橋間「H28多摩川中丸子築堤護岸工事」に工事見学所が設置

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