武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2016年
11月14日

「大野屋商店ビーンズ武蔵中原店」本日11/14オープン、武蔵小杉東急スクエア店とオープンセール同時開催/11/10オープン「サイゼリヤ」とともにビーンズの新店舗出揃う

【Reporter:はつしも】

本日2016年11月14日(月)、ビーンズ武蔵中原に「大野屋商店ビーンズ武蔵中原店」がオープンしました。
11月20日(日)まで、同店及び「武蔵小杉東急スクエア店」でオープンセールを同時開催しています。

またこれに先立って11月10日(木)には「サイゼリヤビーンズ武蔵中原店」がオープンし、同商業施設の新店舗が出揃いました。

■「ビーンズ武蔵中原」
ビーンズ武蔵中原

「ビーンズ武蔵中原」は、JR南武線武蔵中原駅直結の、高架下商業施設です。
かつては「アルカード武蔵中原」という名称でしたが、リニューアルにより2011年5月30日に「ビーンズ」にブランド変更されました。

その入口の上部、2階部分には、今回オープンした「サイゼリヤ」が見えます。

■1階の「大野屋商店ビーンズ武蔵中原店」
1階の「大野屋商店ビーンズ武蔵中原店」

大野屋商店ビーンズ武蔵中原店 

「大野屋商店」の出店については、本サイトでは2016/10/15エントリで第一報をお伝えしておりました。同店がオープンしたのは、1階のお惣菜専門店が並ぶ区画です。

武蔵小杉東急スクエア店に比べるとやや売り場が小さいですが、大野屋商店こだわりの商品が並んでいました。

■大野屋こだわりのセレクト商品
大野屋こだわりのセレクト商品

「大野屋商店」の魅力は、やはり同店バイヤーによるセレクト商品です。
「お酢」ひとつをとっても、これはという商品が並んでいます。

大手スーパーで価格的にもこなれた定番商品を購入するのも良いですが、こういった食品セレクトショップで、こだわりのアイテムを探してみるのも生活の彩りになります。

■「大野屋商店」の看板
「大野屋商店」の看板

「大野屋商店」の看板

「楽食文化 大野屋商店 創業1936」の看板は、武蔵小杉東急スクエア店と共通です。
そういえば、今年は大野屋創業80周年にあたるわけですね。

大野屋は長年、武蔵小杉の食卓を支えてきました。
今後は武蔵中原においても、人気を集めるのではないでしょうか。

同店のオープンについては、エントリ末尾の関連リンクに掲載した「大野屋商店ブログ」でも記事がアップされていますので、ご参照ください。



■2階の「サイゼリヤビーンズ武蔵中原店」
サイゼリヤビーンズ武蔵中原店

サイゼリヤビーンズ武蔵中原店

そしてこちらは、2階の「サイゼリヤビーンズ武蔵中原店」です。
営業時間は10時~24時までと、遅くまで営業しています。

外からだと広さが良くわかりませんでしたが、実際に中を見てみるとかなり奥行きがありますね。

「サイゼリヤ」は、安さと手軽さが売りのファミリーレストランです。
こちらも使い勝手の良い駅前飲食店として、安定したニーズがあるのではないでしょうか。

【関連リンク】
ビーンズ武蔵中原 ウェブサイト
大野屋商店ブログ
サイゼリヤ 店舗案内 ビーンズ武蔵中原店
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:スーパーマーケット 大野屋小杉店
2011/5/30エントリ 「ビーンズ武蔵中原」本日リニューアルオープン
2014/11/26エントリ 大野屋の良質オリジナル商品「数量限定国産ぜいたくジャム」
2016/10/15エントリ 武蔵小杉東急スクエアの食品セレクトショップ「大野屋商店」の2号店が「ビーンズ武蔵中原」に「サイゼリヤ」とともに11月中旬出店決定

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2016年
11月13日

「川崎の車窓から2016~東急の車窓から~」レポート:「東急でんき」の「てるまる」、「おそ急さん」登場

【Reporter:はつしも】

2016年9月25日に、等々力緑地の「フロンパーク」において「川崎の車窓から2016~東急グループフェスタ~」が開催されました。
少々時間が経ちましたが、当日の様子を少し、ご紹介したいと思います。

■「川崎の車窓から2016~東急グループフェスタ~」
川崎の車窓から~東急グループフェスタ~ 

「川崎の車窓から~東急グループフェスタ~」は、川崎フロンターレと東京急行電鉄による共同開催イベントです。

「地域密着型クラブ」である川崎フロンターレと沿線活性化がビジネスに直結する東急電鉄がコラボレーションすることで、地域を盛り上げることを目的としています。

フロンターレのマスコットキャラクター「ふろん太くん」「カブレラ」と、東急グループの「のるるん」「ノッテちゃん」が仲良く記念撮影です。

■「リアル電車でGO!」川崎フロンターレ20周年バージョン
「リアル電車でGO!」川崎フロンターレ20周年バージョン

「リアル電車でGO!」川崎フロンターレ20周年バージョン

昨年もご紹介した「リアル電車でGO!」は、川崎フロンターレ20周年バージョンになっていました。

これは「東急グループフェスタ記念号」を後ろから押して、前方の赤い線の中で止めることを狙うゲームです。

■ゴールの赤線
ゴールの赤線

ゴールの赤線はこちらですが、「リアル電車でGO!」の当たり判定はかなり厳しく、車両が少しでも赤線にかかっているとNGとなります。

車輪が中に入っていればOKでは?と最初は思うのですが、これは相当厳しいです。

また写真をよく見るとわかるように、フラットだった床面が赤線のエリアに来ると少し傾斜がついていて、赤線のところではそうそう止まれないようになっています。

そのようなわけで賞品獲得に至るかたはほとんどいないのですが、外れてもフロンターレ選手のトレーディングカードがもらえます。
フロンターレを応援するお子さんにとっては、それで十分喜ばれていました。

