武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2013年
10月11日

ブレーメン通り商店街・川崎信金住吉支店の「豚飼いの像」

 

川崎信用金庫住吉支店の前に、「豚飼いの像」があります。今回はこの像をご紹介してみたいと思います。

■川崎信用金庫住吉支店
川崎信用金庫住吉支店

川崎信用金庫住吉支店は、ブレーメン通り商店街に面した交差点にあります。元「住吉村」だったこの周辺は現在では駅名の「元住吉」が良く知られていまして、支店名も「元住吉」を使う店舗が多くなっています。
「住吉」という地名は東京都江東区など各所にありますので、混同を避ける意味もあるのでしょう。

ただ、川崎信用金庫は川崎市中心の金融機関ですので、元々の地名である「住吉支店」を名称として採用しています。

■川崎信用金庫住吉支店の「豚飼いの像」
川崎信用金庫住吉支店の「豚飼いの像」

■川崎信用金庫住吉支店の「豚飼いの像」
川崎信用金庫住吉支店の「豚飼いの像」

■川崎信用金庫住吉支店の「豚飼いの像」
川崎信用金庫住吉支店の「豚飼いの像」

その住吉支店前のスペースに、この「豚飼いの像」があります。
いつの間にか設置されていたこの像の意味が最初はわからなかったのですが、これはブレーメン市のロイドパサージュ商店街のシンボルとなっている「豚飼いの像」の複製なのだそうです。

ドイツでは豚は縁起のよい動物ですし、ソーセージも伝統的な料理ですね。
こんな「豚飼いの像」があるのも頷けます。

■東急元住吉駅前の「ブレーメンの音楽隊像」
東急元住吉駅前の「ブレーメンの音楽隊像」

なお、「豚飼いの像」は、東急元住吉駅前の「ブレーメンの音楽隊像」と同様に、北海道河西郡中札内村のドイツ風リゾート施設「フェーリエンドルフ」が、ブレーメン通り商店街に寄贈したものです。
この像の設置を受けて、2013年7月28日には記念式典が行われたほか、10月6日開催の「フライマルクト」でも紹介が行われていました。

ブレーメン通り商店街はこうした銅像だけでなく、商店街のアーチやシャッターなど、各所に「ブレーメン」にちなんだ仕掛けがあります。
たいへん賑わいのある商店街ですし、歩いていると楽しい気持ちになります。

【関連リンク】
ブレーメン通り商店街 公式ウェブサイト
2011/12/4エントリ ブレーメン通り商店街のクリスマスと、シャッターの絵
2012/11/13エントリ 東急元住吉駅の「ブレーメンの音楽隊像」

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2013年
10月05日

元住吉の秋の祭典「フライマルクト」「オズフェスタ」2013年10月6日(日)開催

 

2013年10月6日(日)に、元住吉のブレーメン通り商店街において「第9回フライマルクト2013」が開催されます。
また同日、オズ通り商店街においても「第11回オズフェスタ2013」が開催されます。

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■ブレーメン通り商店街
ブレーメン通り商店街

<第9回フライマルクト2013のイベント概要>
■開催日:2013年10月6日(日)※雨天中止
■会場:ブレーメン通り商店街
■URL:
http://www.bremen-st.com/event/freimarkt/
freimarkt2013/index2013.html


■東急元住吉駅コンコース

▼駅内コンサート
 ○住吉小学校(11:00~)

 ○Bトワラーズ(12:15~)
 ○住吉中学校吹奏楽部(12:30~)
 ○ブレーメンバンド(13:00~)
 ○バンザイライフ(13:45~)
 ○LiLi (14:30~)
 ○ブレーメンバンド(15:15~)

■リーフ整骨院前
▼ストリート演奏
 ○バンザイライフ(12:00~)

 ○LiLi(13:00~)

■ストリート演奏(LiLI)
街角コンサート

■住吉神社
▼ちびっこ遊園地12:00~16:00
 ○ボールプール(12:00~)
 ○ガールスカウト
 ○アジのつかみ取りコーナー
(先着100名様 12:00~整理券配布、13:30開始)
 ※1人2匹まで持ち帰れます

■住吉神社のちびっこ遊園地
住吉神社のちびっこ遊園地

■三菱東京UFJポケットパーク
▼JA全農福島 がんばろう福島応援フェア
 福島県より旬の果実や野菜、新米など農産物をお届けします。
 ○食の安全性に向けた取り組みの紹介
 ○食に関するパネル展・映像展
 ○福島県産品販売会

■川崎信用金庫ポケットパーク
 
 
▼ひとみ座公演「ブレーメンの音楽隊」他
 12:30、13:30、14:45、16:00


■人形劇団ひとみ座の「ブレーメンの音楽隊」
人形劇団ひとみ座の「ブレーメンの音楽隊」

■川崎信用金庫
▼子供コーナー
 ○公文式元住吉西口教室
 ○小学館アカデミー

■コミュニティセンター
▼コミュニティセンター前
3種類のソーセージを使った25センチのブレーメン通りオリジナルのホットドッグをご賞味下さい。
 ○ブレドッグ販売
 ○高座豚ソーセージ
 ○ドイツビール
▼コミュニティセンター1F
 ◾ブレーメングッズ販売

■コミュニティセンター前ライオンズ広場
▼ブレーメンエコクイズ大会
第1回13:00~(50名),第2回15:00~(50名) 参加資格:幼稚園児・小学生まで
コミュニティセンター前で先着100名様に整理券を配布します(11:00~)整理券を受け取るときに、どちらの時間帯にするかご希望をお伝えください

■ブレーメン通り商店街のコミュニティーセンター
ブレーメン通り商店街のコミュニティーセンター

■住吉書房正面
▼ふれあいコーナー
 ○子供ファンド
 ○ブレーメン通郵便局

■横浜銀行周辺
▼ふれあいコーナー
 ○ボーイスカウト
 ○関東労災病院
 ○東急元住吉駅
 ○折りの楽しみ
 ○千賀革工芸
 ○アプリ工房
 ○アンペルマンショップ

■東急車輌 電車市場
東急車輌 電車市場

■旧東ドイツの信号機の「アンペルマン」
ドイツ統一のシンボル「アンペルマン」

■横浜銀行付近
▼飲食コーナー
 ○木月1丁目子供会
 ○高座豚手作りハム
 ○ブレドック

■城南信用金庫前
▼福祉コーナー
 ○夢屋
 ○おかし工房しいの実
 ○拡大写本WA
 ○オアシス井田
 ○進和学園

■生ハムのカット
生ハムのカット

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■オズ通り商店街の「オズフェスタ」
オズ通り商店街の「オズフェスタ」

