武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2016年
02月27日

江川せせらぎ遊歩道の河津桜が見頃に:鳥の蜜の吸い方2種と、大きなお雛様登場

【Reporter:はつしも】

中原区の各地で、河津桜が見ごろを迎えています。
その中でも「江川せせらぎ遊歩道」では長い河津桜ゾーンがありまして、お花見をする方が集まっています。

■江川せせらぎ遊歩道の河津桜
江川せせらぎ遊歩道の河津桜 

「江川せせらぎ遊歩道」は、中原区と高津区の境界近くを武蔵新城から井田にかけて流れる「江川」を活用して整備された遊歩道です。
10年以上にわたる市民の要望によるパートナーシップ事業として、2003年に完成しました。

河津桜ゾーンになっているのは、主として尻手黒川道路との交点から新城に向かって北上するしばらくのエリアです。

■遊歩道と河津桜
遊歩道と河津桜

遊歩道と河津桜

河津桜は遊歩道沿いにずっと並んでいまして、ゆっくりお散歩をしながら楽しむことができます。

■河津桜の花弁
河津桜の花弁

河津桜は、1月下旬から2月頃にかけて開花する、ソメイヨシノよりも早咲きの桜です。

全般的にソメイヨシノよりも桜色が濃いのが特徴です。

■青空と河津桜
青空と河津桜

少し色合いは違いますが、ソメイヨシノと同様に河津桜も青空との組み合わせが一番映えますね。

■江川せせらぎ遊歩道のカーブの河津桜
江川せせらぎ遊歩道のカーブの河津桜

個人的に好みなのが、江川せせらぎ遊歩道がカーブする部分の河津桜です。
河津桜がよく見えますので、奥行きのある桜色が綺麗です。

■河津桜の蜜を吸う小鳥
河津桜の蜜を吸う鳥 

鳥の鳴き声が聞こえましたので見上げると、小鳥が河津桜の蜜を吸っていました。
吸いきれないほどたくさんあって、良いですね。

■河津桜の花を散らす鳥
河津桜の花弁を散らす鳥

一方、こちらの鳥は河津桜の花弁を根元から次々とくわえて、下に落としていました。

こちらもやはり蜜を吸っているのですが、くちばしの形状の違いによりこのような行動の違いが生まれるようです。

■花弁に差し込めないくちばし
花弁に差し込めないくちばし 

この鳥はオウムのようなくちばしで、短いうえに先が曲がっているために花弁に差し込んで蜜を吸うことができません。
そのため根元からちぎって蜜を吸っているわけですね。

■最初の鳥のくちばし
最初の鳥のくちばし

こちらが、最初にご紹介した鳥のくちばしです。
これであれば、すっと花弁に差し込んで蜜を吸うことができるでしょう。
 
今度蜜を吸っている鳥を見かけたら、どちらの吸い方をしているか確認してみてください。

■小関橋跡近くに飾られたお雛様
江川せせらぎ遊歩道に飾られたお雛様

そして河津桜ゾーンが終わる「小関橋跡」そばの休憩所には、大きなお雛様が飾られていました。

中原区ではマンション住まいの方も多く、これだけ大きなお雛様を飾るご家庭はなかなかないのではないでしょうか。

ひな祭りまでは飾られているかと思いますので、河津桜のお花見とあわせて、見てみると良いと思います。

■江川せせらぎ遊歩道に続く河津桜
江川せせらぎ遊歩道に続く河津桜 

■江川せせらぎ遊歩道の河津桜ゾーンマップ
 江川せせらぎ遊歩道の河津桜ゾーンマップ

【関連リンク】
森とせせらぎネット ウェブサイト
川崎市上下市水道局 江川せせらぎ遊歩道
2008/5/21エントリ 二ヶ領用水のカルガモ親子
2008/11/7エントリ 江川せせらぎ遊歩道の「森とせせらぎ祭り」
2013/5/14エントリ 二ヶ領用水のカルガモ親子2013
2013/5/26エントリ 江川せせらぎ遊歩道のカルガモ親子
2013/6/8エントリ 江川せせらぎ遊歩道のカルガモ親子、1週間後の姿
2013/6/20エントリ 江川せせらぎ遊歩道の子ガモたちの、成長した姿
2013/8/21エントリ 江川せせらぎ遊歩道の、ザリガニ釣り
2014/5/11エントリ 江川せせらぎ遊歩道のカルガモ親子と、鮮やかな花々
2015/4/30エントリ 江川せせらぎ遊歩道にこいのぼりが登場、5月3日(日)にたらい舟の川下りイベントを開催
2015/5/6エントリ 江川せせらぎ遊歩道で、「たらい舟」に乗る子どもたち
2015/5/21エントリ 江川せせらぎ遊歩道の岩の上で、身を寄せ合うカルガモ親子
201/6/7エントリ 江川せせらぎ遊歩道の、13羽の大家族カルガモ一列縦隊

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2016年
02月15日

大田区側の多摩川河川敷から見る、武蔵小杉の鏡面世界パノラマ

本サイトではこれまでに何度か、多摩川沿いの大田区側から見た武蔵小杉の風景をご紹介してきました。
今回は河川敷の下までおりまして、多摩川の水面に映る武蔵小杉の鏡面世界を眺めてみました。

■多摩川橋梁と武蔵小杉の鏡面世界
多摩川橋梁と武蔵小杉の鏡面世界

最初にご紹介するのは、多摩川橋梁と武蔵小杉の鏡面世界です。

多摩川橋梁は品鶴線(横須賀線・湘南新宿ライン)と東海道新幹線の2つが並行して架けられており、ここから多摩川を行き来する姿を見ることができます。

■水面に映る武蔵小杉の高層ビル群
水面に映る武蔵小杉の高層ビル群

ここからは多摩川橋梁とともに、武蔵小杉の高層ビル群が綺麗に水面に映っていました。

風が弱いタイミングと、水面が波立っていない場所を探すことがポイントです。

■多摩川の鏡面世界パノラマ
多摩川の鏡面世界パノラマ
※クリックで拡大します。

ここは丸子橋と多摩川橋梁の間にあたりまして、川上に丸子橋ものぞむことができます。
川面を見渡したパノラマ画像を作成しましたので、是非クリックして拡大してみてください。

■丸子橋の鏡面世界
丸子橋の鏡面世界 

丸子橋も多摩川に映りこんで、眼鏡のように見えました。

■川上から見た丸子橋
川上から見た丸子橋

一方こちらは、川上側から見た丸子橋です。
ここはかなり水深が浅いこともあり、水面が波立っています。

上記写真の奥が最初の撮影ポイントにあたり、多摩川橋梁の姿も確認できます。

■下流から見た武蔵小杉の鏡面世界
下流から見た武蔵小杉の鏡面世界

多摩川河川敷から見る武蔵小杉は、位置を変えるごとに高層ビルの位置が入れ替わっていくように見えます。

こちらは多摩川橋梁よりももう少し下流から撮影したものです。

この場所は水面が多少波立っていますので、鏡面世界のビルがぼんやりしていますね。

こんな鏡面世界スポットを探しながら多摩川河川敷をお散歩すると、また違う楽しみがあるかもしれません。

【関連リンク】
2011/11/25エントリ 大田区側から見る武蔵小杉再開発ビルと、富士山
2015/3/22エントリ 多摩川浅間神社の見晴らし台から望む、武蔵小杉周辺パノラマ
2015/8/21エントリ 多摩川浅間神社・河川敷から見る武蔵小杉の高層ビルと、富士山の夏景色
2015/10/13エントリ 中原区にあった、日本初の常設サーキット。「多摩川スピードウェイ」メインスタンド跡地を歩く
2015/11/21エントリ 「多摩川スピードウェイ・回顧展」が11月21日(土)・22日(日)開催、第1回レース優勝車「オオタ号」を展示中

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2016年
02月03日

ぐるなびが「かわさきそだち」の食材による「かわさきレストラン・ウィーク」を市内23店舗で2月21日まで開催:溝の口「フィオーレ」でのプレス向け試食会レポート

【Reporeter:はつしも】

川崎市とレストラン情報サイト「ぐるなび」は、2015年5月19日に「地域活性化連携協定」を締結し、これまでに市内飲食店向けの活性化の取り組みを行ってきました。
このたび、同協定の一環として株式会社ぐるなびが「かわさきレストラン・ウィーク」を2月1日(月)から2月21日(日)まで開催することとなりました。

