武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2021年
03月06日

川崎市2/28~3/6発表新型コロナ感染は110人(前週比54人減)の8週連続減少、入院・自宅等療養者は半減以上の大幅改善

【Reporter:はつしも】

川崎市では、市内における新型コロナウイルス感染者数を毎日発表しています。
本サイトでは4月5日発表データより独自に集計を行い、毎週土曜日締め(日~土)でグラフ化して提供をしております。 

今回は2月28日(日)~3月6日(土)の週間データを集計しました。
今週7日間の新規感染者は110人(前週比54人減、重症者0人)で、8週連続で減少となりました。

前々週、前週は1桁の微減にとどまっていましたが、今週は大きく減少しました。

また治療状況は、入院者数は54人(前週比62人減)、自宅療養者数は97人(同199人減)、宿泊施設療養者数は34人(同34人減)と、いずれも半減以上の減少となりました。  

■川崎市内の感染者数の推移
川崎市内の感染者数の推移 
■1日の感染者増加数の推移
川崎市内の感染者増加数の推移

週間の感染者数は、前述の通り54人減少
となりました。

3月1日には新規感染が「0人」となりました。
これは11月2日以来、約4か月ぶりのこととなります。

休日明けの月曜日ということもありますが、民間検査機関による検査は週末も行われており、その中でも陽性者が出なかったわけです。
(検査人数データは後記の通りです)

新規感染者110人の症状の内訳は無症状12人、軽症93人、中等症5人、重症は0人です。
重症者は4週間にわたって、新規感染時においては出ていません。

■川崎市内の感染者数の推移【1週間移動平均】
川崎市の感染者数の推移【1週間移動平均】
 
■川崎市内の感染者数の推移【直近1週間の人口10万人あたり】 
 

週間の感染者数の大幅減少に伴って1週間移動平均による指標も改善しています。
おおよそ11月の水準まで戻ってきました。

■直近1週間の感染経路の内訳
感染経路の1週間移動平均データ 
「直近1週間の感染経路」では、「不明」「陽性者接触」「家庭内」の3区分でデータ集計が行われています。

今週は「不明」が増加しました。
感染者数自体が減少しましたので、比率の数字は大きく振れやすかったと思います。

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

■直近1週間の陽性率
直近1週間の陽性率 


検査人数の推移は、川崎市健康安全研究所の数値と、民間検査機関等による数値を集計しています。

毎週月曜日発表分は川崎市の検査人数(日曜日実施)が毎週ゼロになります。
これが3月1日(月)発表の感染者数が4か月ぶりにゼロになった要因のひとつですが、民間検査機関の調査は同日発表分でも420人行われており、平日と大きく変わりません。

川崎市による検査は、2月に入ってから2桁にとどまることも多く、全体の検査人数がこの日曜日に著しく減少したわけではありませんでした。

また、川崎市発表の直近1週間の陽性率のグラフ化を実施しています。

陽性率は本サイトとは締め日が異なり、日曜日締めのデータが2日後に発表されています。
今回の最新データは2月21日発表分の「2月22日(月)~28日(日)集計データ」で、4.06%でした。

■川崎市内の感染者の治療状況推移
川崎市内の死亡者数・退院者数・自宅療養者数 
続いて、「川崎市内感染者の治療状況推移」です。

冒頭にお伝えした通り、入院者数は54人(前週比62人減)、自宅療養者数は97人(同199人減)、宿泊施設療養者数は34人(同34人減)と、いずれも半減以上の減少となりました。

東京都など都市部の感染者数は「下げ止まり」傾向が強いですが、川崎市のこの1週間に限っては、大きく改善された結果になっています。

■川崎市内感染者の治療中率・治療終了率・死亡率推移
 川崎市内感染者の治療中率・治療終了率・死亡率推移

上記は感染者の内訳を「治療中」「治療終了」「死亡」の3グループに分けて、全体の感染者数に対する比率の推移を算出したものです。

今週は治療状況の改善を反映して、治療終了率が3.4ポイント増加しました。
   
■区別の感染者数の推移
 区別の感染者数の推移

こちらは、区別の感染者数です。

今週は中原区、宮前区、麻生区の増加が1桁になりました。
最多の増加は引き続き川崎区です。

■月別の感染者数
月別・区別の感染者数 

2月のデータが締まりましたので、月別・区別の感染者数の推移をお伝えします。
2月の感染者数は大きく減少し、11月を下回りました。

この減少傾向を確かなものとしていくために、引き続き日々の行動を緩めないことが求められています。

【関連リンク】
川崎市 新型コロナウイルス感染症関連情報リンクページ
川崎市 【緊急情報】川崎市内の新型コロナウイルスに感染した患者の発生状況
川崎市教育委員会 市立学校 新型コロナウイルス感染症への対応について
武蔵小杉・新丸子・元住吉・武蔵中原・向河原周辺テイクアウト店舗マップ【新型コロナウイルス感染症対応】

 (1月以降の新型コロナウイルス統計エントリ)
2021/1/2エントリ 川崎市12/27~1/2発表新型コロナ感染は週間513人・単日最多105人で過去最多更新、12月月次では中原区が大幅増322人で最多に
2021/1/9エントリ 川崎市1/3~1/9発表新型コロナ感染は週間1,018人で過去最多更新、直近3日間の感染者644名中「重症」は1名
2021/1/16エントリ 川崎市1/10~1/16発表新型コロナ感染は週間874人(前週比144人減・うち重症1名)、年始から「陽性率」が約20%まで急上昇
2021/1/23エントリ 川崎市1/17~23発表新型コロナ感染は週間740人(前週比134人減・うち重症1名)と2週連続減、約2割は無症状
2021/1/30エントリ 川崎市1/24~30発表新型コロナ感染は週間436人・前週比304人減の大幅改善、陽性率一時2割超から9.88%まで低下
2021/2/6エントリ 川崎市1/31~2/6発表新型コロナ関連データ集計:新規感染274人(前週比162減)、入院79人(同97減)、自宅療養786人(同1,078減)と医療状況が大きく改善
2021/2/13エントリ 川崎市2/7~13発表新型コロナ感染は171人(うち重症0人・前週比103人減)と5週連続減少で昨年11月水準に、入院者30名増・自宅等療養者432人減
2021/2/20エントリ 川崎市2/14~20発表新型コロナ感染は166人(前週比5人減)と減少トレンド鈍化、この2週で重症者ゼロも入院者43人増に
2021/2/27エントリ 川崎市2/21~27発表新型コロナ感染は川崎区54人を中心に164人(前週比2人減)の2週連続横ばい、陽性率が4か月ぶり5%以下に低下

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2021年
02月28日

江川せせらぎ遊歩道・高度処理水停止中の川底から見た、美しい河津桜

【Reporter:はつしも】

この週末、武蔵小杉周辺の河津桜が見頃を迎えていました。

先日は多摩川土手の様子をご紹介しましたが、今回は2016/2/27エントリから5年ぶりに、江川せせらぎ遊歩道の河津桜並木を訪問してみました。

■江川せせらぎ遊歩道・尻手黒川道路北側の河津桜
江川せせらぎ遊歩道の河津桜

「江川せせらぎ遊歩道」は、中原区と高津区の境界近くを武蔵新城から井田にかけて流れる「江川」を活用して整備された遊歩道です。

計画段階から市民の意見を取り入れるパートナーシップ事業として2003年に完成し、 地域の皆さんの協力により維持・管理がなされています。

全体が8つのゾーンに分かれ、テーマごとに様々な植物や自然石等が配置されるとともに、特徴のあるデザインの時計、遊具なども設置されています。

約2.4kmのうち何か所かに河津桜が植えられていますが、見ごたえがあるのは尻手黒川道路から北側のエリアです。

■側道から見た河津桜
側道から見た河津桜

江川せせらぎ遊歩道は、武蔵小杉から距離がありますから、あえて運動をしたいなどの理由がなければ自転車などで行くことになるでしょう。

ただ、遊歩道内には自転車を乗り入れることができません。
遊歩道をゆっくり歩いて楽しむのがおすすめですが、自転車などで側道を並走するだけでも、それなりに河津桜は楽しめると思います。

