武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2017年
06月07日

東急武蔵小杉駅の情報発信スポット「こすぎアイ」で地域イベント告知を開始、「なかはらミュージカル」実行委員・ボランティアスタッフ・出演者を募集中

【Reporter:はつしも】

東急武蔵小杉駅コンコースのリニューアルが完成し、情報発信&イベントスポット「こすぎアイ」が供用開始されたことを、2017/4/5エントリでお伝えしていました。

「こすぎアイ」には大型デジタルサイネージと、通常は休憩や待ち合わせ場所となるイベントスペースが設置されており、大型デジタルサイネージについては東急電鉄からのお知らせのほか、川崎フロンターレなどの地域情報の発信を行うことが事前にリリースされています。

供用開始当初から川崎フロンターレ情報については映像発信が行われていましたが、このたび地域情報として「なかはらミュージカル」の出演者募集や、川崎市国際交流センターでの「インターナショナルフェスティバルinカワサキ」の告知がスタートしました。

■東急電鉄の情報発信&イベントスポット「こすぎアイ」
東急電鉄の情報発信&イベントスポット「こすぎアイ」

東急電鉄の情報発信&イベントスポット「こすぎアイ」は、東急武蔵小杉駅コンコースのうち、やや南口寄りにあります。
写真右側が大型デジタルサイネージ、左側がイベントスペースです。

■「こすぎアイ」の大型デジタルサイネージ
「こすぎアイ」の大型デジタルサイネージ

■「こすぎアイ」の表示
「こすぎアイ」の表示

前回エントリでご紹介したときには、現地には「こすぎアイ」という名称の表示がまだ設置されていませんでした。
その後大型デジタルサイネージの右上に、ご覧の通り「こすぎアイ」の文字が取り付けられました。

せっかく東急線利用者の皆さんによる投票を経て決定した名称ですから、今後定着をはかっていくということかと思います。

■川崎フロンターレによる整列乗車啓発映像(中村憲剛選手バージョン)
川崎フロンターレによる整列乗車啓発映像(中村憲剛選手バージョン)

こちらは、川崎フロンターレによる整列乗車の啓発映像です。
川崎フロンターレの応援番組「Suki Sukiフロンターレ」のPR映像と共に、定期的に登場選手をかえて当初から放送されていました。

■「なかはらミュージカル」実行委員・ボランティアスタッフ募集告知
「なかはらミュージカル」実行委員・ボランティアスタッフ募集告知

そしてこのたびスタートしたのが、地域イベントの告知です。
こちらは、「なかはらミュージカル」の実行委員・ボランティアスタッフ募集告知です。

「なかはらミュージカル」は、中原区初の市民ミュージカルです。
一般公募により、小さいお子さんからご高齢の方まで幅広い層の中原区民が集まり、2013年より年1回、中原市民館において地域の歴史などをテーマにしたミュージカルを上演しています。

次回「第6回」は2018年3月10日(土)・11日(日)の上演を予定しており、現在出演者の募集もスタートしています。
出演希望者は2017年6月11日(日)に開催される事前説明会に参加することが必須となっていますので、希望される方は下記をご参照ください。

■第6回「なかはらミュージカル」の出演者募集概要
募集対象 中原区内在住・在学・在勤の小学校1年以上の方 90人程度
●応募多数の場合は、公開抽選により出演者を決定します。
●経験は不問です!
●練習やリハーサルに参加できる方
●小学生以下の方は、練習等の保護者のご送迎をお願いします
参加費 ●指導料・衣装代・道具代・舞台費用等を含めて30,000円
●消耗品費・保険料等別途実費負担有り
●分割納入可(支払方法については、事前説明会にて説明)
申込方法 ●往復はがきにて中原区役所生涯学習支援課(中原市民館)まで。
●事業名(なかはらミュージカル)、郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、年齢(校名・学年)、性別、電話番号(ファックス)、Eメールアドレス、得意分野(歌・ダンス・芝居)を記入してください。
●6月21日(水)締切(消印有効)
●<あて先>〒211-0004 川崎市中原区新丸子東3-1100-12 中原市民館
※6月1日からの郵便料金の変更により、往復はがきは往信・返信ともにそれぞれ62円分の郵便料金が必要です。
主な日程 ●事前説明会:6月11日(日)10~11時/14~15時/18~19時
・中原市民館 第3・4会議室、定員各回45人
※参加希望者は、必ず事前説明会にご出席ください。

●公開抽選:6月29日(木) 18:30~ 中原市民館多目的ホール

・抽選枠については、脚本の配役により決定します。

●配役オーディション:7月8日(土)または9日(日)9:30~18:00

・内容:歌、ダンス、芝居
・会場:中原市民館 体育室ほか

●練習:7月中旬よりワークショップを経て、8月より週末を中心に週2~3回程度の練習を予定


●本公演:2018年3月10日(土)、11日(日)

・中原市民館多目的ホール
〈両日とも2回公演〉
チケット販売:1月下旬より販売
大人(中学生以上)1,500円、小学生以下700円
指導者 ●演出・芝居指導 にしわきまさと
●作曲・音楽指導 松本麻衣
●振付・ダンス指導 カワイヒロコ
Web なかはらミュージカル ウェブサイト
なかはらミュージカル facebookページ
中原区ウェブサイト 第6回「なかはらミュージカル」の出演者を募集します!」
主催 なかはらミュージカル実行委員会 川崎市(中原区役所)

募集の詳細につきましては、上記の中原区ウェブサイトに同様の情報が掲載されています。
来年3月までの長丁場となりまして、その間の運営を行う実行委員・ボランティアスタッフの募集を行っています。

出演者の募集要項は上記の通りですが、実行委員・ボランティアスタッフの募集については固定のフォーマットが告知されていませんので、個別にお問い合わせください。

また本エントリの情報は本日現在のものであり、今後の日程変更や詳細日程確定等は反映されませんので、予めご承知ください。今後の最新情報につきましては、主催者にご確認くださいませ。

また、facebookページも運営されていますので、こちらもチェックしておくと良いと思います。

■なかはらミュージカル facebookページ




■「インターナショナルフェスティバルinカワサキ」
「インターナショナルフェスティバルinカワサキ」

こちらは川崎市国際交流センターで7月2日(日)に開催される、「インターナショナルフェスティバルinカワサキ」の告知です。

本イベントには毎回30か国以上の国や地域に関わる、約100のグループが参加し、ステージ企画、展示、交流体験、世界の物産企画など、さまざまな出展を行います。

本サイトではまだ未紹介ですが、国際交流につながる良質なイベントかと思います。


■「インターナショナルフェスティバルinカワサキ」の開催概要
日時 2017年7月2日(日)10:00~16:30
場所 川崎市国際交流センター【アクセス
内容 ●ステージ企画
•展示企画(展示ロビー、談話ロビー)
•交流体験企画(レセプションルーム、各会議室、情報ロビー、茶室)
•世界の物産企画(談話ロビー、プロムナード)
•屋外・屋内企画(玄関前、多目的広場、イベント広場、駐車場、会議室)
約30か国以上の国や地域に関わる、約100のグループが出展!
主催 かわさき国際交流民間団体協議会、公益財団法人川崎市国際交流協会
実施 インターナショナル・フェスティバル実行委員会
後援 川崎市、川崎市教育委員会、一般社団法人川崎市観光協会、川崎商工会議所
Web 川崎市国際交流センター 2017インターナショナルフェスティバルinカワサキ

