武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2011年
03月11日

大地震により武蔵小杉で大規模な停電が発生

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本日、東北から関東にかけて大きな地震が発生しました。震源地は
三陸沖であり、武蔵小杉からはかなり距離がありましたけれども、
東京都から神奈川県にかけても大きな被害が発生しました。
とりわけ神奈川県においては停電の被害が大きく、武蔵小杉周辺
でも大規模な停電が発生
していました。

私は地震発生時都内におりまして、鉄道の復旧の見通しが立たない
ことから自転車で武蔵小杉まで帰ってまいりました。

■中原街道(東京都内)
中原街道(東京都内)

ここは東京都品川区の中原街道で、川崎市方面に向かう車が渋滞
しています。車はなかなか進まない状況で、自転車の方がかえって
スムーズに進むことができました。

電車が全く動いていないため、徒歩での帰宅をする方が歩道に
あふれ
、普段は見られない人通りになっていました。

■丸子橋まで3km
丸子橋まで3km

自転車でずっと進んでいくと、「丸子橋まで3km」という標識が見え
ました。ここを過ぎると、中原区まではもう少しです。

■丸子橋
丸子橋

ようやく、丸子橋に到着です。
丸子橋も大変な渋滞で、歩道にもたくさんの方が通行していました。

■丸子橋から見た再開発ビル群
丸子橋から見た再開発ビル群

丸子橋から武蔵小杉方面を見ると、手前の建物はいつも通りなの
ですが、再開発ビル群に灯りがついておらず、完全に停電している
ことがわかりました。

■停電した再開発ビル群
停電した再開発ビル群

停電していたのは大半の再開発ビルで、
パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー
パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー
リエトコート武蔵小杉ザ・クラッシィタワー
リエトコート武蔵小杉イーストタワー
THE KOSUGI TOWER
シティハウス武蔵小杉
などが完全に停電していました。これにより、フーディアム武蔵小杉
なども停電し、営業を中止
している状態でした。

また、再開発地区だけでなく、武蔵中原・元住吉方面など広範囲に
わたって停電
していたようです。

■停止した横須賀線駅前の信号とレジデンス・ザ・武蔵小杉
停止した横須賀線駅前の信号とレジデンス・ザ・武蔵小杉

横須賀線武蔵小杉駅前の信号も停止していたのですが、レジデンス・
ザ・武蔵小杉は停電の被害を受けず
、屋上ライトアップも含めて
明るく輝いていました。
今回、再開発地区においてレジデンス・ザ・武蔵小杉のロビーが
避難所として開放
され、停電した再開発ビルの方が誘導されて
集まっていたようです。

ただ、超高層マンションのエレベーターが当然稼働しない状態
なっていましたので、40階、50階といった高層の方も階段を使って
上り下りせざるを得ず、非常に大変だったのではないか
と思います。

■明るく輝く野村不動産武蔵小杉ビル
明るく輝く野村不動産武蔵小杉ビル

また、同様に駅前の野村不動産武蔵小杉ビルも停電せず、まばゆく
輝いていました。
駅前にはタクシー待ちの方が長い行列をつくっていまして、乗車
できるまでにはかなり時間がかかりそうでした。

■閉鎖された横須賀線武蔵小杉駅
閉鎖された横須賀線武蔵小杉駅

■閉鎖された東急武蔵小杉駅
閉鎖された東急武蔵小杉駅

冒頭に申しあげたとおり、鉄道は復旧のめどが立たず、JR、東急
ともに駅は閉鎖
されていました。
東急武蔵小杉駅にはロープが張られ、警備員の方が立っていました。

■中原消防署から出動する消防車
中原消防署から出動する消防車

地震によって各地で火災などが発生していたようで、中原区全域で
ずっとサイレンが鳴り響いているような状況
でした。私が中原消防署
の前を通過したとき、ちょうど消防車が出動するところでした。
火の元には十分注意したいと思います。

停電の被害は都内よりも神奈川県の方が大きかったようで、個人的
な感覚としては、丸子橋を渡ってからの方が街がバタバタしている
印象
がありました。
無事に武蔵小杉に帰りつくことができてほっとしておりますけれども、
街が落ち着くにはまだ時間がかかりそうです。