■水が止められた江川せせらぎ遊歩道
水が止められた江川せせらぎ遊歩道

水が止められた江川せせらぎ遊歩道

江川せせらぎ遊歩道は、定期的に水が止められて清掃が行われています。

ただ、遊歩道の水は等々力水処理センターで高度に処理された水を有効利用したもので、実はそのままでは生物が住めないほど綺麗です。
近隣のが生き物を放流することにより、自然の水質に近づけているということです。

そのため、水を止めても水底はヌルヌルしたようなところがなく、サラサラの砂利の上を歩くことができました。

■川底で遊ぶ子どもたち
川底で遊ぶ皆さん

川底で遊ぶ子どもたち

川底が歩けると、普段とはまた違う角度で河津桜を眺めつつ散策ができました。
子どもたちも楽しそうに散歩しています。

■明るい江川せせらぎ遊歩道
明るい江川せせらぎ遊歩道

■今回のエントリの出発地


最後に、今回のエントリの出発地(尻手黒川道路近く)は、上記マップのプロット位置です。
ここから北上していくと、河津桜スポットをしばらく楽しむことができます。

なお、江川せせらぎ遊歩道の河津桜はこの週末時点で少し盛りは過ぎていましたので、散策されるようでしたらお早めにどうぞ。

【関連リンク】
(江川せせらぎ遊歩道関連)
川崎市上下水道局 江川せせらぎ遊歩道
2013/8/21エントリ 江川せせらぎ遊歩道の、ザリガニ釣り
2015/5/6エントリ 江川せせらぎ遊歩道で、「たらい舟」に乗る子どもたち
2016/8/12エントリ 江川せせらぎ遊歩道の、「カブトムシ時計」「稲穂時計」「カタツムリ時計」
2017/12/7エントリ 江川せせらぎ遊歩道の高度処理水を止めて清掃活動を実施、普段は見られない綺麗な水底がお目見え

(河津桜関連)
2016/2/27エントリ 江川せせらぎ遊歩道の河津桜が見頃に:鳥の蜜の吸い方2種と、大きなお雛様登場
2017/2/24エントリ ひと足先に、武蔵小杉で春気分。多摩川土手・等々力緑地北側の河津桜が見ごろに
2017/4/21エントリ 多摩川土手・等々力緑地北側の桜ゾーンで、4月1日解散「多摩川さくらの会」による八重桜「紅華」「福禄寿」が満開に
2018/3/1エントリ 二ヶ領用水・南武沿線道路南側の「河津桜」ライトアップ
2018/4/15エントリ 等々力緑地の彩り豊かな花壇と、多摩川土手の八重桜
2019/3/16エントリ 二ヶ領用水の桜模様。「河津桜」「寒緋桜」の花弁と、総合自治会館近くのソメイヨシノ「桜のトンネル」伐採
2020/2/23エントリ 歩行者優先「多摩川サイクリングコース」の誤解を払拭する愛称が「かわさき多摩川ふれあいロード」に決定、等々力緑地北側では河津桜が見頃に
2020/3/24エントリ 多摩川土手・等々力緑地北側で河津桜に続いて「神代曙」「大島桜」「淡墨桜」が開花
2021/2/24エントリ 武蔵小杉に春の足音。多摩川や二ヶ領用水で河津桜が開花、タワーマンション越しに「花粉光環」が出現

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2021年
02月27日

川崎市2/21~27発表新型コロナ感染は川崎区54人を中心に164人(前週比2人減)の2週連続横ばい、陽性率が4か月ぶり5%以下に低下

【Reporter:はつしも】

川崎市では、市内における新型コロナウイルス感染者数を毎日発表しています。
本サイトでは4月5日発表データより独自に集計を行い、毎週土曜日締め(日~土)でグラフ化して提供をしております。 

今回は2月21日(日)~2月27日(土)の週間データを集計しました。
今週7日間の新規感染者は164人(前週比2人減、重症者0人)で、7週連続で減少となりました。

ただ、前週比は前週報告の「5人減」に続いて今週も「2人減」にとどまり、おおよそ2週にわたって横ばいとみるのが良さそうです。

また治療状況を見ますと、入院者数は166人(前週比6人減)、自宅療養者数は296人(同44人減)、宿泊施設療養者数は69人(同10人増)となりました。 

■川崎市内の感染者数の推移
川崎市内の感染者数の推移 
■1日の感染者増加数の推移
川崎市内の感染者増加数の推移

週間の感染者数は、前述の通りおおよそ横ばい
となりました。

新規感染者164人の症状の内訳は無症状31人、軽症126人、中等症7人、重症は0人です。
重症者は3週間にわたって、新規感染時においては出ていません。

■川崎市内の感染者数の推移【1週間移動平均】
川崎市の感染者数の推移【1週間移動平均】
 
■川崎市内の感染者数の推移【直近1週間の人口10万人あたり】 
 

週間の感染者数が2人減とほぼ横ばいでしたので、1週間移動平均による指標も横ばいとなっています。

■直近1週間の感染経路の内訳
感染経路の1週間移動平均データ 
「直近1週間の感染経路」では、「不明」「陽性者接触」「家庭内」の3区分でデータ集計が行われています。

年始から「不明」が下降傾向で、今週は「陽性者接触」と逆転しました。

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

■直近1週間の陽性率
直近1週間の陽性率 


検査人数の推移は、川崎市健康安全研究所の数値と、民間検査機関等による数値を集計しています。

また、川崎市発表の直近1週間の陽性率のグラフ化を実施しています。

陽性率は本サイトとは締め日が異なり、日曜日締めのデータが2日後に発表されています。
今回の最新データは2月21日発表分の「2月15日(月)~21日(日)集計データ」で、4.41%でした。

2020年10月から約4か月ぶりに、5%を切ったことになります。


■川崎市内の感染者の治療状況推移
川崎市内の死亡者数・退院者数・自宅療養者数 
続いて、「川崎市内感染者の治療状況推移」です。

入院者数は前週まで2週連続増加(2週で43人増)していましたが、今週は6人減となりました。

前述の通り、3週にわたって新規感染者中の「重症者」がゼロだったことを考えると、これは減少が鈍いといえます。

ちなみに、グラフではデータを出しておりませんが、今週は51人退院しています。
つまり、45人新規入院しているわけですね。

今週の「重症」はゼロ、「中等症」は7人ですから、それ以外に新規感染時には重症でなかった方が重症化するなどして入院していることが考えられます。

いずれにせよ、川崎市の感染症患者受入病床298床からすると、一時期よりキャパが残されている状況です。

自宅療養者は、一時期2,300人を超えていたものが300名を切りました。

■川崎市内感染者の治療中率・治療終了率・死亡率推移
 川崎市内感染者の治療中率・治療終了率・死亡率推移

上記は感染者の内訳を「治療中」「治療終了」「死亡」の3グループに分けて、全体の感染者数に対する比率の推移を算出したものです。

今週は入院者数・自宅療養者数が減少するなどして治療終了率が微増しました。
   
■区別の感染者数の推移
 区別の感染者数の推移

最後に、区別の感染者数です。
ほとんどの区で前週比減少したのですが、川崎区が「54人」と高水準にありました。これが感染者数が横ばいとなった要因です。

今後全体の感染者数を減らしていくには、川崎区の状況改善が必要となりそうです。

【関連リンク】
川崎市 新型コロナウイルス感染症関連情報リンクページ
川崎市 【緊急情報】川崎市内の新型コロナウイルスに感染した患者の発生状況
川崎市教育委員会 市立学校 新型コロナウイルス感染症への対応について
武蔵小杉・新丸子・元住吉・武蔵中原・向河原周辺テイクアウト店舗マップ【新型コロナウイルス感染症対応】