川崎市国際交流センターのウェブサイトでは、上記の開催概要が告知されています。
その他詳細につきましては、主催者までお問い合わせください。

■まだ未活用のイベントスペース
まだ未活用のイベントスペース

「こすぎアイ」では、今後も地域イベントの告知などに協力をされていくのではないかと思います。

その一方で、デジタルサイネージ向かい側のイベントスペースは、まだ未活用です。

非常に利用者の多い武蔵小杉駅だけに難しい部分もあるかもしれませんが、例年の駅構内イベントなど、何らか活用されると良いと思います。

【関連リンク】
東急電鉄 ニュースリリース 乗り換えや周辺施設への案内機能のさらなる強化を目的に、駅構内をリニューアル 東横線・目黒線武蔵小杉駅に新たな情報発信スペース「こすぎアイ」が誕生します! 大型デジタルサイネージやイベントスペースを駅改札内に新設
2015/1/9エントリ 東急電鉄が2020年目標に東横線・田園都市線・大井町線全64駅にホームドア設置を発表、武蔵小杉駅は2015年3月までに先行設置へ
2015/5/5エントリ 東急東横線武蔵小杉駅に設置された、シースルーのホームドア
2015/11/20エントリ 東急電鉄が武蔵小杉駅に「タッチパネル式デジタル時刻表」を本日導入、国内初の先着列車案内を提供
2016/4/19エントリ 東急電鉄が駅構内映像をスマホ配信する「駅視-vision」の実証実験を武蔵小杉駅でスタート
2016/6/21エントリ 東急武蔵小杉駅のトイレリニューアルに伴い男性用仮設トイレが供用開始、10月下旬に工事完了予定
2016/6/27エントリ 東急電鉄が武蔵小杉駅でデジタルサイネージ一体型ホームドアの実証実験を本日より開始、武蔵小杉周辺の風景が多数登場
2017/1/5エントリ 東急武蔵小杉駅がコンコースリニューアルを実施、大型ビジョン設置の情報発信スペース名称を「こすぎアイ」「小杉座」「フレー・アイ」「モリ森」の4択で1月9日(月)まで投票受付中
2017/2/20エントリ 東急武蔵小杉駅の情報発信スペースの名称が「こすぎアイ」に決定、運行情報や川崎フロンターレ動画などを2017年2月27日(月)より配信開始
2017/3/15エントリ 川崎フロンターレのホーム開幕戦が本日開催:東急武蔵小杉駅の大型ビジョンに小林悠選手登場、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店では始球式に登場の「SHISHAMO」CDとししゃも販売
2017/4/5エントリ 東急武蔵小杉駅コンコースのリニューアルが完了、川崎フロンターレも登場する情報発信&イベントスポット「こすぎアイ」が正式供用開始

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2017年
06月06日

支援は、ブームじゃない。川崎フロンターレが東日本大震災復興支援の街頭募金活動を継続中:JR武蔵小杉駅では6月8日、22日、7月20日に実施

【Reporter:はつしも】

川崎フロンターレは、「支援は、ブームじゃない。」を合言葉に、東日本大震災被災地の復興支援活動「Mind-1日本プロジェクト」に継続的に取り組んでいます。
その一環として、「武蔵小杉駅」「武蔵溝ノ口駅」における街灯募金活動が現在も行われています。

本エントリでは、武蔵小杉駅新南口のロータリーにおける募金活動の様子をご紹介したいと思います。

■武蔵小杉駅新南口の街頭募金活動
武蔵小杉駅新南口の街頭募金活動

川崎フロンターレの街頭募金活動は、東日本大震災の直後からスタートしました。
震災1週間後、2011/3/18エントリにおいてその模様を本サイトでもお伝えしてから、すでに6年以上経過しました。

しかしながら、被災地はいまだ完全な復興にはいたらず、現在も支援を必要としています。
川崎フロンターレでは支援活動を一過性のものとせず、現在もほぼ毎月の街頭募金活動を実施しています。

現在はJR武蔵小杉駅(新南口または北口)、JR武蔵溝ノ口駅が実施場所になっていまして、ご覧の通り「ふろん太くん」も参加した街頭募金活動が行われていました。

■子供たちに人気の「ふろん太くん」
子供たちに人気の「ふろん太くん」

川崎フロンターレのマスコットキャラクター「ふろん太くん」は、相変わらず子供たちに人気です。
ふろん太くん自身は募金呼びかけの声を出すことはできませんが、両手に募金箱を持って活動を行っていました。

■ロータリー外側での街頭募金活動
ロータリー外側での街頭募金活動

街頭募金活動はふろん太くんのいた新南口前だけでなく、ロータリーの外側でも実施されていました。
この活動は毎回川崎フロンターレのTwitterアカウントによって協力呼びかけが行われていまして、クラブスタッフ、ボランティアに加えてサポーターの方も参加されています。

この日も全体でふろん太くん+13名の方が参加されていまして、年月を経て「ブーム」ではなく、地に足のついた活動として定着していることをあらためて感じた次第です。
武蔵小杉駅新南口では、1時間で3万6千円あまりの募金が集まりました。

■川崎フロンターレ お知らせ Mind-1ニッポンプロジェクト「街頭募金活動」(6・7月分)実施のお知らせ
http://www.frontale.co.jp/info/2017/0522_4.html

■6月~7月の街頭募金活動
実施日時 実施予定駅
6月8日(木)18:00〜19:00 JR横須賀線 武蔵小杉駅(新駅)
6月22日(木)18:00〜19:00 JR南武線 武蔵小杉駅(北口)
7月6日(木)18:00〜19:00 JR南武線 武蔵溝ノ口駅
7月20日(木)18:00〜19:00 JR横須賀線 武蔵小杉駅(新駅)

6月~7月の募金活動は、上記の通り川崎フロンターレからスケジュールが告知されています。
4回中3回が、ホームタウンである武蔵小杉駅で実施されます。

川崎フロンターレでは、募金の呼びかけにご協力いただける方を引き続き募集しています。
「できる限りフロンターレのシャツ等を身に着けて」、当日現地に来れば良いことになっていますから、活動の趣旨に賛同される方は、一度協力してみてはいかがでしょうか。



