武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2017年
01月14日

JR武蔵小杉駅が名所「よんれつ連絡通路」で「90年後の武蔵小杉駅ポスター絵画展」(一般公募)3月開催を決定、2月12日(日)まで「あなたの思い描く絵」を大募集

【Reporter:はつしも】

JR武蔵小杉駅が、南武線と横須賀線を結ぶ連絡通路の32連ポスターラックにおいて、一般公募による「90年後の武蔵小杉駅 ポスター絵画展」を開催することになりました。

2017年2月12日(日)まで、先着60名で作品の応募受付を行い、3月1日(水)~3月31日(金)の1か月間、作品が連絡通路の32連ポスターラックに展示されることになります。
 
■「90年後の武蔵小杉駅ポスター絵画展」の募集概要
内容 あなたの描いた絵が武蔵小杉駅の名所・乗換通路(32連)ポスターに飾られます!
テーマ あたなが思い描く90年後の武蔵小杉駅 
応募資格 どなたでもOK!(お一人様1点に限ります) 
応募方法  JR武蔵小杉駅北改札(南武線口)で専用用紙と応募用紙をお受け取りいただき、JR武蔵小杉駅北改札(南武線口)にご提出下さい 
応募形式  配布の専用用紙もしくはB判4つ切りサイズ(540×380mm)横書き
応募用紙の同意事項に記載・署名の上、作品とともにご提出下さい 
応募期間  2017年2月12日(日)まで
※ただし、先着60名様のため、定員に達し次第締め切りとさせていただきます 
お問い合わせ 詳しくは専用用紙と一緒にお渡しする「募集要項兼応募用紙」をご覧になるか、JR武蔵小杉駅の駅係員までお問合せ下さい
※ご応募いただいた方には記念品を差し上げます

■JR武蔵小杉駅連絡通路の32連ポスターラック
JR武蔵小杉駅連絡通路の32連ポスターラック

JR武蔵小杉駅の連絡通路には、32連のポスターラックが設置されています。

同駅は2012年8月、「よんれつ」と呼ばれるオリジナルキャラクターをここに展開しました。
本サイトが2012/8/22エントリ「武蔵小杉駅からのお願いです。」をtwitterとあわせて展開したことが起爆剤となって、ネット上では全国的に有名となったのがもう4年以上前のことです。

■かつての「よんれつ」
「よん れつ」
 
その後この場所からは、「ふるさと」「SS君」「カタツムリ君」「Suica君」「多摩川梨君」「ロボ君」などのキャラクターが生み出されてきました。

■「90年後の武蔵小杉駅 ポスター絵画展」
90年後の武蔵小杉駅ポスター絵画展 

ポスターラックにはしばらくの間、「ロボ君」によるスマホ歩き禁止キャンペーンが展開されていたのですが、このたびそれが入れ替えになりまして、「90年後の武蔵小杉駅ポスター絵画展」の告知がスタートしました。

ポスターの内容はエントリ冒頭に記載の表の通りですが、武蔵小杉駅としても「よんれつ連絡通路」を「名所」として公認していることがわかります。

■「あなたのえがく」
「あなたのえがく」

■「90年後の武蔵小杉が」
「90年後の武蔵小杉が」

■「この場所に掲示されます!!」
「この場所に掲示されます!!」

「あなたのえがく90年後の武蔵小杉がこの場所に掲示されます!!」(30文字)

上記30文字の前後に、前掲の「90年後の武蔵小杉駅ポスター絵画展」の告知を1枚ずつ入れて、合計32連ポスターです。

今回の応募定員は先着60名ですから、ポスターラック1か所につき2枚を掲示すると、ラック30か所を使用する形になります。
そして残り2か所に絵画展のタイトルのようなものを入れる構成になるのではないでしょうか。

■ポスターに隠れる「モグラ君」
ポスターに隠れる「モグラ君」

■同じく「南武線君」
同じく「南武線君」

告知ポスターの中には、これまでに登場していた「モグラ君」や、「南武線君」が隠れていますので、探してみてください。

■応募用紙を配布中の南武線口の改札
応募用紙を配布中の南武線口改札

「90年後の武蔵小杉駅ポスター絵画展」の応募用紙は、南武線口の改札窓口で配布されています。また応募場所も、こちらとなります。

窓口そば(写真奥)にも絵画展の告知が掲示されていますので、「これの応募用紙を下さい」と窓口の方に声をかけるとスムーズかと思います。

■窓口で配布中の専用応募用紙
専用の応募用紙 

また、応募された方には、記念品が贈呈されます。
ただし前述の通り先着60名となっていますので、掲示を希望される方は、ぜひお早めに窓口まで持ち込んでくださいね。

【関連リンク】
2012/8/22エントリ 「武蔵小杉駅からのお願いです。」
2012/8/29エントリ 2012年9月6日発売「武蔵小杉Walker」にJR武蔵小杉駅の「よんれつ」掲載決定
2012/9/5エントリ 9月6日(木)発売「武蔵小杉Walker」前日早読みレポート、「よんれつ」無事掲載
2012/10/2エントリ JR武蔵小杉駅のみどりの窓口に、動く「よんれつ」が再登場
2012/11/28エントリ 武蔵小杉駅から「よんれつ」で、「ふるさと」へ帰ろう
2012/12/11エントリ JR武蔵小杉駅の「よんれつ」新作、「ふるさと」が大幅拡張
2013/4/22エントリ JR武蔵小杉駅に「よんれつ」後継「SS君」投入、湘南新宿ラインの魅力をご紹介
2013/9/26エントリ JR武蔵小杉駅が連絡通路で「秋田デスティネーションキャンペーン」を展開
2013/11/15エントリ JR武蔵小杉駅のカタツムリ君が、時速4kmのゆっくり歩行を呼びかけ中
2013/12/15エントリ JR湘南新宿ライン「速いぞ!」に対抗、東急東横線「速い、だけじゃない。」
2014/3/4エントリ JR武蔵小杉駅が新キャラクター「Suica君」を投入、定期券の早期購入を呼びかけ中
2014/3/10エントリ JR武蔵小杉駅が新キャラクター「Suica君」を連絡通路に全面投入、定期券の早期購入をさらに呼びかけ中
2014/6/14エントリ JR武蔵小杉駅連絡通路に山形ディスティネーションキャンペーン「きてけろくん」が登場
2014/8/6エントリ JR南武線新型車両「E233系」が2014年10月導入、新型車両で叶える「あなたの夢」募集中
2014/9/17エントリ JR武蔵小杉駅の「カタツムリ君」が南浦和駅に進出、連絡通路でゆとり歩行を呼びかけ中
2014/10/4エントリ JR南武線新型車両「E233系」本日投入、武蔵小杉駅等で記念商品販売と「懐かしの写真展」がスタート
2014/10/23エントリ 南武線エキナカで、地産地消。「多摩川梨ジャム」使用商品を販売中
2014/10/30エントリ JR武蔵小杉駅の連絡通路で新キャラクター「多摩川梨くん」が南武線新型車両「E233系」を紹介中
2015/4/19エントリ JR武蔵小杉駅の連絡通路で「ふくしまデスティネーションキャンペーン」展開、福島の歴史・自然・温泉・遊びをお勧め中
2015/4/23エントリ JR武蔵小杉駅が「ふくしまデスティネーションキャンペーン企画 列車クイズ」を開催、全問正解者に横浜支社特製クリアファイルをプレゼント
2015/6/24エントリ ふたたび、「武蔵小杉駅からのお願いです。」よんれつ通路で「スマホ君」がスマホ歩き禁止を呼びかけ中
2015/9/10エントリ JR武蔵小杉駅が「よんれつ」など連絡通路の歴代キャラクターを紹介、「スマホ君」の正式名称「ロボ君」を発表
2015/10/27エントリ JR武蔵小杉駅の新型自動改札機に連絡通路のキャラクター「モグラ君」が登場
2016/4/20エントリ JR武蔵小杉駅連絡通路のオリジナルキャラクター「ロボ君」「カタツムリ君」「モグラ君」がびゅうプラザ前に登場、おトクなきっぷをご案内

