武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2018年
05月05日

渋川に架かる「矢倉橋」の拡幅工事が完了、住吉小学校近接の通学路に歩道空間が新設

【Reporter:はつしも】

渋川に架かる「矢倉橋」の歩道の拡幅工事が完了し、このたび供用開始になりました。
これにより橋の前後と連続した歩道空間が確保され、従来よりも安全性が向上しています。

■矢倉橋に拡張された歩道
櫓橋に拡張された歩道

■矢倉橋の銘板
矢倉橋の銘板

渋川は二ヶ領用水から分岐して、法政二中・高前を南下したあとに住吉小学校前にさしかかります。
その住吉小学校の付近で渋川をまたぐのが「矢倉橋」です。

上記写真の右側に見える通り、独立した歩道が整備されました。

■拡張前の矢倉橋
拡張前の矢倉橋

■拡張工事が始まった矢倉橋(2017年9月)
拡張工事が始まった矢倉橋

■歩道が完成に近づいた矢倉橋(2018年3月)
歩道が完成に近づいた矢倉橋

ここで、歩道ができる前から、完成直前までの矢倉橋を見ていきましょう。
もともとは独立した歩道がなかった矢倉橋の片側に、後付でもうひとつ橋を付け足す形で歩道が設置されました。

■住吉小学校隣接地に整備された歩道
住吉小学校隣接地に整備された歩道

矢倉橋の南側には、住吉小学校との隣接地があります。
この歩道も数年前に整備されたものでした。

■住吉小学校前の歩道から連続して整備された矢倉橋の歩道
住吉小学校前の歩道から連続して整備された矢倉橋の歩道

今回、矢倉橋に歩道ができたことで、橋の前後と連続して歩道が整備されたことになります。
上記写真の手前が、住吉小学校前の歩道です。

歩道が途中でついたりつかなかったりするのは、交通安全上リスクが高まります。

小学校の通学路でもありますし、このように連続した歩道になってよかったと思います。

■渋川の整備工事(完成区間)
渋川に新たに整備された親水遊歩道 

川崎市では、これまで渋川の遊歩道設置などの環境整備を進めてきました。
今後も綱島街道以南で遊歩道が拡張されていくようですので、事業進捗を見守ってまいります。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園・公開空地 渋川
2014/1/25エントリ 渋川の法政二中・高隣接区間における親水遊歩道整備工事
2014/8/17エントリ 渋川の法政二中・高前の親水遊歩道が供用開始
2015/2/23エントリ 渋川の親水遊歩道が住吉小学校隣接区間まで拡大、整備工事が進行中
2015/10/5エントリ 渋川の親水遊歩道新設区間が供用開始、二ヶ領用水分岐点~矢倉橋まで連続的な歩行空間が完成
2015/10/5エントリ 渋川の親水遊歩道新設区間が供用開始、二ヶ領用水分岐点~矢倉橋まで連続的な歩行空間が完成
2017/12/14エントリ 渋川の綱島街道東側一部区間の親水遊歩道が完成し供用開始、機械式のバイク駐車場も本日12月14日より運用

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2018年
05月04日

パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー隣接の商業ビル「M.Kファーストビル」が竣工、グランツリーの美容室「NEUTRAL」2号店、「武蔵小杉駅前法律事務所」がオープン

【Reporter:はつしも】

パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー隣接地に商業ビル「M.Kファーストビル」が竣工しました。

3階建ての各フロアに複数のテナント区画があり、先行して美容室の「NEUTRAL DOOR」、「武蔵小杉駅前法律事務所」がオープンしています。

■ステーションフォレストタワー隣接地の「M.Kファーストビル」
MKファーストビル 

「M.Kファーストビル」が建設されたのは、パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーと綱島街道の間の隣接地です。
ここはかつて「サラームハイツ川崎」という2階建てアパートがあったところです。

このエリアは従来戸建てを中心とした低層住宅街でしたが、再開発の進捗に伴って用途転換が進んできました。

これまでの用途転換はほとんどがマンションだったのですが、今回の「M.Kファーストビル」は商業ビルです。

■「M.Kファーストビル」のテナント区画
MKファーストビルのフロアガイド 

「M.Kファーストビル」の1階路面には、テナントの看板が付いたフロアガイドパネルがあります。

パネルは1フロアにつき2枚、合計6枚がありまして、そのうち2階部分には美容室「NEUTRAL DOOR」の看板が出ていました。

■「NEUTRAL DOOR」のご案内
NEUTRAL DOORの看板

この「NEUTRAL DOOR」の看板を見ただけは、何のお店かわからないと思います。
同店は冒頭に申し上げた通り、美容室です。

■グランツリー武蔵小杉の「NEUTRAL」
グランツリー武蔵小杉の「NEUTRAL」

「NEUTRAL」は、グランツリー武蔵小杉に出店している美容室で、銀座・表参道で知名度の高い「Garden」系列のお店です。

今回「M.Kファーストビル」2階にオープンした「NEUTRAL DOOR」は、その2号店という位置づけになります。

ビルのロケーションと看板を見る限り、2号店「NEUTRAL DOOR」は普通の方は存在自体に気づかない可能性が高く、偶発的な集客を想定した店舗ではありません。
これはグランツリー武蔵小杉の「NEUTRAL」の予約が好調で、同店のキャパシティを拡張するために2号店をオープンさせたということでしょう。

