武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2016年
03月20日

武蔵小杉に春の訪れ。二ヶ領用水のソメイヨシノ開花宣言

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉に、春の訪れです。
二ヶ領用水のソメイヨシノが、一部開花しました。

今後気温の上昇にともなって、徐々に開花が進んでくるものと思います。

■二ヶ領用水のソメイヨシノ
二ヶ領用水のソメイヨシノ 

ソメイヨシノが開花したのは、二ヶ領用水のうち法政通り商店街の「今市橋」近くです。
上記写真は今市橋から北側を見たもので、ここはまだ開花していません。

■今市橋の南側で、ふくらんだつぼみ
今市橋の南側で、ふくらんだつぼみ 

そこで今市橋から東急線の高架に向かって南下していくと、ふくらんできたつぼみが見つかりました。

■ソメイヨシノの開花
ソメイヨシノの開花

ソメイヨシノの開花

そしてほどなく、開花したソメイヨシノが見つかりました。

武蔵小杉のソメイヨシノ、開花宣言です。

■二ヶ領用水とソメイヨシノ
二ヶ領用水とソメイヨシノ 

今市橋以南の二ヶ領用水にも、何か所か橋がかかっています。
橋の上から、二ヶ領用水の流れと開花したソメイヨシノを楽しむことができます。

■まだ固いつぼみ
まだ固いつぼみ

開花しているのはごく一部で、大部分はまだつぼみが固いままです。

これから開花が進んでいくのが楽しみですね。

■二ヶ領用水のソメイヨシノ開花場所
二ヶ領用水のソメイヨシノ開花場所


さて、ソメイヨシノはまだささやかな開花ですので、折角ですから満開の花もご紹介しておきましょう。

■二ヶ領用水の花桃
二ヶ領用水の花桃

二ヶ領用水の花桃 

今市橋付近はソメイヨシノが中心ですので、場所を変えましょう。

二ヶ領用水をぐっと北上しまして、小杉十字路に近づくと「花桃」が咲いていました。

■花桃の一種「矢口」
花桃の一種「矢口」

これは「二ヶ領用水 中原桃の会」の皆さんが植えてお世話をされているもので、「矢口」という品種だそうです。

私などは花桃の細かい品種はわかりませんので、こうして紹介をいただけるとたいへん有難いです。

■植栽のお世話をする皆さん
植栽の世話をする皆さん 

小杉十字路付近では、植栽の剪定などお世話をされている方がいました。

この日は高所作業をしていましたので行政発注の業者さんだったかもしれませんが、この一帯では「二ヶ領用水 中原桃の会」など地域の方が二ヶ領用水沿いの環境整備をされている姿を普段から見かけます。

やはりこういった植物は、継続的な手入れが大切ですね。


ソメイヨシノの寿命は一説には60年とされ、戦後日本各地に植樹されたものがそろそろ樹勢が衰えるのではないかと言われています。

きちんと世話をすることで長寿化が可能との説もありますが、いずれにせよ人間同様、永遠の命があるわけではありません。

桃の木は「中原桃の会」の方が若木を植えるなど対応をされていますが、ソメイヨシノについても、今後のメンテナンスが重要になってくるのではないでしょうか。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園:公開空地 二ヶ領用水

(武蔵小杉のソメイヨシノ関連)
2008/3/28エントリ 武蔵小杉の桜の時。お勧めスポット編
2008/4/19エントリ ふたたび、武蔵小杉の桜の時
2009/4/9エントリ 武蔵小杉の桜の時。2009(前編)
2009/4/10エントリ 武蔵小杉の桜の時。2009(後編)
2010/4/10エントリ 中原平和公園の桜
2011/4/8エントリ 武蔵小杉周辺のソメイヨシノがほぼ満開に
2011/4/10エントリ 武蔵小杉のお花見日和
2012/4/7エントリ 武蔵小杉の桜の時。2012(渋川・二ヶ領用水・中原平和公園)
2013/3/23エントリ 武蔵小杉の桜の時。2013
2014/4/5エントリ 武蔵小杉の桜の時。2014
2015/3/28エントリ武蔵小杉の2015お花見シーズン到来と、入学式仕様のニカッパ君
2015/3/31エントリ 新スポットをめぐる、武蔵小杉の桜の時。2015

(中原区の桃関連)
2009/7/6エントリ 二ヶ領用水の桃の実と空き店舗
2010/4/18エントリ 二ヶ領用水の桃の花
2010/8/31エントリ 二ヶ領用水・西下橋交差点から等々力緑地付近
2012/6/11エントリ 「二ヶ領用水 中原桃の会」による中原区制40周年記念植樹「源平枝垂れ桃」
2014/11/3エントリ 「中原区の木」が「モモ」に決定、シンボルイラストの原画を12月5日(金)まで募集中
2015/3/5エントリ 2015年3月1日制定、「中原区の木・モモ」とシンボルマーク
2015/4/4エントリ 小杉町3丁目中央地区の都市計画道路が供用開始、自転車専用レーンを整備
2015/4/18エントリ 二ヶ領用水の満開八重桜と、「中原区の木」桃の花

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2016年
03月19日

「第21回川崎市青少年フェスティバル」が3月20日(日)とどろきアリーナで開催、ボーイスカウト・ガールスカウトがイベント運営

【Reporter:はつしも】

2016年3月20日(日)に、とどろきアリーナにおいて「第21回 川崎市青少年フェスティバル」が開催されます。

■川崎市青少年フェスティバル ウェブサイト
http://seisyonen.sakura.ne.jp/seisyonen-fes/seifesu/seifesu.htm

■第21回川崎市青少年フェスティバル
第21回川崎市青少年フェスティバル

■第21回川崎市青少年フェスティバルの開催概要
日時 2016年3月20日(日)
会場 とどろきアリーナ
参加費 無料
主催 川崎市・川崎市教育委員会

■プログラム
<ステージ>
●午前の部●
10:00 開会式
10:25 ダンスパフォーマンス(1)
10:55 チアリーディング(1)
11:25 ダンスパフォーマンス(2)
11:50 抽選会(1)
(休憩)
●午後の部●
13:45 ダンスパフォーマンス(3)
14:15 ダンスパフォーマンス(4)
14:25 チアリーディング(2)
14:55 抽選会(2)
15:55 閉会式

■ステージイベント
ステージイベント

<メインアリーナ>
●狙って決めよう!
●ゴールまで、あと何歩?
●わりばしでっぽうであそぼう!
●駆けろ!チャレンジャーズ
●君なら出来る!ロープスター
●だいすきなもの(まとあて)
●青少年団体紹介(工作もあるよ!)
●サクサク!クラフト!
●バルーンアートであそぼ
●スタンプラリークイズ

■メインアリーナ
「川崎市青少年フェスティバル」が開催されたとどろきアリーナ 

<メインアリーナ エントランス>
●おもしろ科学実験教室
●大道芸

■大道芸
大道芸

<メインアリーナ 2階ホワイエ>
●占いコーナー
●貯金箱づくり

<赤レンガ広場>
●消防体験コーナー
●警察官になろう!

