武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2016年
08月20日

ららテラス武蔵小杉にロールケーキ「イリナ」、焼きたてパイ「パイキング」、ファッション雑貨「サルデバル」が8月19日・20日連続オープン

【Reporter:はつしも】

ららテラス武蔵小杉に、この2日間で新店舗3店が登場です。

2016年8月19日に「irina(イリナ)」、「Pie King(パイキング)」、8月20日に「salle de bal(サルデバル)」がオープンしました。

■「irinaららテラス武蔵小杉店」
「irinaららテラス武蔵小杉店」

「irina」のロールケーキ

まず、1階の「四季の味 献心亭 匠」の跡地には、ロールケーキの「irina」と、その新ブランドである「Pie King」がオープンしました。

そのうち上記写真の「irina」については、2016/6/15エントリで出店第一報をお伝えしておりました。

■「irina」と「Pie King」コラボのロールケーキタワー
「irina」「Pie King」コラボのロールケーキタワー

ご覧のとおりカラフルでポップなロールケーキが看板商品で、その中でもカラフルなミニロールケーキをタワーにした「ロールタワー」が、同店のシンボルとなっています。

こちらのタワーには、同店の新ブランド「Pie King」の名前もありました。

■焼きたてパイ専門店「Pie King」
焼きたてパイ専門店「Pie King」

「Pie King」

続いて「irina」と隣接して同店が新ブランドとして立ち上げたのが、本サイトで事前情報としてお伝えしていなかった「Pie King」です。
同店は焼きたてパイの専門店で、王冠の形をしたパイが看板メニューとなっています。

■えん食べ “パリパリッ”な焼きたてパイ専門店「Pie King(パイキング)」、武蔵小杉にオープン!

http://entabe.jp/news/gourmet/13110/pie-king-opens-in-musashikosugi

「Pie King」については新ブランドのため情報が少ないのですが、上記ウェブサイトでも紹介されていましたので、ご参照ください。



■2階にオープンした「salle de bal」
2階にオープンした「salle de bal」

そして、「irina」「Pie King」に続いて本日オープンしたのが、ファッション雑貨の「salle de bal」です。

同店は女性向けのファッション雑貨・アクセサリー・シューズ等を販売するセレクトショップで、トレンドアイテムとヴィンテージアイテム両方を展開させています。

同店の出店については、2016/7/21エントリで第一報をお伝えしておりました。

この区画はかつては「TOPKAPI Journey」が営業をしていましたが、閉店したのちに浴衣を販売する催事場として期間限定で活用されていました。



さて、ららテラス武蔵小杉では、現在はさらに2区画が空き区画となっています。

■2階「SHOE BAR」跡地
「SHOE BAR」跡地

「SHOE BAR」跡地

「salle de bal」と同じ2階では、「SHOE BAR」が7月3日をもって閉店していました。

■3階「フララニハワイ」跡地
3階「フララニハワイ」跡地

3階「フララニハワイ」跡地

そして3階では、「フララニハワイ」も7月24日をもって閉店しています。

■ららテラス武蔵小杉出店予定「OJICO(オジコ)」
「OJICO(オジコ)」

ユニークな絵柄

一方、2016/7/21エントリでお伝えした通り、ららテラス武蔵小杉にはオリジナルTシャツの「OJICO」が出店を予定しています。

現状の2つの空き区画のうちいずれかに、同店が入居する形になるものと思います。

それでも空きがまだもう1区画残っていますので、いずれ何らか店舗が入ることになるでしょう。
フロアが2階または3階ですから、ファッション系の可能性が高いですね。

この半年ほどの間にららテラス武蔵小杉ではかなり店舗が入れ替わりましたが、これで一段落ということに、果たしてなるでしょうか。

【関連リンク】
irina ウェブサイト
サルデバル ブランドサイト
OJICO ウェブサイト
ららテラス武蔵小杉 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:大型商業施設 ららテラス武蔵小杉
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南口地区 C地区
2014/4/17エントリ 「ららテラス武蔵小杉」プレス・関係者・地元向けプレオープンレポート
2014/4/18エントリ 「ららテラス武蔵小杉」の駐輪場ガイド
2016/6/5エントリ ららテラス武蔵小杉「過門香」跡地に中華惣菜店「紅燈籠」が6月17日(金)オープン、武蔵小杉の運営会社「東方紅」が武蔵小杉東急スクエア「上海灘」に続き地元出店
2016/6/15エントリ ららテラス武蔵小杉にロールケーキタワーの「irina(イリナ)」が今夏出店決定、既存店舗と入れ替えへ
2016/7/21エントリ ららテラス武蔵小杉で店舗一斉入れ替え。「irina」に続き「サルデバル」「OJICO」「はなまるダイニングセレクト」出店決定、「たごさく」「匠」「フララニハワイ」閉店