■2011年3月18日の街頭募金活動
2011年3月18日の街頭募金活動

■春日山部屋の皆さんの協力
春日山部屋の皆さんの協力

こちらは震災1週間後、2011年3月18日に実施された街頭募金活動の様子です。
このときはこの街頭募金活動は、一般を含め幅広く参加が呼びかけられて いたようで、中原区に練習拠点のあるNECレッドロケッツ、川崎区の春日山部屋、多摩区の川崎新田ボクシングジムも参加をしていました。

■ふくしまの米 新米キャンペーン
ふくしまの米 新米キャンペーン

■陸前高田市との友好協定締結
陸前高田市との友好協定締結

■フロンパークでの陸前高田市物産販売
フロンパークでの陸前高田市物産販売

また、川崎フロンターレは、福島県のお米の販売支援を行なったり、陸前高田市と「高田フロンターレスマイルシップ協定」という友好協定を2015年9月11日に締結するなど、さまざまな協力関係を構築しています。

今後も引き続き、同クラブでは幅広い支援活動を展開されていくものと思います。

【関連リンク】
川崎フロンターレ Mind-1日本プロジェクト ウェブサイト
川崎フロンターレ ウェブサイト
武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ
2011/3/18エントリ 東日本大震災復興支援・川崎フロンターレによる街頭募金活動

(最近の川崎フロンターレ関連エントリ)
2015/3/13エントリ 等々力陸上競技場 新メインスタンド完成。報 道機関向け内覧会・完成記念式典最速レポート!
2015/3/29エントリ 等々力陸上競技場新メインスタンドの、藤 子・F・不二雄ミュージアムコラボのブロンズ像 全8体をご紹介
2016/12/20エントリ 川崎市市民ミュージアムで「2016川崎フロンターレ展」がスタート、鈑金ふろん太君づくりなど休日イベント開催/中村憲剛選手がJリーグMVPを最年長受賞
2016/12/23エントリ 天皇杯準々決勝・川崎フロンターレvsFC東京クリスマス決戦を控え、小杉ビジョン・イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店・富士通川崎工場・中原区役所がPRを一斉展開
2016/12/29エントリ 川崎フロンターレが天皇杯決勝に進出、2017年元日14時より武蔵小杉駅南口駅前「こすぎコアパーク」でパブリックビューイング開催決定
2017/1/7エントリ 「2016川崎フロンターレ展」に天皇杯準優勝トロフィーが登場/同展を最後に市民ミュージアムが長期改修、4月より指定管理者制度によるリニューアルオープンへ
2017/4/13エントリ 無料チケットやサポートショップ優待など特典が一杯! 川崎フロンターレ後援会入会ガイド
2017/5/19エントリ 等々力陸上競技場に残る、川崎フロンターレの軌跡。町工場「チーム等々力」の金属加工モニュメント
2017/5/21エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店で「川崎市商品フェア」開催、川崎フロンターレオフィシャルグッズショップで常設化1周年イベントを実施

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2017年
06月05日

「第46回中原消防団消防大会」が等々力緑地で開催、中原区の各分団が救助・出動・消火の技を競い合う

【Reporter:はつしも】

2017年6月4日(日)に、等々力緑地において「第46回中原消防団消防大会」が開催されました。
中原、大戸、住吉、玉川、丸子の各分団が集まり、日頃の訓練の成果を試すさまざまな競技に参加しました。

■「中原消防団消防大会」
「中原消防団消防大会」

「中原消防団消防大会」は、いつも等々力緑地の催し物広場で開催されています。

開催当日は広場の入口に、消防大会の大きな横断幕が掲示されていました。
また横断幕の向こうには、各分団の車両が綺麗に並んでいます。

■各分団の集合
各分団の集合

「消防団」とは、消防組織法に基づいて各市町村に設置される消防機関です。
火災や大規模災害発生時に地域での経験を活かした消火活動・救助活動を行う、非常勤特別職の地方公務員です。

一般に自営業などの方が多く、普段はいち市民として生活をされています。
その中で地域における消防・防災のリーダーとして地域に密着し、コミュニティの維持をはかるなど、常勤の「消防士」ではカバーしきれない重要な役割を担っています。

■救助訓練
救助訓練

消防大会で行われた競技は、救助から消火まで多岐にわたります。
こちらは救助訓練で、倒れている人を的確かつ速やかに救助をするというものです。

救助対象者を運ぶ担架は、棒2本と布地を使い、この場で応急的に作っています。

■出動訓練
出動訓練

続いてご覧いただくのは、消防団の出動訓練です。
最初に消防団の上着をはおって、順番に装備を身に着けていきます。

■ヘルメット装着
ヘルメット装着

■手袋を装着
手袋を装着

■準備完了と審査
準備完了と審査

各分団ごとに装備を身に着けていくスピードを競うものですが、最後に「正しく装備できているか」の審査が入ります。
ただ急ぐだけでは駄目なわけですね。

■秩序だった指揮
秩序だった指揮

一方こちらは、指揮官の先導と指揮に従って行進をしていく競技です。
一見消防活動とは関係が薄いようですが、災害の現場では指揮官の指示による秩序ある行動が生命線となります。

この競技は、各分団がきちんと統制がとれているかを審査するものでした。

■消火訓練
消火訓練

消火訓練

消火訓練

最後にご紹介するのは、消火訓練です。
これがもっとも、一般に多くイメージされる訓練ではないでしょうか。

各分団の中であらかじめ役割が決められ、ホースの接続、モーターの起動、消火地点までの移動、的に向かっての放水まで、きわめて迅速に行動されていたのが印象的でした。

■消防団の皆さん
消防団の皆さん

中原消防団の条例定数は265名ですが、その実際の員数は2017年4月1日現在で213名であり、充足率は約8割です。

50名ほどが不足の状態となっていまして、中原消防団では団員の募集を行っています。

その広報として、硬式野球場・じゃぶじゃぶ池の仮囲いにおけるポスターの掲示や、人気アイドルグループ「AKB48」の楽曲「恋するフォーチュンクッキー」のダンス動画の作成など、様々な活動を行っていまして、本サイトもご紹介しておりました。