「かわさきレストラン・ウィーク」は、ぐるなびが共催する「ジャパン・レストラン・ウィーク」の川崎市限定版であり、川崎市の後援により開催される「食」のイベントです。
川崎市の皆さんに地元の食の豊かさを感じてもらうことを目的とし、選ばれたレストラン23店舗において川崎産の食材「かわさきそだち」も用いた期間限定メニューをランチ1,500円/3,000円、ディナー3,000円/5,000円というリーズナブルな定額料金で提供するものです。

今回は選抜レストランのうちのひとつ、溝の口の「リストランテ フィオーレ」でプレス向けの試食会が開催されましたので、その模様をレポートしたいと思います。

■かわさきレストラン・ウィーク ウェブサイト
http://jrw.jp/kawasaki/
■かわさきレストラン・ウィーク リストランテ フィオーレ紹介ページ
http://jrw.jp/shop_detail.php?gid=ge69100
■リストランテ フィオーレ ウェブサイト
http://www.ristorante-fiore.com/ristorante/

■リストランテ フィオーレの外観
リストランテ フィオーレの外観

■リストランテ フィオーレの店内
リストランテ フィオーレの店内

「リストランテ フィオーレ」は、溝の口駅南口から徒歩7分の場所にあるイタリアンレストランです。
周囲を木に囲まれた中に洋風の綺麗な建物がありまして、レストランウェディングなども実施できる空間になっています。

■「かわさきレストラン・ウィーク」の看板
かわさきレストラン・ウィーク 

■福田市長による試食
福田市長による試食

プレス向け試食会の冒頭、川崎市の福田市長からご挨拶がありました。

「川崎市にはこんなに良いレストランがあるということが、まだまだ知られていない。この機会にぜひ知ってほしい」
というメッセージと、今回の企画に協力された各方面への感謝をお話しされていました。

川崎市では市内産の農産物「かわさきそだち」の普及を推進していますし、「かわさきレストランウィーク」によって、市内の良質なレストランの認知度を高めていくことにも意義があるでしょう。

■「リストランテ フィオーレ」の鈴木岳人シェフ
「リストランテ フィオーレ」の鈴木岳人シェフ

■かわさきそだちの野菜を使った前菜盛り合わせ
前菜盛り合わせ

今回の試食会では、同店の鈴木岳人シェフによる前菜盛り合わせとパスタ、ドルチェ2品盛り合わせが提供されました。
いずれも川崎市で生産された「かわさきそだち」の野菜を使っています。

まずこちらは前菜の盛り合わせです。

■パスタ
パスタ

■パスタに使われていた「かわさきそだち」のブロッコリー
「かわさきそだち」の野菜

続いて特製パスタには、こちらの「かわさきそだち」のブロッコリーが使われていました。

■自家製パン
自家製パン

■ドルチェ2品盛り合わせ
ソフトドリンク

また前菜、パスタと合わせて、自家製パンとドルチェ2品盛り合わせも用意されていました。
ドルチェにも勿論「かわさきそだち」の野菜が使われています。

今回使われていた「かわさきそだち」の農産物は、宮前区の農家・松井秋彦さんによるものです。

■今回提供されたメニュー
今回提供されたメニュー

■美味しそうに召し上がる福田市長
美味しそうに召し上がる福田市長 
 
かわさきそだちの野菜を使った各メニューを、福田市長、本サイトともにたいへん美味しくいただくことができました。

上質なレストランで、リーズナブルな固定料金で地産地消の食事ができる「かわさきレストラン・ウィーク」の企画は、なかなか良いものと思います。

なお、今回の特別メニューは試食会用にアレンジされたもので、通常のかわさきレストラン・ウィークで同店が提供されている物とは異なりますので、その点ご注意ください。

通常のメニューは前掲の「かわさきレストラン・ウィーク」のウェブサイトに掲載されています。

本サイトでもこれまでにご紹介してきたように、川崎市には想像以上に豊かな農産物があります。
「かわさきレストラン・ウィーク」をきっかけに、地元のレストランで地元産の食材を楽しんでみるのも良いと思います。

なお、中原区においては、下記の4店舗が「かわさきレストラン・ウィーク」に参加しています。

■中原区の「かわさきレストラン・ウィーク」参加店舗
店名 ジャンル 所在地 紹介ページ
輪じま 日本料理 中原区新城2-1-1
千代田鮨 寿司 中原区宮内4-10-2
Pizzeria Fabbrica 1090 イタリア料理 中原区木月3-9-32
maru イタリア料理 中原区丸子通2-704

いずれも地域での評判は聞きつつ、本サイトではまだご紹介していない店舗です。
「かわさきレストラン・ウィーク」の期間は2月21日(日)までと残り3週間足らずになっていますので、ご関心ある方はチェックしてみてください。

(取材協力・撮影:株式会社fawn 本平)

【関連リンク】
株式会社ぐるなび

(川崎市の地産地消関連)
2015/7/5エントリ 「第5回かわさき地産地消フェア with In Unityコアパークライブ」開催レポート

(JR東日本の地産地消関連)
2014/10/23エントリ 南武線エキナカで、地産地消。「多摩川梨ジャム」使用商品を販売中
2014/10/30エントリ JR武蔵小杉駅の連絡通路で新キャラクター「多摩川梨くん」が南武線新型車両「E233系」を紹介中
2015/4/9エントリ 南武線エキナカ店舗限定 地産地消メニューが4月13日(月)まで提供中、南武線オリジナル付箋をプレゼント

(武蔵小杉駅マルシェ関連)
2016/1/21エントリ 中原区で地産地消イベント連続開催!「武蔵小杉駅マルシェ」が1月27日(水)月イチ開催スタート、「新丸子の路地裏マルシェ」が23日(土)24日(日)開催
2016/1/28エントリ 第1回「武蔵小杉駅マルシェ」開催レポート:川崎産野菜や「わがままいちごのいちごジャム」など販売し大盛況に

(新丸子の路地裏マルシェ関連)
2015/9/19エントリ 川崎野菜を、美味しくいただく。「新丸子の路地裏マルシェ」を「Common Life」「BJcafe」が9月19日(土)・20日(日)コラボで開催
2015/11/7エントリ 第2回「新丸子の路地裏マルシェ」11月7日(土)8日(日)開催、「Common Life」「BJcafe」に加え「SHIBA COFFEE」「KOSUGI CURRY」が初参加
2016/1/24エントリ 第3回「新丸子の路地裏マルシェ」開催レポート:川崎野菜「キクイモ」料理と、1月27日「武蔵小杉駅マルシェ」にも登場予定「小泉農園のわがままいちご」

(その他地産地消関連)
2013/12/3エントリ セントア武蔵小杉に地産地消イタリアン「Piccolo」が12月9日オープン、不動産3店舗目「ピタットハウス」オープンへ
2015/7/30エントリ COSUGI CAFEに「青空キッズマルシェ」が8月3日登場、子供たちが地元夏野菜を収穫・お店作り・販売体験
2015/12/10エントリ 武蔵小杉駅北口「COSUGI CAFE」の週末夜間営業開始と、高津区・森正養鶏場の「モリモリ卵」のプリン

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2016年
02月02日

川崎市立井田病院が「未来へ翔びだせジュニアドクター!わくわくドキドキ手術体験セミナー」を3月12日(土)開催、2月10日必着で参加申込受付中

【Reporter:はつしも】

川崎市立井田病院が、2016年3月12日(土)に「第1回 未来へ翔びだせジュニアドクター!わくわくドキドキ手術体験セミナー」を開催します。
本セミナーは市内在住の小学校5~6年生を対象に、内視鏡手術や縫合体験などを行うもので、同病院では初の取り組みとなります。

また本セミナーは事前登録制であり、2月10日(水)必着で往復はがきにて申込を行なう必要があります。

■川崎市立井田病院 「第1回 未来へ翔びだせジュニアドクター!わくわくドキドキ手術体験セミナー」のご案内(PDF)
http://www.city.kawasaki.jp/33/cmsfiles/contents/
0000037/37855/ida/pdf/kids/junior_doctor.pdf


「第1回 未来へ翔びだせジュニアドクター!わくわくドキドキ手術体験セミナー」
※クリックで拡大します。

■「第1回 未来へ翔びだせジュニアドクター!わくわくドキドキ手術体験セミナー」の開催概要
日時 2016年3月12日(土)13:30~16:30
内容 内容:(1)内視鏡手術体験、(2)縫合体験、(3)模擬開腹手術の助手体験、(4)自動吻合器体験、(5)超音波診断装置体験などを少人数グループに分かれて体験します。
対象 川崎市内在住の小学校5~6年生
募集人数 30名
※応募者多数の場合、抽選となります。
申込先 川崎市立井田病院庶務課
〒211-0035 川崎市中原区井田2-27-1
申込方法 申込方法:往復はがきに、(1)氏名、(2)住所、(3)学年、(4)連絡先電話番号を記入してください。
申込締切 2016年2月10日(水)必着
問い合わせ 市立井田病院庶務課 044-766-2188(代表)
キッズセミナーについて聞きたい、とお伝えください。