今回の地震による被害の全容はまだつかめておらず、とても総括
できるような状況ではございませんけれども、やはり防災に対する
備えをし、日ごろから意識を持っておかなければいけない
と痛感した
次第です。

今回の地震ではお亡くなりになった方が多くいらっしゃいます。
末筆ではございますが、心よりご冥福をお祈りいたします。

【関連リンク】
2010/12/17エントリ 武蔵小杉の「ひと」(6):レジデンス・ザ・武蔵
小杉(前編)

2010/12/18エントリ 武蔵小杉の「ひと」(6):レジデンス・ザ・武蔵
小杉(後編)

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2011年
03月08日

サントリー商品開発センターの扉

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2008/3/20エントリで、今井上町のサントリー商品開発センター
取り上げました。建物の前に鳥居が3つ並んでいてサントリイ、と
いう駄洒落が利いていることをご紹介したのですが、今回はまた
別のポイントに注目してみました。

■今井上町のサントリー商品開発センター
サントリー 商品開発センター

こちらがサントリー商品開発センターの建物で、南武沿線道路沿
いにあります。写真左端に小さく見える赤いものが、前回ご紹介
した「3つの鳥居」ですね。

■建物の左端の扉
建物左側の扉

建物の左端を見てみると、写真では少しわかりづらいですが、
白い壁の部分(ガラス面の扉よりも左側)にがついています。
はて、これは・・・。

■扉の裏側
扉の裏側

アングルを回り込んで先ほどの白壁の裏側に回ってってみると、
このように扉の裏側が見えました。

・・・えーと、これはつまり、白い壁の部分を突き抜けられる扉、という
ことでしょうか?

この扉を使わなくても、手前を回れば白い壁の裏側には行けます。
扉の存在意義がよくわからないのですが、いかがでしょうか。
これまたちょっと面白いですね。

■夜のサントリー商品開発センター
夜のサントリー商品開発センター

さて、今度は夜間のサントリー商品開発センターです。この建物は
夜間の照明が美しいのも特徴のひとつで、サントリーのロゴが右手
に白く輝いています。

建物前面はカフェラウンジのようになっていまして、普段利用されて
いるところはあまり見たことがないのですが、こんなところで休憩
できたらな、と思います。

■プランテック総合計画研究所 サントリー商品開発センター
http://www.plantec.co.jp/PROJECTS/category06/suntory/
index.html


■安井建築設計事務所 サントリー商品開発センター
http://www.yasui-archi.co.jp/works/detail/2004_suntory
shohin/index.html


■サントリーモルツ公式ブログ サントリー商品開発センター
http://malts.blog.suntory.co.jp/001466.html

建物の設計を行った事務所のサイトやサントリーモルツの公式
ブログに建物内部の写真も掲載
されていますが、未来的な感じ
のオフィスで、とても綺麗ですね。
こういったところからサントリーの商品が生まれてくるわけですが、
なかなか良い環境のようです。

このオフィスは非常に敷地が広いのですが、敷地の北側の大部分
は空地
になっていまして、お花畑になっています。建物自体も1階
建てで高さを抑えているため、北側の住宅地の日照も損なわず、
景観も含め周辺に配慮した設計
になっています。
この建物は2004年に竣工し、2005年にはグッドデザイン賞も受賞
していますが、そういった周辺に配慮した設計も鑑みて、評価さ
れるのは頷けるところかと思います。

あとは周辺地域との調和のために新商品の試飲会でも・・・などと、
勝手なことを考える次第です(笑)。

【関連リンク】
2008/3/20エントリ サントリーのサントリー

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2011年
02月28日

二ヶ領用水竣工400年プロジェクト

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現在、二ヶ領用水竣工400年プロジェクトが進められており、各地で
記念イベントが行われています。川崎駅地下街のアゼリアでは、
二ヶ領用水の歴史を振り返る展示が行われていました。

■二ヶ領用水竣工400年プロジェクト 二ヶ領ネットワーク
http://www.seseragikan.com/400th/toppage01.html

■アゼリアの二ヶ領用水竣工400年記念展示
アゼリアの二ヶ領用水竣工400年記念展示

ここはアゼリアのうち、川崎市役所方面への出口付近の展示スペ
ースで、以前より市政広報コーナーとなっています。現在、ここでは
「昔懐かし二ヶ領用水」と題した記念展示を見ることができます。