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2016年
08月14日

リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉隣接のビジネスホテル計画が格安ホテル「スーパーホテル」に決定

【Reporter:はつしも】

リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉隣接の「株式会社川崎バルブ」の用地に、同社所有によるビジネスホテル建設が行われることを、2016/1/20エントリで第一報としてお伝えしました。

その段階ではまだビジネスホテルの内容は不明でしたが、このたび大阪を拠点に全国展開を行う格安ホテル「スーパーホテル」がオープンすることがわかりました。

■「スーパーホテル」の既存店舗
「スーパーホテル」の既存店舗

「スーパーホテル」の既存店舗

「スーパーホテル」の特徴は、徹底したコストダウンです。

●自動支払機の導入(レシートに部屋の暗証番号が記載)
●フロント完全停止時間の設定(その間はチェックイン不可)
●廊下・エレベーターにおけるエアコン停止
●足のつかないベッドによる、ベッド下清掃の効率化

上記のような工夫を積み重ねることで、ホテルの立地等にもよりますが廉価な宿泊価格帯を実現しています。

■「スーパーホテル」のオーナーとなる「川崎バルブ」の用地
オーナーとなる「川崎バルブ」の用地

■「総合企画・監理 スーパーホテル」
総合企画・監理「スーパーホテル」

また「スーパーホテル」は、多くの店舗を直営ではなく、土地オーナーとの建物一括賃貸契約やフランチャイズ契約により展開しています。

武蔵小杉においても、土地およびホテル建物のオーナーはあくまでも「川崎バルブ」であり、「スーパーホテル」は総合企画・監理としてかかわっています。

現地には道路からはかなり見えづらいですが、「スーパーホテル」の看板が上記のとおり掲示されていました。

ホテルはすでにお伝えした通り10階建てで、シングルを中心に140室ほどが用意される予定です。

■リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉そばに建設中の「川崎バルブ」新事務所
リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉そばに建設中の「川崎バルブ」新事務所

■「川崎バルブ」新事務所建設の看板
「川崎バルブ」新事務所建設の看板

そして「川崎バルブ」は、土地のすべてをホテル用地とするのではなく、一部を残して新事務所を建設する形になりました。

リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉そばに、その新事務所の建設が進められています。
ホテルよりもこちらが最初に建物躯体が出来上がってきました。

■「スーパーホテル武蔵小杉」周辺マップ
「スーパーホテル武蔵小杉」周辺マップ

新事務所は9月末ごろに工事が終了する見込みですが、10階建てのホテルはさすがにまだまだ時間がかかります。
現状、「スーパーホテル武蔵小杉」は2017年6月完成を予定しています。

■隣接の「リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉」
隣接の「リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉」

■新本館がオープンした「ホテル精養軒」
新本館がオープンした「ホテル精養軒」

「スーパーホテル武蔵小杉」の隣接地には、2008年にオープンした「リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉」があります。

また小杉町3丁目には、老舗の「ホテル精養軒」が2016年1月に新本館をオープンさせています。

「ホテル・ザ・エルシィ」が2007年9月に閉鎖されて以降、このふたつが武蔵小杉駅近くの主たるホテルということになりますが、これらはいずれも廉価ホテルではありません。

「スーパーホテル武蔵小杉」は前述のとおり徹底したコストダウンによる低価格が売りのホテルですので、既存のホテルとはまた違ったニーズに対応できるのではないでしょうか。

隣接のリッチモンドホテルプレミア武蔵小杉は高い稼働率を維持していることもあり、十分収益が見込めるという想定かと思います。

【関連リンク】
スーパーホテル ウェブサイト
リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉 ウェブサイト
ホテル精養軒 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区
2008/1//27エントリ ホテル・ザ・エルシィ解体開始
2008/3/24エントリ リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉オープン
2008/4/21エントリ 中原消防署 新庁舎移転
2011/5/22エントリ リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉の窓掃除
2012/8/23エントリ 武蔵小杉の不動産屋さん「帝観ホテル」と、「ビジネスホテル小杉」
2016/1/15エントリ 「ホテル精養軒」の新本館がグランドオープン、レストランラウンジで「おかし工房しいの実」コラボのシフォンケーキ提供中

