武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

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2011年
09月23日

「藤子・F・不二雄ミュージアム」鑑賞レポート

hatsushimo.gif

2011年9月3日、ドラえもんの誕生日に、多摩区の生田緑地に
「藤子・F・不二雄ミュージアム」がオープンしました。
藤子・F・不二雄先生の命日にあたる今日、ミュージアムのご紹介を
してみたいと思います。

■藤子・F・不二雄ミュージアム 公式サイト
http://fujiko-museum.com/pc.php

「藤子・F・不二雄ミュージアム」は、武蔵小杉からですと、南武線に
乗って宿河原駅、登戸駅で下車することになります。
このほか、小田急線の向ヶ丘遊園駅も比較的近い位置にあります。

■登戸駅のドラえもんオブジェ
登戸駅のドラえもんオブジェ

前掲の3駅には、藤子・F・不二雄先生のキャラクターのオブジェが
設置
されています。これは登戸駅のドラえもんです。

武蔵小杉駅からは宿河原駅の方が近いのですが、登戸駅からは
ミュージアムまでのシャトルバスが出ていますので、こちらの
ルートを選択しました。

■登戸駅からのシャトルバス
登戸駅からのシャトルバス

登戸駅からのシャトルバスは毎時5本程度運行されているほか、
ピーク時には臨時便も出ています。
バスの車体に藤子・F・不二雄先生のキャラクターが描かれた
ラッピングバス
になっています。

いくつかバージョンがありまして、これは「ドラえもん」のバスですね。

■シャトルバス社内にあしらわれたデザイン
シャトルバス車内にあしらわれたデザイン

シャトルバス車内にあしらわれたデザイン

シャトルバスは車体のラッピングだけでなく車内にもキャラクターの
デザイン
があしらわれています。
写真はブザーボタンと、吊り革です。ドラえもんやパーマンのデザ
インがかわいいですね。

シャトルバスは直行ですので、ブザーボタンは実際に使うことは
ないのですが、押すとランプが点灯します。運転手さんが「何度でも
押してください」
とアナウンスしてくれました。

なお、シャトルバス以外にも小田急線に藤子・F・不二雄ミュージアム
のラッピング電車が運行
されているのですが、こちらは都条例に
抵触しているとの指摘があり、9月までで運行終了
することになって
しまいました。

■カナロコ 小田急F-Trainに都条例がブレーキ、「広告」規制で
月内で運行終了に

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1109230012/

広告物としての規制に抵触するということですが、このラッピング
電車は好評を博していたようですし、非常に残念ですね。

■藤子・F・不二雄ミュージアム
藤子・F・不二雄ミュージアム

今回は一番早い10時のチケットを購入しまして、定刻にはミュージ
アムに到着したのですが、休日ということもあって入口には長蛇の
列ができていました。
実際に入館できるまでには15分程度かかりましたので、この点は
スケジュールを組む上で留意する必要があります。

館内には数多くの原画、資料などが展示されていまして、藤子・
F・不二雄先生の生い立ちや作品の成り立ちを知ることができま
す。
展示室は撮影が出来ませんので、実際にミュージアムでご覧くだ
さい。

また、シアターではミュージアム用に作られた10分程度のオリジナル
映画が上映
されています。
これがなかなか良くできていまして、楽しめました。

■休憩所の「きれいなジャイアン」
休憩所の「きれいなジャイアン」

■屋外広場のパーマン
屋外広場のパーマン

■ドラえもん
ドラえもん

■ピー助とのび太
ピー助とのび太

屋外の広場などは撮影が可能になっていまして、キャラクター達が
各所で来場者を迎えてくれます。

おや、ピー助とのび太の奥の茂みに何か見えるような・・・。

■奥の茂みのバウワンコ像
奥の茂みのバウワンコ像

これは、「のび太の大魔境」のバウワンコ像ですね。
敷地内には、他にもこのような隠れキャラが多数ありますので、
是非探してみてください。

■ミュージアムカフェの待ち時間
ミュージアムカフェの待ち時間

お腹がすいたらミュージアムカフェでランチやおやつをいただく
こともできるのですが、このカフェは人気が高く、私が見ている範囲
では最大90分待ちの状態になっていました。