「NEUTRAL」の美容師さんがお客さんごと異動したり、あふれたお客さんに2号店「NEUTRAL DOOR」を紹介していく集客スタイルかと思います。

■「武蔵小杉駅前法律事務所」
武蔵小杉駅前法律事務所

武蔵小杉駅前法律事務所

そしてもうひとつ、3階にオープンしたのが「武蔵小杉駅前法律事務所」です。

こちらも業種の特性上、ふらりと立ち寄る場所ではなく、明確に目的を持った方が法律事務所を探して訪問するところです。

「M.Kファーストビル」は新丸子東3丁目の低層住宅街の中でも裏通りにあたり、通常は住民の方以外が通行するような場所ではありません。

そこに出店するのは、既存のお客さんを掴んでいる「NEUTRAL DOOR」や、法律事務所などが適しているでしょう。

同ビルには1階路面も含め、まだテナント区画が残されていますので、今後の出店店舗も折を見て確認しておきたいと思います。

■「M.Kファーストビル」から見たステーションフォレストタワーの公開空地
ステーションフォレストタワーの公開空地

ステーションフォレストタワーの公開空地

なお、以前のエントリでもご紹介した通り、「M.Kファーストビル」の周辺では今後も戸建て住宅のマンションへの転換が計画されています。

■6階建てマンションの建設地
6階建てマンションの建設地 

■6階建てマンションの「建築計画のお知らせ」
建築計画のお知らせ 
※画像の一部を加工しています。

こちらは、戸建て住宅が6階建てマンションに建て替えられます。
完成は2019年3月31日予定で、現在は更地の状態になっていました。

遠からず、建設工事がスタートするのではないでしょうか。

■土地利用転換が続く新丸子東3丁目
変わりゆく新丸子東3丁目 

この周辺の低層住宅街では、この10年の間に大部分の戸建て住宅などがマンションに建て替えられました。

これらは行政が推進したいわゆる「武蔵小杉再開発」ではありませんが、再開発が間接的に周辺地域での土地利用転換を促進したものかと思います。

【関連リンク】
NEUTRAL DOOR ウェブサイト
武蔵小杉駅前法律事務所 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:新丸子東3丁目地区
2008/12/15エントリ  小杉駅南部地区F地区と新丸子東3丁目地区
2015/7/14エントリ パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー近接「旧F地区」に店舗付きマンションが着工、2016年2月完成へ
2016/2/19エントリ 新丸子東3丁目の賃貸マンション「カーサブライト」完成、1階に市ノ坪の「保育ルームClover武蔵小杉園」が2016年4月移転
2016/3/8エントリ パークシティ武蔵小杉隣接地区で続く、戸建住宅のマンション転換。3月完成「カーサブライト」向かいにも5階建てマンションが建設へ
2017/11/9エントリ パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー隣接地区で「(仮称)武蔵小杉東口駅前ビル」「6階建てマンション」が相次いで建設へ、低層住宅街の土地利用転換が続く

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2018年
05月03日

江川せせらぎ遊歩道にカルガモの子育てシーズン到来、岩場で子ガモたちがひと休み

【Reporter:たつろう】

今年もまた、カルガモの子育てシーズンが到来しました。
江川せせらぎ遊歩道において、岩場でひと休みをしている子ガモたちの姿を見ることができましたので、ご紹介します。

■江川せせらぎ遊歩道の岩場
江川せせらぎ遊歩道の岩場

江川せせらぎ遊歩道は、河川としての役割を終えた江川の跡地に、2003年6月に整備された憩いのスペースです。
武蔵新城駅周辺から尻手黒川道路付近までが8つのゾーンに分かれ、テーマごとに様々な植物や自然石等が配置されるなど、たいへん表情豊かな水辺空間となっています。

カルガモたちを見かけたのは、その岩場の上です。

上記写真の手前の岩場に親ガモと子ガモが、奥の岩場に子ガモだけの集団がひと休みしていました。

■子ガモ11羽
子ガモ11羽

こちらは、子ガモだけの岩場です。
ぎゅっと詰まっていますので肉眼で数えるのが難しかったですが、どうやら11羽いるようです。

■親ガモの方に泳ぐ子ガモ
親ガモの方に泳ぐ子ガモ

■親ガモの岩場にのぼって…
親ガモの岩場にのぼって…

離れた場所から見守っていると、子ガモ1羽が水辺におりて、親ガモの方に泳いでいきました。
親ガモの岩場にのぼって、こちらでまたひと休みです。

こちらにはまた子ガモが7羽はいたようでした。

この岩場は、写真のように子ガモでものぼりやすいなだらかな斜面があるのがポイントです。

■親ガモの岩場
親ガモの岩場

親ガモは、子ガモたちのそばに立って子ガモたちを見守っていました。
歩くときには若干子ガモを踏んでいたようにも思いますが、これだけ集まっていると致し方ないですね。

■身を寄せ合う子ガモたち
身を寄せ合う子ガモたち

子ガモたちは、時折岩場で身を寄せ合っている姿を見ることができます。
この日は日差しが強く、羽毛がとても暖かそうでした。

■春の江川せせらぎ遊歩道
春の江川せせらぎ遊歩道

江川せせらぎ遊歩道には、多種多様な花が植えられています。
前述の通り各ゾーンごとに違った風景を楽しむことができますので、梅雨入り前に散策してみてはいかがでしょうか。

