武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2008年
02月21日

リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉のロゴ

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉再開発エリア、小杉駅東部地区A地区にオープン予定のリッチモンドホテルプレミア武蔵小杉ですが、先日ホテルの上部にロゴマークが取り付けられていました。
  
■ロゴマーク取り付け後
 ロゴマーク取り付け後
 
あまりよく見えないと思いますので、拡大します。

■ロゴマーク取り付け後(拡大)
ロゴマーク拡大

 
外壁の最上部に設置されているのがわかりますね。このロゴマーク、
夜になると光ったりするのでしょうか。

■リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉 エントランス
リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉 エントランス
 
1階のエントランスも完成しつつあり、2008年3月24日オープンの告知が出ています。

インターネット予約サイトを見ますと、オープン後初の休日となる3月29日(土)など一部のタイプの部屋が満室になっているようです。
まだ大抵空室が残っていますが、各タイプとも残り1桁にはなっていますから、今後埋まっていくのでしょうか。

【関連リンク】
1/18エントリ リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉
 武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区 A地区
リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉 公式サイト

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2008年
02月19日

レジデンス・ザ・武蔵小杉からの眺望(4)

【Reporter:はつしも】

さて、中2日と決めているわけでもないのですが、連載シリーズのレジデンス・ザ・武蔵小杉からの眺望の4回目です。

今日は、レジデンス・ザ・武蔵小杉の東側にあたる小杉駅東部地区B地区~D地区、すなわちNEC玉川事業場の写真をお見せしたいと思います。

■小杉駅東部地区C地区・D地区
小杉駅東部地区C地区・D地区
 
前回のシティハウス武蔵小杉からアングルを少し東に振ると、新幹線・横須賀線の線路を挟んでNEC玉川ルネッサンスシティが見えます。

NEC玉川ルネッサンスシティがC地区、その向こうがD地区となっており、D地区についてはNEC玉川ソリューションセンターが建設されます。

なお、レジデンス・ザ・武蔵小杉の展望ラウンジから見える角度は、東側についてはここが目一杯になります。

■小杉駅東部地区B地区(南部)
小杉駅東部地区B地区(南部)
 
NEC玉川ルネッサンスシティの北側にはB地区があり、こちらもNEC玉川事業場の広大な敷地となっています。ここは展望ラウンジからは見えませんので、24階の廊下から撮影したものです。

この玉川事業場の敷地の横須賀線寄りの部分は、横須賀線武蔵小杉駅の用地として提供されます。

奥には多摩川も見えますね。多摩川の向こう岸には大田区のマンション群が並んでいます。

■小杉駅東部地区B地区(北部)
小杉駅東部地区B地区(北部)
 
さらに北側に目を移すと、B地区のNEC玉川事業場の北端が視界に入ります。写真の中央に緑地帯がありますが、これは玉川事業場内の緑地のようです。

横須賀線のカーブ部分がありますが、この右側で工事が進められています。今回のエントリはここまでですが、横須賀線の工事については次回クローズアップしてみたいと思います。

【関連リンク】
2/10エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉からの眺望(1)
2/13エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉からの眺望(2)
2/16エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉からの眺望(3)
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区

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2008年
02月18日

フーディアム武蔵小杉店の求人

【Reporter:はつしも】

2月17日の新聞折込の求人チラシで、武蔵小杉再開発・小杉駅南部地区E地区(パークシティ武蔵小杉 ステーションフォレストタワー側)に出店するダイエー系スーパー(フーディアム武蔵小杉店)の求人が出ていました。

■ダイエー系スーパーの求人
ダイエー(フーディアム武蔵小杉店)の求人
 
5月下旬オープン予定とのことで、もうそんなに先の話ではありませんね。
2月21日、22日にユニオンビルにおいて、2月29日、3月1日には総合自治会館において面接が行われる予定になっています。

ところで、相変わらずこのスーパーの正式名称は、オフィシャルには発表されていません。商業施設開発をプロデュースしている株式会社MSCのウェブサイトには、すでに「フーディアム武蔵小杉店プロジェクト」と記載されていますが、