 (1月以降の新型コロナウイルス統計エントリ)
2021/1/2エントリ 川崎市12/27~1/2発表新型コロナ感染は週間513人・単日最多105人で過去最多更新、12月月次では中原区が大幅増322人で最多に
2021/1/9エントリ 川崎市1/3~1/9発表新型コロナ感染は週間1,018人で過去最多更新、直近3日間の感染者644名中「重症」は1名
2021/1/16エントリ 川崎市1/10~1/16発表新型コロナ感染は週間874人(前週比144人減・うち重症1名)、年始から「陽性率」が約20%まで急上昇
2021/1/23エントリ 川崎市1/17~23発表新型コロナ感染は週間740人(前週比134人減・うち重症1名)と2週連続減、約2割は無症状
2021/1/30エントリ 川崎市1/24~30発表新型コロナ感染は週間436人・前週比304人減の大幅改善、陽性率一時2割超から9.88%まで低下
2021/2/6エントリ 川崎市1/31~2/6発表新型コロナ関連データ集計:新規感染274人(前週比162減)、入院79人(同97減)、自宅療養786人(同1,078減)と医療状況が大きく改善
2021/2/13エントリ 川崎市2/7~13発表新型コロナ感染は171人(うち重症0人・前週比103人減)と5週連続減少で昨年11月水準に、入院者30名増・自宅等療養者432人減
2021/2/20エントリ 川崎市2/14~20発表新型コロナ感染は166人(前週比5人減)と減少トレンド鈍化、この2週で重症者ゼロも入院者43人増に

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2021年
02月20日

川崎市2/14~20発表新型コロナ感染は166人(前週比5人減)と減少トレンド鈍化、この2週で重症者ゼロも入院者43人増に

【Reporter:はつしも】

川崎市では、市内における新型コロナウイルス感染者数を毎日発表しています。
本サイトでは4月5日発表データより独自に集計を行い、毎週土曜日締め(日~土)でグラフ化して提供をしております。 

今回は2月14日(日)~2月20日(土)の週間データを集計しました。
今週7日間の新規感染者は166人(前週比5人減、重症者0人)で、これは6週連続で減少となります。ただ、3桁の減少が続いていたこれまでに比べると微減にとどまり、改善ペースは鈍化しました。

また治療状況を見ますと、入院者数は122人(前週比13人増)、自宅療養者数は340人(同29人減)、宿泊施設療養者数は59人(同1人減)となりました。

■川崎市内の感染者数の推移
川崎市内の感染者数の推移 
■1日の感染者増加数の推移
川崎市内の感染者増加数の推移

週間の感染者数は、前述の通り今週は微減、おおよそ横ばい
となりました。

新規感染者166人の症状の内訳は無症状42人、軽症118人、中等症6人、重症は前週に続き0人です。
前週に比べると、無症状の比率が上昇しました。

■川崎市内の感染者数の推移【1週間移動平均】
川崎市の感染者数の推移【1週間移動平均】
 
■川崎市内の感染者数の推移【直近1週間の人口10万人あたり】 
 

週間の感染者数が微減でしたので、1週間移動平均による指標も若干ダウンしています。

■直近1週間の感染経路の内訳
感染経路の1週間移動平均データ 
「直近1週間の感染経路」では、「不明」「陽性者接触」「家庭内」の3区分でデータ集計が行われています。

年始から「不明」が下降傾向で、直近では4割程度で推移しています。

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

■直近1週間の陽性率
直近1週間の陽性率 


検査人数の推移は、川崎市健康安全研究所の数値と、民間検査機関等による数値を集計しています。
感染者数の減少もあり、前週、今週と続いては検査人数が減少しました。

また、川崎市発表の直近1週間の陽性率のグラフ化を実施しています。

こいは本サイトとは締め日が異なり、日曜日締めのデータが2日後に発表されています。
今回の最新データは2月16日発表分の「2月8日(月)~14日(日)集計データ」で、6.02%でした。

これは前週に比べて0.02ptダウンと、ほぼ変わりませんでした。

■川崎市内の感染者の治療状況推移
川崎市内の死亡者数・退院者数・自宅療養者数 
続いて、「川崎市内感染者の治療状況推移」です。

入院者数は前々週79人⇒前週109人(30人増)⇒今週122人(13人増)と、感染者数が減少する中で2週連続で増加しました。

一方、自宅療養者数は340人(同29人減)、宿泊施設療養者数は59人(同1人減)と減少しています。

この2週間、新規感染者が減少し、その中の重症者もゼロ人だった中で入院者数が43人増加しています。
普通に考えると、「新規感染者の中等症での入院」か、「新規感染者以外から入院に至った」のいずれかということになろうかと思います。

■川崎市内感染者の治療中率・治療終了率・死亡率推移
 川崎市内感染者の治療中率・治療終了率・死亡率推移

上記は感染者の内訳を「治療中」「治療終了」「死亡」の3グループに分けて、全体の感染者数に対する比率の推移を算出したものです。

今週は自宅・宿泊施設療養者数の減少の一方で入院者数が増加し、治療終了率が微増にとどまりました。
   
■区別の感染者数の推移
 区別の感染者数の推移

区別では、川崎区にかわって高津区の増加が最多となりました。
麻生区は前週に引き続き、比較的落ちついています。

今週の集計報告は、以上です。

このように、今週は感染者数減少ペースが一服しました。
一時の急増から、緊急事態宣言後に大きく状況の改善が続きましたが、数値的にはこのあたりで改善が鈍ってくるのはある程度想像されたところです。

ただ、ここから再増加せずに減少トレンドが維持できるかどうかについては、注視していく必要があるでしょう。

【関連リンク】
川崎市 新型コロナウイルス感染症関連情報リンクページ
川崎市 【緊急情報】川崎市内の新型コロナウイルスに感染した患者の発生状況
川崎市教育委員会 市立学校 新型コロナウイルス感染症への対応について
武蔵小杉・新丸子・元住吉・武蔵中原・向河原周辺テイクアウト店舗マップ【新型コロナウイルス感染症対応】

 (11月以降の新型コロナウイルス統計エントリ)
2020/11/1エントリ 川崎市10/31発表新型コロナ感染データ:入院者数は7月上旬水準の18名に、月次では中原区改善、宮前区・高津区が感染拡大傾向
2020/11/7エントリ 川崎市11/7発表新型コロナ感染者数は過去2番目の38人増、週後半に急拡大し「第3波」懸念も
2020/11/14エントリ 川崎市11/8~14発表新型コロナ関連データは感染拡大で1週間移動平均感染指標が最多更新、自宅療養中心で入院者数は3名減
2020/11/21エントリ 川崎市11/15~21発表新型コロナ感染は249人・前週比82人増で過去最多を大幅更新、「第3波」到来が鮮明に
2020/11/28エントリ 川崎市11/22~28発表新型コロナ感染は240人の高止まり、11/26に67人感染で単日過去最多を更新
2020/12/5エントリ 川崎市11/29~12/5発表新型コロナ感染は216人(前週比24人減)、11月の月次は千人超感染・過去最多を大幅更新
2020/12/12エントリ 川崎市12/6~12/12発表新型コロナ感染は288人(前週比72人増)、週間・12/9単日71人ともに過去最多を更新
2020/12/19エントリ 川崎市12/13~19発表新型コロナ感染は過去最多379人、感染経路「不明」41.7%「陽性者接触」38%「家庭内」20.3%
2020/12/26エントリ 川崎市12/20~26発表新型コロナ感染は週間495人・単日最多91人でいずれも過去最多更新、中原区が最多114人増
2021/1/2エントリ 川崎市12/27~1/2発表新型コロナ感染は週間513人・単日最多105人で過去最多更新、12月月次では中原区が大幅増322人で最多に
2021/1/9エントリ 川崎市1/3~1/9発表新型コロナ感染は週間1,018人で過去最多更新、直近3日間の感染者644名中「重症」は1名
2021/1/16エントリ 川崎市1/10~1/16発表新型コロナ感染は週間874人(前週比144人減・うち重症1名)、年始から「陽性率」が約20%まで急上昇
2021/1/23エントリ 川崎市1/17~23発表新型コロナ感染は週間740人(前週比134人減・うち重症1名)と2週連続減、約2割は無症状
2021/1/30エントリ 川崎市1/24~30発表新型コロナ感染は週間436人・前週比304人減の大幅改善、陽性率一時2割超から9.88%まで低下
2021/2/6エントリ 川崎市1/31~2/6発表新型コロナ関連データ集計:新規感染274人(前週比162減)、入院79人(同97減)、自宅療養786人(同1,078減)と医療状況が大きく改善
2021/2/13エントリ 川崎市2/7~13発表新型コロナ感染は171人(うち重症0人・前週比103人減)と5週連続減少で昨年11月水準に、入院者30名増・自宅等療養者432人減