今回開催された「中原消防団消防大会」も、日頃の訓練の成果を見せる競技の場であるとともに、地域向けの広報活動としての側面もあるものと思います。

【関連リンク】
中原消防団 facebookページ
川崎市ウェブサイト 中原消防団
川崎市ウェブサイト 消防団員を募集しています
2009/2/7エントリ 東急テクノシステム跡地の消防車
2009/8/19エントリ 水難事故に備えよう
2010/3/27エントリ 中原消防署のミニカー展示
2010/3/26エントリ THE KOSUGI TOWERの消防訓練
2010/6/15エントリ 中原消防署が住宅用火災報知機設置を呼びかけ
2011/6/29エントリ 中原消防署に双腕作業機「ASTACO」配備
2013/8/11エントリ 川崎市総合防災訓練によりパークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー・等々力緑地でヘリ救助訓練等防災イベントを実施
2013/1/2エントリ 中原消防署の消防車ペーパークラフト
2013/11/11エントリ 川崎市消防局の「太助」が、武蔵小杉駅前を歩く
2014/3/20エントリ 西街区商業施設・武蔵小杉東急スクエアの消防訓練
2014/9/13エントリ 中原消防団が踊る「恋するフォーチュンクッキー」で団員募集PR
2015/3/14エントリ 武蔵小杉の防災一大イベント「こすぎ防災フェス」「第8回階段駆け上がりレース川崎大会」開催レポート
2015/7/4エントリ 「消五郎」が見守る中原消防署の七夕飾り短冊募集と、消防風鈴・消防車カード・ペーパークラフト配布中
2015/11/16エントリ 中原消防署がNEC玉川ルネッサンスシティ・ノースタワーで37階・829段の「階段駆け上がり訓練」を実施
2016/4/22エントリ 夜の東住吉小学校で、中原消防団が消防ホースの巻き取り訓練を実施
2017/4/28エントリ 武蔵小杉東急スクエア前で、中原消防署・中原消防団が消防訓練を実施
2016/6/3エントリ 等々力緑地の仮囲いに中原消防団の団員募集告知が展開、6月4日(日)10時から「第46回消防大会」を催し物広場で開催

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2017年
06月04日

武蔵小杉駅南口駅前「喫茶ブラジル」が2017年6月29日閉店、ビル建て替えにより「洋酒コンパブラジル」も閉店へ

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉駅南口駅前の「喫茶ブラジル」のビルが建て替えられることになりました。

「喫茶ブラジル」が2017年6月29日(木)15時をもって閉店するのを皮切りに、上階の「洋酒コンパブラジル」なども順次閉店となります。

■武蔵小杉駅南口の「喫茶ブラジル」のビル
「ブラジル」のビル

■1階路面の「喫茶ブラジル」
1階路面の「喫茶ブラジル」

武蔵小杉駅南口駅前には、センターロード付近に古い商業ビルが多く残っています。

「ブラジル」のビルはその中でも築50年を数える古株であり、1階の「喫茶ブラジル」、2階の「洋酒コンパブラジル」が長く営業を続けてきました。

■閉店のお知らせが掲示された店先
閉店のお知らせが掲示された店先

閉店のお知らせが掲示された店先

1階の「喫茶ブラジル」の入口には、閉店のお知らせが掲示されていました。
6月29日(木)15時をもって閉店となります。

これに続いて、2階の「洋酒コンパブラジル」も閉店となるということです。

■上階への階段
上階への階段

■フロアガイド
フロアガイド

「ブラジル」のビルは、「喫茶ブラジル」の入口の脇に上階への階段があります。
1階部分に、フロアガイドが掲示されていました。

■2階の「洋酒コンパブラジル」
2階の「洋酒コンパブラジル」 

こちらは、2階の「洋酒コンパブラジル」です。
いわゆるカラオケスナックで、今も常連のお客さんなどが夜になると吸い寄せられて賑わっています。

■「洋酒コンパブラジル」の看板
洋酒コンパブラジルの看板

「コンパ」というと、大学などで親睦を深める飲み会などを指す言葉でしたが、もはや懐かしい昭和の響きですね。

■武蔵小杉駅南口に並ぶ商業ビル
武蔵小杉駅南口の商業ビル群

前述の通り、武蔵小杉駅南口には古い商業ビルが多くあります。

この一角は、かつては武蔵小杉駅前にありながら裏通りのようなロケーションにありました。

それが再開発により「KOSUGI PLAZA」が移転、オープンスペースとして「こすぎコアパーク」が整備されて「まさに駅前」に生まれ変わりました。

商業ビルとしての価値も必然的に向上し、一定上の賃料でのテナント入居が見込めることから、ビルの建て替えも促進されています。

■パチンコ店が建て替えられた「新恵商事ビル」
新恵商事ビル

■「忍」を建て替えた「S.N.Bビルディング」
「忍」の建て替えビル「S.N.Bビルディング」 

本サイトではこれまでに、パチンコ店「Club Square」の跡地の「新恵商事ビル」、「お好み焼き 忍」を建て替えた「S.N.Bビルディング」などをご紹介してきました。

また旧ビルについても、「すみれ」「おかしのまちおか」「所英男のDr.ストレッチ」「AOKI」などテナントの多くが近年入れ替わってきました。

「ブラジル」のビルも建て替えにより、また新たなテナントが入ることになります。

昭和の風景がまたひとつ武蔵小杉の駅前から消えていきますが、これもまた時代の流れなのでしょう。

【関連リンク】
2016/7/6エントリ 新規オープン「丸亀製麺武蔵小杉店」の「イートイン」と、うどんもオーダー可能「テイクアウト」
2016/10/5エントリ 武蔵小杉駅南口「S.N.Bビルディング」の「お好み焼き 忍」が10月6日(木)17時オープン、1年5か月ぶりに営業再開

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2017年
06月03日

等々力緑地の仮囲いに中原消防団の団員募集告知が展開、6月4日(日)10時から「第46回消防大会」を催し物広場で開催

【Reporter:はつしも】

等々力緑地では、現在硬式野球場とじゃぶじゃぶ池の建設工事が進められています。
その仮囲いに、このたび中原消防団の団員募集が掲示されました。

また、中原消防団による「第46回消防大会」が2017年6月4日(日)10:00~に開催されます。
この消防大会の告知も、同じく仮囲いにおいて展開されていました。

■等々力緑地・硬式野球場とじゃぶじゃぶ池建設工事の仮囲い
等々力緑地・硬式野球場とじゃぶじゃぶ池の仮囲い

再整備が進められる等々力緑地の仮囲いでは、さまざまな広報活動が展開されています。

本サイトではこれまでに「公園と緑のコンクール」入賞作品の展示や、「セイコーゴールデングランプリ陸上」の写真展、「川崎市小学生下水道コンクール」の応募作品の展示などが行われていることをご紹介してきました。