<第11回オズフェスタ2013のイベント概要>
■開催日:2013年10月6日(日)
■会場:オズ通り商店街

■元住吉駅コンコース
▼駅内コンサート
 ○子供チア(11:30~)
 ○住吉中学校吹奏楽部(12:00~)
 ○住吉小学校学習発表会(14:00~)

■駅東口エスカレーター前
▼中原保健所
 ○健康相談
 ○各事業の放送

■被災地産品応援フェアとにぎわい広場
がんばろう福島応援フェア並びに宮城県石巻産品フェア(牛タンつくね串焼き・牛焼・玉こんおでん等)
 ○動物のりもの(無料)
 ○復興カフェ
※被災地より避難してこられた学生・保護者と応援学生による復興カフェ(いも煮会等)

■オズ通り路上
▼大道芸
 ○ピエロ大集合 バルーンアート他

■オズ通り路上パレード
▼お神輿パレード 12:00~(らあめん花月嵐前~)
▼エイサー隊パレード 14:00~(郵便局前~)/16:00~(カレーハウスCoCo壱番屋前~)
サンバパレード 15:00~(らあめん花月嵐前~)

■エイサー隊パレード(2010年)
エイサー隊パレード(2010年)

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「フライマルクト」は、昨年は土日2日間に拡大されましたが、今年は日曜日のみと従来通りに戻りました。
それでも「ブレーメン」「オズ」の両商店街にわたってのたいへん大規模なイベントですので、回りきれないくらいのボリュームがあると思います。

本イベントは雨天中止ですので、いずれせよ本日土曜日は開催できなかったですね。明日の天候は「曇り」ということですので、無事開催できることを期待しています。

【関連リンク】
ブレーメン通り商店街 公式ウェブサイト
モトスミ・オズ通り商店街 公式サイト
2010/10/5エントリ 「第6回ブレーメン・フライマルクト'10」「第8回オズ・フェスタ'10」開催レポート
2011/10/2エントリ 「ブレーメン・フライマルクト」「オズフェスタ」2011開催
2012/10/6エントリ 元住吉の秋の祭典「フライマルクト2012」10月6日、7日開催、「オズフェスタ2012」7日開催

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2013年
10月03日

「第2回関東労災病院 病院祭」が2013年10月27日(日)開催

 

2013年10月27日(日)に「第2回関東労災病院 病院祭」が開催されます。
本イベントでは関東労災病院が一般に開放され、ヘリポート見学や体験企画、健康相談などさまざまな催しが行われます。

■関東労災病院 病院祭開催のお知らせ
http://www.kantoh.rofuku.go.jp/news/tour.html

■関東労災病院
関東労災病院

■第2回関東労災病院 病院祭
▼開催日時:2013年10月27日(日)10:00~14:00
▼開催場所:関東労災病院 1階総合受付広場及び1階外来棟
▼イベント内容:
<病院見学ツアー>
・全6回開催(各回15名・所要時間40分程度)
   ・見学場所…ヘリポート(記念写真撮影)⇒ 手術室 ⇒ MRI室
 第1回 10:10~ ※9/27時点で受付終了
 第2回 10:30~ ※9/27時点で受付終了
 第3回 11:00~ 
 第4回 11:30~
 第5回 12:00~
 第6回 13:00~
※事前申し込み(10月11日まで)が必要です。お申込みにつきましては、前掲の関東労災病院のウェブサイトをご参照ください。
※9/27時点で、すでに第1回・第2回は受付終了となっていました。第3回以降も順次定員に達しているかと思いますので、あらかじめご了承ください。
※10月3日現在、定員に達しました。当日の参加受け付けも若干名行われる予定です。

■見学ツアー 屋上ヘリポートから見た武蔵小杉方面
見学ツアー 屋上ヘリポートから見た武蔵小杉方面

■手術室見学・体験
手術室見学・体験

<関東労災版キッザニア>
・模擬体験内容:15分だけ関東労災病院の子どもドクターになって診察!白衣を着ての記念撮影もあります。
・聴診器体験、模擬点滴体験、エコー体験、顕微鏡体験、心肺蘇生体験
※15分間隔での当日受付を行う予定です。

<リハビリ体験コーナー>
・内容:介助用具展示、転倒予防体操、杖・車椅子体験、障害者体験

■転倒予防体操・車椅子体験・松葉つえ体験
転倒予防体操・車椅子体験・松葉杖体験

<健康チェック>
・内容:血糖値測定、体脂肪測定、骨密度測定

■血糖値測定
血糖値測定

<病院食で美しくなる?!~お母さんと一緒♫サラサラな血液、美肌、美骨のための食事~>
・内容:ポスター展示、サンプル展示・配布、健康チェックの診断結果をもとにした栄養相談

<広めよう咳エチケット、正しい手洗いとスキンケア>
・内容:咳エチケットのポスター展示、ミニレクチャーと実演、正しい手洗いと手指消毒、洗い残しチェック、スキンケアのミニレクチャー

<試して、知って、おくすりのこと>
・内容:おくすり相談、おくすりクイズコーナー、こなぐすり秤量、分包体験コーナー

<骨粗鬆症相談室>
・内容:当院整形外科部長による骨密度測定結果の説明や治療相談

<ビデオ上映>
・内容:患者確認の実際場面やMRI室への金属持ち込みの危険性についてのビデオ上映

<バリダンス>
・内容:バリダンスの講演(12:10~12:40)


■1階でのさまざまな催し
1階でのさまざまな催し

関東労災病院では、2012年12月9日に「病院見学会」を初開催しました。この時の見学会は本サイトでも取材をさせていただきまして、同日のエントリでレポートさせていただきました。
今回のイベントはこれを引き継いだもので、「第2回 病院祭」として開催されます。

目玉企画のひとつだった、ヘリポート見学を含む「病院見学ツアー」は今回も継続して開催されるほか、関東労災版キッザニアなど新企画も盛り込まれています。

前回開催もたいへん好評で、「病院見学ツアー」などはあっという間に定員に到達していました。今回は「コスギフェスタ2013」と同日になりますが、また多くの方が関東労災病院を訪れるのではないでしょうか。
普段はなかなか訪れる機会のない総合病院で、このイベントを通して楽しみつつ医療や健康について理解を深めてみるのも良いと思います。