■「おそ急さん」×「川崎フロンターレ」
「おそ急さん」×「川崎フロンターレ」

東急電鉄では、今年「おそ松さん」とのコラボレーション「おそ急さん」を展開しています。

本イベントではそこにさらに川崎フロンターレの選手が駅員さんスタイルで加わって、記念撮影ができるようになっていました。

■「東急でんき」のキャラクター「てるまる」
「東急でんき」のキャラクター「てるまる」

近年、日本では電力の自由化が進められてきました。
東急電鉄もグループ会社の「東急パワーサプライ」によって電力事業に参入を行っています。

こちらは同社による「東急でんき」のマスコットキャラクター「てるまる」です。

■東急パワーサプライ ぼくの名前が決まりました!
https://www.tokyu-ps.jp/campaign/namae.html

「てるまる」の名前は一般募集により先日決定されまして、東急武蔵小杉駅などにもポスターが掲示されています。

なんとなく東急電鉄ん「のるるん」、東急バスの「ノッテちゃん」にも顔が似ていますね。

■ふろん太くんのふあふあ
ふろん太くんのふあふあ

■東急バスとの綱引き
東急バスとの綱引き 

フロンパークを離れて、等々力陸上競技場前にはふろん太くんのふあふあや、東急バスの展示などが行われていました。

東急バスを使っての綱引きイベントも行われ、多くの方が参加されたようです。

■東急電鉄の軌陸車
軌陸車

最後にこちらは、東急電鉄の「軌陸車」です。
これはタイヤと電車の車輪を使い分けて、道路・線路両方を走ることができるようになっています。

高所作業を行うために、リフト部分を上下させることができます。
この日はリフトの試乗会が実施されていました。


今年の川崎フロンターレの試合は、J1リーグチャンピオンシップなど残すところわずかです。

ホームゲーム開催時にはさまざまなコラボレーション企画が行われ、「川崎の車窓から~東急グループフェスタ~」はそのひとつでした。

また今後も新たな企画が、フロンパークや等々力陸上競技場などで展開されることと思います。

明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップ
川崎フロンターレ ウェブサイト
武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ

(最近の川崎フロンターレン関連エントリ)
2015/9/20エントリ 東急電鉄×フロンターレ記念入場券販売、「東急グループフェスタ~川崎の車窓から~」開催レポート
2016/3/5エントリ フロンターレホーム開幕戦で大久保嘉人選手がJリーグ通算得点歴代トップタイ記録を樹立、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店にグッズショップが期間限定オープン
2016/5/26エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の「アズーロ・ネロ」常設店5月25日オープン、リカザイ新本社の「セブンイレブン武蔵小杉駅新南口店」本日26日オープン
2016/6/25エントリ 川崎フロンターレがJ1リーグ1stステージ初優勝を惜しくも逃す、フロンパークでは「シン・ゴジラ」スタンプラリーを開催
2016/8/18エントリ 川崎フロンターレが等々力陸上競技場で「宇宙スター☆ジアム」を開催、福田市長・中村憲剛選手らがISSとLIVE交信
2016/11/2エントリ 川崎フロンターレが年間勝点1位をかけ11月3日最終節決戦、チャンピオンシップ制覇を願う寄せ書きがイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店に登場

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2016年
11月12日

等々力緑地の街路樹にできた、ミツバチの巣をみまもり中。近づかないよう注意喚起

【Reporter:はつしも】

等々力緑地の「等々力第1サッカー場」近くの街路樹に、ミツバチの巣ができていました。
街路樹の周辺が封鎖されて、注意喚起が行われています。

■等々力緑地の「等々力第1サッカー場」西側の歩道
等々力第一サッカー場西側の歩道 

広大な等々力緑地の西北部、市民ミュージアムの北側には、サッカー場があります。
その西側は住宅街との境界になっていまして、ご覧のような街路樹が並んでいます。

■周辺が封鎖された木
 封鎖された街路樹

封鎖された木 

その街路樹の中に、周辺が封鎖された木がありました。

みまもり中
みつばちの巣があります
近づいたり、刺激しないようにお願いします

ということでした。

■ミツバチの巣
ミツバチの巣

ミツバチの出入り

さて、どこに巣が? と思って探してみると、木の幹にうろができていまして、そこからミツバチが盛んに出入りしていました。

ミツバチは、スズメバチの外敵などから身を守るために、このような場所に巣をつくることが多いです。
この木のうろは、見たところうってつけの場所のように見えました。

■巣に出入りするミツバチ(Youtube動画)


写真では伝わりにくい部分もありますので、ミツバチが出入りする様子を20秒ほどのYoutube動画にしてみました。

ミツバチがたいへん働き者であることが伝わってきます。

ミツバチが蜜を集めて、このうろの中にはハチミツがたっぷり入っているのでしょうね。

なお、ミツバチは通常攻撃的ではありませんが、刺激すると危険です。
現地の注意喚起にもある通り、お子さんなどが通行をされる場合など、ご注意ください。
(本エントリの写真・動画は望遠レンズで、いずれも離れた場所から撮影をしております)



■等々力緑地のカラスの警告文
からすの警告文

本サイトでは、約5年半前、2011/5/21エントリにおいても、等々力緑地のカラスに関する警告をご紹介しておりました。

等々力緑地は広い敷地に緑が多くありますので、動物や虫の営巣や繁殖などとの共存が必要となります。

市民向けの緑地として活用しつつも、こういった点には留意しておきたいですね。

【関連リンク】
川崎市ウェブサイト 等々力緑地
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園・公開空地 等々力緑地
2011/5/21エントリ 等々力緑地で、繁殖期のカラスにご注意
2015/5/26エントリ  南武線各駅開業88周年記念展示(4):「平間駅」
2015/6/9エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の、ツバメの巣
2016/3/6エントリ ごみ出しのルール無視が招いた、カラスの井田中学校生徒襲撃事件。カラスの子育てシーズンを迎え注意を喚起

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2016年
11月11日

イクメン育成「川崎パパ塾」が5回シリーズの最終2講座を受付開始、11/30(水)は平日夜開催でNPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントの安藤理事長が登壇

【Reporter:はつしも】

父親の地域参加を考える「川崎パパ塾」が、2016年10月29日(土)から12月10日(土)にかけて5回シリーズで開催されています。

このたび、第4回「地域との、ふれあい方」(11月30日開催)、第5回「子どもは、親を選んで生まれてきた」(12月10日開催)の募集がスタートしましたので、お知らせします。

■「川崎パパ塾」第4回「地域との、ふれあい方」
「川崎パパ塾」第4回「地域との、ふれあい方」

■「川崎パパ塾」第5回「子どもは、親を選んで生まれてきた」
 川崎パパ塾 第5回

■「川崎パパ塾」の開催概要
開催日 2016年10月29(土)・11月5日(土)・11月19日(土)・11月30日(水)・12月10日(土)
会場 武蔵小杉駅周辺を予定(※開催回によって異なります)
対象 子育てに関心のあるパパならびにママ(プレパパ・プレママも可)
※ご夫婦での参加・ママのみでの参加も歓迎しています
受講料 大人1名100円/1講座
ウェブ ●facebookページ
https://www.facebook.com/KawasakiPapaJyuku/
主催 川崎パパ塾
後援 NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント
協力 武蔵小杉ワーキングマザー交流会/武蔵小杉ライフ