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2021年
02月15日

都内で唯一現存「かまたえん」屋上の「幸せの観覧車」から見た、武蔵小杉の高層ビル群と東急多摩川線・池上線

【Reporter:こだなか】

東急プラザ蒲田に、屋上遊園地「かまたえん」があります。

園内に小さな「幸せの観覧車」があるのですが、そこから武蔵小杉の高層ビルが見えるのでは…ということで、昨年夏に行ってまいりました。

■東急プラザ蒲田の屋上遊園地「かまたえん」
屋上遊園地「かまたえん」

■「幸せの観覧車」
幸せの観覧車

昭和の時代、商業施設の屋上には多くの遊園地が設置されていました。

東急プラザ蒲田にも屋上観覧車が1968年に設置され、大規模リニューアルにより一時閉店した2014年まで、45年間にわたって地域に親しまれていました。

時代の変化に伴い、各地の屋上遊園地の閉鎖が相次ぐ中、東急プラザ蒲田の遊園地も閉鎖の危機を迎えましたが、地域の皆さんから存続を望む声が多く寄せられました。

これに応えるかたちで「かまたえん」がリニューアルオープンし、観覧車もネーミング公募により「幸せの観覧車」として生まれ変わりました。

「幸せの観覧車」は、都内で唯一現存する屋上観覧車ということです。

■観覧車最上部から見えた武蔵小杉の高層ビル群
観覧車最上部から見えた武蔵小杉の高層ビル群

「かまたえん」は入場無料で、この観覧車は300円で乗車できます。

高さ約13m、建物自体が30mで、最高部では約43mの高さから周辺の眺望を楽しむことができました。

武蔵小杉方面はちょうど「グリーンプレイス蒲田」という11階建てのオフィスビルに遮られているのですが、最上部からはご覧の通り武蔵小杉の高層ビル群が頭をのぞかせました。

■かまたえんから見えた武蔵小杉の一部高層ビル
かまたえんから見え武蔵小杉の高層ビル群の一部 

なお、グリーンプレイス蒲田にかかっていない部分については、観覧車に乗らなくても、かまたえんのフロアレベルからも見えました。

写真は左からパークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー、エクラスタワー武蔵小杉、そしてパークシティ武蔵小杉 ザ ガーデンのツインタワーですね。

■かまたえんから見えた東急多摩川線・池上線
かまたえんから見えた東急多摩川線・池上線

■東急池上線の車両
東急池上線

また、かまたえんから見下ろすと、東急多摩川線(左)・池上線(右)が見えました。

東急多摩川駅からは多摩川線が、東急五反田駅からは池上線が東急蒲田駅まで運行され、同駅においては2路線がターミナルに並ぶようなかたちになります。

■多摩川線からも時折見える武蔵小杉の高層ビル
多摩川線からも時折見える武蔵小杉の高層ビル

武蔵小杉から蒲田に向かう場合、東急多摩川駅から多摩川線に乗るのが一般的かと思います。

その際、多摩川線の車窓からも時折武蔵小杉の高層ビル群が見えますので、こちらもお楽しみください。

写真は多摩川駅を出発して間もなくの、丸子橋越しの武蔵小杉です。

【関連リンク】
東急プラザ蒲田ウェブサイト かまたえん

(「〇〇から見た武蔵小杉」関連エントリ)
2011/3/7エントリ 井田山(1):井田山から見る武蔵小杉
2011/5/9エントリ リムジンバスに乗って、羽田空港へ(羽田空港編)
2011/11/25エントリ 大田区側から見る武蔵小杉再開発ビルと、富士山
2013/11/27エントリ 「川崎マリエン」から見る武蔵小杉の高層ビル群と、スバルの自動車
2015/3/22エントリ 多摩川浅間神社の見晴らし台から望む、武蔵小杉周辺パノラマ
2015/8/21エントリ 多摩川浅間神社・河川敷から見る武蔵小杉の高層ビルと、富士山の夏景色
2016/2/5エントリ 大田区側の多摩川河川敷から見る、武蔵小杉の 鏡面世界パノラマ
2016/4/8エントリ (番外編):旧中原街道「桜坂」から見えるソメイヨシノと、武蔵小杉の高層ビル群
2016/7/29エントリ 慶應義塾大学日吉キャンパスから見る、武蔵小杉の高層ビル群と井田病院
2016/8/6エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(番外編):大田区側「おいと坂」と、「美富士橋」から見る武蔵小杉の高層ビル群
2016/8/10エントリ 府中街道・市ノ坪跨線橋から見る、武蔵小杉の高層ビル群と富士山
2016/11/27エントリ 武蔵小杉視点で巡る、三菱ふそう川崎工場の「2016ダイムラー・グループ ファミリーデー」開催レポート
2016/12/10エントリ 井田山(5):東京都心と、武蔵小杉・新川崎の高層ビル群を一望する。隠れたパノラマスポット「井田伊勢台公園」
2016/12/27エントリ 多摩川の大田区側河川敷・多摩川浅間神社から見る、マジックアワー武蔵小杉
2017/5/10エントリ SUUMO住宅展示場武蔵小杉のはしご車から見た、武蔵小杉の高層ビル・アルファシステムズ・ガーデンティアラ武蔵小杉など
2017/10/30エントリ 慶應義塾大学理工学部「矢上キャンパス」から見る、武蔵小杉の高層ビル群と東海道新幹線のトンネル
2018/1/16エントリ ガス橋を起点に、多摩川河川敷を移動しつつ見た武蔵小杉
2018/2/23エントリ 新鶴見操車場跡地をまたぐ「小倉跨線橋」から見た、武蔵小杉の高層ビル群
2018/3/7エントリ 武蔵小杉からリムジンバスで50分。羽田空港国際線ターミナルから見た、武蔵小杉の高層ビル群
2018/5/24エントリ 横浜ランドマークタワーから見る、武蔵小杉の高層ビル群と富士山
2018/6/21エントリ 横須賀線・湘南新宿ラインをまたぐ「御幸跨線橋」から見る、武蔵小杉の高層ビル群と市ノ坪住宅の屋根付きフェンス
2019/8/8エントリ 「フロンターレポスト」が川崎市7区に設置完了、新川崎駅前「2018シーズンユニフォーム仕様」ポストから武蔵小杉の高層ビルを望む
2018/8/14エントリ 横浜市営地下鉄グリーンライン「高田駅(たかたえき)」周辺の高台から見る、武蔵小杉の高層ビル群と井田病院
2019/9/22エントリ 「2019ジャパンパラ水泳競技大会」開催中、横浜国際プールの高台から見た武蔵小杉の高層ビル群
2020/3/2エントリ 新超高層ビル「渋谷スクランブルスクエア」の展望スペース「渋谷スカイ」から一望する首都圏と、武蔵小杉の高層ビル群
2020/3/10エントリ 武蔵小杉から相鉄・JR直通線で1駅。「羽沢横浜国大駅」と、駅周辺から見るみなとみらい・新横浜・武蔵小杉の高層ビル群
2020/12/18エントリ センター北「モザイクモール港北」の屋上観覧車から見える、武蔵小杉・新川崎・横浜みなとみらいの高層ビル群
2021/1/15エントリ 2011年と2020年を比較、多摩川大田区側から見た武蔵小杉の高層ビル群と、「海から12キロ」の標識タワー

