武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2016年
12月04日

「1st こすぎコアパークイルミネーション」点灯式がふろん太君参加で本日実施、法政二中・高男女混声合唱部のミニコンサートも開催

【Reporter:はつしも】

本日2016年12月4日(日)、武蔵小杉駅前において「1st こすぎコアパークイルミネーション」がスタートしました。
ふろん太君も登場して点灯式が行われたほか、法政大学第二中・高等学校合唱部によるミニコンサートも開催されました。

今後2017年2月14日(火)まで、17:00~23:00の時間帯にイルミネーションが点灯することになります。

■「1st こすぎコアパークイルミネーション」点灯式
「1st こすぎコアパークイルミネーション」点灯式

「1st こすぎコアパークイルミネーション」点灯式 

「こすぎコアパークイルミネーション」は、今回が第1回目、「1st」となる取り組みです。

主催者「コアパーク管理運営協議会」の構成団体である協働組合武蔵小杉商店街・NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントの代表者に、中原区の鈴木区長、そして川崎フロンターレのふろん太君が加わって、イルミネーションの点灯式が行われました。

■点灯したイルミネーション
点灯したイルミネーション

点灯式で皆さんがスイッチを押すと、こすぎコアパークの3本の街路樹のイルミネーションが、一斉に点灯しました。

会場に集まった多くの皆さんが、記念撮影をしていました。

LEDで輝くベンチ
LEDで輝くベンチ

イルミネーションツリーの周囲には、LEDで柔らかく光るベンチがおかれていました。

これは本日の点灯式のための特別な演出で、期間中常設はされない予定ですが、雰囲気がまたちょっと変わりますね。

■光る腕輪を配るふろん太君
光る腕輪を配るふろん太君

イルミネーションツリーの周囲では、ふろん太君が光る腕輪を配っていました。
ふろん太君と記念撮影をされる方も多く、地域での人気の高さをあらためて感じた次第です。

また地域イベントにこまめに協力をされるチームの姿勢も良いですね。

■法政二中・高合唱部のミニコンサート
法政代諾第二中学校・高等学校合唱部

法政二中・高合唱部のミニコンサート
※写真提供 @motoyさん

そして本日の点灯式では、法政大学第二中学校・高等学校合唱部によるミニコンサートも開催されました。

同校は男子校としての長い歴史を有していますが、ご存知の通り本年度から中高ともに男女共学になりました。
合唱部は、男女共学化に伴って新設された部ということで、この時ステージには男子3人、女子6人と女子が多数を占めていました。

コンサートで披露したのは、「JUDY AND MARY」の「Over Drive」など。
この曲を中高生の合唱部が歌うと、爽やかな青春のイメージで良いものです。

■商店街のきのこ汁
商店街のきのこ汁

商店街のきのこ汁
※写真提供 @motoyさん

また、2016/11/24エントリでお知らせした通り、点灯式にあわせて、こすぎコアパークでは武蔵小杉駅前通り商店街によるきのこ汁も提供されました。

本日は比較的気温の高い日でしたけれども、夜になるとさすがに寒くなってまいります。

皆さんこのきのこ汁を、おいしそうに召し上がっていました。


こすぎコアパークでは、これから2か月あまり、イルミネーションの点灯が続きます。

今回はコスト面のハードルもあり、できる範囲からのスタートとなりましたが、「こすぎコアパーク管理運営協議会」では、次回以降は各方面の協力もいただきながら、徐々に充実させていきたいということです。

「こすぎコアパークイルミネーション」は、地域からの声に応えて実施したものでもありますので、今回の反応や、今後の発展にも注目してまいりたいと思います。
 
■「1st こすぎコアパークイルミネーション」
「1st こすぎコアパークイルミネーション」

■「1st こすぎコアパークイルミネーション」の実施概要
実施日時 2016年12月4日(日)~2017年2月14日(火)17:00~23:00
実施場所 武蔵小杉駅南口 こすぎコアパーク(街路樹3か所)
主催 コアパーク管理運営協議会
(構成団体:協同組合武蔵小杉商店街、NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント、小杉3丁目町会)
共催 武蔵小杉駅前通り商店街振興組合
後援 川崎市中原区

【関連リンク】
2014/11/27エントリ 「グランツリー武蔵小杉」の、雪の結晶降り注ぐクリスマスイルミネーション
2015/12/19エントリ 「富士通フェスティバル イルミナイト川崎2015」開催レポート
2015/12/23エントリ 「武蔵小杉イルミネーション・オブ・ザ・イヤー」2015年版が描く、世界地図
2015/12/25エントリ 新スポットなど各地をめぐる、武蔵小杉のクリスマス2015
2016/11/1エントリ グランツリー武蔵小杉の、秋の新店攻勢。「ABC-MART MONO」「FANCL」など空き区画6/7が埋まり、本日よりクリスマスツリーが登場
2016/11/24エントリ 武蔵小杉駅前「1stこすぎコアパークイルミネーション」が実施決定、2016年12月4日(日)点灯式に法政二中・高合唱部コンサートを開催

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2016年
12月03日

「In Unityコアパークライブ」「チャレンジ!昔遊び!」がこすぎコアパークで本日同時開催、1/29「In Unity2017」出演アーティストが登場

【Reporter:はつしも】

本日、こすぎコアパークにおいて「In Unityコアパークライブ」が開催されました。
今回は市民活動団体「公園井戸端会議」による「チャレンジ!昔遊び!」も同時開催され、多くの方が会場に集まりました。

■「In Unityコアパークライブ&チャレンジ!昔遊び!」
「In Unityコアパークライブ」&「チャレンジ!昔遊び!」

中原区と市民協働による「川崎最強の音楽イベント In Unity」は、本年度は2017年1月29日(日)に開催を予定しています。
そのPRもかねてほぼ毎月開催されているのが「In Unityコアパークライブ」です。

「In Unity2017」に出演を予定しているアーティストを中心に、毎回多彩なプログラムが組まれています。

■「Happi Mamas!」
「Happi Mamas!」 

「Happi Mamas!」は、ママたちによるダンスサークルです。
こういったイベントではキッズ・ジュニアのダンスグループが多いですが、大人の魅力にあふれたクールなダンスを見せてくれました。

■「Puca」
「Puca」

「Puca」は、「In Unity」など地元の音楽イベントではおなじみのグループです。
シンガーソングライターの川北愛子さんと、土田聡子さんによるユニットが基本になっています。

柔らかい手触りの歌詞と、よく通る歌声が印象的です。

■「Miho Sally Dance Family(ミホサリーダンスファミリー)」
Miho Sally Dance Family(ミホサリーダンスファミリー)

「Miho Sally Dance Family(ミホサリーダンスファミリー)」は、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店のカルチャーセンターでレッスンをしているスクールです。