武蔵小杉周辺においては、これまで関東労災病院の「病院祭」において、手術室の見学企画が開催されていました。

今回の川崎市立井田病院の「第1回 未来へ翔びだせジュニアドクター!わくわくドキドキ手術体験セミナー」はそれをさらに一歩進めたもので、手術室における下記の内容を、少人数グループに分かれて実際に体験するものになっています。

(1)内視鏡手術体験
(2)縫合体験
(3)模擬開腹手術の助手体験
(4)自動吻合器体験
(5)超音波診断装置体験 など


■2015年4月に全面開院した井田病院の新棟
川崎市立井田病院(正面入口から)

川崎市立井田病院はこれまでに大規模な改築工事が進められており、2015年4月に全面開院を迎えています。
これに伴って同病院の施設は大幅に拡充されており、今回の手術体験は新しい施設で実施されることになります。

■井田病院の「からだにおいしい定食」
井田病院の「からだにおいしい定食」

井田病院の「からだにおいしい定食」

同病院では、これまでにも地域と連携した「からだにおいしい定食」の開発や、がん医療の中核病院として「がんサロン」の運営など、さまざな取り組みを行ってきました。
今回は地域の子どもたちに向けた取り組みで、普段は触れる機会の少ない医療の最先端の現場での体験ができる企画となっています。

前掲の通り定員30名限定、お申し込みは郵送で2月10日(水)必着ですので、希望される方は早めに郵送をされると良いと思います。

■川崎市報道発表資料 平成28年4月1日から小杉駅東口を中心に市バスを増便します
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/820/0000074184.html

■小杉駅東口を中心とした市バスアクセスのイメージ
小杉駅東口を中心とした市バスアクセスのイメージ

2016/1/27エントリでご紹介した通り、川崎市バスは小杉駅東口から井田方面行のバスを4月1日より大幅に増便することを発表しています。

これにより井田病院へのアクセスが向上し、より身近な存在になるのではないでしょうか。

【関連リンク】
川崎市立井田病院
 ・2011/3/7エントリ 井田山(1):井田山から見る武蔵小杉
2012/1/6エントリ 井田山(2):井田平台公園
2012/5/1エントリ 井田山(3):井田病院の新棟が本日開院
2013/6/1エントリ 井田山(4):中原市民健康の森と、ホタルの放流
2013/5/11エントリ 井田病院において2013年6月29日に「病院レストランを考えよう!ワークショップ」が開催、5月12日朝9時より事前登録開始
2013/7/8エントリ 井田病院の「病院レストランを考えよう!ワークショップ」開催レポート
2014/6/7エントリ 井田病院レストラン「ポールライト」の「からだにおいしい定食」
2015/4/7エントリ 川崎市立井田病院が4月1日全面開院、がん医療・救急医療などを機能強化
2015/5/18エントリ 川崎市立井田病院が半日帰り「がんドック事業」を開始、5月20日(水)より申込スタート
2015/12/29エントリ 武蔵小杉の2015-2016年末年始診療所まとめ:中原休日急患診療所・中部小児急病センター・中原歯科保健センター・井田病院
2016/1/27エントリ 川崎市バスが武蔵小杉駅東口発着の井田方面行きバスを4月1日より大幅増便、井田病院・関東労災病院へのアクセスが向上

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2016年
02月01日

武蔵小杉「東福寺」、新丸子「丸子山王日枝神社」、元住吉「住吉神社」、向河原「三社宮」の2月3日(水)節分祭情報

【Reporter:はつしも】

今年も2月3日、節分がやってきます。
武蔵小杉周辺各地の神社・仏閣でも、各地で節分祭が開催されます。

■武蔵小杉周辺の節分祭(一部)
名称 所在地 開始時間
※豆まき
Web
東福寺 市ノ坪47 16:00
丸子山王日枝神社 上丸子山王町1-1555 17:00
住吉神社 木月1-20-1 14:45
三社宮 下沼部1745 18:00

■東福寺の節分祭のお知らせ
東福寺節分会のお知らせ 

■節分祭の東福寺
節分祭の東福寺

今回ご紹介する節分祭のうち、武蔵小杉駅から最も近いのは、市ノ坪の東福寺です。

東福寺の節分祭については、今から7年前、2009/2/3エントリでご紹介しました。
こういった年中行事は基本的に例年ほぼ同じ形ですので、時間は経過していますが当時のエントリが参考になるかと思います。

■東福寺の境内
東福寺の境内

■福餅・福銭撒きの様子(動画)


当時の福餅・福銭撒きの様子をYoutube動画にしておりますので、ご参照ください。



■丸子山王日枝神社の節分祭のお知らせ
丸子山王日枝神社の節分祭のお知らせ 

■丸子山王日枝神社
丸子山王日枝神社

そして、丸子山王日枝神社の節分祭も、盛大に行われます。
16時に祭列が連合町会会館を出発し、17時より境内で豆まきがスタートします。

ここでは福豆の袋で、福引が当たるようになっています。



■住吉神社節分祭のお知らせ
住吉神社節分祭のお知らせ 

■住吉神社
住吉神社

一方元住吉では、住吉神社で節分祭が行われます。
こちらはスタートが少し早く、14:45より豆まきが行われます。



■三社宮の節分祭のお知らせ
三社宮の節分祭のお知らせ

■三社宮
三社宮

向河原駅の東側、南武沿線道路沿いでは「三社宮」で節分祭が行われます。
18:00から豆まきが行われる予定です。

三社宮では、事前に福男・福女も募集していました。

なお、中原区内で実施されている節分祭はこれがすべてではありません。
偶然の産物か、今回ご紹介した4か所の節分祭は、豆まきのスタート時間がいずれも異なっています。

■武蔵小杉周辺の節分祭(豆まき時系列)
14:45~ 住吉神社
16:00~ 東福寺
17:00~ 丸子山王日枝神社
18:00~ 住吉神社

時系列に並べ替えると上記の通りで、これは住吉神社からスタートして、4か所をハシゴすることも不可能ではないように思います。

■武蔵小杉周辺の節分マップ
武蔵小杉周辺の節分マップ

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:神社・仏閣 東福寺
武蔵小杉ライフ:生活情報:神社・仏閣 丸子山王日枝神社
武蔵小杉ライフ:生活情報:神社・仏閣 住吉神社
武蔵小杉ライフ:生活情報:神社・仏閣 三社宮
2009/2/3エントリ 武蔵小杉・東福寺の節分祭2009
2012/1/26エントリ 法政通り商店街「二ヶ領用水発電所」の河童が節分仕様に
2013/1/30エントリ 法政通り商店街の「ニカッパ君」が節分仕様に/フロンターレ新春報告&サイン会を2月1日(金)開催
2014/2/3エントリ 法政通り商店街の「ニカッパ君」節分仕様と、2月4日(火)フロンターレ新年ご挨拶回り
2015/2/16エントリ 法政通り商店街「ニカッパ君」の節分仕様から、ひなまつり仕様

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2016年
01月29日

グルメガイド本「武蔵小杉・日吉・綱島ジモト飯」が本日発売、こすぎナイトキャンパスによる「ジモト飯を語る会」が2月23日(火)開催・参加申込受付開始

【Reporter:はつしも】

本日、角川マガジンズよりタウンムック「武蔵小杉・日吉・綱島ジモト飯」が発売されました。
本書では武蔵小杉周辺から日吉、綱島にかけての広範囲をカバーするムックで、「グルメガイド」に特化して飲食店120店舗を掲載しています。

■「武蔵小杉・日吉・綱島ジモト飯」
「武蔵小杉・日吉・綱島ジモト飯」

本書のタイトルは、角川マガジンズのウェブサイト等でも「武蔵小杉・日吉・綱島ジモト飯」となっていますが、表紙を見ると小さく「新丸子・元住吉」も記載されています。
新丸子駅は武蔵小杉駅からきわめて近い位置にありますし、武蔵小杉・日吉を取り上げるのに中間にある元住吉をスキップすることも現実的に考えにくいでしょう。