■「郷土愛」
「郷土愛」 

等々力緑地の正面広場からまず目に入ったのは、大きな「郷土愛」の文字です。

近くでよく見てみると、中原消防団の団員募集の掲示でした。
左下のコードからは、中原消防団のfacebookページにアクセスすることができます。

■中原消防団 消防団員募集中
消防団員募集中

中原消防団 消防団員募集中

仮囲いには、等々力緑地での訓練風景を使った告知も展開されていました。

■双腕作業機「ASTACO」
双腕作業機「ASTACO」

これは中原消防署に配備されている双腕作業機「ASTACO」ですね。

「なかはら“ゆめ”区民祭」「富士通フェスティバル 春まつり川崎」など、地域イベントにもよく出張しています。

■「中原消防団 第46回消防大会」
中原消防団 第46回消防大会

そして中原消防団は、明日2017年6月4日(日)10:00~に、等々力緑地催し物広場で「第46回消防大会」を開催します。

この告知も、仮囲いに掲示されていました。

■等々力緑地催し物広場に集まった消防車
等々力緑地催し物広場に集まった消防車

消防大会は、等々力緑地催し物広場で開催されます。

日ごろの訓練の成果は、なかなか見ごたえがあると思います。

■中原消防団 facebookページ


なお、中原消防団の情報は、前述の通りfacebookページでも発信されています。
ご関心ある方は、こちらもどうぞご参照ください。

【関連リンク】
川崎市ウェブサイト 中原消防団
川崎市ウェブサイト 消防団員を募集しています
2009/2/7エントリ 東急テクノシステム跡地の消防車
2009/8/19エントリ 水難事故に備えよう
2010/3/27エントリ 中原消防署のミニカー展示
2010/3/26エントリ THE KOSUGI TOWERの消防訓練
2010/6/15エントリ 中原消防署が住宅用火災報知機設置を呼びかけ
2011/6/29エントリ 中原消防署に双腕作業機「ASTACO」配備
2013/8/11エントリ 川崎市総合防災訓練によりパークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー・等々力緑地でヘリ救助訓練等防災イベントを実施
2013/1/2エントリ 中原消防署の消防車ペーパークラフト
2013/11/11エントリ 川崎市消防局の「太助」が、武蔵小杉駅前を歩く
2014/3/20エントリ 西街区商業施設・武蔵小杉東急スクエアの消防訓練
2014/9/13エントリ 中原消防団が踊る「恋するフォーチュンクッキー」で団員募集PR
2015/3/14エントリ 武蔵小杉の防災一大イベント「こすぎ防災フェス」「第8回階段駆け上がりレース川崎大会」開催レポート
2015/7/4エントリ 「消五郎」が見守る中原消防署の七夕飾り短冊募集と、消防風鈴・消防車カード・ペーパークラフト配布中
2015/11/16エントリ 中原消防署がNEC玉川ルネッサンスシティ・ノースタワーで37階・829段の「階段駆け上がり訓練」を実施
2016/4/22エントリ 夜の東住吉小学校で、中原消防団が消防ホースの巻き取り訓練を実施
2017/4/28エントリ 武蔵小杉東急スクエア前で、中原消防署・中原消防団が消防訓練を実施

(等々力緑地の仮囲い関連)
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 等々力緑地
2016/11/28エントリ 等々力緑地北側で「等々力水処理センター」高度処理施設建設工事を実施中、仮囲いに「川崎市小学生下水道コンクール」全作品約900点を展示
2017/4/24エントリ 一秒あれば、世界は変わる。「セイコーゴールデングランプリ陸上2017川崎」が5月21日(日)に等々力陸上競技場で開催、競技場前でメモリアル写真展を展開中
2017/4/26エントリ 等々力緑地の硬式野球場・じゃぶじゃぶ池建設地で、川崎市立小中学校児童・生徒による「公園とみどりのポスターコンクール」入賞作品を展示

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2017年
06月02日

グランツリー武蔵小杉「雨時々小豆」閉店跡地に「The 3rd Kitchen」がオープン、「パスタヒロ」閉店跡地にグルメバーガー「BURGER#1」が6月末頃オープンへ

【Reporter:はつしも・たちばな】

グランツリー武蔵小杉1階の「雨時々小豆」が閉店し、その跡地に「The 3rd Kitchen」が2017年6月1日(木)にオープンしました。

また、4階のフードコートでは、「パスタヒロ」が5月28日(日)をもって閉店しています。
その跡地には、国産牛のグルメバーガーを販売する「BURGER#1」が6月末頃に出店することがわかりました。

■閉店前の1階「雨時々小豆」
グランツリー武蔵小杉の「雨時々小豆」 

■「雨時々小豆」の「北條製餡ゆであずきと深緑抹茶パフェ」
「北條製餡ゆであずきと深緑抹茶パフェ」 

グランツリー武蔵小杉の1階には、ふたつの飲食エリアがあります。
ひとつは「GOURMET PARK」で、「ハングリータイガー」「ダ・ボッチャーノ!」等、専門レストランが並ぶ綱島街道側のエリアです。

もうひとつが「Tasty Table」で、こちらは洋菓子店・和菓子店とともに、これまでにご紹介してきた「らんまん食堂」「100時間カレーAMAZING」などの小型の飲食・食品店舗が集まっています。

 「雨時々小豆」は、パフェなどの甘味に加えて、ローストビーフ丼などを提供していましたが、本サイトがご紹介する前に、前述の通り閉店に至りました。

■「雨時々小豆」跡地に出店した「The 3rd Kitchen」
「The 3rd Kitchen」

そしてこのたび、「雨時々小豆」の跡地に出店したのが「The 3rd Kitchen」です。

写真で見比べてみると、旧店舗の造作をほぼそのまま生かして、居抜きで出店したことがわかります。

■「The 3rd Kitchen」のメニュー
The 3rd Kitchenのメニュー

「The 3rd Kitchen」は、国産食材による定食と、冷凍食品の販売を行っています。

定食は二十二穀米・日替わりスープ・こだわり自家製お惣菜のセットで構成されていました。
いずれも1,000円以内に収まっています。

■信州ハーブチキンカレー(880円)
国産ハーブチキンカレーのセット

国産ハーブチキンカレー

今回いただいたのは、「信州ハーブチキンカレー」のセットです。

カレーはもう少し熱々で出てくると良かったですが、大きなハーブチキンが入っていまして、カレーとしての完成度はなかなか高かったです。

全体としてヘルシーな構成で、安心してほどよい食事ができるかと思います。

■冷凍食品の販売
冷凍食品の販売

冷凍食品の販売

また、カウンター脇では、国産食材の冷凍食品の販売を行っています。
こちらはまだ試していませんので、保留といたします。

今度はまた別のメニューも、食べてみたいところです。


続いて、4階のフードコートに行ってみましょう。
フードコートでは、「パスタヒロ」が5月28日(日)に閉店をしていました。

■閉店前の「パスタヒロ」
「パスタヒロ」

パスタヒロ

「パスタヒロ」は、グランツリー武蔵小杉開業時からの店舗です。
山田宏巳シェフの創作によるパスタを気軽に食べられるというのが、コンセプトのパスタ店でした。

写真は当時の看板であった「イタリア産ハムと桜のスモークパスタ」です。

■閉店後の「パスタヒロ」跡地
閉店後の「パスタヒロ」跡地

パスタヒロ跡地

その「パスタヒロ」が閉店となりまして、現在は仮囲いで覆われています。

こちらはまだ次の店舗の告知は出ていませんが、前述の通りこの跡地には「グルメバーガー」の「BURGER#1」という名称の店舗が6月末ごろに出店を予定しています。

同店は今のところ他地域にチェーン展開等はしていないようで、国産牛のグルメバーガーという以外に明確な情報がありません。

グランツリー武蔵小杉のフードコート「Food Terrace」は、開業以来盛況が続いています。
しかしながら開業から2年半以上が経過しましたし、一定の店舗入れ替えも必要と思われます。