■消防用資機材の展示・体験
消防用資機材の展示・体験

■消防隊員の制服での撮影会
消防隊員の制服での撮影会

■中原警察署による撮影会
中原警察署による撮影会

<催し物広場>
●フリーマーケット
●模擬店

■模擬店とフリーマーケット
「川崎市青少年フェスティバル」が開催されたとどろきアリーナ

川崎市青少年フェスティバルは、川崎市・川崎市教育委員会の共催により、川崎市内のボーイスカウト・ガールスカウトなど青少年団体が実行するイベントです。

ボーイスカウト・ガールスカウトなど青少年が乳幼児・小学生とその家族を対象にしたイベントの企画運営を行うことで、子どもたちが楽しむとともに青少年側の成長もはかることを目的としています。

■EL汽車の運行をサポートする少年少女
EL汽車の運行をサポートする少年少女

上記写真に写っているのは大人から見れば全員子供たちですが、ウインドブレイカーを着ている大きい子がボーイスカウト・ガールスカウトの「運営」の子どもたちです。

自分たちよりも小さい子が楽しめるよう、各種企画のサポートをしています。

ミニEL汽車の運行も転倒などの可能性がないとはいえませんので、常時そばについて安全管理をしていました。

■的当てゲーム
的当てゲーム

■障害物競走
障害物競走 

そのようなコンセプトですので、全体としては小学校低学年くらいまでをターゲットにした企画が多いかと思います。
一方でステージイベントや大道芸、模擬店やフリーマーケットなどは全年齢対応で楽しめるのではないでしょうか。

■川崎市青少年フェスティバル特設サイト 昨年の写真(PDF)
http://seisyonen.sakura.ne.jp/seisyonen-fes/
seifesu/photo2014.pdf


なお、川崎市青少年フェスティバルの特設サイトでは、過去開催の写真もアップされていましたので、ご関心ある方はこちらもご参照ください。

【関連リンク】
川崎市青少年フェスティバル 特設サイト
2013/3/25エントリ とどろきアリーナの「東日本大震災復興支援 アリーナまつり」でいただく、東北地方物産
2014/3/16エントリ  「第19回 川崎市青少年フェスティバル」開催レポート

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2016年
03月18日

川崎野菜「のらぼう菜」が登場。3月19日(土)「新丸子の路地裏マルシェ」と3月22日(火)スタート「本場さぬきうどん武蔵小杉店」の「のらぼう菜温玉醤油うどん」

【Reporter:はつしも】

川崎市産の野菜に「のらぼう菜」というものがあります。

これは多摩区菅地区に鎌倉時代に伝わったという伝説も残る野菜で、現在20件ほどの農家で取り扱われています。

茎の糖分が高くアクが少ないためにおひたしなどにもよく合い、雑草や虫などの被害に強くために無農薬で栽培するのが特徴です。

■菅のらぼう保存会の「のらぼう菜」
菅のらぼう保存会の「のらぼう菜」

このたび、この「のらぼう菜」が収穫のシーズンを迎えました。

地産地消の取り組みとして3月19日の第4回「新丸子の路地裏マルシェ」に「のらぼう菜」が登場するほか、3月22日(火)より、JR武蔵小杉駅構内の「本場さぬきうどん 親父の製麺所 武蔵小杉店」において期間限定メニュー「のらぼう菜温玉醤油うどん」が提供されます。

まずは、明日開催の「新丸子の路地裏マルシェ」からご紹介していきましょう。

■Common Life あさって土曜は路地裏マルシェですよ!
https://commonlife.jp/%e3%82%a4%e3%83%99
%e3%83%b3%e3%83%88/11011

■新丸子の路地裏マルシェ facebookページ
https://www.facebook.com/rojiuramarcheshinmaruko/

 ■新丸子の路地裏マルシェ
「新丸子の路地裏マルシェ」

■「新丸子の路地裏マルシェ」のマップ
「新丸子の路地裏マルシェ」のマップ

「新丸子の路地裏マルシェ」は、過去エントリでも何度かご紹介してきました。
雑貨店「Common Life」が中心となり、川崎市内の農園や新丸子周辺の複数店舗の協力を得て「川崎野菜」の販売やそれを使ったメニュー提供等を行っています。

■新丸子「Common Life」と「BJcafe」
新丸子「Common Life」と「BJcafe」

■「Common Life」で販売される川崎野菜
「Common Life」で販売される川崎野菜 

今回「新丸子の路地裏マルシェ」「親父の製麺所」に届く「のらぼう菜」は、いずれも多摩区の「菅のらぼう保存会」の手によるものです。

■「菅のらぼう保存会」会長の高橋さん(右)
「菅のらぼう菜保存会」の高橋さん(右) 

「菅のらぼう菜保存会」は会長の高橋 孝次さんが中心となり、歴史ある「のらぼう菜」を後世に残すために2001年に発足しました。品種系統の保存や品質向上のための栽培講習会、地域の学校教育への協力などを行っています。

また今回のマルシェでは、「のらぼう菜」以外にも宮前区の小泉農園・矢澤水耕農園・程塚きのこ園・杉田農園などから下記の川崎野菜が届く予定です。

菜花/高菜/わさびな/サラダ大根/パクチー/干し椎茸/アイスプラント/ミニトマト/大根/レンソウ

※おことわり
2016/3/2エントリで小泉農園の「わがままいちご」をご紹介した際、今回の「新丸子の路地裏マルシェ」でも販売予定とご紹介いたしましたが、その後の生育状況の事情により販売は難しくなりました。
その他の野菜も状況により変動する可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

■のらぼう菜と黒豆のマフィン
のらぼう菜と黒豆のマフィン

また「Common Life」では今回も、おかし工房「つくりて」による卵とバターを使わない焼き菓子が販売されます。

今回の目玉は、上記写真の「のらぼう菜と黒豆のマフィン」です。

■「のらぼう菜色えんぴつを作ろう!」ワークショップ
「のらぼう菜色えんぴつを作ろう!」ワークショップ

「のらぼう菜色えんぴつを作ろう!」ワークショップ

加えて今回は、「のらぼう菜色えんぴつを作ろう!」ワークショップも開催されます。

色えんぴつの中にのらぼう菜の種を入れて、使い終わったら鉢に植えて育てるという企画です。

のらぼう菜の種まきの時期は9月ということですから、今からちょうど色えんぴつを使い切れそうな時期です。

■お花見に好適「のらぼう菜弁当」
お花見に好適「のらぼう菜弁当」

「Common Life」ではさらに、のらぼう菜を使った、お花見用の「のらぼう菜弁当」も2種類受付しています。
「BJcafe」と、「宝や」の2バージョンがあります。

こちらの受け付けは、マルシェ開催の3月19日(土)までとなっていますので、希望される方は「Common Life」でお問い合わせください。

■「のらぼう菜」の顔ハメ
「のらぼう菜」の顔ハメ

そして「Common Life」手製の顔ハメも、今回はのらぼう菜です。
のらぼう菜づくしですね。

やはりお野菜は旬のものが一番です。

■「BJcafe」
「BJcafe」のデリ 

今回の「新丸子の路地裏マルシェ」も、定番メンバーとなった「BJcafe」「SHIBA COFFEE」「KOSUGI CURRY」が参加します。

それぞれに川崎野菜を使ったメニューなどの提供を行う予定です。

「BJcafe」では、川崎野菜を使ったマルシェ限定ランチメニューが提供されるほか、焼き菓子のイートインなどができます。

 ■「SHIBA COFFEE」
「SHIBA COFFEE」 

「SHIBA COFFEE」では、マルシェ限定の「路地裏マルシェブレンド」が提供されます。
同店ではフード類の持ち込み可ですので、「BJcafe」から持ち込んでマルシェブレンドと一緒にいただくことも可能です。

提供いただいた顔ハメ写真で知りましたが、「SHIBA COFFEE」も4周年なんですね。

■「KOSUGI CURRY」
「KOSUGI CURRY」 
 
そして「KOSUGI CURRY」では、「のらぼう菜とベーコンエッグのレッドカレー炒めごはん」が数量限定で販売されます。
 
なお、各店舗のオープン時間は「Common Life」が10時、「BJcafe」「SHIBA COFFEE」が11時、「KOSUGI CURRY」は11時半とそれぞれ異なります。
またこれまでの「新丸子の路地裏マルシェ」は土日開催でしたが、今回は19日(土)のみの開催となりますので、ご注意ください。



続いて、3月22日(火)からの、JR武蔵小杉駅構内「本場さぬきうどん 親父の製麺所 武蔵小杉店」における「のらぼう菜温玉醤油うどん」の提供についてご紹介しましょう。

■川崎市報道発表資料 「のらぼう菜」を使用した期間限定メニューが3月22日より登場!
 http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/
280/0000075534.html