「パパ塾」は、2010年から継続的に活動をしている、ボランティア自主企画によるパパの学習活動です。
「パパが変われば、家族と地域が変わる」をテーマに、父親の子育て参加や、相互のネットワーク作り、社会参加がしやすい環境づくりなどを促進する取り組みを行っています。

■「川崎パパ塾」のスケジュール
開催日時

内容

Web
1.10月29日(土)
10:15~12:00

●「夫婦のパートナーシップ」
ロジカル・ペアレンティングLLP代表  林田 香織

開催報告
2.11月5日(土)
10:15~12:00

●「『叱る』と『怒る』を考える」
NPO法人子どもすこやかサポートネット理事 高祖 常子

開催報告

3.11月19日(土)
10:15~12:00

●「絵本の選び方」
絵本ナビ 役員 奥平 亨

受付中
Web
4.11月30日(水)
19:00~20:50

●「地域との、ふれあい方」
NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント理事長 安藤 均

受付中
Web
5.12月10日(土)
15:30~17:30

●「子どもは、親を選んで生まれてきた」
池川クリニック院長 池川 明

受付中
Web

今回の「川崎パパ塾」の5回のプログラムのうち、「第1回」「第2回」についてはすでに盛会のうちに終了しています。

「川崎パパ塾」のfacebookページに簡単な開催報告がアップされていますので、上記リンクよりご参照ください。

■完了分の開催風景
完了分の開催風景

開催風景

開催風景
※写真提供:川崎パパ塾

まだ申し込み受付中の「第3回」(11月19日開催)に続いて、今回申込みがスタートしたのが「第4回」(11月30日開催)「第5回」(12月10日開催)です。

「第4回」は「地域との、ふれあい方」と題し、NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントの安藤均理事長が登壇します。

子供たちのために「安全・安心なまちづくり」を実現しようとしたとき、ひとりではできないことがあります。

周辺地域の皆さんのご協力を得ながらまちづくり活動に尽力してきた、同法人理事長の安藤氏が長年の地域活動経験に基づいたお話をされる予定です。

■NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント理事長 安藤均さん
安藤さん 

安藤理事長については、「コスギフェスタ2015」の際にインタビューをさせていただきました。

長く地元を見てきた、温かい視座が印象的でした。

当時のインタビューについては、2015/10/12エントリをご参照ください。


そしてシリーズの最後を飾る「第5回」は、「子どもは、親を選んで生まれてきた」と題し、池川クリニック院長の池川明氏が登壇します。

池川氏は不思議な「胎内記憶」の世界について語ります。
赤ちゃんはなぜ生まれてきたのか、どんな風にしてやってきたのか・・・、赤ちゃんがパパ・
ママに伝えたいことを、胎内記憶のお話から紐解いていきます。

■「第4回 地域との、ふれあい方」が平日夜開催される中原市民館
「なかはらっぱ祭り」が開催された中原市民館 

この5回シリーズは基本的に土曜日開催となっていましたが、「第4回」のみは平日夜の開催となります。
東急武蔵小杉駅前の中原市民館にて、11月30日(水)の19時からスタートします。

ご家庭の都合により休日、日中は参加しにくかった方は、この機会にいかがでしょうか。

【関連リンク】
川崎パパ塾 Facebookページ
森ノオト eco locoインタビュー 川崎パパ塾
絵本ナビ ウェブサイト
2013/11/18エントリ 中原市民館「喫茶室いおう中原」で、川崎パパ塾のミニ図書館「パパの本棚」運営中
2013/12/7エントリ 中原市民館で「川崎パパ塾」による絵本読み聞かせイベントが本日開催
2014/7/30エントリ パパが変われば、家族と地域が変わる。「NEXTパパ塾2014」が参加申込受付スタート
2014/10/1エントリ 「第9回なかはら子ども未来フェスタ」で開催、「川崎パパ塾」の折り紙ヒコーキ講座
2016/1/31エントリ 「川崎パパ塾」のミニ絵本図書館「パパの本棚」が、中原市民館から「COSUGI CAFE」へ移転
2016/10/16エントリ イクメン育成「川崎パパ塾」が5回シリーズ講座を開催、10/29(土)・11/5(土)の参加申込を「ママのみも歓迎」で受付中
2016/10/25エントリ イクメン育成「川崎パパ塾」が5回シリーズ講座の第3回「絵本の選び方」(11月19日開催)の参加申込受付開始

(NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント関連)
NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント
2015/10/12エントリ 武蔵小杉の「ひと」(10):「コスギフェスタ2015実行ワーキング・グループ」安藤均さん、奥村佑子さん

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2016年
11月10日

法政通り商店街「ナクール」向かいのビル建替えが店舗3フロアの商業ビルを計画、「クリーニングひまわり」は旧キャンドゥ跡地に移転へ

【Reporter:はつしも】

2016/1/17エントリにおいて、法政通り商店街の「モチヅキ楽器店」などが入居していたビルが、店舗・マンションの複合ビルに建て替えとなることをお伝えしました。

このたび同ビルのテナント募集がスタートし、5階建てのうち3階までが店舗になる計画であることがあきらかになりました。

■法政通り商店街のビル建設地
法政通り商店街のビル建設地

建替えられる建物は、法政通り商店街の入口近く、ナイスグランソレイユ武蔵小杉(メンズカジュアルショップ「ナクール」が1階に入居)の向かいにあります。

ここにはかつて「モチヅキ楽器店」、美容室「Ameri」などが入居していましたが、すでに閉店・移転などが行われています。
現在営業を続けているのは、1階の「クリーニングひまわり」のみとなっていましたが、同店も移転の段取りが決まりました。

■新ビルのテナント募集
新ビルのテナント募集

そしてこのたび、地元不動産店舗において新ビルのテナント募集がスタートしました。
これによると完成は来年、2017年を予定しているということです。

2、3階において30~40坪の区画を、坪単価最大23,000円で募集しています。
2階の40.01坪の区画ですと、月額家賃が約92万円ということになります。

■新ビルのイメージパース
新ビルのイメージパース

前回エントリ時点では、同ビルの店舗と住宅の構成がわかりませんでしたが、今回の募集により1~3階までが店舗であることがわかりました。

商店街の店舗建て替えでは1階のみが店舗で、あとは賃貸住宅というケースが多いと思いますが、これは住宅よりも店舗中心の「商業ビル」といってよいかと思います。

3フロアに店舗が複数入りそうですから、商店街としてもより活気が出るかもしれませんね。

■「クリーニングひまわり」移転のお知らせ
「kリーニングひまわり」移転のお知らせ 

冒頭に申し上げた通り、現在のビルで最後まで営業を続けていた「クリーニングひまわり」も、このたび移転の告知が行われました。

移転先は、かつて100円ショップの「キャンドゥ」が営業していた場所です。

■新ビルの「建築計画のお知らせ」
新ビルの「建築計画のお知らせ」

2016/1/17エントリ時点の当初計画では、新ビルを2016年3月着工、2016年12月竣工というスケジュールでした。

まだ未着工の状態であり完成スケジュールは遅れることが確実ですが、全テナントが移転することで、着工のめどが立ちました。

「クリーニングひまわり」移転後に現在の建物解体が行われ、順調にいけば、テナント募集情報通りに2017年完成ということになるのでしょう。

【関連リンク】
2015/12/18エントリ 法政通り商店街に「こうけん愛犬家ハウス」が期間限定オープン、土日に愛犬仕様リフォーム展示中
2016/1/17エントリ 法政通り商店街の「モチヅキ楽器店」等のビルが建替え、店舗・マンション複合の5階建てビルが2016年12月完成へ

