武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2011年
12月08日

東京機械製作所「新丸子社宅」の東棟解体

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2011/11/19エントリで取り上げた、新丸子東3丁目地区の東京機械
製作所社宅の解体工事
が本格化しています。

■東京機械製作所新丸子社宅
東京機械製作所新丸子社宅

東京機械製作所新丸子社宅は、「新丸子」といっても東急武蔵小杉
駅東側の駅前
にあります。
分譲されていた西棟と賃貸されていた東棟の2棟が、南武線の
線路沿いに並んでいます。

■解体中の東棟
解体中の東棟

解体中の東棟

現在はブリリア武蔵小杉側の東棟から解体が始まっており、重機に
よって建物がバリバリと崩されています。
解体に当たっては、散水をしながら粉塵が飛散しないように作業を
進めています。

■建築物等の解体等の作業に関するお知らせ
建築物等の解体等の作業に関するお知らせ

現地の仮囲いには、「建築物等の解体等の作業に関するお知らせ」
が掲示されていました。
石綿(アスベスト)のばく露防止対策及び石綿粉塵の飛散防止対策
措置の内容が記載されています。

「湿潤」「立ち入り禁止措置」「二重梱包」とここには記載されていま
すが、これは要するに「仮囲いで立ち入りを禁止し、散水などで
飛散を防止しながら、搬出にあたっては二重梱包をする」
という
ことですね。

東街区の中小企業婦人会館の解体工事では十分な対策を講じずに
アスベストを処理してしまうという事故もありましたが、
しっかりと
対応していただきたいところです。

■騒音・振動の表示
騒音・振動の表示

また、前回エントリでご紹介したように、仮囲いの窓の部分には
現地の騒音・振動が表示されています。
この時は解体工事は行われていなかったのですが、東急線と
南武線が交差する駅前ですので、常時電車の音などが騒音と
して測定されているものと思います。

これまでにも武蔵小杉再開発に関連して、多くの建物が取り壊され
てきました。旧中原消防署、旧中原市民館、中小企業婦人会館など、
いずれも老朽化した建物でした。

解体が始まるとあっという間に建物の姿は見えなくなってしまい、
瓦礫の山となって搬出されていくことになります。
またひとつ、武蔵小杉の風景が変わっていきますね。

■解体前の東京機械製作所の「新丸子社宅」
解体前の東京機械製作所の「新丸子社宅」

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:新丸子東3丁目地区
2011/5/14エントリ 東京機械製作所が新丸子東3丁目地区の社宅
跡地にオフィスビルを計画

2011/5/27エントリ 東京機械製作所が社宅跡地のオフィスビル開発
をリリース、店舗併設で2013年6月完成へ

2011/6/16エントリ 東京機械製作所のオフィスビルは高さ56m、
東急設計コンサルタントが設計を受託

2011/11/17エントリ 東京機械製作所が小杉御殿町の「新生寮」など
固定資産を売却

2011/11/19エントリ 東京機械製作所の「新丸子社宅」が解体開始
2011/12/3エントリ アリオ武蔵小杉の建設と、パークシティ武蔵
小杉の用途地域変更

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2011年
12月07日

等々力緑地の「音楽のまち・かわさき」花壇

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等々力緑地で、道沿いの花壇に「音楽のまち・かわさき」をテーマに
したパンジーなどの花々
が咲いていました。

■市民ミュージアムへの道
市民ミュージアムへの道

ここは、等々力緑地を縦断する幹線道路から、市民ミュージアム
向かう道に入ったところです。
写真正面奥に市民ミュージアムが、左手奥にはとどろきアリーナが
見えています。

この道の両側にある花壇に、色とりどりの花が咲いていました。

■「音楽のまち・かわさき」をテーマにした花壇
「音楽のまち・かわさき」をテーマにした花壇

こちらが、「音楽のまち・かわさき」をテーマにした花壇です。
花が音符の形になっているとか、わかりやすいものを想像したの
ですが、説明がないとちょっとわかりませんね。

■花壇の説明
花壇の説明

花壇にはこのような札が立てられていまして、ここで花壇のテーマが
説明
されていました。これによると、5色のパンジーで5線符を、
ノースポールで音符を表現
したものだそうです。

これは川崎市公園緑地協会による「平成23年度 花とみどりのまち
づくり講座」
という事業によって整備された花壇でした。
(上記写真において、メンバーの皆さんの個人名は画像処理で
消去しております)

■財団法人 川崎市公園緑地協会
http://www.kawasaki-green.or.jp/index.html

■反対側の花壇
反対側の花壇

また、道を挟んで反対側の花壇にも、また別の花々が咲いていま
した。

■アリッサム
アリッサム

こちらで目を引いたのは、可憐な白いアリッサムです。冬の日差しを
浴びて、輝いていました。

■「花九会」の看板
「花九会」の看板

こちらには、「花九会」という看板が立てられていました。
「花九会」というのは、前述の「花と緑のまちづくり講座」の第9期生の
皆さん
のことです。

■川崎市公園緑地協会 緑のボランティア通信
http://www.kawasaki-green.or.jp/volunteer/vol_08.html#a03

川崎市公園緑地協会の「緑のボランティア通信」にも、「花九会」の
活動報告が掲載
されていました。
等々力緑地内で、花壇づくり活動をされているのですね。

■「花クラブ実行委員会」による中原区役所のブルーサルビア
「花クラブ実行委員会」による中原区役所のブルーサルビア

中原区内での花壇づくりといえば、これまで、2009/12/8エントリ
などで、武蔵小杉駅周辺の花壇づくりをされている「花クラブ実行
委員会」
の活動を何度かご紹介してきました。

