武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2017年
04月24日

本サイト4月1日スクープ「JR東日本の小杉ビルディング買収」を建通新聞が後続で報道

【Reporter:はつしも】

2017/4/1エントリにおいて、武蔵小杉駅北口の「小杉ビルディング」をJR東日本が買収したこと、老朽化した駅舎も含めた駅ビル開発計画を検討していることをスクープとしてお伝えしました。

本日、4月24日付の建通新聞が、後続でこの買収に関して本サイト既報通り報道を行いました。

■建通新聞 中原区 JR東 武蔵小杉駅近商業ビル取得
http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/170421400044.html

■武蔵小杉駅北口の「小杉ビルディング」
計画には加わらない「小杉ビルディング」

本サイトの第一報はたいへん反響も大きく、4月1日ということもあって「エイプリルフール?」というレスポンスもいただきましたので、あらためて他媒体の追随についてもご紹介しておきます。

引き続き続報等ありましたら、お伝えしてまいります。
現段階でお伝えできる詳細につきましては、関連リンクの前回エントリご参照ください。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
2017/4/1エントリ 武蔵小杉駅北口の「小杉ビルディング」買収企業はJR東日本と判明、駅舎も含めた駅ビル開発を計画

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2017年
04月24日

一秒あれば、世界は変わる。「セイコーゴールデングランプリ陸上2017川崎」が5月21日(日)に等々力陸上競技場で開催、競技場前でメモリアル写真展を展開中

【Reporter:はつしも】

2016年5月21日(日)に、「セイコーゴールデングランプリ陸上2017川崎」が等々力陸上競技場で開催されます。

同大会は昨年も開催されていまして、同競技場向かい側壁面に陸上競技をPRする絵柄が登場したことを、2016/5/11エントリでご紹介しておりました。

「2017」大会の開催を間近に控えて、このたび昨年開催時の「メモリアル写真展」の掲示がスタートしました。

■「セイコーゴールデングランプリ陸上」のPR展開場所
「セイコーゴールデングランプリ陸上」のPR展開場所 

「セイコーゴールデングランプリ陸上」のPRが展開されているのは、硬式野球場の建設工事現場いです。
現在は等々力陸上競技場に面して白い仮囲いが設置されていまして、その壁面が活用されています。

写真右側が、昨年のエントリでご紹介した、「世界記録」「日本記録」のすごさを表現したPR用のビジュアルです。

■昨年ご紹介「セカイキロクに挑戦!!」
「セカイキロクに挑戦!!」 

今回は上記に加えて、昨年開催「セイコーゴールデングランプリ陸上2016川崎」の出場選手の写真が展開されました。

従来のエリアだけでなく、「フロンパーク」側にも写真が掲示されていますので、ご紹介しましょう。

■「セイコーゴールデングランプリ陸上」のPR
「セイコーゴールデングランプリ陸上」のPR

■昨年の出場選手の写真
昨年のメモリアル写真展

昨年のメモリアル写真集 

仮囲いには、「セイコーゴールデングランプリ陸上2017川崎」のウェブサイトトップにも使われているキービジュアルのほか、昨年開催時の選手の写真がひとりずつ掲示されています。

キービジュアルのコピーは「一秒あれば、世界は変わる。」です。

ここではあえて全体風景としてご紹介しておりますので、個別には現地でご覧ください。

日本代表では桐生祥秀選手、サニブラウン・アブデル・ハキーム選手、福島千里選手などの写真がありました。

■リオオリンピック 男子400mリレーの写真
リオオリンピック 男子400mリレーの写真 

加えて1点、「セイコーゴールデングランプリ陸上」の写真ではありませんが、リオオリンピック 男子400mリレーの日本代表選手の写真も掲示されていました。

このときは山縣亮太選手・飯塚翔太選手・桐生祥秀選手・ケンブリッジ飛鳥選手の4人で銀メダルを獲得しまして、日本の短距離陸上の歴史的瞬間となりました。

■セイコーゴールデングランプリ陸上 ウェブサイト
http://goldengrandprix-japan.com/ja-jp/

「セイコーゴールデングランプリ陸上2017川崎」は、5月21日(日)に開催されます。
チケットの販売はすでにスタートしていますので、この機会に世界レベルの戦いを観戦してみるのも良いと思います。

【関連リンク】
川崎市 等々力緑地再編整備室
川崎市 等々力緑地
2011/6/30エントリ 等々力緑地の「健康美」と「花時計」
2013/7/22エントリ 等々力陸上競技場改修工事の仮囲いに「あなたと等々力」思い出写真を掲示中
2014/1/22エントリ 等々力競技場改修工事現場で、65年間の等々力緑地航空写真が掲示
2015/3/13エントリ 等々力陸上競技場 新メインスタンド完成。報道機関向け内覧会・完成記念式典最速レポート!
2015/3/29エントリ 等々力陸上競技場新メインスタンドの、藤子・F・不二雄ミュージアムコラボのブロンズ像 全8体をご紹介
2015/12/12エントリ 「等々力球場」「等々力プール」の解体工事と、在りし日の記録。廃止されるプールは等々力陸上競技場併設を検討
2016/3/13エントリ 等々力緑地再編整備:「健康美」の像周辺と、硬式野球場・じゃぶじゃぶ池整備エリアの工事進む
2016/3/22エントリ「セイコーゴールデングランプリ陸上2016川崎」プレイベント:一流アスリートによる「スペシャル陸上教室」が4月3日(日)開催、小学生対象に参加申込受付中
2016/5/11エントリ 日本陸連第1種公認「等々力陸上競技場」前で、セカイキロクに挑戦
2016/11/15エントリ 川崎市が等々力緑地再編整備の「じゃぶじゃぶ池」のイメージプラン3案を発表、本日より11月30日まで市民意見を募集中<
2016/12/11エントリ 等々力緑地の硬式野球場・じゃぶじゃぶ池建設工事の仮囲いに硬式野球場のイメージパースが掲示
2017/3/12エントリ 等々力緑地再編整備:府中街道沿いの正面広場のリニューアルが完了、「健康美」の像を移設しオープンスペースを拡張
2017/4/16エントリ 等々力緑地に、花を植えよう。「花時計の会」が作る花壇の、タネ団子から育てたネモフィラ