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2017年
01月13日

東急電鉄が東横線初の座席指定有料列車「S-TRAIN」の詳細を発表、武蔵小杉駅通過・自由が丘駅停車で3月25日(土)より運行開始

【Reporter:はつしも】

東京急行電鉄ほか東横線直通3社が、2017年3月25日(土)のダイヤ改正より導入する有料の座席指定制直通列車についての詳細を1月10日に発表しました。
愛称は「S-TRAIN」となり、土休日に「西武秩父駅」~「元町・中華街駅」間、平日に「所沢駅」~「豊洲駅」間において運行されます。

東横線・みなとみらい線内においては、「元町・中華街駅」「みなとみらい駅」「横浜駅」「自由が丘駅」「渋谷駅」に停車し、「武蔵小杉駅」は通過することが決定しました。

また1月11日より、「S-TRAIN」のウェブサイトも公開されています。

■東急電鉄ニュースリリース 2017年3月25日(土)から「S-TRAIN」運行開始!
http://www.tokyu.co.jp/company/news/list/?id=2520
■「S-TRAIN」ウェブサイト
http://www.s-train.jp/

■「S-TRAIN」(西武鉄道新型通勤車両・40000系)
「S-TRAIN」
※東急電鉄ニュースリリース・S-TRAINウェブサイトより。以下同じ。

「S-TRAIN」は、西武鉄道の新型通勤車両「40000系」が使用されます。
同車両は通常の通勤車両としても使用されますが、有料の座席指定制列車として運行する場合のみ、「S-TRAIN」という愛称がつけられることになります。

■「S-TRAIN」のロゴ
「S-TRAIN」のロゴ

「S-TRAIN」には、
●「通勤・通学などのさまざまなシーン(Scene)」
●「全席指定でゆったり座れる席(Seat)」
●「乗り換えのない(Seamless)直通運転の便利さ」

という意味が込められています。

リリースにはありませんが、西武鉄道を軸に2方面に運行される列車ですので、西武鉄道の「S」という意味も裏側には込められているかもしれません。

■運行路線図
運行路線図

運行路線図

冒頭に申しあげた通り、「S-TRAIN」は武蔵小杉駅には停車しません。
自由が丘駅に停車しますので、同駅での対面ホームでの乗換えを行うことになります。

土休日は元町・中華街と西武秩父を結ぶ観光列車、平日は豊洲と所沢を結ぶ通勤列車という性格です。

■予定されるダイヤの一部
予定されるダイヤの一部

「S-TRAIN」を利用すると、自由が丘から西武秩父まで2時間前後になるようです。
武蔵小杉からであれば、乗換えを含めてプラス15分程度、見ておけばよいでしょうか。

■西武鉄道新型通勤車両「40000系」のクロスシート
西武鉄道新型通勤車両「40000系」のクロスシート

■ロングシート
ロングシート

「S-TRAIN」は、すべて西武鉄道の新型通勤車両「40000系」で運行されます。
東横線内には上記写真のようなクロスシート(電車の進行方向またはその逆向きのシート)の車両が通ることは普段はありませんから、なかなか新鮮ではないでしょうか。

■4号車に配置されるトイレ
4号車に配置されるトイレ

4号車に配置されるトイレ

長い区間を運行する「S-TRAIN」には、4号車にトイレも配置されています。
トイレにはおむつ交換台も設置されます。

■コンセント
コンセント

また、同車両では2座席にひとつ、電源コンセントが設置されています。
長時間の外出時、スマートフォンの充電などに利用することができます。

■プラズマクラスター
プラズマクラスター

加えて同車両では、西武鉄道の車両では初めて、シャープの空気清浄器「プラズマクラスター」を導入しています。
どの程度快適性が体感できるかどうかはわかりませんが、混雑して空気が悪くなりがちな通勤電車で効果があれば有難いですね。

その他、「40000系」の仕様につきましては、関連リンクの西武鉄道ニュースリリースもご参照ください。
車内には無料のW-Fiも提供され、中つり広告がデジタルサイネージになるなど、さまざまな特徴があります。