■二ヶ領用水マップ
二ヶ領用水マップ

■新旧二ヶ領用水
新旧二ヶ領用水
新旧二ヶ領用水

展示内容は、二ヶ領用水のマップと、それに対応した二ヶ領用水の
過去と現在の写真を紹介
するもので、それぞれの地域の風景の
移り変わりを知ることができます。
過去の写真の年代はそれぞれに違いますけれども、近年非常に
都市化が進んでいること、過去に比べて水辺が整備されている
ことなどがよくわかりました。

■川崎市建設緑政局 竣工400年記念展示会のお知らせ(PDF)
http://www.city.kawasaki.jp/53/53kasen/home/
nikaryo400/files/file4.pdf


上記の案内を参照すると、この展示会は川崎市建設緑政局と教育
委員会(市立図書館)の主催
で開催されているものだそうです。
川崎市役所本庁舎、高津区役所から今回のアゼリアに場所を移し
つつ展示が行われ、2011年3月3日で終了となっています。
展示期間はもうあとわずかですね。

■かくれた二ヶ領用水を探せ!まち歩きプロジェクト
http://www.seseragikan.com/400th/ivento/2011_
0320_machi/2011_0320_machi.html


記念展示はもう終了してしまいますけれども、竣工400年記念イベ
ントはまだ続きまして、中原区では3月20日(日)に「まち歩きプロ
ジェクト」が開催
されたりもします。
これは、市民活動団体「なかはら散策ガイドの会」の皆さんのガイド
によって、実際に二ヶ領用水の流域を歩いてみるものです。

3月に入ると春の足音も聞こえ、散歩には最適な気候になってきま
すので、こういったイベントでなくても、二ヶ領用水沿いを散策して
みるのも良いと思います。

二ヶ領用水の歴史については2010/6/28エントリなどでも取り上げ
ておりますし、冒頭の「二ヶ領ネットワーク」のサイトでも紹介されて
いますので、ご興味がありましたらご参照くださいね。

■春の二ヶ領用水
春の二ヶ領用水

【関連リンク】
Webなかはらっぱ なかはら散策ガイドの会 基本情報
<武蔵小杉ライフ:生活情報:公園:公開空地 二ヶ領用水
2010/5/16エントリ タンポポの綿毛散るころ二ヶ領用水へ
2010/6/28エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(7):小杉陣屋と次大夫
2010/8/31エントリ 二ヶ領用水・西下橋交差点から等々力緑地付近
2011/1/15エントリ 大寒の頃、二ヶ領用水
2011/2/8エントリ 二ヶ領用水の寒桜と近況

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2011年
02月27日

川崎市のミックスペーパー・プラスチック製容器包装分別が2011年3月より開始

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2010/11/18エントリなどで取り上げてきた川崎市のミックスペーパー・
プラスチック製容器包装の分別がいよいよ2011年3月より開始
され
ます。
ミックスペーパーは全市域で、プラスチック製容器包装については
川崎区・幸区・中原区先行での導入となるものです。

■川崎市 ミックスペーパー・プラスチック製容器包装収集のお知らせ
http://www.city.kawasaki.jp/30/syusyu/contents/
mix_pra/mix_pra.htm


前回エントリ時点ではまだ川崎市のサイトにあまり情報がなかった
のですが、分別開始を控えてさすがに一通りの情報が掲載されて
います。

まずミックスペーパーですが、「汚れた紙・臭いの強い紙」と「資源
集団回収の対象物である新聞紙・雑誌・段ボール・牛乳パック等」
以外のすべての紙類」
とされています。「紙マーク」がついている
ものはこれに含まれることになります。
これに該当するものは紙袋に入れるか紐で縛って収集日に出さな
ければいけません。

何となく再生用の特定の紙に限定されるような印象を勝手に持って
しまっていたのですが、汚れたりしていない限りは紙は基本的に
すべて分別
されることになるわけですね。
排出が「紙袋」か「紐で縛る」ことと指定されているのもポイントで、
今後はミックスペーパー用に紙袋をとっておく必要がありそうです。