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2016年
08月13日

高所作業で、吸盤を使いこなす。武蔵小杉駅西街区ビル「KOSUGI PLAZA」の窓掃除

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉のビルの窓掃除を見守る不定期連載シリーズ、2013/11/25エントリ以来2年8か月ぶりの登場となります。
今回は東急武蔵小杉駅南口に建設された大型パチンコ店「KOSUGI PLAZA」の窓掃除をご紹介したいと思います。

■「KOSUGI PLAZA」
「KOSUGI PLAZA」

「KOSUGI PLAZA」は、かつては東急武蔵小杉駅南口に低層の商業ビルとして長年営業をしていましたが、「武蔵小杉駅南口地区西街区第一種市街地再開発事業」の進捗により、2012年12月16日をもっていったん閉店し、2013年4月2日に西街区再開発ビル「小杉コアタウン」の一部として再オープンしました。

「小杉コアタウン」における新「KOSUGI PLAZA」は、4フロア・パチンコ920台を擁する地域最大規模の店舗となり、壁面もガラス張りで特徴的なデザインがほどこされた建物に生まれ変わりました。

■「KOSUGI PLAZA」の窓掃除
「KOSUGI PLAZA」の窓掃除

ガラス張りのビルになれば、当然高所作業による窓掃除が行われることになります。
ゴンドラが設置された高層棟のエクラスタワー武蔵小杉とは違い、ここではロープに吊られて清掃を行います。

■ガラス面以外の部分の清掃
ガラス面以外の部分の清掃

窓掃除といっても、もちろんガラス面以外の部分も同様に清掃を行います。
どの程度の頻度で実施されているのかはわかりませんが、定期的な清掃が欠かせません。

■吸盤での位置固定
吸盤での位置固定

吸盤での位置固定

さて、ロープに吊られての作業で今まで疑問に思っていたのは、風などに揺られて安定が悪くないだろうか、ということでした。

ここで清掃員の方の左手にご注目ください。
左手には常に吸盤を持っていて、これを壁面に吸い付けることで位置の固定を行っていたのです。

これは今回、初めてわかった収穫です。

■左右への移動
左右への移動

吸盤や壁面の凹凸を活用して、清掃員の方は左右への移動を行います。
これでまんべんなく、壁面全体を清掃していくことができました。

■こすぎコアパークの立ち入り禁止エリア
こすぎコアパークの立ち入り禁止エリア
この場所は下部の駐輪場入口に屋根がありますから、清掃の落下物が歩行者に当たってしまうリスクは少ないでしょう。
ただ、それでも強風に吹かれることもあるでしょうし、一応こすぎコアパークの一部では、カラーコーンで立ち入り禁止エリアが設定されていました。

■1階部分の壁面清掃
1階部分の壁面清掃

また、1階部分については、地上から長い清掃用具を使って清掃が行われていました。
こちらは高いところが苦手でも作業ができそうですね。


不定期連載の窓掃除シリーズも、今回で15回目となりました。
2年8か月の間にまたビルも増えていますから、また登場することがあるかもしれません。

【関連リンク】
(窓掃除関連)
2009/2/16エントリ パークシティ武蔵小杉の窓掃除
2009/6/8エントリ シティハウス武蔵小杉の窓掃除
2009/7/15エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの窓掃除
2009/9/15エントリ 武蔵小杉タワープレイスの窓掃除
2010/4/13エントリ THE KOSUGI TOWERの窓掃除
2010/5/20エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉の窓掃除
2010/9/24エントリ 野村不動産武蔵小杉ビルN棟の窓掃除
2010/11/21エントリ アルファシステムズの窓掃除
2011/5/22エントリ リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉の窓掃除
2011/7/15エントリ 野村不動産武蔵小杉ビルS棟の窓掃除
2011/8/14エントリ 武蔵小杉STMビルの窓掃除
2011/12/10エントリ シティハウス武蔵小杉の窓掃除、ふたたび
2013/05/25エントリ 中原区役所の窓掃除
2013/11/25エントリ セントア武蔵小杉の窓掃除と、沖縄料理店「あかゆら」ランチ営業開始

