武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2016年
08月31日

渋川の矢倉橋~東急線区間の河川改修工事が完了、二ヶ領用水分岐点からの1キロ超の整備が完成

【Reporter:はつしも】

渋川では、2014年から親水遊歩道を含む整備工事が行われていました。
このうち法政二中・高付近の「巽橋」から「伊勢橋」までの区間は2014年7月に完成、「伊勢橋」から「矢倉橋」までの区間は2015年10月に完成して連続的な親水遊歩道が供用開始となりました。

そしてこのたび、「矢倉橋」からさらに南の東急線までの区間の河川改修工事が完了しました。

■渋川の改修工事マップ
渋川の改修工事マップ

■渋川の矢倉橋~東急線の区間
渋川の矢倉橋~東急線の区間

■改修が完了した渋川
改修が完了した渋川

こちらは、今回改修が行われた渋川の矢倉橋~東急線の区間です。
1枚目の写真左手奥が矢倉橋方面、右手に見えるのが東急線の高架です。

この区間の渋川は、従来は河川の壁が錆びた鉄板がむき出しのままになっていましたが、ご覧の通り綺麗に改修されました。

■改修前の同区間
改修前の同区間

ここで、改修前の同区間の写真も見てみましょう。
渋川の壁面などが綺麗に改修されたことがわかります。

■下部は立ち入り禁
下部は立ち入り禁止

この区間に先立って整備された巽橋~矢倉橋の区間(法政二中・高や住吉小学校前あたり)では、本サイトでもお伝えした通り、水辺に降りることのできる親水遊歩道になっていました。

しかしながら、今回の矢倉橋~東急線の区間については親水遊歩道化はされておらず、単なる河川の壁面等の改修工事という位置づけになります。

■親水遊歩道になった住吉小学校付近の従来整備区間
親水遊歩道になった住吉小学校付近の従来整備区間

こちらは、親水遊歩道として先行整備された住吉小学校付近の区間です。
一体はソメイヨシノの並木になっていますので、お花見も楽しむことができます。

■渋川上部の「元住吉駅周辺自転車等駐車場第1施設」
渋川上部の「元住吉駅周辺自転車等駐車場第1施設」

渋川上部の「元住吉駅周辺自転車等駐車場第1施設」

渋川上部の「元住吉駅周辺自転車等駐車場第1施設」

親水化されなかったのは、この区間には渋川の上部に「元住吉駅周辺自転車等駐車場第1施設」が設置されていることによります。

この駐輪場の下を渋川が流れている形になっていまして、下に降りることができるとなると、駐輪場下の死角で子供などが遊んだりすると危険ですし、またホームレスの住処になったりというリスクが懸念されます。

諸々勘案しますと、やむを得ないところでしょう。

■矢倉橋から、これまでの整備区間方面
矢倉橋から、これまでの整備区間方面

■これまでの整備区間の南端
これまでの整備区間の南端

そのため、連続的に整備された親水遊歩道は、矢倉橋の北側で終点となっています。

河川の上に駐輪場というのはどうかという意見もありますが、元住吉駅周辺には大規模な用地が少なく、駐輪場スペースを捻出するための苦肉の策だったのでしょう。


なお、東急線を挟んだ反対側も、渋川の上に駐輪場が設置されていまして、先般駐輪場改修工事が行われていました。こちらも、遊歩道にすることはできないと思われます。

2014年から続いてきた渋川の整備も、ここで一段落ということになりそうですね。

■本日付終了の、渋川改修工事の看板
渋川改修工事の看板

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 渋川
2014/1/25エントリ 渋川の法政二中・高隣接区間における親水遊歩道整備工事
2014/8/17エントリ 渋川の法政二中・高前の親水遊歩道が供用開始
2015/2/23エントリ 渋川の親水遊歩道が住吉小学校隣接区間まで拡大、整備工事が進行中
2015/10/5エントリ 渋川の親水遊歩道新設区間が供用開始、二ヶ領用水分岐点~矢倉橋まで連続的な歩行空間が完成

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2016年
08月30日

南武線「武蔵四兄弟」の間違え防止。武蔵中原駅・武蔵新城駅の「中原」「新城」を強調中

【Reporter:はつしも】

南武線には、「武蔵小杉」から連続して「武蔵中原」「武蔵新城」「武蔵溝ノ口」と「武蔵」がつく駅が4つ続きます。
これらの4駅は、一部では「武蔵四兄弟」とも呼ばれるようです。

このうち中間の「武蔵中原駅」「武蔵新城駅」では、駅を間違えてしまわないように改札口に駅名を強調する案内が掲示されていました。

■「ここは武蔵中原駅です」
「ここは武蔵中原駅です」 

「ここは武蔵中原駅です」

まずこちらは、武蔵中原駅の掲示です。改札口に降りる階段の途中にありまして、

「ここは武蔵中原駅です」

ということで、「中原(Nakahara)」を強調しています。

■「武蔵中原駅」
「武蔵中原駅」

またほかの場所にも、同様の掲示がありました。
あらためて武蔵「中原」駅であることを強調しています。

■「ここは武蔵新城駅です」
「ここは武蔵新城駅です」

ここは武蔵新城駅です 

一方、武蔵新城駅にも、同様に

「ここは武蔵新城駅です」

という掲示が改札手前にありました。



これらの掲示は、見たところ「武蔵四兄弟」のうち「武蔵中原駅」「武蔵新城駅」にのみ設置されているようです。

「武蔵小杉駅」「武蔵溝ノ口駅」はホーム形状や駅周辺の景観、あるいは東急線との乗換案内などから判別がしやすいでしょう。
その2駅に比べると、「武蔵中原駅」「武蔵新城駅」は間違いやすいということではないでしょうか。

■武蔵溝ノ口駅の掲示
武蔵溝ノ口の掲示

武蔵溝ノ口駅の掲示

武蔵溝ノ口駅には、東急田園都市線・大井町線への乗換案内が掲示されていました。

南武線各駅は利用者も多いですし、駅を間違えたり、乗換の人の流れをなるべく整流化するような工夫が重要です。


本サイトでは「武蔵四兄弟」の駅を間違えたことはありませんが、こういった掲示が設置されている以上、実際に間違えられた方がいらっしゃるのでしょうね。

【関連リンク】
南武線Facebookページ
2014/11/5エントリ JR南武線新型車両「E233系」乗車レポート
2015/5/7エントリ 南武線各駅開業88周年記念展示(1):「武蔵小杉駅」
2015/5/9エントリ 南武線各駅開業88周年記念展示(2):「武蔵中原駅」
2015/5/11エントリ 南武線各駅開業88周年記念展示(3):「向河原駅」 
2015/5/26エントリ 南武線各駅開業88周年記念展示(4):「平間駅」
2015/12/2エントリ 戦火に消えた、南武線の駅。玉川中学校・橘高校前の「武蔵中丸子駅」跡地探訪
2016/1/3エントリ 「懐かしい沿線写真で訪ねる 南武線・鶴見線 街と駅の1世紀」が出版、武蔵小杉駅など各駅の歴史を紹介
2016/4/25エントリ JR向河原駅から延びる、歴史の遺構。「市ノ坪短絡線」廃線跡の緑道を巡る