今回は幼稚園・小学生による4グループが出演し、元気に踊るチアダンスやジャズダンスに今日一番の人だかりができていました。

■同時開催「チャレンジ!昔遊び!」
「チャレンジ!昔遊び!」

そして今回「In Unityコアパークライブ」と同時開催されていたのが、「チャレンジ!昔遊び!」です。

■積み木
積み木

■竹とんぼづくり
竹とんぼづくり

■けん玉
けん玉

■風車の手作り
風車の手作り

会場には写真のフラフープ、積み木、竹とんぼづくり、けん玉、風車のの手作りのほか、竹馬なども用意されていました。

■ベーゴマのコーチ
ベーゴマ

ベーゴマやこまなどは、お父さんがお子さんにコーチをしている姿があちこちで見受けられました。

こういったコミュニケーションも、良いものですね。

■コアパークで楽しむ皆さん
コアパークで楽しむ皆さん

川崎最強の音楽イベント「In Unity」の実行委員会の皆さんのインタビューを、2016/9/24エントリで掲載させていただきました。

同委員会では引き続き、一緒に1月29日の当日を一緒に作っていただけるボランティアを募集しています。

中原区との協働により、非常に実直に取り組んでいらっしゃる方々ですので、ご関心ある方は、お気軽に下記ウェブサイトからお問い合わせください。

■「ボランティアスタッフ募集」
ボランティアスタッフ募集

【関連リンク】
In Unity 公式ウェブサイト
音楽のまち・かわさき ウェブサイト
Puca ウェブサイト
Miho Sally ウェブサイト
2016/9/24エントリ 武蔵小杉の「ひと」(12):川崎最強の音楽イベント「In Unity実行委員会」小川竜児さん、中山芙紗子さん、加味根亮子さん ※ボランティアスタッフ募集中!

(In Unity開催レポート)
2008/3/2エントリ 本日開催、「In Unity2008」
2009/3/8エントリ In Unity2009レポート
2010/3/14エントリ 「In Unity2010」開催レポート
2012/3/4エントリ 川崎最強の音楽イベント「In Unity2012」開催レポート
2013/3/3エントリ 川崎最強の音楽イベント「In Unity2013」開催レポート
2014/3/2エントリ 川崎最強の音楽イベント「In Unity2014」開催レポート
2015/3/8エントリ 川崎最強の音楽イベント「In Unity2015」開催レポート
2016/1/10エントリ 中原区役所がライブハウスに、驚きの変貌。「In Unity2016」開催レポート

(In Unity関連イベントレポート)
2010/2/20エントリ 「新丸子インユニCafe」開催レポート
2010/12/13エントリ 新丸子駅前広場完成記念「Inuni Cafe(インユニカフェ)」開催レポート
2012/1/19エントリ 川崎最強の音楽イベント「In unity2012」の巨大フラッグ製作現場
2012/2/17エントリ 「インユニカフェ at 64Cafe+Ranai」開催レポート
2014/9/6エントリ 「In Unityスペシャルミニライブ」開催レポート+法政通り商店街ストリートライブ+ナイス起震車体験
2015/7/5エントリ 「第5回かわさき地産地消フェア with In Unityコアパークライブ」開催レポート
2015/11/5エントリ 「In Unityこすぎコアパークライブ」10月開催レポート/11月7日(土)開催に「川崎市消防音楽隊」「川崎純情小町★」が出演

(2015までの実行委員長・反町充宏さん関連)
2009/2/11エントリ In Unity2009 反町充宏実行委員長インタビュー(前編)
2009/2/12エントリ In Unity2009 反町充宏実行委員長インタビュー(後編)
2010/7/4エントリ 武蔵小杉の「ひと」(1):カワサキミュージックキャスト・反町充宏さん(前編)
2010/7/5エントリ 武蔵小杉の「ひと」(1)カワサキミュージックキャスト・反町充宏さん(後編)

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2016年
12月02日

グランツリー武蔵小杉に「デロリアン」が12月3日(土)まで再登場、バイオエタノール燃料を精製する不要な服を12月11日(日)まで回収中

【Reporter:はつしも】

2016年12月1日から3日までの3日間、グランツリー武蔵小杉に映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でタイムマシンとして活躍する乗用車「デロリアン」がふたたび登場しています。

■グランツリー武蔵小杉に再登場した「デロリアン」
グランツリー武蔵小杉に登場した「デロリアン」 

デロリアン

これは2016/10/26エントリにおいてご紹介した「GO!デロリアン走行プロジェクト」によるものです。

2015年10月21日、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で、タイムマシンとして活躍する乗用車「デロリアン」が到着した「未来」の日付が到来しました。
これを記念して、全国から不要になった衣類を集めてバイオエタノール燃料にし、同年10月21日にデロリアンを実際に走行させるというのが本企画の内容でした。

これにより昨年10月24日、25日にグランツリー武蔵小杉にデロリアンが登場するとともに古着の回収を行っていまして、本サイトでもご紹介をしていたものです。

■リサイクルでのデロリアン走行
不要になった洋服のリサイクル 

これは洋服リサイクルを行う「FUKU-FUKUプロジェクト」とのコラボレーションによるもので、プロジェクトはその後も継続をしていました。

今回は前回の好評に応えて、ふたたびグランツリー武蔵小杉にデロリアンが登場しました。

■デロリアンの運転席
デロリアンの運転席

デロリアンの運転席

本企画では、グランツリー武蔵小杉での合計5,000円以上のレシートを持参することで、デロリアンとの記念撮影ができます。

運転席にも乗って撮影ができまして、そこには同作品ファンにはおなじみのタイムマシンの時刻設定装置が取り付けられていました。

■燃料投下部
燃料投下部

デロリアンの後部には、燃料の投入口があります。

作中では途中で改良が施され、ごみなどを投入することで車が動くようになっていました。
当時から「リサイクルで動く車」という姿を先取りしていたことになります。

■不要な服の回収
不要な服の回収

不要な服の回収

グランツリー武蔵小杉では、デロリアンの登場に合わせて、今回も不要な服の回収を行っています。

デロリアンは12月3日(土)で終了となりますが、服の回収は2階の「西武・そごう武蔵小杉SHOP」前で12月11日(日)まで実施しています。

回収した服は、バイオエタノールにリサイクルされることになります。


洋服を回収するプロジェクトは、武蔵小杉でも実施されている「洋服ポスト」など、いくつか存在します。

いずれか心に沿うものがあれば、協力してみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】
グランツリー武蔵小杉 イベント情報 デロリアン展示・撮影会
2015/10/6エントリ 「コスギフェスタ」「洋服ポスト武蔵小杉 by nakool」「GO!デロリアン走行プロジェクト」古着回収開催レポート/バナナリパブリックに洋服ポストが28日まで設置

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2016年
12月01日

2019年度開校「武蔵小杉駅周辺地区新設小学校」の新学区4案が発表、西丸子小・中原小・上丸子小・今井小が学区変更対象候補に。2017年度中に学区決定へ

【Reporter:はつしも】

川崎市は、2019年度に日本医科大学新丸子キャンパス跡地に市立小学校「小杉駅周辺地区新設小学校」を新設することを計画しています。

小学校を新設するということは必然的に従来の学区が再編されるということを意味しており、現在、川崎市教育委員会による「通学区域等検討会議」により新たな学区が検討されています。