(KOSUGI PLAZA関連)
西街区の「KOSUGI PLAZA」がエクラスタワー商業施設移転のため閉店
2013/2/15エントリ エクラスタワー武蔵小杉のパチンコ店「KOSUGI PLAZA」の電飾看板
2013/2/27エントリ エクラスタワー武蔵小杉が竣工、パチンコ店「KOSUGI PLAZA」壁面に屋外ビジョンが設置
2013/3/21エントリ エクラスタワー武蔵小杉の「KOSUGI PLAZA」が2013年3月23日から新規会員募集開始、4フロア・920台の地域最大級店舗に
2013/4/1エントリ 「武蔵小杉東急スクエア」関係者・プレス向け内覧会レポート

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2016年
08月11日

武蔵小杉駅北口で進むマンション開発。「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」北側の「ケイアイパーキング」が閉鎖、5階建てマンションを建設へ

【Reporter:はつしも】

「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」北側の「ケイアイパーキング」が閉鎖され、跡地に5階建てのマンションが建設されることになりました。

■「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」北側の「ケイアイパーキング」用地
「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」北側の「ケイアイパーキング」用地

小杉町2丁目では、JX日鉱日石エネルギー社宅跡地にツインタワー「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」の建設が進められているほか、大西学園の新校舎も竣工するなど、街の姿が大きく変わってきています。

「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」の北側には地元で不動産業等を営む「ケイアイ商事」による「ケイアイパーキング」がありましたが、先般閉鎖となりました。
現在はすでに取り壊しがスタートしています。

■取り壊し中の「ケイアイパーキング」
取り壊し中の「ケイアイパーキング」

■5階建てマンションの「建築計画のお知らせ」
「事業計画のお知らせ」

5階建てマンションの「建築計画のお知らせ」

「ケイアイパーキング」の跡地には5階建てマンションの「建築計画のお知らせ」が公示されていまいた。
事業者は「ケイアイ商事」ではなく、同社の代表者個人名による事業となっています。

なお、代表者の方は、プラウドタワー武蔵小杉・セントア武蔵小杉・ケイジェイ・レジデンス武蔵小杉などを開発した「小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業」の再開発組合の理事長としても、お名前が公示されていました。

■大西学園幼稚園・小学校隣接で一部残されたパーキング
大西学園幼稚園・小学校隣接で一部残されたパーキング

なお、この駐車場用地は大西学園幼稚園・小学校にも隣接をしています。
駐車場跡地の写真で奥に見えるのは、同校の校舎です。

同校の正門に面した駐車場用地の一部だけはそのまま駐車場として残されまして、新規の駐車場としてあらためてオープンをしていました。

■周辺で進むマンション開発
周辺で進むマンション開発

■周辺開発の「事業計画のお知らせ」
近隣開発の「事業計画のお知らせ」

武蔵小杉駅北口の「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」周辺では、これ以外にも新たなマンション開発が各所で行われています。

日本医科大学武蔵小杉病院跡地のツインタワー、商業・業務・福祉施設等建設など大規模開発が進められていくかたわらで、個別の建物更新や遊休地の活用等が促進されていくことと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
2014/10/26エントリ JX日鉱日石エネルギー社宅跡地180mツインタワー「CO-SUGI PROJECT」発表、A地区2017年度・B地区2018年度完成予定
2015/1/8エントリ JX社宅跡地ツインタワー正式名称が「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」に決定、北口地区を「武蔵小杉の山の手」と位置付け
2015/3/12エントリ 武蔵小杉駅北口の複合施設「COSUGI VILLAGE」の「COSUGI CAFE」3月13日(金)オープン直前先行レポート
2015/4/3エントリ パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン建設地から、光のエール「COSUGI TOWER OF LIGHT」が毎日5分間点灯中
2016/3/21エントリ 「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」に川崎市が整備、1,000人規模コンベンションセンターのイメージパースと平面図
2016/5/4エントリ 「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン タワーズウエスト」発表、ツインタワー・一般開放される屋上庭園の等イメージパースを公開
2016/7/18エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」が20階超まで到達、PC工法で建設中

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2016年
08月09日

三井不動産レジデンシャルがエルシィ跡地「(仮称)小杉駅北口地区開発計画」の概要を発表:170mタワー・3層程度の商業施設に文化交流施設等誘致、再開発ビル東西に広場を整備

【Reporter:はつしも】

ホテル・ザ・エルシィ跡地を中心とした「(仮称)小杉駅北口地区開発計画」の基本的な構想がまとまり、事業者である三井不動産レジデンシャルがこのたび近隣居住者向けに説明会を行いました。