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2017年
04月23日

JR東日本が「南武線開業90周年記念クイズラリー」を5月31日(水)まで開催、川崎~登戸間の5駅で「大人向け」のクイズを展開中

【Reporter:はつしも】


南武線の川崎駅~登戸駅間が、2017年3月9日をもって開業90周年を迎えました。
それを記念して、JR東日本横浜支社が「90年後の武蔵小杉 ポスター絵画展」や記念列車の運行、グッズの販売、ハイキングの開催など、さまざまなイベントが開催されています。

そして4月15日(土)~5月31日(水)まで、「南武線開業90周年記念クイズラリー」がスタートいたしましたので、ご紹介します。

※おことわり
本エントリでは、クイズラリーのイベント主旨に沿って大部分の情報をクローズにしておりますが、部分的にクイズの内容がわかるところがあります。あらかじめご了解ください。

■「南武線開業90周年記念クイズラリー」
「南武線開業90周年記念クイズラリー」 
※画像加工により、クイズ部分の情報はクローズにしてあります。

南武線開業90周年記念クイズラリー

「南武線開業90周年記念クイズラリー」は、川崎駅~登戸駅間の「ある5駅」で開催されています。

その「5駅」自体がクイズになっていまして、まずは各駅で配布されているクイズラリーのシートを入手して、「ある5駅」がどの駅かを当てることになります。

■各駅で配布中のクイズラリーのシート
各駅で配布中のクイズラリーのシート 

「ある5駅」を当てるクイズの部分は、上記シートの画像ではマスキングしてあります。

ただ、本サイトをご覧の方の多くが利用する武蔵小杉駅には、本クイズラリーの案内が構内各所に掲示されています。

そのうちのひとつが「武蔵小杉駅」であることは、本サイトで隠しておく意味はあまりないでしょう。

■武蔵小杉駅構内の案内
武蔵小杉駅構内のクイズラリー案内

■武蔵小杉駅のクイズラリー
武蔵小杉駅のクイズラリー 

5駅で設置されているクイズは、それぞれ各駅の地域に関する内容になっています。
そのうち武蔵小杉駅では、地域の歴史に関するクイズとなっていました。

また5駅のうち1か所では、スタンプを押すようになっています。

■1駅で押すことになるスタンプ
1駅で押すことになるスタンプ

鉄道のスタンプラリーというと、小学生くらいのお子さんが回るイメージが強いと思います。
ただ、このクイズラリーの内容ですと、お子さんの力だけでクリアするのはなかなか難しいところです。

どちらかというと大人向けのクイズという感じでして、そのためクイズは鉄道が運行されている時間帯であればいつでも回ることができます。
また、スタンプのみは7時~20時と時間が限定されていますが、これも普段のお子さん向けのスタンプラリーと比べると、かなり長い時間が設定されています。

逆に言えば大人が参加しやすいラリーということですから、この機会に大人だけで楽しんでみるのも良いかもしれません。


5駅ですべてのクイズに答えてシートに回答を記入し、そのうち1駅ではスタンプを押したうえで指定の賞品引き換え場所(武蔵小杉駅・武蔵中原駅・武蔵新城駅のNEWDAYS)に持っていくと、先着1,500名に「南武線開業90周年記念クイズラリー オリジナル和紙ファイル」がプレゼントされます。

賞品はなくなり次第終了ということになりますので、確実に獲得されたい方は早めに回ると良いでしょう。

「南武線開業90周年記念イベント」はまだまだ展開されるようですので、機会があればまたご紹介したいと思います。

■「90年後の武蔵小杉駅 ポスター絵画展」
JR武蔵小杉駅の連絡通路 

■コンコースの南武線ヒストリー展示
コンコースの南武線ヒストリー展示 

■JR川崎駅の階段アート「1927-2017 南武線開業90周年」
JR川崎駅の階段アート「1927-2017 南武線開業90周年」

(南武線関連)
JR東日本横浜支社 南武線開業90周年記念クイズラリーを開催します! 
南武線 公式facebookページ
JR東日本ニュースリリース 南武線(川崎~登戸間)開業90周年イベントのお知らせ
2016/11/9エントリ 体験型の駅構内イベント「武蔵中原ステーションラボ」開催レポート:鉄道ジオラマには武蔵小杉と富士通川崎工場?が登場、昔の電車写真も展示
JR武蔵中原駅ホームに停車の「南武支線」車両で、「音楽のまち・かわさき」と川崎の海のデザインを見る
2017/3/1エントリ JR武蔵小杉駅のよんれつ連絡通路で「90年後の武蔵小杉駅 ポスター絵画展」が本日開幕、一般公募の60作品を3月末まで展示
2017/3/15エントリ JR東日本が「南武線開業90周年イベント」を展開:各駅で展示中の南武線ヒストリー写真を、現在の武蔵小杉と見比べる
2017/3/28エントリ JR川崎駅で「南武線開業90周年イベント」階段アートと、「南武線の歴史」展示を大規模展開中

(東急武蔵小杉駅70周年関連)
2015/6/13エントリ 「東急武蔵小杉駅開業70周年記念入場券」発売および「記念イベント」開催レポート
2015/8/16エントリ 武蔵小杉東急スクエアの展望デッキに「東急武蔵小杉駅70周年記念展示」が新登場