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2016年
08月29日

武蔵小杉に密着した、学びのコミュニティ。誰もが先生になり、アイデアを実現する「こすぎの大学」

【Reporter:はつしも】

2013年9月より、武蔵小杉において「こすぎの大学」という学びのコミュニティが約3年にわたって月1回、運営されています。
本エントリでは、この「こすぎの大学」をご紹介してみたいと思います。

■「こすぎの大学」
「こすぎの大学」

「こすぎの大学」は、地域の有志によって構成される「企画編集ユニット 6355」の皆さんが運営しています。
ソーシャル系大学と呼ばれる「シブヤ大学」などをモデルに武蔵小杉で立ち上げられたもので、毎回講師の方の講演を受けて、地域を活性化するアイデアをグループワークで検討していくというのが基本的な構成となっています。

■これまでに登壇した川崎フロンターレ プロモーション部長 天野春果氏
これまでに登壇した川崎フロンターレプロモーション部長 天野春果氏

■川崎市副市長 三浦淳氏
川崎市副市長 三浦淳氏

これまでに登壇した講師は、川崎フロンターレの名物広報部長 天野春果氏や川崎市副市長の三浦淳氏など、地域の著名人も多く含まれています。

しかし決して「偉い先生の有難い講演とそれを拝聴する生徒」という関係性ではなく、「誰もが先生であり生徒」というコンセプトのもとに、地域の方が積極的に手を挙げて交代で先生役をつとめるような参加型のコミュニティが形成されています。

■「こすぎの大学」の構成
●講師による講演
1テーブル4~6名程度で、講師による講演を聴きます。
  ↓
●アイスブレイク(自己紹介)
参加者の皆さん同士で、なるべく多くの方と自己紹介をします。

●1時限目(個人ワーク)
講師の話を聞いて、気になったキーワードをポストイットに書きます。
  ↓
●2時限目(グループワーク)
講師の話を聞いて、気になったキーワードと理由をグループの方々とシェアします。
 ↓
●席替え
各テーブルにひとりを残して、席替えをします。
  ↓
●3時限目(グループワーク)
講演テーマに即した課題が出題され、グループで考えます。
  ↓
●4時限目(グループワーク+発表)
講演テーマに即した課題が出題され、グループで考えたアイデアを各グループごとに発表します。


■アイスブレイク(自己紹介)
アイスブレイク(自己紹介)

■講演を聴いて、気になったキーワードを書き出す
講演を聴いて、気になったポイントを書き出す 

「こすぎの大学」の開催当日の流れは、上記の通りです。
前述の通り毎回の講師の話を踏まえた課題が出題され、参加者なりのアイデアをグループワークで模造紙に描いて最後に発表していきます。

毎回の課題の多くは、地域の活性化につながるアイデアを求めるものとなっています。

■「東京五輪が開催される2020年に向けて、デザインした武蔵小杉を発表してください」
「東京五輪が開催される2020年に向けて、デザインした武蔵小杉を発表してください」

こちらは、2014年5月9日、三浦副市長が行政の立場からの「まちづくり」をテーマに講師をつとめた回の発表のひとつです。

「東京五輪が開催される2020年に向けて、デザインした武蔵小杉を発表してください。」という出題に対して、参加者が発表をしたものです。

■「オトナモナー」
「オトナモナー」

そしてこちらは、2016年2月12日の、NPO法人CRファクトリー代表理事 呉哲煥氏による「コミュニティをつなぐ重要性」をテーマにした講演を受けての、参加者による発表です。

大人同士の絆が深まると子どもの教育にも好影響があるという実証実験を活かして、子どもだけでなく、大人もおもいっきり走り回って遊べる「オトナモナー」というアイデアでした。

■「オトナモナー」を実現「チャンバラ合戦-戦IKUSA-」
「オトナモナー」を実現「チャンバラ合戦-戦IKUSA-」

「オトナモナー」を実現「チャンバラ合戦-戦IKUSA-」

「こすぎの大学」では、単に地域活性化アイデアをその場で考えて終わりではなく、良いアイデア、実現したいという思いのあるアイデアについては、実際に「やってみる」ことも大切にしています。

そのひとつが前掲の「大人も子どもも思いっきり走り回って遊ぶ『オトナモナー』」で、これは2016年7月30日に多摩川河川敷において「チャンバラ合戦-戦IKUSA-」の開催というかたちで結実しました。

■「チャンバラ合戦-戦IKUSA-」で使われる「命」のボール
「チャンバラ合戦-戦IKUSA-」で使われる「命」のボール

「チャンバラ合戦-戦IKUSA-」は、NPO法人ゼロワンが各地で展開している「大人も子どもも遊べるチャンバラ遊び」です。
刀身がやわらかいスポンジ素材の刀を使い、参加者が腕にマグネットで付けた「命」のボールを落とすと負けたことになります。

■大人も、子どもも
大人も、子どもも

■合戦場から、武蔵小杉をのぞむ
合戦場から、武蔵小杉をのぞむ

チーム対決、あるいは全員が敵のバトルロイヤルで「合戦」を行うのですが、大人・子ども・男女問わず熱くなれるのが特徴です。
実際にこの日も多摩川河川敷に、(かなり日差しの強い日でさすがにご高齢の方まではいらっしゃいませんでしたが)実に多様な地域の方が集まりました。

■参加者の皆さん、全員集合
参加者の皆さん、全員集合

「こすぎの大学」とのコラボレーションによる「チャンバラ合戦-戦IKUSA-」は、午前・午後に2回ずつ開催されました。
みなさん想像以上に楽しそうで、「オトナモナー」のアイデア通り、大人も子どもも一緒に本気で遊んでいたのが印象的でした。

上記は参加者の皆さんによる集合写真です。
この1枚の写真だけでも、何かいきいきとしたものが伝わってくるように思います。

いわゆる「ソーシャル系ワークショップ」のたぐいで、いろいろなアイデアを出し合う取り組みは多数ありますが、このように「実際にやってみる」ことも非常に大切ではないでしょうか。

■「こすぎの大学」の仕掛け人・岡本克彦さん
「こすぎの大学」の仕掛け人・岡本克彦さん

「こすぎの大学」はこのたび、川崎市による「平成28年度川崎市都市ブランド推進事業」の7事業のうちのひとつとして認定を受けるなど、その活動が多方面で評価されています。

その仕掛け人となったのが「企画編集ユニット6355」の岡本克彦さんです。
「チャンバラ合戦-戦IKUSA-」の会場にも、もちろん姿を見せていました。

岡本さんは2011年9月、NECカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社(当時、NEC玉川ルネッサンスシティに所在)の社内ネットワークづくりの場として「ムサコ大学」を開校されました。
そのノウハウを地域に広げる形で、現在は「こすぎの大学」を運営されています。