■本書のカバーエリア
本書のカバーエリア

東急東横線の駅でいえば、新丸子駅・武蔵小杉駅・元住吉駅・日吉駅・綱島駅周辺の沿線一帯を紹介するタウンムックということになります。

■グルメガイドに特化した「武蔵小杉・日吉・綱島ジモト飯」
グルメガイドに特化した「武蔵小杉・日吉・綱島ジモト飯」

本書はグルメガイドに特化し、100ページに120店舗を掲載しています。
エリアとしては広く浅くということになりますが、1店舗当たりの紙面はそれなりに割かれているように思いました。

武蔵小杉周辺では、「アイリッシュバー マッキャンズ」「ビストロランタン」「華かんざし」「KOSUGI CURRY」など多数が掲載されています。

■「武蔵小杉を見守り続ける 老舗物語」
「武蔵小杉を見守り続ける 老舗物語」

その中でも「街」に少しスポットを当てたページとして、「武蔵小杉を見守り続ける 老舗物語」がありました。
センターロードに割拠する老舗店舗の視点から、時代の移り変わりを紹介しています。

■巻末のクーポン
巻末のクーポン

そして今回も、巻末のクーポンは健在です。
ついつい使いそびれますので、本を購入して使う機会があれば、忘れずに消費したいところです。

■2014年発刊「武蔵小杉Walker最新版」
2012年発刊「武蔵小杉Walker」

武蔵小杉においては、角川マガジンズがこれまでに2012年に「武蔵小杉Walker」、2014年に「武蔵小杉Walker最新版」を発刊していまして、本サイトも編集協力を行っておりました。

武蔵小杉を題材にした各社タウンムックの先陣を切る形になった「武蔵小杉Walker」はたいへん好評を博し、異例の増刷がかかる結果となって「最新版」の発刊へとつながりました。

特に最初の「武蔵小杉Walker」においては、地元企業探訪などグルメ以外の「街ネタ」にも重点を置いていましたが、さすがに1年半程度のスパンでの刊行を続けるとなると重複を避けることが難しくなってきます。
今回はカバー範囲を広げ、グルメガイドに特化した内容にシフトすることで従来本との差別化をはかったものと思います。

■中原ブックランドTSUTAYA小杉店の「武蔵小杉・日吉・綱島ジモト飯」
中原ブックランドTSUTAYA小杉店の「武蔵小杉・日吉・綱島ジモト飯」



なお、今回の「武蔵小杉・日吉・綱島ジモト飯」の発売を受けて、NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントの読書会グループ「こすぎナイトキャンパス」が、同書を課題図書とした「地元トークイベント」を開催します。

■第75回こすぎナイトキャンパス「武蔵小杉・日吉・綱島ジモト飯を語る会」の開催概要
日時 2016年2月23日(火)19:30~21:00
会場 NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント事務所 リエトプラザ【アクセス
※変更される可能性があります。その場合は参加者にご連絡します。
課題図書 「武蔵小杉・日吉・綱島ジモト飯」(角川マガジンズ)
http://www.amazon.co.jp/dp/4048947931
参加費 200円程度
※上記会場の場合は参加費無料となりますが、会場変更により200円程度かかる場合があります。
※課題図書は持参ください。
詳細および申込 下記ページより詳細確認および申し込みをお願いいたします。
http://www.kokuchpro.com/event/knc75/
主催 NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント

武蔵小杉の読書会「こすぎナイトキャンパス」による「武蔵小杉Walkerで地元を語る会」
武蔵小杉の読書会「こすぎナイトキャンパス」による「武蔵小杉Walkerで地元を語る会」

「こすぎナイトキャンパス」では、過去の「武蔵小杉Walker」においても、同様のイベントを開催していました。
多くの方が集まり、地元トークで盛り上がっていました。

近年、武蔵小杉を題材にしたタウンムックはたいへん多くなりましたし、グルメガイド自体に新鮮味はそれほどないのかもしれません。
ただそれを媒介として地元の皆さんで話すと盛り上がりますし、新しい発見があるのではないでしょうか。

【関連リンク】
(武蔵小杉Walker関連)
角川マガジンズ 武蔵小杉・日吉・綱島ジモト飯
amazon 武蔵小杉・日吉・綱島ジモト飯
2012/8/8エントリ 「武蔵小杉Walker」2012年9月6日(木)発売決定
2012/8/29エントリ 2012年9月6日発売「武蔵小杉Walker」にJR武蔵小杉駅の「よんれつ」掲載決定
2012/9/5エントリ 9月6日(木)発売「武蔵小杉Walker」前日早読みレポート、「よんれつ」無事掲載
2012/9/6エントリ 「武蔵小杉Walker」本日発売、各書店でキャンペーン実施し好調なスタート
2012/9/16エントリ 「武蔵小杉Walker」が中原ブックランド2店舗で完売、住吉書房で実売2,000部を突破
2012/10/3エントリ 「武蔵小杉Walker」中原ブックランドに再入荷、初回3,000部入荷の住吉書房も700部追加発注
2013/8/8エントリ 「武蔵小杉Walker」クーポン券の有効期限(2013年9月6日)まで、残り1か月
2014/4/10エントリ 「武蔵小杉Walker」2014年版が刊行決定、5月23日(金)発売予定
2014/4/20エントリ 5月22日(木)発売「武蔵小杉Walker最新版」早読みレポート
2014/5/22エントリ 「武蔵小杉Walker最新版」本日発売、「地元を語る会in中原図書館」参加枠が残り僅かに
2014/6/1エントリ 「武蔵小杉Walker最新版で地元を語る会」開催レポートと、6月の読書会開催予定

(その他タウンムック関連)
2011/9/25エントリ 「田園都市生活」武蔵小杉・元住吉・日吉特集号発売
2013/6/25エントリ 「田園都市生活Vol.49」武蔵小杉特集号が本日発売
2014/9/24エントリ 「田園都市生活Vol.53」武蔵小杉・元住吉・日吉特集号が本日発売
2014/10/18エントリ 「ぴあ武蔵小杉食本」本日発売、「グランツリー武蔵小杉」巻頭特集を掲載

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2016年
01月27日

川崎市バスが武蔵小杉駅東口発着の井田方面行きバスを4月1日より大幅増便、井田病院・関東労災病院へのアクセスが向上

【Reporter:はつしも】

川崎市が、武蔵小杉駅東口駅前広場(バス停名称:小杉駅東口)に発着する市バスのうち、主に井田・井田病院方面へのバスを2016年4月1日より大幅に増便することを発表しました。

井田病院と「小杉駅東口」を往復する市バスを、平日1日片道6~7便から24便に増便するとともに、井田営業所との乗継便も同様に増便されます。

「小杉駅東口」から井田病院までの間には関東労災病院や元住吉も経由しており、これにより武蔵小杉駅・関東労災病院・井田病院の間のアクセスが大幅に向上することになります。

■川崎市報道発表資料 平成28年4月1日から小杉駅東口を中心に市バスを増便します
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/820/0000074184.html

■小杉駅東口を中心とした市バスアクセスのイメージ
小杉駅東口を中心とした市バスアクセスのイメージ
※クリックで拡大します。

今回増便される市バス路線のイメージは、上記の通りです。
詳細のダイヤは現在最終調整中であり、報道発表資料には増便される数のみが記載されています。

武蔵小杉駅から井田病院へのバスには、「小杉駅前」(北口)に発着して「横須賀線小杉駅」を経由するものと、「横須賀線小杉駅」・「小杉駅東口」に発着して北口を経由しないものがあります。

今回のダイヤ改正では、このうち前者の「小杉駅前」(北口)に発着する路線が廃止され、「小杉駅東口」を中心としたダイヤに再編成されることになります。

■「井田病院行き」が廃止される北口ロータリー
JR武蔵小杉駅北口(右側がSTMビル)

■「井田病院行き」が大幅増発される武蔵小杉駅東口駅前広場
供用開始された武蔵小杉駅東口駅前広場

また、「小杉駅東口」からは、直接井田病院には向かわずに「井田営業所」に向かうバスがあります。
さらに「井田営業所」から「井田病院」に向かう路線もありまして、ここで乗り継ぐこともできるようになっています。

これらの「小杉駅東口-井田営業所」「井田営業所-井田病院」も、今回大幅増発されることになります。

■「井田営業所」
「井田営業所」

結果として、「井田病院行き」と「井田営業所方面行き」が分岐する手前の「小杉駅東口-井田」の区間では、1日当たり片道50便前後と、それなりの密度で運行されるようになります。

一方で「小杉駅東口-横須賀線小杉駅」の間は1日あたり片道40便前後ですから、約10便ほどが「小杉駅東口」どまりになるということでしょうか。


「横須賀線小杉駅」を発着する各事業者のバスは、当初はかなり利用が低迷して収支としては厳しい状態であったようです。
その後新駅の利用者も増加し、あくまでも見た目の感覚値レベルですが当初よりは乗客の姿が見えるようになってきたように思います。