武蔵小杉に停車しないのは正直予想外で、残念ではありますが、「武蔵小杉を電車が通過する」という普段見慣れない光景が見られることを、個人的には楽しみにしております。

【関連リンク】
S-TRAINウェブサイト
西武鉄道ニュースリリース 人にやさしい、みんなと共に進む電車 新型通勤車両「40000 系」(2016 年度製作導入編成) 完成 !
東京急行電鉄 ウェブサイト
2012/7/25エントリ 東急東横線・副都心線が2013年3月16日から直通運転を開始、日比谷線直通は終了へ
2012/9/22エントリ 元住吉検車区の東京メトロ副都心線・東武線・西武線車両
2013/1/22エントリ 東横線の副都心線直通に伴う3月16日ダイヤ改正等発表と、渋谷駅の「のるるん」カウントダウン
2013/2/18エントリ 東急電鉄が3月16日からの副都心線直通ダイヤを発表、前夜終電の一部区間を運休に
2013/2/24エントリ 武蔵小杉駅周辺商店街の「こすぎ名物花見市」「東横線・副都心線直通」コラボレーション横断幕
・2013/3/15エントリ 東横線渋谷駅の地上駅舎が本日営業終了、明日3月16日から副都心線直通開始
2013/3/28エントリ 副都心線直通開始後の、東急武蔵小杉駅
2013/4/6エントリ 東横線・副都心線直通記念ラッピング列車のイラストに武蔵小杉駅が採用、2013年4月14日より運行開始
2013/11/5エントリ 東急電鉄が東横線・田園都市線の終電延長を試験的に実施、渋谷発25:20元住吉行を運行へ
2015/1/9エントリ 東急電鉄が2020年目標に東横線・田園都市線・大井町線全64駅にホームドア設置を発表、武蔵小杉駅は2015年3月までに先行設置へ
2015/5/5エントリ 東急東横線武蔵小杉駅に設置された、シースルーのホームドア
2015/11/20エントリ 東急電鉄が武蔵小杉駅に「タッチパネル式デジタル時刻表」を本日導入、国内初の先着列車案内を提供
2016/4/19エントリ 東急電鉄が駅構内映像をスマホ配信する「駅視-vision」の実証実験を武蔵小杉駅でスタート
2016/6/16エントリ 東急東横線・みなとみらい線に初の座席指定有料列車が2017年春登場、副都心線・西武秩父線から土日祝に直通運転

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2017年
01月12日

中原平和公園の「川崎市核兵器廃絶平和都市宣言」と、周辺の平和像など

【Reporter:はつしも】

2015/12/16エントリにおいて、「中原平和公園」の「彫刻展示広場」に設置された9体の彫刻をご紹介しました。
同公園の用地はかつて「東京航空計器」の軍需工場でありしたが、戦後の米軍による接収を経て1975年に返還、1983年に「中原平和公園」として開園しました。

そのような経緯もあって同公園は平和を祈念する公園として位置づけられており、前回ご紹介した9体以外にも、平和をテーマにしたオブジェ・像などが各所に設置されています。

前回「続編」を予告してから1年以上が経過してしまいましたが、今回は、「彫刻展示広場」付近の像をご紹介していきたいと思います。

■「核兵器廃絶平和都市宣言」
「核兵器廃絶平和都市宣言」

「核兵器廃絶平和都市宣言」

川崎市は、1982年に「核兵器廃絶平和都市宣言」を市議会において決議しました。
それを記念したオブジェが、彫刻展示広場の近くに鎮座していました。

ここには当時決議された宣言の全文が記載されています。


■川崎市 核兵器廃絶平和都市宣言
http://www.city.kawasaki.jp/shisetsu/category/21-21-1-0-0-0- 0-0-0-0.html

■川崎市 核兵器廃絶平和都市宣言の全文
真の恒久平和と安全を実現することは、人類共通の念願である。
しかるに、核軍備の拡張は依然として行われ、人類の生存に深刻な脅威を与えている。
わが国は、世界唯一の被爆国として、被爆の恐ろしさ、被爆者の苦しみを声を大にして全世界の人々に訴え、再びこの地球上に広島、長崎の、あの惨禍を繰り返させてはならない。
このことは、人類が遵守しなければならない普遍的な理念であり、我々が子孫に残す唯一の遺産である。
川崎市は、我が国の非核三原則が完全に実施されることを願い、すべての核保有国に対し、核兵器の廃絶と軍縮を求め、国際社会の連帯と民主主義の原点に立って、核兵器廃絶の世論を喚起するため、ここに核兵器廃絶平和都市となることを宣言する。

昭和57年6月8日
川崎市



当時の川崎市はいわゆる「革新市政」と呼ばれた伊藤三郎市長の時代であり、早期の宣言取り組みはそのカラーが出たものとも見えますが、1980年年代には多くの地方自治体が上記に類する宣言を行っていました。
現在では、日本の自治体の9割近くが非核宣言を行っています。

■「はばたけ」(圓鍔元規作)
「はばたけ」

続いてこちらは、「はばたけ」という題のブロンズ像です。
川崎市在住の彫刻家・圓鍔元規氏の作品です。

はばたくのは平和の象徴とされる鳩でしょうか。
元規氏のルーツは広島県にあり、想像にすぎませんがそのあたりにも思うところがあったのかもしれません。

■「希望」(長江録弥作)
「希望」

ツインテールの少女像は、「希望」というタイトルです。

作者の長江録弥氏は、瀬戸市出身で川崎市高津区に自宅があった彫刻家です。
同氏は世田谷区上野毛の多摩帝国美術学校(現在の多摩美術大学)入学により1943年に上京しましたが、戦争により一旦帰省を余儀なくされます。

戦火によって上野毛の校舎は焼失してしまいましたが、戦後に再建をしようという学生たちに呼応して、同氏も1946年にふたたび上京することになりました。
その際の仮校舎があったのが川崎市高津区で、同氏はそこに学友とともに寝泊りをしていたといわれています。

同氏は多摩美卒業後も高津区に自宅を購入してとどまり、2005年に亡くなるまで半世紀にわたって川崎市で創作活動をされたということです。
現在は子息の長江眞弥氏が造形作家として川崎市を拠点に活動をされています。

このような戦中戦後の経験をもつ長江録弥氏が、平和への願いをもっていたことは想像に難くありません。
中原平和公園の少女像は、未来への「希望」を感じさせるものとなっています。

■「平和への誓い」(高橋剛作)
「平和への誓い」

続いてこちらは、「平和への誓い」と題されたブロンズ像です。
いわゆる母子像で、ダイレクトに平和への願いを表現しています。

作者の高橋剛氏は山形県出身の彫刻家で、バレエダンサーや裸婦をモチーフにした作品で知られています。
等々力緑地の「健康美」の像(関連リンク参照)を創作した北村西望氏などに師事して彫刻を学び、各地に作品が残っています。