岡本さん自身もそうであったように、「こすぎの大学」の魅力は、地域でのネットワークが広がることでもあります。
毎回地域に関わる話を聞きながら、グループワークで一緒に考えていくコミュニケーションを楽しんでいる方が多いようです。

確立されたフォーマットに毎回参加される「リピーター」も多く、岡本さんをはじめとする運営の皆さんの創意工夫には頭が下がるところです。

本サイトとしても信頼できる、お勧めできるコミュニティですので、地域の輪を少し広げてみたい方は、一度参加してみてはいかがでしょうか。

■「こすぎの大学」の開催実績と今後のスケジュール
開催日 講師 レポート/告知
第1回
9月6日(金)
NECカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 佐藤敏明さん レポート
第2回
2013年10月4日(金)
メガネのオーサカ 大坂亮志さん レポート
第3回
2013年11月1日(金)
NPO法人武蔵小杉駅周辺エリアマネジメント 豊田浩人さん レポート
第4回
2013年12月6日(金)
川崎市立井田病院 西智弘さん レポート
第5回
2014年1月10日(金)
パークシティ武蔵溝ノ口 山本美賢さん レポート
第6回
2014年2月14日(金)
こすぎナイトキャンパス読書会 保崎晃一さん レポート
第7回
2014年3月14日(金)
こすぎ朝学 小池淳一さん レポート
第8回
2014年4月11日(金)
日本リングビー協会 川浪英喜さん レポート
第9回
2014年5月9日(金)
川崎市副市長 三浦淳さん レポート
第10回
2014年6月13日(金)
キーパーソン21 朝山あつこさん レポート
第11回
2014年8月8日(金)
株式会社富士通研究所 岡田誠さん レポート
第12回
2014年9月12日(金)
こすぎトラベラーズサロン 真鍋靖子さん レポート
第13回
2014年9月26日(金)
シブヤ大学 左京泰明さん レポート
第14回
2014年10月10日(金)
ダンウェイ 高橋陽子さん レポート
第15回
2014年11月14日(金)
川崎フロンターレ サッカー事業部 プロモーション部 部長 天野春果さん レポート
第16回
2014年12月12日(金)
Evernoteアンバサダー 堀江賢司さん レポート
第17回
2015年1月9日(金)
未来教育会議 菊池飛鳥さん・辻信作さん レポート
第18回
2015年2月13日(金)
エンディングノートナビゲーター 澤海志帆さん レポート
第19回
2015年3月13日(金)
ファイナンシャルプランナー 齊藤岳至さん レポート
第20回
2015年4月10日(金)
フードライター 滝口智子さん レポート
第21回
2015年5月8日(金)
世界一明るい視覚障がい者 成澤俊輔さん レポート
第22回
2015年6月12日(金)
パクチーハウス東京 佐谷恭さん レポート
第23回
2015年7月10日(金)
ユアライフステージ代表 松尾孝子さん レポート
第24回
2015年7月26日(日)
プレ・ムサシシャルソン レポート
第25回
2015年8月14日(金)
アマチュア手品師 ささきせつおさん ※こども向け レポート
第26回
2015年8月14日(金)
アマチュア手品師 ささきせつおさん ※通常授業 レポート
第27回
2015年9月11日(金)
日本全国スギダラケ倶楽部 若杉浩一さん レポート
第28回
2015年10月9日(金)
劇団カワサキアリス主宰 Ashさん レポート
第29回
2015年11月13日(金)
ハバタク株式会社 長井悠さん レポート
第30回
2015年12月11日(金)
川崎市立井田病院 西智弘さん レポート
第31回
2016年1月15日(金)
野村證券武蔵小杉支店 須山浩さん レポート
第32回
2016年2月12日(金)
CRファクトリー 呉哲煥さん レポート
第33回
2016年3月8日(金)
ON THE MARKS 吉岡明治さん レポート
第34回
2016年3月11日(金)
法政大学 小島聡さん レポート
第35回
2016年4月8日(金)
応用ドラマ・ドラマ教育教育家 佐々木英子さん レポート
第36回
2016年5月13日(金)
STEP CAMP 寒川一さん レポート
第37回
2016年6月10日(金)
地理バッ地理きょういく研究所 澤内隆さん レポート
第38回
2016年7月8日(金)
元パラスイム選手 矢嶋志穂さん レポート
第39回
2016年7月30日(土)
オトナモナー企画第1弾「チャンバラ合戦-戦 IKUSA-」 レポート
第40回
2016年8月12日(金)
海外赴任歴17年 落合克哉さん レポート
第41回
2016年8月17日(水)
サントリー商品開発センター 上井達也さん・浅野悠さん レポート
第42回
2016年9月9日(金)
トイレ研究家 白倉正子さん 参加申込
第43回
2016年10月14日(金)
川崎市総務企画局シティプロモーション推進室 広岡真生さん

■「こすぎの大学」の今後の開催スケジュール
http://www.kosuginouniv.com/これからの授業-申込受付中/

「こすぎの大学」は毎月第2金曜日、19:28~21:15を基本に開催されています。
今後の開催スケジュールは上記ウェブページで更新されていきますので、ご参照ください。

次回はトイレ研究家・日本トイレ協会理事の白倉正子さんが登壇されます。

毎回さまざまなジャンルの講師の方が登壇されますので、ご関心のあるテーマを選択されるのも良いと思います。

本サイトではこれまでに読書コミュニティ「こすぎナイトキャンパス」、朝活コミュニティ「こすぎ朝学」、ワーキングマザーのコミュニティ「武蔵小杉ワーキングマザー交流会」などをご紹介してまいりました。
武蔵小杉において、さまざまな取り組みが広がっていくのは喜ばしいことです。

【関連リンク】
こすぎの大学 ウェブサイト
こすぎの大学 Facebookページ
こすぎの大学 Twitter
岡本克彦さんウェブサイト
NPO法人ゼロワン チャンバラ合戦-戦IKUSA- ウェブサイト

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2016年
08月28日

中原区の、知られざる猫スポット。「猫のミュージアム ラッキーフィールド」訪問レポート

【Reporter:はつしも】

中原区井田に「猫のミュージアム ラッキーフィールド」があります。
今回はこのミュージアムを、訪問してみました。

■矢上川沿いの「猫のミュージアム ラッキーフィールド」
矢上川沿いの「猫のミュージアム ラッキーフィールド」

「猫のミュージアム ラッキーフィールド」は、川崎市と横浜市の境界近くを流れる矢上川沿いにあります。

尻手黒川道路の「井田病院入口」交差点あたりから矢上川沿いに入り、西に向かっていくと「人形劇団 ひとみ座」の前を通ります。

そのまままっすぐ進むと2014/11/28エントリでご紹介した「川崎市動物愛護センター」に到着するのですが、それよりも手前に「猫のミュージアム ラッキーフィールド」があります。