2016年10月24日に第1回の検討会議が開催され、そこで通学区域の案が4つ示され、このたび公開されました。

■小杉駅周辺地区新設小学校のイメージパース
小杉地区新設小学校のイメージパース 
※川崎市発表資料

 ■通学区域A案:小杉町1、2丁目及び小杉御殿町2丁目
通学区域A案
※以下、川崎市発表資料をもとに本サイトが独自に作成

A案は、西丸子小、中原小の一部学区を新設校の学区とするものです。
両校の生徒が中原街道を渡る必要がなくなり、通学上の安全面は向上します。

■通学区域B案:小杉町1~2丁目、新丸子町、小杉御殿町2丁目
通学区域B案

B案は、A案の学区域をさらに東急線高架まで広げるものです。

対象となる現行学区は西丸子小、中原小で変わりませんが、西丸子小の学区をより多く取り込むことになります。

■通学区域C案:小杉町1~2丁目、新丸子町、新丸子東1~2丁目の一部
C案

C案は、中原小の学区のかわりに、東急線と綱島街道の間の上丸子小学校の学区を取り込む案です。
 
この場合、綱島街道を挟んで上丸子小学校の目の前に住んでいる児童も、東急線をこえて新設小学校まで通うことになります。
その一方、上丸子小学校の児童数・学級数の増加を緩和することができます。
 
■通学区域D案(小杉町2丁目、3丁目)
D案

最後のD案は、南北に細長い通学区となります。

 まさに新設小学校がある小杉町2丁目はいずれにせよ学区変更になることがほぼ当確ですが、それに加えて今井小の学区のうち武蔵小杉駅西側市街地の区域を取り込む形になります。

この学区ですと、「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」のツインタワー、「プラウドタワー武蔵小杉」「エクラスタワー武蔵小杉」に加えて、「小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業」のタワーマンションが含まれています。
 
比較的新しいタワーや、今後新たに竣工が予定されているタワーによる児童数増加を吸収することを目的とした案でしょう。

ただし、このD案だけは、日本医科大学跡地に建設が予定されている三菱地所レジデンスのツインタワー、ホテル・ザ・エルシィ跡地に計画されているタワーマンションが学区に含まれません。 

■学区案の境目となる小杉御殿町と小杉町の境界
学区の境目となる小杉御殿町と小杉町の境界 

こちらは、通学区域案の境目となる、小杉御殿町2丁目(道路左)と、小杉町2丁目(道路右)の境界です。
左側に見えるのは、小杉御殿団地です。

右側の小杉町2丁目は、新設小学校のお膝元ですのでどの案でも通学区域に含まれますが、どちらに転ぶかまだわからないのが左側の小杉御殿町2丁目です。

A案、B案では通学区域に小杉御殿町2丁目が含まれますが、C案、D案では含まれません。
 
■B案、C案で通学区域に含まれる新丸子駅前
B案、C案で通学区域に含まれる新丸子駅前

こちらの新丸子駅前は、B案、C案では通学区域に含まれますが、A案、D案では現状のまま西丸子小学区となります。
 
こうした区域で今後お子さんが小学校に通う予定のあるご家族としては、検討の方向性が非常に気になるところではないでしょうか。

本検討においては、川崎市教育委員会が周辺小学校の保護者をはじめとする学校関係者、地域関係者の意見をヒアリングしながら検討を進め、2017年度中に新しい通学区域を決定する予定です。

本サイトでも引き続き、お伝えしてまいりたいと思います。



なお、2016年11月21日より、この「小杉駅周辺地区新設小学校」の学校名の募集がスタートしており、同日のエントリでご紹介していました。
 
今回あらためて、募集要項等を再掲しておきます。
 
■小杉駅周辺地区新設小学校の学校名募集について
学校名の考え方 川崎市の公立学校の学校名については、基本的には学校を設置する場所の地名を基に周辺地域の歴史的な背景等を考慮し、決定しています。
※留意事項として、市内に学校名が既に存在しているもの。類似しているものや他地域と誤解されやすいものがありますので、この事項に配慮しています。
新しい小学校の基本コンセプト ●「子どもたちが豊かに学び、表現できる学校」
●「地域コミュニティの拠点となる学校」
●「安心で安全な学校」
●「環境を考え、環境を学ぶ学校」
新設小学校の場所 川崎市中原区小杉町二丁目295番1
募集期間 2016年11月21日(月)~2016年12月27日(火)
はがきの場合は12月27日の消印有効
応募資格 中原区内在住・在学・在勤の方
応募方法 任意の様式(はがき等)又はホームページに掲載されている応募用紙に必要事項を記入し、郵送、FAX、メール、事務局へ持参のいずれかの方法で応募してください。
応募用紙 Wordファイル】【PDFファイル
記載内容 ●「校名案」(漢字の場合は必ずふりがなも記載してください。)
●「理由」(新しい校名への思い等校名を考えた理由を記載ください。)
●「氏名・対象確認」(中原区在住・在学・在勤のいずれかを記載ください。)
※なお、個人情報については、この目的以外に使用いたしません。
応募・問い合わせ先 210-0004 川崎市川崎区宮本町6番地 川崎市教育委員会 教育環境整備推進室
電話番号:044-200-3319 FAX:044-200-3679
e-mail:88seibi@city.kawasaki.jp
ウェブ 川崎市教育委員会 小杉駅周辺地区新設小学校の学校名を募集します!
http://www.city.kawasaki.jp/880/page/0000081429.html

【関連リンク】
川崎市教育委員会 小杉駅周辺地区における小学校の新設について
小杉駅周辺地区新設小学校 通学区域候補案の考え方(PDF) 
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
2011/10/29エントリ 川崎市と日本医科大学の、小学校新設に向けた協定内容
2012/2/24エントリ 日本医大再開発:武蔵小杉病院・新丸子校舎を移転、跡地開発および3,000㎡の公園を整備へ
2012/8/10エントリ 小杉町3丁目東地区に44階・160mタワー、エルシィ跡地に48階・170mタワー建設へ
2013/1/25エントリ 日本医科大学武蔵小杉病院の移転跡地に都市型住宅・福祉・商業の高層ビル2棟を誘導へ
2014/2/15エントリ 日本医科大学武蔵小杉病院跡地に三菱地所レジデンスが180mツインタワー・商業施設を建設へ
2014/9/7エントリ 川崎市が「日本医科大学武蔵小杉再開発計画」に関するアンケート結果を発表
2015/3/30エントリ 日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発の環境アセスメントが開始、三菱地所レジデンスによる180m・50階建てツインタワー計画が具体化
2015/7/22エントリ 川崎市が日本医科大学武蔵小杉病院再開発への「地域包括ケアシステム」導入方針を発表、同病院が権利床を川崎市に寄附へ
2015/12/3エントリ 日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画のイメージパースが公表、武蔵小杉再開発の最終景観がフォトモンタージュに
2016/3/23エントリ 川崎市が日本医科大学跡地の新設小学校の建築計画を発表、体育館屋上にグラウンドを整備し5階建て校舎とバルコニーで接続
2016/11/21エントリ 日本医科大学跡地「武蔵小杉駅周辺地区新設小学校」の学校名募集が本日スタート:川崎市教育委員会が12月27日まで受付、2017年度中に正式決定へ