この像は池の中央に設置されていまして、時間によって噴水が稼動します。
武蔵小杉方面が広場になっているため視界がひらけており、武蔵小杉の高層ビル群がよく見えます。

■川崎市平和館
「川崎市平和館」

■川崎市平和館前の「和」
川崎市平和館前の「和」

最後は、川崎市平和館前に設置されている「和」です。

こちらは広島県出身であり、1991年に川崎市名誉市民となった彫刻家・圓鍔勝三氏の作品です。

同氏は、前掲の「はばたけ」を創作した圓鍔元規氏(川崎市在住)の実父にあたりまして、親子で川崎市とゆかりの深い彫刻家です。


以上、5つの像とオブジェをご紹介してまいりましたが、ご記憶のものはおありでしたでしょうか。

普段は全く気にしていませんけれども、あらためて作者のバックボーンなどを見直してみると、地域の歴史との関わりに興味を引かれる部分があります。

中原平和公園だけでなく。他の公園や駅前、公共施設など、街の各所にこういった像が立てられています。
ふと注目してみると、新しい発見があるかもしれません。

【関連リンク】
川崎市 緑と公園 中原平和公園
2011/6/30エントリ 等々力緑地の「健康美」と「花時計」
2015/12/2エントリ 戦火に消えた、南武線の駅。玉川中学校・橘 高校前の「武蔵中丸子駅」跡地探訪
2015/12/16エントリ 中原平和公園の「彫刻展示広場」に並ぶ、7 か国の彫刻家による9つの作品

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2017年
01月11日

武蔵小杉駅前で、ジンギスカン対決。センターロードの「ジンギスカン どぅー」至近、庄や跡地に「羊肉酒場悟大」が2017年1月中オープン決定

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉駅南口の「むさし野サントラービル」2階の「庄や 武蔵小杉店」(株式会社大庄運営)の閉店跡地に、大庄グループのジンギスカン専門店「羊肉酒場悟大 武蔵小杉店」が2017年1月中にオープンすることがわかりました。

■「むさし野サントラービル」
むさし野サントラ―ビル

むさし野サントラ―ビル

「むさし野サントラービル」は、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店のはす向かいの商業ビルです。
1階にはシューズショップ「CROCEED」が入っているほか、「ナチュラ武蔵小杉店別館」など、主に飲食店が入居をしていました。

■2階出店区画への階段
2階出店区画への階段

■「庄や武蔵小杉店」の閉店告知
庄や武蔵小杉店の閉店告知

同ビルでは、地下1階の「魚や一心」、2階の「庄や」が昨年末に相次いで閉店をしていました。
「庄や」でキープされていたボトルは、同じく大庄のグループ店舗「もつ鍋お多福」に移転したということです。

「羊肉酒場悟大」が出店するのは、「庄や」の跡地です。

前述の通り「羊肉酒場悟大」もまた大庄のグループ店舗ですから、グループ内での店舗入れ替えということになります。

■「羊肉酒場悟大」の既存店
「羊肉酒場悟第」の既存店

■「羊肉酒場悟大」の「生ラム特上肩ロース」(税込918円)
「羊肉酒場悟大」の「生ラム特上肩ロース」

「羊肉酒場悟大」は、エイジング加工した、昔ながらの大衆酒場の雰囲気を演出した店舗づくりをしています。
羊肉は北海道で1951年から食肉の生産・加工を営む「肉の山本」からの直接仕入れをし、新鮮な「生ラム特上肩ロース」はミディアムレアでいただくことができます。

■「悟大」の特徴である網焼き
「悟大」の特徴である網焼き

また同店では、ジンギスカン鍋ではなくあえて網焼きで提供をしています。

これは網焼きによって肉汁が閉じ込められてジューシーになり、余分な脂と水分も落とせること、落ちた脂による燻煙で香ばしくなることがメリットだということです。

「羊肉酒場悟大」はまだ店舗数が少なく、水道橋に2店舗、用賀、三鷹、綱島、佐賀、静岡県三島市の合計7店舗です。
神奈川県では綱島に次ぐ店舗ということになりますね。

外食チェーンが、新鮮さを保つために一定割合で店舗ブランドの入れ替えを続けるのはよくあることで、今後「悟大」を増やしていくのかもしれません。



■至近距離にあるセンターロードの「ジンギスカン どぅー」
至近距離にあるセンターロードの「ジンギスカン どぅー

一方、「むさし野サントラ―ビル」そばのセンターロード入口近くには、かねてからジンギスカン専門店「ジンギスカン どぅー」が営業をしています。

新たにオープンする「羊肉酒場悟大」からは至近距離にありまして、競合店舗ということになりそうです。

■東京ウォーカー 東京・神奈川ジンギスカンランキング3位受賞
東京ウォーカー 東京・神奈川ジンギスカンランキング3位受賞

■「ジンギスカン どぅー」のメニュー
「ジンギスカンどぅー」のメニュー

「ジンギスカン どぅー」は、東京ウォーカーの「東京・神奈川ジンギスカンランキング」で3位を受賞しています。

消費者としては同ジャンルでの切磋琢磨や選択肢があった方が有難いですので、こちらもあわせてご紹介しておきます。

【関連リンク】
大庄 ブランド一覧 羊肉酒場悟大
2012/6/8エントリ 「ナチュラ武蔵小杉店別館」2012年6月15日(金)オープン
2015/3/18エントリ 武蔵小杉のセンターロードに、塚田農場に続く新店舗。「博多天神 もつ鍋 お多福」が本日3月18日オープン

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2017年
01月10日

セントア武蔵小杉A棟「gooz武蔵小杉店」跡地に「ミニストップ」店舗が2017年2月15日頃オープン決定

【Reporter:はつしも】

セントア武蔵小杉のコンビニエンスストア「gooz武蔵小杉店」が、2016年10月5日より期間未定の休店に入ったことを2016/10/4エントリでお伝えしました。

その後休店状態が続いていましたが、同店は業態を転換し、あらためて「ミニストップ」による新店舗として2017年2月15日頃(予定)にリニューアルオープンすることがわかりました。

■セントア武蔵小杉A棟で営業していた「gooz武蔵小杉店」(閉店前)
セントア武蔵小杉A棟で営業していた「gooz武蔵小杉店」

「gooz武蔵小杉店」が出店していたのは、小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業によって建設された商業・業務ビル「セントア武蔵小杉A棟」の1階角地です。

同施設は不動産店舗やクリニック、保険相談ショップ、理髪店など目的意識を持って利用する業種の店舗が多く入居していますが、その中で「gooz」は気軽に立ち寄れるコンビニエンスストアとして、目立った存在でした。

イートイン席などもある程度利用されているように見受けられたのですが、運営会社のスリーエフは2016年4月にローソンと資本・業務提携を行い、一部店舗を合弁会社による「ローソン・スリーエフ」に転換するなど事業の再編を進めています。
その影響もあったものかどうか、前述の通りスリーエフの新業態「gooz武蔵小杉店」は休店に至ることになりました。