■株式会社MSC 進行中プロジェクト
http://www.msc-tokyo.co.jp/shinkochu/index.html

この求人ではどうなっているかというと・・・

■ダイエー系スーパーの仮称
ダイエー(フーディアム武蔵小杉店)の仮称
 
・・・「ダイエーのスーパーマーケット武蔵小杉店(仮称)」ということで。
ずいぶん長い仮称ですが、あくまで正式名称のリリースはしないようです。

■求人のシフト
ダイエー(フーディアム武蔵小杉店)のシフト
 
求人のシフトを見ると、営業時間は7:00~23:00位というところでしょうか。
駅前ですので、それなりに遅くまで営業するようです。

※追記
ナイトスタッフのシフトがありますので、24時間営業の可能性もありますが、とりあえず確実と思われる時間帯を記述しました。

オープンまであと3ヶ月、ダイエー系スーパー以外のテナントについても徐々に情報が出てくるのではないでしょうか。

【関連リンク】
2/9エントリ パークシティ武蔵小杉の商業施設の外装と内容
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区 D・E地区

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2008年
02月16日

レジデンス・ザ・武蔵小杉からの眺望(3)

【Reporter:はつしも】

さて、連載シリーズのレジデンス・ザ・武蔵小杉からの眺望も3回目です。
今回は、リエトコート武蔵小杉から南側にアングルを回していきます。

■中丸子地区B地区・C地区
中丸子地区B地区・C地区
 
レジデンス・ザ・武蔵小杉の展望ラウンジから、真南を向いたところです。
右端にリエトコート武蔵小杉 イーストタワーTHE KOSUGI TOWER、その左に都市計画道路 武蔵小杉駅南口線が通っています。

写真中央の更地は長谷工コーポレーション野村不動産によるマンションが計画されており、その奥にはもう少し小規模なUR都市機構のⅡ-5街区マンションの計画もあります。
そのさらに奥、中丸子地区の南端は中丸子まるっこ公園が整備済みとなっています。

写真左手にクレーンが立ち、建設中のマンションは住友不動産のシティハウス武蔵小杉です。

■C-1-1街区 シティハウス武蔵小杉
シティハウス武蔵小杉

 
シティハウス武蔵小杉にズームしてみましょう。
大きなクレーンが立ち、建設が4,5階くらいまでは進んでいるように見えます。地上22階建てとのことですので、レジデンス・ザ・武蔵小杉の24階と高さはあまり変わらないようです。

こちらは販売開始が当初の予定より延期されており、2008年4月から販売開始と公式サイトには記載されています。

■シティハウス武蔵小杉 公式サイト
http://www.sumitomo-rd.co.jp/mansion/shuto_area/kosugi/


■中丸子地区南端・中丸子まるっこ公園
中丸子地区南端・中丸子まるっこ公園
 
続いて、中丸子地区の南端の方にズームしてみましょう。最初の写真の中央奥の方ですね。

地面が黄色くなっている部分が、すでに整備完了している中丸子まるっこ公園です。公園の左側は、既存の工場で隠れて見えませんが、野村不動産と長谷工コーポレーションが開発する武蔵小杉新駅前B棟の建設が始まっています。

また、公園の北側が、UR都市機構のマンションの予定地となっています。

今回はここまでです。東側のNEC玉川事業場まで入れようかと思いましたが、ちょっと長くなってしまいそうですので、一旦区切ることとしました。

次回をお楽しみに。

【関連リンク】
2/10エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉からの眺望(1)
2/13エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉からの眺望(2)
武蔵小杉ライフ:再開発情報:中丸子地区

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2008年
02月14日

綱島街道拡幅と東京機械製作所

【Reporter:はつしも】

以前より武蔵小杉再開発エリア付近の綱島街道の拡幅工事が進められていましたが、先日、東京機械製作所の敷地の壁が取り払われ、完全に拡幅用地が確保されていることが見えるようになりました。

■東京機械製作所玉川製造所第一工場前の拡幅用地
東京機械製作所玉川製造所第一工場前の拡幅用地
 
こちらは、東京機械製作所玉川製造所第一工場前の拡幅用地です。ずっと高い壁で覆われていたのですが、それがなくなっています。
第一工場により近い位置に、新しい壁ができていますね。

■東京機械製作所玉川製造所第二工場前の拡幅用地
東京機械製作所玉川製造所第二工場前の拡幅用地
 
こちらは、同じく第二工場前の拡幅用地です。こちらは以前から壁ではなく金網のフェンスで覆われていたため、内部は見えていました。しかし、現在では金網から写真のような針金の簡易なフェンスに取り替えられています。