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2021年
02月13日

川崎市2/7~13発表新型コロナ感染は171人(うち重症0人・前週比103人減)と5週連続減少で昨年11月水準に、入院者30名増・自宅等療養者432人減

【Reporter:はつしも】

川崎市では、市内における新型コロナウイルス感染者数を毎日発表しています。
本サイトでは4月5日発表データより独自に集計を行い、毎週土曜日締め(日~土)でグラフ化して提供をしております。 

今回は2月7日(土)~2月13日(土)の週間データを集計いたしました。
今週7日間は、うち5日間において1日当たりの感染者数が30名以下となり、新規感染者は171人(前週比103人減)と5週連続で大きく減少しました。

171人中、「重症」は0人です。

また治療状況を見ますと、入院者数は109人(前週比30人増)、自宅療養者数は369人(同417人減)、宿泊施設療養者数は60人(同15人減)となりました。

■川崎市内の感染者数の推移
川崎市内の感染者数の推移 
■1日の感染者増加数の推移
川崎市内の感染者増加数の推移

1日あたりの感染者数は、前週に引き続き減少しました。
棒グラフの山を見ると、明らかに下がってきているのがわかりますね。

新規感染者171人の症状の内訳は上記グラフ中に記載の通りで、無症状22人、軽症142人、中等症7人、重症0人と、ついに重症者0人の週が到来しました。

■川崎市内の感染者数の推移【1週間移動平均】
川崎市の感染者数の推移【1週間移動平均】
 
■川崎市内の感染者数の推移【直近1週間の人口10万人あたり】 
 

週間の感染者数が前週に続いて減少したことで、1週間移動平均による指標もそれぞれダウンしています。

グラフの山がご覧の通り急速に下がり、昨年11月頃の水準まで戻ってきました。

■直近1週間の感染経路の内訳
感染経路の1週間移動平均データ 
「直近1週間の感染経路」では、「不明」「陽性者接触」「家庭内」の3区分でデータ集計が行われています。

年始から「不明」が下降傾向で、直近では42.7%となりました。
その分、経路をトレースできている「陽性者接触」「家庭内」の比率が上昇しています。

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

■直近1週間の陽性率
直近1週間の陽性率 


検査人数の推移は、川崎市健康安全研究所の数値と、民間検査機関等による数値を集計しています。
感染者数の減少もあり、この1週間は検査人数が減少しました。

また、川崎市発表の直近1週間の陽性率のグラフ化を実施しています。

こいは本サイトとは締め日が異なり、日曜日締めのデータが2日後に発表されています。
今回の最新データは1月19日発表分の「2月1日(月)~7日(日)集計データ」で、6.04%でした。

■川崎市内の感染者の治療状況推移
川崎市内の死亡者数・退院者数・自宅療養者数 
続いて、「川崎市内感染者の治療状況推移」です。

前週までにグラフがだいぶ煩雑で見づらくなってきたため、今回折れ線グラフの要素を絞り込み、また表で数字も掲載するようにしました。

入院者数は109人(前週比30人増)、自宅療養者数は369人(同417人減)、宿泊施設療養者数は60人(同15人減)となり、自宅療養者が特に大きく減少しました。

新規感染者が大きく減少し、重症者がこの1週間でゼロ人だったにもかかわらず、入院者数が30人増加しています。

この理由はデータ上だけではわかりません。
いくつか可能性は想像できますが、事実確認できませんので、ここではデータ提示にとどめておきます。

■川崎市内感染者の治療中率・治療終了率・死亡率推移
 川崎市内感染者の治療中率・治療終了率・死亡率推移

上記は感染者の内訳を「治療中」「治療終了」「死亡」の3グループに分けて、全体の感染者数に対する比率の推移を算出したものです。

今週は自宅療養・宿泊施設療養が大きく減少したことで、治療終了率が5pt上昇しました。
   
■区別の感染者数の推移
 区別の感染者数の推移

区別では、川崎区の増加が最多となりました。
麻生区は、久々に10人を切りました。

今週の集計報告は、以上です。

何らかの要因で入院者数の増加はあったものの、5週にわたって感染者数が大幅に減少しており、「緊急事態宣言」以降のさまざまな取り組みの効果は確かに出ているようです。

ただ、まだ油断できる状況ではありませんので、引き続き日ごろの行動に注意が必要といえるでしょう。

【関連リンク】
川崎市 新型コロナウイルス感染症関連情報リンクページ
川崎市 【緊急情報】川崎市内の新型コロナウイルスに感染した患者の発生状況
川崎市教育委員会 市立学校 新型コロナウイルス感染症への対応について
武蔵小杉・新丸子・元住吉・武蔵中原・向河原周辺テイクアウト店舗マップ【新型コロナウイルス感染症対応】

 (11月以降の新型コロナウイルス統計エントリ)
2020/11/1エントリ 川崎市10/31発表新型コロナ感染データ:入院者数は7月上旬水準の18名に、月次では中原区改善、宮前区・高津区が感染拡大傾向
2020/11/7エントリ 川崎市11/7発表新型コロナ感染者数は過去2番目の38人増、週後半に急拡大し「第3波」懸念も
2020/11/14エントリ 川崎市11/8~14発表新型コロナ関連データは感染拡大で1週間移動平均感染指標が最多更新、自宅療養中心で入院者数は3名減
2020/11/21エントリ 川崎市11/15~21発表新型コロナ感染は249人・前週比82人増で過去最多を大幅更新、「第3波」到来が鮮明に
2020/11/28エントリ 川崎市11/22~28発表新型コロナ感染は240人の高止まり、11/26に67人感染で単日過去最多を更新
2020/12/5エントリ 川崎市11/29~12/5発表新型コロナ感染は216人(前週比24人減)、11月の月次は千人超感染・過去最多を大幅更新
2020/12/12エントリ 川崎市12/6~12/12発表新型コロナ感染は288人(前週比72人増)、週間・12/9単日71人ともに過去最多を更新
2020/12/19エントリ 川崎市12/13~19発表新型コロナ感染は過去最多379人、感染経路「不明」41.7%「陽性者接触」38%「家庭内」20.3%
2020/12/26エントリ 川崎市12/20~26発表新型コロナ感染は週間495人・単日最多91人でいずれも過去最多更新、中原区が最多114人増
2021/1/2エントリ 川崎市12/27~1/2発表新型コロナ感染は週間513人・単日最多105人で過去最多更新、12月月次では中原区が大幅増322人で最多に
2021/1/9エントリ 川崎市1/3~1/9発表新型コロナ感染は週間1,018人で過去最多更新、直近3日間の感染者644名中「重症」は1名
2021/1/16エントリ 川崎市1/10~1/16発表新型コロナ感染は週間874人(前週比144人減・うち重症1名)、年始から「陽性率」が約20%まで急上昇
2021/1/23エントリ 川崎市1/17~23発表新型コロナ感染は週間740人(前週比134人減・うち重症1名)と2週連続減、約2割は無症状
2021/1/30エントリ 川崎市1/24~30発表新型コロナ感染は週間436人・前週比304人減の大幅改善、陽性率一時2割超から9.88%まで低下
2021/2/6エントリ 川崎市1/31~2/6発表新型コロナ関連データ集計:新規感染274人(前週比162減)、入院79人(同97減)、自宅療養786人(同1,078減)と医療状況が大きく改善