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2016年
11月30日

中原区近郊・高津区北見方の多摩川沿いに「Amazon」の大規模配送センターが誕生、武蔵小杉から通勤者用シャトルバスを運行

【Reporter:はつしも】

最近、武蔵小杉駅周辺で「Amazon」のシャトルバスを見かけるようになりました。
これは高津区北見方に同社の配送センターが新設されたことによるもので、武蔵小杉がその通勤ルートになっています。

■「Amazon」のシャトルバス
「Amazon」のシャトルバス

「Amazon」のシャトルバス

「Amazon」のシャトルバスは、武蔵小杉新駅前の「野村不動産武蔵小杉ビルN棟」前に発着し、府中街道を通って高津区北見方まで往復をしています。
バスの側面に「アマゾンジャパン川崎FC」の文字が表示されていました。

■高津区北見方の「Amazon」配送センター
高津区北見方の「Amazon」配送センター

■「Amazon」のロゴ
「Amazon」のロゴ

このシャトルバスがスタッフを運んでいるのが、高津区北見方にこのたびオープンした「Amazon」の配送センターです。
多摩川沿いの、第三京浜玉川料金所のそばに巨大な施設が建設されています。

ここは高津区の中でも中原区寄りで、過去エントリでご紹介した「下野毛」の町工場街にも隣接しています。

■三菱商事都市開発による「MCUD」シリーズのロゴ
三菱商事都市開発による「MCUD」シリーズ

この物流センターは、三菱商事ロジスティクスが展開する物流施設ブランド「MCUD」シリーズの「MCUD川崎Ⅰ」という大規模施設です。

■テナント看板
テナント看板

道路沿いのテナント看板を見ると、三菱食品、川崎チルドSDCも入居していることがわかります。

■「ローソン」のトラック
「ローソン」のトラック

施設の駐車スペースには、「ローソン」のトラックが多数停車していました。
かつてダイエー傘下だった「ローソン」の現在の筆頭株主は三菱商事(8月末現在で33.4%)であり、グループ傘下の三菱食品の主要取引先となっています。

これらのトラックは、グループ内での取引関係によるものでしょう。

■新たな「事業計画のお知らせ」
新たな「事業計画のお知らせ」

この「MCUD川崎Ⅰ」は2016年2月に竣工しているのですが、2016年11月10日付で、現地に新たな「事業計画のお知らせ」が掲示されていました。
内容は「倉庫」で、2017年4月1日着工・2018年6月30日完成予定となっています。

ただ、ここに書かれている建物の延べ床面積は49,100㎡は、現在完成している「MCUD川崎Ⅰ」とほぼ同じ面積数値です。
そんな用地が周辺にあるわけではありませんので、同じ建物をもうひとつ新築するというものではなく、何らか追加的な工事を行うための掲示かもしれません。

■多摩沿線道路と物流施設
多摩沿線道路と物流施設

同施設は、第三京浜、府中街道に近接しており、直接的には多摩沿線道路を経由して施設に出入りするようになっています。
物流施設としては、非常に良い立地にあるといえるでしょう。

■「通勤者各位 タバコのマナーを守りましょう」
「通勤者各位 タバコのマナーを守りましょう」

これだけの施設ですので、たいへん多くの方が通勤されることになります。
そのために、冒頭にご紹介したシャトルバスも発着するわけです。

このような大規模事業所では、周辺地域との調和もたいへん重要となります。
物流施設ですので当然ながら交通安全が最大のテーマでしょうが、「タバコのマナー」についても通勤者向けの啓発ポスターが掲示されていました。

■「Amazon」物流センターの求人広告
「Amazon」物流センターの求人広告

「Amazon」物流センターは、最近盛んに倉庫内作業の求人広告を出しています。
この広告で777名募集ということですから、施設全体では千人単位の方が働くことになるのではないでしょうか。

求人広告中、武蔵小杉駅からの無料送迎バスについても、記載があります。

■Amazonウェブサイト Amazon Prime Now
https://www.amazon.co.jp/b?node=3907674051

近年、利便性の高い「Amazon」の存在感が非常に大きくなっています。
その強みは圧倒的な物流の力で、オーダーしてから1時間以内に商品を届ける「Amazon Prime Now」サービスが、2015年12月3日から川崎市高津区、中原区で利用開始になっていました。

今回オープンした、高津区北見方の物流センターによって、「Amazon」は一層サービスの強化をはかっていくことと思います。

【関連リンク】
三菱商事都市開発 施設紹介 MCUD川崎Ⅰ

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2016年
11月29日

中原区の魅力を再発見。「第7回なかはらフォトコンテスト」開催、12月28日(水)までウェブ等で応募受付中

【Reporter:はつしも】

中原区の魅力を伝える写真を対象とした「第7回なかはらフォトコンテスト」が、本年度も開催されます。
今年は例年とは募集時期が異なり、2016年10月1日(土)から12月28日(水)まで受け付けを行っています。

応募は郵送・持参のほか、パソコンやスマートフォンなどによるインターネット応募も可能です。

■「第7回なかはらフォトコンテスト」
「第7回なかはらフォトコンテスト」


■「第7回なかはらフォトコンテスト」の開催概要
テーマ もっと もっと 知りたい なかはら!!
応募期間 2016年10月1日(土)から2016年12月28日(水)まで(必着)
応募資格 ●住所、年齢等を問わず、どなたでも応募できます。
●応募枚数は、一人3点以内です。(たて・よこは自由です)
応募方法 ●インターネット、スマートフォンによる応募の場合
【特設サイト】へリンクしますの応募フォームから必要事項を記入し、ご応募ください。また、応募作品をご覧いただくこともできます。
●郵送・持参での応募の場合
2L判の写真1点につき、応募票を1枚貼付し、持参もしくは、郵送でご応募ください。応募票は、【こちら】からダウンロードしてください。
応募先 中原区役所地域振興課まちづくり推進係
〒211-8570 川崎市中原区小杉町3-245
電話 044-744-3324 ファクス 044-744-3346
詳細リンク集 ●チラシ【リンク
●特設応募サイト【リンク
●過去入賞作品【リンク
●中原区まちづくり推進委員会 なかまちブログ【リンク
審査 ●審査員(東京綜合写真専門学校長 伊奈英次氏、他フォトコンテスト関係者)による審査により、入賞作品を決定します。入賞作品は、概ね優秀5作品、入選10作品です。
●審査は、写真技術の優劣よりも、その場の良さを感じられるかどうかを基準に選考します。
●審査は、すべてプリントしたものを使用します。(インターネットからの応募の場合は、主催者側でプリントしたものを使用します)
入賞発表 ●2017年1月下旬に入賞者に直接告知します。
●入賞者には、賞状及び副賞を贈呈します。
●入賞作品は、広報紙等に掲載します。
主催 中原区まちづくり推進委員会、中原区役所