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2017年
04月22日

焼肉店が消滅した木月4丁目「焼肉交差点」のシンボル、「焼肉北京」のビルが解体へ

【Reporter:はつしも】

木月4丁目交差点(通称「焼肉交差点」)から焼肉店が姿を消してから、1年以上が経過しました。

2015年4月15日に火災が発生し、店舗がブレーメン通り商店街に移転オープンしたのちもそのままになっていた、「焼肉北京」のビルがこのたび解体されることになりました。

■木月4丁目交差点(通称「焼肉交差点」)
木月4丁目交差点(通称「焼肉交差点」)

「焼肉交差点」は、綱島街道と尻手黒川道路が交差する木月4丁目にあります。
かつては各四つ角付近にそれぞれ焼肉店が営業をしていたことから「焼肉交差点」と呼ばれるようになりましたが、徐々に焼肉店が姿を消してきた経緯があります。

近年まで残っていたのは「焼肉北京」と「樹樹」であり、「焼肉北京」が2015年4月15日に火災に遭い後日移転、「樹樹」が2016年1月14日をもって閉店となったことで、現在は焼肉店が完全になくなった状態にあります。

■解体されることになった「焼肉北京」のビル
解体されることになった「焼肉北京」のビル

■建築物の解体に関するお知らせ
建築物の解体に関するお知らせ

この「焼肉北京」のビルは、火災の消火活動が完了したのち、封鎖されたままの状態になっていました。
延焼は食い止められ、ビル自体は健在だったのですが、老朽化等の問題もあり、火災発生を機に取り壊しが行われる運びとなりました。

同ビルにはアスベストが使われているため、現地には建築物の解体に関する所定のお知らせが掲示されています。
この掲示によると、アスベストの除去作業期間は2017年4月18日から5月13日までとなっていました。

■「焼肉北京」の看板
「焼肉北京」の看板

「焼肉北京」の看板

「焼肉北京」の看板

同ビルは5階建ての、商店としては大きめのビルです。
2階の店舗部分外壁、また5階最上部外壁には「焼肉北京」の看板が取り付けられ、「焼肉交差点」においてたいへん目立っていました。

■火災になる前の店内
店内

■国産カルビ
国産カルビ

こちらは、火災になる前の店内と、カルビのランチセットです。

長年親しまれた建物ですので、街の記録として本エントリに残しておきたいと思います。

■向かい側の「樹樹」
 向かい側の「樹樹」

なお、「焼肉北京」向かい側の「樹樹」も、2016年1月14日に閉店して以来、建物は1年以上そのままになっています。

こちらも交差点の立地を活かして、何かしら活用されると良いですね。

【関連リンク】
焼肉北京 ウェブサイト
2015/10/8エントリ 焼肉交差点の「焼肉北京」がブレーメン通り商店街に10月下旬~11月上旬移転決定、火災後半年を経て営業再開へ
2016/2/4エントリ 「焼肉交差点」の最後の砦「樹樹」が閉店、交差点から焼肉店が消滅

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2017年
04月21日

多摩川土手・等々力緑地北側の桜ゾーンで、4月1日解散「多摩川さくらの会」による八重桜「紅華」「福禄寿」が満開に

【Reporter:はつしも】

2017/2/24エントリにおいて、等々力緑地北側の多摩川土手において、河津桜が見ごろになっていたことをご紹介しました。
このエリアは河津桜だけでなく、ソメイヨシノや八重桜など、各種の桜が順番に咲いていくことで長期間にわたってお花見を楽しむことができます。

ソメイヨシノが散った後、現在は八重桜が満開になっていますので、またご紹介いたします。

■等々力緑地北側の多摩川土手
等々力緑地北側の多摩川土手

等々力緑地内を通る道路を多摩川方面に北上していくと、等々力保育園があります。
その前の信号を渡って多摩川土手に入ると、丸子橋方面に向かってご覧のような桜並木が続いているエリアがあります。

ここには500mほどの間に、ソメイヨシノ や八重桜、大島桜、淡墨桜などの木々が植えられています。
いずれも2000年頃から地域有志による「多摩川さくらの会」が植えていったもので、比較的若い木です。

写真奥の方で、見ごろになっている八重桜の姿を確認することができます。

■見ごろになった八重桜
見ごろになった八重桜

見ごろになった八重桜

八重桜は、桜並木のなかほどに植えられています。
紅色が濃い木と、薄い木の2種類があります。

■「紅華」
「紅華」

「紅華」

紅色が濃いのは、「紅華」です。
北海道松前町で作出された品種ということです。

■「福禄寿」
「福禄寿」

「福禄寿」

そして紅色が薄く、より白色に近い八重桜は、「福禄寿」です。
花弁がねじれたような形状になる特徴があるそうです。

桜を紹介するこれらのプレートは、前述の「多摩川さくらの会」が、今月はじめに設置したものです。

実は同会は、高齢化などによるメンバー減少もあり、2017年4月1日をもって解散しました。
これまで同会が実施してきた手入れは、「多摩川等々力土手のさくらを愛する会」が引き継いでいます。