【関連リンク】
関東労災病院 公式ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:生活情報:病院
2009/1/8エントリ 関東労災病院の新棟
2009/5/25エントリ 武蔵小杉で出産する:関東労災病院(前編)
2009/5/26エントリ 武蔵小杉で出産する:関東労災病院(後編)
2012/12/5エントリ 関東労災病院が2012年12月9日(日)に病院見学会を初開催
2012/12/9エントリ 関東労災病院の病院見学会レポート:屋上パノラマと多彩な催しで初開催

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2013年
08月19日

井田中ノ町商店街で「イダナカ地サイダーフェスタ」開催中、8月31日に紙芝居イベント実施

 

現在、井田中ノ町商店街において「イダナカ地サイダーフェスタ」が開催されています。
協力店舗において日本各地の地サイダーが販売され、2013年8月31日(土)には紙芝居イベントも実施されます。

■「イダナカ地サイダーフェスタ」のポスター
 「イダナカ地サイダーフェスタ」のポスター

 「紙芝居と地サイダーの夕べ」

井田中ノ町商店街は、ブレーメン通り商店街と一続きになっている商店街で、「フォレストコーヒー」「DIVIN」などがあるエリアです。昨年もこのエリアを中心に「もとすみ地サイダーフェスタ」が開催されていまして、本サイトでもご紹介しておりました。

昨年唯一元住吉駅のオズ側から参加していた「てっぺん家」が今年は開催店に含まれておらず、井田中ノ町に地域を絞って「イダナカ地サイダーフェスタ」として開催されることになりました。

■今回の「イダナカ地サイダーフェスタ」参加店
▼参加店舗:※店舗サイトからの案内またはトップページにリンクしています
 ○荏原屋ヴェル店 ※閉店しています
 ○DIVIN(ディヴァン)
 ○ステップハウス

 ○
TOCCO
 ○
フォレストコーヒー
 ○idacafe

■「イダナカ地サイダーフェスタ」参加店舗のマップ
 「イダナカ地サイダーフェスタ」参加店舗のマップ

なお、参加店のうち「荏原屋ヴェル店」は、7月に閉店になっています。また「住吉建材店」「JAセレサ」は、サイダー販売ではなく紙芝居イベント(詳細後述)での参加です。
一方新規店舗では、井田小学校前のコミュニティカフェ「idacafe」が今回より加わっています。

■新規参加の「idacafe」
新規参加の「idacafe」

また、昨年に引き続き、飛び地的に「フォレストコーヒー小杉サライ通り店」でも地サイダー販売を行っています。井田中ノ町はちょっと遠い…という武蔵小杉の方は、こちらが最寄りです。

■飛び地参加の「フォレストコーヒー小杉サライ通り店」
 飛び地参加の「フォレストコーヒー小杉サライ通り店」

■「フォレストコーヒー小杉サライ通り店」の沖縄ソーダ


「フォレストコーヒー小杉サライ通り店」では、4種の沖縄ソーダなどを販売していました。

▼GREEN…シークワーサーとライムソーダ
▼RED…ドラゴンフルーツソーダ
▼BLACK…黒糖ソーダ
▼WHITE…ホワイトソーダ

■「沖縄ソーダ(GREEN)」と「PARADE CIDER」
 「沖縄ソー(GREEN)」と「PARADE CIDER」

今回同店でいただいたのは、「沖縄ソーダ(GREEN)」と「PARADE CIDER」です。「PARADE CIDER」は大阪の地サイダーで、りんごの風味がかすかに漂う一品です。

■Actiz 全国ご当地地サイダー特集 大阪 パレードサイダー
http://www.actiz.jp/cider/html/product/e04.html

「PARADE CIDER」は招き猫がビールジョッキで「千客乾杯」しているデザインが面白く、完全なる「ジャケ買い」ならぬ「瓶買い」でした。
瓶のデザインも、地サイダーのひとつの楽しみでもあります。

個人的にはさっぱりと酸味の利いた「沖縄ソーダ(GREEN)」がより好みの味わいでした。

       ※       ※       ※

さて、冒頭に申し上げた通り、「イダナカ地サイダーフェスタ」では、地サイダーの販売と合わせて紙芝居イベント「イダナカ地サイダーと紙芝居の夕べ」が開催されます。

■「イダナカ地サイダーと紙芝居の夕べ」の開催概要
▼日時:2013年8月31日(土)19:00~
▼会場:井田中ノ町商店街の3か所
※フォレストコーヒー本店、住吉建材、JAセレサ川崎を予定。変更の可能性がありますのでご注意ください。
▼演目:黄金バット、昔話など
▼紹介URL:http://stephouse.jugem.jp/?eid=515(ステップハウス)
 

時間が19時からとやや遅めですが、サイダーを飲みながら紙芝居を見るのも乙なものかもしれません。大人の方も懐かしく感じるのではないでしょうか。

参加各店舗はそれぞれ地サイダーの担当地域がありますので、各地を巡ってみたくなります。

【関連リンク】
Acitiz 全国ご当地サイダー特集
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:洋菓子 パティスリーディヴァン
2010/1/25エントリ 元住吉の家系ラーメン「てっぺん家」
2010/9/5エントリ パティスリー・リュッフェル跡地に「お菓子とジェラートのお店 TOCCO」オープン
2011/12/24エントリ ブレーメン通り商店街のクリスマスイブと、patisserie DIVINのケーキ
2012/4/21エントリ 「フォレストコーヒー小杉サライ通り店」
2012/8/12エントリ 「もとすみ地サイダーフェスタ2012」開催中

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2013年
07月15日

「idacafe」で「モトスミ がん哲学カフェ」が2013年7月20日(土)スタート



2013年7月20日(土)を皮切りに、「モトスミ がん哲学カフェ」がスタートします。
これは川崎市立井田病院 かわさき総合ケアセンター医師の西智弘先生の主催により、がん患者の方、またそのご家族を対象とした対話を「idacafe」において行うものです。


■「モトスミ がん哲学カフェ」の概要
▼日時:1回/月程度 土曜日(不定期) 14時~17時
 7月は7/20(土)、8月は8/10(土)を予定
※完全予約制で1日2~3組、各組1時間程度の面談となります。対話を通じて患者さんやご家族のお気持ちを整理するお手伝いをさせて頂きます(診療行為を行うものではありません)。対象は「がん患者さんおよびそのご家族」です。
※予約が入っていない時間帯は立ち寄りでの面談も可能です。立ち寄り時に満席の場合は、後日の予約を案内させて頂きます。

▼料金:無料 (飲み物は、各自ご注文下さい。 ※カフェ内への飲食物の持ち込みはご遠慮下さい)