特に市バスはそもそもの発着本数が少なく、「パッと行ってすぐ乗れる」ような路線ではありませんでした。
本数が少ないから現実的に使えないのか、利用者がいないから本数が少ないのか、これは「ニワトリと卵」の話でなかなか正解が見えませんね。

■川崎市立井田病院
川崎市立井田病院

■関東労災病院
関東労災病院 

井田病院は川崎市立の病院であり、地域医療の中心的な存在です。
必然的に、高齢者の方も多く利用されます。

しかしながらこれまでにもご紹介したとおり「井田山」の上にありまして、駅からも遠くアクセスには恵まれていません。

そこへの交通手段を確保するのは市バスとしての責務でもありますから、今回のダイヤ大幅増便は歓迎すべきことと思います。

今回のダイヤは前述の通り詳細調整中ですが、少なくとも従来のような「1時間に1本未満」ではなく、「1時間に数本」の運行になるでしょう。
井田病院、また路線途中で増便の恩恵を受ける関東労災病院が、さまざまな立場の方にとってより利用しやすい状態になればと思います。

■武蔵小杉駅東口から発着する二子玉川行ラッピングバス
「玉11系統」のラッピングバス 

武蔵小杉駅東口駅前広場は、広場が供用開始されてい以降にも「キヤノン玉川事業所行き」直行バスや「二子玉川行き」バスが新設されてきました。

駅周辺の整備や商業施設の開発の後を追う形で、バスの交通網も当初より充実がはかられています。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:病院

(武蔵小杉駅東口駅前広場関連)
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区C地区
2014/3/21エントリ 川崎市バスが川67・杉02系統の2014年4月1日付武蔵小杉駅東口駅前広場乗り入れを発表
2014/3/21エントリ 臨港バスが杉51・52系統の2014年4月1日付武蔵小杉駅東口駅前広場乗り入れを発表
2014/3/24エントリ 横須賀線武蔵小杉駅発着の羽田空港行きリムジンバスが武蔵小杉駅東口乗り入れを発表
2014/3/29エントリ 「武蔵小杉駅東口駅前広場完成記念式典」「第3回ふるさと交流フェスティバル」開催レポート
2014/3/30エントリ 本日供用開始「武蔵小杉駅東口駅前広場」の防災など各種機能
2015/5/31エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(前編)
2015/6/1エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(後編) 
2015/8/25エントリ 武蔵小杉駅東口と二子玉川駅を結ぶ東急バスが2015年9月5日(土)より土日限定で運行開始
2015/9/5エントリ 武蔵小杉・二子玉川を結ぶ「玉11系統 FUTAKOSU BUS」本日運行開始、武蔵小杉目線で巡る乗車レポート

(井田病院関連)
川崎市立井田病院 ウェブサイト
2011/3/7エントリ 井田山(1):井田山から見る武蔵小杉
2012/1/6エントリ 井田山(2):井田平台公園
2012/5/1エントリ 井田山(3):井田病院の新棟が本日開院
2013/6/1エントリ 井田山(4):中原市民健康の森と、ホタルの放流
2013/5/11エントリ 井田病院において2013年6月29日に「病院レストランを考えよう!ワークショップ」が開催、5月12日朝9時より事前登録開始
2013/7/8エントリ 井田病院の「病院レストランを考えよう!ワークショップ」開催レポート
2014/6/7エントリ 井田病院レストラン「ポールライト」の「からだにおいしい定食」
2015/4/7エントリ 川崎市立井田病院が4月1日全面開院、がん医療・救急医療などを機能強化
2015/5/18エントリ 川崎市立井田病院が半日帰り「がんドック事業」を開始、5月20日(水)より申込スタート
2015/12/29エントリ 武蔵小杉の2015-2016年末年始診療所まとめ:中原休日急患診療所・中部小児急病センター・中原歯科保健センター・井田病院

(関東労災病院関連)
関東労災病院 公式ウェブサイト
 ・2009/1/8エントリ 関東労災病院の新棟
2009/5/25エントリ 武蔵小杉で出産する:関東労災病院(前編)
2009/5/26エントリ 武蔵小杉で出産する:関東労災病院(後編)
2012/12/5エントリ 関東労災病院が2012年12月9日(日)に病院見学会を初開催
2012/12/9エントリ 関東労災病院の病院見学会レポート:屋上パノラマと多彩な催しで初開催
2013/10/3エントリ 「第2回関東労災病院 病院祭」が2013年10月27日(日)開催
2014/10/27エントリ 「第3回関東労災病院 病院祭」が2014年11月8日(土)開催、病院見学ツアー当日枠あり
2014/11/8エントリ 「第3回関東労災病院 病院祭」レポート:手術室見学から医師・薬剤師体験まで多彩に開催
2015/1/29エントリ 関東労災病院のバラ園と、事務管理棟・職員宿舎建設計画
2015/10/30エントリ 「第4回 関東労災病院 病院祭」が2015年11月28日(土)開催、医療講演「ここまで分かった認知症」「病院見学ツアー」「体験企画」など実施
2015/11/28エントリ 「第4回関東労災病院 病院祭」開催レポート:武蔵小杉パノラマと、「ルーティン」を大切に支える地域医療

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2016年
01月25日

NEC半導体と共に発展し、半導体と共に玉川事業場を去る。「玉川電器」本社が横浜移転

【Reporter:はつしも】

中丸子の「玉川電器株式会社」本社が2015年12月14日をもって横浜ビジネスパークに移転しました。
本社ビルの解体が着手されるとともに、隣接する同社の駐車場が閉鎖されています。

現段階では跡地の売却等は行われていませんが、また何らか開発等が行われる可能性があります。

■玉川電器ウェブサイト
http://www.td-pla.jp/

■解体が着手された玉川電器本社ビル
解体が着手された玉川電器本社ビル

本社解体のお知らせ

■閉鎖された駐車場
閉鎖された駐車場

玉川電器は、宮越電気として1949年に設立されました。
当時の本社は大井町で、コンプレッション成形加工(プラスチックの成形加工法のひとつ)におけるNECとの取引が事業のスタート地点となりました。

■玉川電器 プラスチック事業
http://www.td-pla.jp/pla/prod.html

同社のプラスチック事業を参照すると、身近なところでは携帯電話のコネクタキャップなどを製造していたことがわかります。

その後NECとの取引が拡大したため、1960年にこの中丸子の土地を取得し、当初はここに工場を置き、のちに本社機能を移転させてくるかたちになりました。
1963年にはNECの半導体事業の部品加工に参入、2003年には武蔵小杉タワープレイスにシステムセンターを移転させるなど、同社はNECとともに、玉川事業場周辺において事業を発展させてきたといえるでしょう。

■玉川電器システムセンターが入居していた武蔵小杉タワープレイス
玉川電器システムセンターが入居していた武蔵小杉タワープレイス

しかしながら、かつて世界最大の半導体メーカーであったNECは、経営環境が厳しさを増していく中で事業の再編・分離を行っていきます。
1999年には、半導体事業のうち汎用DRAM事業をNEC日立メモリ(のちのエルピーダメモリ)として先に分社化するものの同社は経営不振に陥り、2012年には会社更生法を適用します。

残る半導体事業を2002年に分社化したNECエレクトロニクスは、三菱電機・日立製作所から分社化したルネサステクノロジと2010年に経営統合し、ルネサスエレクトロニクスになりました。そして2013年には産業革新機構・トヨタ・日産などを割当先とする1500億円の第三者割当増資を行ったことでNECの持株比率が2015年9月末現在0.75%まで低下し、グループからは離れる形となっています。

玉川電器の主要な取引先は、直近ではルネサスエレクトロニクス(本社:東京都江東区)、ルネサスシステムデザイン(本社:東京都小平市)の2社で約20%です。
ルネサスエレクトロニクスは当初はNEC玉川事業場内に「玉川事業所」がありましたが2015年に閉鎖になり、高崎などに集約されるかたちになりました。

このような環境の変化を受けて、玉川電器としてもNEC玉川事業場と距離的な密着を続ける必要性が薄くなったということでしょう。
2011年に武蔵小杉タワープレイスのシステムセンターが、このたび中丸子の本社がいずれも横浜ビジネスセンターに移転したことで、玉川電器はNEC玉川事業場周辺から去る形になりました。