 
■「のらぼう菜温玉醤油うどん」
「のらぼう菜温玉醤油うどん」
※川崎市報道発表資料より

本サイトでは2015/2/5エントリにおいて、川崎市とJR東日本が包括連携協定を締結したことをお伝えしました。

本協定は川崎市内における地域と鉄道の持続的な発展に向けて両者が連携・協力を推進することを目的としたもので、その一環として「南武線沿線での地域農業の活性化や地産地消」の取り組みが進められています。

昨年同時期も、「のらぼう菜」「生田の梅」「禅寺丸柿」を使った新メニューが南武線のエキナカ店舗等で販売されていまして、2014/4/9エントリでご紹介しておりました。

■「本場さぬきうどん 武蔵小杉店」
「本場さぬきうどん 武蔵小杉店」

■昨年の「からし和え のらぼう菜うどん」
「からし和え のらぼう菜うどん」(税込580円)

昨年は同じく「本場さぬきうどん 親父の製麺所 武蔵小杉店」において「からし和え のらぼう菜うどん」が販売されていました。

今年はメニューが変わりまして、「のらぼう菜温玉醤油うどん」が提供されます。

冒頭に申しあげたとおり「のらぼう菜」は糖分が多くアクが少ないことから、おひたしとして食するのに適しています。

うどんに載せる具としては、使いやすいのではないでしょうか。


「のらぼう菜」は生産量が少なく、一般のスーパー等に並ぶことはほとんどないそうです。
「親父の製麺所」における提供は4月11日(月)までとされていますが、収穫が終わり次第メニュー終了となりますので、食べてみたい方はお早めにどうぞ。



最後に、2016年1月からスタートしている「武蔵小杉駅マルシェ」も、第3回は3月30日開催を予定しています。

■川崎市報道発表資料 川崎市内産の農産物を販売する『武蔵小杉駅マルシェ』を開催します!
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/
280/0000074013.html

 
■「武蔵小杉駅マルシェ」
「武蔵小杉駅マルシェ」 

一昨年あたりから、大企業・NPO・個人商店などさまざまな立場の方による「川崎市の地産地消」の取り組みがたいへん盛んになってきましたね。

※本エントリの写真の一部は、Common Lifeより提供を受けております。
 
【関連リンク】
(新丸子の路地裏マルシェ関連)
Common Life あさって土曜は路地裏マルシェですよ!
2016/1/28エントリ 第1回「武蔵小杉駅マルシェ」開催レポート:川崎産野菜や「わがままいちごのいちごジャム」など販売し大盛況に
2015/11/7エントリ 第2回「新丸子の路地裏マルシェ」11月7日(土)8日(日)開催、「Common Life」「BJcafe」に加え「SHIBA COFFEE」「KOSUGI CURRY」が初参加
2016/1/24エントリ 第3回「新丸子の路地裏マルシェ」開催レポート:川崎野菜「キクイモ」料理と、1月27日「武蔵小杉駅マルシェ」にも登場予定「小泉農園のわがままいちご」

(川崎市の地産地消関連)
2015/7/5エントリ 「第5回かわさき地産地消フェア with In Unityコアパークライブ」開催レポート
2016/2/3エントリ ぐるなびが「かわさきそだち」の食材による「かわさきレストラン・ウィーク」を市内23店舗で2月21日まで開催:溝の口「フィオーレ」でのプレス向け試食会レポート

(JR東日本の地産地消関連)
2014/10/23エントリ 南武線エキナカで、地産地消。「多摩川梨ジャム」使用商品を販売中
2014/10/30エントリ JR武蔵小杉駅の連絡通路で新キャラクター「多摩川梨くん」が南武線新型車両「E233系」を紹介中
2015/4/9エントリ 南武線エキナカ店舗限定 地産地消メニューが4月13日(月)まで提供中、南武線オリジナル付箋をプレゼント
2016/1/28エントリ 第1回「武蔵小杉駅マルシェ」開催レポート:川崎産野菜や「わがままいちごのいちごジャム」など販売し大盛況に

(その他地産地消関連)
2013/12/3エントリ セントア武蔵小杉に地産地消イタリアン「Piccolo」が12月9日オープン、不動産3店舗目「ピタットハウス」オープンへ
2015/7/30エントリ COSUGI CAFEに「青空キッズマルシェ」が8月3日登場、子供たちが地元夏野菜を収穫・お店作り・販売体験
2015/12/10エントリ 武蔵小杉駅北口「COSUGI CAFE」の週末夜間営業開始と、高津区・森正養鶏場の「モリモリ卵」のプリン
2016/2/9エントリ 小杉町2丁目のレンタルキッチンスタジオ「odekake kitchen」と、地元野菜の「まるまるSUNマルシェ」
2016/3/2エントリ 採れたてが絶品!武蔵小杉のマルシェにも登場「小泉農園のわがままいちご」のいちご狩りレポート

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2016年
03月17日

年度末、武蔵小杉の商業施設入替ラッシュ。開店:4/3「ポロ ラルフローレン」3/25「シャルロット」、閉店:3/27「パーフェクトワン」3/31「スープストック」

【Reporter:はつしも】

春を迎えて、グランツリー武蔵小杉・武蔵小杉東急スクエア・ららテラス武蔵小杉に店舗入れ替えの動きが複数出てきました。
今回はまとめて、閉店・開店の動きをご紹介してまいりたいと思います。

最初は、グランツリー武蔵小杉からです。

2階の「西武・そごう武蔵小杉SHOP」では、「ディーゼル」「ディー・プロム」の2ブランドが2016年2月29日(月)をもって営業終了となりました。
また同じく2階の化粧品・サプリメント販売店「パーフェクトワン」が、3月27日(日)をもって閉店します。

■西武・そごう武蔵小杉SHOP ブランド営業終了のお知らせ
https://www.sogo-seibu.jp/musashikosugi/
kakutensublist/?article_seq=173188

■グランツリー武蔵小杉 2階 パーフェクトワン 閉店のお知らせ
http://www.grand-tree.jp/web/info/informations_83.html

一方、これと入れ替わる形で、「西武・そごう武蔵小杉SHOP」では、「ポロ ラルフローレン」が4月3日(日)に新規出店することがあきらかになりました。

■西武・そごう武蔵小杉SHOPの「ポロ ラルフローレン」出店場所
西武・そごう武蔵小杉SHOPの「ポロ・ラルフローレン」出店場所

「ポロ・ラルフローレン」の出店告知

「西武・そごう武蔵小杉SHOP」では、これまでも「カッフェアマービレ」「レベッカミンコフ」が閉店し、その跡地が紳士・婦人雑貨やデニムブランド「リプレイ」などに転換されてきました。
■西武・そごう武蔵小杉SHOPに新規出店済みの「リプレイ」
西武・そごう武蔵小杉SHOPに新規出店済みの「リプレイ」

「リプレイ」は当初は「レベッカミンコフ」跡地に出店したのちに、このたび「ディー・プロム」跡地に配置の交換が行なわれました。
「レベッカミンコフ」跡地は隣の「ディーゼル」が閉店したために2区画が並びで空き区画となりまして、その2区画に「ポロ ラルフローレン」が出店する形となります。

■「ポロ ラルフローレン」の既存店(レディス)
「ポロ ラルフローレン」の既存店

■「ポロ ラルフローレン」の既存店(メンズ)
「ポロ ラルフローレン」の既存店

「ラルフローレン」にはいくつかブランドがありますが、現地の告知にある通り、西武・そごう武蔵小杉SHOPには「ポロ(POLO)」が出店します。

■3月27日(日)に閉店する「パーフェクトワン」
3月27日(日)に閉店する「パーフェクトワン」

一方、こちらは3月27日(日)に閉店する「パーフェクトワン」です。
同店は新日本製薬による通販の化粧品・サプリメントの直営店ですが、オープンから1年4ヶ月で閉店となりました。

前掲の告知にある通り、同店のカルテは引き続き新日本製薬が保管を行います。
近隣では京王百貨店新宿店、そごう横浜店に「パーフェクトワン」が出店しているということです。