受付をすると番号札を渡され、その間はミュージアム内を回る
ことができます。
お店の入口にただいまの案内番号が表示されて
いますので、それを確認しつつ待つことになります。

ミュージアムのチケットは時間指定ではありますが入替制ではない
ため、後ろの時間帯になるほど混雑が激しくなっているようです。

■藤子・F・不二雄ミュージアム 混雑発生時の対応について
http://fujiko-museum.com/important/

ミュージアムの公式サイトにもお知らせが出ていまして、これに
よると、来場者の平均滞在時間が想定をはるかに超えているそう
です。
それだけ楽しめる内容ということなのでしょうが、「混雑を気にせず
ゆったりと見られるように」という時間指定チケットのコンセプトは、
実際にはなかなか難しい
ようですね。

■ライブラリー
ライブラリー

ただ、そんな待ち時間にうってつけの場所が、こちらのライブラリー
です。ここには藤子・F・不二雄先生の作品が多数そろえてあります
ので、ここで懐かしいマンガを読んでいるとあっという間に時間は
過ぎてしまいます。

ライブラリーとキッズスペースはフロアが違うのですが、近くの
吹き抜けを見上げたところにカフェの入口があり、そこで番号表示を
視認
することができました。
(※番号表示の看板は固定ではありませんので、置き場所によって
見えないこともあるかもしれません)

■キッズスペース
キッズスペース

また、ライブラリーに隣接して、未就学児を対象としたキッズスペース
も設置
されています。

さて、そうこうしているうちに時間も過ぎまして、カフェに入れることに
なりました。

■暗記パン
暗記パン

■ふわふわ卵のドリアもん
ふわふわ卵のドリアもん

こちらが各種媒体でも取り上げられていた、ドラえもんメニューです。
「暗記パン」は懐かしいですね。
味は正直あまり過大には期待していなかったのですが、「ふわふわ
卵のドリアもん」
は想像以上においしかったです。

■ミュージアムショップ
ミュージアムショップ

一通りミュージアムを回って、お帰りの途中には定番のミュージアム
ショップ
があります。
ここには、藤子・F・不二雄先生のキャラクターグッズが多数揃って
います。子どもたちの人気は、頭にセットできる実物大?のタケコプ
ターだったようで・・・。

大体このようなところで、たっぷり3時間ほどミュージアムを楽しむ
ことができました。
チケットは入場時間が2時間刻みになっていますが、最初の行列で
15分、シアターで10分、カフェの待ち時間で1時間、カフェの食事・
休憩時間で30分とすると、2時間での退場はなかなか難しそうです。

当面、休日は混雑が続きそうですので、滞留しているお客さんの
いない10時のチケットか、平日がお勧めかもしれません。

(今回、入場までの行列とカフェの待ち時間以外は、それほど
混雑でストレスということはありませんでした)

やや交通が不便な場所にありますが、武蔵小杉からは電車と
徒歩でも30分程度で行けますし、お勧めできるスポット
です。

■川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム 入館チケットの川崎市民
向け優先販売のお知らせ

http://kawasaki.fujiko-museum.com/ticket01.html

藤子・F・不二雄ミュージアムのチケットはローソンの各店舗で購入
できるほか、市内のJTBの店舗にて川崎市民向けの優先販売

行っています。武蔵小杉ですと、イトーヨーカドー2階のJTBが
窓口となります。

10月13日から11月6日までは近くの「生田緑地ばら苑」の秋の一般
開放
もありますし、ミュージアムとセットで一日楽しめるコースに
なりそうですね。

■藤子・F・不二雄ミュージアムのマップ
藤子・F・不二雄ミュージアム マップ

【関連リンク】
藤子・F・不二雄ミュージアム 公式サイト
2011/1/21エントリ 中原区役所にドラえもん現る
2011/6/8エントリ 生田緑地ばら苑の春
2011/6/14エントリ 「藤子・F・不二雄ミュージアム」とローソン
コラボ店舗

2011/8/6エントリ 「藤子・F・不二雄ミュージアム」の広報ラッピング
バスが武蔵小杉に登場

2011/9/9エントリ 川崎市Walker 2011-2012年版が本日発売

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