■「ラッキーフィールド」の看板
「ラッキーフィールド」の看板

■猫の壁画
猫の壁画

「ラッキーフィールド」の目印は、この猫の看板と壁画です。
矢上川の南側(横浜寄り)を進んでいけば、見落とすことはないでしょうか。

■「ラッキーフィールド」の入口
「ラッキーフィールド」の入口

「ラッキーフィールド」の入口

看板から中に入っていくと、「ラッキーフィールド」の入口があります。

一般の戸建て住宅の敷地に入っていくようでややためらいも出るかもしれませんが、大丈夫ですのでドアの前まで歩いていきましょう。

ドアの前まで来たら、チャイムを押してください。
中から猫が出てしまう可能性があるため、ミュージアムの方がドアを開けてくれます。

ミュージアムに入場料はありませんが、ひとり500円、寄付にご理解をお願いされています。

■ミュージアム内
ミュージアム内

ミュージアム内は一部屋+αで、大きなスペースではありません。
ただ、その中にたくさんの猫グッズと、ミュージアムで育てられている猫たちがいます。

■猫時計
猫時計

これは「猫時計」です。
振子で動くネズミを、猫が追いかけるようになっています。

■猫の置物
猫の置物

■猫の「いろはにほへと」
猫の「いろはにほへと」

これは、猫が「いろはにほへと」の形になっている絵です。

■猫クッション
猫クッション

■猫の箸置き
猫の箸置き

■猫のポット
猫のポット

ほかにも、ミュージアム内には猫アイテムが盛りだくさんです。

細かいところまで猫尽くしになっていますので、注意して見てみてくださいね。

■猫関連のライブラリー
猫関連のライブラリー 

ミュージアムの奥には、猫関連の本を集めたライブラリーがありました。
こちらの本も自由に読むことができます。

おや、本棚の上には誰かが…。

■本棚の上の猫
本棚の上の猫

これは、三毛猫の「リリィ」ちゃんです。

■テーブル下の猫
テーブル下の猫

ふと、テーブルの下をのぞくと「チビ」ちゃんがいました。

■いろんなところに、猫
いろんなところに、猫

周りをよく見てみると、いろんなところに猫がいます。
この猫は正確な名前がわかりませんが、「ラッキーフィールド」のウェブサイトを参照すると、「きこ」ちゃんでしょうか。

■お昼寝中
お昼寝中

そしてこちらは、お昼寝中の「こまこ」ちゃんです。

こまこちゃんは、「ラッキーフィールド」の猫たちの中でも人に慣れていて、撫でても大丈夫です。

■猫ソファでゆったり
猫ソファでゆったり
 

一方こちらの「さくら」ちゃんは、撫でられるのをあまり好みません。

「ラッキーフィールド」の猫たちは、さまざまな事情で引き取られてここで暮らしています。
生まれつきの性格の違いもありますし、過去の境遇等もありますので、ミュージアム来館の方とのふれあい方はそれぞれの猫によって異なります。

そのあたりはミュージアムの方がアドバイスをしてくださいますので、それに従うのが間違いありません。

また「ラッキーフィールド」は「猫のミュージアム」であり、原則として「猫カフェ」ではありませんので、あらかじめご承知くださいませ。

■天窓から外を覗く「さくら」ちゃん
天窓から外を覗く猫

このように、「猫のミュージアム ラッキーフィールド」では、さまざまな猫アイテムを楽しみつつ、たくさんの猫たちと会うことができます。

タイミングによりますが、お膝に乗ってくれることもあるようです。

■Youtube「猫のミュージアム ラッキーフィールド」紹介動画


「ラッキーフィールド」では、ウェブサイトやYoutubeで店内の様子をご紹介するとともに、ブログも更新しています。
ご関心ある方は、エントリ末尾のリンクもご参照ください。

また開館時間は毎日ではなく、月・水・木・土の11:00~17:00となっています。
開館日をお間違えの無いよう、ご注くださいね。

■「猫のミュージアム ラッキーフィールド」の店舗情報
●所在地:中原区井田3-11-12
●開館時間:月・水・木・土 11:00~17:00
●入館料:入館料ではありませんが、ひとり500円の寄付にご理解をお願いしています。
●ウェブサイト:
http://luckyfield.webcrow.jp/
●ブログ:http://ameblo.jp/luckyfield-cat/

■「猫のミュージアム ラッキーフィールド」のマップ


【関連リンク】
2014/11/28エントリ 川崎市動物愛護センターが中原区上平間に2018年度移転へ

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2016年
08月27日

法政通り商店街の「ニカッパ君」が台風耐久仕様に/9月3日(土)「夜みこし」が担ぎ手を募集

【Reporter:はつしも】

晩夏になりまして、武蔵小杉にも台風が接近してくるようになりました。
台風接近前、法政通り商店街の「ニカッパ君」が、台風に負けないよう補強されていました。

■台風接近中の「ニカッパ君」
台風接近中の「ニカッパ君」

「ニカッパ君」は、法政通り商店街のマスコットキャラクターです。

法政通り商店街が二ヶ領用水と交わる「今市橋」の上に鎮座し、二ヶ領用水の水車による発電で、LEDの両目が輝いています。

■「ニカッパは台風に負けないぞー」
「ニカッパは台風に負けないぞー」

■ロープによる補強
ロープによる補強

この日は台風接近の前日にあたり、武蔵小杉の天候はまだ崩れていませんでした。

しかしながら翌日は荒天が予想されたため、紙製のニカッパ君がビニールで覆われ、体が飛ばないようにロープで補強されていました。

屋内に避難するという手段もありますが、この時は今市橋の上で頑張ることに決めたようです。

■台風が過ぎ、「夜みこし」仕様のニカッパ君
台風が過ぎ、「夜みこし」仕様のニカッパ君

さて、台風が過ぎた日、ニカッパ君のコスチュームが「夜みこし」仕様になっていました。

「夜みこし」は、法政通り商店街の夏の最後を飾るイベントで、今年は9月3日(土)18:00から地元町会、商店街のみこしとともに「針金ハンガーねぶた」が登場します。

■製作中の針金ハンガーねぶた
製作中の針金ハンガーねぶた

ニカッパ君のすぐ近くで、この「針金ハンガーねぶた」が現在製作中です。

針金ハンガーをリサイクルして作った骨組みは例年使われているものを生かし、表面の紙を貼り換えてカラーリングをしていきます。

■法政通り商店街の「夜みこし」
「夜みこし」

■針金ハンガーねぶた
針金ハンガーねぶた

これらは、過去に開催された「夜みこし」の様子です。

みこしはどなたでも担ぐことができますので、希望される方は9月3日(土)当日、17:30までに法政通り商店街のレディースファッション「アラセ」までお越しください。
はっぴなどは不要で、動きやすい恰好であれば問題なく参加できます。

なお、例年本イベントは「ストリートライブ&夜みこし」としてストリートライブとのセットで開催されていましたが、今年は「夜みこし」のみの開催となります。

毎年参加されている方はこの点、ご注意くださいね。

■法政通り商店街「夜みこし」の開催概要
日時 2016年9月3日(土)18:00~
会場 法政通り商店街 今市橋周辺
参加方法 みこしを担ぎたい方は、当日17:30までに法政通り商店街「アラセ」までおこしください。
URL https://musashikosugi.info/1226