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2021年
02月11日

宮内自治会がWeb連携案内板「宮内歴史ガイド」で地域の歴史を紹介、黄金の太刀の伝説残る「黄金塚」を探訪

【Reporter:はつしも】

中原区宮内の町工場街に、「黄金塚」というバス停があるのが、以前から気になっていました。

そんな中、宮内地区の歴史を伝える「宮内歴史ガイド委員会」が2019年に発足し、ウェブサイト「宮内歴史ガイド」を開設するとともに、現在までに各所の史跡等に案内板を設置してきました。

この「黄金塚」についても、史跡のひとつとして案内板が設置され、その由来を知ることができました。

■「黄金塚」のバス停
黄金塚のバス停

「黄金塚」のバス停

こちらが、宮内一丁目にある「黄金塚」バス停です。

2015年に「高津区下野毛」の準工業地帯を取材した際に通りかかり、有難げな、何か特徴的な由来がありそうな名前が非常に気になっていました。

■「黄金塚」の石碑
「黄金塚」の石碑

黄金塚の石碑

バス停の近くには、かねてから「黄金塚」の石碑がありました。
ただご覧の通り、ここには由来の説明などはありませんでした。

■設置されたガイド
設置されたガイド

黄金塚のガイド

そして今回、石碑のそばに設置されたのが、こちらのガイドです。
中ほどに史跡についての案内と、QRコードが記載されています。

■「黄金塚」の由来
黄金塚の説明

このガイドでは由来がコンパクトに説明されています。
さらにQRコードを読み取ると、「宮内歴史ガイド」のウェブサイトにアクセスでき、より詳細な説明や資料画像を見ることができます。

「宮内歴史ガイド」によると、黄金塚には、鎌倉幕府の御家人であった稲毛三郎重成にまつわる伝説が伝えられています。

重成は将軍源頼朝の義弟にあたり、稲毛荘(現在の中原区・高津区)を所領としていました。

かつて多摩川流域は鎌倉幕府の北方への防衛線であり、重成は戦勝祈願のためにこの地に「黄金の太刀」を埋めたとされています。

それが「黄金塚」の由来というわけです。

この周辺には古墳があり、勾玉や、剣形石製模造品などが出土したということです。
のちに多摩川の旧堤防が築かれたときに、古墳とともに黄金塚も壊されたとされています。

■「宮内歴史ガイド」のウェブサイト
宮内歴史ガイドのページ

本エントリをご参照になる方は、現地に行く前にこちらの「宮内歴史ガイド」のウェブサイト(エントリ末尾にリンク掲載)をご参照されることになると思いますが、現地でふと目に留まって、QRコードを読み取る方もいらっしゃるのではないでしょうか。

5年前、本サイトが通りかかったときにはその場で由来を知ることができませんでしたが、こうして歴史を伝える手段を作っておくのは、非常によいことと思います。

これらのガイド設置とウェブサイト開設を行った宮内自治会の皆さんは、地域の歴史を知る人が徐々に少なくなり、後世に伝わらなくなってしまうことに強い危機感を持たれたようです。

現在、ウェブサイトには12か所が登録されており、今後追加の可能性もあります。

冒頭にご紹介したバス停には、次のバス停が「下枠鼻」とあり、これまた何やら由来がありそうですが、実はこちらも「宮内歴史ガイド」に掲載されていました。

本サイトでも少しずつ、宮内の史跡巡りをしてみようかと思います。

■生田緑地の「枡形山」
枡形山の断面図

■「枡形山」から見た武蔵小杉の高層ビル群
枡形山展望台から見える武蔵小杉の高層ビル群

ところで、「黄金塚」に黄金の太刀を埋めたとされる稲毛三郎重成は、現在の生田緑地に「枡形城」を築きました。

枡形山については、2016/5/13エントリでご紹介をしておりまして、山の展望台から武蔵小杉の高層ビル群を望むことができました。

重成も枡形城から、所領である中原区、高津区の平地を眺めていたのではないでしょうか。

■「黄金塚」のマップ


【関連リンク】
宮内歴史ガイド ウェブサイト
2015/5/31エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(前編)
2015/6/1エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(後編)
2016/5/13エントリ 武蔵小杉目線で巡る、生田緑地。「かわさき宙と緑の科学館」「日本民家園」「岡本太郎美術館」と、「枡形山」から望む武蔵小杉

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2021年
02月06日

川崎市1/31~2/6発表新型コロナ関連データ集計:新規感染274人(前週比162減)、入院79人(同97減)、自宅療養786人(同1,078減)と医療状況が大きく改善

【Reporter:はつしも】

川崎市では、市内における新型コロナウイルス感染者数を毎日発表しています。
本サイトでは4月5日発表データより独自に集計を行い、毎週土曜日締め(日~土)でグラフ化して提供をしております。 

今回は1月31日(土)~2月6日(土)の週間データを集計いたしました。
今週7日間は、6日間において1日当たりの感染者数が50名以下となり、新規感染者は274人(前週比162人減)と4週連続で大きく減少しました。
274人中、「重症」は2名、約92%が「軽症」または「無症状」です。

また今週は治療状況が大きく進捗し、入院者数は79人(前週比97人減)、自宅療養者数は786人(同1,078人減)、宿泊施設療養者数は75人(同240人減)となりました。

医療キャパが大幅に改善されたかたちです。

■川崎市内の感染者数の推移
川崎市内の感染者数の推移 
■1日の感染者増加数の推移
川崎市内の感染者増加数の推移

1日あたりの感染者数は、前週に引き続き減少しました。

新規感染者274人の症状の内訳は上記グラフ中に記載の通りで、無症状44名、軽症208名、中等症20名、重症2名となっています。

無症状と軽症を合わせると、前述の通り新規感染者の約92%に達します。

■川崎市内の感染者数の推移【1週間移動平均】
川崎市の感染者数の推移【1週間移動平均】
 
■川崎市内の感染者数の推移【直近1週間の人口10万人あたり】 
 

週間の感染者数が前週に続いて減少したことで、1週間移動平均による指標もそれぞれダウンしました。

今週は新規感染者が7日中6日で50名を下回り、直近の1週間移動平均は39.1人となっています。

■直近1週間の感染経路の内訳
感染経路の1週間移動平均データ 
「直近1週間の感染経路」では、「不明」「陽性者接触」「家庭内」の3区分でデータ集計が行われています。

年始から「不明」の下降が続き、直近では39.8%となりました。
その分、経路をトレースできている「陽性者接触」の比率が上昇し、37.6%まで上昇してきました。

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

■直近1週間の陽性率
直近1週間の陽性率


検査人数の推移は、川崎市健康安全研究所の数値と、民間検査機関等による数値を集計しています。
また、川崎市発表の直近1週間の陽性率のグラフ化を実施しています。

こいは本サイトとは締め日が異なり、日曜日締めのデータが2日後に発表されています。
今回の最新データは1月19日発表分の「1月25日(月)~31日(日)集計データ」で、8.76%でした。