こちらの後釜となる店舗はまだわかりませんが、何らか新店舗が誘致されるものと思います。



続いて武蔵小杉東急スクエアです。

同施設においては、フードショースライス1階の「家で食べるスープストックトーキョー」が、2016年3月31日をもって閉店することとなりました。

■武蔵小杉東急スクエア 家で食べるスープストックトーキョー 閉店のお知らせ
http://www.kosugi-square.com/shop/template.html?id=181

■家で食べるスープストックトーキョー
家で食べるスープストックトーキョー

フードショースライス1階の「家で食べるスープストックトーキョー」は、2013年4月2日の同施設オープンからのスターティングメンバーでした。

しかしながら率直に申し上げて繁盛している印象を持ったことがありませんで、約3年間の営業がよく続いてきたというのが実感です。
西側道路からの入口正面にあって場所としては決して悪くないと思いますので、また新店舗に期待したいと思います。



最後は、ららテラス武蔵小杉です。

こちらについては、「フクスケコラージュ」「バンヤードストーム」の閉店と、跡地における「ドゥ アルシーヴ(Doux archives )」「シャルロット(Charlotte)」の出店2016/2/23エントリで先行してお伝えしておりました。

その後「ドゥ アルシーヴ」が3月12日(土)にオープンしまして、続いて「シャルロット」が3月25日(金)にオープンすることが告知されました。

■ららテラス武蔵小杉 Doux archives オープンのお知らせ
http://www.lalaterrace-musashikosugi.com/info/?p=21407
■ららテラス武蔵小杉 Charlotte オープンのお知らせ
http://www.lalaterrace-musashikosugi.com/info/?p=21890

■3月12日(土)にオープンした「ドゥ アルシーヴ」
3月12日(土)にオープンした「シャルロット」

■3月25日(金)オープン予定の「シャルロット」
3月25日(金)オープン予定の「シャルロット」

3月25日(金)オープン予定の「シャルロット」

「ドゥ アルシーヴ」は、「フェミニンフレンチ」、「シャルロット」は「パリのエスプリをベース」としたファッション店舗で、はからずもフレンチテイストの店舗が連続出店することになりました。
女性向けのファッションを中心とした、ららテラス武蔵小杉のコンセプトに沿った出店かと思います。


今回お伝えした閉店・開店を最後にまとめますと、以下の通りになります。

■グランツリー武蔵小杉
・2月29日(月)「ディー・プロム」閉店⇒「リプレイ」移転
・2月29日(月)「ディーゼル」閉店⇒4月3日(日)「リプレイ」移転跡地と合わせて「ポロ ラフルローレン」開店
・3月27日(日)「パーフェクトワン」閉店⇒不明

■武蔵小杉東急スクエア
・3月31日(木)「家で食べるスープストックトーキョー」閉店⇒不明

■ららテラス武蔵小杉
・2月14日(日)「バンヤードストーム」閉店⇒3月12日(土)「ドゥ アルシーヴ」開店
・1月24日(日)「フクスケコラージュ」閉店⇒3月27日(日)「シャルロット」開店


上記のほかにも、武蔵小杉東急スクエア・フードショースライスでは「はらドーナッツ」「中華惣菜上海灘」「天領庵」が2月17日に一斉オープンしたばかりです。

この季節は各地で店舗の入れ替わりが相次ぎますね。

【関連リンク】
グランツリー武蔵小杉 ウェブサイト
西武・そごう武蔵小杉SHOP ウェブサイト
武蔵小杉東急スクエア ウェブサイト
ららテラス武蔵小杉 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区
武蔵小杉ブログ グランツリー武蔵小杉関連エントリ
2015/5/15エントリ グランツリー武蔵小杉で初の店舗入れ替え。西武・そごう「カッフェアマービレ」跡地に紳士・婦人雑貨売り場が5月30日(土)オープンへ
2015/6/4エントリ グランツリー武蔵小杉の「西武・そごう武蔵小杉SHOP」がリフレッシュオープン、紳士・婦人雑貨を拡充
2015/8/29エントリ グランツリー武蔵小杉の「BURROWS & SUN」が、「レベッカミンコフ」に続きブランド撤退により2015年8月31日(月)閉店
2015/10/16エントリ グランツリー武蔵小杉のカジュアル強化。レベッカミンコフ跡地「リプレイ」に続き、サマンサタバサが「リッチミーNY」を「サマンサ ベガ」に切り替え本日オープン
2015/2/24エントリ 1周年近づくグランツリー武蔵小杉の新店舗。バロウズアンドサン跡地に「CHOOSE LIFE」が11月20日オープン2015/12/23エントリ  グランツリー武蔵小杉1周年。新店舗2店オープン・おもちゃ売り場3倍増・地元店舗「メチエのシュトーレン」「イクミママ」登場
2016/2/18エントリ 武蔵小杉東急スクエア・フードショースライスに「はらドーナッツ」「中華惣菜上海灘」「天領庵」が同時オープン
2016/2/23エントリ ららテラス武蔵小杉の「フクスケコラージュ」「バンヤードストーム」閉店、「ドゥ アルシーヴ」に加えABC-MART新業態「シャルロット」出店決定

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2016年
03月16日

「KOSUGI CURRY」2号店、街の案内所カフェ「@marucafe」が医大モールに4月5日(火)オープン決定

【Reporter:はつしも】

「KOSUGI CURRY」を運営する株式会社サウンドキッチンが、2号店となる「@marucafe(あっとまるかふぇ)」をiDAiモールに2016年4月5日(火)にオープンさせることになりました。

「@marucafe」には「あつまる」「あったまる」「あっとしんまるこ」の3つの意味が込められ、「街のご案内カフェ」として企画されました。
武蔵小杉・新丸子周辺のお店やコミュニティなど、さまざまな情報発信基地となることをコンセプトとしています。

本日付でオープンが発表されまして、ウェブサイトがオープンしました。

■「@marucafe」ウェブサイト
http://atmarucafe.com/
@marucafeのロゴ
■「@marucafe」の外観イメージ
「@marucafe」の外観イメージ
※現在施工中であり、一部イメージです。

「@marucafe」は、iDAiモールの中ほど、「菓心桔梗屋」の近くにオープンしました。
ここは以前はとんかつの「三八」、その後カツサンドのお店「a cafe」が営業をしていたところです。

■1階のカウンター席
1階のカウンター席 

「@marucafe」は2階建てになっていまして、1階にはカウンター4席があります。

■ショップカード置き場
ショップカード置き場

「@marucafe」は「街のご案内所」として、地域の皆さんから街の情報を集めています。

■「@marucafe」で募集している街の情報の例
▼お店のショップカードやお知らせ
▼コミュニティ活動のチラシ
▼地域で活動するアーティストのCD

お店のやコミュニティ活動の情報をお店に置いたり、地域で活動するアーティストの方の音楽をお店でかけたり、さまざまな地域情報発信を行うことを予定しています。

何かご紹介したい街の情報がありましたら、気軽に持ち寄ってみてはいかがでしょうか。

■武蔵小杉周辺の壁面マップ
武蔵小杉周辺の壁面マップ

また1階・2階ともに、壁面には武蔵小杉周辺のマップが描かれています。

このマップも見ながら付箋を貼ってみたり、地域に関する話題が弾みそうです。

■2階のテーブル席
2階のテーブル席

2階はキッチンカウンターがない分、少しスペースに余裕があります。
こちらにはテーブル10席が用意されています。

また2階には、全席Wi-Fiと電源が完備しています。
モバイル端末を活用して、街の情報集めや情報発信も可能ですね。

営業時間は
・11:00~14:00のランチタイム
・15:00~17:00のカフェタイム
・18:00~26:00のナイトタイム
(日曜日・祝日は11:00~17:00)
3つの時間帯があり、それぞれメニューが異なります。