■応募要項
応募条件1:共通事項 ●応募作品は、概ね2015年9月1日~2016年12月28日に川崎市中原区を被写体とした1枚写真(カラー・モノクロ)に限ります。区内を被写体としていることが写真から判断できない場合、選考の対象外となる場合があります。
●応募できる作品は応募者本人が撮影した未発表の作品に限ります。 (トリミング作品も同一とみなします。)
●デジタルカメラ写真は、合成処理等デジタル加工をしていないものに限ります。(ただし、モノクロ加工は可)
●応募者は、応募作品に(1)他人が権利を有する著作物が写っている場合、または(2)他人の肖像が写っている場合は、その著作物の権利者、又はその肖像ご本人(20歳未満の場合は保護者)から事前に承諾を得たうえでご応募下さい。
●応募者と被写体及びその関係者の間で何らかの紛争が発生した場合でも主催者は一切の責任を負いかねます。
●一般の人が立ち入れない場所からしか撮影することができない風景は対象としません。
●撮影に際しては、公共ルール・マナーを遵守してください。
●郵送代、接続料、通信料など応募にかかる費用については応募者ご自身のご負担となります。
応募条件2:インターネット・スマートフォンによる応募の場合 ●デジタルカメラ、スマートフォンで撮影した画像データまたはスキャニングされた画像データ (JPEG形式のみ)に限ります。
●写真1枚のサイズの目安は、10MB(4300×3000ピクセル)以下として下さい。
●事前に主催者が画像等を確認した上でホームページ上の応募作品一覧に公開いたします。(郵送、持参での応募作品はホームページ上で公開しません。)
●コンテストの応募テーマにそぐわない作品に関しては主催者の判断により、非公開とさせていただく事がございます。
応募条件3:郵送・持参での応募の場合 ●2L判(127×178mm)でプリントされた一枚写真に限ります。
●応募作品の返却はいたしません。
●入賞作品については後日、写真のデータまたはフィルムをご提供いただきます。
審査 ●1月に審査員による審査を実施し、優秀賞・入選作品の入賞作品を決定します。
●審査は、写真技術の優劣よりも、その場の良さを感じられるかどうかを基準に選考します。
●投票及び審査は、すべてプリントしたものを使用します。オンラインでの応募の場合は、事務局でプリントしたものを使用します。
著作権等 ●入賞作品の著作権は撮影者に帰属します。
●入賞作品は、主催者及び主催者が認めた者が出版物、ホームページ、イベント、宣伝などで二次利用する場合があります。
その他 ●コメントは、写真の魅力が伝わるように60文字以内で自由にご記入ください。選考の際に、参考にさせていただきます。
●60文字を超えた場合は、途中で削除させていただく場合がございますのでご注意ください。
個人情報について ●本コンテストの応募に必要な個人情報については目的外で使用することはありません。
●入賞発表、作品展への展示、広報に使用する作品などに撮影者の氏名(もしくはニックネーム)を明示させていただく場合があります。
●データでの応募の際に送信されるデータ(作品及び個人情報)は、主催者が業務を委託する株式会社フォトハイウェイ・ジャパンのサーバーにて管理致します。ご入力いただいた個人情報は暗号化され送信されます。
●川崎市個人情報保護条例および業務委託先である株式会社フォトハイウェイ・ジャパン個人情報保護方針に基づき、適切に取り扱い、処理を行います。なお、株式会社フォトハイウェイ・ジャパンは、プライバシーマークを取得しています。
お問い合わせ・お申込み 中原区役所地域振興課
〒211-8570 川崎市中原区小杉町3-245
TEL 044-744-3324 FAX 044-744-3346

「なかはらフォトコンテスト」は、市民活動団体である中原区まちづくり推進委員会と、中原区役所の協働で毎年開催されているフォトコンテストです。
身近な風景の中に中原区の魅力をとらえた写真を募集し、共有していくことで、地元に愛着をもっていただくこと、また中原区の魅力を広くPRすることを目的としています。

また今年も、東京綜合写真専門学校長 伊奈英次先生などに加わるかたちで、「武蔵小杉ライフ」が本コンテストの審査員に加わらせていただいております。


それではここで、少しだけ前回の受賞作品をご紹介しましょう。

一日限定の丸子の渡し
一日限定の丸子の渡し 神田 昭さん 丸子橋で撮影
一日だけの復活丸子の渡し楽しそうに乗っていた

こちらは、2016/10/30エントリでご紹介した「丸子の渡し祭り」の風景です。
本サイトでも今年が初レポートとなりまして、写真の紹介をきっかけに地域イベントとの出会いにつながるということもあろうかと思います。

中原区ならではの写真、というのがポイントです。

望む
望む 近江 章行さん 等々力競技場で撮影
等々力競技場が今年リニューアルしたので、内覧会へ行ってきました。そこから望む景色は普段見ている景色とはまた違った感じでとても新鮮な気持ちになりました。


2枚目は、等々力陸上競技場の写真です。
この作品は、前回の審査会で本サイトがプッシュさせていただきました。

等々力陸上競技場のバックスタンドの屋根の形状が、丸子橋をモチーフにしたかのように重なって見えることに、この写真で本サイトは不覚にも初めて気づきました。

応募された方のコメントには特段書いていらっしゃらなかったのですが、そんな新しい発見があるのも良いと思います。

■NG写真例 中原区であることがわからない写真
NG写真例 中原区であることがわからない写真
※江川せせらぎ遊歩道で本サイトが撮影

■NG写真例 一般に人が立ち入れない場所から撮影した写真

NG写真例 一般に人が立ち入れない場所から撮影した写真
※関東労災病院屋上ヘリポートで本サイトが撮影

一方、毎年ご案内しておりますけれども、NGとされる可能性の高い写真があります。
応募要項にも記載のある通り、「中原区であることがわからない写真」「一般に人が立ち入れない場所から撮影した写真」は基本的に選考の対象外となります。

「なかはらフォトコンテスト」は、「中原区の魅力を発見すること」をコンセプトとしており、その魅力を共有することで「ちょっと行ってみたい」と実際に住民の皆さんが街歩きを楽しめることを想定しています。
そのため、かわいらしい動物のアップや、タワーマンションなどから撮影した写真などは対象外となる可能性が高いですので、あらかじめご承知ください。

また本コンテストは写真の美麗さや撮影テクニック、機材の優劣を競うものではありません。
中原区の魅力が伝わることが第一ですので、撮影するカメラはいまどきのスマートフォンで十分です。

例えば、良い機材で背景のボケ味を出したりすると、写真としてはプロっぽくなるものの、撮影場所が中原区であることがわからなくなる場合もあるでしょう。撮影テクニックを駆使する必要は必ずしもありません。
(ボケ味を出した写真がNGという意味ではなく、中原区の魅力が伝わればOKです)