本計画においては、低層部に商業・業務施設を配置し、高層部をタワーマンションとし、JX日鉱日石エネルギー社宅跡地の「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」とはペデストリアンデッキで接続されるなど、従来川崎市から発表されていた概略案から基本的な変更はありません。

今回、その中で商業・業務施設については「文化交流施設」などを含む3層程度となること、タワーマンションについては高さ約170mを想定していることがわかりました。

再開発ビルの東西には広場を配置するのとあわせて現在600%の容積率が920%まで緩和され、これにより高層ビルの建設が可能となります。

またかねてから取沙汰されていた、「小杉ビルディング」も含めた一体的な開発とはならず、ペデストリアンデッキの武蔵小杉駅への接続は将来的構想となることがあらためて確認されました。

■「小杉駅北口地区計画」再開発エリア
「小杉駅北口地区計画」再開発エリア

武蔵小杉駅周辺においては、最初に東急線東側の工業地帯において再開発が進捗していました。
近年はそれが駅西側、北側の市街地にも広がり、旧中原図書館跡地などにおける「小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業」、JX日鉱日石エネルギー社宅跡地における「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」の開発などが進行しています。

特に今後再開発が広範囲で進められるのは北口地区で、日本医科大学武蔵小杉病院・新丸子キャンパスの広大な敷地が再開発されるほか、今回基本構想があきらかになった「(仮称)小杉駅北口地区開発計画」の動向が注目されていたところです。

■「ホテル・ザ・エルシィ」跡地のコインパーキング
「ホテル・ザ・エルシィ」跡地のコインパーキング

■旧「NEC小杉ビル」
旧「NEC小杉ビル」

「小杉駅北口地区」には、従来は「ホテル・ザ・エルシィ」「NEC小杉ビル」がありましたが、「ホテル・ザ・エルシィ」は2007年9月に閉鎖され、現在はコインパーキングになっています。

「NEC小杉ビル」は、2009年にNECマイクロシステムが退去し、その後しばらく空き家になっていたものが、現在は三井不動産レジデンシャルの「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」のモデルルームおよびコミュニティカフェ「COSUGI CAFE」として活用されていました。

■「小杉駅北口地区計画」の施設配置図
「小杉駅北口地区計画」の計画図

■「(仮称)小杉駅北口地区開発計画」の立面図
「(仮称)小杉駅北口地区開発計画」の立面図

「小杉駅北口地区計画」では、かねてから発表されていた通り、「ホテル・ザ・エルシィ跡地」と「旧NEC小杉ビル」の敷地を一体化させたうえで再開発を行います。
敷地の一体化にあたっては、両施設の間の市道は再開発ビルの周囲の歩道スペースに転換が行われることになります。

再開発ビルの東西にはそれぞれ広場が整備され、「健康」や「文化交流」を軸とした滞在スペースとして活用されます。

低層部はかねてから商業・業務施設を計画していることがあきらかになっていましたが、その規模感などは不明のままでした。
それが今回の説明会により、3層程度の商業施設に「文化交流」「子育て支援」施設が誘導されることがわかりました。

一方、高層部のタワーマンションは高さ170mが計画されています。
三井不動産レジデンシャル分譲、武蔵小杉駅前ということで、また一定以上の価格帯になるでしょう。

このために現在600%の容積率が最大920%まで緩和される想定で、建築面積は約2,500平米、延べ面積は約50,000平米となります。

■ペデストリアンデッキが接続する交差点
ペデストリアンデッキが接続する交差点

そして低層部では、2階に「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」からのペデストリアンデッキが接続されます。
このデッキは、将来的には武蔵小杉駅北口まで連続的に設置することを構想しています。

■計画には加わらない「小杉ビルディング」
計画には加わらない「小杉ビルディング」

そして今回、本再開発計画には加わらないことが確定したのが、こちらの小杉ビルディングです。
そのため、当面はペデストリアンデッキを駅まで設置することはできません。

小杉ビルディングは1970年竣工の複合ビルで、築46年を数えます。
永久に現状のままというわけにはいかないでしょうから、武蔵小杉駅北口ロータリーの再整備も含め、中長期的な課題ということになりそうです。

■再整備が構想される武蔵小杉駅北口ロータリー
再整備が構想される武蔵小杉駅北口ロータリー

■今後の開発スケジュール
2016年度 低炭素ガイドライン評価(予定)
2017年度 環境アセスメント評価書公告(予定)
2017年度 都市計画決定(予定)
2017年度 解体工事着手(予定)
2018年度 新築工事着手(予定)
2021年度 新築工事竣工(予定)