■市ノ坪神社祭礼のお知らせ
市ノ坪神社祭礼のお知らせ

■市ノ坪神社祭礼
市ノ坪神社祭礼 

なお、9月3日(土)、4日(日)は、市ノ坪神社祭礼が行われます。

夜みこしの日には境内に露店が並んでいますから、こちらも一緒に楽しんでみてはと思います。

【関連リンク】
(夜みこし関連)
2010/9/4エントリ 法政通り商店街の「夜みこし」2010

(ニカッパ君関連)※2015年以降
2015/1/10エントリ 法政通り商店街の「ニカッパ君」がお正月仕様に(2015年版)
2015/2/16エントリ 法政通り商店街「ニカッパ君」の節分仕様から、ひなまつり仕様
2015/3/28エントリ 武蔵小杉の2015お花見シーズン到来と、入学式仕様のニカッパ君
2015/5/4エントリ 武蔵小杉の「こどもの日」に、各地で泳ぐこいのぼり
2015/6/11エントリ 法政二高軟式野球部関東大会優勝を祝う、法政通り商店街のニカッパ君
2015/7/10エントリ 小雨決行、法政通り商店街「全長80m大そうめん流し」2015にソーメンマンが登場
2015/9/15エントリ 法政通り商店街「ニカッパ君」の夜みこし仕様と、「おかし工房しいの実」のニカッパ君クッキー
2015/10/3エントリ 法政通り商店街の「ニカッパ君」が、風力で動く針金アートで登場
2016/3/3エントリ 武蔵小杉の商店街に法政二中・高「祝卒業・入学 共学&新校舎タペストリー」が登場
2016/4/16エントリ 2016年4月より同時に新校舎供用開始、両校男女共学となった法政二中・高と大西学園中・高の新学期スタート
2016/7/16エントリ 法政通り商店街の「全長80m大そうめん流し」2016:設営から見守る開催レポート

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2016年
08月26日

二ヶ領用水の桃の実と、こすぎごてんみどり歩道橋前「選奨土木遺産」認定の案内サイン

【Reporter:はつしも】

二ヶ領用水沿いに、桃の実がなっています。
そんな桃の木を眺めながら、今回は2012年に二ヶ領用水が認定を受けた「選奨土木遺産」の案内サインをご紹介してみたいと思います。

■「こすぎごてんみどり歩道橋」前の桃の木と、二ヶ領用水の案内サイン
「こすぎごてんみどり歩道橋」前の桃の木と、二ヶ領用水の案内サイン

二ヶ領用水は、400年の歴史を持つ、多摩川流域最古かつ最大の農業用水路です。
現在は農業用水路としての役割を終えて、流域住民の憩いの場となっていますが、その歴史的価値が認められたことで2012年9月29日に公益社団法人土木学会の「選奨土木遺産」に認定されました。

2013年3月24日にはその認定書授与式が行われ、さらに2年後の2015年3月には、これを記念した案内サインが二ヶ領用水の2か所に設置されたことを2015/4/11エントリでお伝えしておりました。

■「こすぎごてんみどり歩道橋」前の案内サイン
「こすぎごてんみどり歩道橋」前の案内サイン

「選奨土木遺産」の銘板

「選奨土木遺産」認定の案内サインは、小杉町3丁目の総合自治会館前と、宮内4丁目のこすぎごてんみどり歩道橋前の2か所に設置されています。
前回エントリでは、そのうち総合自治会館前のみをご紹介しておりました。

今回訪れたのは、こすぎごてんみどり歩道橋(中原小学校向かい側)の案内サインです。

■むかし中原は桃の里
むかし中原は桃の里

この案内サインでは、2か所で違う地域情報が紹介されています。

宮内周辺では「中原桃の会」による桃の木の植樹が行われていることもあり、かつて中原区が「桃の里」であったことがピックアップされていました。
南武線から見る桃の木の眺めが美しく、「桃源郷のようだ」と言われていたそうです。

■桃の出荷箱のレッテル
桃の出荷箱のレッテル

こちらは、案内サインで紹介されている「桃の出荷箱のレッテル」です。
「中原の桃」として、全国的にも有数の産地だったということです。

■案内サインそばの桃の実
案内サインそばの桃の実

現在はかつてのような生産はありませんが、当時の記憶を残していくために、前述の「中原桃の会」による桃の植樹と生育が行われています。

この案内サインのそばにも、ちょうど桃の実がなっていました。

■宮内周辺の桃の木
宮内周辺の桃の実

二ヶ領用水沿いでは特にこの宮内周辺に、多くの桃が植えられています。
桃の花の季節も、お散歩に良いところです。

■二ヶ領用水と渋川の分岐点の桃の木
二ヶ領用水と渋川の分岐点

桃の実

桃の木は、宮内だけでなく渋川との分岐点周辺にも植えられています。
分岐点の水門そばにも、ほんのり桃色に染まった実がなっていました。

■総合自治会館前の「選奨土木遺産」案内サイン
総合自治会館前の「選奨土木遺産」案内サイン

総合自治会館前の「選奨土木遺産」案内サイン

■渋川の地元名称「シブッカ」?
渋川の地元名称「シブッカ」?

こちらは、前回エントリでご紹介した総合自治会館前の「選奨土木遺産」案内サインです。

渋川が近いため、こちらでは「二ヶ領用水と渋川」が紹介されていました。
「渋川の地元名称」として「シブッカ」という耳慣れない名前が紹介されていまして、前回目に留まったところです。

■案内サインのマップ
案内サインのマップ

二ヶ領用水・渋川というとどうしてもソメイヨシノの開花時期のイメージが強いですが、春夏秋冬、それぞれの表情が楽しめます。
こんな案内サインもひとつの目印に、夏の散策をしてみるのも良いのではないでしょうか。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 二ヶ領用水
2015/4/11エントリ 渋川の地元名称は「シブッカ」?川崎市が二ヶ領用水の選奨土木遺産認定記念の案内サインを設置

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2016年
08月25日

グランツリー武蔵小杉・ららテラス武蔵小杉の「ムサコ」たち。「むさこdeシュー」「むさこロール」「ムサコスムージー」「I LOVE MUSAKO」

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉は近年の再開発により、テレビ番組・コマーシャル・新聞・雑誌・映画など各種メディアに登場する機会が非常に多くなってきました。
メディアの中においては、武蔵小杉の奥様方が「ムサコマダム」として紹介されるなど、地域の呼称として「ムサコ」が使われるケースが増えています。

これに乗るかたちで、駅前の商業施設「グランツリー武蔵小杉」「ららテラス武蔵小杉」では、「ムサコ」の名前を冠した商品が展開されています。

■グランツリー武蔵小杉の「パティスリー・シュシュクリエ」
グランツリー武蔵小杉の「パティスリー・シュシュクリエ」

グランツリー武蔵小杉の「パティスリー・シュシュクリエ」は、三軒茶屋の洋菓子店「ラ・ファミーユ」が立ち上げた新ブランドです。
同店がオープンしたのち、2015年10月に三軒茶屋の店舗も「シュシュクリエ」に転換されています。