なお、遊歩道には自転車を乗り入れることはできませんので、ご注意ください。

■今回ご紹介したエリアのマップ


【関連リンク】
川崎市上下水道局 江川せせらぎ遊歩道
2008/11/7エントリ 江川せせらぎ遊歩道の「森とせせらぎ祭り」
2013/5/26エントリ 江川せせらぎ遊歩道のカルガモ親子
2013/6/8エントリ 江川せせらぎ遊歩道のカルガモ親子、1週間後の姿
2013/6/20エントリ 江川せせらぎ遊歩道の子ガモたちの、成長した姿
2013/8/21エントリ 江川せせらぎ遊歩道の、ザリガニ釣り
2014/5/11エントリ 江川せせらぎ遊歩道のカルガモ親子と、鮮やかな花々
2015/4/30エントリ 江川せせらぎ遊歩道にこいのぼりが登場、5月3日(日)にたらい舟の川下りイベントを開催
2015/5/6エントリ 江川せせらぎ遊歩道で、「たらい舟」に乗る子どもたち
2015/5/21エントリ 江川せせらぎ遊歩道の岩の上で、身を寄せ合うカルガモ親子
2015/6/7エントリ 江川せせらぎ遊歩道の、13羽の大家族カルガモ一列縦隊
2016/2/27エントリ 江川せせらぎ遊歩道の河津桜が見頃に:鳥の蜜の吸い方2種と、大きなお雛様登場
2016/8/12エントリ 江川せせらぎ遊歩道の、「カブトムシ時計」「稲穂時計」「カタツムリ時計」
2017/5/4エントリ 江川せせらぎ遊歩道に散策シーズン到来。カルガモ大家族の子育てと、鮮やかな花々
2017/12/3エントリ 江川せせらぎ遊歩道の高度処理水を止めて清掃活動を実施、普段は見られない綺麗な水底がお目見え

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2018年
05月02日

東急電鉄が武蔵小杉駅~新丸子駅間の高架下に新たな店舗開発を決定、2019年3月末完成へ

【Reporter:はつしも】

東京急行電鉄は、東急線高架の耐震補強工事や、高架下の店舗活用を進めています。
その一環として、武蔵小杉駅周辺では、南口高架下の商業施設を2015年11月25日にオープンさせていました。

そしてこのたび、東急線武蔵小杉駅~新丸子駅間の高架下に新たな店舗開発を行うことがあきらかになりました。

■東急線武蔵小杉駅~新丸子駅間の店舗開発場所
東急武蔵小杉駅~新丸子駅間の店舗開発居場所

■事業計画のお知らせ
事業計画のお知らせ

店舗開発が行われるのは、東急武蔵小杉駅と新丸子駅の中間、やや新丸子駅寄りのあたりです。
ここは現在高架線の補強工事が行われていまして、仮囲いで覆われているところです。

現地にはすでに「事業計画のお知らせ」が掲示され、約892㎡の土地に約656㎡の店舗が建設されることが記載されています。

工事着手は2018年8月、完成が2019年3月予定ですから、現在の補強工事完了後に建設が行われるのでしょう。

店舗の設計者は、株式会社アトリエユニゾンです。
同社はデザイン性の高い案件を手掛けることが多く、東急線高架下では学芸大学高架下の設計を受注しています。

■アトリエユニゾンによる学芸大学高架下
アトリエユニゾンんによる学芸大学高架下
アトリエユニゾンウェブサイトより

殺風景な、出来合いの箱のような店舗を建設するだけであれば、わざわざアトリエユニゾンが手掛ける必要はなさそうです。

武蔵小杉駅~新丸子駅間の店舗開発も、ある程度デザインを重視したものになるのではないでしょうか。

■高架線の補強工事
高架線の工事

高架線の補強工事

高架線の反対側に回ると、補強工事の出入口から内部を見ることができました。

この補強工事は高架線の長寿命化を目的としたもので、新丸子高架橋全体では2019年3月まで続くことになっていました。

■店舗建設区画の南端
店舗建設区画の南端

店舗建設区画の南側は、児童公園になっています。

日当たりは悪く電車の音も結構しますが、それでもこのあたりでは貴重な公園スペースかもしれません。

■武蔵小杉駅北口の「ナチュラマーケット」とマクドナルド跡地
武蔵小杉駅北口のナチュラマーケットとマクドナルド跡地

さらに高架線を南に進むと、すぐに武蔵小杉駅北口にぶつかります。
ここには「ナチュラマーケット」と、マクドナルドの跡地がありました。

マクドナルドの跡地には、「ナチュラ」が「スイーツとパンのお店」をオープンする計画を進めていることを、2018/3/17エントリでご紹介しました。

なお、これは計画進行中であることは間違いない事実ですが、最終確定したものではありません。
計画が変更されたりする可能性がないとはいえませんので、あらかじめご承知ください。

このあたりと、今回紹介した高架下スペースがオープンしてくると、武蔵小杉駅から新丸子駅まで連続的な商業空間ができることになりますね。

■東急線高架下の店舗開発マップ
東急線高架下の店舗開発マップ 

今回の新設店舗に、どのようなテナントが入るのかは現段階でわかりません。

一方で、東急線の高架下では順次耐震補強工事が行われていまして、昔からの店舗が順次閉店している状況にあります。

新丸子駅ではコンコース内のマクドナルドが閉店、耐震補強工事ののちにタリーズコーヒーがオープンしています。

新丸子駅南側の「東急ストア」はおそらく耐震補強工事を行っていないエリアであると思われ、今後どこかの段階で工事が必要となるような気がいたします。

今回の新設店舗はそういった既存店の受け皿としても活用できるように思いますが、全くの新規店舗かもしれません。
駅からは少し離れていますけれども、その用途が注目されますね。

■「タリーズコーヒー新丸子店」
タリーズコーヒー新丸子店

■耐震補強工事により閉店した「コナカ」跡地
コナカ跡地 

【関連リンク】
2015/2/27エントリ 本日「東急ストア新丸子店」リニューアルオープン、「auショップ武蔵小杉北口」移転オープン

(東急武蔵小杉駅高架下商業施設関連)
2015/11/25エントリ 東急武蔵小杉駅高架下商業施設・駐輪場本日オープン:「Public House」でいただくパスタと駐輪場レポート
2016/1/8エントリ 東急武蔵小杉駅南口高架下「ナチュラ」新店の「立ち喰い寿司」レポート
2016/2/18エントリ 東急武蔵小杉駅高架下商業施設の人気店「アジアンビストロDai」のランチタイムレポート:食前食後の2ドリンクが標準。
2017/4/12エントリ 東急武蔵小杉駅高架下商業施設の焼肉店「牛8(USHIHACHI)」のディナータイム
2017/4/27エントリ 東急武蔵小杉駅高架下商業施設「Public House」の休日ランチでいただく、手ごねハンバーグとピッツァ
2018/3/17エントリ イタリアン酒場「ナチュラ」が新たな挑戦。武蔵小杉駅北口高架下のマクドナルド跡地に新業態「スイーツとパンのお店」を2018年夏にオープンへ