そのため、同会が名前を最後に残したものがこのプレートということになりますね。

■ソメイヨシノが散った後
ソメイヨシノが散った後

毎年2月の河津桜に始まり、4月の八重桜まで3ヶ月にわたって楽しめる桜並木の風景を作ってくれた地域の方々がいたことを、ここに記録しておきたいと思います。

■多摩川土手のハマダイコン
多摩川土手のハマダイコン

■新緑の中を歩く小鳥
新緑の中を歩く野鳥 

■八重桜のエリアから見える、武蔵小杉の高層ビル群
八重桜のエリアから見える、武蔵小杉の高層ビル群

八重桜の咲くあたりからは、遠く武蔵小杉の高層ビル群を望むことができます。
また土手に咲くハマダイコンなども綺麗です。

ふと足元を見ると小鳥がさえずっていたりしますので、周辺の風景もお楽しみください。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 多摩川緑地
2017/2/24エントリ ひと足先に、武蔵小杉で春気分。多摩川土手・等々力緑地北側の河津桜が見ごろに
2017/3/23エントリ 武蔵小杉に春の訪れ。二ヶ領用水のソメイヨシノ2017年開花宣言
2017/4/8エントリ 武蔵小杉の桜の時。2017:法政二中高前・工事控える日本医科大学・サポーター集まる等々力緑地などを巡る

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2017年
04月20日

口の中でとろける、完売必至の人気商品。タルトとケーキのお店「おやつ研究所」の「ベイクドレアチーズケーキ」

【Reporter:はつしも】

2017/3/16エントリにおいて、今井西町の手作りタルトとケーキの専門店「おやつ研究所」をご紹介しました。
同店はクオリティの高い手作りのお菓子が評判を呼んでおりまして、その後もファンが増えているようです。

早めの完売が続いてなかなか購入できなかった同店の人気商品「ベイクドレアチーズケーキ」を先日いただくことができましたので、ご紹介します。

■「おやつ研究所 タルトとケーキのお店」
「おやつ研究所 タルトとケーキのお店」 

■「おやつ研究所」の店内
「おやつ研究所」の店内 

「おやつ研究所」は、今井西町の住宅街にあります。

武蔵小杉駅方面から向かう場合、まずはサライ通り商店街に出て、そこからずっと「今井西町けやき公園」まで直進するのが一番わかりやすいかと思います。

「今井西町けやき公園」の向かい側アパートの1階に、「おやつ研究所」があります。

■「ベイクドレアチーズケーキ」(330円)
ベイクドレアチーズケーキ

「ベイクドレアチーズケーキ」は、口の中でとろけるような食感が見事でした。
下のサクサク生地との相性も抜群です。

北海道産チーズは濃厚ながらもしつこすぎず、あっさりいただくことができました。

「おやつ研究所」のケーキ・タルトはいずれもかわいらしいサイズということもあり、いくつか組み合わせて食べることもできます。
他のタルトなどとセットで試してみてはいかがでしょうか。

■売り切れていたショーケース
売り切れていたショーケース

なお、この「ベイクドレアチーズケーキ」は、冒頭にご紹介した通り早めの段階で売り切れてしまうことが多いです。

遠くから足を伸ばされる方は、早めの時間帯に訪問されると良いでしょう。

■焼き菓子など
焼き菓子など

■ギフト用の木箱
ギフト用の木箱 

同店では、前回エントリでご紹介した「SHIBA COFFEE」コラボのクッキーなど、焼き菓子も手作りしています。

また、それを詰めるギフト用のかわいい木箱も用意されています。

ちょっとしたプレゼントに、「おやつ研究所」のロゴ入り木箱をお渡しするのも、なかなか良いのではないでしょうか。

■紅玉りんごのバターケーキ
紅玉りんごのバターケーキ 

上記は前回ご紹介した、イートインの「紅玉りんごのバターケーキ」です。
イートインはドリンクのオーダーが必須となっています。

かつての「西洋菓子フェリシア」などのように、自分用の持ち帰り、ギフト、またはイートインなど、用途に合わせて使い分けができますね。

■「おやつ研究所 タルトとケーキのお店」の店舗情報
所在地:中原区今井西町15-23 グランドール2
●営業時間:11:30〜19:00(売り切れ次第終了、予約品は10時から引き取り可能)
●定休日:日曜日・月曜日(変更の場合あり)
●Web:http://royatu.exblog.jp/
●Facebookページ:https://www.facebook.com/ROYATUKNNKYUSHO/

■マップ


【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:洋菓子 おやつ研究所 タルトとケーキのお店
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:カフェ SHIBA COFFEE 
2009/2/27エントリ 武蔵小杉・今井西町のうつわ屋さん「小菊堂」
2017/3/16エントリ 今井西町の住宅街に、手作りタルトとケーキの専門店が登場。手のひらサイズがうれしい「おやつ研究所」

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2017年
04月19日

ホテル・ザ・エルシィ跡地「システムパーク武蔵小杉駅前」が再開発事業の進捗により2017年4月23日(日)23時閉鎖へ

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉駅北口「ホテル・ザ・エルシィ」跡地のコインパーキング「システムパーク武蔵小杉駅前」が、再開発事業の進捗により2017年4月23日(日)23時をもって閉鎖されることになりました。

■武蔵小杉駅北口の「システムパーク武蔵小杉駅前」
武蔵小杉駅北口の「システムパーク武蔵小杉駅前」

武蔵小杉駅北口には、かつては「ホテル・ザ・エルシィ」がありましたが、2007年9月末で閉鎖となりました。
その跡地は隣接の「NEC小杉ビル」とともに「(仮称)小杉駅北口地区開発計画」として一体的に再開発されることとなっていますが、ホテル閉鎖から事業開始までは一定以上の時間を要することから、暫定的に駐車場として運用されてきました。

■駐車場閉鎖のお知らせ
駐車場閉鎖のお知らせ

そしてこのたび、「システムパーク武蔵小杉駅前」は上記の通り閉鎖されることが告知されました。
4月24日(月)撤去のため、前日の4月23日(日)23時で閉鎖というかたちになります。

■駐車場提携店舗
駐車場提携店舗

■提携店舗・イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店からのお知らせ
提携店舗・イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店からのお知らせ

「システムパーク武蔵小杉駅前」は、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店やグランツリー武蔵小杉など、周辺の店舗と提携を行っています。