新たに登場する「BURGER#1」についても、利用者の注目が集まるのではないでしょうか。

【関連リンク】
西武・そごう武蔵小杉SHOP ウェブサイト
グランツリー武蔵小杉 ウェブサイト
武蔵小杉ブログ グランツリー武蔵小杉関連エントリ

(グランツリー武蔵小杉 店舗入れ替え関連エントリ)
2015/5/15エントリ グランツリー武蔵小杉で初の店舗入れ替え。西武・そごう「カッフェアマービレ」跡地に紳士・婦人雑貨売り場が5月30日(土)オープンへ
2015/6/4エントリ グランツリー武蔵小杉の「西武・そごう武蔵小杉SHOP」がリフレッシュオープン、紳士・婦人雑貨を拡充
2017/2/11エントリ グランツリー武蔵小杉1階「ハオツァイ」跡地に「鶏魚介vs鶏白湯 つけ麺や 武双」がオープン
2017/4/7エントリ グランツリー武蔵小杉に「100時間カレーB&R」の新店舗「100時間カレーAMAZING」が本日オープン、テイクアウト弁当も販売
2017/5/16エントリ グランツリー武蔵小杉の「西武・そごう武蔵小杉SHOP」が2017年8月末頃撤退決定、川崎市内から百貨店が消滅へ

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2017年
06月01日

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店2階の「ファミール」が閉店、跡地に「サイゼリヤ」が2017年夏出店決定

【Reporter:はつしも】

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店2階のファミリーレストラン「ファミール」が、2017年5月28日(日)をもって閉店しました。

その跡地には、「サイゼリヤ」が夏頃にオープンすることが告知されました。

■イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店 

■閉店前の「ファミール」
閉店前の「ファミール」

閉店前の「ファミール」

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の2階では、武蔵小杉駅前通り商店街に面した東側区画で「ファミール」が長年営業をしていました。
武蔵小杉に長くお住まいの方に話を伺うと、1983年のイトーヨーカドーの出店当初からの店舗だということです。

「ファミール」は、セブン&アイ・ホールディングス傘下のセブン&アイ・フードシステムズによるファミリーレストランで、主にイトーヨーカドー各店に出店しています。

イトーヨーカドーとしては、グループ店舗を閉店させたのちに、グループ外の店舗を導入するかたちになります。

■「ファミール」閉店後の仮囲い
「ファミール」閉店後の仮囲い

■「ファミール」閉店のお知らせ
「ファミール」閉店のお知らせ

■「サイゼリヤ」のオープン告知
「サイゼリヤ」のオープン告知

「ファミール」の閉店後、跡地は速やかに仮囲いで覆われました。
その仮囲いに、「サイゼリヤ」今夏オープンの告知が掲示されています。

閉店から間を置かずに出店準備がスタートした形で、これは戦略的な店舗の入れ替えであるように見えます。

■向かいの「JTB」跡地
隣接の「JTB」跡地 

「サイゼリヤ」出店予定地の向かいは、「JTB」の跡地です。
同店はグランツリー武蔵小杉の「JTB」に統合されるかたちで、3月28日に閉店しました。

ご覧の通り、跡地は現在撤去作業が終わり空きの状態となっています。
この跡地利用については、また近々お伝えしたいと思います。

■武蔵小杉新駅前の「サイゼリヤ武蔵小杉横須賀線駅前店」
武蔵小杉新駅前の「サイゼリヤ武蔵小杉横須賀線駅前店」 

■武蔵中原の「サイゼリヤビーンズ武蔵中原店」
サイゼリヤビーンズ武蔵中原店 

武蔵小杉周辺では、かねてから営業していた等々力緑地近くの「サイゼリヤ」に加えて、武蔵小杉新駅前の野村不動産武蔵小杉ビルN棟や、ビーンズ武蔵中原に近年出店が続いています。

同店はお値段の安さが特長で、各店舗ともに一定の支持を集めているように思います。

武蔵小杉においても、気軽に食事ができる場所として重宝される方もいらっしゃるのではないでしょうか。

【関連リンク】
(イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店関連)
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:スーパーマーケット イトーヨーカドー武蔵小杉店
2014/11/15エントリ 「グランツリー武蔵小杉」11月21日(金)13時プレオープンを控え、イトーヨーカドー武蔵小杉店リニューアルオープン
2015/9/29エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の「アンジェリークニューヨーク」、ヨーカドー共通だったBGMなどを改善しつつ営業中
2016/5/26エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の「アズーロ・ネロ」常設店5月25日オープン、リカザイ新本社の「セブンイレブン武蔵小杉駅新南口店」本日26日オープン
2016/9/25エントリ 「新星堂武蔵小杉店」が9月30日(金)閉店・「miwaコーナー」終了、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店開業以来33年の歴史に幕
2016/10/1エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の「新星堂武蔵小杉店」閉店最終日に「miwa」さんがサプライズ来店、ダイソー新店舗は文具・おもちゃ売り場移転跡地に出店へ
2016/10/28エントリ 「ダイソーイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」本日オープン、220坪で旧店舗の9割以上の売場面積を確保/新星堂に続き中原ブックランドイトーヨーカドー店閉店
2017/2/18エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店にフラワーショップ「ヨシモトフラワーデリバリー」が3月上旬オープン決定、1月末閉店「ハッピードア」跡地を活用
2017/3/6エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の駐輪場が本日リニューアルし利用料金値下げ、2階の「JTB首都圏武蔵小杉イトーヨーカドー店」が3月28日(火)閉店
2017/5/9エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店に出店「ヨシモトフラワーデリバリー」、3月28日閉店「JTB」跡地で、川崎フロンターレを応援

(サイゼリヤ関連)
2010/6/10エントリ 「サイゼリヤ武蔵小杉横須賀線駅前店」「ナチュラ武蔵小杉店」本日オープン
2016/11/14エントリ 「大野屋商店ビーンズ武蔵中原店」本日11/14オープン、武蔵小杉東急スクエア店とオープンセール同時開催/11/10オープン「サイゼリヤ」とともにビーンズの新店舗出揃う

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2017年
05月31日

府中街道拡幅遊休地活用「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」が利用料金を「16時間100円」に値下げ、等々力緑地近くに「三井のリパーク川崎宮内4丁目」がオープン

【Reporter:はつしも】

川崎市は現在、府中街道拡幅用地のうち、一定以上の期間にわたって事業が着手されない用地を民間事業者に貸し出し、駐車場・駐輪場としての活用を進める事業を推進しています。