■「パティスリー・シュシュクリエ」の「むさこde シュー」
「パティスリー・シュシュクリエ」の「むさこdeシュー」

■同じく「むさこロール」
同じく「むさこロール」

「シュシュクリエ」で展開されているのが、「むさこdeシュー」と「むさこロール」です。

「むさこdeシュー」は、マカロン生地を乗せて焼き上げたシュー生地に、御養卵を使用したカスタードクリーム・生クリームのミックスが入っています。拳程度の大きさで、クリームの重みとボリューム感があります。

カスタードクリームを詰めてからの時間の経過に満足度が左右される商品で、運よくできたてが食べられると、特徴であるサクサク生地の食感が楽しめます。

「むさこロール」は、フワフワでしっとりとしたスフレ生地に、北海道阿寒の生クリーム、御養卵を使用したカスタードクリームが入っています。

2種のうち、気軽に食べられる「むさこdeシュー」は特に人気があり、ひとり5個までと個数制限があります。
毎月第2火曜日は「むさこdeシュー」の日で、通常価格220円が180円(限定500個)となりますので、この時がチャンスですね。

■「むさこdeシュー」とセットで展示「ムサコ論争」の新聞記事
「むさこdeシュー」とセットで展示「ムサコ論争」の新聞記事

「むさこdeシュー」とセットで展示「ムサコ論争」の新聞記事

この「むさこdeシュー」が、2016年5月24日付の東京新聞に取り上げられまして、しばらくの間「シュシュクリエ」のカウンターに展示されていました。

ちょうど「ムサコってどこ?『本家論争』…現地は三所三様」という記事で、武蔵小杉に関する部分だけをまとめると、下記のような要旨になっています。

●再開発にあたって川崎市が2005年度にMUSACOを愛称としたが定着しなかった
●最近、子育て世代の新住民が増え、時折「ムサコ」の略称が使われるようになった
●駅近くの洋菓子店(シュシュクリエ)では地元の名物になるようにとシュークリームに「むさこdeシュー」と名付け販売
●古い住民は「コスギ」と呼ぶことが多い
●プロ野球選手のパンチ佐藤さんはインタビューに答え「街や電車で『むさこマダム』なんて耳にしますが、ダルビッシュ有選手を『ダビリッシュ』と間違えるより恥ずかしい。コスギです!」と熱く訴えた


なお、記事中に登場するパンチ佐藤さん は、ブログでも「コスギ」を熱く訴えています。

■パンチ佐藤オフィシャルブログ パンチ佐藤の一 日一膳 老舗を探せ!
http://ameblo.jp/punch-sato/entry-11794730247.html

この東京新聞では、武蔵小杉以外の「武蔵小山」「武蔵小金井」の状況についても取り上げられています。
ご関心のある方は、図書館などで閲覧してみてください。

■グランツリー武蔵小杉「レインボースペクトラム」の「I LOVE MUSAKO」
グランツリー武蔵小杉「レインボースペクトラム」の「I LOVE MUSAKO」

グランツリー武蔵小杉「レインボースペクトラム」の「I LOVE MUSAKO」

また、同じくグランツリー武蔵小杉の雑貨店「レインボースペクトラム」では、「I LOVE MUSAKO」という看板が掲示されています。

「SINCE 2014.11」ということで、開業時から同店なりに「地元(ムサコ)愛」を示したものでしょうか。

■ららテラス武蔵小杉「九州屋」の「MUSAKOスムー ジー」
ららテラス武蔵小杉「九州屋」の「MUSAKOスムージー」

ららテラス武蔵小杉「九州屋」の「MUSAKOスムージー」

一方、ららテラス武蔵小杉の「九州屋」では、 「MUSAKOスムージー」が販売されています。
「MUSAKOグリーン」など種類がありまして、特に材料など武蔵小杉につながりはないようですが、フルーツなどをミックスしています。

このように大型商業施設においては、メディアと歩調を合わせた「ムサコ」名称が各所で使われています。

「シュシュクリエ」は大手資本ではなく、三軒茶屋ではまさに「地元のお店」ですが、新たに進出した武蔵小杉では地元の感覚等を把握しきれない部分もあったかと思います。
または把握はしたうえで、メディアに乗った方が良いという判断もあったのかもしれません。


いずれにしましてもこれらは洋菓子であり、ドリンクであります。名前はさておき、とりあえずは美味しくいただけるかどうかが一番重要といえるでしょう。

せっかくですので「ムサコ論争」を話題にしつつ、 「ムサコ」フードを試してみるのも良いと思います。



なお余談ですが、武蔵小杉特化のラジオ番組「コスギスイッチON!」では、2016年4月28日放送分において、武蔵小杉駅前「こすぎコア パーク」での「武蔵小杉を何と呼ぶか」街頭インタビューを実施しておりま した。

その結果が、想像以上に「ムサコ」が多く、正確な集計は番組中で発表されていないものの20人ほどにインタビューをしたところ「コスギ」「ムサコ」でおおよそ半々だったということです。

■コスギスイッチON! ウェブサイト
http://radioksg.com/
※2016年4月28日放送分 21分28秒あたりからス タートします。

インタビューの声からすると若い方が多かったようですが、「ムサコはメディアだけ、地元では誰一人使わない」とは現実に言い切れなくなってきているのかもしれません。

番組をお聞きになるとわかりますが番組製作スタッフはかねてから強く「コスギ」を支持されていますので、大手メディアと歩調を合わせたバイアスがかかっているわけではまったくありません。むしろ「コス ギ」と答える方が多いことを希望してインタビューされた結果かと思います。

私個人は「ムサコ」を使うことは全くありませんが、「MUSACO」が定着しなかったように、こういった名称や言葉の使い方は誰かが「コスギだ」「ムサコだ」と決めて一律に市民全体に強制できる類のものではないですね。

今後どのような流れになっていくものか、注目されるところです。

【関連リンク】
グランツリー武蔵小杉 ショップ情報 パティスリー・シュシュクリエ
レインボースペクトラム ウェブサイト
ららテラス武蔵小杉 ショップ情報 九州屋
2008/5/17エントリ 「MUSACO」に関するアンケート結果

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2016年
08月24日

元住吉の人気ベーカリー「パンドププ」が「バターチキンカレー」で「第1回カレーパングランプリ」金賞を受賞、8月26日(金)まで期間限定販売中

【Reporter:たちばな】

元住吉の人気ベーカリー「パンドププ」が、「バターチキンカレー」パンで「第1回カレーパングランプリ」の「東日本焼きカレー部門 金賞」を受賞しました。

同店ではこれを記念して「バターチキンカレー」パンの期間限定販売を8月26日(金)まで行っています。
(期間は予定であり、変更になる可能性があります)

■「パンドププ(Pan de Pu-Pu)」
「パンドププ」
「パンドププ」は元住吉駅近く、住吉神社側の裏通りで営業を続けるベーカリーです。
「ラウンド食パン」などさまざまな種類のパンが美味しいと地元で人気を博し、本サイトでもこれまでに何度かご紹介しています。