ここではその一部だけ、ご紹介しましょう。

■ランチタイムの、カスタマイズできる特製カレーライス
特製カレーライス 

まずこちらは、ランチタイムの特製カレーです。
「@marucafe」は「KOSUGI CURRY」の2号店ということもあってカレーが目玉メニューのひとつになっています。

2種類のルーを選択したのち、トッピングでカスタマイズが可能です。

■カフェタイムの「まるこサンド」
カフェタイムの「まるこサンド」 

続いてこちらはカフェタイムの「まるこサンド」です。

ご覧の通りまんまるなホットサンドで、パンや具材には武蔵小杉・新丸子のお店で作られたものが使われています。

■ナイトタイムの軽食
ナイトタイムの軽食

そしてナイトタイムには、日替わり定食やかんたんなおつまみ、お総菜、軽食などが用意されています。

深夜26時まで営業をしていますので、夜遅いお帰りでも利用が可能です。

また夜21時以降は、食事の持ち込みもOKとなっています。

これは「街の案内所」としてのコンセプトに沿ったもので、街の美味しいものを是非ご紹介いただきたいという思いが込められています。


ご紹介は以上ですが、いかがでしょうか。
今までのカフェとはまた少し違った楽しみかたができそうです。

1号店である「KOSUGI CURRY」も、「対話式カレー」として地域での交流を重視し、「武蔵小杉カレーフェスティバル」「新丸子ゴールデンルートクラブ」「新丸子の路地裏マルシェ」など、さまざまな地域盛り上げの企画を立ち上げ・参画してきました。

今回の「@marucafe」は、その姿勢をさらに進化させたものといえるでしょう。

4月5日(火)のオープン以降、またここから新しいものが生まれてくるかもしれませんね。

■「@marucafe」の店舗情報
▼所在地:中原区新丸子町754
▼営業時間:
火曜~土曜11:00-14:00 / 15:00-17:00 / 18:00-26:00
日曜・祝日11:00-17:00
▼定休日:月曜日(祝日の場合も定休)
▼全席禁煙、駐車場なし
▼Web:http://atmarucafe.com/

■「@marucafe」のマップ
「@marucafe」のマップ

※本エントリの写真は株式会社サウンドキッチンより提供を受けています。

【関連リンク】
(KOSUGI CURRY)関連
KOSUGI CURRYウェブサイト
おさるセンムの独立計画 【重大発表】4月5日にカフェをオープンいたします!
2012/1/23エントリ 濃すぎカレーの移動販売。「KOSUGI CURRY」
2012/7/1エントリ 濃過ぎカレーの移動販売「KOSUGI CURRY」が店舗営業を開始
2013/7/6エントリ 「ブーランジュリー・メチエ」と「KOSUGI CURRY」のコラボレーション「焼きカレーパン」期間限定販売中
2014/7/19エントリ 新丸子周辺6店舗による「新丸子ゴールデンルートクラブ」発足、コラボ第1弾「メチエ×コスギカレーの焼きカレーパン」販売中
2014/10/20エントリ 10月25日(土)開催「コスギフェスタ2014」に「KOSUGU CURRY」「SHIBA COFFEE」が共同出店、翌日より「+Care Project」の「Walk & Get」に参加
2015/11/7エントリ 第2回「新丸子の路地裏マルシェ」11月7日(土)8日(日)開催、「Common Life」「BJcafe」に加え「SHIBA COFFEE」「KOSUGI CURRY」が初参加

(新丸子ゴールデンルートクラブ関連)
新丸子ゴールデンルートクラブ ウェブサイト
2014/7/19エントリ 新丸子周辺6店舗による「新丸子ゴールデンルートクラブ」発足、コラボ第1弾「メチエ×コスギカレーの焼きカレーパン」販売中
2014/9/8エントリ 「新丸子ゴールデンルートクラブ」SHIBA COFFEE×You+コラボ企画「『コーヒーってこんなに味が違うんだ!』を体験する会」が2014年9月11日(木)開催
2015/9/3エントリ 「新丸子ゴールデンルートクラブ」の「新丸子みんなで作るタウンガイドキャンペーン」11月15日まで開催中 

(武蔵小杉カレーフェスティバル関連)
2015/10/12エントリ 武蔵小杉の「ひと」(10)「コスギフェスタ2015実行ワーキング・グループ」安藤均さん、奥村佑子さん
2015/10/23エントリ 「コスギフェスタ2015」前夜祭「タワレコ秋のミュージックフェスタ」「武蔵小杉カレーEXPO」開催レポート/24日(土)本祭1日目の見所まとめ

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2016年
03月15日

「シティタワー武蔵小杉」竣工・公開空地オープン、店舗13区画のうち2階にクリニック3院を計画

【Reporter:はつしも】

53階建てのタワーマンション「シティタワー武蔵小杉」がこのたび完成し、周辺の公開空地もあわせてオープンしました。

同タワーの1~2階には13区画のテナントスペースが整備されており、そのうち2階には認可保育園「ポポラー川崎武蔵小杉園」に加えて3院程度のクリニックモールが整備される計画であることがわかりました。

■竣工したシティタワー武蔵小杉
竣工したシティタワー武蔵小杉

シティタワー武蔵小杉は、住友不動産分譲による最高部190m・53階建てのタワーマンションです。
グランツリー武蔵小杉駅の南側に位置し、武蔵小杉駅からは約4分です。

■シティタワー武蔵小杉のマンション銘板
シティタワー武蔵小杉のマンション銘板

このエリアにはかつて東京機械製作所玉川製造所第一工場・第二工場がありました。
第一工場跡地はセブン&アイホールディングスが買収して「グランツリー武蔵小杉」を建設し、第二工場跡地は住友不動産が160億円で買収してシティタワー武蔵小杉を建設しました。

シティタワー武蔵小杉の竣工により、いわゆる「東京機械製作所玉川製造所再開発」事業が完成したことになります。

■グランツリー武蔵小杉側の歩道状空地
グランツリー武蔵小杉側の歩道状空地

シティタワー武蔵小杉のグランツリー武蔵小杉側では、歩道状空地が開放されたことで、さらに歩道が広くなりました。
東京機械製作所玉川製造所があったころ、ここはドブ板の上の狭隘な歩道であったことから考えるとたいへんな変化です。

■居住者用エントランス
居住者用エントランス

■シティタワー周辺を回る公開空地の小道
シティタワー周辺を回る公開空地の小道

■公開空地の広場
公開空地の広場

公開空地がオープンしたことにより、シティタワー武蔵小杉の周辺をぐるりと回ることができるようになりました。
これにより、拡幅前の狭隘な府中街道を歩行者が一部迂回することも可能です。

■1階~2階のテナントスペース
1~2階のテナントスペース

■1~2階のテナントスペース
1~2階のテナントスペース 

2016/1/22エントリでご紹介したとおり、シティタワー武蔵小杉の1~2階には13区画のテナントスペースがあります。
このうち2階の最大区画(上記2枚目の写真の2階手前)には、認可保育園「ポポラー川崎武蔵小杉園」が2016年4月にオープンすることがすでに告知されています。

■シティタワー武蔵小杉1階のテナント図
1階フロア図 

■シティタワー武蔵小杉2階のテナント図
2階フロア図 

そして「ポポラー川崎武蔵小杉園」(上記テナント図「M区画」)に加えて、2階では3区画「H区画」「I区画」「L区画」において、クリニックを入居させる計画が進められています。

これまでのマンション付属商業施設を見てもわかる通り、駅直結でもない限りは2階は「ふらっと人が集まる」業態の店舗は難しいですから、クリニックモールにするのは妥当なところではないでしょうか。