そのため、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店などでは、提携駐車場の閉鎖のお知らせとして掲示が行われていました。
こちらには、今回の駐車場閉鎖が再開発事業の進捗によるものであることが記載されています。

■「システムパーク武蔵小杉駅前」と「NEC小杉ビルディング」(左)、「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」(右奥)
「システムパーク武蔵小杉駅前」と「NEC小杉ビルディング」(左)、「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」(右奥)

「システムパーク武蔵小杉駅前」の跡地は、前述の通り「NEC小杉ビルディング」と敷地を一体化させた再開発事業「(仮称)小杉駅北口地区開発計画」(商業・業務施設とタワーマンションの建設)が行われます。
いずれはその建設工事も行われることになりますが、ご覧の通り「NEC小杉ビルディング」(写真左)はまだ三井不動産レジデンシャルのモデルルームや「COSUGI CAFE」として稼働しており、すぐに取り壊しができるわけではありません。
  
■「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」のペデストリアンデッキ接続部分
「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」のペデストリアンデッキ接続部分

「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」のペデストリアンデッキ接続部分

「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」は、JX日鉱日石エネルギー社宅跡地に建設されるツインタワーです。
低層部には2階建ての商業・業務施設と川崎市のコンベンションセンターなどが整備され、2階部分はエルシィ跡地の「(仮称)小杉駅北口地区開発計画」とペデストリアンデッキで接続される計画です。

「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」のツインタワーのうち、「タワーズイースト」は2017年12月竣工、2018年3月の入居開始となる予定です。

現状のままですとペデストリアンデッキから武蔵小杉駅方面に下りることができませんから、「ホテル・ザ・エルシィ跡地」までとりあえずペデストリアンデッキを伸ばし、暫定的にでも地上に下りられるようにできたらよいですね。

ペデストリアンデッキは「(仮称)小杉駅北口地区開発計画」までは接続が確定しており、そこから武蔵小杉駅までの接続を目指すこととなっています。
今後については、JR東日本に売却されたことをお伝えした「小杉ビルディング」の動向次第ということになるでしょう。

■「(仮称)小杉駅北口地区計画」周辺の再開発マップ
「(仮称)小杉駅北口地区計画」周辺の再開発マップ

【関連リンク】
(「(仮称)小杉駅北口地区開発計画」関連)
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区 ホテル・ザ・エルシィ跡地地区
2008/1//27エントリ ホテル・ザ・エルシィ解体開始
2010/7/14エントリ ホテル・ザ・エルシィ跡地で都市再生機構が「小杉駅北口地区居住環境整備事業」を開始
2010/6/20エントリ エルシィ跡地に「システムパーク武蔵小杉駅前駐車場」本日オープン
2011/12/12エントリ NEC小杉ビルを三井不動産レジデンシャルが取得、UR都市機構のエルシィ跡地との一体再開発に参画
2012/5/17エントリ ホテル・ザ・エルシィ跡地に180m級超高層タワーを計画
2012/8/10エントリ 小杉町3丁目東地区に44階・160mタワー、エルシィ跡地に48階・170mタワー建設へ
(パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン関連)
2015/3/12エントリ 武蔵小杉駅北口の複合施設「COSUGI VILLAGE」の「COSUGI CAFE」3月13日(金)オープン直前先行レポート
2015/4/3エントリ パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン建設地から、光のエール「COSUGI TOWER OF LIGHT」が毎日5分間点灯中
2016/3/21エントリ 「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」に川崎市が整備、1,000人規模コンベンションセンターのイメージパースと平面図
2016/5/4エントリ 「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン タワーズウエスト」発表、ツインタワー・一般開放される屋上庭園の等イメージパースを公開
2016/7/18エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」が20階超まで到達、PC工法で建設中
2016/12/9エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」の内部工事により、室内照明が点灯
2017/1/2エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」の建物躯体立ち上がりと、ベデストリアンデッキの接続部
2016/8/9エントリ 三井不動産レジデンシャルがエルシィ跡地「(仮称)小杉駅北口地区開発計画」の概要を発表:170mタワー・3層程度の商業施設に文化交流施設等誘致、再開発ビル東西に広場を整備

(小杉ビルディング関連)
2017/4/1エントリ 武蔵小杉駅北口の「小杉ビルディング」買収企業はJR東日本と判明、駅舎も含めた駅ビル開発を計画

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2017年
04月18日

フーディアム武蔵小杉1階「ラ ボンテ」跡地に「カフェ・ド・クリエ」が5月下旬出店決定、2階「auショップ」跡地の約半分に「日本旅行OMCトラベル」が移転

【Reporter:はつしも】

フーディアム武蔵小杉1階の「ラ ボンテ(LA BONTE)」の閉店跡地に、「カフェ・ド・クリエ(CAFE de CRIE)」が2017年5月下旬にオープンすることが決定しました。

同商業施設において、初の本格的カフェ出店となります。

■フーディアム武蔵小杉1階の「カフェ・ド・クリエ」出店予定地
フーディアム武蔵小杉1階の「カフェ・ド・クリエ」出店予定地

フーディアム武蔵小杉の1階メインエントランス近くには、2008年5月から2015年4月までの約7年間にわたって、「ラ・セゾン・デ・パン」が営業をしていました。
しかしながら同店は都立大学やセンター南での店舗展開をすることとなり、それに伴って武蔵小杉の店舗は閉店となりました。

■かつての「ラ ボンテ」
かつての「ラ ボンテ」

「ラ・セゾン・デ・パン」の後釜として2015年5月に出店したのがダイエー系列のベーカリー「ラ ボンテ(LA BONTE)」でしたが、同店もまた2017年3月31日をもって閉店の運びとなったことを、本サイトでは2017/3/21エントリでご紹介しておりました。