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2016年
11月09日

体験型の駅構内イベント「武蔵中原ステーションラボ」開催レポート:鉄道ジオラマには武蔵小杉と富士通川崎工場?が登場、昔の電車写真も展示

【Reporter:はつしも】

2016年10月10日に、JR武蔵中原駅において体験型の駅構内イベント「武蔵中原ステーションラボ」が開催されました。

■「武蔵中原ステーションラボ」
武蔵中原ステーションラボ

「武蔵中原ステーションラボ」は、JR南武線・武蔵中原駅の改札内コンコースや一部駅員事務室を会場として開催されました。

当初本サイトでは改札外側の自由連絡通路あたりが会場ではないか、と想像していたのですが、実際には大部分のイベントが改札内での開催となっていました。

■南武線の記念撮影スポット
南武線の記念撮影スポット

改札を通過して最初に目に留まったのが、南武線の記念撮影スポットです。
行先表示が「武蔵中原」になっています。

「コスギフェスタ2016」の際には、行先表示が「コスギフェスタ」になった同様のツールが登場していました。
これはJR東日本が各地のイベントで、行先表示を変えながら共有しているものではないでしょうか。

■記念撮影用の駅員さん制服
記念撮影用の駅員さん制服

この記念撮影スポットでは、JR東日本の駅員さん制服を着ることができました。

大人用・子供用/男性用・女性用それぞれが用意されていましたので、ご家族みんなで撮影されている姿も見受けられました。

■JR東日本横浜支社のキャラクター「ハマの電チャン」
JR東日本横浜支社のキャラクター「ハマの電チャン」

ハマの電チャン

「コスギフェスタ2016」にも登場していた、JR東日本横浜支社のキャラクター「ハマの電チャン」です。

今回初めて気づきましたが、後頭部には名前が入っていたのですね。

■「ハマの電チャン」とのじゃんけん大会
「ハマの電チャン」とのじゃんけん大会 

人気者の「ハマの電チャン」と、じゃんけん大会です。
シンプルですが、結構熱く盛り上がるものです。

■ぬりえとペーパークラフト
ぬりえとペーパークラフト

ぬりえとペーパークラフト

こちらは、ぬりえとペーパークラフトのコーナーです。
新幹線「はやぶさ」「かがやき」など、JR東日本の車両が題材になっています。

■ぬりえの展示
ぬりえの展示

なお、このぬりえは、「にじいろ保育園武蔵新城」の子供たちによる作品が階段のところに年齢別に展示されていました。

年齢が上がっていくと、さすがに塗り方が上手になっていきます。

■電車ジオラマ展示
電車ジオラマ展示

■ジオラマの南武線
ジオラマの南武線

人気を集めていたのが、電車ジオラマ展示のコーナーです。
ひとり数分ずつ、電車を操作することができます。

■中原電車区と武蔵小杉?
中原電車区と武蔵小杉?

このジオラマの中には、中原電車区の向こうに高層ビル群がありました。
これは武蔵小杉のイメージでしょうかね。

■富士通川崎工場本館?
富士通川崎工場本館? 
 
そしてこちらのビルは、なんとなく「富士通川崎工場本館」という気がいたします。

■富士×2=富士通?
富士×2=富士通?

富士通のロゴがあるべきところを見ると、「富士」がふたつ…。
これは「富士×2=富士通」ということでしょうか?
 
■実際の富士通川崎工場本館
富士通川崎工場への接続部 

実物の富士通川崎工場本館と比べると、これはあきらかにモデルであることがわかりますね。

■マジックハンド体験
マジックハンド

会場内に戻りまして次にご紹介するのは、自動改札のスペースを利用した「マジックハンド体験」です。

シンプルな体験企画ですが、子どもたちが「線路に物を落としたからといって自分で降りたりせず、マジックハンドで取ってもらう」ことを学習することができます。

常識のようでいて、いざというときに理解できていないこともありえますから、体験的に知っておくことが大切ではないでしょうか。

■ステーションラボの「Suicaペンギン」
ステーションラボの「Suicaペンギン」

コンコースを進んでいくと、大きな「Suicaペンギン」がありました。
これはペットボトルのキャップを集めて作ったものです。

■踏切支障報知装置の体験
踏切支障報知装置

■列車非常停止警報機の体験
列車非常停止警報機 

続いてこちらは「踏切支障報知装置」「列車非常停止警報機」のボタン体験です。

鉄道はできれば何事もなく運行してほしいところですが、さまざまな要因によって、このような非常ボタンを押さなくてはいけないケースもあります。

踏切やホームに必ず設置してあるものですので、いざという時、本当に必要なときに的確に押せるよう、一度体験しておくことも大切かもしれません。

■駅事務室による「ゲーム体験ゾーン」
駅事務室による「ゲーム体験ゾーン」

そしてコンコースの一番奥には、「ゲーム体験ゾーン」がありました。
ここは駅事務室で、通常は入ることができませんが、「武蔵中原ステーションラボ」のために特別に開放されていました。

■電車釣りゲーム
電車釣りゲーム

■間違いさがしゲーム
まちがい探しゲーム

■ハマの電チャン神経衰弱
ハマの電チャン神経衰弱

■でんしゃdeあみだくじゲーム
でんしゃdeあみだくじゲーム

このゲーム体験ゾーンでは、「電車釣りゲーム」「間違いさがしゲーム」「ハマの電チャン神経衰弱」「でんしゃdeあみだくじゲーム」を楽しみつつ、電車グッズをもらうことができました。

「でんしゃdeあみだくじゲーム」は、自分で分岐点を好きなように操作して、プラレールであみだくじをするものです。
スタート時点では、「あたり」の場所はわからず、電車がスタートしたらオープンになります。