応募はスマートフォンからもできますので、街中でふと見かけた風景を撮影して、そのまま気軽に応募してみてはいかがでしょうか。
本サイトも本コンテストを通じて、また新しい地元の風景に触れることができ、毎年楽しみにしております。

※念のためのおことわり
審査は複数の審査員による多面的な検討を行います。本サイトに書かれている評価や意見はいち審査員としての非公式のものであり、方向性に齟齬はないと思っておりますが本コンテストを代表するものではありません。


【関連リンク】
中原区まちづくり推進委員会公式ブログ なかまちブログ
2011/12/29エントリ 「第2回なかはらフォトコンテスト」入選作品発表
2013/1/21エントリ 「第3回なかはらフォトコンテスト」優秀賞・入賞作品発表、中原区役所で全応募作品を展示中
2013/9/5エントリ 「第4回なかはらフォトコンテスト」優秀賞・入選作品発表、中原区役所で全応募作品を展示中
2015/1/12エントリ 「第5回なかはらフォトコンテスト」優秀賞・入選作品発表
2016/1/23エントリ 「第6回なかはらフォトコンテスト」優秀賞・入選作品発表

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2016年
11月28日

等々力緑地北側で「等々力水処理センター」高度処理施設建設工事を実施中、仮囲いに「川崎市小学生下水道コンクール」全作品約900点を展示

【Reporter:はつしも】

現在、等々力緑地の北側において、川崎市上下水道局による「等々力水処理センター」の高度処理施設の建設が進められています。
この施設の導入により、下水含まれる窒素やリンを取り除く能力が大幅に向上し、東京湾の富栄養化を防止することが可能となります。

このたび、工事用の仮囲いにこの高度処理施設の建設に関する解説が掲示されるとともに、川崎市内の小学生による「平成28年度川崎市小学生下水道コンクール」の作品約900点が140mにわたって一斉公開されました。

■「等々力水処理センター」高度処理施設建設現場
「等々力水処理センター」高度処理施設建設現場

等々力水処理センター

「等々力水処理センター」は、等々力緑地の北側、ほぼ多摩川沿いにあります。
現在は広い敷地が更地の状態になっていまして、これからここに窒素やリンを取り除く高度処理施設が建設される計画です。

■高度処理事業の概要
高度処理事業の概要

■「良好な水環境を未来の子供たちに引き継ぐために」
「良好な水環境を未来の子供たちに引き継ぐために」

広大な敷地で工事をするためには、当然ながら仮囲いの全長も長くなります。
その仮囲いに、等々力水処理センターの高度処理事業に関する説明が掲示されていました。

■川崎市の下水道の整備
川崎市の下水道の整備

まずは、川崎市の下水道の整備に関する説明です。
「川崎市の水」というと、昔の方には清流というイメージは正直ないと思いますが、下水道の整備等により現在では多摩川にアユが遡上するまでになりました。

■下水道施設のマップ
下水施設のマップ

■中原区周辺の水処理センター
水処理センター
かgい 川崎市の各地では、「水処理センター」が下水の処理を行っています。

この下水道施設のマップを参照すると、中原区は「等々力水処理センター」が管轄しているのかと思いきや、同センターはほぼ高津区の大部分、宮前区・多摩区全域、麻生区の一部の下水を処理していることがわかりました。

中原区のほとんどは、幸区の「加瀬水処理センター」が担当しているのですね。
これは少々意外でした。

■等々力水処理センターの特長
等々力水処理センターの特長

ここには、等々力水処理センターの特長が書かれていました。
同センターは、下水処理に必要な空気の代わりに酸素を活用して、限られた地下空間に作られた全国的にも珍しい施設なのだそうです。

等々力水処理センターでも、一般的な公共施設と比べればかなり広く感じるのですが、水処理センターとしてはコンパクトな部類になります。
そのため、コンパクトな敷地でも窒素やリンの除去ができる新しい技術を導入した、高度処理施設を建設する計画です。

■等々力水処理センターの航空写真
等々力水処理センターの航空写真

今回、仮囲いの掲示をご紹介しているのは、上記写真右下の整備エリアです。
写真右端中央にあるのが川崎市上下水道局の事務棟で、水処理センターの上に見えるのが市民ミュージアムです。

■2016年7月時点の工事進捗状況
2016年7月時点の工事進捗状況

そしてこちらは、2016年7月時点の工事進捗状況です。
見た目には、現在とそれほど大きく変わりません。

■処理された水の放流
処理された水の放流

処理された水は、多摩川に放流されるほか、中原区では江川せせらぎ遊歩道の用水としても活用されています。

そのため、江川せせらぎ遊歩道の水はたいへんきれいで、そのままでは生物が住めません。
わざわざ自然の水質に近づける加工を加えているのです。

■「平成28年度川崎市小学生下水道作品コンクール」の作品展示
「平成28年度川崎市小学生下水道作品コンクール」の作品展示

冒頭でご紹介した通り、この仮囲いには、「平成28年度川崎市小学生下水道作品コンクール」の作品、約900点が複製展示されています。

これは「絵画・ポスター部門」に応募された全作品を展示するもので、その全長は140mに及びます。

■今井小学校
今井小学校

■下沼部小学校
下沼部小学校

■玉川小学校
玉川小学校

■西丸子小学校
西丸子小学校

■東住吉小学校
東住吉小学校

■宮内小学校
宮内小学校

この展示は、川崎市7区ごとに順番に並べられています。
中原区からは今井小学校、下沼部小学校、玉川小学校、西丸子小学校、東住吉小学校、宮内小学校の絵が展示されていました。

■多摩川を描いた絵
多摩川を描いた絵

テーマとしては、多摩川を描いたと思われる作品が多くありました。
それ以外にもさまざまな作品がありましたので、現地で鑑賞してみてください。

■「ガンバレ!!川崎フロンターレ」
「ガンバレ!!川崎フロンターレ」

最後に仮囲いに掲示されていたのは、「ガンバレ!!川崎フロンターレ」のイラストです。
川崎フロンターレのホームグラウンド・等々力陸上競技場のそばですから、これはやはり欠かせないということですね。

この等々力水処理センターの仮囲いは、等々力緑地の本当にはずれにありますから、通常の行動範囲ではなかなか前を通ることがないと思います。
等々力緑地をよく訪れている方でも、多くの方がおそらくご存じないのではないでしょうか?