■リエトコート武蔵小杉前の拡幅用地
リエトコート武蔵小杉前の拡幅用地
 
第二工場の向かい側、リエトコート武蔵小杉側も拡幅用地の確保が完了しています。こちらは、歩道部分の敷石も設置されていますね。

■綱島街道拡幅の俯瞰
綱島街道拡幅の俯瞰
 
上記3箇所の拡幅部分を上から俯瞰してみると、このようになります。
写真上部右が第一工場、上部左が第二工場。第二工場の向かい側がリエトコート武蔵小杉となります。

土が露出している部分が拡幅用地の部分で、道路が広くなることがよくわかります。

綱島街道は渋滞しますし、きちんとした歩道にもなっていませんので、拡幅工事の完成は多くの方が期待するところです。ただ、ボトルネックになるのは南武線をまたぐ高架橋で、こちらはまだ拡幅工事のきざしが見えていません。

実際に拡幅が完了して4車線道路として供用されるようになるのは、まだまだ先のことになるのかもしれません。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:東京機械製作所地区(大規模工場跡地地区)
武蔵小杉ライフ:再開発情報:中丸子地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 綱島街道拡幅

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2008年
02月13日

レジデンス・ザ・武蔵小杉からの眺望(2)

【Reporter:はつしも】
 
今日は、2/10エントリの続きということで、レジデンス・ザ・武蔵小杉からの眺望をご紹介したいと思います。

前回はレジデンス・ザ・武蔵小杉の西側、パークシティ武蔵小杉から東京機械製作所までを掲載いたしましたが、今回はもう少し角度を南寄りに振って中丸子地区A地区・B地区までを見てみましょう。

■綱島街道と東京機械製作所、リエトコート武蔵小杉
綱島街道とリエトコート武蔵小杉
 
綱島街道を挟んで、右手に東京機械製作所、左手にリエトコート武蔵小杉があります。写真手前は中丸子地区A地区藍屋・あさくま・ジーンズメイトが入っている建物が半分ほど見えています。

■リエトコート武蔵小杉の共用施設
リエトコート武蔵小杉の共用施設
 
ここで、レンズを少しズームさせてみましょう。
リエトコート武蔵小杉の敷地の、一番武蔵小杉駅寄りの角には共用施設が建設されています。これは公開空地と一体化した半地下のようになっていて、NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントの事務所が入ることになっています。
 
リエトコート武蔵小杉とTHE KOSUGI TOWER
 
さらに角度を南に動かすと、リエトコート武蔵小杉に隠れてTHE KOSUGI TOWERが見えてきます。
また、リエトコート武蔵小杉とTHE KOSUGI TOWERの左手には、都市計画道路 武蔵小杉駅南口線がきれいに整備されていることがわかりますね。

さて、今回はここまでです。
次回はレジデンス・ザ・武蔵小杉の真南(中丸子地区C地区)から南東方向(小杉駅東部地区C地区・D地区)をご紹介する予定ですので、ご期待ください。

【関連リンク】
2/10エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉からの眺望(1)
武蔵小杉ライフ:再開発情報:東京機械製作所地区(大規模工場跡地地区)
武蔵小杉ライフ:再開発情報:中丸子地区

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2008年
02月11日

市長の語る武蔵小杉再開発の商業施設

【Reporter:はつしも】

2007年9月に、川崎市より「川崎再生フロンティアプラン 新実行計画素案」、「新行財政改革プラン素案」が公表されています。2008年度から2010年度までの川崎市の中期計画をまとめたものです。

その内容に関して、阿部市長が市民と意見交換を行う「タウンミーティング」が2007年10月に各区で開催されまして、今回はそのうち中原区で行われたものの議事録から、阿部市長が武蔵小杉再開発の商業施設に関して言及している部分を取り上げてみたいと思います。

まずは議事録の一部から阿部市長の発言を抜粋します。
商店街関係者の方から、武蔵小杉再開発で整備される商業施設と既存商店の競合について質問を受けたことに答弁しているものです。

また少し長いですがご覧ください。
特に武蔵小杉の商業施設に関連する部分は赤文字にしてあります。

(以下抜粋)

■阿部市長
まず商店街の活性化についてでございますけれども、私、いつも申し上げているんですが、お客さんは目の前に無限に近くいる中で、商店が成り立つようにどうするかということなんで、こちらで、行政は素人でございますので、そういう中で、過疎対策なんかでもお客さんが近くまで来るようにという対策はできるんですね。だけど、目の前にいるお客さんに「買い物してください」という行政施策というのはないんですよ、残念ながら。