同様の活動をされているグループが、いろいろあるのですね。

皆さんのボランティア活動のおかげで、春夏秋冬、それぞれの
季節の花々を各地で楽しませていただいております。

【関連リンク】
川崎市施設案内 等々力緑地
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 等々力緑地
中原区役所 花クラブ実行委員会
Webなかはらっぱ 花クラブ実行委員会
2009/12/8エントリ 武蔵小杉に、花を植えよう。「花クラブ実行
委員会」

2010/9/17エントリ 武蔵小杉に、花を植えよう。「花クラブ実行委
員会」のポーチュラカ

2011/6/5エントリ 武蔵小杉に、花を植えよう。「花クラブ実行委員会」
による梅雨時の花々と花植え体験

2011/6/20エントリ 中原区役所の花植え体験花壇と、被災者の
皆様へのメッセージ

2011/6/30エントリ 等々力緑地の「健康美」と「花時計」
2011/9/29エントリ 等々力緑地のプラタナス
2011/11/24エントリ 等々力緑地のイチョウの紅葉

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2011年
12月06日

NEC玉川ルネッサンスシティのクリスマス・2011年

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12月に入りまして、恒例のNEC玉川ルネッサンスシティのクリス
マスライトアップ
がスタートしています。

■NEC玉川ルネッサンスシティのクリスマス
NEC玉川ルネッサンスシティのクリスマス

本ブログでは、2007年からこのクリスマスライトアップをご紹介
してきましたので、今年で5年目ということになります。

基本的には毎年趣向は変わらないのですが、とても綺麗なもので、
これを見るのを楽しみにしています。

■渡り廊下とTHE KOSUGI TOWER
渡り廊下とTHE KOSUGI TOWER

個人的にお気に入りなのが、青く光る渡り廊下です。
これは例年、曜日によって色が変更されていまして、もう1色は
白い光なのですが、個人的には青が気に入っています。

NEC玉川ルネッサンスシティのタワーの間には、THE KOSUGI
TOWER
の灯りが見え、夜景の一部になっています。

■エレベーターの光
エレベーターの光

エレベーターの箱の上下にはもともとライトが設置されており、
そこにカラーフィルムを貼る
ことでクリスマスライトアップを行って
います。
緑、赤、白の3色の光が、エレベーターとともに上下に動くのが、
なかなか幻想的な光景です。

■NEC玉川ルネッサンスシティ前の広場
NEC玉川ルネッサンスシティ前の広場

NEC玉川ルネッサンスシティ前の広場

例年と異なったのは、ルネッサンスシティ前の広場です。
毎回、この街路樹のライトアップもクリスマスカラーになっていたの
ですが、今年は通常の白い光のまま
です。

もっともご覧の通り、特に色を加工しなくてもライトアップとしては
十分に綺麗なのですが。

■NEC玉川ルネッサンスシティホールのクリスマスツリー
NEC玉川ルネッサンスシティホールのクリスマスツリー

NEC玉川ルネッサンスシティホールのクリスマスツリーも、お馴染み
の姿が見えました。飾り付けの形状が昨年と比べて微妙に変わって
いますが、基本的に同じものです。

ルネッサンスシティのクリスマスライトアップは12月中の平日に
実施
されていますので、帰り道にでもちょっと立ち寄ってみては
いかがでしょうか。
近くからの方が良く見えますけれども、THE KOSUGI TOWERの
前あたりからも見ることができます。

■ルネッサンスシティから見える武蔵小杉の夜景
ルネッサンスシティから見える武蔵小杉の夜景

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区 D地区
2007/12/12エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの夜
2008/12/5エントリ NEC玉川ルネッサンスシティのクリスマス・2008
2009/11/14エントリ NEC玉川ルネッサンスシティのクリスマス・2009年
2010/12/19エントリ NEC玉川ルネッサンスシティのクリスマス・2010年
2011/10/31エントリ SUUMO住宅展示場武蔵小杉の太陽光発電
パネル設置、イルミネーション復活

2011/11/10エントリ 法政通り商店街「二ヶ領用水発電所」の
河童がクリスマス仕様に

2011/11/18エントリ 法政通り商店街に太陽光発電のLED雪だるま
が登場

2011/12/1エントリ 武蔵小杉イルミネーション・オブ・ザ・イヤー2011
2011/12/4エントリ ブレーメン通り商店街のクリスマスと、シャッターの絵

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2011年
12月05日

ケーヒン川崎工場解体完了と、ゴールドクレストのマンション計画公示

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2011/7/29エントリにおいて、市ノ坪のケーヒン川崎工場跡地に、
ゴールドクレストのマンションが建設される計画
であることを取り
上げました。
当時、すでに工場の解体が始まっていましたが、現在ではすでに
更地となり、「(仮称)クレストフォルム武蔵小杉Ⅲ」として事業計画の
お知らせが公示
されています。