お子さんの絵が展示されているということでもない限り、わざわざこのためだけに訪れるということは難しいかもしれませんが、何かついでがありましたら、足を伸ばしてみてもよいと思います。

■等々力水処理センターの工事現場と、上下水道局の事務棟
水処理センターの工事現場と上下水道局の事務棟

水処理センターの工事現場の隣には、川崎市上下水道局の事務棟があります。

壁面最上部に大きな時計がありまして(これは故障しているのですが)、「この建物はいったい何だろう」と疑問に思っていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

わたくしも実のところ、今回初めて知った次第です。

【関連リンク】
川崎市報道発表資料 市内小学生が描いた下水道に関する絵画・ポスターを掲示します!!
川崎市上下水道局 ウェブサイト

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2016年
11月27日

武蔵小杉視点で巡る、三菱ふそう川崎工場の「2016ダイムラー・グループ ファミリーデー」開催レポート

【Reporter:はつしも】

本日、中原区大倉町の「三菱ふそう川崎工場」において、「2016ダイムラー・グループ ファミリーデー」が開催されました。

■「2016ダイムラー・グループ ファミリーデー」
2016ダイムラー・グループファミリーデー


「ダイムラー・グループ ファミリーデー」は、三菱ふそう川崎工場が毎年開催している地域向けのイベントです。

同工場の広大な敷地を一般に開放して、工場見学、車の展示・乗車体験や各種アトラクションなど、実にさまざまな催しが展開されます。

「ファミリーデー」という名称から、「従業員など家族向けのイベントではないか」という誤認を受けやすいのですが、どなたでも入場できます。

■三菱ふそう川崎工場のマップ
三菱ふそう川崎工場のマップ

三菱ふそう川崎工場は、中原区大倉町、西加瀬にまたがる広大な敷地を有しています。

「ダイムラー・グループファミリーデー」が開催されているのはそのうち大倉町の敷地で、最寄りでいえば南武線の平間、新川崎ということになります。

その他、東急線の元住吉駅からも歩けないことはありません。

武蔵小杉駅から行く場合、府中街道で「川崎駅西口駅北」行のバスに乗車して、「平間駅前」で降りると、徒歩10分以内で三菱ふそう川崎工場に到着できます。

■平間駅からの途中で通過する二ヶ領用水
二ヶ領用水

平間駅からの途中では、二ヶ領用水を渡ります。
武蔵小杉から府中街道沿いに、ずっと並行して流れているわけです。

■跨線橋から見える武蔵小杉の高層ビル群
跨線橋から見える武蔵小杉の高層ビル群

横須賀線をまたぐ跨線橋からは、武蔵小杉の高層ビル群がよく見えました。

前方に見える跨線橋は、バスで通ってきた「市ノ坪跨線橋」です。

■三菱ふそう川崎工場の入口
三菱ふそう川崎工場の入口

跨線橋からまっすぐ進んでいくと、三菱ふそう川崎工場の入口に到着しました。
ここに「ダイムラー・グループ ファミリーデー」の看板が出ています。

■賑わう会場内
賑わう工場内

ベンツなどの展示

ベンツの展示

■ベンツの試乗会
ベンツ試乗会

トラックなどを製造する三菱ふそうは、ドイツ・ダイムラーグループの傘下にあります。
ダイムラーグループのブランドとしては、メルセデス・ベンツが世界的に有名ですね。

地域の皆さんで賑わう工場内には、ベンツなどの車両展示や、試乗会が行われていました。

■ローソンのポンタ
ローソンのポンタ

まことに広大な三菱ふそう川崎工場の中には、「ローソン三菱ふそうトラック・バス店」が営業をしています。

「2016ダイムラー・グループ ファミリーデー」には、同社のマスコットキャラクター「ポンタ」も登場していました。

■日産の車展示
日産の車の展示

また工場の敷地の一角には、日産自動車の車も展示されていました。

先般、三菱自動車の再建のために日産自動車が出資を行いましたので、そのあたりの絡みから出展をしていたのかもしれません。

■トラック・特殊車両の展示
トラック・特殊車両の展示

■トラックからの死角体験
トラックからの死角体験

また自家用車だけでなく、もちろんトラックなどの車両も展示されていました。

上記写真はトラックからの死角体験です。
実際にトラックの運転席に座って、どこまで見えるのか体験してみる企画です。

■高所作業のリフト
高所作業のリフト

こちらは、高所作業用のリフトです。
おおよそ170cmほど、床面が上昇するようになっていました。

■工場見学
工場見学

本イベントでは、毎回工場見学や組み立て作業体験なども行われています。
工場内は撮影禁止ですので、これは来年でも体験してみてください。

ツアーで案内してもらってもよいですし、指定エリア内でしたらツアー以外で自由に歩き回っても良いようになっています。

トラックの組み立てプロセスや、ABSシステムの試験など、たいへん興味深く見学することができました。

また「トラックとの綱引き」や、「ゆるんだボルトの発見クイズ」、「ミニ四駆コーナー」など、お子さんが喜ぶ企画も満載です。

■「キュート・ガールズ・プロジェクト」
「キュート・ガールズ・プロジェクト」

「ダイムラー・グループ ファミリーデー」では、「富士通フェスティバル春まつり川崎」のように、直接車とは関係のない子供向けの催しが多数行われています。

こちらは「男性のイメージの強い「三菱ふそうトラック・バス」の女性社員ネットワーク「キュート・ガールズ・プロジェクト」による、アクセサリー作りなどのワークショップです。

■ふわふわ
ふわふわ

■お弁当の販売
お弁当の販売

■東北地方の弁当
東北地方の弁当

その他、ゲームコーナーなど楽しい催しは、とてもここではご紹介しきれません。
イベント開催時間は10時~15時ですが、ほぼ時間いっぱい使っても遊びきれないのではないでしょうか。

■三菱ふそう川崎工場から見た武蔵小杉のタワーマンション
三菱ふそう川崎工場から見た武蔵小杉のタワーマンション

広大な工場からの帰り道は、武蔵小杉のタワーマンションが目印です。
跨線橋からふたたび高層ビル群を横目に、「平間駅前」バス停からバスに乗車いたしました。

「2016ダイムラー・グループ ファミリーデー」は今回が初レポートとなりましたが、また来年、ゆっくりと回ってみたいと思えるイベントでした。

【関連リンク】
三菱ふそうトラック・バス ウェブサイト
三菱ふそう facebookページ

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2016年
11月26日

「第11回なかはら子ども未来フェスタ」開催レポート:ふろん太くん・太助・ロジーちゃんなどが中原区役所に集結

【Reporter:はつしも】

本日、中原区役所において「なかはら子ども未来フェスタ」が開催されました。
区役所の広場と建物内でお子さん向けのさまざまな企画が展開され、多くの家族連れが集まりました。

■中原区役所の「なかはら子ども未来フェスタ」
中原区役所の「なかはら子ども未来フェスタ」

なかはら子ども未来フェスタ 

「なかはら子ども未来フェスタ」は毎年11月に開催され、今回で11回目を迎えました。
区役所前の広場には飲食系などの出店が中心に並んでいます。

■ごみの分別
ごみの分別

飲食系の出店につきものなのが、食べた後のごみです。
広場の一角に、分別されたごみ箱が設置されていました。

「一般ゴミ」であれば、うつわ・割り箸・ちり紙などと、発生するごみの実例を書いてあるので
わかりやすかったです。

■「和紙染め」
和紙染め

■姿勢チェック
姿勢チェック

姿勢チェック

広場の出店は、飲食系だけではありません。
「和紙染め」のワークショップや、「姿勢チェック」なども行われ、人気を集めていました。

■「たのしく食べる!フロンターレ食育講座」
フロンターレ食育講座 

中原区役所の建物内では、主に5階でさまざまな催しが行われていました。
ここでも「フロンターレ食育講座」にふろん太くんが登場していまして、本当に毎週末、川崎市内の各地で働いていることに感心いたします。