ですから、ラゾーナ川崎プラザについても、我々にとってできたことは、地元の商店街とできるだけ競合しないで、遠くのお客さんを招き寄せるような、そういう商店街にしてもらうということは、口を酸っぱくして申し上げました。その結果、もちろん競合する部分もあるので、従来からあったアゼリアとか東口の商店街には若干影響が出てきています。

ただ、西口は人の流れが良くなっているので、お客さんが増えてきているということなので、それだけ良くなっているというか、だからあとは、どのようにして遠くから見えたお客さんに買ってもらうかという工夫次第だという意見に今なってきております。

ですから、小杉に1万5,000 人の、かなり所得の高い家庭が増えるということは、それだけ可能性が高くなるということです。当然それを狙ってお店も出てくるだろうと思うんですが、これについても、実は地元の商店街からお客さんを奪うような形じゃなくて、東京や、渋谷や横浜からお客さんを連れてこれるような、そういう施設が望ましいんだよというお話ししているんですね。

実際、新しく移ってこられる方は横浜だとか渋谷のあたり、かなり慣れている人たちだと思うので、おそらく中途半端な商店街を作ったら、地元の人でさえもそこには行かないというように私は思っています。ですから新城なんかについても、やっぱり商売のやり方は時代とともに変わってきているので、ぜひ新しい時代の商売のやり方というのをみなさんで議論して工夫していただきたいし、個別のお店では、やって儲かっているところもあると思うのですが、やっぱり商店街としてどういうやり方をしたらいいか。

例えば高齢化が進んだ時には、お店を構えていてお客さん、いらっしゃいって言って待っているのではなくて、お客さんのところまで出かけて行く、コンシェルジェと言うんですよね、そういう機能を組み込んだ形での商店経営をやっていく。だから逆に言うと、お店に品物がなくても商売ができるようになってくるんですね。

ですから、そういう新しい時代の商売のやり方をぜひやっていただきたいと思うんです。もちろん、人口が増えたりお店が新しく、大型のお店ができると、お客さんも来るけれども、近くのお客さんも奪われる可能性があります。競争は激しくなりますので、しかし、総枠としてパイは増えるんですね。総枠としてはパイが増えるわけですから。その増えるパイを狙って、自分のところがどこをターゲットにしてお客さんになってもらうのか、買い物してもらうのかということを考えていく必要があると思うんです。

今、小杉地区広域商業ビジョン検討委員会を設置して、商業ビジョンづくりを行っているということでありますので、こういった中で十分に議論をしていただきたいと思うんです。イベントなんかも非常に効果があるし、「丸子・小杉桜まつり」なども支援しておりますので、そういった仕掛けを考えていただいて、行政から見ても、ああ、それはいけそうだなと思ったら支援してまいりますので。

ただ、行政は、商売は素人ですので、行政がやってそのままお金を出して、それでやってという支援の仕方はできません。ぜひ、知恵を出し合って、いい方向をめざしていただきたいと思います。

ラゾーナについては外からのお客さんが増えてますよね。あれは溝の口については、私は丸井さんに、こういうこと言っちゃ悪いんだけど、高島屋だったら競合しなくてお客さんが増えたと思うんですよ。丸井さんだと地元と相当、競合しているのではないでしょうか。私はそう思っているんです。

ですから、競争にはなるんだけれども、よそからお客さんがたくさん入ってくるような、そういう商業施策をとらないといけないと私は思います。

川崎駅東口の西武が撤退したの、いい例ですよね。あの西武の店に行くと、池袋の西武とか渋谷のほうがもっといいよってみんな思うから、川崎は便利ですから、みんなあっちへ行くんです。中途半端だったためにですね。あれも、つぶれるのが当然だったんですね、私はそう思います。


(抜粋終わり)

・・・と、いうことで、質問者の商店街関係の方にとってはなかなかシビアな答弁をされていますが、阿部市長が武蔵小杉再開発で想定している商業施設のイメージがわかりますね。