(耐震補強工事関連)
 ・2016/9/18エントリ 東急高架下「マクドナルド武蔵小杉駅前店」が10月10日(月)21時閉店、武蔵小杉からマクドナルドが消滅
2016/10/10エントリ 「マクドナルド武蔵小杉駅前店」本日21時に16年の歴史に幕、「武蔵小杉店」「新丸子駅店」に続く閉店によりマクドナルドが武蔵小杉完全撤退
2016/11/8エントリ 「マクドナルド新丸子駅店」跡地で高架橋の補強工事を実施、2017年秋に新店舗オープンへ
2018/2/1エントリ 東急線耐震補強工事により武蔵小杉東急ストア2月28日・コナカ武蔵小杉店3月4日閉店決定、工事後は未定に。東急ストア創業1号店の地から店舗が消滅
2018/2/26エントリ 東急線耐震補強工事のため「天丼てんや武蔵小杉店」が2月28日(水)閉店、「武蔵小杉東急ストア」(同日閉店)「コナカ武蔵小杉店」(3月4日閉店)では閉店セールが賑わう
2018/2/28エントリ 「武蔵小杉東急ストア」「天丼てんや武蔵小杉店」が本日閉店、東急ストア創業の地での60年におよぶ歴史に一旦の幕
2018/3/3エントリ 武蔵小杉東急スクエア5周年に向けたテナント入れ替え。「浅草梅園」「ブールミッシュ」「てもみん」など6店舗が出店、耐震補強工事により「ボンマルシェ」が3月25日閉店へ
2018/3/14エントリ 東急線耐震補強工事によりケンタッキー・ミスタードーナツ・銀だこ・ボンマルシェが3月25日、TETSU・たかくらが3月28日閉店。ヴィノスやまざき・フレッシュネスバーガーは難を逃れる

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2018年
05月01日

焼肉交差点の「焼肉北京」跡地に認可保育園「みらいく保育園木月園」が開園、「樹樹」跡地はアスファルト舗装され当面塩漬けに

【Reporter:はつしも】

木月四丁目交差点、通称「焼肉交差点」から焼肉店が姿を消してから、すでに約2年が経過しました。
その後、「焼肉北京」跡地には保育所が開園となること、「樹樹」の土地は売地となっていたことなどを本サイトではこれまでにお伝えしてきたところです。

このたび「焼肉北京」跡地の建物が完成し、2018年4月より川崎市の認可保育園「みらいく保育園木月園」が開園となりました。

■木月四丁目「焼肉交差点」
木月四丁目「焼肉交差点」 

木月四丁目交差点は、綱島街道と尻手黒川道路の大きな交差点です。

かつてはそれぞれの角地付近に焼肉店が営業していたことから、地元では通称「焼肉交差点」と呼ばれてきました。

これまでにお伝えしてきたとおり、それらの焼肉店は現在はいずれも移転・閉店しており、現在では名残となるものはありません。

■「焼肉北京」跡地に建設されたビル
「焼肉北京」跡地に建設されたビル 

一番建物が大きく焼肉交差点のシンボル的な存在だった「焼肉北京」は、火災の発生を原因として閉店状態が続き、その後元住吉のブレーメン通り商店街に移転しました。

そのビルが解体されたのち、上記写真の3階建てのビルが建設されました。
もともと隣にあった、レンガ色の洋風の建物と似た雰囲気です。

■「みらいく保育園木月園」
みらいく木月園 

みらいく保育園木月園

このビルに入居したのが、「みらいく保育園木月園」です。

定員60名の川崎市の認可保育園ですが、敷地内に専用の園庭はありません。
近隣の公園を利用されているものと思います。

■アスファルトで固められた「樹樹」の跡地
アスファルトで固められた「樹樹」の跡地

一方、交差点向かい側の「樹樹」跡地です。

前回エントリ時点では、「売地」の札が掲示されていたのですが、現在はなくなりました。
地面もアスファルトで固められてまして、周囲の歩道と一体化したようになっています。

売買が成立したものかどうかわかりませんが、アスファルトで固めるということは、少なくとも当面は工事等が始まる見込みがない、ということなのでしょうね。


さて、このようなわけで、「焼肉北京」は保育所が入居するビルに建て替わり、「樹樹」の跡地もご覧のような状態になりましたので、「焼肉交差点」の名残は跡形もなくなりました。

ただそれでも今のところはまだ「焼肉交差点」の名前は地元に残っているようです。

中原区では猛烈な勢いで保育所が増えていますので、どこかで「保育所交差点」のような場所が生まれたり…することがあるかもしれませんね。

【関連リンク】
みらいくほいくえん ウェブサイト
2015/10/8エントリ 焼肉交差点の「焼肉北京」がブレーメン通り商店街に10月下旬~11月上旬移転決定、火災後半年を経て営業再開へ
2016/2/4エントリ 「焼肉交差点」の最後の砦「樹樹」が閉店、交差点から焼肉店が消滅
2017/4/22エントリ 焼肉店が消滅した木月4丁目「焼肉交差点」のシンボル、「焼肉北京」のビルが解体へ
2017/5/13エントリ 綱島街道拡幅に合わせ、川崎市バス「木月四丁目」バス停が屋根・広報スペース付きの新仕様にリニューアル
2017/8/25エントリ 木月4丁目「焼肉交差点」の「焼肉北京」「樹樹」のビルが更地に、「樹樹」は売地となり焼肉店の痕跡が完全消滅
2017/9/28エントリ 木月4丁目「焼肉交差点」の焼肉北京跡地に認可保育園「(仮称)みらいく木月園」が2018年4月開園へ