そのうち東急線高架下の用地については東武プロパティーズが、等々力緑地近くの用地については三井不動産リアルティが事業者として認定され、前者においては4月5日に「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」がオープンしたことを本サイトではこれまでにお伝えしておりました。

「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」は当初、オープニング価格として「10時間100円」で供用開始されていたものが、このたび「16時間100円」とまさかの「正規料金値下げ」が行われました。

また等々力緑地近くの用地においては、「三井のリパーク川崎宮内4丁目」がオープンしましたので、あわせてご紹介します。

■東急線高架下の「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」
東急線高架下の「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」

■「16時間100円」への正規料金値下げ
「16時間100円」への正規料金値下げ

まず、こちらは東急線高架下の「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」です。

当初は「オープニング価格」として「10時間100円」で提供されていまして、これは本サイトでは普通に考えて、「オープン当初の利用を促進するために期間限定で値下げを行っている」ものと解釈しておりました。

ところがこのたび運用開始された正規料金は「16時間100円」ということで、大胆な値下げが行われていたのです。

■利用率が向上した駐輪場
利用率が向上した駐輪場

「16時間100円」でしたら、朝の8時に駐輪をしたとして、夜24時まで100円で利用できます。
つまり通勤・通学での利用でしたら、午前様にならなければ1日100円で収まるということになるわけです。

周辺の時間貸し駐輪場と比べて、割安と言えるのではないでしょうか。

この値下げの効果もあってか、当初は利用がまばらだったものが、ご覧の通りかなり利用率が高まっています。
オープニング価格でのマーケティングの結果、値下げをした方が結果として収益力が高まるという計算があったかもしれませんね。



■等々力緑地近くの「三井のリパーク川崎宮内4丁目」
等々力緑地近くの「三井のリパーク川崎宮内4丁目」

一方、こちらは等々力緑地近くの府中街道拡幅用地です。
前回エントリ時点では、三井不動産リアルティが事業者と認定されたものの、まだ更地の状態のままでした。

その後駐車場の整備工事が行われまし0て、「三井のリパーク川崎宮内4丁目」がオープンしています。

■駐車場の料金表
駐車場の料金表

■ロック板
ロック板

この駐車場は、敷地の周囲にフェンスなどが設置されず、駐車場入場ゲートはありません。
駐車をするとロック板によるロックがかかる形式です。

収容台数は24台でした。

■道路拡幅の暫定利用であることを示す看板
道路拡幅までの暫定利用であることを示す看板

「三井のリパーク川崎宮内4丁目」にも、「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」同様、道路拡幅が行われるまでの暫定利用であることを明示する看板が立てられていました。

「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」は2020年3月31日まで、「三井のリパーク川崎宮内4丁目」は2022年3月31日までが利用期間とされていますが、契約が延長される可能性もあります。
東急線高架下はともかく、特に「三井のリパーク川崎宮内4丁目」周辺のエリアは、拡幅用地の取得がまだまだ進んでおらず、あと5年程度で拡幅工事着手が実現するとは考えにくいというのが正直なところです。

ただそれだけに、長期間にわたって道路沿いの利便性の高い場所を遊休地のままにしておくのは、勿体ないですね。
今回ご紹介したように、駐車場・駐輪場など何らかの活用をしていくというのは、合理的な判断かと思います。

【関連リンク】
東武プロパティーズ パーキング事業部 ウェブサイト
三井のリパーク ウェブサイト
2017/3/30エントリ 川崎市の府中街道拡幅遊休地活用募集に東武プロパティーズなどが入札、東急武蔵小杉駅南口高架下に時間貸し駐輪場が4月5日(水)頃オープン
2017/4/6エントリ 東急電鉄がフィル・カンパニーとの駐車場複合ビルに「すこやか小杉保育園」2017年8月頃開園を発表/高架下の府中街道拡幅予定地に「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」がオープン

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2017年
05月30日

元住吉の珈琲店「MUI」の自家製ケーキセットでいただく、ザッハトルテとマンデリン

【Reporter:たちばな】

2016/7/13エントリにおいて、元住吉の珈琲店「MUI」をご紹介しました。
たいへん上質な、こだわりのコーヒーが地域で話題のお店です。

「MUI」は同日に「もとえ珈琲」から店名変更を行っておりまして、「珈琲」が店名に入っていた従来よりも幅広いブランドメッセージを発信することになりました。

前回エントリではコーヒーを中心にご紹介いたしましたので、本エントリでは「自家製ケーキセット」など、それ以外の部分をお伝えしたいと思います。

■「MUI」の店内
「MUI」の店内 

■「MUI」のザッハトルテ
「MUI」のザッハトルテ

「MUI」の定番となっているのが、自家製ケーキセットです。

今回はそのうちウイーン菓子の王道「ザッハトルテ」(ドリンク価格+500円)をいただいてみました。

■アプリコットジャムの層
アプリコットジャムの層 
 
「MUI」のザッハトルテは、厚みと硬さのあるグラズール(チョコレートコーティング)の下に、アプリコットジャムの層があります。

しっとりした生地もたいへん濃厚で、添えてある生クリームは甘みを足すというよりも、むしろさっぱりと一息入れるような役どころです。

■ザッハトルテとの組み合わせ推奨「マンデリン」
ザッハトルテとの組み合わせ推奨「マンデリン」
 
「MUI」の自家製ケーキセットは、それぞれ合わせるコーヒーが推奨されています。

ザッハトルテには、「インドネシアLCFマンデリン深煎り(フレンチ)」が推奨となっていますので、それに従ってオーダーしてみました。 

ザッハトルテが非常に濃厚なだけに、マンデリンの深煎りが確かに良いバランスになっています。
濃厚な甘みをマンデリンでリセットしながら、最後まで美味しくいただくことができました。

■自家製ケーキセット一覧 
自家製ケーキセット

自家製ケーキセットは、このほかパリブレスト、焼き菓子の盛り合わせがありました。

このメニューは今後変更されることもあるかと思いますので、あらかじめご了承ください。

■ホールケーキの販売
ホールケーキの販売

また自家製ケーキセットだけでなく、月替わりのホールケーキの販売もスタートしました。
先月、2月はバニラチーズケーキでした。
これは受け取り希望日の2日前までに予約をすることが必要です。

このように「MUI」では、ケーキ関係が充実しています。
 
 ■ドリンクメニュー
 ドリンクメニュー
 
 メニュー
 
 「MUI」には、コーヒーのほかに自家製ジンジャー、紅茶に加えて、小学生までのおこさまメニューとしてりんごジュース・低温殺菌牛乳、バニラアイスクリームも用意されています。