■川崎フロンターレの紙芝居
川崎フロンターレの紙芝居

ふろん太くんといえば、ワルンタと一緒に紙芝居コーナーでも登場していました。

このフロンターレの紙芝居は、中原図書館で借りることができまして、また別途エントリでご紹介を予定しています。

■「つくってあそぼう!」のカプラ
「つくってあそぼう!」のカプラ

「つくってあそぼう!」のカプラ

「つくってあそぼう!」のコーナーでは、積み木の「カプラ」が遊べるようになっていました。

「カプラ」はたいへん採寸の精度が高い積み木で、かなり高く積み上げてもグラグラしません。
そのため写真のような大きな作品が安定して作れるのです。

■バルーンアートコーナー
バルーンアートコーナー

同じく「つくってあそぼう!」のバルーンアートコーナーです。

お子さん向けのイベントでよくあるのは、大道芸人さんなどがバルーンアートを作ってくれるというものです。

今回の「なかはら子ども未来フェスタ」ではそれらとは異なり、上記のようなガイドを見ながら「自分で作ってみる」という企画になっていました。

■本サイト作品「カタツムリ」
本サイト作品「カタツムリ」

こちらは本サイトがガイドを見ながら作ってみた「カタツムリ」です。

少々微妙なところがありますが、やってみると意外とできるものです。
プロの方に作ってもらうのも良いですが、「作ってみる」企画もなかなか良かったです。

■中原消防署の「太助」
中原消防署の「太助」

今回は新企画として、中原消防署がイベントに参加していました。
消防士の服を着て、マスコットキャラクター「太助」と記念撮影ができました。

■この後姿は…
この後姿は…

そして廊下に出ると、廊下の大部分をふさぐこの後姿は…、

■ロジーちゃん
ロジーちゃん

中原区役所のエコ推進キャラクター「ロジーちゃん」でした。

他のマスコットキャラクターに比べて、かなり大きいことがわかりました。

■お絵かきコーナー
お絵かきコーナー

そしてこちらは「お絵かきコーナー」です。

「トトロ」と「まっくろくろすけ」が描かれているのは、先日テレビで放送されたことによるものでしょうか。

■中原保育園の「仁王像」
中原保育園の「仁王像」

■中原保育園の「龍」
中原保育園の「龍」

廊下には、中原保育園のお子さんの作品「仁王像」「龍」が展示されていました。
これはたいへんな力作ですね。

■「食と健康の情報発信」
「食と健康の情報発信」

「食と健康の情報発信」

最後にご紹介するのは、4階の「レストランなかはら」です。
ここでは「食と健康の情報発信」として、食育に関する掲示などが行われていました。

■「まぐろとせいくらべ」
まぐろとせいくらべ

こちらは「まぐろとせいくらべ」のコーナーです。
170cmほどありまして、大人くらいの大きさがあることがわかりました。


2014年以来、2年ぶりの「なかはら子ども未来フェスタ」レポートは以上です。
基本的な構成は大きく変わりませんが、昔から振り返ってみると少しずつ新しい企画が登場しています。

お子さんの多い中原区にあって、気軽に参加できる子供向けイベントとして、引き続きニーズが高いのではないでしょうか。

【関連リンク】
2008/11/22エントリ 第3回なかはら子ども未来フェスタ
2010/11/27エントリ 「なかはら子ども未来フェスタ」開催レポート
2011/11/26エントリ 「第6回なかはら子ども未来フェスタ」開催レポート
2014/12/1エントリ 「第9回なかはら子ども未来フェスタ」で開催、「川崎パパ塾」の折り紙ヒコーキ講座
2016/11/22エントリ 「第11回なかはら子ども未来フェスタ」が11月26日(土)開催、ひとみ座・室内遊び・飲食まで中原区役所に子ども向け企画が集結

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2016年
11月25日

スープカレー専門店「SYUKUR(シュクル)」が炭焼きバーベキュー&スープカレー複合業態にリニューアル

【Reporter:たちばな】

府中街道近くの「スープカレーSYUKUR(シュクル)」が、炭焼きバーベキューとスープカレーのお店として2016年10月23日に営業形態をリニューアルしました。

■「スープカレー&炭焼きBBQ SYUKUR(シュクル)」
「スープカレー&BBQ Syukur(シュクル)」 

「SYUKUR(シュクル)」は、サライ通り入口近く、所英男さんのジム「所プラス」の向かい側にあります。

同店は札幌発のスープカレー専門店として誕生したのち、2010年7月に「新丸子店」をオープンさせるのにあわせて「アジアン酒家シュクル」にコンセプト変更を行いました。

その後「新丸子店」は閉店しましたが「武蔵小杉店」は引き続き健在であり、このたびあらためて「スープカレー&BBQ」に再度業態を転換させることになりました。

■「スープカレー&炭焼きBBQ」
「スープカレー&炭焼きBBQ」

スープカレー&炭焼きBBQ

■業態転換のお知らせ
業態転換のお知らせ

今回の業態転換を受けて、「SYUKUR(シュクル)」では店舗の看板等をリニューアルするとともに、店頭にお知らせを掲示しています。

■リニューアルされた店内
リニューアルされた店内

手前にカウンター、奥にお座敷という基本的な客席の構成は、従来と変わりません。

ただ、カウンター部分の通路には玉砂利が引かれて、独特の雰囲気を演出していました。
(前回来店時には玉砂利が無かったのですが、これが今回のリニューアルに伴うものであるかはわかりません)

■炭焼きバーベキュー(鶏もも鉄串210円)
炭焼きバーベキュー

■厚切り牛タン580円
炭焼きバーベキュー

■豚トロ380円
豚とろ

■炭火焼きの道具
炭焼きバーベキュー

炭焼きバーベキューには、牛肉、豚肉、鶏肉各種が揃っています。
お値段は単品で210円~680円というところでした。

その他、シーフードやサラダ類も用意されています。

お肉は基本的に味付けがされていて、焼いたままを食べることができます。
やはりお肉を焼き立てで食べれば、安定の美味しさであります。

■従来のスープカレー
従来のスープカレー
※写真は過去エントリのものです。

そしてもちろん、「SYUKUR」の出発点であるスープカレーもメニューに健在です。

従来通り、スープカレーのみを食べて帰ることも可能ですのでご安心を。


このようなわけで、「SYUKUR」はスープカレー専門店にはじまり、アジアン酒家を経て「スープカレー&炭焼きバーベキュー」のお店として再出発をしました。

バーベキューというと大人数をイメージしますが、手前にカウンターもありますから、ひとり、ふたりでのバーベキューを楽しむという使い方もありそうです。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:エスニック・カレー スープカレーSyukur(シュクル)
2009/4/2エントリ 武蔵小杉でスープカレー。「シュクル(Syukur)」
2012/5/5エントリ 新丸子でスープカレー。「シュクル(Syukur)」新丸子店

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