また店主さんは「モトスミ・ブレーメン通り商店街」の青年部において積極的に地域活動に取り組まれるなど、お店の内外で活躍をされているところです。

■「第1回カレーパングランプリ 東日本焼きカレー部門 金賞」
「第1回カレーパングランプリ 東日本焼きカレー部門 金賞」

その「パンドププ」の店先に、「第1回カレーパングランプリ」金賞受賞のお知らせが出ていました。

■日本カレーパン協会 第1回カレーパングランプリ 結果発表
http://www.currypan.jp/gp/2016/07/1-3.html

「カレーパングランプリ」とは、日本カレーパン協会が今年からスタートさせた、Web投票によるカレーパンのコンテストです。

日本カレーパン協会は、ウェブツールの作成やさまざまな「協会設立」の支援ビジネスを展開している「株式会社アクシスツール」というベンチャー企業が事務局として運営しています。

協会自体は「名乗ったもの勝ち」の任意団体であり、ある種「遊び心」の部分でもあると思いますので、伝統や格式があるわけではありません。

ただ、カレーパンはパンの中でも定番の人気商品ですから、あまり堅いことは言わずに楽しんでみればよいのかな~と思いました。

■「パンドププ」の「バターチキンカレーパン」
「パンドププ」の「バターチキンカレーパン」

そしてこちらが、「パンドププ」の「バターチキンカレー」パンです。
同店らしいふんわり生地の中に、辛味は控えめ、ただしバターの旨味がたっぷりのカレーが詰まっています。

これ、確かに「金賞」にふさわしい美味しさでした。
辛味は控えめ…と申しますかほぼ辛味はありませんので、お子さんも召し上がれます。

当初の予定を延長して明後日、8月26日(金)まで期間限定発売を行ったのちは売場が秋の商品に入れ替わります。

ただ、たいへん好評なようで、また時機を見て復活!されるということです。

■「パンドププ」Facebookページ


「バターチキンカレーパン」の金賞受賞については、「パンドププ」のFacebookページでも報告されています。

同店ではノミネートされていたこと自体、ご存じなかったようです。
お客さんなど、どなたかがノミネートされたのでしょうね。

■「武蔵小杉カレーフェスティバル」
「武蔵小杉カレーフェスティバル」

カレー関連のグランプリといえば、武蔵小杉では「武蔵小杉カレーフェスティバル」が昨年の「コスギフェスタ」前夜祭企画としてスタートしていました。

また今年も「コスギフェスタ2016」コラボ企画として開催される予定であり、今年はカレー専門店だけでなく、カレーパンも含め「一部メニューとしてカレーを提供するお店」にもお声がけをされているようです。

カレーでもカレーパンでも、武蔵小杉周辺が何らか盛り上がってくれるのは良いことと思いますので、またこちらもご紹介してまいりたいと思います。

■「パン・ド・ププ」の店舗情報
▼所在地:中原区木月1-23-14 ピアパレス1階
▼営業時間:9:00~19:00
▼定休日:日曜日

▼Facebookページ: https://ja-jp.facebook.com/pandepupu
▼Twitterアカウント: https://twitter.com/PandePuPu

■「パン・ド・ププ」のマップ
「パン・ド・ププ」マップ


【関連リンク】
(パンドププ関連)
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:ベーカリー パンドププ
パンドププ Facebookページ
2008/6/15エントリ 元住吉のパン・ド・ププ
2010/9/10エントリ パン・ド・ププの「クラップフェン」
2012/6/30エントリ パン・ド・ププの夏季限定「鶏ひき肉キーマカレーパン」
2014/10/21エントリ 元住吉の人気ベーカリー「パンドププ」がオープン10周年、オリジナルキャラクター名募集中
2014/11/24エントリ 元住吉の人気ベーカリー「パンドププ」のオリジナルキャラクター名が「ププ丸」に決定

(武蔵小杉カレーフェスティバル関連)
武蔵小杉カレーフェスティバル Facebookページ
2015/10/12エントリ 武蔵小杉の「ひと」(10)「コスギフェスタ2015実行ワーキング・グループ」安藤均さん、奥村佑子さん
2015/10/23エントリ 「コスギフェスタ2015」前夜祭「タワレコ秋のミュージックフェスタ」「武蔵小杉カレーEXPO」開催レポート/24日(土)本祭1日目の見所まとめ

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2016年
08月23日

リオ五輪閉幕、小杉ビルディングの「Balsa Balsa」のバルサ君が41個のメダルを獲得

【Reporter:はつしも】

リオオリンピックが閉幕しました。
大手メディアで報道されている通り、今回の日本代表は金12、銀7、銅21の合計41個のメダルを獲得し、過去最多記録となりました。

このメダル獲得に合わせて、武蔵小杉駅北口の小杉ビルディング1階において、スパニッシュバル「Balsa Balsa」のバルサ君に手作りのメダルが掛けられていました。

■「Balsa Balsa」のバルサ君


「Balsa Balsa(バルサバルサ)」は、小杉ビルディングの1階に2015年12月12日にオープンしたスパニッシュバルです。
同店においては、マスコットキャラクター・クマの「バルサ君」がかねてから店頭に立っています。

■選手名入りのメダル
選手名入りのメダル

リオ五輪開催期間中、日本代表選手のメダル獲得に合わせて、ご覧の通り選手名入りの、手作りのメダルがバルサ君に掛けられていました。

■終盤にそろった、41枚のメダル
終盤にそろった、41枚のメダル

終盤にそろった、41枚のメダル

ご存知の通り、リオ五輪においては連日のように日本代表選手がメダルを獲得しました。

そのためバルサ君の首は、終盤にはたいへん重たそうな感じになっていました。

写真のメダルに名前が見える、体操男子個人総合の内村航平選手の演技は多くの方にディープインパクトを残したのではないでしょうか。


なお、このバルサ君、よく見ると川崎フロンターレのタオルマフラーをかけています。
フロンターレのサポーターでもあるようですね。



■法政通り商店街入口の矢澤航選手の横断幕
矢澤航選手の横断幕

なお、2016/7/24エントリでご紹介した、法政二高出身の110mハードル代表・矢澤航選手は、13秒88のタイムで決勝進出はなりませんでした。

同選手は今年13秒47の日本歴代3位のタイムも記録していますが、自己ベストを出すことの難しさをあらためて感じます。

しかしながら同選手に限らず、すべての代表選手の全力を尽くしてプレーしたことでしょう。
メダルは参加選手にとっても目標であり、輝かしい結果でありますが、それだけですべてが測れるものでないことは、あらためて本サイトが申し上げるまでもありませんね。

オリンピックも閉幕し、「Balsa Balsa」のバルサ君も平常モードに戻ることと思います。
まだしばらくメダルをかけているようでしたら、通り掛けにメダルをひとつひとつ確認してみてください。

