渋川では、昨年より親水遊歩道の整備工事が行われていました。
このうち法政二中・高付近の「巽橋」から「伊勢橋」までの区間については2014年7月に完成し、2014/8/17エントリでお伝えしました。
このたびさらに南側の住吉小学区付近、「伊勢橋」から「矢倉橋」までの区間の整備工事が完了しまして、2015年10月より供用開始されました。
■渋川の親水遊歩道整備マップ
■完成した親水遊歩道
完成した親水遊歩道は、2014年に整備された区間と同じデザインになっています。
基本的にはソメイヨシノの並木がある東側に遊歩道が設置されました。
■親水遊歩道整備工事中の当該区間
こちらは、親水遊歩道工事中の当該区間です。
両側の壁が殺風景な鉄板で渋川はフェンスに覆われていました。
これが見た目にも綺麗になり、遊歩道に降りられるようになりました。
■新区間のポイント「橋」
2014年整備区間で、個人的に不満だったポイントがひとつありました。
それは遊歩道が完全に片側で、渋川を渡る「橋」がなかったことです。
今回の整備区間でも遊歩道のほとんどが片側(東側)のみなのですが、1か所だけ西側に階段が設置され、そこに渡る橋が架けられていました。
■古くから親水遊歩道整備済みのサライ通り付近
昔から整備されていた区間は、遊歩道が両側に何度も切り替わり、その都度橋をわたるようになっています。
遊歩道とはその名前の通り「歩いて遊ぶ道」で、特に子供たちにとってはこの「橋」が非常に重要なポイントだったりします。
昔からの遊歩道に比べると新整備区間は無機質に感じるきらいもありますが、今回、とりあえず1か所だけでも橋が架けられたのは良かったと(相当に個人の感覚的な話ですが)思っております。
■「矢倉橋」以南の駐輪場
さて、「矢倉橋」以南の区間はすぐに渋川上に整備された駐輪場にぶつかりまして、その先は東急線があります。
とりあえずここで、遊歩道の整備は一段落ということになりそうです。
■渋川でお花見をする今井小学校の生徒たち
今回の整備をもって、渋川が二ヶ領用水から枝分かれする起点から、矢倉橋までの整備可能区間に連続的な遊歩道が供用開始されました。
こらの区間はソメイヨシノの名所ともなっていまして、花見のシーズンにはたいへん多くの人が集まります。
来年・2016年の花見シーズンは遊歩道が大幅に拡張された形で臨むことになりますので、多少混雑が緩和されたり、お花見がしやすくなるかもしれませんね。
■完成に近づく法政二中・高の新校舎
この遊歩道沿いでは、2016年度から男女共学化になる法政二中・高の新校舎も完成に近づいています。
桜咲く頃、新しい制服の男女生徒が渋川沿いを歩く姿が見られるようになるでしょう。
【関連リンク】
法政大学第二中学校・高等学校 学校改革プロジェクト 特設サイト
2012/5/29エントリ 法政二中・高が2016年度男女共学化を発表、全校舎を建て替えへ
2012/6/16エントリ 法政二中・高2016年度男女共学化に伴う新校舎建設の事業計画が公示
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2014/1/24エントリ 法政二中・高に並ぶ、新旧時計塔
2014/1/25エントリ 渋川の法政二中・高隣接区間における親水遊歩道整備工事
2014/8/17エントリ 渋川の法政二中・高前の親水遊歩道が供用開始
2015/2/23エントリ 渋川の親水遊歩道が住吉小学校隣接区間まで拡大、整備工事が進行中