2012年4月1日から、川崎市営の駐輪場に指定管理者制度が導入
され、運営が民間に委託されています。
これに伴い、駐輪料金が大幅に値上げされたことは、2012/2/5
エントリでお伝えしました。
川崎市からは、この制度導入により「サービス向上と管理運営の
効率化」が図られるとの告知が行われていましたが、その段階では
「サービス向上」の具体的な内容がわかりませんでした。
その後各地の駐輪場で設備の新設が行われていましたので、
今回は「武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場 第2施設」の現状を
ご紹介したいと思います。
■武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場 第2施設
「武蔵小杉駅自転車等駐車場 第2施設」は、南武線沿いの
マンション「レアリス武蔵小杉」と「セレマークス武蔵小杉」の
間にあります。
指定管理者制度導入前は、「JR武蔵小杉駅自転車等第2駐車場」
という名称だったものが、4月からは現状の名称に変更されて
います。
■機械式駐輪場(自転車)
■機械式駐車場(自動二輪)
■精算機
この駐輪場は、元々は敷地の間の路地だったものを、ほとんど
手を加えずにそのまま駐輪場として活用していました。
それがこのたび、機械式の駐輪設備が新設され、ご覧の通り
生まれ変わりました。
■駐輪場の空き状況表示
また、道路沿いには、駐輪場の空き状況が表示されるように
なりました。
機械式駐輪場の導入は、つまるところ土日の有料化や運営の
効率化に伴って、常時課金システムの整備が必要になったと
いう運営側の事情が大きいものと思います。
一方、それと連動した駐輪場の空き状況表示は、利用者にとっての
サービス向上ということになるのでしょう。
これらの設備は、中原区内の他の駐輪場でも同様に設置が行わ
れています。
指定管理者制度の導入と料金改定によって、川崎市内の駐輪
事情はどのように変わったでしょうか。
制度導入による変化についても、川崎市としての分析、報告が
どこかの段階で必要ではないかと思われます。
【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:駐輪場
2012/2/5エントリ 川崎市営駐輪場が利用料金を2012年4月1日より
大幅値上げ:武蔵小杉駅周辺駐輪場の料金新旧比較一覧