■(仮称)クレストフォルムⅢの事業計画
事業区域の面積:3,455.47㎡
用途地域:工業地域 高度地区:第4種高度地区
指定建蔽率:60% 指定容積率:200%
用途:共同住宅(90戸)
敷地面積:3,247.85㎡
建築面積:1,585.24㎡
延べ面積:7,447.83㎡
構造:鉄筋コンクリート造
階数:地上7階
高さ:19.99m
工事着手予定日:2011年11月30日
工事完了予定日:2013年3月31日


■ケーヒン川崎工場跡地
ケーヒン川崎工場跡地

■事業計画のお知らせ
事業計画のお知らせ

公示されている事業計画は、前回エントリでお伝えした段階の計画
から大きな変更はありません。ただ、2011年11月30日着工、2013年
3月31日完成
ということで、新たにスケジュールが明らかになって
います。

ご覧の通り、現地はきれいさっぱり更地になっていまして、これから
建設工事が着工されていくようです。
写真奥にはTHE KOSUGI TOWER、リエトコート武蔵小杉、
NEC玉川ルネッサンスシティ
が見えます。新幹線の高架線沿いの、
武蔵小杉再開発地区の南側にあたるロケーションです。

■敷地南側に見えるクレストフォルム武蔵小杉サウスステージ
敷地南側に見えるクレストフォルム武蔵小杉サウスステージ

敷地の南側は、島忠市ノ坪店跡地に面しています。こちらも同じく、
ゴールドクレストが開発する「クレストフォルム武蔵小杉サウス
ステージ」が建設中
です。

■府中街道から見るクレストフォルム武蔵小杉サウスステージ
府中街道から見るクレストフォルム武蔵小杉サウスステージ

クレストフォルム武蔵小杉サウスステージは、府中街道に面して
います。ここに島忠があったのはもう3年以上前のことで、懐かしい
ですね。
この島忠跡地と、ケーヒン跡地に連続してゴールドクレストのマン
ションが建設されることになります。

■敷地北側のケーヒンの建物
敷地北側のケーヒンの建物

敷地の北側には、まだケーヒンの建物が残されています。
ここは今回の事業範囲には含まれていませんが、建物はすでに
閉鎖されています。
ここだけ残っていても仕方ないでしょうから、いずれ何らか用地活用
されるのではないでしょうか。

いずれにせよまたひとつ、中原区から工場の姿が消え、マンションに
姿を変えていくことになります。

■ケーヒン川崎工場・島忠市ノ坪店跡地の開発マップ
ケーヒン川崎工場・島忠市ノ坪店跡地の開発マップ

【関連リンク】
2008/9/7エントリ 島忠市ノ坪店閉店
2009/5/21エントリ 島忠市ノ坪店跡地をゴールドクレストが買収
2010/9/7エントリ 島忠市ノ坪店跡地のゴールドクレストマンション
計画と、ケーヒン川崎工場閉鎖

2011/7/29エントリ 市ノ坪のケーヒン川崎工場跡地にゴールド
クレストがマンション建設、島忠跡地と連続開発へ

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2011年
12月04日

ブレーメン通り商店街のクリスマスと、シャッターの絵

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ブレーメン通り商店街のコミュニティセンターで、クリスマスライト
アップ
が実施されていました。

■ブレーメン通り商店街の音楽隊像のクリスマスライトアップ
ブレーメン通り商店街の音楽隊像のクリスマスライトアップ

ブレーメン通り商店街のコミュニティセンターは、2011年10月2日の
「ブレーメン・フライマルクト」に合わせてリニューアル
されました。
それ以前より、コミュニティセンターの前にはブレーメンの音楽隊の
が設置されていまして、商店街のシンボルとして親しまれていま
した。

このたび、この音楽隊の像がクリスマス仕様となり、ライトアップ
されました。ご覧の通り、音楽隊の動物たちが赤い衣装を身に
まとい、クリスマスツリーが飾られています。

■コミュニティセンターの2階部分
コミュニティセンターの2階部分

また、コミュニティセンターの2階部分を見上げると、こちらにも
音楽隊のイルミネーションが輝いています。

■シャッターに描かれたブレーメンの音楽隊の絵
シャッターに描かれたブレーメンの音楽隊の絵

今回、夜にコミュニティセンターを眺めて、初めて気づいたのが
シャッターのイラストです。
普段はシャッターが開いているところを目にすることが多いのです
が、夜間にシャッターが閉まると、そこにはブレーメンの音楽隊の
がありました。