▼開催場所:idacafe
(〒211-0034 川崎市中原区井田中ノ町33-9 http://ida-cafe.com/
※東急東横線元住吉駅西口から、ブレーメン通りを抜けて徒歩10分(850m)。井田小学校えんじゅ門の近隣です。
※カフェには駐車スペースがございませんので、お車でお越しの際は近隣の有料駐車場をご利用下さい。

▼事務局/連絡先
申し込み、お問い合わせは下記にお願いします(診療時間中などは電話を取れないことがございますので、できる限りe-mailで申し込み頂けますと幸いです)。9月以降の日時の御案内は1~2ヶ月前までに下記URLのブログ内に掲載いたします。
川崎市立井田病院かわさき総合ケアセンター 西智弘

〒211-0035 川崎市中原区井田2-27-1
TEL: 044-766-2188 FAX: 044-788-0231
e-mail: tonishi0610@hotmail.co.jp / URL: http://tonishi0610.blogspot.jp/

▼西智弘先生プロフィール
川崎市立井田病院 かわさき総合ケアセンター 腫瘍内科/緩和ケア内科 医師
2005年北海道大学卒。室蘭、川崎で家庭医療、内科、緩和ケアを研修後、2009年から栃木県立がんセンターにて腫瘍内科。2012年から現職。緩和ケアを中心に、抗がん剤治療や在宅医療にも関わる。日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医。


一般にはあまりなじみがないかもしれませんが、「がん哲学外来」という取り組みがあります。これは、生きることの根源的な意味を考えようとするがん患者と、がんの発生と成長に哲学的な意味を見出そうとする人との対話の場です。
(NPO法人 がん哲学外来設立趣意書より)
「がん哲学外来」は、がん患者が笑顔を取り戻し、がんを持ちながらもその人生を生き切ることができる社会を達成することを目的としています。

現在、この主旨に賛同した多くの医療者による「がん哲学外来」の取り組みが広がっています。今回の「モトスミ がん哲学カフェ」は、川崎市では初めての実施となるものです。

■「モトスミ がん哲学カフェ」会場の「idacafe」
「モトスミ がん哲学カフェ」の会場の「idacafe」

「モトスミ がん哲学カフェ」会場の「idacafe」

「がん哲学外来」は、院内で実施されるものもありますが、「モトスミ がん哲学カフェ」は、井田病院外の「idacafe」(井田小学校前)が会場となります。

「idacafe」は、最近各地に増えてきた「コミュニティカフェ」と呼ばれるものです。
単にドリンクや軽食を提供するのではなく、カフェ経営を目指す方が「一日店長」ができたり、ワークショップなどのスペースを提供したりしています。
この「idacafe」という場所を軸に、さまざまな人のつながり、何かを形にしたいという思いを後押しすることをコンセプトにしているのです。

■「idacafe」ウェブサイト
http://ida-cafe.com/

■「idacafe」のワークショップの案内
ワークショップの案内

■「idacafe」の駐輪場
「idacafe」の駐輪場

「idacafe」店内は、木をベースにした温かみのある空間になっています。「モトスミ がん哲学カフェ」は、あえて「病院」という場所を離れたくつろぎのスペースで対話をすることを意図されているものと思います。

なお、主催者の井田病院 西智弘先生は、2013/7/8エントリでご紹介した「病院レストランを考えよう!ワークショップ」も主催されていました。
地域の医療をさまざまな角度から支えようとするご活動に賛同し、今回も本サイトでご紹介させていただきました。

■「病院レストランを考えよう!ワークショップ」での西智弘先生
「レストランサポートプロジェクト」
 
■「idacafe」のマップ
「idacafe」のマップ

 【関連リンク】
NPO法人 がん哲学外来
西智弘先生ブログ かわさきOncology&Palliative Care
西智弘先生Twitter @tonishi0610
川崎市立井田病院 売店・レストラン
2011/3/7エントリ 井田山(1):井田山から見る武蔵小杉
2012/1/6エントリ 井田山(2):井田平台公園
2012/5/1エントリ 井田山(3):井田病院の新棟が本日開院
2013/6/1エントリ 井田山(4):中原市民健康の森と、ホタルの放流
2013/5/11エントリ 井田病院において2013年6月29日に「病院レストランを考えよう!ワークショップ」が開催、5月12日朝9時より事前登録開始
2013/7/8エントリ 井田病院の「病院レストランを考えよう!ワークショップ」開催レポート

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2013年
07月08日

井田病院の「病院レストランを考えよう!ワークショップ」開催レポート

hatsushimo.gif

2013年6月29日に、川崎市立井田病院において「病院レストランを考えよう!ワークショップ」が開催されました。
本ワークショップは、患者さんや地域の皆さんと病院のレストランの意義や役割を見つめ直して、「あったらいいな」と思えるレストランの姿を検討するものでした。

当日は医療関係者・地域住民の方など31名が集まり、活発な意見交換が行われました。

■川崎市立井田病院
川崎市立井田病院

本ワークショップの会場は、もちろん川崎市立井田病院でした。
井田病院は地域医療、特にがん医療の拠点となる市立病院です。井田山の上にあり、各所からバスが発着していますので、バスの行き先で見たことがある、という方は多いのではないでしょうか。

規制により外側に看板等を出すことはできませんが、この中にも病院レストラン「ポールライト」が入っています。「ポールライト」については、ワークショップを告知させていただいた2013/5/11エントリでもご紹介しましたね。

■「レストランサポートプロジェクト」発起人の西智弘先生
「レストランサポートプロジェクト」

本ワークショップは、病院レストランを考える「レストランサポートプロジェクト」の主催によるものです。その発起人が井田病院医師の西智弘先生であり、今回のワークショップのガイド役もつとめていらっしゃいました。

冒頭は西先生からのミニ講演という形で、プロジェクトおよびワークショップの説明がありました。概要をざっくりまとめると、以下の通りです。

■西智弘先生による講演の概要
▼待合室をひとつの重要な医療資源と考え、それを有効利用することで医療の改革を進める「待合室から病院を変えよう!プロジェクト」に共感
▼活用されていない医療資源は、待合室の他にもあるのではないか
▼「病気がないと立ち寄らない」病院が、健康時からの健康情報発信基地、医療の「渚」となるためには病院レストランは有効な機能になりえるのではないか
▼話題になった病院レストランはいくつかあるが、多くは「豪華」「ヘルシー」など女性などへの「受け」に寄っている印象があり
▼病院レストランの意義・必要性、望まれる機能などについてワークショップで考えてみたい