■更地になったNEC玉川事業場7・8号館跡地 更地になったNEC玉川事業場の7・8号館跡地

■新設されたNEC玉川ソリューションセンター
NEC玉川ソリューションセンター

NEC玉川事業場では、かつて三角屋根がレトロな雰囲気を感じさせた旧7号館・8号館が解体され、ここ5年ほど更地になっています。
一方でNEC玉川ルネッサンスシティやNEC玉川ソリューションセンターが建設されるなど、新たな拠点整備・集約も行っているところです。

長年玉川事業場周辺で事業をしていた玉川電器の移転にあたって、そんなNEC玉川事業場の歴史も振り返ってみました。

■中丸子ビル跡地のマンション開発
中丸子ビル跡地のマンション開発

玉川電器に隣接していた「中丸子ビル」跡地では、現在シノケンハーモニーによるマンションが建設されています。
これまでにもお伝えしているように、この周辺地区は従来工場街だったものが急速に住宅地として転換されてきています。

■プリント配線板の平山ファインテクノ
プリント配線板の平山ファインテクノ

そしてこちらも玉川電器の近隣にあるのが、プリント配線板の設計・製造を行う「平山ファインテクノ」の本社です。
これはもともとは武蔵小杉新駅南側にあったものがもう少し南に近距離移転したもので、その跡地が分譲マンション「ナイスシティアリーナ武蔵小杉」になっています。

平山ファインテクノの主要取引先はNEC本体、NECネットワークプロダクツなど現在も大部分がNECグループであり、移転するにしてもNEC玉川事業場の近くに居続ける必要性があったのでしょう。

■ロボット周辺機器の近藤製作所
ロボット周辺機器の近藤製作所

その他、玉川電器の向かい側には、ロボット周辺機器を製造する「近藤製作所」の「東京支店(東京工場)」があります。
これは愛知県蒲郡市に本社を置く企業で、蒲郡市からすれば、中丸子も「東京(近郊)」でくくれるのですね。

なお、同社は特段NECグループが主要取引先というわけではありません。

この周辺地区では、時代の変化に対応して移転する会社もありつつ、引き続きNECグループとの取引やその他の利便性等により拠点を置き続ける会社もあります。
当面は住宅・工業が混在したエリアとして、少しずつ変化をしていくことと思います。

■玉川電器周辺マップ
玉川電器周辺マップ

【関連リンク】
玉川電器 ウェブサイト
近藤製作所 ウェブサイト
平山ファインテクノ ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区 D地区
2010/6/27エントリ NEC玉川ソリューションセンター竣工
2011/9/17エントリ NEC玉川事業場の7・8号館解体完了

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2016年
01月23日

「第6回なかはらフォトコンテスト」優秀賞・入選作品発表

【Reporter:はつしも】

「第6回なかはらフォトコンテスト」の優秀賞および入選作品が発表されました。
審査員による審査が昨年実施され、優秀賞5作品、入選12作品が選ばれています。

■第6回なかはらフォトコンテスト優秀賞作品
http://nmachi.exblog.jp/22635600/

■第6回なかはらフォトコンテスト入選作品
http://nmachi.exblog.jp/22635599/
   
「なかはらフォトコンテスト」は、中原区まちづくり推進委員会と中原区役所が主催する地域写真コンテストです。
身近な風景の中に「まちの魅力」を認識することで地元への愛着を持っていただくこと、また中原区の魅力を広くPRすることを目的としています。

前回、「第5回」までは「なかはら“ゆめ”区民祭」における市民一般投票も行われていましたが、今回は審査員審査のみとなりました。

なお、本サイト「武蔵小杉ライフ」は今回も東京総合写真専門学校校長 伊奈英次氏、川崎市民ミュージアム写真担当学芸員 深川雅文氏、中原区長 鈴木賢二氏らとともに本コンテストの審査員をつとめさせていただきました。
本コンテストでは写真の撮影技術の優劣ではなく、その場のよさが伝わるかどうかが基準となっています。

それでは早速、優秀賞および入選作品をご紹介していきましょう。
写真下に本サイトの講評を記載しております。
(※本サイト独自のものであり、審査員全体の講評ではありません)


<優秀賞>

一日限定の丸子の渡し
一日限定の丸子の渡し 神田 昭さん 丸子橋で撮影
一日だけの復活丸子の渡し楽しそうに乗っていた

(武蔵小杉ライフ講評)
塗装が終わったばかりの丸子橋と、ボートのブルーが揃って綺麗です。
かつての渡し船が、今は立派な橋梁になっている歴史を1枚の写真の中に納まっています。

丸子橋と船の青色が左肩上がりになっている点も、構図に拡がりを感じました。

もっと笑って!
もっと笑って! 白石 泰司さん 今井上町周辺で撮影
笑顔でお神輿を担ぐ女性とは対照的な女の子の表情がとてもかわいく、思わずカメラを向けてしまいました。緊張した表情の女の子に「もっと笑って~!」の声が上がっていました。


(武蔵小杉ライフ講評)
これは今井神社の神輿ですね。
今井神社の神輿は、昔から女神輿で、男神輿はありません。ラゾーナの裏手に「女躰神社」がありまして、これはかつて「暴れ川」と呼ばれた多摩川を鎮めるために女性がいけにえとなった歴史に由来しています。
今井神社の女神輿の由来はわかりませんが、古来から女性も神事に関わってきています。

神輿に乗っている女の子が硬い表情なのが、絵のように決まった写真よりもリアリティがありました。

一杯飲みに行こう
一杯飲みに行こう 蛭川 匠さん センターロード近くで撮影
昔から武蔵小杉にあるゆかりのあるものを撮りました。再開発が行われ昔の風情がなくなっていく中で残っているものだと思います。


(武蔵小杉ライフ講評)
武蔵小杉の昔からの風景としてよく出てくるセンターロードです。
ただ、その中でも写真の両サイドにうつっている「とり家ゑび寿」「磯丸水産」など、新しい店舗の出店が相次いでいることを本サイトではお伝えしておりました。

この1枚の中にも、新旧が入り混じっているんですよね。

泉澤寺のいちょう
泉澤寺のいちょう 藤田 道夫さん 中原区下小田中7丁目で撮影
日々たくましく変動が続く武蔵小杉のすぐそばに昔変わらぬ美しい自然が大切に残されています。


(武蔵小杉ライフ講評)
泉澤寺は、川崎市の文化財が収蔵されている歴史ある寺院です。
その入口の銀杏が2本双子のように並んで、綺麗でした。

中原街道の反対側歩道からでないと全景が見えません。こうしてみると電柱が惜しいですので、中原街道の景観のためには将来的に地中化できるとよいと思いました。

丸子橋と三日月
丸子橋と三日月 ルンバントルアンソニーさん 丸子橋で撮影
丸子橋と三日月


(武蔵小杉ライフ講評)
丸子橋はよく出てくるテーマですが、これはアーチが可愛らしい丸子橋の「土木的な力強さ」を表現した1枚と思いました。

日没直前のマジックアワーでしょうか。丸子橋の向こうへ、少し家路を急ぐ情景が浮かんできました。


<入選>

ブレーメン市の「豚飼いの像」が元住吉に出現
ブレーメン市の「豚飼いの像」が元住吉に出現 中野 幹夫さん 川崎信用金庫(東側)で撮影
ドイツブレーメン市は音楽隊像と共に豚飼いの像が有名です。川信元住吉支店東口に出現 魚眼用レンズで撮影しました。


(武蔵小杉ライフ講評)
この「豚飼いの像」は2013年に設置されました。また裏側のシャッターアートも2015年に新しく設置されたものです。ブレーメン通り商店街から北側に少し入ったところにありますので、お気づきでない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

特にシャッターアートは川崎信金が閉まっている時間帯にしか見られませんので、新しい街の風景を紹介する写真として良いと思いました。

ブレーメン商店街 初秋の夕日
ブレーメン商店街 初秋の夕日 勝見 順さん ブレーメン商店街で撮影
本当に暑かった夏も終わり、ちょっと涼しげな初秋の夕暮れです。


(武蔵小杉ライフ講評)
ブレーメン通り商店街のアーチは、今迄に何度か応募されているテーマのひとつです。
ただ、夕日をバックに、ブレーメンの音楽隊が影絵のようになっているのが面白い構図でした。

ズームレンズは単に遠くのものを拡大するだけでなく、より遠くの被写体をより手前に引っ張る効果がありますので、さらにぐっと手前に引っ張ってみても面白いかもしれません。