その他の区画については、現段階ではまだわかりません。

■テナントスペース内
テナント区画内

テナントスペースはまだスケルトンの状態で、オープン準備等はまだ始まっていません。

上述のクリニックについてもまだ入居するクリニックがすべて確定はしていないようですので、商業施設として稼働するのはもう少し先の話になりそうです。

■テナント用駐輪場
テナント専用駐輪場

複数の区画をまとめて使ったりする可能性もないとはいえませんが、シティタワー武蔵小杉のテナントスペースは13区画があり、全体ではそれなりに来客数があるでしょう。

そのため建物1階には、テナント専用の駐輪場が用意されていました。
公開空地などへの放置を防ぐためにも、必要な設備ですね。

とりあえずは「ポポラー川崎武蔵小杉園」は4月にオープンしますので、テナントが揃わなくても施設としてはまもなくオープンすることになります。

今後順次、他のテナント情報もお伝えしてまいりたいと思います。

■引き続き販売が続くシティタワー武蔵小杉
販売が続くシティタワー武蔵小杉

なお、「シティタワー武蔵小杉」の成約は約6割程度の進捗率で、今後1年半ほどは販売活動が継続される予定です。

これは「即日完売」を価格設定ミスと捉え、「一定以上の価格設定で、建物完成後も値引きをせず売れるまで売る」と言われる住友不動産独特の営業スタイルによるもので、同社としては通常通りの販売スケジュールといえるでしょう。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:東京機械製作所地区(大規模工場跡地地区)
2010/7/22エントリ 東京機械製作所跡地に11万㎡商業施設と57階タワーマンションを建設、2015年度完成へ
2010/7/23エントリ 追補:東京機械製作所跡地商業施設は2014年度完成、2015年度に全体完成
2010/8/2エントリ 東京機械製作所跡地再開発・大型複合商業施設と高層マンションの詳細情報
2010/10/24エントリ 東京機械製作所が玉川製造所第二工場用地を住友不動産に売却を決議、2011年3月23日引渡しへ
2013/1/7エントリ 住友不動産が東京機械製作所跡地「シティタワー武蔵小杉」を発表
2013/4/3エントリ 東京機械製作所玉川製造所跡地の再開発工事と、工事車両向けの注意書き
2013/4/24エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉から見た、「(仮称)アリオ武蔵小杉」「シティタワー武蔵小杉」建設工事
2015/2/20エントリ シティタワー武蔵小杉のタワークレーンとPC工法
2016/1/22エントリ 完成近づく「シティタワー武蔵小杉」に2フロア13区画のテナント案内板が登場、2階に認可保育園「ポポラー川崎武蔵小杉園」が4月に開園へ

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2016年
03月14日

川崎歴史ガイド・中原街道ルート(番外編):神明神社と上小田中公園に残る、「くらやみ」の歴史

本サイトでは、2009年9月から6年半に及ぶ長期連載「川崎歴史ガイド・中原街道ルート」をシリーズでお届けしています。

財団法人川崎市文化財団の事業に、市内の歴史文化遺産の保存と紹介を目的とした「川崎歴史ガイド」があります。これは市内の歴史をたどる9つのルートを設定し、現地にガイドパネルを設置するほか、パンフレットを作成して当該地域の歴史を紹介するものです。

中原区においては、「中原街道」と「二ヶ領用水」がルートに設定されており、本連載では「中原街道ルート」の紹介を行っています。

この第16回では、「木月堀と『くらやみ』」をご紹介しました(2014/2/10エントリ参照)。
『くらやみ』とは、中原街道の旧名主家・原家のお屋敷の木々が立派で大きな影をつくっていることから、古くから同家のお屋敷がそのように呼ばれていたものです。

今回はこれに関連して、「神明神社」の歴史をご紹介したいと思います。

■神明神社
神明神社

神明神社は、「くらやみ」のお屋敷からさらに北側に入っていった場所にあります。この神社は、原家とゆかりのある神社です。

■原家寄贈の石碑
原家寄贈の石碑

神明神社の境内には、原家が寄贈した石碑が鎮座しています。ここに、神明神社と原家のかかわりについて説明がありました。

この石碑によると、神明神社の紀元2,600年記念にあたる1940年、氏子からの要望を受けて原家が所有する土地を明神社に寄贈されたそうです。
その時の敷地は、北側にある「上小田中公園」の敷地も含めたたいへん広いものでした。

その後1955年頃、境内に「神明会館」を建設するための費用を捻出するため、神明神社は北側の土地を川崎市に売却します。これが現在の「上小田中公園」になっているということです。

■神明会館
神明会館

こちらが現在も境内にある「神明会館」です。築年数は経っていますが、中原区の神社の中でも、立派な会館ではないでしょうか。
神明会館は、地域の催しなどにも活用されているようです。

■上小田中公園
上小田中公園

続いてこちらが神社北側にある「上小田中公園」です。
見通しが良く遊具が複数整備された、街区公園の中でも広めの公園です。

ここまでがかつては神明神社だったのですから、かなり広い神社だったことがわかります。
またその土地を寄贈した、旧名主家の力がうかがわれますね。

■石碑に刻まれた「くらやみ」の文字
石碑に刻まれた「くらやみ」の文字

寄贈された石碑には署名として「原 本家(くらやみ)」と刻まれていました。
「木月堀と『くらやみ』」において、原家のお屋敷が「くらやみ」と呼ばれていたことをご紹介しましたが、実際に地域に定着した呼び名であったことがわかります。

■神明神社の「八百八橋」
神明神社の「八百八橋」

なお、この神明神社には「八百八橋」があります。
明確に案内等は何もないのですが、神社の塀の外側に並んでいるのが、「八百八橋」の石橋でしょう。

「八百八橋」とは、1772年から1781年にかけて上丸子で「ほしか屋」という肥料店を営んでいた野村文左衛門が私財を投じて中原街道沿いの各地に架けた石橋のことです。
野村文左衛門は「人々のために1,000の橋を架ける」という志によりこの事業を行い、その功績を讃えて「八百八橋」と呼ばれるようになりました。

詳細については、「川崎歴史ガイド・中原街道ルート」の第4回「明治の醤油づくりと八百八橋」2009/11/29エントリ)をご参照くださいね。
「八百八橋」は、いくつかの神社のほか武蔵小杉駅北口、中原区役所など、現在も中原区に複数残されていますので、今後もご紹介する予定です。

神明神社をめぐる歴史については、以上です。

また次回は、「川崎歴史ガイド・中原街道ルート」の本編に戻りたいと思います。

■中原区役所に移設・保存された八百八橋
中原区役所に保存された八百八橋

■神明神社のマップ
神明神社のマップ

【関連リンク】
(川崎歴史ガイド・中原街道ルート連載)
2009/9/23エントリ (1):「丸子の渡し」
2009/10/6エントリ (2):「旧原家母屋跡地」
2009/11/9エントリ (3):「旧名主家と長屋門」
2009/11/29エントリ (4):「明治の醤油作りと八百八橋」
2009/12/21エントリ (番外編):「武蔵小杉駅の八百八橋」
2010/2/9エントリ (番外編):「丸子の渡しガイドパネル入札不調」
2010/2/14エントリ (5):「小杉御殿と『カギ』の道」
2010/3/30エントリ (6):「小杉御殿の御主殿跡」
2010/5/23エントリ (番外編)「中原区役所の八百八橋」
2010/6/28エントリ (7):「小杉陣屋と次大夫」
2010/7/19エントリ (8):「御蔵稲荷と多摩川」
2010/8/19エントリ (9):「西明寺と小杉学舎」
2010/11/12エントリ (10):「小杉駅と供養塔」
2011/2/11エントリ (11):「庚申塔と大師道」
2011/3/27エントリ (12):「小杉十字路」
2011/4/7エントリ (番外編):「中原区役所の八百八橋」リニューアル
2011/5/3エントリ (番外編):「中原区役所の八百八橋」看板設置と
石橋ベンチ

2011/7/9エントリ (13):「二ヶ領用水と神地橋」
2011/9/4エントリ (14):「泉沢寺と門前市」
2012/12/1エントリ 「安藤家長屋門」が川崎市指定文化財に、本日12月1日(日)に一般開放
2013/2/9エントリ 「安藤家長屋門 川崎市重要歴史記念物記念イベント」が2013年3月14日(木)、30日(土)開催
2013/2/12エントリ 川崎市重要歴史記念物「安藤家長屋門」一般公開レポート
2013/8/16エントリ (15):「旧中原村役場跡」
2014/2/10エントリ (16):「木月堀と『くらやみ』」
2015/12/20エントリ (番外編):旧原家母屋跡地「GATE SQUARE小杉御殿町」の歴史展示