「カフェ・ド・クリエ」が出店するのは、この跡地の区画です。

■「カフェ・ド・クリエ」の既存店
「カフェ・ド・クリエ」の既存店

「カフェ・ド・クリエ」の既存店

「カフェ・ド・クリエ」は、サッポログループ系列の株式会社ポッカクリエイトが運営するチェーン店です。

ポッカクリエイトは、ポッカコーポレーションとプラザクリエイトの合弁会社であり、プラザクリエイトは元ダイエー系列のDPEショップ「55ステーション」と合流していますから、現在直接的な資本関係はないものの、ダイエーとは全くの他人というわけでもありません。

「55ステーション」といえば、フーディアム武蔵小杉の2008年5月のフーディアム武蔵小杉開業当時、2階に出店していた「オリジナル16」(※開業当時の専門店16店舗を指す、本サイトの造語)の一角です。
フーディアム武蔵小杉には、「日本旅行OMCトラベル」など、旧ダイエー系列の専門店が今も残っており、経営再建の中で解消されていったかつてのグループ関係を窺うことができます。

■「カフェ・ド・クリエ」のメニュー
「カフェ・ド・クリエ」のアイスコーヒー

フーディアム武蔵小杉は、武蔵小杉再開発地区にまだ店舗が少なく、とりわけ飲食店に対する飢餓感が強かったころに開業した商業施設です。

そのため、当時は「カフェでもあれば…」と待望する声が多かったのも確かです。

その後中原市民館の「喫茶室いくおう中原」、新駅前の「E PRONTO」などがオープンし、現在では武蔵小杉東急スクエア、ららテラス武蔵小杉、グランツリー武蔵小杉に多数のカフェが出店しています。

今となっては当時ほどの待望論はないのでしょうが、武蔵小杉東急スクエアのスターバックスなど、各商業施設のカフェは休日には混雑するところもあります。
賑わいから少し離れて、落ち着いて入れるカフェ、という点では一定のニーズがあるかもしれません。

なお、「カフェ・ド・クリエ」は、非常にありふれた店舗のようでいて、実のところ川崎市では「イトーヨーカドー川崎港町店」1店舗しかありません。
過去にはどこか別の地域にあったのではないかと思いますが、現時点では川崎市2店舗目ということになります。



■2階で移転した「日本旅行OMCトラベル」
2階で移転した「日本旅行OMCトラベル」

一方、フーディアム武蔵小杉の2階では、2017/3/21エントリでお伝えした通り、「日本旅行OMCトラベル」がかつての「auショップ」の区画に4月1日に移転をしました。
従来の2階の一番裏側から、エスカレーターをのぼってすぐのより良い場所に変わったことになります。

■「日本旅行OMCトラベル」の移転跡地
「日本旅行OMCトラベル」の移転跡地

■一部が空きのまま残った「auショップ」の区画
一部が空きのまま残った「auショップ」の区画

ただし、「日本旅行OMCトラベル」は、「auショップ」の細長い区画をすべて使わず、半分程度が空きのまま残されていました。

結果として、
●旧日本旅行OMCトラベルの移転跡地
●auショップの移転跡地の残り半分

この2区画が空きの状態になっています。

当然ながら、こちらもそれぞれ新規テナントの誘致が行われていることと思います。

■フーディアム武蔵小杉の専門店の変遷
●55ステーション(2009年3月閉店)⇒ぷらちなはーと(2012年12月閉店)⇒ジュエリープラザ(2014年3月頃閉店)⇒クツショウテン(2014年6月29日閉店)⇒保険見直し本舗増床
●パリミキ(2009年9月閉店)⇒フィットネス用品売り場⇒アイセイ薬局・カラダファクトリー(2016年4月1日)
●アイシティ(2010年3月閉店)⇒現・ストレッチファクトリー
●Fare(2014年5月14日閉店)⇒現・Gaba(2014年9月1日開店)およびBlanc、QBハウス(2014年11月29日開店)
●フーディアム武蔵小杉薬局(2015年12月29日閉店)⇒武蔵小杉くれ耳鼻咽喉科(2016年4月19日)
●化粧品・ドラッグ売り場(2015年1月移転)⇒武蔵小杉くれ耳鼻咽喉科(2016年4月1日)
●飯野眼科(2015年8月25日閉院、9月2日移転)⇒さくらクリニック武蔵小杉(2016年4月1日)
●カラダファクトリー(2015年1月移転)⇒タワー皮膚科形成外科(2016年4月19日)
●auショップ(2016年10月7日移転)⇒日本旅行OMCトラベル(2017年4月1日移転)※約半分が空き区画
●日本旅行OMCトラベル移転(2017年4月1日)⇒空き区画
●柿安口福堂(2011年1月閉店)⇒さざれ(2011年12月閉店)⇒幸せの黄金鯛焼き(2013年1月閉店)⇒千花いただきや(2014年1月閉店)⇒店舗区画撤去⇒化粧品・ドラッグ売り場(2015年12月)
●日本一(2014年5月20日閉店)⇒現・D's Selection(2014年7月12日開店)⇒リニューアルにより移転(2015年7月)
●広東菜館(2015年1月閉店)⇒リニューアルにより区画撤去(2015年7月)
●宝くじ売り場(2015年閉店)⇒休憩スペース(2015年7月リニューアル)
●横浜銀行ATM(2015年6月30日閉鎖)⇒食品売り場(2015年7月リニューアル)
●ラ・セゾン・デ・パン(2015年4月20日閉店)⇒ラ・ボンテ(2015年5月開店)⇒閉店(2017年3月31日)⇒カフェ・ド・クリエ開店(2017年5月下旬)