■武蔵中原の「昔の電車」の写真展示
武蔵中原の昔の電車の展示

昔の電車の写真展示

また、「ゲーム体験ゾーン」では、武蔵中原駅でかつて見ることができた、「昔の電車」の写真展示を行っていました。

お子さんがゲームをしている間、大人がこれらの展示を楽しむことができるという構成です。

■武蔵小杉ライフFacebook版 武蔵中原ステーションラボの写真展示(全写真)


本エントリでは展示の全てをご紹介しきれませんので、すべての展示写真をFacebook版にアップいたしました。
ご関心のある方は、こちらもご参照ください。


「武蔵中原ステーションラボ」のレポートは、以上です。
今回はじめてご紹介いたしましたが、武蔵中原駅構内の限られたスペースを最大限活用して、相乗以上にさまざまな企画が展開されていました。

武蔵小杉駅でも東急電鉄がイベントを開催したりしていますけれども、JR武蔵中原駅も隣接の「中原電車区」の一般開放イベントなど、さまざまな取り組みを行っています。

このような地域向けの催しが各駅で行われているのは、なかなか良いですね。

【関連リンク】
2007/9/28エントリ 南武線の車庫・中原電車区
2011/4/13エントリ 南武線快速電車が運行開始
2012/5/30エントリ 中原電車区の鶴見線車両と、クモヤ145形
2013/1/24エントリ JR武蔵中原駅の発車メロディがフロンターレの応援歌に
2015/5/9エントリ 南武線各駅開業88周年記念展示(2):「武蔵中原駅」
2016/10/9エントリ JR武蔵中原駅が体験型駅構内イベント「武蔵中原ステーションラボ」を10月10日(月)開催、各種体験企画や電車ジオラマ展示などを展開

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2016年
11月08日

「マクドナルド新丸子駅店」跡地で高架橋の補強工事を実施、2017年秋に新店舗オープンへ

【Reporter:はつしも】

2016年1月31日に、東急新丸子駅改札内の「マクドナルド新丸子駅店」が閉店しました。

その後高架橋の補強工事が始まりまして、その目隠しとして2017年秋に新店舗がオープンすることを告知するイラストが登場しました。

■「マクドナルド新丸子駅店」跡地
マクドナルド新丸子駅店跡地

マクドナルド新丸子駅店は、東急新丸子駅の改札口正面コンコース、上り・下りホームへの階段の間で2002年から14年間営業を続けていました。

東急線の複々線化工事が完成し、東急目黒線が武蔵小杉まで延伸されたのが2000年ですから、その2年後にこのテナント区画に出店したことになります。

前述の通り、同店は2016年1月31日に閉店しまして、閉鎖されたままの状態が続いていました。

■マクドナルド新丸子駅店跡地に貼り付けられたイラスト
跡地に登場したイラスト 

マクドナルド新丸子駅店の跡地に登場したのが、こちらのイラストです。
シンプルなデザインで、駅を利用する人々が描かれています。

■「高架橋補強工事に伴い、お店はお休みしています。」
「高架橋補強工事に伴い、お店はお休みしています。」

イラスト内の吹き出しを個別にみていくと、この店舗閉店は、高架橋補強工事に伴うものであることが記載されていました。

■2017年秋新店舗オープン
2017年秋頃新店舗オープン

高架橋補強工事は、まだ約1年続くようです。
その後、2017年秋頃にはまた新店舗がオープンするということです。

…おや、写真中央の人の頭の上には、ハンバーガーらしいものが載っていますが…。

■ハンバーガーとポテト
ハンバーガーとポテト?

またこちらは間違いなく、ハンバーガーとポテトですね。

どこにもマクドナルドとは書いてありませんが、少なくともマクドナルドを念頭に置いて書いたイラストであることは間違いなさそうです。

果たしてこれが、新店舗がマクドナルドであることを暗に示しているものなのか、それとも単に旧店舗としてのマクドナルドを偲んでいるものなのかは、まったくわかりません。

あと1年後には新店舗がオープンする予定だそうですから、エキナカとして利便性の高い店舗ができることを期待して待ちたいと思います。

店舗内柱補強工事のお知らせ 

高架橋の補強工事はすでに着手されていまして、2017年1月末まで続く予定です。

そこから2017年秋の店舗オープンまでは、まだかなり時間が空きますね。

■新丸子駅改札口から見た店舗区画
新丸子駅改札口から見た店舗区画

この店舗区画は、新丸子駅の改札口から正面に見えます。

東急線を利用しない方でも、改札前の自由連絡通路を通った際には目に留まるのではないでしょうか。



■同じく高架下の「マクドナルド武蔵小杉駅前店」跡地
同じく高架下の「マクドナルド武蔵小杉駅前店」跡地

同じく高架下の「マクドナルド武蔵小杉駅前店」跡地 

同じく東急線高架下では、武蔵小杉駅北口の「マクドナルド武蔵小杉駅前店」が10月10日に閉店をしていました。
こちらも今後、高架橋の補強工事が行われるようです。

東急高架下では、他の区間でも補強工事によって公園の閉鎖などが行われています。

■マクドナルド武蔵小杉店の閉店
閉店のご挨拶 

武蔵小杉駅周辺では「マクドナルド武蔵小杉店」「武蔵小杉駅前店」「新丸子駅店」が続けて閉店し、マクドナルドが消滅するという事態に至りました。

これはマクドナルドの経営再建の一環でもありますが、高架下の店舗については、東急線の高架橋補強工事の影響を受けた不運もあったようです。

ただ補強工事の計画などはある程度事前にわかっていたはずで、「マクドナルド武蔵小杉店」も閉店する中で店舗移転等の手当てがなされなかったのは、やはり全体として経営合理化の要因があったと考えるべきではないでしょうか。

高架橋の補強工事が完了した旧店舗の場所か、あるいはまた新しい場所か、いずれにせよ武蔵小杉再出店を期待する方もいらっしゃることと思います。

■新丸子駅店オリジナルのポスター
新丸子駅店オリジナルのポスター

【関連リンク】
2016/2/5エントリ 「マクドナルド新丸子駅店」「ナチュラルローソン東急武蔵小杉駅前店」が1月31日閉店、「マクドナルド武蔵小杉店」が2月末閉店決定
2016/2/29エントリ マクドナルド武蔵小杉店が、31年の歴史に幕。本日20時フィナーレをレポート
2016/4/11エントリ 「マクドナルド武蔵小杉店」跡地1階に調剤薬局「飛鳥薬局」が出店決定、聖マリアンナ医科大学東横病院の受け皿に
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2016/9/18エントリ 東急高架下「マクドナルド武蔵小杉駅前店」が10月10日(月)21時閉店、武蔵小杉からマクドナルドが消滅
2016/10/10エントリ 「マクドナルド武蔵小杉駅前店」本日21時に16年の歴史に幕、「武蔵小杉店」「新丸子駅店」に続く閉店によりマクドナルドが武蔵小杉完全撤退