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2018年
04月30日

都外初出店「猿田彦珈琲 武蔵小杉店」が「COSUGI COMMONS」に本日オープン、同店限定「小杉ブレンド」やアイスクリームなどに行列

【Reporter:はつしも】

本日、パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデンの商業施設「COSUGI COMMONS」の1階に「猿田彦珈琲 武蔵小杉店」がオープンしました。

日本におけるサードウェーブコーヒーの先駆者といわれる「猿田彦珈琲」にとって、都内以外初出店となります。

■「猿田彦珈琲 武蔵小杉店」
猿田彦珈琲武蔵小杉店 

コーヒー業界では、これまでに3つの潮流があったといわれています。

インスタントコーヒーによる家庭用コーヒーの普及が、ファーストウェーブ、スターバックスなどコーヒーの風味にこだわるシアトル系コーヒーの流行がセカンドウェーブです。

そして、さらに嗜好品としての追求が進化し、コーヒー豆の生産や品質、鮮度管理やローストまでワインのような上質さにこだわるのがサードウェーブです。

日本におけるサードウェーブの先駆者といわれるのが、「猿田彦珈琲」です。

前述の通り都内以外初出店となる武蔵小杉店は、「COSUGI COMMONS」1階の西側角地にあります。
本日はオープン直後から、店外まで行列が伸びる盛況ぶりとなりました。

■「猿田彦珈琲 武蔵小杉店」の店内
「猿田彦珈琲 武蔵小杉店」の店内

■コーヒー豆
コーヒー豆

■客席
客席 

武蔵小杉店は、円形に近い店舗区画になっていまして、その中央にキッチンカウンターが配置されています。

その外周部が、コーヒー豆売場や客席になっていました。

■真新しい機材
真新しい機材


真新しい機材

店内には、真新しい機材が揃っています。
ここから同店のこだわりのコーヒーなどが提供されていくことになります。

■アイスクリームカウンター
アイスクリームカウンター

アイスクリームのトッピング

武蔵小杉店の特徴は、スイーツが充実していることです。

パンケーキや「TiKiTaKa」の厳選されたアイスクリーム、「Toshi Yoroizuka」の焼き菓子などがメニューとして用意されていました。

■水出しアイスコーヒー「猿田彦フレンチ」(Sサイズ350円)
水だしアイスコーヒー「猿田彦フレンチ」 
 
■「TiKiTaKa」のアイスクリーム「ラテラル(カップ)」(450円)
TiKiTaKaのアイスクリーム 
 
前回、「猿田彦珈琲」武蔵小杉出店の第一報をお伝えした2018/2/3エントリでは、ホットの「猿田彦フレンチ」をご紹介しました。

今回は気温も上がってまいりましたので、水出しアイスコーヒーの「猿田彦フレンチ」と、「TiKiTaKa」のアイスクリームをいただいてみました。 

「猿田彦フレンチ」は、さらりとした飲み口で、アイスでも美味しくいただけました。

「TiKiTaKa」のアイスクリームは「ピーポピスタチオ」と「コーヒー(猿田彦フレンチ)」の2玉セットです。
これはいずれも素材の味がしっかりした味わいで、なかなか上質なアイスクリームでした。

■武蔵小杉店限定「小杉ブレンド」(100g760円)
武蔵小杉店限定「小杉ブレンド」

「猿田彦珈琲」では、コーヒー豆の販売も行っています。

定番の猿田彦フレンチなどは勿論、武蔵小杉店では限定ブレンドとして「小杉ブレンド(COSUGI BLEND)」を販売していました。

「COSUGI COMMONS」だけに、小杉は「COSUGI」なのですね。

■オープン記念のプレゼント
オープン記念のプレゼント

■「EXILE TETSUYA」からの祝花
TETSUYAからの祝花

さて、「猿田彦珈琲」のオープンにより、「COSUGI COMMONS」の未オープン店舗は残すところ「L’ATELIER HIRO WAKISAKA(ラトリエヒロワキサカ)」のみとなりました。

こちらは5月中旬オープン予定となっています。

本サイトではこれまでに「COSUGI LODGE」「川崎市コンベンションホール」をレポートしてまいりました。
その他の店舗についても、順次ご紹介してまいりたいと思います。

■「APPETITO」
「APPETITO」

■「銀座洋食 三笠會館」
「銀座洋食三笠會館」 

■パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイーストの店舗一覧(1階)
店名 ジャンル
ブーランジェリー・メチエ
(4月下旬オープン予定)
ベーカリー
APPETITO
(4月3日オープン)
イタリアンレストラン
銀座洋食 三笠會館
(4月下旬オープン予定)
洋食&デリカテッセン
COSUGI LODGE
(4月1日オープン)
ロティサリーチキン&クラフトビールレストラン
猿田彦珈琲
(4月30日オープン予定)
カフェ
L’ATELIER HIRO WAKISAKA
(5月中旬オープン予定)
パティスリー&ショコラトリー

■パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイーストの店舗一覧(2階)
店名 ジャンル
川崎市コンベンションホール
(4月16日オープン)
貸会議室・ホール
昭和音楽大学付属音楽教室
(4月1日オープン)
音楽教室・サロンホール・

■「猿田彦珈琲武蔵小杉店」の店舗情報
●所在地:中原区小杉町2-276-1 パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン1F
●営業時間:10:00~21:00
●定休日:不定