新丸子の夏空
新丸子の夏空 後藤 典子さん 新丸子で撮影
中原区で生まれ育ち、33年間ずっと住んでいます。今年は、幼い息子と一緒に青空を見上げています。


(武蔵小杉ライフ講評)
新丸子で見上げた夏空の雲が鮮やかです。
右奥にNEC玉川ルネッサンスシティが見える以外は目立った建物がありませんが、それが新丸子の日常の風景を表現するのにはかえって効果的だったかもしれません。

二ヶ領の八重桜
二ヶ領の八重桜 永井 恵美子さん 二ヶ領用水で撮影
嵐が過ぎた翌朝


(武蔵小杉ライフ講評)
ここは二ヶ領用水と南武沿線道路が交わるところで、本サイトでもご紹介したことがあります。八重桜の花が散るころになると、花びらの絨毯が出来上がります。

花びらがたくさん降り積もって、なおかつまだ綺麗な状態を保っているタイミングをはかるのが難しいのですが、良い時期に撮影されたと思います。

市ノ坪歳末餅つき大会 
市ノ坪歳末餅つき大会 都木 奈月さん 市ノ坪公園で撮影
初めて参加した近所の餅つき大会。自治会の方々はみんな優しく温かい気持ちになれました。振舞われた豚汁もとても美味しかったです。


(武蔵小杉ライフ講評)
地域の餅つき大会です。これはあえてモノクロ写真にしてありますね。
審査会でも話が出たのですが、最近は人を撮影することが難しくなり、さまざまな写真コンテストにおいて風景の「活き活き感」が失われています。

そんな中でも各時代の「人の姿」を残しておくことは意味があると思いますし、街の魅力は建築物や自然の風景だけではなく、「人」が重要な要素でしょう。

地域の人々の姿をとらえた写真として、入選となりました。

2015春、新しい中原、空から
2015春、新しい中原、空から 毛利 元秀さん 多摩川河川敷(等々力緑地)で撮影
完成間近のメインスタンドから広がる中原の空風景。おだやかな春の天気、白くかがやくメインスタンドの屋根にわくわくしていた自分を覚えています。多摩川河川敷からドローン(dji phantom2 vision+)による撮影。


(武蔵小杉ライフ講評)
これはドローンで撮影したものです。今後規制も強化され、撮影が難しくなるであろうということもあり今年の入選となりました。

今後等々力緑地は大規模改修が続き、手前の野球場も2015/12/12エントリでお伝えしたようにすでに解体されています。
将来、等々力緑地の姿を振り返るときに見直してみたい1枚です。

鉄や鋼の行方
鉄や鋼の行方 辻 敬一さん 川崎市市民ミュージアムで撮影
役目を終えた製鋼炉は鉄や鋼が多用されている高層タワーマンションを見据えるように鎮座しています。鉄の活用の多様性と時の移ろいを感じます。


(武蔵小杉ライフ講評)
市民ミュージアム前の「トーマス転炉」です。
被写体としては割合ポピュラーなのですが、テーマとして「役割を終えた転炉」と、その奥に鉄鋼で建てられる「タワーマンション」を対比させています。

優秀賞作品の「丸子橋」と「渡し船」の対比のように、時代の流れを表現している点が良かったです。

望む
望む 近江 章行さん 等々力競技場で撮影
等々力競技場が今年リニューアルしたので、内覧会へ行ってきました。そこから望む景色は普段見ている景色とはまた違った感じでとても新鮮な気持ちになりました。


(武蔵小杉ライフ講評)
これは正直「不覚にも気づかなかった!」と一見して驚いた写真です。
コメントには書いていらっしゃいませんが、等々力陸上競技場の屋根と、丸子橋のアーチがよく似ているんですね。ひょっとして丸子橋をモチーフにしたデザインだったのかしら?と思ったくらいです。

この写真はその新しい発見に尽きまして、見慣れた風景に「あ、こんな見方があったんだ」という1枚がお見事でした。

川崎ものづくりフェアin等々力
川崎ものづくりフェアin等々力 佐藤 幸一さん 等々力で撮影
ゴールデンウィーク、川崎フロンターレの試合前のイベント。近隣の工場がワークショップを開催し、大いに盛り上がった。


(武蔵小杉ライフ講評)
「チーム等々力」は、市民ミュージアムの北側にある町工場グループで、子供向けのワークショップなど、「ものづくり」を伝える活動を熱心に展開されています。
写真はフロンターレとのコラボイベントを撮影したもので、鉄の廃材を使ってパッチワークアートを作る企画でした。「スポーツ」「ものづくり」「アート」という街の魅力が集まった1枚になっています。

調和
調和 新井 貴博さん 平和公園で撮影
平和への祈りが自然と調和しています


(武蔵小杉ライフ講評)
中原平和公園の音楽堂です。平和をイメージ化すると、やはり四角いものよりも曲線を活かしたデザインになるように思います。
音楽堂はシンプルな曲線のみで構成され、色も多用されていないため、周囲の自然とも調和しやすいことをあらためて感じました。

普段はひなびて見えますが、こうしてみると緑と白が鮮やかです。

自然との調和
自然との調和 浅野 慎人さん 武蔵小杉駅前で撮影
高層マンション群という都会的な部分と、憩いの場である自然とが調和している中原区をイメージしました。


(武蔵小杉ライフ講評)
タワーマンションを見上げる構図は本サイトでもよく撮影していますが、これはもうほとんど公開空地の街路樹が画面の大半を占めて、タワーがその間から覗くような構図になっています。

パークシティ武蔵小杉周辺の街路樹は再開発前からあった木も一部生かして、なかなか立派なものがあります。タワーに注目しがちな視点を少し変えて、駅前の風景を切り取った点が面白いです。

いつもの道 真っ白な道
いつもの道 真っ白な道 原 和仁さん 多摩川土手 宮内付近で撮影
雪が降り積もると辺り一面銀世界に変わる。それを思い起こさせるように、この季節だけ、この場所だけ、真っ白になるいつもの道。


(武蔵小杉ライフ講評)
さいごの1枚は、多摩川河川敷です。ユキヤナギが満開のころをとらえたものです。
たいへん奥行きがあって、ちょっと散歩をしてみたくなるような写真です。

サイクリングする人、ランニングする人、ゆっくり歩く人…、普段多摩川で見られる人々の姿が収められています。
また河川敷の写真は丸子橋付近が多いのですが、この写真は宮内です。
普段のエリアからちょっと足をのばしてみるのも良いかなと思います。




今回の優秀賞5作品、入選12作品は以上です。
各作品にはとくに順位等はなく、順不同で掲載しております。

各審査員も含め、当然人それぞれに受け止め方、感じ方が異なると思いますけれども、何かしらひとつでも「今度行ってみよう」と思えるような地元の風景との出会いがありましたらたいへんうれしく思います。

「なかはらフォトコンテスト」は、おそらく今年も開催されるものと思います。
手元のスマートフォンで気軽に応募できますので、その際にはご案内したいと思います。

またコンテスト等に応募有無にかかわらず、普段、ふと楽しい風景を見つけたときにでも街の姿を記録しておくとのちのち良いと思います。

変わりゆく武蔵小杉周辺の姿を、本サイトも記録しつつお伝えしてまいります。

【関連リンク】
中原区まちづくり推進委員会公式ブログ なかまちブログ
2011/12/29エントリ 「第2回なかはらフォトコンテスト」入選作品発表
2013/1/21エントリ 「第3回なかはらフォトコンテスト」優秀賞・入賞作品発表、中原区役所で全応募作品を展示中
2013/4/18エントリ 「第4回なかはらフォトコンテスト」に向けた「写真講座」が2013年5月8日(水)開催
2013/9/5エントリ 「第4回なかはらフォトコンテスト」優秀賞・入選作品発表、中原区役所で全応募作品を展示中
2015/1/12エントリ 「第5回なかはらフォトコンテスト」優秀賞・入選作品発表
2015/8/14エントリ 「第6回なかはらフォトコンテスト」9月30日まで作品募集中

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2016年
01月16日

「かわさきWi-Fi」がアクセスポイントを拡充、「Japan Connected-free Wi-Fi」に参画し民間事業者のアクセスポイントとも一体的利用

【Reporter:はつしも】

川崎市の福田市長は、市長選挙時の公約として「かわさきまるごとWi-Fi化計画」を掲げ、就任後に「かわさきWi-Fi」として整備を進めています。

この一環として、これまでに中原区内の公共施設においても「なかはらWi-Fi」としてアクセスポイントの設置が進められてきました。
2015/9/26エントリでご紹介した時点においては中原区役所・中原市民館・川崎市平和館の3か所(各施設内の一部)でしたが、その後JR武蔵小杉駅北口・新南口や民間事業者にもアクセスポイントが拡充されました。