■「gooz」休店後にミニストップによる店舗がオープンへ
「gooz」休店後にミニストップによる店舗がオープンへ

その「gooz」跡地にオープンすることになったのが、「ミニストップ」による店舗です。

「ミニストップ」はイオン系列であり、スリーエフのグループ会社ではありません。
「gooz」からは、完全にのれんが付け変わるかたちになります。

ただ、「ミニストップ」はローソンとの業務提携により、ローソンの情報端末「Loppi(ロッピー)」を「ミニストップLoppi」として展開しています。
スリーエフ・ローソン・ミニストップは、それぞれの資本提携・業務提携により事業上の連携をしている関係にあります。

■「ミニストップ」の既存店
「ミニストップ」の既存店

■ミニストップが展開する「ホームデリ」
ミニストップが展開する「ホームデリ」

■ニュースイッチ ミニストップが量り売り総菜「ホームデリ」を拡大する狙い
http://newswitch.jp/p/6817

なお、今回オープンするミニストップの店舗は、同社が昨年から強化しているお惣菜の量り売りサービス「ホームデリ」を併設した店舗になるようです。
コンビニエンスストアの中でも比較的男性客の比率が高い同社が、女性客を取り込む施策として打ち出したものということです。

このあたりはやはり、都市型の業態ということになりそうですね。

■南武線高架下で休店状態が続く「デイリーヤマザキ川崎中原区役所前店」


セントア武蔵小杉の周辺では、「デイリーヤマザキ川崎中原区役所前店」も、2016年2月29日より休店状態が続いています。

こちらは営業再開の兆しが見えませんので、近隣の方はリフレッシュオープンを予告していた「gooz」の復活を期待されていたのではないかと思います。

「gooz」とはまた違った形ですが、まずはセントア武蔵小杉の空き店舗の状態が長期化せず、後釜店舗が入ることは良かったのではないでしょうか。

【関連リンク】
ミニストップ ウェブサイト
スリーエフ 株式会社スリーエフと株式会社ローソンによる合弁会社設立及び運営等に関する事業統合契約締結のお知らせ(PDF)
2015/2/13エントリ セントア武蔵小杉のスリーエフ新業態コンビニ&カフェ「gooz武蔵小杉店」本日オープン
2015/6/22エントリ 「デイリーヤマザキ川崎中原区役所前店」本日オープン、「セブンイレブン川崎中原区役所前店」本日着工・7月31日オープンへ
2015/8/1エントリ 武蔵小杉に、かつてない大型コンビニ。「セブンイレブン川崎中原区役所前店」がオープン
2016/5/26エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の「アズーロ・ネロ」常設店5月25日オープン、リカザイ新本社の「セブンイレブン武蔵小杉駅新南口店」本日26日オープン2016/10/4エントリ セントア武蔵小杉の「gooz武蔵小杉店」が10月5日(水)18時より無期限休業、今後リフレッシュオープン予定/近隣のデイリーヤマザキに続く休店

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2017年
01月09日

スリーエフが綱島街道沿い「川崎市ノ坪店」跡地約267㎡をアイディに2億8,000万円で売却、同社が7階建てマンションを建設

【Reporter:はつしも】

綱島街道沿いの「スリーエフ川崎市ノ坪店」跡地が、株式会社スリーエフから不動産ソリューション会社のアイディ株式会社に2億8,000万円で売却されました。
敷地面積は267.61㎡(約80.95坪)、坪単価約345万円で売買されたことになります。

跡地にはアイディ株式会社による7階建てのマンションが建設されます。

■株式会社スリーエフ 2016/12/30付適時開示 特別利益および特別損失の計上ならびに固定資産の譲渡に関するお知らせ (PDF)
http://www.three-f.co.jp/ir/pdf/161230tokubeturieki.pdf

■「スリーエフ川崎市ノ坪店」の跡地
「スリーエフ川崎市ノ坪店」の跡地 

■かつての「スリーエフ川崎市ノ坪店」
販売店のスリーエフ川崎市ノ坪店 

前掲のスリーエフのプレスリリースでは、売却先は非公開とされていますが、上記の「スリーエフ川崎市ノ坪店」跡地(中原区市ノ坪中村通225)を2億8,000万円で売却したことが公表されています。

■三角形の土地(約270㎡)
三角形の土地(約270㎡)

この土地は三角形で、約270㎡と決して大きくはない区画ですが、それでも2億8,000万円で売買されるというのは、武蔵小杉再開発地区に近い、綱島街道沿いのロケーションが評価されたものでしょうか。

■7階建てマンションの事業計画のお知らせ
7階建てマンションの事業計画のお知らせ

スリーエフのプレスリリースでは売却先が非公開ですが、現地の「事業計画のお知らせ」を参照すると、売却先がアイディ株式会社(池田工業から2016年12月に商号変更)であることがわかります。
これによると完成予定は、2017年10月末となっています。

アイディ株式会社としては当然ながら、マンション開発事業として収益性が見込めるという判断で用地の取得を行ったわけです。

武蔵小杉再開発地区周辺で、大規模とはいえないこのくらいの土地の売買金額が一般に開示されることは多くありませんので、注目してみました。



なお、「スリーエフ川崎市ノ坪店」の跡地のはす向かいでは、「東計電算」の本社ビルの増築工事も行われることになっています。

■東計電算の本社ビル
東計電算の本社ビル

■東計電算本社の増築計画
東計電算の増築工事計画

東計電算といえば、中原区に本社を置く東証一部の独立系システムインテグレータです。

近年の業績は堅調のようで、有力な地元企業として今後の発展を期待したいと思います。

【関連リンク】
アイディ株式会社 ウェブサイト
東計電算 ウェブサイト
2010/10/24エントリ 東京機械製作所が玉川製造所第二工場用地を住友不動産に売却を決議、2011年3月23日引渡しへ

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2017年
01月08日

相撲部屋を移築した「黒焼き」のうなぎ専門店「むさし野」が、府中街道拡幅のため閉店

【Reporter:はつしも】

府中街道沿いのうなぎ店「むさし野」が、道路拡幅のために2016年12月25日に閉店しました。

■府中街道沿いの「むさし野」
府中街道沿いの「むさし野」 

「むさし野」の建物は、ご覧の通り歴史を感じさせる外観です。
店主さんは力士出身で、引退後に昭和初期にあった両国の相撲部屋「小野川部屋」を移築して同店を開業しました。