■ワークショップの風景
ワークショップの風景

全体2時間30分のうち講演は20分ほどで、ワークショップの中心は参加者による意見交換でした。いわゆる「ワールド・カフェ形式」で、1グループ5、6名を3回ほどシャッフルしながら、病院レストランに対して期待すること、必要と考えることなどを出し合っていくというものです。

■各グループの意見シート(一部のみ)
各グループの意見シート(一部のみ)

各グループの意見シート(一部のみ)

各グループの意見シート(一部のみ)

■ワークショップで出た意見(一部のみ)
▼レストランを図書室の分室にする:本を読みかけになればリピーターになるかも
▼栄養士の常駐:栄養指導をいつでも受けられる→患者が改善した食生活に対するフィードバックが得られる、モチベーションの維持につながる
▼キッチンスタジオの設置
▼病気別(糖尿病やアレルギーとか)の推薦メニュー+レシピの公開
▼患者の家族のための病院食の体験メニュー
▼時間体制サービスの提供:空いている時間の利用→市民のワークショップやイベント会場として(市民が病院を活用できる)
▼「患者さん」→「お客さん」となり自由になれる場
▼畳の空間
▼子供用のスペース、娯楽スペース
▼ノンアルコールカクテルの提供、ケーキの提供
▼面会時間や待ち時間の時間つぶしとしての場:呼び出しシステムがあれば…
▼グループダイエット
▼退院後の食事のお手本としたいメニュー


(※上記は全体のごく一部であり、本サイトが任意にピックアップしたものです。)

とても本エントリではご紹介しきれませんが、各グループでは、実にさまざまな意見が出ました。
単に食事をする場というだけではなく健康をテーマにしたイベントを開催したらどうか?といったものから、あるいはグループダイエットを企画してはどうかなど、「健康」を軸にして「レストランという場」の活用範囲を広げていく意見が多く見受けられました。

実際にやっていくにあたってはいろいろ解決すべきハードルもあるのでしょうが、まずは否定論なしで、なんでもアイデアを出していくことが大切なのだと思います。

想像以上に活発に意見の出し合いは盛り上がりまして、宴もたけなわ…というところで西先生のクロージングでワークショップは終了しました。

       ※       ※       ※

「病院レストランサポートプロジェクト」は、今後1年間の活動を予定しています。
ワークショップで出た多くの意見を踏まえて、今後は西先生をはじめとするプロジェクトのみなさんが、井田病院のレストランにおいて具体的にアイデアを形にしていくことになります。

今後のプロジェクトの進捗についても適時報告されるそうですので、本サイトでも、またどこかの段階でご紹介できればと思います。

■井田病院のレストラン「ポールライト」
井田病院のレストラン「ポールライト」

■「ポールライト」の生姜焼き
「ポールライト」の生姜焼き

お昼時にワークショップが終わりましたので、この日は井田病院のレストラン「ポールライト」で生姜焼きをいただきました。
現状の「ポールライト」は、病院レストランとして何か特別な活用をされているわけではありませんが、日当たりのよい明るいスペースです。また大規模な井田病院の中にあっても、数少ない「医療を受ける」「待つ」以外の場所です。

今後のプロジェクトによってどのような活用が形になっていくのか、個人的にも楽しみにしています。

【関連リンク】
西智弘先生ブログ かわさきOncology&Palliative Care
西智弘先生Twitter @tonishi0610
川崎市立井田病院 売店・レストラン
2011/3/7エントリ 井田山(1):井田山から見る武蔵小杉
2012/1/6エントリ 井田山(2):井田平台公園
2012/5/1エントリ 井田山(3):井田病院の新棟が本日開院
2013/6/1エントリ 井田山(4):中原市民健康の森と、ホタルの放流
2013/5/11エントリ 井田病院において2013年6月29日に「病院レストランを考えよう!ワークショップ」が開催、5月12日朝9時より事前登録開始

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2013年
06月27日

ブレーメン通り商店街の「ふくしま復興支援&地域交流フェスタ」開催レポート

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2013年6月22日(土)、23日(日)の2日間にわたって、ブレーメン通り商店街で「ブレーメンサマーセール2013 ふくしま復興支援&地域交流フェスタ」が開催されました。

■ブレーメン通り商店街のアーチ
ブレーメン通り商店街のアーチ

■元住吉駅前の出店
元住吉駅前の出店

「ふくしま復興支援&地域交流フェスタ」は、主に元住吉駅コンコース、元住吉駅前、ブレーメン通り商店街コミュニティセンター付近を会場として、音楽イベントや福島県の物産販売などを行う催しです。

普段から人通りの多いブレーメン通り商店街ですが、この2日間はいつもにましての賑わいがありました。

■福島市・鈴木養蜂場のはちみつ
鈴木養蜂場のはちみつ

■みちのく福島路ビール
みちのく福島路ビール

福島物産の出店では、福島の野菜やはちみつ、薄皮まんじゅうなど多彩な物産が並んでいました。なかでも目を引いたのは写真の「みちのく福島路ビール」で、米麦酒・レッドエール・ピルスナー・レッドエールの4種用意されていました。
4種セット1,000円で飲み比べをすることもできまして、当日暑い中、このビールを飲む方も多く見受けられました。

■有限会社 みちのく福島路ビール ウェブサイト
http://www.f-beer.com/

■「白河 はとむぎ茶」と「福島 桃の恵み」
「白河 はとむぎ茶」と「福島 桃の恵み」


ソフトドリンクももちろん福島産で、写真は「白河 はとむぎ茶」と「福島 桃の恵み」です。

■「会津地鶏みしまや」の焼鳥
「会津地鶏みしまや」の焼鳥

■十勝中札内・フェーリエンドルフの豚丼
十勝中札内・フェーリエンドルフの豚丼

フード系では、福島産地鶏の焼鳥のほか、北海道の十勝中札内からの出店もいくつかありまして、中札内のドイツ風リゾート施設「フェーリエンドルフ」の豚丼をいただきました。いずれも焼き立てでたいへんおいしかったです。

なぜ十勝? と疑問に思ったのですが、そういえば「フェーリエンドルフ」の運営会社社長は、東急元住吉駅前のブレーメンの音楽隊像を寄贈していました。ブレーメン通り商店街とは、以前から交流があったわけですね。