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2016年
03月13日

等々力緑地再編整備:「健康美」の像周辺と、硬式野球場・じゃぶじゃぶ池整備エリアの工事進む

【Reporter:はつしも】

等々力緑地では、陸上競技場をはじめとした大規模な再編整備が進められています。

その一環として硬式野球場・じゃぶじゃぶ池の整備が着手されまして、現在等々力緑地の広範囲が立ち入りできない状態になっています。

■現在の等々力緑地再編整備マップ
現在の等々力緑地再編整備マップ 

■府中街道に面した等々力緑地の入口
府中街道に面した等々力緑地の入口

まずこちらは、府中街道に面した等々力緑地のエントランスゾーンです。
ここも等々力緑地のエントランスにふさわしい姿に再整備を行うことになり、すでに仮囲いで覆われています。

■「健康美」の像
「健康美」の像

「健康美」の像 

ここには2011/6/30エントリなどでご紹介した、「健康美」の像が鎮座しています。
この像の周辺は、すでに更地化が進められていました。

■臨時のバス停
臨時バス亭

そしてエントランスゾーンの中央にはアスファルトが敷設されまして、臨時のバス停が整備されていました。

■エントランスゾーンのイメージ図
エントランスゾーンのイメージ図 

エントランスゾーンの完成イメージは、上記のようになります。

既存のケヤキ並木を活かした広場が整備されるとともに、混雑緩和や安全確保のために広場周辺道路の再編や線形改良も実施されます。

イメージ図で見る限り、「健康美」の像を設置するような場所がありませんので、どこかに移設されるのでしょうか。

またバス停のための道路拡幅も行われており、現在整備されているバス停は、あくまでも臨時の物となるようです。

■等々力硬式野球場(等々力球場)・じゃぶじゃぶ池の整備
硬式野球場(等々力球場)の整備

エントランスゾーンを過ぎて等々力緑地の中心部に入っていくと、等々力硬式野球場・じゃぶじゃぶ池の整備エリアが見えてきます。

こちらも高い仮囲いに覆われ、内部で整備工事が進められていました。

■株式会社興建の「頑張れ!川崎フロンターレ」
株式会社興建の「頑張れ!川崎フロンターレ」 

この整備工事の一部は、地元の建築会社・株式会社興建が受注しています。
仮囲いの上には、同社による「頑張れ!川崎フロンターレ」の横断幕が設置されていました。

写真奥に見えるのは、等々力陸上競技場メインスタンドです。

■等々力硬式野球場の完成予想図
等々力硬式野球場の完成予想図

■等々力硬式野球場の事業計画のお知らせ
等々力硬式野球場の事業計画のお知らせ 

また仮囲いには、等々力硬式野球場の完成予想図や、事業計画のお知らせも掲示されていました。

■とどろきアリーナから見た等々力硬式野球場整備エリア
等々力硬式野球場の整備エリア

とどろきアリーナの3階にのぼると、窓から等々力硬式野球場整備エリアが見えました。

2015/12/12エントリでは解体途上の姿をご紹介しましたが、すでに完全に更地になっていますね。

ここから2018年6月の完成に向けて、等々力硬式野球場の建設が着手されることになります。

■仮囲いの向こうに見える武蔵小杉のタワーマンション
催し物広場から見た武蔵小杉のタワーマンション

等々力緑地の催し物広場からは、仮囲いの向こうに武蔵小杉のタワーマンションがよく見えました。

武蔵小杉駅前の姿はすでに大きく変わりましたが、今後は等々力緑地も新しく生まれかわっていきます。

■エクラスタワーとパークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーの合体
エクラスタワー武蔵小杉とパークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーの合体

最後におまけの1枚です。

このアングルからは、エクラスタワー武蔵小杉と、パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーがちょうど重なって見えました。
名付けて「エクラスシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー」です。

等々力緑地あたりからも武蔵小杉駅方面を眺めてみると、新しい発見があります。

【関連リンク】
川崎市 等々力緑地再編整備室
川崎市 等々力緑地
2011/6/30エントリ 等々力緑地の「健康美」と「花時計」
2013/7/22エントリ 等々力陸上競技場改修工事の仮囲いに「あなたと等々力」思い出写真を掲示中
2014/1/22エントリ 等々力競技場改修工事現場で、65年間の等々力緑地航空写真が掲示
2014/5/18エントリ フロンターレ公式戦同時開催「第4回CC等々力 エコ暮らしこフェア」開催レポート
2015/3/13エントリ 等々力陸上競技場 新メインスタンド完成。報道機関向け内覧会・完成記念式典最速レポート!
2015/3/29エントリ 等々力陸上競技場新メインスタンドの、藤子・F・不二雄ミュージアムコラボのブロンズ像 全8体をご紹介
2015/12/12エントリ 「等々力球場」「等々力プール」の解体工事と、在りし日の記録。廃止されるプールは等々力陸上競技場併設を検討

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2016年
03月12日

東京から武蔵小杉への、隠れた帰宅ルート。東急池上線・雪が谷大塚駅から丸子橋まで徒歩16分

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉は、鉄道の交通利便性がきわめて高い場所と言われます。
東急東横線・目黒線、JR横須賀線・湘南新宿ライン・南武線とその直通列車を利用することができ、ひとつの路線に運航トラブルがあったとしても、他の路線を使うことで通勤・通学が可能できるからです。

ただ東京・横浜間の乗客数はたいへん多く、運行トラブル時には乗客を引き受ける他の路線もかなり混雑します。混雑が急病人等さらなるトラブルを呼ぶこともあり、苦労することも多いでしょう。

今回は、東京都心から武蔵小杉への隠れた帰宅ルートとして以前情報をお寄せいただいた、東急池上線の「雪が谷大塚駅」をご紹介したいと思います。

■東急池上線 雪が谷大塚駅
東急池上線 雪が谷大塚駅 

■隣接の雪が谷検車区

隣接の雪が谷検車区 

雪が谷大塚駅は、五反田~蒲田間を結ぶ東急池上線の駅で、1923年に池上電気鉄道の「雪ヶ谷駅」として開業しました。
その後「調布大塚駅」との統合を経て1943年に現駅名に改称され、現在に至ります。ここ30年ほどの乗降客数は1万人強で、横ばい傾向です。

同駅には隣接して東急電鉄の「雪が谷検車区」が設置されています。
ここは池上線・多摩川線の車庫で、雪が谷大塚駅は池上線の始発・終着電車が設定されています。

■踏切の「のるるん」
踏切の「のるるん」

雪が谷大塚駅の駅舎の外に出ると、踏切の先にすぐ中原街道が通っています。
踏切には東急電鉄のキャラクター「のるるん」がいました。

中原区内にも東急線の踏切がありますが、「のるるん」はいなかったように思います。
そのうち中原区にも登場するかもしれませんね。

■中原街道・雪が谷大塚駅前から見える武蔵小杉のタワーマンション
中原街道・雪が谷大塚駅前から見える武蔵小杉のタワーマンション

さて、踏切を渡って中原街道に出ると、ここからすぐに武蔵小杉のタワーマンションが見えました。
左からTHE KOSUGI TOWER、リエトコート武蔵小杉2棟です。

なるほど、これは確かに歩いて行けそうです。

タワーマンションの手前で中原街道を横切っているのが、環状八号線の立体交差です。

■丸子橋に到着
丸子橋に到着 

雪が谷大塚駅から丸子橋までが約1.25kmで、不動産広告の基準である分速80mの場合、徒歩換算約16分です。
さらに武蔵小杉駅北口までは合計約2.8kmで、同じく徒歩換算約35分となります。