感染急拡大期に上昇した陽性率が、また戻ってきたところです。

■川崎市内の感染者の治療状況推移
川崎市内の死亡者数・退院者数・自宅療養者数 
続いて、「川崎市内感染者の治療状況推移」です。

冒頭にお伝えした通り、今週は治療状況が大きく改善しました。

入院者数は79人(前週比97人減)、自宅療養者数は786人(同1,078人減)、宿泊施設療養者数は75人(同240人減)となり、治療中者が大きく減少しました。

■川崎市内感染者の治療中率・治療終了率・死亡率推移
 川崎市内感染者の治療中率・治療終了率・死亡率推移

上記は感染者の内訳を「治療中」「治療終了」「死亡」の3グループに分けて、全体の感染者数に対する比率の推移を算出したものです。

今週は入院・自宅療養・宿泊施設療養がいずれも大きく減少したことで、治療終了率が18.5pt急上昇しました。
   
■区別の感染者数の推移
 区別の感染者数の推移

区別では、川崎区の増加が最多となりました。
それ以外は各区の差は、以前ほど大きくなくなってきています。

■月次の区別感染者数の推移
月別・区別の感染者数の推移 
ここで、1月までの月次データを見てみましょう。
1月は、かつてない感染者数の急増の月となりました。

その中でも、川崎区がふたたび最多となっています。

■区別の感染者数の割合
区別の感染者数

■年代別の感染者数
   年代別の感染者数


感染者の属性・傾向については、前週から大きな変化はありません。

今週の集計報告は、以上です。

4週にわたって感染者数が大幅に減少したことで、ようやく治療状況の改善につながってきました。
これを維持するために、引き続き日ごろの心掛けが大切です。

【関連リンク】
川崎市 新型コロナウイルス感染症関連情報リンクページ
川崎市 【緊急情報】川崎市内の新型コロナウイルスに感染した患者の発生状況
川崎市教育委員会 市立学校 新型コロナウイルス感染症への対応について
武蔵小杉・新丸子・元住吉・武蔵中原・向河原周辺テイクアウト店舗マップ【新型コロナウイルス感染症対応】

 (11月以降の新型コロナウイルス統計エントリ)
2020/11/1エントリ 川崎市10/31発表新型コロナ感染データ:入院者数は7月上旬水準の18名に、月次では中原区改善、宮前区・高津区が感染拡大傾向
2020/11/7エントリ 川崎市11/7発表新型コロナ感染者数は過去2番目の38人増、週後半に急拡大し「第3波」懸念も
2020/11/14エントリ 川崎市11/8~14発表新型コロナ関連データは感染拡大で1週間移動平均感染指標が最多更新、自宅療養中心で入院者数は3名減
2020/11/21エントリ 川崎市11/15~21発表新型コロナ感染は249人・前週比82人増で過去最多を大幅更新、「第3波」到来が鮮明に
2020/11/28エントリ 川崎市11/22~28発表新型コロナ感染は240人の高止まり、11/26に67人感染で単日過去最多を更新
2020/12/5エントリ 川崎市11/29~12/5発表新型コロナ感染は216人(前週比24人減)、11月の月次は千人超感染・過去最多を大幅更新
2020/12/12エントリ 川崎市12/6~12/12発表新型コロナ感染は288人(前週比72人増)、週間・12/9単日71人ともに過去最多を更新
2020/12/19エントリ 川崎市12/13~19発表新型コロナ感染は過去最多379人、感染経路「不明」41.7%「陽性者接触」38%「家庭内」20.3%
2020/12/26エントリ 川崎市12/20~26発表新型コロナ感染は週間495人・単日最多91人でいずれも過去最多更新、中原区が最多114人増
2021/1/2エントリ 川崎市12/27~1/2発表新型コロナ感染は週間513人・単日最多105人で過去最多更新、12月月次では中原区が大幅増322人で最多に
2021/1/9エントリ 川崎市1/3~1/9発表新型コロナ感染は週間1,018人で過去最多更新、直近3日間の感染者644名中「重症」は1名
2021/1/16エントリ 川崎市1/10~1/16発表新型コロナ感染は週間874人(前週比144人減・うち重症1名)、年始から「陽性率」が約20%まで急上昇
2021/1/23エントリ 川崎市1/17~23発表新型コロナ感染は週間740人(前週比134人減・うち重症1名)と2週連続減、約2割は無症状
2021/1/30エントリ 川崎市1/24~30発表新型コロナ感染は週間436人・前週比304人減の大幅改善、陽性率一時2割超から9.88%まで低下

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2021年
02月03日

横須賀線新型車両「E235系」が順次投入、全席ロングシート化・空気清浄機設置、グリーン車には無線LANとコンセントも

【Reporter:はつしも】

JR東日本が、横須賀線・総武快速線に新型車両「E235系」を2020年12月21日から投入開始しました。

まだ大部分は旧型車両のままですが、時折武蔵小杉駅においても新型車両を見かけるようになりましたので、ご紹介します。 

■JR武蔵小杉駅の横須賀線「E235系」投入開始のご案内
横須賀線「235系」デビューのお知らせ 

■横須賀線武蔵小杉駅の「E235系」
E235系

■品川駅に入線する「E235系」
E235系

「E235系」は、先行して山手線で導入が進められた新型車両です。

車両モニタリングによる安全性の向上や、非常電源装置による停電時の対応強化などが図られています。

■横須賀線「E235系」の車内
車内

安全性の向上や電源の強化などは、なかなか利用者からは見えづらいところです。

普段の利用では、より角張った外見と、車内に入ったときに目に留まる多数の映像モニターで、新型車両であることに気付く方が多いでしょう。

また、「E235系」は、全てが上記のような「ロングシート」(車両側面に背中を向けて一列横並びで座るシート)です。

2名+2名で向かい合って座る「クロスシート」は通路が狭くなり、混雑時には人の出入りが困難になる特性もありますので、通勤電車としては「ロングシート」が適しているとされています。

混雑率の高い横須賀線だけに、このような構成になったものと思います。

また車内には空気清浄機が設置されました。

これは新型コロナウイルス感染症拡大防止のために喚起が重要とされる昨今、重要な設備といえるでしょう。

■ドア上部のモニター
ドア上部のモニター

ドア上部のモニター

■座席上部のモニター
座席上部のモニター

ドア上部の映像モニターは、運行情報を基本にコマーシャル映像も流れます。

一方、座席上部のモニターは、コマーシャル映像専用になっていました。
3つのモニターがセットで、連携した映像が流れます。

■防犯カメラ作動中
防犯カメラ作動中

また「E235系」では、防犯カメラも設置されています。
近年は各地の路線で導入が進んできました。

■トイレ
トイレ

そしてトイレは、新型車両でも同様に設置されています。
まだ真新しいですね。

なお、横須賀線の「E235系」は、山手線にはない特徴として、グリーン車において無料の公衆無線LANサービスの提供や各座席へのコンセント設置が行われます。

短距離の通勤電車としての側面と、中距離電車としての側面を併せ持つ、横須賀線ならではの仕様です。

2018年のJR東日本のプレスリリースでは、11両編成を51編成、4両編成を46編成の合計745両を新造するものとしていました。

今後徐々に横須賀線に投入されて、乗車する機会も増えてくることと思います。

■JR東日本の「E235系」横須賀線・総武快速線導入プレスリリース(2018年)の概要

1.形式および編成数E235系:11両編成を51編成、4両編成を46編成の合計745両を新造します。
2.スケジュール2020年度より順次落成を予定しています。
3.運用区間●横須賀線(東京~久里浜)、総武快速線(東京~千葉)

●外房線(千葉~上総一ノ宮)、内房線(蘇我~君津)、総武本線(千葉~成東)

●成田線(佐倉~香取、成田~成田空港)、鹿島線(香取~鹿島神宮)
4.主な特徴●車両搭載機器や線路及び電力設備の状態監視を行うことにより、故障の予兆を把握し、事前に対処することで更なる安全性・安定性向上を実現します。

●当社で初めて、停電などの異常時を想定し、駅間に停車した際にも最寄駅またはお客さまが降車避難しやすい場所まで走行できる非常走行用電源装置を搭載します。

●山手線用のE235系と同様にデジタルサイネージを設置します。ドア上部に大型の案内画面(21インチ)を設置します。また、当社で初めて異常時に客室内すべての画面を一時的に切り替えて、自列車に関する情報提供を行う機能を搭載します。