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2016年
11月07日

小杉町3丁目東地区再開発:建物解体により11月15日から2020年3月まで車両通行止め、メガネのオーサカ・中国料理一番が2019年秋頃まで現店舗で営業継続

【Reporter:はつしも】

現在、武蔵小杉駅西側の「武蔵小杉駅前通り商店街」を中心として「小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業」による立ち退きが進んでいます。
この工事プロセスが一部変更されまして、再開発地区北側で本年度中に立ち退きを予定していた「メガネのオーサカ」「中国料理一番」のビルはぎりぎりまで取り壊しを行わず、両店舗は2019年秋頃まで現地で営業を継続することになりました。

両店舗は2020年4月頃に完成する再開発ビルに、あらためて入居するかたちになります。

一方、「旧中原図書館」「川崎信用金庫」「旧ダイソー」など再開発地区北側では、今月より解体工事がスタートします。
これにより、旧中原図書館以北の道路が11月15日(予定)より2020年3月下旬まで、3年半にわたって通行止めになることが現地で告知されました。

■小杉町3丁目東地区のマップ
小杉町3丁目東地区のマップ

■小杉町3丁目東地区の既存ビル
小杉町3丁目東地区の既存ビル

小杉町3丁目東地区では、これまで多くの既存商店、金融機関等が営業を続けてきました。

同地区の再開発事業は、これらの既存構築物をすべて再開発ビルにまとめて建て直しを行うもので、低層部の商業・業務施設と高層部のタワーマンションで構成されています。

■当初は仮店舗移転が発表されていた「メガネのオーサカ」
当初は仮店舗移転が告知されていた「メガネのオーサカ」

既存構築物の解体は本年度中の着手がかねてから予定されていまして、今年に入ってから続々と店舗等の移転が続いていました。
その中でも老舗の「メガネのオーサカ」については、再開発地区内に建設される仮設店舗に一旦移転を行い、再開発ビルが完成後に再移転を行う予定であることが6月頃には同店から正式に告知されていたのですが、その計画がこのたび下記の通り変更になりました。

■「メガネのオーサカ」の再開発スケジュール変更
●当初計画:2016年度中に仮店舗に移転・建物解体⇒2020年4月頃完成予定の再開発ビル移転
  ↓  ↓  ↓
●変更計画:2019年秋頃まで現店舗で営業⇒2020年4月頃完成予定の再開発ビル移転


当初先行して解体されるはずだった、同店が入居する「サンビルディング」がぎりぎりまで解体しなくても良いことになりまして、同ビルに入居する「メガネのオーサカ」「中国料理一番」がそのまま営業できる段取りになったわけです。

■「メガネのオーサカ」のカスタマー向け案内
「メガネのオーサカ」のカスタマー向け案内

■メガネのオーサカ 小杉町3丁目東地区再開発についてのご案内
http://www.megane-osaka.jp/blog.html

これに対応して、「メガネのオーサカ」では、カスタマー向けに新たな計画のご案内を郵送するとともに、同店のウェブサイトでも告知を掲載しています。
前述の通り、同店では仮設店舗への移転をすでにご案内されていましたので、実務的にはたいへんな部分があったかもしれません。

■「中国料理 一番」
「中国料理 一番」

■「中国料理 一番」の店頭のご案内
「中国料理 一番」の店頭のご案内

そして「メガネのオーサカ」と同じサンビルディングに入居する「中国料理一番」も、同様に現店舗のまま2019年秋頃まで営業を続ける旨、店頭に告知を出していました。

■先行して移転した店舗跡地
先行して移転した店舗跡地

本サイトでもお伝えしてきた通り、このサンビルディングでは、S.N.Bビルディングに移転した美容室「Ash」や洋服お直し店舗など、既存店舗が先行して移転を完了してしまっています。
同ビルが2019年秋まで営業を継続できるのであれば、店舗によっては必ずしも移転は必要なかったかもしれず、この計画変更が本当に土壇場で行われたことを物語っています。

■「吉田ユミ音楽教室」のオープン
http://www.yumi-piano.sakura.ne.jp/
 
そのようなわけで、「メガネのオーサカ」隣の同ビル1階路面に、「吉田ユミ音楽教室」が新たに入居することになりました。
「ビルの立ち退き・解体」から「新店舗のオープン」へと、180度方向転換したかたちになりますね。

■11月15日からの通行止めのご案内
11月15日からの通行止めのご案内

11月15日からの通行止めのご案内

■解体工事がスタートする「旧中原図書館」以北のエリア
解体工事がスタートする「旧中原図書館」以北のエリア

そして再開発地区の「旧中原図書館」以北のエリアでは、解体工事着手のために11月15日(予定)より上記案内図の道路が車両通行止めとなります。
この車両通行止めは2020年3月下旬まで、約3年半の再開発工事期間を通して続くことになります。

■当面通行が可能な「みずほ銀行」脇の歩道
当面通行が可能な「みずほ銀行」脇の歩道

今回の解体工事エリアには、「みずほ銀行武蔵小杉支店」が入っていません。
同支店とイトーヨーカドーの間の細い歩道が、当面の歩行者の迂回ルートです。

これから再開発ビルが完成するまでの長期間、周辺では車両・歩行者導線の切り回し等、さまざまなやりくりが必要になるものと思います。

■11月19日閉店「清水薬局」
11月19日閉店「清水薬局」の閉店セール

なお、「中国料理一番」の隣、再開発地区南端にあたる「清水薬局」(11月19日閉店)では、閉店セールのお知らせが掲示されていました。

57年の歴史に幕を下ろすということで、こちらも武蔵小杉ではかなりの老舗でしたね。



さて一方、「メガネのオーサカ」「中国料理一番」の移転が当面不要になったことに伴って、情勢が流動的になってきたのが「仮設店舗」の動向です。

■仮設店舗の建設予定地(写真手前)
仮設店舗の建設予定地

小杉町3丁目東地区では、従来不動産店舗が営業をしていた上記写真手前の場所に3階建ての仮設店舗を建設するものとしていました。
ここには当初は「小杉こども文化センター」のほか「メガネのオーサカ」が移転入居を行う前提となっていましたが、少なくとも「メガネのオーサカ」「中国料理一番」は当面入居する必要がなくなったわけです。