これは、コミカルで楽しそうなテイストの絵ですね。

さて、ふとコミュニティセンター周辺のシャッターをあらためて見て
みると、同じくブレーメンの音楽隊の絵が描かれているものが複数
見つかりました。

■ABC-MARTのシャッター
ABC-MARTのシャッター

■クスリのカツマタのシャッター
クスリのカツマタのシャッター

■成川薬局のシャッター
成川薬局のシャッター

ご覧のように、ABC-MART、クスリのカツマタ、成川薬局のシャッター
には、それぞれ異なるブレーメンの音楽隊の絵が描かれていました。
ロバ、犬、ニワトリがありましたので、のシャッターもありそうですね。

お馴染みの商店街の、普段とはちょっと違う顔を見ることができ
ました。

【関連リンク】
ブレーメン通り商店街 公式ウェブサイト
2011/10/2エントリ 「ブレーメン・フライマルクト」「オズフェスタ」
2011開催

2011/10/31エントリ SUUMO住宅展示場武蔵小杉の太陽光発電
パネル設置、イルミネーション復活

2011/11/10エントリ 法政通り商店街「二ヶ領用水発電所」の
河童がクリスマス仕様に

2011/11/18エントリ 法政通り商店街に太陽光発電のLED雪だるま
が登場

2011/12/1エントリ 武蔵小杉イルミネーション・オブ・ザ・イヤー2011

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2011年
12月03日

アリオ武蔵小杉の建設と、パークシティ武蔵小杉の用途地域変更

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現在、東京機械製作所玉川製造所跡地に、大型複合商業施設
「アリオ武蔵小杉」を建設するための環境アセスメント
が進められ
ています。
アリオ武蔵小杉は、高さ31m、最高部40mの建物として計画され
ていますが、これを進めるにあたり、北側のパークシティ武蔵小杉
の用地が「第二種住居地域」
であることがハードルとなっています。

■アリオ武蔵小杉のイメージパース
アリオ武蔵小杉のイメージパース

第二種住居地域は、4m水平面で冬至8時~16時の間の日陰が
3時間未満となるよう日照が保証
されています。この規定に照らす
と、現在の計画のアリオ武蔵小杉の建築許可を出すことができ
ません。


■川崎市まちづくり局 川崎都市計画用途地域の変更(小杉駅
南部地区)の素案

http://www.city.kawasaki.jp/50/50tosike/home/
osirase/tosikeikaku/sinmaruko_h23/soan/
soan_youto_sinmaruko_h23.htm


これを解消するために、川崎市まちづくり局はパークシティ武蔵
小杉を第二種住居地域から「商業地域」に変更する都市計画の
変更
を打ち出しています。
商業地域は前述のような日照の保証がありませんので、アリオ
武蔵小杉の建設が可能
となる、というわけです。

■アリオ武蔵小杉建設予定地とパークシティ武蔵小杉
アリオ武蔵小杉建設予定地とパークシティ武蔵小杉

川崎市まちづくり局はこの用途地域の変更を「従来からの周知事項」
であるとしていますが、この点について、これまでの都市計画マス
タープランなど行政文書において当該記述は見受けられませんで
したし、
私も正直なところ聞いたことがありませんでした。

これを受けて、2011年11月26日に開催された都市計画公聴会
では、パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー管理組合が公述人
として立ち、用途変更にあたっての代替案を提示されていました。

       ※       ※       ※

<公述申述書の要旨>※公述は一般に公開されているものです。
1.建築基準法第56条の2第1項 ただし書適用を求める件

■これまで行政はミッドスカイタワー敷地を商業地域に用途変更
することは既決定であり、周知事項と説明してきた。しかしミッド
スカイタワーが販売された平成20年以前に川崎市が発表した
行政文書のどこにも当該記述は見当たらない。
■用途地域が第二種住居地域であることに着目してミッドスカイ
タワーを購入された者も相当数認められる。
■本年8月末になって初めて川崎市まちづくり局職員より、管理
組合に対して非公式の打診を受けた。我々の要請に応える形で
9月30日に区分所有者向けの非公式説明会を実施した。
■上記において、区分所有者が納得できる説明はなされていない。
■以上の経緯に鑑み、多くの区分所有者にとっては、商業地域
への用途変更は予見可能な事情と解することは困難である。

■そこで我々は川崎市に対し用途地域の変更の撤回を求めるが、
東京機械製作所再開発事業の遅延は本意でない。また、無限の
将来にわたって現在の用途地域の維持を求めるものではない。
■我々が主張しているのは、これまで享受してきた第二種住居
地域としての法益を奪う前に、他の代替措置を検討し、当該代替
措置では、都市計画行政の目的を遂行する上で、重大な公益
侵害があること若しくは他の利害関係者に対して回復しがたい
急迫な権益侵害があることを実証したうえで、利害関係人からの
理解を得る必要があると言っているに過ぎない。
■しかしながら、これまで川崎市からは、このような実証的な
説明はなされていない。

■そこで我々は代替措置として、建築基準法第56条の2第1項
「ただし書」の適用を提案する。当該措置は既存住民の法益を
変更せずに東京機械製作所再開発を可能とする、有力な代替
措置と考えるからである。