●普通列車グリーン車では初となる、各座席へのコンセント整備、無料公衆無線LANサービスの提供、液晶ディスプレイ(LCD)の案内画面の設置を行います。

●普通車の各車両にはフリースペースを設置します。また、普通車に設置するトイレが、すべて車いす対応大型洋式トイレになります。

● 各車両の客室に車内防犯カメラを設置します。

●車内温度保持を目的として、半自動機能を搭載します。

●従来のE217系に比べ、普通車の座席幅を拡大(+10mm)し、容量の大きな空調装置を搭載します。

●主要機器を 2 重系化し、故障に強い車両とします。
5.詳細●JR東日本プレスリリース 横須賀・総武快速線用車両の新造について(PDF)

【関連リンク】
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2021年
01月30日

川崎市1/24~30発表新型コロナ感染は週間436人・前週比304人減の大幅改善、陽性率一時2割超から9.88%まで低下

【Reporter:はつしも】

川崎市では、市内における新型コロナウイルス感染者数を毎日発表しています。
本サイトでは4月5日発表データより独自に集計を行い、毎週土曜日締め(日~土)でグラフ化して提供をしております。 

今回は1月14日(土)~1月30日(土)の週間データを集計いたしました。
今週7日間は、1日当たりの感染者数がすべて2桁となり、新規感染者は436人(前週比304人減)と3週連続で大きく減少しました。
436人中、「重症」は1名、約80%が「軽症」または「無症状」です。

治療状況につきましては、入院者数は176人(前週比10人増)と前週に引き続き増加し、引き続き高水準にあります。

一方、自宅療養は1,864人(同426人減)、宿泊施設療養者315人(同81人減)と自宅療養を中心に状況が大きく改善しています。

■川崎市内の感染者数の推移
川崎市内の感染者数の推移 
■1日の感染者増加数の推移
川崎市内の感染者増加数の推移

1日あたりの感染者数は、今週はグラフでもわかるように明確に減少しました。
これはおおよそ、「緊急事態宣言」による飲食を中心とした20時以降の自粛の効果があらわれていると見てよさそうです。

新規感染者436人の症状の内訳は上記グラフ中に記載の通りで、無症状71名、軽症349名、中等症1名、重症1名となっています。

無症状と軽症を合わせると、前述の通り新規感染者の約80%に達します。

■川崎市内の感染者数の推移【1週間移動平均】
川崎市の感染者数の推移【1週間移動平均】
 
■川崎市内の感染者数の推移【直近1週間の人口10万人あたり】 
 

週間の感染者数が前週に続いて減少したことで、1週間移動平均による指標もそれぞれダウンしました。

今週は新規感染者が100名を超えることがありませんでしたので、直近の1週間移動平均は62.3人となっています。

■直近1週間の感染経路の内訳
感染経路の1週間移動平均データ 
「直近1週間の感染経路」では、「不明」「陽性者接触」「家庭内」の3区分でデータ集計が行われています。

年始から「不明」の下降が続き、直近では40.4%となっています。
その分、経路をトレースできている「陽性者接触」の比率が上昇してきています。

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

■川崎市内の検査人数
川崎市内の検査人数 

■直近1週間の陽性率
直近1週間の陽性率


検査人数の推移は、川崎市健康安全研究所の数値と、民間検査機関等による数値を集計しています。
また、川崎市発表の直近1週間の陽性率のグラフ化を実施しています。

こいは本サイトとは締め日が異なり、日曜日締めのデータが2日後に発表されています。
今回の最新データは1月19日発表分の「1月18日(月)~24日(日)集計データ」で、9.88%でした。

感染急拡大期に上昇した陽性率が、また低下しつつあります。

■川崎市内の感染者の治療状況推移
川崎市内の死亡者数・退院者数・自宅療養者数 
続いて、「川崎市内感染者の治療状況推移」です。

今週は新規感染が大幅に減少したものの退院が3名にとどまり、結果として入院者数は176人(前週比10人増)と前週に引き続き増加しました。

一方、自宅療養は1,864人(同426人減)、宿泊施設療養者315人(同81人減)と自宅療養を中心に治療中者が大幅減となっています。

■川崎市内感染者の治療中率・治療終了率・死亡率推移
 川崎市内感染者の治療中率・治療終了率・死亡率推移

上記は感染者の内訳を「治療中」「治療終了」「死亡」の3グループに分けて、全体の感染者数に対する比率の推移を算出したものです。

今週は自宅療養が大幅に減少したことで、治療終了率が8.2pt上昇しました。
   
■区別の感染者数の推移
 区別の感染者数の推移

区別では、川崎区の増加が最多となりました。
それ以外では、幸区の増加が目立ちます。

■区別の感染者数の割合
区別の感染者数

■年代別の感染者数
   年代別の感染者数


感染者の属性・傾向については、前週から大きな変化はありません。

今週の集計報告は、以上です。

3週にわたって見守ってきた感染者の減少は、間違いないとみてよさそうです。
この状況を維持すべく、「緊急事態宣言」は延長される観測が強まってきてます。

本サイトにできるのは情報をお伝えすることですので、発表された事実をなるべくわかりやすく、お伝えしたいと思います。

【関連リンク】
川崎市 新型コロナウイルス感染症関連情報リンクページ
川崎市 【緊急情報】川崎市内の新型コロナウイルスに感染した患者の発生状況
川崎市教育委員会 市立学校 新型コロナウイルス感染症への対応について
武蔵小杉・新丸子・元住吉・武蔵中原・向河原周辺テイクアウト店舗マップ【新型コロナウイルス感染症対応】

 (11月以降の新型コロナウイルス統計エントリ)
2020/11/1エントリ 川崎市10/31発表新型コロナ感染データ:入院者数は7月上旬水準の18名に、月次では中原区改善、宮前区・高津区が感染拡大傾向
2020/11/7エントリ 川崎市11/7発表新型コロナ感染者数は過去2番目の38人増、週後半に急拡大し「第3波」懸念も
2020/11/14エントリ 川崎市11/8~14発表新型コロナ関連データは感染拡大で1週間移動平均感染指標が最多更新、自宅療養中心で入院者数は3名減
2020/11/21エントリ 川崎市11/15~21発表新型コロナ感染は249人・前週比82人増で過去最多を大幅更新、「第3波」到来が鮮明に
2020/11/28エントリ 川崎市11/22~28発表新型コロナ感染は240人の高止まり、11/26に67人感染で単日過去最多を更新
2020/12/5エントリ 川崎市11/29~12/5発表新型コロナ感染は216人(前週比24人減)、11月の月次は千人超感染・過去最多を大幅更新
2020/12/12エントリ 川崎市12/6~12/12発表新型コロナ感染は288人(前週比72人増)、週間・12/9単日71人ともに過去最多を更新
2020/12/19エントリ 川崎市12/13~19発表新型コロナ感染は過去最多379人、感染経路「不明」41.7%「陽性者接触」38%「家庭内」20.3%
2020/12/26エントリ 川崎市12/20~26発表新型コロナ感染は週間495人・単日最多91人でいずれも過去最多更新、中原区が最多114人増
2021/1/2エントリ 川崎市12/27~1/2発表新型コロナ感染は週間513人・単日最多105人で過去最多更新、12月月次では中原区が大幅増322人で最多に
2021/1/9エントリ 川崎市1/3~1/9発表新型コロナ感染は週間1,018人で過去最多更新、直近3日間の感染者644名中「重症」は1名
2021/1/16エントリ 川崎市1/10~1/16発表新型コロナ感染は週間874人(前週比144人減・うち重症1名)、年始から「陽性率」が約20%まで急上昇
2021/1/23エントリ 川崎市1/17~23発表新型コロナ感染は週間740人(前週比134人減・うち重症1名)と2週連続減、約2割は無症状

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