【関連リンク】
バルサバルサ武蔵小杉駅前店 ブログ ラストスパート!
矢澤航選手 facebookページ
2014/11/11エントリ 武蔵小杉駅北口の小杉ビルディングにスパニッシュバル「BALSA BALSA」、ファミリーレストラン「ガスト」が2014年12月オープン
2014/12/4エントリ 武蔵小杉駅北口・小杉ビルディングのスパニッシュバル「BALSA BALSA」12月12日オープン、ファミリーレストラン「ガスト」12月26日オープン
2014/12/19エントリ 小杉ビルディングのスパニッシュバル「BALSA BALSA」のパスタランチと、「ガスト」12月26日オープン準備中

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2016年
08月22日

グランツリー武蔵小杉で5店舗が8月17日~28日連続閉店、従来より閉店の2店舗と合わせ7区画が空き区画に

【Reporter:はつしも】

グランツリー武蔵小杉で、8月17日から28日にかけて、5店舗が閉店します。
すでに閉店済みの2区画を加えて、これにより7区画がクローズの状態となります。

今後新店舗が入ることで、晩夏から秋にかけて、グランツリー武蔵小杉もある程度まとまった店舗入れ替えということになりそうです。

■グランツリー武蔵小杉の8月閉店告知
グランツリー武蔵小杉の8gふぁつ閉店告知

こちらは、グランツリー武蔵小杉1階入り口に、フロアガイド変更のご案内として掲示されていたものです。

これにより、下記の閉店予定が一覧でわかるようになっています。

●8月17日閉店 銀座かねまつ(1階)/サマンサベガ(2階)
●8月21日閉店 チャールズアンドキース(2階)/ジャックバニーバイパーリーゲイツ(2階)
●8月28日閉店 フィールドドリーム(3階)

またこれに加えて、

●7月24日閉店 シャワーパーティー(2階)
●3月27日閉店 パーフェクトワン(2階)

上記の2店舗もかねてから閉店しているため、合計7区画が一気に空きの状態になります。

■8月17日閉店「銀座かねまつ」
8月17日閉店「銀座かねまつ」

8月17日閉店「銀座かねまつ」

まずは1階から見ていきましょう。
レディスシューズの「銀座かねまつ」は、8月17日をもって閉店となりました。

■2階で閉店の4区画
2階で閉店の4区画

そして2階では、吹き抜けに面して4区画が連続して閉店していました。

写真左手が「シャワーパーティー」「パーフェクトワン」の2区画、右手が「ジャックバニーバイパーリーゲイツ」「サマンサベガ」の2区画です。

閉店区画の間に挟まれているのが、「アネモネ」です。

■「シャワーパーティー」「パーフェクトワン」の2区画
「シャワーパーティー」「パーフェクトワン」の2区画

「シャワーパーティー」の閉店告知

「パーフェクトワン」の閉店告知

4区画並びのうち、「シャワーパーティー」は7月24日、「パーフェクトワン」は3月27日に先行して閉店していました。

「パーフェクトワン」の区画については、5か月くらい空きの状態が続いていることになります。
後追いで隣接の「シャワーパーティー」が閉店しましたので、2区画をひとつにまとめることも店舗誘致のうえでは可能かもしれませんね。

■「ジャックバニーバイパーリーゲイツ」「サマンサベガ」の2区画
「ジャックバニーバイパーリーゲイツ」「サマンサベガ」



「サマンサベガ」の閉店告知

そして「アネモネ」を間に挟んで閉店したのが、こちらの2区画です。

「ジャックバニーバイパーリーゲイツ」が8月21日に、「サマンサベガ」が8月17日に閉店しました。

「サマンサベガ」の区画は、グランツリー開業当初は同じ「サマンサタバサ」グループの「リッチミーニューヨーク」が出店していました。
それが2015年10月16日により「サマンサベガ」に切り替えられ、ラグジュアリー路線からよりヤング・カジュアル路線にシフトをしましたが、10か月ほどでの閉店という結果になりました。

このあとまたサマンサタバサの別レーベルになるのか、グループの手を離れて別の企業が入居するのかはわかりません。

■2階「チャールズアンドキース」の閉店区画
「チャールズアンドキース」の閉店区画

「チャールズアンドキース」の閉店区画

また2階では、4区画とは少し離れた場所で「チャールズアンドキース」も8月21日に閉店しました。

これにより、2階では5区画が空きになったことになります。

■3階で8月28日閉店予定「フィールドドリーム」
3階で8月28日閉店予定「フィールドドリーム」

■ブランド事業休止のお知らせ
ブランド事業休止のお知らせ

最後は、8月28日閉店予定で、現在はまだ営業しているのが3階の「フィールドドリーム」です。

こちらは告知にある通り、オンワード樫山が同ブランドの事業を休止することによるものです。
グランツリー武蔵小杉だけでなく各店舗が一斉に閉店する形になりますので、やむを得ないですね。

現在は閉店セールが行われていますので、ご関心ある方はチェックしてみてください。


さて、これらの合計7区画は、当然ながら後釜の店舗を誘致していくことになります。
どのような店舗が入ってくるのか、区画も複数あるだけに気になるところです。

7月20日にはアパレルの「グランパーク」跡地が「妖怪ウォッチオフィシャルショップ ヨロズマートミニ」になるなど、大きく業種を転換したところもあります。
7区画の中には、そんなイメージチェンジをするところもあるかもしれませんね。

■開業2周年が近づくグランツリー武蔵小杉
開業2周年が近づくグランツリー武蔵小杉

【関連リンク】
グランツリー武蔵小杉 ウェブサイト
武蔵小杉ブログ グランツリー武蔵小杉関連エントリ

(グランツリー武蔵小杉 店舗入れ替え関連エントリ)
2015/5/15エントリ グランツリー武蔵小杉で初の店舗入れ替え。西武・そごう「カッフェアマービレ」跡地に紳士・婦人雑貨売り場が5月30日(土)オープンへ
2015/6/4エントリ グランツリー武蔵小杉の「西武・そごう武蔵小杉SHOP」がリフレッシュオープン、紳士・婦人雑貨を拡充
2015/8/29エントリ グランツリー武蔵小杉の「BURROWS & SUN」が、「レベッカミンコフ」に続きブランド撤退により2015年8月31日(月)閉店
2015/10/16エントリ グランツリー武蔵小杉のカジュアル強化。レベッカミンコフ跡地「リプレイ」に続き、サマンサタバサが「リッチミーNY」を「サマンサ ベガ」に切り替え本日オープン
2015/11/14エントリ 1周年近づくグランツリー武蔵小杉の新店舗。「バロウズアンドサン」跡地に「CHOOSE LIFE」が11月20日オープン
2015/11/23エントリ グランツリー武蔵小杉1周年。新店舗2店オープン・おもちゃ売り場3倍増・地元店舗「メチエのシュトーレン」「イクミママ」登場
2016/4/13エントリ グランツリー武蔵小杉「マウイマイクス」閉店・跡地にスープ春雨&カフェ「ハオツァイ」が本日オープン/「グランピット」4月1日仕様変更
2016/6/30エントリ 「妖怪ウォッチオフィシャルショップ ヨロズマートミニ グランツリー武蔵小杉店」が7月20日(水)出店を正式リリース、出店場所は3階「Grand PARK」跡地

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