■「むさし野」閉店のお知らせ
「むさし野」閉店のお知らせ

お店の入口には、閉店のお知らせが掲示されていました。
閉店の理由は府中街道の拡幅によるものということです。

いずれ閉店することを踏まえて、記録を残す意味で2016/12/7エントリで「むさし野」をご紹介しておりましたが、ここまで閉店が早いとは想像していませんでした。

■既存店や新店舗が営業する「むさし野」周辺
既存店や新店舗の営業が続く「むさし野」周辺

「むさし野」の周辺では、既存の事業所や店舗が営業を続けているほか、昨年新店舗までオープンしています。

■新店舗「酔い処 仲川恭平」
新店舗「酔い処 仲川恭平」

「むさし野」のビルを一つ挟んだ並びに昨年3月8日にオープンしたのが、「酔い処 仲川恭平」です。

当然ながら、拡幅によっていずれ閉店することを前提にした店舗であるはずですが、それにしても一定以上の期間営業ができないと初期コストがペイできません。

そうした点も勘案すると、この一角がすぐに立ち退きとなるような環境にはないと思われます。

■ご来店のお誘い
ご来店のお誘い

「酔い処 仲川恭平」の店先には、ご来店のお誘いが掲示されていました。

これはオープン3か月後くらいに作られたもののようですが、これによると「閑古鳥が鳴いている日々」があったそうです。

その後また時間が経過して、当初よりは知名度も上がってきたかもしれませんが、いかがでしょうか。
拡幅工事とはまた違った観点で、今後が気になるところです。

■「すきずき」の入居するビル
「すきずき」の入居するビル 

もう少し先には、東急線の高架沿いに居酒屋「すきずき」が入居する建物があります。

この建物も拡幅用地にあたり、いったん医療ビル計画が持ち上がって現実にクリニックの募集活動も行われたものの、以前お伝えした通りこの計画は白紙になりました。

そのため、こちらも同様に「すきずき」や2階の飲食店などが営業を続けています。


他方、府中街道が交通量の多い国道としてはきわめて狭隘であり、早急に拡幅が求められていることも事実です。

自転車は車道走行が原則ですが、例えばお子さんが府中街道の車道をトラックと並走するのは親御さんとしては肝が冷えるところでしょう。
そのような危険を緩和すべく、この区間の拡幅では、自転車走行スペースの確保も予定されています。

今後の道路拡幅の進捗も、見守ってまいりたいと思います。

■自転車専用レーン・走行ガイドの整備区間




■「むさし野」の店先にあった「長崎水道」
「むさし野」の店先にあった「長崎水道」

長崎水道

ところで、「むさし野」の店先には、「長崎水道 大正拾年」の文字が見える共用栓のようなものが置かれていました。

同店では2016/12/7エントリでご紹介した通り、店内にも古いものが展示されていました。

「むさし野」は建物自体も歴史がありますけれども、今後建物が解体されるとき、こういった古いものたちのゆくえもちょっと気になるところです。

■「むさし野」のうなぎ丼
うなぎ丼 

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 府中街道
2012/3/1エントリ さよなら、リンガーハット川崎武蔵小杉店
2012/8/11エントリ 府中街道の中華料理店「かんちゃん」閉店、 府中街道拡幅用地の取得進む
2015/5/25エントリ 府中街道拡幅により安いステーキ「エル・ア ミーゴ」が閉店、50年の歴史に幕
2015/8/24エントリ 武蔵小杉「吉岡時計店」の、3万分の1の奇 跡。オスの三毛猫「ジロー君」と、「ミケタン」

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2017年
01月07日

「2016川崎フロンターレ展」に天皇杯準優勝トロフィーが登場/同展を最後に市民ミュージアムが長期改修、4月より指定管理者制度によるリニューアルオープンへ

【Reporter:はつしも】

川崎フロンターレは「第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会」の決勝に初めて進出し、元日に鹿島アントラーズと対戦しました。
本サイトでもお伝えしたように武蔵小杉駅前の「こすぎコアパーク」でパブリックビューイングが開催され、1,000人を超える方が集まりました。

決勝戦は1-2で鹿島アントラーズに敗れ、残念ながら初タイトル獲得はなりませんでしたが、準優勝という立派な成績を残すことになりました。

このたび、川崎市市民ミュージアムで開催中の「2016川崎フロンターレ展」において、準優勝トロフィーなどの展示がスタートしました。

■「2016川崎フロンターレ展」
「2016川崎フロンターレ展」 

「川崎フロンターレ展」は、川崎市市民ミュージアムの年末年始恒例の企画展です。

アートギャラリーに川崎フロンターレの毎年のシーズンを振り返る写真など各種展示が並ぶほか、休日にはさまざまなイベントが開催されます。

■トロフィーなどが展示されたアートギャラリー前面
トロフィーなどが展示されたアートギャラリー前面

■天皇杯優勝のトロフィー(NHK杯)
天皇杯準優勝のトロフィー(NHK杯)

こちらが、アートギャラリーの前面で展示が始まった天皇杯の準優勝トロフィー(NHK)です。

このほか「共同通信社杯」やメダル、準優勝の賞状なども展示されていますが、これらは「川崎フロンターレ展」で実際にご覧ください。

■フォトスポットの大久保嘉人選手のパネル
フォトスポットの大久保嘉人選手のパネル

川崎フロンターレでは、毎年この時期に多くの選手の移籍が発表されます。

かねてから報道されていた大久保嘉人選手のFC東京への移籍も、1月4日に正式発表されました。

上記のフォトスポットのようなパネルや、バナナマンの姿も見られなくなりますが、多くの方が新天地での活躍を期待されているかと思います。

■川崎市市民ミュージアム休館のお知らせ
川崎市市民ミュージアム休館のお知らせ

「2016川崎フロンターレ展」は、1月15日(日)まで開催されます。

その翌日、1月16日(月)から3月31日(金)までは、川崎市市民ミュージアムは改修工事のため休館になります。

■指定管理者制度が導入される川崎市市民ミュージアム
川崎市市民ミュージアム

川崎市市民ミュージアムは、2017年4月1日より指定管理者制度が導入され、運営が民間に委託されます。

指定管理者は選定の結果、「アクティオ・東急コミュニティー共同事業体」が指定を受けることになっています。

今回の長期改修は、この指定管理者制度への移行を受けたものかと思います。

指定管理者の決定理由、アクティオ・東急コミュニティー共同事業体の提案内容については川崎市の資料がありますので、詳細は関連リンクをご参照ください。

「2016川崎フロンターレ展」を最後に生まれ変わる川崎市市民ミュージアムがどのようになるか、気になるところです。

■「2016川崎フロンターレ展」関連イベント
月9日(月・祝)
①11:00〜(約1時間)
②13:00〜(約1時間)
③14:00〜(約1時間)
<新春書き初め! 寄席文字教室>
2014年落語とコラボをした「勝点」企画でご協力いただいた橘流寄席文字師匠 橘右橘(たちばなうきつ)氏による新春書初め寄席文字教室です!