■会津地鶏みしまや ウェブサイト
http://www.aizujidori-mishimaya.com/

■「フェーリエンドルフ」から寄贈されたブレーメンの音楽隊像
「フェーリエンドルフ」から寄贈されたブレーメンの音楽隊像

■十勝野フロマージュのアイス
十勝野フロマージュのアイス

■十勝野フロマージュのチーズ
十勝のフロマージュのチーズ

豚丼に続いてこちらも北海道十勝から、「十勝野フロマージュ」のアイスとチーズです。
アイスはミルクとチーズの2種がありまして、美味しくいただきました。

■起き上がり小法師絵付け体験
起き上がり小法師絵付け体験

起き上がり小法師絵付け体験

さて、こちらは会場で人気を博していた起き上がり小法師の絵付け体験です。
起き上がり小法師といえば、会津地方の郷土玩具ですね。写真のようにまだ真っ白な起き上がり小法師に、絵の具を使って自分で絵付けをできるというものです。

■プレゼントの起き上がり小法師
プレゼントの起き上がり小法師

絵付け体験の参加者には、もれなく小さな起き上がり小法師がプレゼントされました。
細長い目がかわいいですね。

■「ふくしま八重隊」のパフォーマンス
「ふくしま八重隊」のパフォーマンス

「ふくしま八重隊」のパフォーマンス

各地の物産をいただいたり、絵付け体験をしたりしていましたら、ほどなくステージで「ふくしま八重隊」の皆さんのパフォーマンスが始まりました。

「ふくしま八重隊」は、大河ドラマ「八重の桜」の放送をきっかけに結成された広報キャラバン隊で、新島八重の出身地である福島県を全国に紹介すべく各地でパフォーマンス活動をされています。

■おもてなしキャラバン ふくしま八重隊 ウェブサイト
http://yaetai.jp/

■「Fukurumカード」の紹介
「Fukurumカード」の紹介

本イベントのステージなどで、「Fukurumカード」というものが紹介されていました。
これは福島県と株式会社日専連ライフサービス、財団法人福島県観光物産交流協会が連携して創設したカードです。

このカードで買い物をすると売り上げの一部が風評被害の払拭・福島県産品の振興事業に役立てられるほか、ポイントをためて福島県の特産品、ギフトカードと交換することができます。

■福島県ウェブサイト 「Fukurumカード」
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY
_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=29638


■持ち帰った物産
持ち帰った物産

最後にこちらは、出店で買って持ち帰ったジャンボチョコどらやきと、喜多方しょうゆラーメンです。
ジャンボチョコどら焼きは、福島県伊達市の松本製菓の手によるもので、幼児の顔ほどの大きさがあります。喜多方しょうゆラーメンは、出店で買い物をするごとにいただける福引券で当たりました。

こちらはまた、後日いただきたいと思います。

■だてめがね 株式会社松本製菓
http://www.date-shi.jp/102/post-97.html

本イベントのレポートは、以上です。
ご紹介した以外にも出店はたくさんありましたし、東急元住吉駅コンコースのステージはご紹介していません。ブレーメン通り商店街では今後も継続的に東日本大震災被災地の支援を行っていくことでしょうし、本サイトでもまたご紹介したいと思います。

【関連リンク】
ブレーメン通り商店街 ウェブサイト
2011/3/11エントリ 大地震により武蔵小杉で大規模な停電が発生
2011/3/12エントリ 東日本大震災翌日の武蔵小杉
2011/3/13エントリ 東日本大震災時の武蔵小杉
2011/3/14エントリ 東日本大震災に伴う中原区の輪番停電と、節電活動
2011/3/15エントリ 武蔵小杉で、広がる節電活動
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2011/3/18エントリ 東日本大震災復興支援・川崎フロンターレによる街頭募金活動
2011/3/19エントリ 「2011丸子・小杉花見市」開催中止
2011/3/20エントリ 広がる支援の輪
2011/3/28エントリ 武蔵小杉周辺の東日本大震災復興支援義援金受付
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2012/3/11エントリ 東日本大震災から1年の武蔵小杉
2012/3/26エントリ 「東急武蔵小杉駅春まつり」と、東日本大震災復興を願う千羽鶴
2012/4/4エントリ 東日本大震災被災3県4紙による合同プロジェクト紙面を中原図書館で配布
2012/4/13エントリ 東急武蔵小杉駅改札内の、「春まつり」で折られた千羽鶴
2012/8/13エントリ 「nakool(ナクール)」で劇家・高山広さんの東北復興支援一人芝居ライブを開催
2012/9/14エントリ パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーが川崎市の「高層集合住宅の震災対策に関する整備基準」適合第1号に認定
2012/10/22エントリ 「下小田中小学校おやじの会」が小学校における被災・宿泊体験を実施
2013/2/20エントリ 「ナクール(nakool)」で、劇家・高山広さんの東北復興支援一人芝居ライブ「劇励」第2弾を開催
2013/3/7エントリ とどろきアリーナで「アリーナまつり」2013年3月9日(土)開催、「川崎市青少年フェスティバル」3月17日(日)開催
2013/3/11エントリ 東日本大震災から2年の武蔵小杉
2013/3/25エントリ とどろきアリーナの「東日本大震災復興支援 アリーナまつり」でいただく、東北地方物産
2013/4/9エントリ 高山広さんの東北復興支援一人芝居ライブ「劇励 in nakool」開催報告
2013/5/2エントリ ブレーメン通り商店街のコミュニティセンターで「東日本大震災 福島復興パネル展」が開催
2013/6/9エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街によるもちつき大会が本日開催、収益金を被災地・南三陸町へ

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2013年
06月12日

デニーズ元住吉店跡地の「ライフ中原井田店」が本日グランドオープン

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本日2013年6月12日、尻手黒川道路沿いに「ライフ中原井田店」がグランドオープンしました。

■ライフ 店舗・チラシ情報 中原井田店
http://www.lifecorp.jp/CGI/store/shop.cgi?mode=detail&
area_cd=03&shop_cd=891


■ライフ中原井田店
ライフ中原井田店

この「ライフ中原井田店」のオープンについては、2012/10/24エントリでお伝えしておりました。ここはかつては「デニーズ元住吉店」があった場所で、その跡地にライフが建設されたものです。

昨日11日がプレオープン、本日12日がグランドオープンとなりました。

■「ライフ中原井田店」の駐輪場
「ライフ中原井田店」の駐輪場

「ライフ中原井田店」の駐輪場

「ライフ中原井田店」には、尻手黒川道路の歩道沿いと、井田病院に向かう西側道路沿いに駐輪場が設置されています。平地式ですし、停めやすいですね。

■「ライフ中原井田店」の2階駐車場
「ライフ中原井田店」の駐車場

また、建物の2階には51台分の駐車場が設けられています。この駐車場と1階店舗は階段のほか、エレベーターで移動ができます。
この2階からは、井田山の上の井田病院がよく見えました。