続いてプラスチック製容器ですが、「生鮮食品のトレイ、カップ麺の
容器、お菓子などのポリ袋、シャンプーボトルなど、プラスチック素材
でできた容器や包装」
のこととされています。
これらには「プラマーク」がついていますので、それで判別することに
なりますね。

こちらも所定の収集日に分別して排出することになります。

■「紙マーク」と「プラマーク」
「紙マーク」と「プラマーク」

上記はLANケーブルの包装ですが、ご覧のとおり前述の「紙マーク」
「プラマーク」が両方付いています。

包装そのものはプラスチック製容器、包装に付着しているシールが
紙ということですが、本当に正しく分別するとするならば、包装から
シールを剥がしてミックスペーパーとプラスチック製容器に分別する
ことになるのでしょうか。
前掲の川崎市のウェブページを読む限りは、そこまでは明確に要求
されていないようです。

■横須賀線武蔵小杉駅の広報ポスター
横須賀線武蔵小杉駅の広報ポスター

さて、3月からの分別開始を受けて、ここのところ中原区の各地で
ポスターやのぼりなどの広報物が増加しています。
こちらは横須賀線武蔵小杉駅の改札口に設置されていたものです。

■中原生活環境事業所の広報物
中原生活環境事業所の広報物

前回エントリでもご紹介した中丸子の中原生活環境事業所では、
中原区のごみ収集の拠点だけあってさまざまな広報物が設置され
ています。

■中原生活環境事業所の分別案内
中原生活環境事業所の分別案内

のぼりなどは前回もあったのですが、案内看板のところに、ごみ
分別方法の解説が掲示
されていました。

ここはあまり人通りが多いところではありませんので、立ち止まって
掲示を読む方がどの程度いらっしゃるかはわかりませんが、やはり
本拠地ということで、さまざまな啓発活動の一環ということなので
しょう。
こういった広報物のほか、各地での出張説明会なども実施されて
いるようです。

各ご家庭では分別用のごみ箱や排出のための袋など、さまざま
負担も出てきますが、私もまずはしっかり分別に取り組みたいと
思います。
3月の排出分からと考えると、もう2月末の現在から分別はスタート
しているわけですね。

【関連リンク】
2008/6/11エントリ 好きですかわさき愛の街
2020/6/14エントリ 中原区環境“楽習会”レポート
2010/8/29エントリ 中原区エコカフェ開催
2010/10/13エントリ 川崎市のごみ収集車の「キレイクン」と「グリンピー」
2010/11/9エントリ 「第6回エコカフェ」のスケルトンごみ収集車
2010/11/18エントリ 川崎市のプラスチック容器包装・ミックスペー
パーの分別開始に関する広報活動

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2011年
02月25日

「川崎文庫 川崎日和り」

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川崎市経済労働局の発行するガイドブック「川崎文庫 川崎日和り」
が、2010年3月より市役所などで配布されています。

■川崎市観光協会連合会 川崎文庫 川崎日和り
http://www.k-kankou.jp/kkanko/modules/pamph/
index.php?content_id=1


■「川崎文庫 川崎日和り」
川崎文庫 川崎日和り

この冊子は川崎市全域の観光情報を紹介するもので、「地域別」と
「ジャンル別」の2軸で編集されています。
地域別には川崎市を「川崎・幸エリア」「小杉エリア」「溝口・鷺沼エリ
ア」「登戸・新百合ヶ丘エリア」
の4つに区分、ジャンル別には「自然」
「音楽」「文化」「映像」「石碑」「産業観光」「イベント」
の7つに区分して
さまざまな情報が掲載されています。

紙面については前掲の観光協会連合会のウェブサイトにPDFファイル
が掲載
されていまして、そちらで一応全文を参照することができ
ます。
地区別の「小杉エリア」では、等々力緑地、中原平和公園のほか、
常楽寺(まんが寺)や七福神めぐりが掲載
されていました。
その他、ジャンル別のコーナーにも御馴染みのスポットが掲載
されています。

■川崎市役所本庁舎で配布されている「川崎文庫 川崎日和り」
川崎市役所本庁舎で配布されている「川崎文庫 川崎日和り」

この「川崎文庫 川崎めぐり」は、たまたま川崎市役所本庁舎を訪問
した際に見かけたのですが、これまで存在自体知りませんでした。
配布場所が観光協会連合会のウェブサイトに掲載されていますが、
それほど数多くはありません。