■マップ


【関連リンク】
猿田彦珈琲 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:カフェ 猿田彦珈琲 武蔵小杉店
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北口地区 JX日鉱日石エネルギー社宅地区
 ・2018/1/25エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」1階商業施設の駅寄り角地に「ブーランジェリー・メチエ」が移転決定、オープン日は4月以降に
2018/2/2エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」商業施設に「COSUGI CAFE」の後継レストラン「COSUGI LODGE」が4月1日オープン決定、地域向けワークショップ等も展開
2018/2/3エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」商業施設に良質店「猿田彦珈琲」が出店決定、武蔵小杉にサードウェーブコーヒーの波が到来
2018/2/6エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」商業施設1階に銀座の老舗レストラン「銀座洋食 三笠會館」が出店決定
2018/2/10エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」商業施設にパティスリー&ショコラトリー「ラトリエ ヒロ ワキサカ」が出店決定、元モンサンクレールの脇坂紘行氏が開業か
2018/2/18エントリ パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト商業施設にイタリアン「APPETITO」が4月1日オープン決定
2018/3/19エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」の商業施設名が「COSUGI COMMONS」に決定、来年開業「タワーズウエスト」は保育所含む9区画のフロアマップを公開
2018/3/24エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」の公開空地と2階デッキが供用開始、「COSUGI COMMONS」各店舗の4月1日以降オープン準備進む
2018/4/4エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」とエルシィ跡地をつなぐ「小杉町ペデストリアンデッキ」が供用開始、商業施設「COSUGI COMMONS」では「COSUGI LODGE」など3店舗がオープン
2018/4/16エントリ パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン商業施設「COSUGI COMMONS」にロティサリーチキンのレストラン「COSUGI LODGE」がオープン、地域のワークショップにレンタルスペースも提供
2018/4/16エントリ パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン「COSUGI COMMONS」2階の「川崎市コンベンションホール」が本日オープン、施設内を公開
2018/4/17エントリ 「ブーランジェリー・メチエ」現店舗が4月22日(日)営業終了、4月27日(金)午後に新ロゴマークともに「COSUGI COMMONS」に移転オープンへ
2018/4/27エントリ 「ブーランジェリー・メチエ」が「COSUGI COMMONS」に本日移転プレオープン、前夜のパン工場を特別公開

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2018年
04月30日

ブレーメン通り商店街「ケンタッキーフライドチキン元住吉店」が本日4月30日(月)閉店、1997年8月25日以来20年余の歴史に幕

【Reporter:はつしも】

モトスミ・ブレーメン通り商店街の「ケンタッキーフライドチキン元住吉店」が、本日2018年4月30日をもって閉店することとなりました。

■「ケンタッキーフライドチキン元住吉店」
ケンタッキーフライドチキン元住吉店

■閉店のお知らせ
閉店のお知らせ 

「ケンタッキーフライドチキン元住吉店」の店頭には、閉店のお知らせが掲示されています。
同店の開店は1997年8月25日で、約20年間営業を続けてきたことになります。

ブレーメン通り商店街の店舗も入れ替わりが多いですから、20年以上営業しているのは長く続いてきた店舗といえるのではないでしょうか。

■店内(開店前)
店内

活気のあるブレーメン通り商店街のことですから、またすぐに次の店舗がオープンすることでしょう。

お店が入れ替わると、前は何の店舗だったか、すぐに思い出せなくなることが多々あります。

本エントリでは、街の記録として同店の写真を残しておきたいと思います。

■3月25日に閉店した「ケンタッキーフライドチキン武蔵小杉東急スクエア店」
ケンタッキーフライドチキンとミスタードーナツ 

■現在も営業中の「ケンタッキーフライドチキンインレット小杉店」
ケンタッキーフライドチキンインレット小杉店

中原区内では、東急線高架の耐震補強工事により、「ケンタッキーフライドチキン武蔵小杉東急スクエア店」が3月25日に閉店しました。

一方、南武沿線道路沿いの「インレット小杉店」と、「武蔵新城店」が健在です。

従来の4店舗体制から2店舗が相次いで閉店し、中原区内は2店舗体制となりました。
元住吉周辺の方は、今後は「インレット小杉店」が最寄りになりますね。

【関連リンク】
ケンタッキーフライドチキン ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:ファーストフード ケンタッキーフライドチキンインレット小杉店
2008/12/18エントリ 武蔵小杉のケンタッキーフライドチキンが・・・
2018/3/14エントリ 東急線耐震補強工事によりケンタッキー・ミスタードーナツ・銀だこ・ボンマルシェが3月25日、TETSU・たかくらが3月28日閉店。ヴィノスやまざき・フレッシュネスバーガーは難を逃れる

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2018年
04月29日

二ヶ領用水支流の暗渠巡り(2):中丸子緑道から分岐「中丸子南緑道」「北谷町緑道」の美しい花壇と南武線

【Reporter:はつしも】

2018/4/25エントリにおいて、二ヶ領用水の支流「中丸子堀」の暗渠に整備された「中丸子緑道」をご紹介しました。

今回はその途中から枝分かれしている「中丸子南緑道」「北谷町緑道」をご紹介してみたいと思います。

■「中丸子緑道」「中丸子南緑道」「北谷町緑道」のマップ
中丸子緑道・中丸子南緑道・北谷町緑道のマップ

中丸子南緑道と北谷町緑道は、南武沿線道路を挟んで名称は違うものの、かつては一続きだったと思われる緑道です。
これはかつての渋川を暗渠(あんきょ:地下水溝)にしたものとされています。

現在の渋川下流は別の場所を流れていますから、支流にあたる部分だったのかもしれません。

中丸子緑道の南端近くから分岐するかたちになっていますが、ここは多摩川近くですから、かつての用水路だった頃は「分岐」というよりは「合流地点」だったのではないでしょうか。