要約すると、武蔵小杉再開発の商業施設像に関して、

1.既存商店は新しい時代に対応して知恵を絞ってほしい
2.再開発で作る商業施設は、既存商店と競合するラインでは駄目。東京や横浜からも集客できるものであるべき
3.ラゾーナは外部から集客できている。溝の口は、丸井では既存商店と競合している。高島屋だったらお客さんは増えたはず。川崎駅東口の西武も同様の失敗。

ということを阿部市長は答弁されています。
阿部市長としては、中途半端な商業施設ではなく、既存の商店とはターゲットの異なる、外部集客のできるハイクラスなテナントを想定していることがわかります。

武蔵小杉で詳細が未公表になっている大規模な商業施設はいくつかあります。

■小杉駅南部地区A地区(こすぎFROM・中原変電所跡地)
小杉駅南部地区A地区 こすぎフロム・中原変電所跡地
 
■小杉駅南部地区C地区(中小企業婦人会館跡地)
小杉駅南部地区C地区 中小企業婦人会館跡地
 
■小杉町3丁目中央地区(中原市民館等跡地)
小杉町3丁目中央地区 中原市民館
 
■東京機械製作所地区(東京機械製作所玉川製造所跡地)
東京機械製作所 玉川製造所
 
このようなところですね。このほか、小杉駅北部地区(ホテル・ザ・エルシィや日本医科大学付属武蔵小杉病院など)など追加になる可能性もありますが、さしあたり置いておきましょう。

とりあえず4つはある程度の規模の商業施設が予定されているわけですが、少なくとも川崎市としては阿部市長の答弁されているイメージのテナントを誘致しているということになるのでしょう。

小杉駅南部地区A地区の一部には高級スーパーが入ることが判明しており、とりあえず阿部市長の見解と矛盾は無いようです。

もちろん、民間事業者側は商売ですので、行政の意向で全てが強制できるものではありません。箱を作って、必ず行政が求めるテナントで埋められるという保証は無いでしょう。そこには景気動向や、個別企業の業績や戦略などさまざまな要素が絡んできますので、一概には言えないところです。

しかし、行政側がどのような商業施設のイメージを持っているのか、公式に出てきたことは今まであまりなかったのではないでしょうか。

それぞれの計画が内々に進捗している以上、この段階で市長の答弁している内容が進行中の現実と乖離しているとは考えにくいですから、大筋は市長の語っている方向性で検討はされているのでしょう。

一部の百貨店の固有名詞まで出して失敗例や望ましいテナントとして挙げたりされているわけですから、市長としては自信をお持ちなのでしょうね。

【関連リンク】
川崎市 川崎再生フロンティアプラン
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区A地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区C地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区中央地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:東京機械製作所地区

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2008年
02月10日

レジデンス・ザ・武蔵小杉からの眺望(1)

【Reporter:はつしも】

先日、レジデンス・ザ・武蔵小杉にお住まいの方のご好意により、レジデンス・ザ・武蔵小杉の24階(最上階)の展望ラウンジ、及び屋上に登らせていただきました。

その際、撮影もさせていただきましたので、ご紹介したいと思います。
一度では掲載しきれませんので、ある程度方角別にエントリいたします。シリーズ物でお楽しみください。

■レジデンス・ザ・武蔵小杉 外観
レジデンス・ザ・武蔵小杉 外観
 
さてさて、やってきました、レジデンス・ザ・武蔵小杉。
武蔵小杉駅から東側に出て、綱島街道をわたったところにあります。
再開発エリアのマンションとしては一番乗りで入居が完了しています。

■レジデンス・ザ・武蔵小杉 展望ラウンジ
レジデンス・ザ・武蔵小杉 展望ラウンジ
 
最上階・24階にある展望ラウンジです。
方角としては建物の一番南側にあり、外から見ても「あれが展望ラウンジかな」というのはすぐにわかるかと思います。

ラウンジ内にはキッチンも設置してあり、パーティなどを開催して眺望を楽しみつつ会食、ということもできるようです。床のフローリングも質感があり、素敵ですね。

■武蔵小杉駅とパークシティ武蔵小杉
武蔵小杉駅とパークシティ武蔵小杉
 
展望は西側と南側が見えるのですが、今回は西側をご紹介しましょう。
パークシティ武蔵小杉と、その真ん中を通る都市計画道路 武蔵小杉駅南口線、その先には東急線武蔵小杉駅が見えます。