■「川崎文庫 川崎日和り」の配布場所
・川崎市観光案内所(川崎駅地下街「アゼリア」インフォメーション横)
・川崎市観光協会連合会(JR川崎駅西口 産業振興会館8階)
・川崎市役所、各区役所、情報プラザ
・国際交流センター(中原区)
※国際交流センターは外国語版(英語・中国語簡体字・中国語繁体
字・韓国語)のみ

中原区内の配布場所は区役所か、外国語版のみ国際交流センター
ということになります。その他観光施設等で個別に置いているところ
があるかもしれませんが、これまで目につきませんでした。

岩波文庫を模したようなデザインで見た目がちょっと面白いですし、
文庫サイズの手軽な冊子ですので、もう少し配布場所を増やすなど
活用法を工夫
しても良いような気がいたします。

■川崎市役所のドラえもん
川崎市役所のドラえもん

ところで、川崎市役所の配布場所のすぐそばには、「藤子・F・不二
夫ミュージアム」開館カウントダウンのドラえもん人形
が置かれて
いました。
このドラえもん人形は現在中原区役所にも来ていまして2011/1/
21エントリ
でご紹介しましたね。

何か用件がなければ、市役所や区役所に行くこともあまりないと
思いますけれども、行ってみるといろいろ発見があったりします。

【関連リンク】
2011/1/21エントリ 中原区役所にドラえもん現る

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2011年
02月23日

南武線快速電車運行開始ポスターと、踏切横断注意

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2011年3月12日からの南武線ダイヤ改正・快速電車運行を控え、
JR武蔵小杉駅など南武線沿線でポスターやチラシを見かけるよう
になりました。

■JR武蔵小杉駅構内のポスター

JR武蔵小杉駅構内のポスター

こちらは横須賀線武蔵小杉駅改札口付近ですが、このようなポス
ターが駅構内に複数設置
されています。南武線カラーで黄色ベース
のデザインになっていますね。

■改札口のチラシ
改札口のチラシ

改札口のチラシ

改札口にはA4サイズのチラシも用意されていまして、こちらは
両面で快速電車および延長・増発についての詳細が記載されて
います。
特に快速電車と各駅停車の乗り換え方法については1ページを割い
て説明されていましたが、武蔵小杉からの利用ですと、あまり乗換え
を意識することはなさそうです。

■JR東日本 2010年12月ダイヤ改正について(PDFファイル)
http://www.jreast.co.jp/press/2010/20100916.pdf

ダイヤ改正の内容については上記リリースに記載されているほか、
2010/9/25エントリでも取り上げておりますので割愛しますが、快速
電車が10時~16時頃に毎時2本運行(増発)されるほか、一部運転
区間の延長や増発
が行われるものです。

■踏切横断のご注意
踏切横断のご注意

さて、こちらはJR川崎駅コンコースですが、快速電車運行と踏切
横断注意のポスターがセット
になっていました。
踏切のイラストが南武線の車両の絵になっていたもので、最初は
「なぜ南武線に特化しているのかしら?」と不思議に思いましたが、
これは良く見てみると、

「今後は駅を通過する電車が増えるため、駅に近接した踏切などで、
以前の電車が減速する感覚で警報機を無視すると大変危険」

ということで、今回特に通過駅を名指しして注意を喚起しているもの
でした。これは思い至りませんでしたが、言われてみれば確かに
その通りです。

■「駅を通過する電車が増えます」
「駅を通過する電車が増えます」

元々きちんと踏切のルールに従っていれば問題ありませんが、
本数が増えて遮断時間が延びることもあり、無理な横断が増加
することも想定されます。
そこに減速せずに駅を通過する電車が登場するわけですから、
事故の増加が懸念されるわけですね。

当たり前の話で大変恐縮ですけれども、踏切は安全に横断したい
と思います。

【関連リンク】
2009/5/13エントリ JR武蔵小杉駅に南武線記念写真スポット登場
2009/7/14エントリ JR武蔵小杉駅の南武線記念写真スポットがバー
ジョンアップ