■これに対して、川崎市は先例がないとの理由から消極的な
姿勢を示している。
■ところが、ミッドスカイタワー自体が、この「ただし書」の適用に
よって建築許可が下ろされている。「ただし書」の適用により、
北側隣接地域を第二種住居地域から変更せずにミッドスカイ
タワーが建設されたわけで、全くの同条件でないにせよ先例
は存在している。
■住民自身が考えた行政法規上の具体的なカウンター提案をも
拒否し、住民から十分な納得も得られないままで、用途地域
変更を遂行するのが、果たして望ましい自治体行政なのか、
川崎市並びに関係行政官庁は真剣に考えていただきたい。

2.建築基準法第69条などに定める建築協定に関する件
■第一の主張である「建築基準法第56条の2第1項 ただし書適用
を求める件」が実現するか否かとは別に、次の点を主張したい。
■これまで事業主の東京機械製作所さんと、快適な居住性と利便
性の高い商業機能の共存のため、建築基準法第69条に基づく
建築協定実現に向けて作業を進めてきており、当事者間合意に
向けての調整は最終段階に達している。
■建築協定の内容には、ミッドスカイタワーの居住階層住民の
日照状態に関して、地表12m平面で冬至8時~16時の間の日陰
が3時間未満とする等も含めている。
■さらに、将来当事者が変更しても互いに協定の効果が持続する
ことが法律上担保された特殊な協定であり、川崎市の認可が
必要である。
■仮に第一の主張が不調に終わり、ミッドスカイタワー敷地が商業
地域に変更されたとしても、本協定は東京機械製作所再開発
事業での建物が及ぼす日照に関しては、ミッドスカイタワー
居住者が最低限の日照状態を確保するための制度的手当てで
ある。
■川崎市からは、先の住民説明会においても「できるかぎりの
支援はする」とのお言葉をいただいている。
■川崎市に対して、当該建築協定の実現に向けて、積極的かつ
前向きな指導をするとともに、申請後は速やかな認可を行うよう
要請する。

       ※       ※       ※

公述申述書の内容(要旨)は、以上です。
上記では、用途地域の変更の予見が可能であったとは解釈できず、
用途地域の変更撤回を求める一方で、東京機械製作所の再開発の
遅延を望むものではない
としています。

そこで双方の利害を調整するために提案されたのが「建築基準
法第56条の2第1項 ただし書」
の適用です。
これは、日影規制に抵触しつつも例外的に建築許可を認めるという
方策
であり、パークシティ武蔵小杉の用途地域を第二種住居地域
から変更せずにアリオ武蔵小杉を建設することが可能
となるもの
です。

この適用では、具体的にはミッドスカイタワーの4階(居住層)以上
には所定の日陰規制を敷き、それ以下は受忍する
ということになり
ます。
用途地域が商業施設に変更されますと一気に日照の担保がなく
なりますが、最低限の担保は維持しつつ、隣接地の再開発事業の
推進は可能となる、というプラン
です。

■ミッドスカイタワーの南側(写真右手が東京機械製作所)
ミッドスカイタワーの南側(写真右手が東京機械製作所)

公述申述書にある「前例」とは、ミッドスカイタワー建設時にこの
「ただし書」が適用
されたというものです。

ミッドスカイタワーは、これを建設することにより北側のフーディアム
武蔵小杉(同様に第二種住居地域)への日照が不足
となるため、
そのままでは建築許可を下すことができませんでした。
ここで「ただし書」を適用することにより、建築許可を下したわけです。

その際の許可理由は、「フーディアムは第二種住居地域であっても
住居ではないため、影響が少ない」
ということによるものでした。

■「ただし書」が適用されたフーディアム武蔵小杉
「ただし書」が適用されたフーディアム武蔵小杉

       ※       ※       ※

もうひとつ、「2.建築基準法第69条などに定める建築協定に
関する件」
として後半に記載されているのは、前述の「ただし書」の
提案が受け入れられなかった場合の「次善の策」ともいえるもの
です。

これは川崎市の認可のもと、東京機械製作所とミッドスカイタワーの
間で独自に建築協定を交わすもので、公述申述書にもある通り、
当事者が変更になっても有効
となるものです。

当事者である東京機械製作所の業績、経営状況はたいへんに
厳しいものがあり、将来的にはアリオ武蔵小杉も第三者に売却
される可能性
が否定できません。
そうなった際、こういった公的に認められた協定が重要ということ
ではないでしょうか。

       ※       ※       ※

いずれにしましても、川崎市においては、本件に限らず十分に
情報提供を行ったうえで都市計画を進めていってほしい
ところです。
パークシティ武蔵小杉の用地の用途変更については、当然ながら
「従来から既決定で周知事項」であったエビデンスが求められまし
たが、回答は「それはないが、うちうちでは決めていた」というもの
でした。

それではさすがに、理解を得ることは難しいのでは…と思う次第
です。

都市計画に当たって利害が衝突したりするのは当然おこること
ですので、やはり行政が情報は速やかに出していくこと、早い段階
で話し合いの場を持つこと、柔軟性を保つこと
が大切かと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:東京機械製作所地区(大規模工場
跡地地区)