左側に見える青い屋根は、東京機械製作所 玉川製造所第一工場です。

■都市計画道路 武蔵小杉駅南口線
都市計画道路 武蔵小杉駅南口線
 
パークシティ武蔵小杉の中央を通る都市計画道路 武蔵小杉駅南口線にズームしてみます。前方右手にフーディアム武蔵小杉店コナミスポーツクラブ武蔵小杉が入る商業施設が見えますね。

都市計画道路の街路樹も植えられて、大分完成に近づきつつあります。

■東京機械製作所 玉川製造所
東京機械製作所 玉川製造所
 
アングルをやや左(南寄り)にずらすと、東京機械製作所 玉川製造所の第一工場(写真右)、第二工場(写真左)がよく見えます。

合計約33,000㎡ということで、こうして見ると、実感としてもかなり面積が大きいですね。第一工場跡地には大型複合商業施設、第二工場には高層マンションが予定されています。

・・・ということで、今回はここまでです。
武蔵小杉再開発では40階、50階といった数字が飛び交っていますので感覚が麻痺していますが、24階は登って見るとかなり高く、武蔵小杉周辺の眺望が非常によく見えました。

西側は特に今後の変化が大きい地区ですので、その変わり行くさまをずっと見ていくことができる、と思うとなかなか興味深いですね。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区 A地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:東京機械製作所地区(大規模工場跡地地区)

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2008年
02月09日

パークシティ武蔵小杉の商業施設の外装と内容

【Reporter:はつしも】

パークシティ武蔵小杉の商業施設ですが、外側を覆っていた足場などが取り払われ、外装に関してはおおむね完成しているようです。

■パークシティ武蔵小杉の商業施設・正面
フーディアム武蔵小杉店/コナミスポーツクラブ武蔵小杉・正面
 
相変わらず看板についてはコナミスポーツのみ設置されており、ダイエー系都市型スーパーについては未設置のままです。

ただし、この商業施設開発をプロデュースしている株式会社MSCのウェブサイトには、すでに「フーディアム武蔵小杉店プロジェクト」と記載されていますので、店舗ブランドは「フーディアム」でおそらく間違いないのではないかと思います。

■株式会社MSC 進行中プロジェクト
http://www.msc-tokyo.co.jp/shinkochu/index.html

これによると、施設概要は下記の通りです。

■施設概要
敷地面積 6,105m2(1,847坪)
建築面積 11,299.17m2(3,418坪)
売場面積 3,008m2(910坪)
建物規模 地上4階
店舗数 14店舗
テナント構成
■1F ダイエー(食品)、スイーツ、ベーカリー
■2F ドラッグストア・サービス
■3・4F コナミスポーツ 

店舗数は14店舗ということで、1Fのダイエーはほぼ想定できますが、スイーツやベーカリーなどでどのような店舗が入るのか気になりますね。

さて、建物を別のアングルから見てみましょう。新丸子東3丁目地区、すなわち商業施設の北側から見てみると、街路樹も植えられて整備が進んでいるようです。

■パークシティ武蔵小杉の商業施設・北側より
フーディアム武蔵小杉店/コナミスポーツクラブ武蔵小杉・北側より
 
ちょうどパークシティ武蔵小杉のモデルルームと商業施設の間に位置しているところですね。駅前ロータリーの完成は平成24年まで持ち越されるようですので、それまで現実的な出入口はここを通るような感じになるのかもしれません。

【関連リンク】
12/27エントリ パークシティ武蔵小杉のコナミスポーツ、他
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区 D・E地区

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2008年
02月08日

武蔵小杉駅北部地区:日本医大再開発のゾーニング

【Reporter:はつしも】

1/31エントリにおいて、川崎市議会の平成19年第5回本会議でたての千秋氏が行った、横須賀線武蔵小杉駅前広場に関する一般質問について取り上げました。

この一般質問では、それ以外にも原修一氏が日本医科大学付属武蔵小杉病院の敷地の再開発動向について質問を行っています。
今回は、その内容を取り上げてみましょう。

まずは議事録からの抜粋となりますが、日本医科大学付属武蔵小杉病院の開発動向に関する部分のみを抽出し、それ以外は省略しています。
ちょっと長くなりますがご覧ください。

(以下、議事録抜粋)

■原修一氏
次は、武蔵小杉の再開発でございます。(略)北側の広大な用地を有します日本医科大学武蔵小杉病院の再開発動向が一番のキーポイントかなと思いますが、病院の動向についても伺っておきます。