●場所:3階体験教室
●参加費:2017年度後援会会員200 円、一般400円

寄席文字教室
※川崎フロンターレウェブサイトより
1月9日(月・祝 <フロンターレの人気マスコット「ふろん太&カブレラ」来場!>
フロンターレの人気マスコットふろん太とカブレラが遊びに来ます!この日は一日市民ミュージアムにいますので、気軽に声を掛けてくださいね。なお、1階映像ホール内ロビーに記念撮影会場を設置します(9:30〜16:00(予定))。当日は成人の日なので、新成人の皆様も是非お越しください。

●場所:1階映像ホール内ロビー

ふろん太君とカブレラ
※川崎フロンターレウェブサイトより
1月14日(土)・15日(日) <豪華景品をゲット!「フロンターレをさがせ!」>
市民ミュージアム内に隠れた選手たちをスマホやタブレットをかざして見つけよう!なかにはOB選手の姿も?クリアするとガラポンにチャレンジでき、豪華景品が当たります!

●場所:アートギャラリー1・2・3(予定)
●参加費:2017年度後援会会員100 円、一般200円
 
【関連リンク】
川崎市市民ミュージアム 2016川崎フロンターレ展
川崎市 川崎市市民ミュージアムの指定管理予定者の選定結果について
天皇杯 ウェブサイト
川崎フロンターレ ウェブサイト
武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ

(最近の川崎フロンターレ関連エントリ)
2016/3/5エントリ フロンターレホーム開幕戦で大久保嘉人選手がJリーグ通算得点歴代トップタイ記録を樹立、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店にグッズショップが期間限定オープン
2016/5/26エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の「アズーロ・ネロ」常設店5月25日オープン、リカザイ新本社の「セブンイレブン武蔵小杉駅新南口店」本日26日オープン
2016/6/25エントリ 川崎フロンターレがJ1リーグ1stステージ初優勝を惜しくも逃す、フロンパークでは「シン・ゴジラ」スタンプラリーを開催
2016/8/18エントリ 川崎フロンターレが等々力陸上競技場で「宇宙スター☆ジアム」を開催、福田市長・中村憲剛選手らがISSとLIVE交信
2016/11/2エントリ 川崎フロンターレが年間勝点1位をかけ11月3日最終節決戦、チャンピオンシップ制覇を願う寄せ書きがイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店に登場
2016/11/13エントリ 「川崎の車窓から2016~東急の車窓から~」レポート:「東急でんき」の「てるまる」、「おそ急さん」登場
2016/11/19エントリ 11月23日(水・祝)Jリーグチャンピオンシップ準決勝を控え、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店が川崎フロンターレ一色で優勝応援セールを実施中
2016/11/23エントリ 川崎フロンターレがJリーグチャンピオンシップ準決勝で鹿島アントラーズに敗退、等々力陸上競技場前ではパブリックビューイングも実施
2016/12/16エントリ 中原区役所壁面に、天皇杯の川崎フロンターレを応援するユニフォーム型ビッグフラッグが登場
2016/12/17エントリ 川崎フロンターレの20周年事業。川崎市に寄贈された「等々力第1サッカー場」の人工芝と、夜間LED照明設備
2016/12/20エントリ 川崎市市民ミュージアムで「2016川崎フロンターレ展」がスタート、鈑金ふろん太君づくりなど休日イベント開催/中村憲剛選手がJリーグMVPを最年長受賞
2016/12/23エントリ 天皇杯準々決勝・川崎フロンターレvsFC東京クリスマス決戦を控え、小杉ビジョン・イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店・富士通川崎工場・中原区役所がPRを一斉展開
2016/12/29エントリ 川崎フロンターレが天皇杯決勝に進出、2017年元日14時より武蔵小杉駅南口駅前「こすぎコアパーク」でパブリックビューイング開催決定

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2017年
01月06日

市ノ坪交差点付近「Prima SK 武蔵小杉」2階に、ふんわりとろけるパンケーキ専門店「3 STARS PANCAKE」がオープン

【Reporter:たちばな】

2016年12月3日に、市ノ坪交差点近くにパンケーキ専門店「3 STARS PANCAKE(スリースターズパンケーキ)」がオープンしました。

■「3 STARS PANCAKE」が2階にオープンした「Prima SK 武蔵小杉」
「3 Stars Pancake」が2階にオープンした「Prima SK 武蔵小杉」

2階の「3 STARS PANCAKE」

「3 STARS PANCAKE」がオープンしたのは、府中街道に2015年に竣工した複合ビル「Prima SK 武蔵小杉」の2階です。

ここには当初はにゅうめんのお店「33Dining」が2015年4月7日に出店していたのですが、2016年10月29日に閉店となりました。

「3 STARS PANCAKE」は、その後釜として出店したかたちになります。
店主さんは、明治神宮前の有名店「RAINBOW PANCAKE」で修業をされて、武蔵小杉で新店舗を立ち上げられたのだとか。

■店内の客席
店内のテーブル

同店の店内は、木を基調にした明るい雰囲気になっています。

4名テーブル席×3、2名テーブル席×5(動かして4名以上の席にすることも可能)の、合計22席の構成です。

加えてベビーチェアがふたつと、トイレには旧「33Dining」から引き継いだおむつ交換台もあります。
2階の店舗に入るには階段をのぼる必要がありますが、ベビーカーなどをご利用の際は、事前にご連絡などいただければお店の方が持ち上げていただけるということです。
 
■目玉の「ふわふわとろける三ツ星パンケーキ」
目玉の「ふわふわとろける三ツ星パンケーキ」

同店の目玉のメニューは、こちらの「ふわふわとろける三ツ星パンケーキ」(1,100円)です。

名前の通り、本当にとろけるようにふんわりしたパンケーキで、カナダ産オーガニックメープルと北海道産バニラ&生クリームが添えてあります。

■スリースターズ(三ツ星)
スリースターズ

はて、「三ツ星」とは…と思って角度を変えて見ると、パンケーキの陰にスリースターズが隠れていました。

■カナダ産オーガニックメープルをかけて
カナダ産オーガニックメープルをかけて

それでは、オーガニックメープルをかけて、いただきます。
ふんわり食感を楽しみながら、甘味を存分に楽しみました。

単調な甘さだと飽きがきますから、バニラアイスと生クリームで適宜変化をつけるのも良いです。

このパンケーキは、甘党の方にお勧めですね。
おやつとしては多少お値段も張りますので、そのあたりのお好みとパフォーマンスのバランスは、それぞれご判断ください。

また、パンケーキ類は調理に15~20分程度かかりますので、その点はお店からも事前におことわりがありました。お友達とティータイムを楽しむ際など、ゆったりとできるシチュエーションが好適かと思います。