特に新丸子寄りにお住まいの方など、東横線・目黒線・JR線の複数路線が混迷を極めた場合には十分迂回ルートとして使えるのではないでしょうか。

■雪が谷大塚から武蔵小杉までのマップ
雪が谷大塚から武蔵小杉までのマップ

こちらが雪が谷大塚駅から、武蔵小杉周辺までのマップです。
赤い矢印が、先ほど雪が谷大塚駅前から、中原街道ごしにTHE KOSUGI TOWER・リエトコート武蔵小杉を見た視線の角度です。

ちょうど中原街道と環状八号線の交差点の先に、タワーマンションが見える位置関係になっています。

■武蔵小杉のタワーマンションから見た雪が谷大塚方面
武蔵小杉のタワーマンションから見た雪が谷大塚方面

普段、この迂回ルートを使うことはあまりないと思いますが、帰り道に困ったときやちょっとウォーキングをしてみたいときにでも、思い出してみてください。

■ダイヤが乱れた際の東急武蔵小杉駅の混雑
運転再開後、入場規制中の東急武蔵小杉駅

■ダイヤが大幅に乱れた際の運行案内
ダイヤが大幅に乱れた際の運行案内 

【関連リンク】
東京急行電鉄 各駅情報 雪が谷大塚駅
2011/3/11エントリ 大地震により武蔵小杉で大規模な停電が発生
2012/4/3エントリ 低気圧の発達による武蔵小杉の強風と、交通の一部混乱
2013/3/10エントリ 武蔵小杉を覆った「煙霧」
2013/10/16エントリ 台風26号により多摩川を渡る鉄道が朝ラッシュ時運休、武蔵小杉駅が大混雑に
2014/2/15エントリ 東急元住吉駅で東横線衝突事故が発生:一部区間で運転再開、16日始発より全線復旧見込

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2016年
03月11日

東日本大震災から5年目の武蔵小杉:中原図書館で「震災から1800日」展示を3月21日まで開催

【Reporter:はつしも】

本日、東日本大震災の発生から5年が経過しました。
あらためて、震災によって命を落とされた多くの方のご冥福をお祈り申し上げます。

武蔵小杉では5年という年月の経過にあたり、川崎市立中原図書館において企画展「震災から1800日、東日本大震災を振り返る」が3月21日まで開催されています。

■中原図書館「震災から1800日、東日本大震災を振り返る」
中原図書館「震災から1800日、東日本大震災を振り返る」

本企画展の会場は、中原図書館の6階多目的室です。
スペースには十分な余裕があり、周囲壁面および中央テーブルにおいて東日本大震災に関する展示が行われています。

■被災地の図書館と読書支援活動
被災地の図書館と読書支援活動

壁面の展示は、被災地における図書館の被害状況、またボランティア等による読書活動の支援に関するものが中心になっています。

通常の震災の展示では図書館だけにフォーカスすることはないですから、これは中原図書館ならではの視点かと思います。

■2014年に中原図書館で開催されたこすぎナイトキャンパス読書会「走れ!移動図書館」
2014年に中原図書館で開催されたこすぎナイトキャンパス読書会「走れ!移動図書館」

中原図書館では、2014年6月にNPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントの読書会「こすぎナイトキャンパス」が開催されました。
そこでは車の「移動図書館」によって被災地を支援した鎌倉幸子さんの「走れ!移動図書館 本でよりそう復興支援」が課題図書になり、鎌倉さんもゲストとして参加されていました。

とりわけ震災発生直後は生命の安全と「衣食住」に直結する支援が急務であったのは当然ですけれども、心によりそう「本の力」も決して無視できるものではなかったと思います。

■読書支援活動の展示
読書支援活動の展示


中原図書館の展示では鎌倉さんの「移動図書館」は登場していませんが、被災地における図書館の復興と読書支援活動を知ることができます。

■3月12日~16日の新聞各紙の展示
3月12日~16日の新聞各紙の展示

また会場中央には、3月12日から16日にかけての、全国紙・被災地の地方紙・一部スポーツ新聞が展示されています。

■当時の報道
当時の報道

■被災地の地方紙
被災地の地方紙

紙面を読んでいると心が痛みますが、被災地の皆様とは比べるべくもありません。

震災発生直後、全体の状況がなかなか見えない中でどのように報道が行われたか、あらためて目を通すことで記憶が掘り起こされていきました。

中原図書館の「震災から1800日、東日本大震災を振り返る」は、3月21日まで開催されています。
休展日がありますので、エントリ末尾の開催情報をご参照のうえご来場ください。


なお、本日14時26分、中原図書館では館内放送が流れ、黙祷がささげられました。

■イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店のメッセージ
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店のメッセージ

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店では、震災から5年を迎えるにあたってのメッセージが掲示されていました。

武蔵小杉周辺で、さまざまな立場の方がそれぞれの思いで1日を過ごされたことと思います。


武蔵小杉周辺では、この1年間の間にも新しい復興支援の取り組みが展開されました。

■「こすぎ舞祭」での「東日本大震災ふくしまこども寄附金」募集
「こすぎ舞祭」での「東日本大震災ふくしまこども寄附金」募集


4月25日には、武蔵小杉駅前の新たなイベントとして、「こすぎ舞祭」が開催されました。
「こすぎ舞祭」の会場においては、「東日本大震災ふくしまこども寄附金」の募集が行われていました。

同寄附金は福島県による取り組みで、東日本大震災による震災孤児の支援を行っています。

■川崎フロンターレホーム最終戦の「陸前高田ランド」
川崎フロンターレホーム最終戦の「陸前高田ランド」


■グランツリー武蔵小杉の「ふくしまの米 新米キャンペーン」
グランツリー武蔵小杉の「ふくしまの米 新米キャンペーン」

川崎フロンターレは継続的に復興支援に取り組み、2015年9月11日には陸前高田市と友好協定「高田フロンターレスマイルシップ」を締結しました。
その一環としてホームゲーム開催時に等々力緑地に「陸前高田ランド」がオープンしまして、本サイトでも2015/11/22エントリでご紹介しておりました。

またフロンターレでは同月、グランツリー武蔵小杉において「ふくしまの米 新米キャンペーン」なども開催しています。

■「ナクール」の「洋服ポスト武蔵小杉」
「ナクール」の「洋服ポスト武蔵小杉」

復興支援活動は、メジャーなスポーツクラブや大企業、大規模な地域イベントだけではありません。

法政通り商店街のメンズセレクトショップ「ナクール」は、不要となった洋服を有効活用する「洋服ポスト武蔵小杉 by nakool」を7月11日を初回に不定期でスタートさせました。

この取り組みでは、不要になった洋服を回収してアジア各国で古着として再利用するとともに、売却金額の一部を「ナクール」の指定により「南三陸スマイルアゲインプロジェクト」に寄付するものとなっています。

これらの取り組みは本サイトがたまたまご紹介したもので、武蔵小杉周辺で行われている支援活動のごく一部です。
企業、商店、個人などさまざまな立場で、それぞれの考え方に基づいた活動が多数行われています。

■東日本大震災発生当日の武蔵小杉
東日本大震災発生当日の武蔵小杉

東日本大震災が発生した3月11日、本サイトでは毎年東日本大震災に関することをお伝えしてまいりました。
これは何か固定化したものではありませんが、本サイトといたしましては、今後も情報をお伝えすることを継続してまいります。

■川崎市報道発表資料 震災から1800日、東日本大震災を振り返る
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/
880/0000074567.html


■震災から1800日、東日本大震災を振り返る」の開催概要
開催期間 2016年3月1日(火)~3月21日(月)
開催時間 平日9:30~21:00、土日および3月21日(月)9:30~17:00
今後の休展日 15日(火)全日、16日(水)午前、18日(金)全日
会場 中原図書館6階多目的室
その他 入場無料・申込不要

【関連リンク】
川崎フロンターレ 高田フロンターレスマイルシップ締結記者発表会見
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