■介添えなどご希望の方のための呼び出しボタン
介添え等ご希望の方のための呼び出しボタン

入口には、介添えなどを希望される方のための呼び出しボタンが設置されていました。最近のスーパーマーケットなどで、こういったボタンを見かけるようになりましたね。

店内の構成自体はごく一般的なスーパーでしたが、通路に余裕があって広々としているのが印象的でした。車椅子やベビーカーなどでも、通行がしやすそうです。
最近よくある純水サービスのほか、本日時点では未設置でしたがATMも設置されるようです。

■「ライフ中原井田店」周辺の新設スーパー
「ライフ中原井田店」周辺の新設スーパー

元住吉駅周辺では、近年マックスバリュエクスプレス木月住吉店、もとまちUnion日吉店なども新たにオープンしていました。上記マップには示していませんが、このほかにも小規模ながらまいばすけっとなどもありますね。

「ライフ中原井田店」がここに加わることになり、また少し競合状況も変わってくるのかもしれません。

【関連リンク】
2007/8/21エントリ 元住吉のエスパ閉店
2007/12/1エントリ 元住吉エスパ跡地に、フジガーデンオープン予定
2007/12/31エントリ FUJI GARDEN元住吉店オープン
2009/10/28エントリ 木月住吉町に「マックスバリュ元住吉店」オープン予定
2009/12/17エントリ 2010年7月、マックスバリュ元住吉店新規オープン、マルエツ元住吉店建て替えオープン
2010/3/22エントリ マルエツ元住吉店とマックスバリュ元住吉店の工事進捗(2010年3月)
2010/5/28エントリ マルエツ元住吉店とマックスバリュ木月住吉店の工事進捗(2010年5月)
2010/7/3エントリ マックスバリュエクスプレス木月住吉店オープン
2012/8/4エントリ 「エスパ」に続く、「FUJI GARDEN元住吉店」の閉店
2012/8/7エントリ ヤマハ音楽院跡地の「(仮称)リンコー日吉ビル」にユニオネックス系列のスーパーが出店へ
2012/10/24エントリ デニーズ元住吉店跡地に「(仮称)ライフ中原井田店」が2013年6月オープンへ
2013/2/7エントリ ヤマハ音楽院跡地の「(仮称)リンコー日吉ビル」に「もとまちUnion」がオープンへ
2013/3/9エントリ ヤマハ音楽院跡地「もとまちUnion」に「はま寿司」などが併設、上階マンションは慶應義塾大学元住吉寮に
2013/3/17エントリ リンコー日吉ビル(慶應義塾大学元住吉寮)1階に「マツモトキヨシ日吉店」が2013年4月1日オープンへ
2013/4/5エントリ ヤマハ音楽院跡地の「もとまちUnion」「はま寿司」「マツモトキヨシ」日吉店がオープン

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2013年
06月01日

井田山(4):中原区市民健康の森と、ホタルの放流

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不定期連載の「井田山」シリーズの第4回です。2012/1/6エントリで予告してから1年5か月が経過してしまいましたが、今回は「中原区市民健康の森」をご紹介したいと思います。

■井田山 中原区市民健康の森
井田山 中原区市民健康の森

中原区市民健康の森は、井田山の西側、井田病院の隣接地にあります。武蔵小杉方面から行く場合は、尻手黒川道路を「井田病院入口」で左折し、矢上川を渡った先の左手になります。

■中原区市民健康の森の駐輪場
中原区市民健康の森の駐輪場

中原区市民健康の森の入口には、道路沿いに駐輪場も用意されていますので、自転車でのアクセスがお勧めです。ここはまだ井田山のふもとですので、駐輪場に至るまではそれほど坂をのぼることはありません。

■ホタルの小川
ホタルの小川

■「ゲンジボタルからの幼虫がいます」
「ゲンジボタルの幼虫がいます」

市民健康の森の入口近くの小川に、現在ご覧のようなネットが張られています。
この小川にはホタルが放流されていまして、夜になるとホタルの光を鑑賞することができるのです。

今年は3月3日にホタルの幼虫が140匹、5月24日には成虫が100匹放流されています。産卵後の幼虫の卵を回収するため鑑賞できるのは6月下旬くらいまでの予定ですので、どうぞお早めにご鑑賞ください。

■ホタルの光
ホタルの光

淡く明滅するホタルの光は、写真ではなかなか伝えることができません。
これは、やはり実際に肉眼で鑑賞するのが一番ですね。

現地のご案内にもあるように、このホタルの放流活動は「中原区市民健康の森を育てる会」の皆様によって行われています。
この会は2001年に地域住民の皆さんが中心となって発足したもので、井田山の里山環境を将来にわたって保全・育成し、環境学習や地域コミュニティの場として、人と自然の共生を図りながら、地元町内会と連携し管理運営を行うことを目的としています。

■小川をわたって
小川をわたって

■足元注意
足元注意

■ギンヤンマの池
ギンヤンマの池

さて、散策路を進んで小川をわたると、「ギンヤンマの池」が見えてきます。ここにもカモさんが泳いでいました。掲示にもある通り、足元にはご注意ください。

この池は、名前からするとトンボの産卵が行われるのでしょうね。

■井田山を登る道
井田山をのぼる道

ギンヤンマの池を横目に散策路を進むと、井田山を登る山道が見えてきました。
もちろん、井田山まできたからには登ってみましょう。

■井田病院につながる道
井田病院につながる道

山道を登るきると、突き当り右手に井田病院につながる道があります。こちらは病院関係者以外通行することはできません。

■どんぐり広場
どんぐり広場

登って突き当り左手が、井田山の上の「どんぐり広場」です。名前の通り、足元を見るとドングリが落ちています。ここにはベンチ以外の何があるわけではないのですが、森の中でふと落ち着ける空間です。

■どんぐり広場からの眺望
どんぐり広場からの眺望

■どんぐり広場から見える武蔵小杉のタワーマンション
どんぐり広場から見える武蔵小杉のタワーマンション

どんぐり広場からは、井田山下の住宅街のほか、遠く武蔵小杉のタワーマンション群も見ることができます。
武蔵小杉駅周辺はほとんど平地ですから、こういった地形が新鮮に感じます。