2010/9/19エントリ JR武蔵小杉駅の南武線記念写真スポット、
その後

2010/9/25エントリ 2011年3月、JR南武線に快速電車導入

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2011年
02月14日

府中街道拡幅:東横化学前の拡幅用地確保

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府中街道の市ノ坪工区の拡幅工事が進み、東横化学の一部敷地が
拡幅用地として確保
されています。

■府中街道拡幅・東横化学付近
府中街道拡幅・東横化学付近

府中街道拡幅事業はかねてから実施されていますが、街道全域は
すでに都市化が進み、そう簡単には進展させることが難しい状況
です。
拡幅工事は工区を分けて進められることとなっており、東横化学前の
信号から市ノ坪交差点までを「市ノ坪工区」として2011年度(2012年
3月まで)に完成させる計画
となっています。

上記の写真の左手が東横化学の敷地ですが、以前は歩道ぎりぎり
まで工場の塀が迫っていたものが後退
し、拡幅用地が確保されて
います。

■東横化学の施設取り壊し
東横化学の施設取り壊し

東横化学の敷地沿いにもう少し進むと拡幅用地が途切れ、東横
化学の建物にぶつかりました。

■東横化学の施設取り壊し(反対側から)
東横化学の施設取り壊し(反対側から)

ここは現在取り壊し工事が行われていまして、この建物がなくなる
「市ノ坪工区」の南端である東横化学前の信号まで拡幅用地が
確保
されることになります。

■東京応化工業付近の拡幅工事
東京応化工業付近の拡幅工事

東横化学付近のほか、市ノ坪交差点寄りの東京応化工業付近
でも拡幅工事は進められていまして、歩道の整備等が行われて
います。
現状でほぼ用地は取得できている状況ですので、あとは道路工
事を進捗させていくフェーズになります。このままいくと、2011年度
での「市ノ坪工区」完成は達成できそう
ですね。

「市ノ坪工区」は、東横化学、東京応化工業、信号器材といった
企業保有地の比率が高く、府中街道の中でも比較的用地取得が
しやすい状況
にありました。
拡幅事業が先行して進められたのは、そのあたりの要因が大き
いものと思います。

今後は市ノ坪交差点から東急ガード下までの「小杉工区」、その
先の「小杉御殿町工区」なども拡幅工事が控えていますが、こちら
については小規模な商店が多い区域になります。
現在「小杉御殿町工区」においても行政と地権者の方の話し合いの
場が持たれている
ようですが、さまざま課題もあろうかと思います。
最終的な拡幅の実現には、相当な時間がかかるのではないで
しょうか。

■東横化学前の工事区間
東横化学前の工事区間

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 府中街道
2007/10/13エントリ 府中街道の歩道
2008/3/11エントリ 府中街道拡幅
2009/7/13エントリ 府中街道拡幅・廃墟のゆくえ
2009/9/9エントリ 府中街道拡幅進捗と武蔵小杉駅南口線のT字路
2009/10/13エントリ 府中街道拡幅用地の更地化
2009/11/6エントリ 府中街道拡幅用地の電話ボックスが消滅
2010/1/5エントリ 横須賀線武蔵小杉駅周辺の信号設置
2010/2/8エントリ 府中街道・武蔵小杉駅南口線の拡幅用地一部舗装
2010/2/27エントリ 府中街道の廃墟取り壊しと拡幅工事進捗
2010/5/4エントリ 府中街道拡幅区間の一部歩道整備
2010/6/14エントリ 東京機械製作所跡地再開発始動と、府中街道と
二ヶ領用水の一体整備案

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2011年
02月13日

JR川崎駅南武線ホームのエレベーターが供用開始

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2011年2月7日より、JR川崎駅南武線ホームのエレベーターが
供用開始
になっていました。

■JR川崎駅南武線ホームのエレベーター
JR川崎駅南武線ホームのエレベーター

このエレベーター設置工事の進捗については、2011/1/16エントリ
で取り上げましたが、その際には工事は2月下旬までと告知されて
いました。
当初の完成予定も2011年3月となっていましたので、予定よりも
前倒し
された形ですね。