「小杉駅北口地区計画」の今後の開発スケジュールは、上記の通りです。

2012年に川崎市まちづくり局が近隣町内に告知をした段階では2014年度着工・2017年度完成となっていましたが、そこから「事業者側の意向により」(川崎市当局コメントによる)進捗が一旦止まっていました。
約4年遅れで、2021年度完成を目標としてあらためて今後計画が進められていくことになります。

武蔵小杉駅周辺ではかなり再開発が進み、「小杉駅北口地区開発計画」は、駅前地区に残された貴重なスペースです。

通常の商業施設はすでにかなりそろってきていますから、それとはまた違ったコンセプトがうかがえる「文化交流」などを軸にした施設がどのようなものか、注目されるところです。

具体的な内容はまだわかりませんけれども、地域ニーズを捉えて有効活用ができると良いですね。

■小杉ビルディング、ホテル・ザ・エルシィ跡地と南武沿線道路
小杉ビルディング、ホテル・ザ・エルシィ跡地と南武沿線道路

【関連リンク】
COSUGI CONVIVIAL PROJECT ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
2008/1//27エントリ ホテル・ザ・エルシィ解体開始
2010/7/14エントリ ホテル・ザ・エルシィ跡地で都市再生機構が「小杉駅北口地区居住環境整備事業」を開始2011/12/12エントリ NEC小杉ビルを三井不動産レジデンシャルが取得、UR都市機構のエルシィ跡地との一体再開発に参画
2012/5/17エントリ ホテル・ザ・エルシィ跡地に180m級超高層タワーを計画
2012/8/10エントリ 小杉町3丁目東地区に44階・160mタワー、エルシィ跡地に48階・170mタワー建設へ
2015/3/12エントリ 武蔵小杉駅北口の複合施設「COSUGI VILLAGE」の「COSUGI CAFE」3月13日(金)オープン直前先行レポート

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2016年
08月03日

小杉町3丁目東地区「小杉らぁめん夢番地」が、同じ大野屋グループ「ヨンパチ食堂」跡地に9月上旬入居決定

【Reporter:はつしも】

小杉町3丁目東地区の「小杉らぁめん夢番地」が、武蔵小杉西街区ビル1階の「和inBAR ヨンパチ食堂」跡地に2016年9月上旬に入居することがわかりました。

■「和inBAR ヨンパチ食堂」跡地
「和inBAR ヨンパチ食堂」跡地

西街区ビルは、武蔵小杉駅南口地区西街区第一種市街地再開発事業によって建設された複合ビルです。
地域では主として「武蔵小杉東急スクエア」として定着していますが、正確に言えば東急グループとその他地権者が複合的に所有しているビルであり、「和inBAR ヨンパチ食堂」は地権者である大野屋が出店させた地権者店舗にあたります。

■営業していた当時の「ヨンパチ食堂」
営業していた当時の「ヨンパチ食堂」

「和inBAR ヨンパチ食堂」は、2013年4月2日の武蔵小杉東急スクエア開業と同時に、西街区ビル1階の「こすぎコアパーク」に面した場所に出店したワインバルです。
夜の営業に加えてランチタイム営業やカフェタイムのスイーツバイキングなども実施していましたが、約3年後にあたる2016年4月30日をもって閉店となりました。

その跡地に出店するのが、「小杉らぁめん夢番地」です。

■小杉町3丁目東地区の「小杉らぁめん夢番地」
小杉町3丁目東地区の「小杉らぁめん夢番地」

■「小杉らぁめん夢番地」のラーメン
「小杉らぁめん夢番地」のラーメン

「小杉らぁめん夢番地」は、西街区ビルの西側でかねてから営業をしていました。

地域では割合知られていますがこちらも実は「大野屋」のグループ店舗の位置づけですので、大野屋が所有している西街区ビルの店舗区画を、別のグループ店舗にスライドさせた格好になります。

なお、こちらの「小杉らぁめん夢番地」は、小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業の区域内にあたり、本年度中には立ち退きをしなくてはなりません。
西街区ビルの新店舗は「2号店」という立て付けになっていますが、1号店の立ち退きに伴う代替店舗ということになるのではないでしょうか。

「小杉らぁめん夢番地」は、法政通り商店街にもテナントを押さえており、移転候補地となっていましたが、こちらは別業態の店舗になるようです。
なお、こちらの動向は本サイトとしては確認しておりませんので、あらかじめご了解ください。