■オーガニックアイスティーとフルーツ水
アイスティーとフルーツ水 

同店では、コーヒー、紅茶、ソフトドリンク、アルコールも用意しています。
写真は「オーガニックアイスティー」(450円)です。
(平日の10:00~14:00には一部ドリンクがセットにできます)

サンフランシスコの紅茶ブランド「Mighty Leaf(マイティリーフ)」を使用しています。

また提供されるお水は、りんご、グレープフルーツ、オレンジ、ミントをブレンドしたもので、ほんのりフルーツの味わいがいたしました。

■「たっぷりフルーツのクレームブリュレ」
たっぷりフルーツのクレームブリュレ

そしてもう一品ご紹介するのが、「たっぷりフルーツのクレームブリュレ」(1,500円)です。
こちらは同じふんわりパンケーキに、バニラビーンズをふんだんに使ったカスタードをかけ、カラメル層を焦がしてあります。

周囲には贅沢にフルーツをちりばめ、パンケーキと一緒にいただきます。
濃厚カスタードとパンケーキの甘味に、フルーツの酸味がアクセントになります。ちょっと変化をつけたい方は、こちらも良いかもしれません。

「3 STARS PANCAKE」では、このほか、「2種のバナナキャラメリゼ」「ココナッツハニー」「大人のためのチョコレート」などのメニューも用意しています。

同店の情報はFacebookページでも発信されていますので、関心ある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

■「3 STARS PANCAKE」の店舗情報
●所在地:中原区市ノ坪128-1 Prima SK 武蔵小杉2階
●営業時間:10:00~20:00(L.O.19:00)
●定休日:月曜日(祝日の場合は翌日に振替)
●Facebookページ:https://www.facebook.com/3starspancake/
●Instagram:https://www.instagram.com/3stars_pancake/

■「3 STARS PANCAKE」のマップ
「3 STARS PANCAKE」のマップ

【関連リンク】
Mighty Leaf 日本語公式サイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:カフェ 3 STARS PANCAKE
2013/11/23エントリ シティタワー武蔵小杉隣接の府中街道沿いに10階建ての店舗付きマンション「(仮称)かまた商事市ノ坪ビル」建設へ
2014/6/18エントリ 小田切病院建て替えの事業計画が6階建ての診療所・老人ホーム併設ビルに変更
2015/1/26エントリ シティタワー武蔵小杉隣接「(仮称)かまた商事市ノ坪ビル」の3フロア・6区画店舗スペースがお目見え
2015/1/28エントリ かまた商事市ノ坪ビル改め「Prima SK武蔵小杉」に創作ダイニング「33Dining」、「たまひよの写真スタジオ」が出店へ
2015/2/8エントリ 府中街道沿いの「小田切病院」「ホテル精養軒」が解体完了、それぞれ新棟建設へ
2015/3/16エントリ 府中街道沿い「Prima SK武蔵小杉」1階に美容室「クロエ」が2015年3月25日(水)オープンへ
2015/4/29エントリ 府中街道沿い「Prima SK武蔵小杉」に創作料理とソムリエが選ぶワインのお店「Clef」が2015年6月下旬オープンへ
2015/4/29エントリ 府中街道沿い「Prima SK武蔵小杉」に創作料理とソムリエが選ぶワインのお店「Clef」が2015年6月下旬オープンへ
2015/5/8エントリ 府中街道沿い「Prima SK武蔵小杉」にオープン「33Dining」のそうめんと、「たまひよの写真スタジオ」

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2017年
01月06日

1月8日(日)開催予定「丸子どんど焼き」が荒天予報のため中止決定

【Reporter:はつしも】

本年は1月8日(日)に予定されていた「丸子どんど焼き」が、荒天が見込まれるために中止となることが決定しました。

丸子山王日枝神社のウェブサイトにおいて、すでに告知が行われています。

■丸子山王日枝神社 ウェブサイト
http://home.n06.itscom.net/hiejinja/

■例年の「丸子どんど焼き」
どんど焼きに集まる人々 

「どんど焼き」は、古くから小正月(1月15日)に行われてきた民俗行事で、その年の門松や正月飾り、書初めなどを炊き上げるというものです。

その炊きあげの火で焼いた福餅を食べると1年間無病息災で暮らせるといわれ、「丸子どんど焼き」は一時期の中断はあったものの、毎年1月上旬に開催されてきました。

しかしながら屋外で大きな火を使う催しですので、天候に左右されるのは致し方ありません。
早い段階で決定されたことは、参加者からすると有難いことです。

また来年、無事に開催されると良いと思います。

【関連リンク】
丸子山王日枝神社 公式ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:生活情報:神社・仏閣 丸子山王日枝神社
2008/12/30エントリ 新年御開帳・川崎七福神巡り
2009/12/31エントリ 武蔵小杉の2009年大晦日
2010/1/23エントリ 丸子山王日枝神社の「神猿」
2010/1/11エントリ まるこどんど焼き
2010/4/24エントリ 丸子山王日枝神社と住吉神社の「力石」
2011/1/3エントリ 丸子山王日枝神社と川崎大師の初詣
2011/1/9エントリ 武蔵小杉から見る東京スカイツリー
2011/1/10エントリ 丸子どんど焼き・2011
2011/12/31エントリ 丸子山王日枝神社の年始行事
2012/12/31エントリ 丸子山王日枝神社の2013年始行事と、大楽院の「川崎七福神」
2015/1/11エントリ 「丸子どんど焼き」2015開催レポート:福餅焼き攻略法を、ここに。
2015/8/15エントリ 丸子山王日枝神社「山王祭」の最終日、「大神輿渡御」レポート
2016/1/6エントリ 2016年1月10日(日)開催「丸子どんど焼き」の福餅焼き完全攻略ガイド
2016/1/11エントリ 「丸子どんど焼き」2016開催レポート:福餅焼き必需品・アルミホイルが公式アイテムに採用

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