今回、私もエレベーターの完成は期待せずに川崎駅まで行ったの
ですが、思いがけず供用開始されていたもので驚きました。

■JR川崎駅コンコースの南武線ホーム行きエレベーター
JR川崎駅コンコースの南武線ホーム行きエレベーター

こちらはコンコース側のエレベーター入口です。ご覧の通り、早速
ベビーカーの方が利用されています。
これにより、東海道線、京浜東北線、南武線の全てのホームに
エレベーターが設置
され、とりあえずバリアフリーアクセスが確保
されたことになります。

■京浜東北線ホームへのエレベーター
京浜東北線ホームへのエレベーター

南武線のバリアフリー化は東急線に比べて立ち遅れながらも、
武蔵小杉駅周辺では2008年ごろから武蔵小杉駅、武蔵中原駅、
向河原駅と順次エレベーターが設置
されてきました。
しかしながら最も早急に設置すべき川崎駅が、どういうわけか最も
後回しの整備
となっており、今回「バリアフリー新法」の設置期限
から少々遅れてようやく供用開始となったものです。

「ラゾーナ川崎プラザ」のオープン以降、川崎駅の商圏が広がり、
武蔵小杉からも多くの方がお出かけになっているようです。これで
川崎駅に出かけやすくなる
、という方も少なからずいらっしゃるの
ではないでしょうか。

【関連リンク】
2008/3/16エントリ 武蔵中原駅のエレベーター、一部完成間近
2008/5/1エントリ 武蔵小杉駅北口エレベーター
2010/8/14エントリ 向河原駅駐輪場のゴーヤー
2010/2/11エントリ JR川崎駅ホームにエレベーター設置へ
2010/10/10エントリ 向河原駅のNEC専用改札口
2011/1/16エントリ JR川崎駅南武線ホームにエレベーター設置
工事中

2011/1/24エントリ JR向河原駅の改良

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2011年
02月02日

ラーメン二郎武蔵小杉店が「こじろう 526」に

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上丸子山王町のラーメン二郎武蔵小杉店が二郎の暖簾を下ろし、
「こじろう 526 武蔵小杉店」として営業
することになりました。

■「こじろう 526 武蔵小杉店」
「こじろう 526 武蔵小杉店」

「二郎」は港区三田に本店を置く有名ラーメン店で、暖簾分けを
した店舗が多数あります。上丸子山王町にあった「武蔵小杉店」は
そのうちのひとつでしたが、今回、何らかの事情で暖簾分けから
「脱退」
する形になったものです。

「こじろう 526」は、雪が谷大塚や日暮里に店舗があるラーメン店
で、元々「二郎武蔵小杉店」の店主だった方が武蔵小杉店を弟子
に譲ってオープンさせています。
私は行ったことがありませんが、やはり二郎に近いラーメンを出す
お店として知られています。

つまり、武蔵小杉店が「二郎」系列から「こじろう 526」系列に変更
された格好になりますが、背景としてはもともとの師弟関係のつな
がりもあったのではないでしょうか。

■店頭のお知らせ
店頭のお知らせ

店頭には、「二郎」の暖簾を下ろすことになった旨が掲示されてい
ます。ここにある通り、基本的には店名の変更のみで、実際に
提供されるラーメンは変わりがない
とのことです。

■「こじろう 526」のラーメン
「こじろう 526」のラーメン

実際にラーメン(650円)を食べて見ると・・・、なるほど、これは確か
に「ラーメン二郎武蔵小杉店」のラーメンですね。脂たっぷり・濃い口
のスープに太麺、そして山盛りのモヤシがお馴染みです。

「二郎のラーメンはラーメンではなく、二郎という名前の食べ物で
ある」
といわれるほど特徴のある味はクセも強く、並盛りでも通常
のラーメンの大盛りサイズであることも相俟って、少々人を選ぶ
お店となっています。
しかしながらハマる人はどっぷりハマってしまうのも特徴で、二郎
ファンは「ジロリアン」と呼ばれて何度も足繁く通ってしまう魔力が
あります。

その「二郎」の中でも武蔵小杉店は少々毛色が違うとも言われて
いまして、好みが分かれる店舗だったようです。

昨年から、「武蔵小杉店が二郎でなくなるのではないか」という
話は一部のジロリアンの間では囁かれていましたが、どのような
事情であったのかはわかりません。
ただ、今後も変わらず「こじろう」としてラーメンを提供し続けるとの
ことですので、ファンの皆様は一安心ですね。