2010/7/22エントリ 東京機械製作所跡地に11万㎡商業施設と
57階タワーマンションを建設、2015年度完成へ

2010/7/23エントリ 追補:東京機械製作所跡地商業施設は2014年度
完成、2015年度に全体完成

2010/8/2エントリ 東京機械製作所跡地再開発・大型複合商業施設と
高層マンションの詳細情報

2010/9/2エントリ 東京機械製作所玉川製造所再開発に係る
条例環境影響評価方法書説明会

2010/10/24エントリ 東京機械製作所が玉川製造所第二工場
用地を住友不動産に売却を決議、2011年3月23日引渡しへ

2011/4/21エントリ 東京機械製作所玉川製造所第二工場の売却完了、
かずさテクノセンター竣工

2011/7/15エントリ 東京機械製作所玉川製造所再開発地区内の
ビルが閉鎖

2011/8/17エントリ 東京機械製作所玉川製造所再開発の事業計画
が公示

2011/8/19エントリ 東京機械製作所玉川製造所跡地再開発の
平面図と立面図

2011/8/22エントリ 東京機械製作所跡地の大型複合商業施設が
イトーヨーカドーに決定、アリオ形態の複合SCに

2011/8/24エントリ 東京機械製作所の「アリオ武蔵小杉」はシネコン
誘致断念、イトーヨーカドーは2店舗併存へ

2011/8/28エントリ 東京機械製作所玉川製造所跡地「アリオ武蔵
小杉」のイメージパース

2011/9/19エントリ 東京機械製作所玉川製造所の一部施設除却工事
2011/11/17エントリ 東京機械製作所が小杉御殿町の「新生寮」など
固定資産を売却

Comment(3)

2011年
12月02日

等々力第1サッカー場の芝生養生中

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等々力緑地の等々力第1サッカー場の芝生が、現在養生中となって
います。

■等々力第1サッカー場
等々力第1サッカー場

等々力第1サッカー場は、等々力緑地の市民ミュージアムの北側に
あります。天然芝のサッカー場であり、フロンターレの練習なども
行われていました。
現在、ご覧の通り「芝生養生のため閉鎖中」との看板が立てられて
います。

■養生中の芝生
養生中の芝生

養生中の芝生は、すでに青々と茂っています。これはなかなか、
見事ですね。

■等々力第1サッカー場の利用上のお願い
等々力第1サッカー場の利用上のお願い

サッカー場の入口には、「等々力第1サッカー場の利用上のお願い」
が掲示されていました。
これによると、「同一場所での利用によって芝生の傷みがひどく
良好な状態での維持ができないのが現状」
と書かれています。

「ゴール前での練習はなるべくご遠慮ください」
「一月毎にゴールの位置を変更します」


とありますので、練習場所が主にゴール前に集中することで、
そこの芝生が維持できなくなっていた
ようです。

■施工前の芝生状況写真
施工前の芝生状況写真


看板の下部には、施工前の芝生状況写真が掲示されていました。
これを見ると、確かにピンポイントで芝生がはげてしまっていますね。
ここがゴール前にあたる場所だったのでしょう。

■川崎市施設案内 等々力緑地
http://www.city.kawasaki.jp/30/30kokan/home/todoryo.htm

この等々力第1サッカー場の隣には第2サッカー場があり、こちらは
クレーコートで現在も稼働しています。

第1サッカー場の養生がいつ終了するのか、掲示が見当たりません
でしたが、少なくとも2011年8月にはすでに養生が始まっていた
ようです。
綺麗な芝が育っているようですし、サッカーチームの方は制限が
解除されるのを楽しみにされていることと思います。

■等々力緑地のイチョウ
等々力緑地のイチョウ

川崎市施設案内 等々力緑地
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 等々力緑地
2009/5/20エントリ 等々力緑地の竹林で、許されざる・・・
2009/8/1エントリ 多摩川クラシコの等々力陸上競技場から
2009/9/17エントリ 市民ミュージアムの、輝くオブジェ
2009/12/5エントリ 等々力緑地の紅葉
2009/5/31エントリ 等々力緑地の猫
2010/10/15エントリ 等々力緑地のフロンターレ遊具
2010/12/16エントリ 等々力緑地のイチョウの実
2011/5/21エントリ 等々力緑地で、繁殖期のカラスにご注意
2011/6/30エントリ 等々力緑地の「健康美」と「花時計」
2011/9/29エントリ 等々力緑地のプラタナス
2011/10/6エントリ フロンターレの聖地、等々力陸上競技場
2011/11/24エントリ 等々力緑地のイチョウの紅葉

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2011年
12月01日

武蔵小杉イルミネーション・オブ・ザ・イヤー2011

hatsushimo.gif

12月になりまして、武蔵小杉も各地でクリスマスイルミネーション
見られるようになりました。今夏、電力需給がたいへん逼迫した
ことにより、イルミネーションが全くなくなってしまうのではないか、
とも思いましたが、今のところ必要を超えた自粛等は行われない
ようです。