■中丸子南緑道の入口
中丸子緑道の入口

■緑道入口の看板
緑道入口の看板

中丸子南緑道は、1974年に造成されました。

中丸子緑道と同様に町内会の方が手入れをされていまして、「花と緑の公園」と銘打たれています。

■大きな花壇
大きな花壇

■サクラソウ
サクラソウ

■芝桜
芝桜 

「花と緑の公園」の名前の通り、緑道には大きな花壇がありました。

春を迎えて、その花壇がたいへん明るく鮮やかになっています。

■鮮やかな花々
大きな花壇 

玉すだれ 

鮮やかな花々 

花壇は冬に咲くものももちろんありますけれども、やはりこの時期が華やかです。
種類も多く、見ごたえがありました。

■近隣保育園の花壇
近隣保育園の花壇

またここには、近隣保育園の子どもたちの花壇もありました。
色とりどりのパンジーが綺麗です。

■エクササイズ器具
エクササイズ器具

エクササイズ器具

こちらは、遊具というよりはエクササイズ器具でしょうか。
周辺地域はシニアの方も多く、ジョギングなどとあわせて利用される方もいらっしゃるかと思います。

■小鳥のえさやり場
鳥のエサやり場 

■小鳥の水浴び場
小鳥の水浴び場

これは、小鳥のえさやり場と、小鳥の水浴び場ですね。

えさやり場には屋根がついていて、あまり大きな鳥は食べにくいようになっています。
また水浴び場まで用意されていて、とても小鳥フレンドリーな緑道です。

■めだかの水槽
めだかの水槽

めだかの水槽

めだかの水槽

緑道の片隅、どんぐりの木の下には、めだかの水槽がありました。
町内会の方が育てていらっしゃるようです。

■「中丸子緑道を守る会」の表彰
「中丸子南緑道を守る会」の表彰

このようにこまめな緑道の維持をされている地域グループ「中丸子南緑道を守る会」は、その活動にたいして表彰を受けていました。

行政だけでは、細かいところまでの対応は限界があります。
地域の皆さんの日頃の清掃活動や花植え、水やりなどがあることを知っておきたいと思います。

■玉川小学校の壁画
玉川小学校の壁画

中丸子南緑道は、前掲のマップを見てもわかる通り「玉川(ぎょくせん)小学校」に隣接しています。

小学校に面した緑道の壁面には、玉川小学校の児童による壁画が描かれていました。

■楽しい学校生活
楽しい壁画

■世界地図
世界地図

壁画には、玉川小学校の校舎や楽しい学校生活に加えて、世界地図も描かれていました。

ローカルとグローバル、両方の視点がメッセージとして込められているように思います。

■震災時避難所の案内
震災時避難所の案内

この付近の震災時の避難所は、もちろん玉川小学校です。

ただし、この案内に書いてある通り、玉川小学校は多摩川の堤防が破堤した場合には浸水のおそれがあります。

状況に応じた対応が必須となりますね。

■欄干だけが残った「玉川橋」
欄干だけが残った「玉川橋」

もう少し緑道を進むと、緑道を道路が横切る部分がありました。

かつて緑道が渋川だった頃の名残で、ここは道路にかつての「玉川橋」の欄干だけが残されていました。
渋川を暗渠にする際、橋を取り壊さずに埋め立てたのでしょう。

このようなところに、かろうじてかつての渋川の名残を見つけることができます。

■南武沿線道路で、「中丸子南緑道」は終点
南武沿線道路で「中丸子南緑道」は終点

玉川橋をこえると、南武沿線道路にぶつかります。
ここで中丸子南緑道は終点で、道路を渡った先に「北谷町緑道」が続いています。

この部分もかつては渋川を渡る橋だったのでしょう。

■「北谷町緑道」
北谷町緑道

北谷町緑道

北谷町緑道は、中丸子緑道に比べると再整備されて新しくなっています。
こちらはインターロッキングブロックが敷設され、滑り台などがありました。

「北谷町」は、幸区との境界にある中原区南端の町名です。

■公園の注意書き
公園の注意書き

緑道には、このような注意書きもありました。
ペットの排泄の後始末がピクトになっています。

■緑道終点と、南武線のトンネル
緑道終点と南武線のトンネル 

北谷町緑道は、南武線にぶつかるところで終点です。
この先にも暗渠は続いているはずですが、緑道として整備されたのはその一部ということでしょう。

中原区には、用水路やその跡地などを中心に多くの緑道があります。
武蔵小杉駅からは距離がありますので、自転車で史跡を訪ねながら散策をしてみるのも良いと思います。

【関連リンク】
中原区ウェブサイト 歴史と緑の散策マップ
2011/7/16エントリ 「ガス橋」と平間の渡し
2014/11/21エントリ 下平間のバス停「住宅前」と、「武道館前」
2014/11/28エントリ 川崎市動物愛護センターが中原区上平間に2018年度移転へ
2015/5/26エントリ  南武線各駅開業88周年記念展示(4):「平間駅」
2016/9/7エントリ 臨海部の工業用水を支える「平間配水所」の調圧塔と、川崎市中部学校給食センター・動物愛護センター整備
2016/12/22エントリ 多摩川の築堤を直訴「アミガサ事件」による「有吉堤」完成から100年。八幡大神・中丸子児童公園の記念碑と遺構をめぐる
2018/4/25エントリ 二ヶ領用水支流の暗渠巡り(1):中丸子堀跡地の「中丸子緑道」に春の散策シーズンが到来

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2018年
04月28日

「俺のイタリアン」などが人気、「俺の」シリーズが武蔵小杉初上陸。「俺のBakery&Cafe」が2018年8月頃武蔵小杉出店決定

【Reporter:はつしも】

「俺のイタリアン」などを展開する外食チェーン「俺の株式会社」が、「俺のBakery&Cafe(俺のベーカリー&カフェ)」を2018年8月頃に武蔵小杉に出店させることがわかりました。

「俺のBakery&Cafe」は同社が2016年から展開する業態であり、外食業界で話題の「俺の」シリーズが武蔵小杉初上陸となります。

■「俺のBakery&Cafe」(恵比寿ガーデンプレイス)
「俺のBakery&Cafe」(恵比寿ガーデンプレイス)