仮設店舗には現在の「TSUTAYA」も入居が濃厚とされていましたが、何しろこれだけ計画の前提が変更されてきているわけですから、仮設店舗についても動向は流動的と考えた方が無難ではないでしょうか。

また確認できることがあれば、お伝えしたいと思います。

■小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業のイメージパース
小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業のイメージパース 
 
【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区 東地区
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:スーパーマーケット イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店
2013/6/28エントリ 「マルエツ小杉店 ダイソーFC店」が240坪で本日オープン
2015/4/8エントリ 小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業の組合設立認可と、商業・業務・公共公益施設の概要
2016/12/14エントリ 小杉町3丁目東地区再開発で相次ぐ、既存店舗等の立ち退き。2016年3月末で「小杉こども文化センター」が閉館、2月17日に児童向け説明会を開催へ
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2016/3/10エントリ 小杉町3丁目東地区再開発:旧中原図書館の暫定バイク駐車場が6月末閉鎖、再開発地区内の移転進む
2016/6/6エントリ 「小杉こども文化センター」代替施設が中原区役所敷地内に6月1日暫定開設、小杉町3丁目東地区再開発地区内に整備する仮施設に同施設や「メガネのオーサカ」が移転へ
2016/7/4エントリ 小杉町3丁目東地区再開発:「川崎信金武蔵小杉支店」が2016年10月11日府中街道沿いに移転決定、旧中原図書館のバイク駐車場が6月末で閉鎖完了
2016/9/6エントリ 大野屋前の「旧第一勧業銀行」跡地を「みずほ銀行武蔵小杉支店」として再整備、小杉町3丁目東地区再開発により現店舗から移転へ
2016/9/22エントリ 小杉町3丁目東地区の「ダイソー マルエツ小杉店」が10月12日(水)閉店決定、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店4階にダイソー新店が10月28日(金)オープンへ
2016/9/23エントリ 小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業の権利変換計画を川崎市が本日認可、商業・業務・公共施設4フロア・24区画の平面図が公示
 ・2016/10/28エントリ 「ダイソーイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」本日オープン、220坪で旧店舗の9割以上の売場面積を確保/新星堂に続き中原ブックランドイトーヨーカドー店閉店

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2016年
11月06日

本日開催「第10回新丸子阿波踊り」レポートと、新丸子駅西口駅前広場

【Reporter:はつしも】

本日、新丸子駅周辺の商店街において「第10回新丸子阿波踊り」が開催されました。

■「第10回新丸子阿波踊り」
第10回新丸子阿波踊り 

「新丸子阿波踊り」は、同実行委員会及び丸子多摩川観光協会が主催する新丸子の恒例イベントです。

第10回目となる今回は、昨年に引き続いて「多摩川丸子連(まりこれん)」「志留波阿連」「朱雀連」「やっとこ連」が登場しました。


本イベントは新丸子駅周辺の5商店街で開催されていまして、昨年は綱島街道よりも東側の「八幡町共進会」での阿波踊りをご紹介いたしました。
今年は新丸子駅西口の商店街の様子をお伝えしてみたいと思います。

■「志留波阿連」
「志留波阿連」

阿波踊りのグループのことを「連」といいましして、本場の徳島県では多くの「連」が活動しています。
現在では徳島県だけでなく日本全国に阿波踊りは広がっていまして、新丸子では「コスギフェスタ」などでおなじみの「多摩川丸子連」が活動しています。

新丸子駅西口・iDAiモールよりも一本北側の商店街を練り歩いてきたのは、「志留波阿連」です。
「志留波阿連」は、都内でも阿波踊りが盛んな高円寺で活動している「連」です。

■「女踊り」
女踊り

「女踊り」 

阿波踊りには大きく分けて「男踊り」と「女踊り」があります。

「男踊り」は力強さやコミカルな動きが魅力で、基本的に足袋で踊ります。
「女踊り」は優美さ・艶っぽさが特徴で、多くの場合は上記写真のように浴衣に草履を履き、編笠をかぶっています。

■「男踊り」
男踊り

そして「志留波阿連」の「男踊り」は、たいへんダイナミックな動きが魅力でした。

このときには鳴り物もここぞとばかりに大きくなり、盛り上がります。

■女性の「男踊り」
女性の「男踊り」

そして「男踊り」は男性だけのものでなく、女性が踊ることもあります。

「志留波阿連」の女性による「男踊り」は、男性のように激しく舞い踊るものではありませんが、元気いっぱいでした。

「女踊り」は比較的ポーカーフェイスですけれども、「男踊り」は表情がたいへん豊かなのも魅力かと思います。

■子供たちも集合
子供たちも集合

最後には子供たちも加わって、全員集合です。
年齢も幅広く、阿波踊りの全国的な定着ぶりをあらためて感じるところです。

■鳴り物もご一緒に、移動
鳴り物がうしろについて、移動

そして鳴り物の一団がうしろについて、「志留波阿連」は移動していきます。

この鳴り物は男踊り・女踊りに合わせてメリハリがきいていました。

■新丸子駅西口駅前広場の「やっとこ連」
新丸子駅西口駅前広場での「やっとこ連」

新丸子駅西口の駅前には、三角形の小さな広場があります。

広場が「新丸子阿波踊り」のステージになりまして、このときは「やっとこ連」が舞い踊っていました。
「やっとこ連」は、下北沢からの遠征です。

■2010年11月に整備された駅前広場
2010年11月に整備された駅前広場 

この新丸子西口駅前広場は、2010年11月に整備されたものでした。

スペースとしては昔からあったのですが、かつては放置自転車などで占拠されていまして、現実的に何も活用ができない状態になっていました。

そこに車止めめを設置して自転車が入れないようにし、イベント時などに車止めを外して広場として活用できるかたちにしたのです。

■「インユニカフェ」での活用
「インユニカフェ」での活用

こちらは、広場完成を記念して当時開催された「インユニカフェ」での活用の様子です。
詳細は2010/12/13エントリでレポートさせていただきました。

同じ「三角形の駅前広場」である「こすぎコアパーク」に比べるとかなり小さいですけれども、こういったオープンスペースが駅前にあることは非常に大切かと思います。

東急元住吉駅なども、イベントスペースがあるとさまざまな商店街イベントなどが展開しやすいのではないでしょうか。


新丸子駅西口駅前広場は、今回の「新丸子阿波踊り」だけでなく、今後も有効活用されていくことと思います。

【関連リンク】
多摩川丸子連 facebookページ
高円寺阿波おどり 志留波阿連 ウェブサイト
高円寺阿波踊り 朱雀連
下北沢一番街やっとこ連 ウェブサイト
2010/12/13エントリ 新丸子駅前広場完成記念「Inuni Cafe(インユニカフェ)」開催レポート
2015/11/30エントリ 新丸子をめぐる、4つの「連」。「新丸子阿波踊り」