■「こじろう 526 武蔵小杉店」の店舗情報
所在地:中原区上丸子山王町1-1401
営業時間:11:15~14:00 17:00~21:00 (なくなり次第終了)
定休日:火曜日


■「こじろう 526 武蔵小杉店」マップ
「こじろう 526 武蔵小杉店」マップ

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:ラーメン・そば・うどん こじろう 526

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2011年
01月24日

JR向河原駅の改良

hatsushimo.gif

最近、徐々にではありますが、JR南武線各駅の改良工事が進んで
きました。武蔵小杉駅、武蔵中原駅のエレベーター設置等は過去に
ご紹介していますが、今回は向河原駅を取り上げてみたいと思い
ます。

■向河原駅のエレベーター
向河原駅のエレベーター

向河原駅は、相対式ホームの地上駅で、改札口は川崎方面ホーム
にしか設置されていません(2010/10/11エントリで取り上げたNEC
専用改札は立川方面ホームにもありますが)。

そのため、立川方面ホームから改札口を出ようとすると、線路をまた
ぐ跨線橋を渡る必要
がありました。従来は跨線橋にエレベーターも
エスカレーターもありませんでしたので、高齢の方、車椅子の方、
ベビーカーの方は難渋している状況がありました。

昨年、跨線橋に写真のエレベーターが設置されたことにより、この
問題が解消されています。

■改札口からのスロープ
改札口からのスロープ

なお、向河原駅は地上駅ですが、ホームは当然地上よりも少し高い
場所にあります。そのため改札口からホームまではスロープを登る
ことになりますが、このスロープをなだらかに改良する工事も実施
されていました。

さほど急ではないように感じられても、実際に車椅子に座って腕の
力だけで登ろうとするとかなり力が必要
ですので、ここを通行しや
すくすることで、

改札口→川崎方面ホーム→跨線橋→立川方面ホーム

というバリアフリーアクセスが完成したことになります。

■多機能トイレの看板
多機能トイレの看板

最後にもうひとつ、こちらは新しく整備された多機能トイレです。
車椅子対応のほかおむつおむつ交換台も設置され、オストメイトにも
対応
しています。
駅が誰でも利用できるものでなければならないということは、トイレ
も同様の対応が求められるわけですね。

向河原駅は小さな駅ですが、昨年までの改良工事によって、一通り
のバリアフリー対応は完了しています。
横須賀線武蔵小杉駅などもそうですが、このあたりの仕様は最近の
鉄道駅ではもはや常識というか、標準装備
ですね。

■JR川崎駅南武線ホームのエレベーター設置箇所
JR川崎駅南武線ホームのエレベーター設置箇所

なお、バリアフリー対応が進む南武線の駅にあって、最大規模で
ありながらなぜかエレベーターが設置されていなかったJR川崎駅
ですが、このたび設置工事が進んでいます。

この件については、2011/1/16エントリで取り上げましたね。

武蔵小杉駅・武蔵中原駅・向河原駅がバリアフリー化されても、
結局行き先の川崎駅がネックになっていた方も多いと思うのです
が、これがもうしばらくで解消されることになりそうです。
バリアフリー新法が求める鉄道駅のバリアフリー化の目標年次は
2010年中
となっていますので、それにやや遅れる形になります。

■カナロコ JR南武線津田山駅のバリアフリー化、今年中の完成
が困難に

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1006100039/

他の南武線の駅の状況を見ると、上記のようにJR津田山駅におい
ては地盤の問題から完成が延期
となるなど、南武線の完全バリア
フリー化に向けてはまだまだ壁もあるようですね。
このあたりはひとつひとつクリアしていくしかないと思いますが、
なるべく早く全線で完成することを願っています。

【関連リンク】
2008/3/16エントリ 武蔵中原駅のエレベーター、一部完成間近
2008/5/1エントリ 武蔵小杉駅北口エレベーター
2010/8/14エントリ 向河原駅駐輪場のゴーヤー
2010/2/11エントリ JR川崎駅ホームにエレベーター設置へ
2010/10/10エントリ 向河原駅のNEC専用改札口
2011/1/16エントリ JR川崎駅南武線ホームにエレベーター設置
工事中

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