いずれにしましても、「和inBAR ヨンパチ食堂」の跡地は地権者店舗らしく、東急武蔵小杉駅南口改札を出てすぐ、またこすぎコアパークにも面した非常に良い場所にあります。
そこがしばらく空き店舗になっていましたから、店舗として活用されるようになるのは良いことと思います。



一方、武蔵小杉東急スクエア・フードショースライスの1階では、チーズ専門店「キャトルフォイユ」が2016年3月28日にオープンしていました。

■武蔵小杉東急スクエアの「キャトルフォイユ」
武蔵小杉東急スクエアの「キャトルフォイユ」

武蔵小杉東急スクエアの「キャトルフォイユ」

「キャトルフォイユ」は、北鎌倉のチーズ専門店です。
武蔵小杉東急スクエアでは「食べるスープストックトーキョー」の跡地に出店し、省スペースでさまざまなチーズを販売しています。

グランツリー武蔵小杉、ららテラス武蔵小杉とともに、各商業施設の店舗の入れ替えが続いていますね。

【関連リンク】
(西街区関連)
キャトルフォイユ ウェブサイト
武蔵小杉東急スクエア ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区A地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区B地区
2013/4/1エントリ 「武蔵小杉東急スクエア」関係者・プレス向け内覧会レポート
2013/4/4エントリ 武蔵小杉東急スクエア・中原図書館の駐輪場ガイド
2015/3/17エントリ 武蔵小杉東急スクエア・フードショースライス「ににぎ」「おこわ米八」が相次ぎ閉店、跡地の「ジスウィーク」に19日より葛西「ビッグベル」が登場
2015/6/13エントリ 「東急武蔵小杉駅開業70周年記念入場券」発売および「記念イベント」開催レポート
2015/8/16エントリ 武蔵小杉東急スクエアの展望デッキに「東急武蔵小杉駅70周年記念展示」が新登場
2015/10/21エントリ 武蔵小杉東急スクエア「ぐるチュロ」10月28日閉店、「NINA」跡地に「ルピシア」10月29日オープン
2015/11/4エントリ 武蔵小杉東急スクエア・フードショースライスの「ぐるチュロ」「NINA」跡地に「コーキーズクッキー」「ルピシア」がオープン
2016/2/18エントリ 武蔵小杉東急スクエア・フードショースライスに「はらドーナッツ」「中華惣菜上海灘」「天領庵」が同時オープン

(小杉町3丁目東地区関連)
小杉町3丁目東地区市街地再開発組合
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区 東地区
2012/8/10エントリ 小杉町3丁目東地区に44階・160mタワー、エルシィ跡地に48階・170mタワー建設へ
2013/1/31エントリ 小杉町3丁目東地区再開発ビルに小杉こども文化センターと総合自治会館が移転決定
2015/4/8エントリ 小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業の組合設立認可と、商業・業務・公共公益施設の概要
2015/7/29エントリ 小杉町3丁目東地区:川崎信金武蔵小杉支店が「64Cafe」前に仮設店舗で2016年7月以降移転へ
2016/12/14エントリ 小杉町3丁目東地区再開発で相次ぐ、既存店舗等の立ち退き。2016年3月末で「小杉こども文化センター」が閉館、2月17日に児童向け説明会を開催へ
2016/2/25エントリ 川崎市が「小杉こども文化センター」建替えで方針転換、中原区役所に当面代替施設を用意・再開発地区内にプレハブ施設を整備へ
2016/3/10エントリ 小杉町3丁目東地区再開発:旧中原図書館の暫定バイク駐車場が6月末閉鎖、再開発地区内の移転進む
2016/6/6エントリ 「小杉こども文化センター」代替施設が中原区役所敷地内に6月1日暫定開設、小杉町3丁目東地区再開発地区内に整備する仮施設に同施設や「メガネのオーサカ」が移転へ
2016/7/14エントリ 小杉町3丁目東地区再開発:「川崎信金武蔵小杉支店」が2016年10月11日府中街道沿いに移転決定、旧中原図書館のバイク駐車場が6月末で閉鎖完了

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2016年
07月30日

シティタワー武蔵小杉商業施設1階最後の空き区画に「住友不動産リフォームギャラリー武蔵小杉」が本日オープン

【Reporter:はつしも】

本日、シティタワー武蔵小杉1階のさいごの空き区画に「住友不動産リフォームギャラリー武蔵小杉」がオープンしました。
本サイトでは2016/6/7エントリにおいて、「(仮称)武蔵小杉住不そっくりショールーム」として第一報をお伝えしていたものです。