最近では個人でもイルミネーションを楽しむご家庭が増えまして、
道行く人がふと足を止めています。
以前、「武蔵小杉イルミネーション・オブ・ザ・イヤー」としてご紹介
したお宅が、今年も新たな装いでイルミネーションを開始
されました。

■今年のイルミネーション
今年のクリスマスイルミネーション

今年の趣向は、「しりとりイルミネーション」です。
このしりとりは昨年から採用された趣向なのですが、しりとりの内容は
新しいものに入れ替え
られています。

一見してよくわからないと思うのですが、近づいてよくよく見てみると、
イルミネーションが矢印で結ばれて、しりとりになっていることが
わかります。

■しりとりのスタート地点
しりとりのスタート地点

門のところに「今年もスタート」という文字が光っていまして、ここ
からしりとりがスタートすることが分かります。

■「スタート」→「とんぼ」→「ぼうし」
「スタート」→「とんぼ」→「ぼうし」

「スタート」から始まって、「とんぼ」→「ぼうし」と続いていきます。

■「かに」→「にわとり」→「りす」→「すいか」→「かたつむり」
「かに」→「にわとり」→「りす」→「すいか」→「かたつむり」

途中を飛ばして中盤戦、このあたりは「かに」→「にわとり」→「りす」
→「すいか」
です。

■「わに」→「にっぽん」
「わに」→「にっぽん」

そして最後…、「わに」から「にっぽん」です。
輝く日本列島が、ハートに包まれています。

今年は3月11日の東日本大震災により、東北地方を中心に大変な
被害を被りました。そんな中、日本全体が心をひとつにして助け合
っていこうというメッセージ
が各所で見受けられるようになりました。

このイルミネーションも、そんな願いを込めたものではないでしょうか。

■近隣のトナカイ
近隣のトナカイ

また、この隣のお宅では、かわいらしいトナカイが輝いていました。
いずれも個人のお宅ですので場所をご紹介することはできませんが、
毎年恒例となっているようです。

最近は日々武蔵小杉の街中にイルミネーションが増えてきている
ようで、年の瀬が迫っていることを実感します。

【関連リンク】
2007/12/26エントリ 武蔵小杉イルミネーション・オブ・ザ・イヤー
2010/12/20エントリ 武蔵小杉イルミネーション・オブ・ザ・イヤー、再び
2011/10/31エントリ SUUMO住宅展示場武蔵小杉の太陽光発電
パネル設置、イルミネーション復活

2011/11/10エントリ 法政通り商店街「二ヶ領用水発電所」の
河童がクリスマス仕様に

2011/11/18エントリ 法政通り商店街に太陽光発電のLED雪だるま
が登場

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2011年
11月30日

府中街道の「小杉酒場」

hatsushimo.gif

府中街道と東急線高架の交点付近に、「小杉酒場」というお店が
あります。古い建物が密集した一角のあまり目立たないお店なの
ですが、ご紹介してみようと思います。

■府中街道と東急線高架の交点南側
府中街道と東急線高架の交点南側

「小杉酒場」があるのは、東急線高架の少し南側で、府中街道の
元住吉側
にあたります。写真の左手の方に歩いていくと、ほどなく
うなぎ屋の「むさし野」があり、府中街道沿いに古い商店が立ち
並んでいるエリアです。

■「小杉酒場」
「小杉酒場」

「小杉酒場」の入口は道路に面しておらず、少し奥まった場所
あります。府中街道沿いに看板が置いてあり、奥の方をフェンス
越しに覗き込むと「小杉酒場」が見えます。

以前は向河原で「とりひげ」という名前で営業していたものが、
こちらに移転
してきたそうです。

■「小杉酒場」の店内
「小杉酒場」の店内

店内はこじんまりとしていまして、カウンターとテーブル合わせて
20席程度
となっています。老朽化した建物の外観とは裏腹に、
店内は綺麗にリニューアルされていました。

■本まぐろ刺し
本まぐろ刺し

このお店の売りのひとつは、新鮮な魚を使ったお刺身です。
本まぐろ刺しの身はとろけそうに柔らかく、確かに良いまぐろを
使っているように思います。

■レバ刺し・ムネ刺し
レバ刺し・ムネ刺し

同様に、レバ刺し・ムネ刺しも新鮮でなかなかの味でした。
「小杉酒場」では、店主さんのこだわりがかなり強いようで、お料
理・お酒共に、店主さんが盛んにお勧め
をしてくれます。

このとき、他にもお客さんがいらっしゃいましたがそちらにも同じ
ようにお勧めをされていましたので、それが「通常モード」のよう
でした。
このプッシュが結構強いですので、「好きなものを好きなように食
べたい」という方には相性が悪い
かもしれませんが、実際に食べ
てみると確かに美味しい
です。

■焼き鳥
焼き鳥

■おでん
おでん

こちらは、メインメニューの焼き鳥とおでんです。
見た目通り、おでんはよく味がしみこんでいて、これまた満足でき
ました。

「小杉酒場」がオープンしたのは2009年だったと思いますが、場所が
ちょっと入りにくく、存在は認知しつつもなかなか訪問できずにいま
した。
しかし、実際に行って見ると、店内は綺麗で料理もおいしいですし、
かなり穴場という感じでした。