俺のBakery&Cafe

「俺のBakery&Cafe」は、現在恵比寿ガーデンプレイス、松屋銀座裏、新宿京王モールの3店舗を出店しています。
いずれも東京都心であり、このたびの「武蔵小杉店」が都心以外初出店となります。

そのようなわけで、今回は恵比寿ガーデンプレイスの店舗をご紹介しておきたいと思います。

■食パンの販売
食パンの販売

食パンの販売

「俺のBakery&Cafe」は、その名前の通りベーカリーとカフェの複合店舗です。

店内で焼く食パン「俺の食パン」などが看板になっていまして、入口カウンター裏にはたくさんの食パンが並んでいました。

■明るい店内
明るい店内

■ブレンドコーヒー
ブレンドコーヒー

■モーニングセット
モーニングセット

そして店内には勿論客席がありまして、カフェ営業が行われています。

ブレンドコーヒーなどをドリンクをセットにしたモーニングセットは、500円です。

「俺のイタリアン」など、「俺の」シリーズの業態は「一流のシェフによるリーズナブルな料理」がコンセプトで話題を呼びました。

全般に高い価格設定をするブランドではありませんので、安心して利用できるでしょう。

■「COSUGI COMMONS」にプレオープンした「ブーランジェリー・メチエ」
 ブーランジェリー・メチエ

さて、「俺のBakery&Cafe」武蔵小杉店の出店場所は、現段階ではわかりません。

ただ、駅から近い場所のようですので、既存の武蔵小杉の商業施設のいずれかか、路面で空きが出ているテナントビルのどこかということになろうかと思います。

「俺の」シリーズは各地で人気になっていますから、2018年8月予定のオープンが楽しみですね。

武蔵小杉では「ブーランジェリー・メチエ」をはじめとしたベーカリーが多数出店し、コーヒーも「猿田彦珈琲」「木戸口珈琲」などが出店しています。

そこに「俺のBakery&Cafe」が加わり、さらに選択肢が増えることになりますね。

【関連リンク】
俺の株式会社 ウェブサイト

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2018年
04月27日

「ブーランジェリー・メチエ」が「COSUGI COMMONS」に本日移転プレオープン、前夜のパン工場を特別公開

【Reporter:はつしも】

パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデンの商業施設「COSUGI COMMONS」の1階に、人気ベーカリー「ブーランジェリー・メチエ」が本日午後にプレオープンしました。

新店舗は販売店舗とパン工場が一体化し、売場などから工場の一部が見えるようになりました。

今回はそのオープン前日の新工場を特別に見学させていただきましたので、ご紹介します。

■「ブーランジェリー・メチエ」新店舗
「ブーランジェリー・メチエ」新店舗

■新しいフロアガイド
新しフロアガイド

■「メチエシェフ」Twitterより

 「ブーランジェリー・メチエ」は、2007年に武蔵小杉の中原区役所近くで創業したお店です。

 その後再開発による移転などを経て、直近では南武沿線道路沿いの「本店」を工場とし、「新丸子駅前店」を販売店として営業をしていました。

そしてこのたび「新丸子駅前店」の建物建て替えにより、本店工場・販売店を統合した新店舗が移転オープンしたものです。

■メチエ新店舗の売り場(プレオープン前夜)
メチエ新店舗の売り場

「メチエ」新店舗は「COSUGI COMMONS」の店舗の中でも大きなものですが、同店ではその約8割ほどをパン工場、事務所等に割り当てています。

これは同店が創業以来「対面式」の対話販売をコンセプトとしていることなどによるもので、一度に大量のお客さんに対応することは想定されていません。

それでもこれまでの店舗に比べて、売り場は拡張されていました。

■売場やウインドウから見えるパン焼き釜
売場やウインドウから見えるパン焼き釜

そして今回の新店舗の特徴のひとつが、前述の通り「パン工場が見えるようになった」ことです。
特にその中でも、パン焼き釜が売場や路面のウインドウ近くに配置されています。

ここから焼き立てのパンが出てくる様子などを、今後楽しむことができるでしょう。
このパン焼き釜は、新店舗で設備投資されたものということです。

■冷蔵中の「クリーム・ホーン」などのパン生地
冷蔵中のクリーム・ホーンなどパン生地

パン生地

■「クリーム・ホーン」
クリーム・ホーン

そしてこちらは、パン焼き釜に入るのを待つ冷蔵中のパン生地です。

棒にくるんであるのが一番人気「クリーム・ホーン」、輪っかのようなものは「プレッツェル」ですね。

■長年稼動してきた設備も
長年稼動してきた設備

新店舗では先ほどのパン焼き釜が大きな設備投資となりますが、同店では長年稼動してきた設備も大切に使っています。

ここからたくさんの良質なパンが生み出されてきたのでしょう。

■「ブーランジェリー・メチエ」の新ロゴマーク
「ブーランジェリー・メチエ」の新ロゴマーク

本日はまだ「プレオープン」ということで、準備が整っていない部分も残されています。

今後店舗が落ち着いてきたところで、新工場の設備による新作パンがまた登場してくることもあるのではないでしょうか。

【関連リンク】
ブーランジェリー・メチエ メチエシェフ twitter
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北口地区 JX日鉱日石エネルギー社宅地区
2011/8/27エントリ 旧新日本石油社宅跡地にコンベンション施設整備で川崎市と事業者が合意、2016年度完成へ
2016/3/21エントリ 「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」に川崎市が整備、1,000人規模コンベンションセンターのイメージパースと平面図
2017/8/29エントリ パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデンに2018年4月開館「川崎市コンベンションホール」がウェブサイトを開設、市民に割引料金を適用し利用受付スタート
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2018/2/2エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」商業施設に「COSUGI CAFE」の後継レストラン「COSUGI LODGE」が4月1日オープン決定、地域向けワークショップ等も展開
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