■店舗の入れ替わりが続くフーディアム武蔵小杉
店舗の入れ替わりが続くフーディアム武蔵小杉

【関連リンク】
ダイエー企業情報 株式会社ボンテ
日本旅行OMCトラベル 武蔵小杉店ウェブサイト
ダイエー店舗情報 フーディアム武蔵小杉
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:スーパーマーケット フーディアム武蔵小杉
2008/5/24エントリ フーディアム武蔵小杉本日オープン
2015/6/25エントリ フーディアム武蔵小杉の新ベーカリー「ラボンテ」登場と、「宝くじ売り場」「横浜銀行ATM」の閉鎖
2015/7/18エントリ 「フーディアム武蔵小杉」本日リニューアルオープンレポート
2016/1/13エントリ フーディアム武蔵小杉2階専門店フロアがリニューアルオープン、クリニック4院+調剤薬局の「クリニックステーション」が開院
2016/9/11エントリ グランツリー武蔵小杉に秋の新店・フーディアム武蔵小杉2階から「auショップ」が10月7日(金)移転、「AZUL by moussy」が10月オープン
2016/11/1エントリ グランツリー武蔵小杉の、秋の新店攻勢。「ABC-MART MONO」「FANCL」など空き区画6/7が埋まり、本日よりクリスマスツリーが登場
2017/3/21エントリ フーディアム武蔵小杉のベーカリー「ラ ボンテ」が3月31日(金)閉店、2階の「auショップ」跡地に「日本旅行OMCトラベル」が4月1日(土)フロア内移転

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2017年
04月17日

多摩川を下る(3):ランステーション「多摩川交流センター」から見える、新川崎・武蔵小杉・多摩川大橋・「SHISHAMO」出身校の川崎総合科学高等学校

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉付近から多摩川サイクリングロードを下流に向かっていく、「多摩川を下る」シリーズの連載第3回です。
本シリーズでは、第1回は「ガス橋」のキヤノン本社通勤風景、第2回は中原区・幸区の境界や古市場小学校前の歩道橋からのパノラマをご紹介してまいりました。

今回は、古市場小学校の歩道橋からも見えた「多摩川大橋」付近に到達したところからです。

■多摩川大橋
多摩川大橋

多摩川を渡る人道橋は、前回までにご紹介した通り中原区内には丸子橋、ガス橋があります。
ガス橋から南下して幸区に入ると、こちらの「多摩川大橋」が最初の橋となります。
 
■「多摩川大橋」(奥)と「多摩川専用橋」(手前)
多摩川大橋(奥)と「多摩川専用橋」(手前)

多摩川大橋は、川崎市幸区小向仲野町と大田区多摩川を結ぶ、国道1号線・第二京浜の橋です。
これに隣接して、東京電力とNTTが利用する「多摩川専用橋」も架けられており、外見的には一体の橋のように見えます。

■多摩川大橋近くの「多摩川交流センター」
多摩川大橋近くの「多摩川交流センター」

そして多摩川大橋近くの堤防の上には、「多摩川交流センター」があります。

これは河川財団の公益目的事業として、日本宝くじ協会の助成も受けて2013年10月17日にオープンしたもので、サイクリングやジョギング、ゴルフなど多摩川を利用する人々の交流・休憩場所として提供されています。

■自転車の空気入れ
自転車の空気入れ

多摩川サイクリングロードに面した同施設には、まず外側に空気入れが用意されています。

■施設内の「かわさきリバーサイドカフェ」
施設内の「かわさきリバーサイドカフェ」

「かわさきリバーサイドカフェ」

また、施設内にはゴルフ練習場の受付窓口のほか、ロッカー、シャワー室、トイレに加えて「かわさきリバーサイドカフェ」が営業をしています。
サイクリングなどの道中、ここで休憩を取るのもよいでしょう。

■カフェメニュー
カフェメニュー

カフェではドリンクのほか、カレーライス・ハヤシライス、デザートなどの軽食メニューも用意されています。
ランチをここで済ませることも可能ですね。

■屋上テラス席
屋上テラス席

また多摩川交流センターでは、屋上テラス席も開放されています。
天候の良い日など、ここからの眺めがたいへんさわやかです。

■屋上テラスから見た武蔵小杉の高層ビル群
屋上テラスから見た武蔵小杉の高層ビル群

■同じく新川崎の高層ビル群
同じく新川崎の高層ビル群

■同じく多摩川大橋
同じく多摩川大橋

屋上テラスからは、武蔵小杉の高層ビル群が遠く見えました。
ここからは、普段とはまた違った角度が楽しめます。

■川崎市立川崎総合科学高等学校
川崎市立川崎総合科学高等学校

川崎総合科学高等学校

多摩川大橋の先には、高さ約70mの高層ビルが建っています。
一見してオフィスビルのようにも見えますが、これは「川崎市立川崎総合科学高等学校」です。

同校は1963年、「川崎市立工業高等学校」として開校しました。
1994年に現在の校舎に建て替わったのち、1995年に学科が改編されるとともに「川崎市立川崎総合科学高等学校」に名称が変更されています。

なお、川崎フロンターレのサポーターをテーマにした楽曲「明日も」をリリースした人気バンド「SHISHAMO」は、同校の軽音楽部出身者が中心メンバーとなっています。

■SHISHAMO「明日も」ミュージックビデオ


このような高層ビルが校舎になっているのは全国的にも例が少ないということで、多摩川大橋付近でもたいへん目立つ存在でした。

中原区内からもこのビルは目に留まっていましたが、今回初めて高等学校の校舎であることを理解しました。
多摩川サイクリングロードを走っていくと新しい発見があり、それも楽しみのひとつといえるでしょう。