■まちづくり局長
日本医科大学武蔵小杉病院の動向についてでございますが、小杉駅北側地区一帯につきましては、関係者による小杉駅北側地区周辺開発連絡会を本年5月に設置し協議を進めてきたところでございます。


日本医科大学武蔵小杉病院の具体的な施設計画などにつきましては、まだ明らかにはなっておりませんが、大学側からは、各ゾーンの基本的な考え方をお示しいただいたところでございます。

■原修一氏
大学側からは各ゾーンの基本的な考え方が示されたということですけれども、大学の校舎とグラウンドと今ある病院のその各ゾーンだと思うんですけれども、そのゾーンがどんなふうになるのか、再度伺いたいと思います。

■まちづくり局長
日本医科大学武蔵小杉病院の基本的な考え方につきましては、対象地区を大きく3つに区分し、武蔵小杉駅に最も近い現在の病院棟のある部分は「暮らしとにぎわいのゾーン」とし、現在の
グラウンド部分は新たに「医療と文教のゾーン」とし、大学校舎がある部分は「福祉と暮らしのゾーン」として活用したい考えであると伺っております。

■原修一氏
ということは、あのグラウンドのところに新しい武蔵小杉病院が新築されると理解してよいのか確認しておきます。さらには、こうした一連の手続と申しますか、都市計画の変更についてのスケジュールはどうなっていくのか、伺っておきます。
 
さて、日本医科大学病院がグラウンドのほうに移転すると、今度はその病院の今建っている跡地の活用ということが注目されます。地元でもいろいろと期待の大きいものがあるわけでございますが、当然地権者の意向もあると思いますが、ホテル・ザ・エルシィもなくなり、コンベンションホール的なホテル機能を有した集会施設のようなものを、何とか市が誘導して検討に加えるべきではないかなと思いますので、そこらの取り組みもありましたらお伺いしたいと思います。

■まちづくり局長
まず、グラウンド部分につきましては、まちづくりの核となる高度医療機関と教育施設を配置する医療と文教のゾーンになると伺っております。

次に、都市計画の手続につきましては、現在、小杉駅周辺地区将来構想案について、パブリックコメント手続条例に基づき、先月26日から今月25日まで御意見をいただいているところでございます。今後、提出された御意見を参考として、将来構想を策定する予定でございます。

今後の取り組みといたしましては、平成20年度に都市計画マスタープランまちづくり推進地域別構想を策定し、地区計画などの手続を経て、事業化の促進や適切なまちづくりの誘導を図ってまいりたいと考えております。

次に、都市的施設としての本市の広域拠点を目指す小杉駅周辺地区には、ホテルやコンベンションホールが必要な機能であると認識しております。

日本医科大学武蔵小杉病院の跡地利用では、大学が進める事業ですが、大学に対して地元の要望をお伝えし、あわせて整備に向けた働きかけを行ってまいりたいと考えております。


(抜粋終わり)

・・・要約すると、

1.日本医科大学付属武蔵小杉病院の敷地を3つにゾーニング
①現病院棟の敷地は「暮らしとにぎわいのゾーン」
日本医科大学付属武蔵小杉病院
 
②グラウンドの敷地は「医療と文京のゾーン」
日本医科大学グラウンド
 
③大学校舎の敷地は「福祉と暮らしのゾーン」
日本医科大学新丸子校舎
 
2.「医療と文京のゾーン」には高度医療機関と教育施設を配置

3.「暮らしとにぎわいのゾーン」にはエルシィに代わるホテルやコンベンションホールを行政として働きかけ行う

ということになろうかと思います。マップにすると以下のようになりますね。

■武蔵小杉駅北部地区再開発マップ
武蔵小杉駅北部地区再開発マップ
 
各ゾーンの名称は多少内容をぼやかしたものになっていますが、大まかな方向性は想像できます。とりあえず、病棟は現在のグラウンドに移転し、武蔵小杉というよりは新丸子が最寄り駅になりそうです。

現在最も武蔵小杉駅に近い、現病院棟の敷地がどのように利用されるのか、議事録にあるとおりホテルやコンベンションホールなどが整備されるのか、注目されますね。

加えて、大西学園や新日本石油の社宅の敷地の動向については全く言及されていませんでしたので、そちらも確認していきたいと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
1/31エントリ 横須賀線武蔵小杉駅・駅前交通広場の図案

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