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2016年
11月05日

「第5回関東労災病院 病院祭」レポート番外編:武蔵小杉の最新パノラマと、元住吉・新川崎・二子玉川など周辺の眺望

【Reporter:はつしも】

2016年11月3日(木)に、「第5回関東労災病院 病院祭」が開催されました。
その内容につきましては、同日のエントリにおいて詳細レポートをさせていただいたところです。

本エントリでは、詳細レポートでは割愛させていただいた、「病院見学ツアー」で訪問した同病院の屋上ヘリポートからの風景について、ご紹介したいと思います。

■関東労災病院の屋上ヘリポートから見た武蔵小杉の高層ビル群
関東労災病院屋上ヘリポートから見た武蔵小杉の高層ビル群

「関東労災病院 病院祭」では、毎回「病院見学ツアー」を事前予約制で実施しています。
このツアーでは屋上ヘリポート、地下免震構造、手術室を順番に見学していきます。

屋上ヘリポートはドクターヘリが降り立つこともあり、緊急時の医療にも対応する同病院のたいへん重要な機能です。

このヘリポートからは、武蔵小杉周辺の景色を360度、一望することができます。

■関東労災病院からのパノラマ(縮小)
屋上ヘリポートからのパノラマ

今回、2012年・2015年に続いて屋上ヘリポートからのパノラマ画像を作ってみました。

建物名称などを記載した「ガイドあり」、記載のない元画像の「ガイドなし」がありますので、お好きなほうでお楽しみください。

パノラマ画像(ガイドあり)
パノラマ画像(ガイドなし)

なお、下記が過去の画像です。

2012年パノラマ画像
2015年パノラマ画像

■建設が進む「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」
建設が進むパークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」 

ちょうど1年前、2015年の画像と比べると、プラウドタワー武蔵小杉の奥に「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」の建設が進んでいるなど、風景が変わっている部分があります。

■武蔵小杉駅周辺
東急武蔵小杉駅周辺 

武蔵小杉駅周辺では、今後さらにタワーマンションなどの建設が進んでいきます。

上記写真では武蔵小杉タワープレイスの手前あたりに、「小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業」によるタワーマンション、商業・業務施設の建設が着手されます。

なお、上記写真の手前のグラウンドは、東住吉小学校です。

■入居が進んだシティタワー武蔵小杉
入居が進んだシティタワー武蔵小杉

関東労災病院から見ると、黒い躯体の存在感が際立つのが「シティタワー武蔵小杉」です。

この1年間で入居が進んで、夜には多くの灯りがともるようになりました。

■法政二中・高
法政二中・高

ヘリポートから西側を見ると、法政大学第二中・高等学校の校舎と時計塔が見えました。

奥にはマルエツ中原店の看板も視界に入ります。

■ガーデンティアラ武蔵小杉と二子玉川ライズ
ガーデンティアラ武蔵小杉と二子玉川ライズ 
 
 もう少し北西に視点を移すと、ナイス分譲の600戸におよぶ大型マンション「ガーデンティアラ武蔵小杉」が目に留まります。

そしてその向こうには、二子玉川ライズのタワーマンションが見えました。
 
 ■元住吉駅方面
元住吉駅方面  
 
一方、南側には元住吉駅周辺の風景が広がっています。
元住吉駅の橋上駅舎を、このアングルで見る機会はあまりありませんので、新鮮でした。

 駅の東側には、屋上に巨大猫がいる「小山ワールドビルディング」の姿も見えます。
 
 また元住吉駅の向こうに遠く見える高層ビルは、新横浜のプリンスホテルです。
 
■みなとみらいのランドマークタワー
みなとみらいのランドマークタワー  

同じく横浜方面では、遠くランドマークタワーの姿も確認できました。
手前に見える大きな建物は、慶應義塾大学日吉キャンパスです。

■新川崎の高層ビル
新川崎の高層ビル

最後に、東側の風景も見ていきましょう。

こちらは新川崎の「パークシティ新川崎」、「新川崎三井ビルディング」です。

足元に見える「フーディアム武蔵小杉」に似た建物は、2015/3/26エントリでご紹介した「新川崎スクエア」です。

■中原平和公園の音楽堂
中原平和公園の音楽堂  

■県立住吉高等学校
県立住吉高等学校

また東側手前には、中原平和公園の音楽堂や、県立住吉高等学校もよく見えました。

このあたりは緑多く、晩秋には紅葉が美しいですね。
2015/12/16エントリでご紹介した「彫刻展示広場」あたりを散歩してみるのも、良いと思います。


屋上ヘリポートからの眺望ご紹介は、以上です。

関東労災病院は、ここから見える幅広い地域の医療を支えています。
「病院祭」の見学ツアーのみどころのひとつとして、本エントリではクローズアップしてお伝えいたしました。

来年も継続開催されると思いますので、またご紹介いたしたいと思います。

■関東労災病院
関東労災病院 

【関連リンク】
関東労災病院 公式ウェブサイト
2009/1/8エントリ 関東労災病院の新棟
2009/5/25エントリ 武蔵小杉で出産する:関東労災病院(前編)
2009/5/26エントリ 武蔵小杉で出産する:関東労災病院(後編)
2012/12/9エントリ 関東労災病院の病院見学会レポート:屋上パノラマと多彩な催しで初開催
2013/10/3エントリ 「第2回関東労災病院 病院祭」が2013年10月27日(日)開催
2014/11/8エントリ 「第3回関東労災病院 病院祭」レポート:手術室見学から医師・薬剤師体験まで多彩に開催
2015/1/29エントリ 関東労災病院のバラ園と、事務管理棟・職員宿舎建設計画
2015/11/28エントリ 「第4回関東労災病院 病院祭」開催レポート:武蔵小杉パノラマと、「ルーティン」を大切に支える地域医療
2016/9/13エントリ 「ドクターX」などで登場、関東労災病院で勝村政信さん・谷原章介さんのサインを展示、「もとすみフォトクラブ」写真展も開催中
2016/11/3エントリ 「第5回関東労災病院 病院祭」レポート:見学ツアー・ドクター体験・レントゲンクイズ・健康チェックなど企画充実

(記事中スポット関連)
2015/3/26エントリ 武蔵小杉目線で巡る、「新川崎スクエア」本日開業レポート
2015/12/16エントリ 中原平和公園の「彫刻展示広場」に並ぶ、7か国の彫刻家による9つの作品
 ・2016/2/6エントリ 元住吉駅前に竣工「小山ワールドディング」の、ブレーメンの音楽隊レリーフと巨大猫

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