また、 「かわさきWi-Fi」はこのたび「Japan Connected-free Wi-Fi」へ参画しました。これにより、専用の接続アプリによって川崎市が独自に整備を行うアクセスポイント(約400か所)に加えて、コンビニエンスストアなどの民間事業者が提供するアクセスポイント(川崎市内約1000か所・全国約14万か所)を一体的に利用することができるようになりました。

■川崎市ウェブサイト 「かわさきWi-Fi」がより便利に・より広範囲に拡大しました
http://www.city.kawasaki.jp/160/page/0000052336.html

■中原区内のアクセスポイント一覧
行政施設等
中原区役所 1階待合ロビー
中原市民館 1階受付付近
川崎市平和館 2階図書コーナー
市立小・中学校159か所(災害時) 校庭等
主要駅
武蔵小杉駅 北口周辺、新南口周辺
民間事業者等
PCK Music Studio 中原区木月住吉町21-5鈴木ビル3階D号
焼肉の店花天 中原区木月住吉町12-16サイトウハウスⅢ 1階
協同組合武蔵小杉商店街 中原区小杉町3丁目25
お好みハウス 神奈川県川崎市中原区木月住吉町12-3Kハウス301号
マヤレストラン 中原区新丸子東2丁目926-15マノア武蔵小杉1階
有限会社フィールコーポレーション 中原区木月1丁目35-5ブランシェ元住吉103号
株式会社スミノ楽器店 中原区木月3丁目10-3
有限会社織部 中原区新丸子町738-1泉ビル
有限会社中島商事オート・アミティー 中原区新城3丁目4-1
木月鍼灸接骨院&BODY SALON フランジパニ 中原区木月2丁目18-3古尾谷ビル1階
メガネのウインク元住吉店 中原区木月3丁目9-37
ダイビングクラブウポポ賊 中原区中丸子358-1
せせらぎ鍼灸整骨院 中原区下新城1丁目10-12戸田ルーベンス1階
株式会社大平屋 中原区新城1丁目2-20
成田生花店 中原区新城3丁目9-6アイビーテラス1階
ハーブ中国治療院 中原区新丸子東1丁目771
有限会社安藤硝子店 中原区小杉陣屋町2丁目6-28
パソコン教室わかるとできる武蔵新城校 中原区新城3丁目17-4
ケイズジャパン株式会社 中原区木月2丁目17-10ハイム木月1階
MTCパソコンスクール新城駅前教室 中原区新城3丁目17-8植竹ビル1階
川崎市国際交流センター 中原区木月祗園町2-2川崎市国際交流センター1階
有限会社渋谷酒店 中原区小杉町3丁目19K WEST 40Q COPE 401号
有限会社鶴亀不動産 中原区下新城1丁目12-13松原マンション102号
いちかるパソコン教室 中原区下小田中1丁目28-23MSKクレスタ303号
KITCHEN 一朗
参考エントリ
中原区小杉町3丁目432小杉TOビル3階
パンジャビダバ
参考エントリ
中原区小杉町1丁目519田原ビル1階
※上記表記は川崎市の発表資料に準じ、店名の明らかな誤り等を本サイトで一部訂正しております。

■中原区役所(1階ロビー)
中原区役所

■中原市民館(1階受付付近)
かわさき市民活動センター・中原市民館

■川崎市平和館(2階図書室)
川崎市平和館

■災害時にサービス提供される市立小・中学校の校庭
災害時にサービス提供される市立小・中学校の校庭
※参考写真:今井中学校

まず行政施設では、基本的に前述の3か所から追加はありません。
ただこれに加えて、市立小・中学校159か所の校庭においては災害時に「かわさきWi-Fi」が提供されることになりました。

■武蔵小杉駅 新南口
武蔵小杉駅 新南口

また市内の主要駅にもアクセスポイントが追加されまして、中原区内では武蔵小杉駅に設置されました。
これは利用率が比較的高くなりそうです。

■リスト外で接続ができた「東口駅前広場」
リスト外で接続ができた「東口駅前広場」

川崎市から告知されているのは北口と新南口ですが、東口駅前広場においても「かわさきWi-Fi」は実際に接続可能でした。
リスト以外にもすでに設置されている場所、今後順次設置が行われる場所があろうかと思います。

さらに今回は、市内の民間事業者の店舗等にもアクセスポイントが拡充され、一覧で案内されています。中原区内では本日現在、リストに26か所が掲載されています。
この中では「協同組合武蔵小杉商店街」が目を引きますが、これは商店街全体をWi-Fi化しているわけではなく、府中街道沿いの商店街事務所にアクセスポイントを設置したということのようです。

■府中街道沿いの商店街事務所
府中街道沿いの商店街事務所

あの場所で一般の方が接続することは正直考えにくいですけれども、商店街としてWi-Fi化の視点があることは大切ですね。
今後の取り組み拡大にも期待したいと思います。

■川崎市国際交流センター
川崎市国際交流センター

また、川崎市国際交流センターは、公益財団法人川崎市国際交流協会が運営するものとして、民間事業者のアクセスポイントとしてリストアップされています。
「Japan Connected-free Wi-Fi」は外国人観光客等への利便性提供を主たる目的としていまして、施設側のニーズともマッチしたものです。


福田市長の公約においては、公衆無線LANを新しい社会インフラとして位置づけ、川崎市内に1万か所の無料アクセスポイントを整備することを目標として掲げていました。
どの程度のアクセスポイントが妥当かは別としても、少なくとも中原区内において3つの公共施設というだけでは、ユーザー登録を行う動機づけとしては厳しいものがありました。

現実を見ると、実際に川崎市が1万か所を整備することは難しい一方、市内にはすでに各民間事業者が整備したアクセスポイントが多数併存しています。
そうした状況を勘案すると、川崎市と民間事業者のアクセスポイントを横断的に利用できるサービスを導入するのが、より合理的な判断ということになるのでしょう。

■「Japan Connected-free Wi-Fi」のアプリ
「Japan Connected-free Wi-Fi」のアプリ

■「Japan Connected-free Wi-Fi」のユーザー登録
「Japan Connected-free Wi-Fi」のユーザー登録

「Japan Connected-free Wi-Fi」は、前述の通り専用のアプリを使用します。
簡単なユーザー登録(facebookアカウントでログインも可)が完了すれば、すぐにWi-Fiに接続が可能です。

■Japan Connected-free Wi-Fi」ウェブサイト
http://www.ntt-bp.net/jcfw/ja.html

本サービスでは90日間利用がない場合、登録情報は抹消される仕組みになっています。
現段階で利用者は少ないと思われますので、混雑でスピードが遅くなることはとりあえずなさそうです。

■「Japan Connected-free Wi-Fi」のアクセスポイントマップ
「Japan Connected-free Wi-Fi」のアクセスポイントマップ

「Japan Connected-free Wi-Fi」のアクセスポイントは、アプリ及びウェブサイトで確認することができます。

■「紀伊國屋書店武蔵小杉店」のアクセスポイント
「紀伊國屋書店武蔵小杉店」のアクセスポイント

こちらは、「紀伊國屋書店武蔵小杉店」のアクセスポイントです。
事業者は異なりますが、専用アプリで共通の認証により接続することができます。

「Japan Connected-free Wi-Fi」は、外国人観光客等をメインターゲットにしたNTTグループのサービスで、前述の通り90日間利用がない場合は登録データが抹消されます。
再来日するかもわからない外国人観光客にとってはその方がありがたいですし、日本人としても「一時利用」の性質が後腐れがなくてかえって気軽に利用することができるでしょう。

人によって利便性の評価は異なると思いますので、アクセスポイントや使い勝手を確認して判断されると良いと思います。


さて、福田市長の選挙公約「かわさきまるごとWi-Fi化計画」は、単にアクセスポイントを整備するというものではなく、「通信業者からのローミング料で収益をあげるほか、防災・交通・福祉などの新しいビジネスを促進すること」を目的としたものでした。

現時点においてそういった新しい収益構造やビジネスの萌芽は明確には見えていませんが、今後の取り組みを見守ってまいりたいと思います。

【関連リンク】
ガイドマップかわさき
※アクセスポイントの場所が参照できます。
Japan Connected-free Wi-Fi
2012/2/11エントリ 「E PRONTO武蔵小杉店」がパスタメニューと公衆無線LAN「Mzone」を提供開始
2014/4/9エントリ コワーキングスペース「You+」が新丸子駅前に移転オープン
2015/9/26エントリ 福田市長の選挙公約「かわさきまるごとWi-Fi化計画」の一環、中原区役所など公共施設の「なかはらWi-Fi」

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