場所のせいかたまたまか、この時はお客さんも少なかったのです
が、料理の質が良いだけにもっと繁盛しても良いのでは・・・という
のが率直な感想です。
お勧めの強さという個性も、さしてお酒や料理にこだわりが強い訳
ではない私などには、特に気になりませんでした。
(このあたりは個々人の感じ方と好み次第ですので、何ともいえま
せんが)

お値段も特段高くありませんので、トータルで見て、少人数でちょ
っと飲みつつ美味しいものを食べたいときには、お勧めできるお店
です。

ただ、この場所は府中街道拡幅用地にかかっているはずですの
で、将来的には建物が取り壊しになる
ものと思います。
市ノ坪交差点以北についても一部立ち退きが完了している状況です
ので、「小杉酒場」の営業も拡幅事業の進捗見合いということになり
そうですね。

■「小杉酒場」の店舗情報
所在地:中原区市ノ坪40
営業時間:17:00~24:00(ラストオーダー23:00)
定休日:日曜日


■「小杉酒場」のマップ

小杉酒場マップ

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 府中街道
2007/10/13エントリ 府中街道の歩道
2008/3/11エントリ 府中街道拡幅
2009/7/13エントリ 府中街道拡幅・廃墟のゆくえ
2009/9/9エントリ 府中街道拡幅進捗と武蔵小杉駅南口線のT字路
2009/10/13エントリ 府中街道拡幅用地の更地化
2009/11/6エントリ 府中街道拡幅用地の電話ボックスが消滅
2010/1/5エントリ 横須賀線武蔵小杉駅周辺の信号設置
2010/2/8エントリ 府中街道・武蔵小杉駅南口線の拡幅用地一部舗装
2010/2/27エントリ 府中街道の廃墟取り壊しと拡幅工事進捗
2010/5/4エントリ 府中街道拡幅区間の一部歩道整備
2010/6/14エントリ 東京機械製作所跡地再開発始動と、府中街道と
二ヶ領用水の一体整備案

2011/2/14エントリ 府中街道拡幅:東横化学前の拡幅用地確保
2011/4/14エントリ 府中街道拡幅:東横化学の建物取り壊し完了
2011/7/1エントリ  府中街道の「危険で危い」建物跡地に6階建て
ビルを建設

2011/10/19エントリ 「肉酒場北京」改め「肉酒場」本日オープン
2011/11/9エントリ 府中街道の「みらい本社ビル」イメージパース

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2011年
11月29日

横須賀線武蔵小杉駅連絡通路の沿線案内がリニューアル

hatsushimo.gif

横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路に、横須賀線・湘南新宿ライン・
南武線の各駅の観光案内
が掲示されていました。

■横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路
横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路

ここは、横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路のうち、線路と綱島街道の
下をくぐる部分です。
連絡通路供用開始当初、ここには横須賀線各駅の観光案内が
掲示
されていたのですが、前述の通り、現在は横須賀線・湘南新宿
ライン・南武線の3路線が紹介
されています。

■湘南新宿ライン各駅の紹介
湘南新宿ライン各駅の紹介

まずこちらは、大崎・恵比寿・渋谷…ということで、湘南新宿ラインの
です。大崎より手前には藤沢・茅ヶ崎・平塚と続いていまして、
横浜など横須賀線と重複する駅は飛ばしてあります。

■横須賀線各駅の紹介
横須賀線各駅の紹介

湘南新宿ラインの各駅が終わると、続いて久里浜・鎌倉・横浜と、
横須賀線の駅が紹介されています。
鎌倉、横浜は紹介するスポットも多く、パネル2枚分を使って紹介
されていました。

■南武線各駅の紹介
南武線各駅の紹介

■武蔵小杉駅の紹介
武蔵小杉駅の紹介

そして最後、最も南武線ホーム寄りの部分には南武線各駅が紹介
されていました。
武蔵小杉駅は、ここで紹介されていました。掲載されていたのは
等々力陸上競技場と市民ミュージアムですので、以前とあまり
変わりませんね。

ご覧の通り、各路線のパネルは紅葉の絵柄が描かれていまして、
秋の観光案内といった風情です。ただ、内容的には必ずしも季節柄に
関連するものばかりではないようですね。

■連絡通路供用開始当初の横須賀線各駅案内
連絡通路供用開始当初の横須賀線各駅案内

以前は、この場所で横須賀線各駅がノーカットで紹介されていたの
ですが、武蔵小杉駅からJRで行ける各方面の情報を見ることが
できるようになりました。

正規連絡通路が供用開始となり、時間的には結構短縮された
ものの、決して短いとは言えない乗り換えルート
ですので、たまに
掲示が切り替わるのは良いと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区:横須賀線武蔵小杉
2010/9/6エントリ 横須賀線武蔵小杉駅連絡通路の沿線案内と
ドライミスト

2011/6/25エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路が本日供用開始
2011/6/27エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路、初の平日ラッシュ

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