井田山の中原区市民健康の森は、いつでも自由に入ることができます。
そろそろ蚊が出てくる季節ですから、虫よけなどの対策を忘れずに散策してみてくださいね。

■井田山・中原区市民健康の森マップ
井田山・中原区市民健康の森マップ

【関連リンク】
中原区ウェブサイト 市民健康の森
2011/3/7エントリ 井田山(1):井田山から見る武蔵小杉
2012/1/6エントリ 井田山(2):井田平台公園
2012/5/1エントリ 井田山(3)井田病院の新棟が本日開院
2013/5/11エントリ 井田病院において2013年6月29日に「病院レストランを考えよう!ワークショップ」が開催、5月12日朝9時より事前登録開始

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2013年
05月11日

井田病院において2013年6月29日に「病院レストランを考えよう!ワークショップ」が開催、5月12日朝9時より事前登録開始

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2013年6月29日(土)に、川崎市立井田病院において「病院レストランを考えよう!ワークショップ」が開催されます。
本ワークショップは、同病院医師の西智弘さんを発起人とした「レストランサポートプロジェクト」が主催し、患者さんや地域の皆様と病院のレストランの意義や役割を見つめ直して、皆さんにとって「あったらいいな」と思えるレストランの姿を検討するものです。

本ワークショップは定員40名の事前登録制で、ウェブによる受付が明日5月12日(日)9:00からスタートします。

■「病院レストランを考えよう!ワークショップ」事前登録ページ
http://kokucheese.com/event/index/85090/

■「病院レストランを考えよう!ワークショップ」開催概要
▼日時:2013年6月29日(土) 9:00~11:30 
▼会場:川崎市立井田病院 新棟2階 会議室
    (神奈川県川崎市中原区井田2-27-1) 【交通アクセス】
▼目的: 
①病院レストランとは何か?をもう一度考え直し、病院利用者にとって望ましいレストランの姿を検討する。
②「待合室から医療を変えようプロジェクト※」の理念を、病院レストランをテーマに具体化させる。
▼対象: 病院利用者を中心に、病院レストランに興味のある方 (定員:40名、先着順)
▼内容:
プロジェクトの概要、病院レストランの現況などについての講演後、「病院にこんなレストランがあったらいいな」というテーマでワークショップ(講義のように座ってお話しを聞くだけではなく参加者同士でテーマについて議論をしながら答えを探っていく集まり)を行います。
▼主催:レストランサポートプロジェクト 
   (発起人:川崎市立井田病院かわさき総合ケアセンター 西智弘)
▼後援:待合室から医療を変えようプロジェクト
※待合室から医療を変えようプロジェクト:待合室をひとつの重要な医療資源と考え、それを有効利用することで医療の改革につなげようという活動。2013年3月に公開シンポジウムが開かれ、その後多くのメディアで取り上げられている。主催は、東京大学公共政策大学院 医療政策教育・研究ユニットにおける自主的社会活動である医療政策実践コミュニティ(Health Policy Action Community;略称 H-PAC)。


「病院レストランを考えよう!ワークショップ」

■川崎市立井田病院
井田病院の新病棟(1号棟)

病院に求められる要素とは、もちろん質の高い医療行為そのものであることは間違いありません。
しかしながら、医療サービス全体を見たとき、初めて来院した際の適切なガイダンスや待合室、レストランなど、利用者がストレスなく利用するためには大切な要素がたくさんあります。

体調が悪くて病院に行ったけれども案内は不親切、長時間の待合室は居心地が悪く、質の高い診療を受けた後に入った病院レストランの質が低かった、というとき、利用者は果たして満足できているでしょうか。

本ワークショップは、その中の「病院レストラン」をテーマに設定したものです。

       ※       ※       ※

さて、前掲のワークショップ事前登録ページでも紹介されているように、最近は病院内にレストランなどを設置するところが増えてきました。2012年5月1日に開院した井田病院の新棟においても、1階にドトール、2階にレストランが設置されています。

■1階ロビーのドトール
1階ロビーのドトール

■2階のレストラン「ポールライト」
2階のレストラン「ポールライト」

ワークショップのヒントに、今回は2階のレストラン「ポールライト」を覗いてみましょう。

■「ポールライト」の店内
「ポールライト」の店内

「ポールライト」の店内は井田病院の南側ガラス面に面し、明るい雰囲気になっています。
客席にはクロスがかかり、来客数が多い場合には写真奥のパーテーションを取り外し、席数を増やすこともできます。

■「ポールライト」のメニュー見本
「ポールライト」のメニュー見本

■モーニングセット
モーニングセット

■モーニングセットの紅茶
モーニングセットの紅茶

レストランですから、提供される食事がおいしいかどうかは、当然重要な要素ですね。
一流シェフの名店のような「極上の味」までを求める方は少ないかと思いますが、普通においしいと思える食事は期待したいところです。

■「ポールライト」の手洗い場
手洗い所

「ポールライト」の入口には、手洗い場が設置されていました。ハンドソープと消毒液が用意されています。
病院は通常の施設にもまして清潔に保たれていると思いますが、こういった設備もニーズが高いのではないでしょうか。

■お持ち帰り弁当の案内
お持ち帰り弁当の案内

また入口には、「お持ち帰り弁当始めました」という看板も出ていました。唐揚げ弁当、ハンバーグ弁当、のり弁当、豚生姜焼弁当が390円、ステーキ弁当が450円です。

病院は待ち時間も長いですし、お買い物や料理をする時間がなくなってお弁当が便利な場合もあるかもしれません。「ポールライト」では最初はお弁当はやっていなかったようですが、ニーズに対応して始めたようです。

このように、井田病院のレストラン「ポールライト」を少し見ただけでも、いくつか病院レストランとして考えられるポイントがあるように思います。実際に自分自身や家族が通院・入院して利用してみると、さらにいろいろと見えてくる部分、「こうだったら良いのに」と感じる部分も出てくるのではないでしょうか。

理想の病院レストランはなかなかないと思いますが、なければ地域の利用者目線で具体的に検討してみよう…というのが、今回の「病院レストランを考えよう!ワークショップ」です。

発起人である、井田病院の西智弘さんは、たいへん熱意ある方です。普通に医師としての仕事だけをしていても、誰に責められるわけでもありません。病院全体をより良くしようという思いからこのようなプロジェクトをご自身の意思で立ち上げているわけですから、頭が下がります。
本サイトとしてもそのご活動に賛同し、ご紹介することといたしました。

■川崎市立井田病院 マップ
川崎市立井田病院 マップ

【関連リンク】
川崎市立井田病院 売店・レストラン
2012/5/1エントリ 井田山(3)井田病院の新棟が本日開院

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