「こだわりの珈琲店」というと大人向けの印象がありますが、キッズフレンドリーなところも同店の特徴かと思います。
 
■「MUI」の「まちライブラリー」
 MUIの「まちライブラリー」
 
また同店では、店頭に「まちライブラリー」を設置しています。

これは地域の皆さんがオススメの本を持ち寄り、「みんなの図書館」をつくっていくもので、カフェスペースと本棚が媒介となって、地域のコミュニケーションが図られていくことを目的としています。

武蔵小杉では「COSUGI CAFE」にも「まちライブラリー」が設置されていまして、全国にこの取り組みが広がってきているところです。

このライブラリーはどなたでも自由に利用することができます。
蔵書はウェブで確認できますので、関連リンクをご参照ください。

■ブレーメン通り商店街「もとえ珈琲」改め「MUI」
ブレーメン通り商店街「もとえ珈琲」改め「MUI」 

■「MUI」(旧もとえ珈琲)の店舗情報
●所在地:中原区木月3-13-2
●営業時間:平日10:00~19:00 土日祝9:00~19:00
●定休日:火曜日(祝祭日営業、翌水曜日定休)
●Web:http://motoecoffee.com/
●Facebookページ:https://www.facebook.com/Motoec
●Twitter:https://twitter.com/motoecoffee

■「MUI」のGoogleマップ


 【関連リンク】
まちライブラリーウェブサイト 元住吉Mui
リブライズ まちライブラリー@元住吉Mui
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:カフェ「MUI(旧店名もとえ珈琲)」
2015/3/12エントリ 武蔵小杉駅北口の複合施設「COSUGI VILLAGE」の「COSUGI CAFE」3月13日(金)オープン直前先行レポート
2015/12/10エントリ 武蔵小杉駅北口「COSUGI CAFE」の週末夜間営業開始と、高津区・森正養鶏場の「モリモリ卵」のプリン
2016/1/31エントリ 「川崎パパ塾」のミニ絵本図書館「パパの本棚」が、中原市民館から「COSUGI CAFE」へ移転
2016/7/13エントリ 元住吉の上質コーヒー店「もとえ珈琲」が本日「MUI」に店名変更
2017/3/8エントリ 武蔵小杉の健康プロジェクト「+Care Project」が街の医療相談スポット「暮らしの保健室」開設を計画、立ち上げ支援金をクラウドファンディングで3月31日まで募集中

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2017年
05月29日

等々力緑地北側で、かつて野菜を東京に出荷。「宮内の渡し」探訪と、宮内歩道橋からの多摩川パノラマ

【Reporter:はつしも】

多摩川の等々力緑北側あたりに、かつて「宮内の渡し」がありました。
本エントリでは、その跡地に建てられた記念碑を紹介したいと思います。

■「宮内の渡し」の記念碑
宮内の渡し

多摩川に橋が架けられるようになったのは、近代になってからです。
武蔵小杉周辺では、二子橋が1925年(大正14年)、丸子橋が1934年(昭和9年)、新二子橋が1978(昭和53年)にそれぞれ完成しました。

それまでは多摩川を渡る交通手段として各地で「渡し船」が運行され、物流や対岸での耕作、あるいは通学など、さまざまな用途に使われていました。

この渡し船は、多摩川全域で45か所、川崎市内で20か所ほど運行されていたようです。
武蔵小杉周辺では、これまでにご紹介してきた「平間の渡し」「丸子の渡し」「下野毛の渡し」に加えて、「宮内の渡し」の存在が確認されています。

■「平間」「丸子」「宮内」「下野毛」の渡しマップ
「平間」「丸子」「宮内」「下野毛」の渡し場マップ

しかしながら現在では河川敷、護岸等の整備によりその遺構はほとんど残っておらず、渡し場の位置も一部ではわからなくなっている現状があります。

この歴史を後世にとどめるべく、川崎市とNPO法人多摩川エコミュージアムの「ふるさと資産・遺産活用推進事業」によって、渡し場の跡地に記念碑を建てる取り組みが行われています。

今回ご紹介するのは、その「宮内の渡し」の記念碑です。

■「宮内の渡し」の説明
「宮内の渡し」の記念碑の説明

「宮内の渡し」の記念碑には、渡し場の歴史が簡単に記載されています。

これによると「宮内の渡し」は、大正初めごろ、旧中原村宮内から対岸等々力に渡るために設けられたということです。

利用目的は 野菜などを東京市場へ出荷するためなどで、1935年(昭和10年)に廃止されました。

丸子橋ができたのが1934年ですから、その1年後に廃止されたことになります。

■等々力緑地への宮内歩道橋
等々力緑地への宮内歩道橋 

■宮内歩道橋から見た丸子橋・武蔵小杉方面
宮内歩道橋から見た丸子橋・武蔵小杉方面

宮内の渡しのすぐそばには、等々力緑地方面につながる「宮内歩道橋」があります。
歩道橋の上からは、多摩川の風景を見渡すことができました。

上記写真は宮内歩道橋から丸子橋や武蔵小杉方面を見たものです。
写真右端奥に、武蔵小杉の高層ビル群の姿が写っています。

■宮内歩道橋から見た二子玉川方面
宮内歩道橋から見た二子玉川方面

また反対側には、二子玉川ライズや、第三京浜が見えました。

■宮内歩道橋から見た多摩川パノラマ
宮内歩道橋から見た多摩川パノラマ
※クリックで拡大します。

たいへん眺めがよかったですので、宮内歩道橋から見た風景をパノラマ画像にしてみました。
パノラマ左端に見えるのが二子玉川、右端に見えるのが武蔵小杉の高層ビル群です。

この正面あたりで、渡し船が運行されていたわけですね。

■宮内歩道橋から、等々力緑地方面
宮内歩道橋から、等々力緑地方面

なお、宮内歩道橋から等々力方面に下りると、2016/11/28エントリでご紹介した「等々力水処理センター」の近くに出ます。

等々力緑地散策のついでに、記念碑を見ることもできるでしょう。



■「丸子の渡し」
「丸子の渡し」

■「平間の渡し」
平間の渡し

■「下野毛の渡し」
「下野毛の渡し」

これにて、武蔵小杉周辺に立てられている「丸子の渡し」「平間の渡し」「下野毛の渡し」「宮内の渡し」を、それぞれご紹介したことになります。

多摩川サイクリングロードを自転車で進めば15分ほどで回れると思いますので、サイクリングをしながら順番に見てくのもよいと思います。

【関連リンク】
川崎市ウェブサイト ふるさと資産・遺産活用推進事業
2009/9/23エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(1):「丸子の渡し」
2011/7/16エントリ 「ガス橋」と平間の渡し
2016/10/30エントリ 「第3回 丸子の渡し祭り」開催レポート:渡し船は1時間40分待ちの盛況、大田区発祥「揚げパンマン」登場
2017/2/28エントリ 多摩川の「下野毛の渡し」記念碑と、下野毛商店街をめぐる

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