■「多摩川交流センター」屋上からのパノラマ
「多摩川交流センター」屋上からのパノラマ
※クリックで拡大できます。

最後に、「多摩川交流センター」屋上からの眺めをパノラマ画像にしてみました。
新川崎、武蔵小杉、ガス橋と下丸子のキヤノンから今回の多摩川大橋まで一気に見えますので、拡大して参照してみてください。

また次回「第4回」は、さらに多摩川を下っていきます。

■「多摩川交流センター」周辺マップ


【関連リンク】
河川財団ウェブサイト 「多摩川交流センター」が10月17日にオープンし、大変ご好評を頂いております!
河川健康公園機構 多摩川交流センター
川崎市立川崎総合科学高等学校 ウェブサイト
2017/1/26エントリ 多摩川を下る(1):ガス橋を渡る、キヤノン本社への長い出勤行列
2017/2/14エントリ 川崎市出身の3ピースバンド「SHISHAMO」がフロンターレを原点にした新曲「明日も」のMVを公開、全編を等々力陸上競技場で撮影
2017/2/19エントリ 多摩川を下る(2):中原区・幸区の境界・多摩川を渡る送電線と、古市場小学校前歩道橋からのパノラマ

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2017年
04月16日

等々力緑地に、花を植えよう。「花時計の会」が作る花壇の、タネ団子から育てたネモフィラ

【Reporter:はつしも】

等々力緑地の釣り池近くに、「花時計の会」による美しい花壇が出来上がっていました。

春の日差しを浴びて、色とりどりの花々が咲いています。

■「花時計の会」による花壇
「花時計の会」による等々力緑地の花壇

「花時計の会」は、かつては等々力緑地正面広場の「健康美」増の周辺で「花時計」(日時計の周辺に花壇を配したもの)を作っていました。

現在は正面広場がリニューアルされて花壇はなくなってしまいましたが、「花時計の会」は花壇づくりの活動を継続されています。

■タネ団子で栽培されたネモフィラ
タネ団子で栽培されたネモフィラ

タネ団子で栽培されたネモフィラ

鮮やかな青い花は、ネモフィラです。
このネモフィラは、「タネ団子」から栽培されたものです。

■「タネ団子花育て中」
タネ団子花育て中

「タネ団子」とは、自然栽培から派生した技法で、種子を粘土やたい肥などと混ぜて団子を作ります。それを放置しておくと、気温などが最適な時期に発芽するというものです。

ご覧の通り、見事に咲いていますね。

■色とりどりの花壇
色とりどりの花壇

外側のネモフィラから中央のチューリップまで、色とりどりの花が咲いています。

季節を勘案して栽培計画を立てて、このように見事な花壇ができると喜びもひとしおでしょう。

■花壇の向こうに見える等々力陸上競技場
花壇の向こうに見える等々力陸上競技場

「いこい広場」の花壇の向こうには、等々力陸上競技場が見えました。

等々力緑地の入口からここまでは距離がありますので、なかなか良い散歩コースになるのではないでしょうか。

■「わがまち花と緑のコンクール」受賞
「わがまち花と緑のコンクール」受賞

「花のまちづくり奨励賞」

「花時計の会」は、その活動や花壇作品に対して、表彰を受けています。

「わがまち花と緑のコンクール」の看板の写真は現在の花壇とは別で、昨年作られたものが「ストーリーデザイン賞」を受賞しました。

■市民ミュージアムに続く道の花壇
市民ミュージアムに続く道の花壇

市民ミュージアムに続く道の花壇

「いこいの広場」から市民ミュージアムに続く道の両側にも、綺麗な花壇があります。

■「緑化推進リーダー育成講座」による花壇
「緑化推進リーダー育成講座」による花壇
 
 これらの花壇の一部は、「花とみどりのまちづくり講座 緑化推進リーダー育成講座」によってつくられたものです。

「花時計の会」で活動をするような方を、川崎市も育成支援しているわけです。
 
 まちを明るくする活動の輪が、広がっていくと良いと思います。 
 
【関連リンク】
川崎市 等々力緑地再編整備室
川崎市ウェブサイト 等々力緑地
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園・公開空地 等々力緑地
2011/6/30エントリ 等々力緑地の「健康美」と「花時計」
2013/7/22エントリ 等々力陸上競技場改修工事の仮囲いに「あなたと等々力」思い出写真を掲示中
2014/1/22エントリ 等々力競技場改修工事現場で、65年間の等々力緑地航空写真が掲示
2015/3/13エントリ 等々力陸上競技場 新メインスタンド完成。報道機関向け内覧会・完成記念式典最速レポート!
2015/3/29エントリ 等々力陸上競技場新メインスタンドの、藤子・F・不二雄ミュージアムコラボのブロンズ像 全8体をご紹介
2015/12/12エントリ 「等々力球場」「等々力プール」の解体工事と、在りし日の記録。廃止されるプールは等々力陸上競技場併設を検討
2016/3/13エントリ 等々力緑地再編整備:「健康美」の像周辺と、硬式野球場・じゃぶじゃぶ池整備エリアの工事進む
2016/11/15エントリ 川崎市が等々力緑地再編整備の「じゃぶじゃぶ池」のイメージプラン3案を発表、本日より11月30日まで市民意見を募集中
2016/12/11エントリ 等々力緑地の硬式野球場・じゃぶじゃぶ池建設工事の仮囲いに硬式野球場のイメージパースが掲示
2017/3/12エントリ 等々力緑地再編整備:府中街道沿いの正面広場のリニューアルが完了、「健康美」の像を移設しオープンスペースを拡張

(花クラブ実行委員会)
 ・2009/12/8エントリ 武蔵小杉に、花を植えよう。「花クラブ実行委員会」
 ・2011/6/5エントリ 武蔵小杉に、花を植えよう。「花クラブ実行委員会」による梅雨時の花々と花植え体験

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