■住友不動産 <当社初のリフォーム総合展示場> 『武蔵小杉リフォームギャラリー』 グランドオープン
http://www.sumitomo-rd.co.jp/news/files/1607_0011/20160727_
release_Musashikosugi_Reformgallery.pdf


■シティタワー武蔵小杉
シティタワー武蔵小杉

シティタワー武蔵小杉は、東京機械製作所玉川製造所第二工場跡に、住友不動産が開発したタワーマンションです。
53階建て・最高部190mの建物に800戸の住戸が入り、武蔵小杉ではパークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーに次ぐ高さを有しています。

■1階にオープンした「住友不動産リフォームギャラリー武蔵小杉」
1階にオープンした「住友不動産リフォームギャラリー武蔵小杉」

住友不動産リフォームギャラリー武蔵小杉

シティタワー武蔵小杉の1階、2階には、商業施設及び駐輪場が整備されています。

その1階にオープンしたのが、「住友不動産リフォームギャラリー武蔵小杉」です。
詳細は前掲のニュースリリースをご参照いただきたいと思いますが、戸建て・マンションなどの全体・部分リフォームやグループ企業の「シスコン」によるインテリアまで、住友不動産グループによる総合的なギャラリーとなっています。

■リフォーム後の完成モデルルーム
リフォーム後の完成モデルルーム
※住友不動産ニュースリリースより

ギャラリー内にはリフォーム後の完成モデルルームのほか、耐震施工や断熱加工の模型や内装建材、インテリア関連の展示が行われています。

■シティタワー武蔵小杉商業施設1階の平面図
シティタワー武蔵小杉商業施設1階の平面図

■同2階の平面図
2階のテナント配置

このようなわけで、従来13区画あったシティタワー武蔵小杉の商業施設も、2階の1区画を残して各区画のテナントがオープン完了しました。

区画統合の上で大部分に住友不動産の住宅関連販売拠点が入りまして、あとは歯科医院と保育所と公文式ですから、明確な用がない方はまず訪問することはなさそうですね。

■1階「住友不動産総合マンションギャラリー武蔵小杉館」
2階に増床オープンした「住友不動産総合マンションギャラリー武蔵小杉館」

■1階「関原デンタルオフィス」
関原デンタルオフィス

■2階「公文式シティタワー武蔵小杉教室」
公文式 シティタワー武蔵小杉教室

周辺にお住いの方の目線からすると、2フロア・13区画の商業施設であればもう少しいろいろな店舗が…と期待されていた面もあったのではないかと思います。

一方、人が集まりショッピングはすぐ北側にグランツリー武蔵小杉がありますから、シティタワー武蔵小杉の「住環境」としては、あまり人が出入りしない商業施設のほうが好ましいという見方もできるかもしれません。

残る空き区画は、2階の1区画のみです。
ここに現状を覆すような業種が入るとは考えにくいですので、商業施設のありかたはほぼこれで確定したとみてよいでしょう。

【関連リンク】
関原デンタルクリニック ウェブサイト
公文式ウェブサイト シティタワー武蔵小杉教室
住友不動産総合マンションギャラリー武蔵小杉館
武蔵小杉ライフ:再開発情報:東京機械製作所地区(大規模工場跡地地区)
2010/7/22エントリ 東京機械製作所跡地に11万㎡商業施設と57階タワーマンションを建設、2015年度完成へ
2010/7/23エントリ 追補:東京機械製作所跡地商業施設は2014年度完成、2015年度に全体完成
2010/8/2エントリ 東京機械製作所跡地再開発・大型複合商業施設と高層マンションの詳細情報
2010/10/24エントリ 東京機械製作所が玉川製造所第二工場用地を住友不動産に売却を決議、2011年3月23日引渡しへ
2013/1/7エントリ 住友不動産が東京機械製作所跡地「シティタワー武蔵小杉」を発表
2013/4/3エントリ 東京機械製作所玉川製造所跡地の再開発工事と、工事車両向けの注意書き
2013/4/24エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉から見た、「(仮称)アリオ武蔵小杉」「シティタワー武蔵小杉」建設工事
2015/2/20エントリ シティタワー武蔵小杉のタワークレーンとPC工法
2016/1/22エントリ 完成近づく「シティタワー武蔵小杉」に2フロア13区画のテナント案内板が登場、2階に認可保育園「ポポラー川崎武蔵小杉園」が4月に開園へ
2016/3/15エントリ 「シティタワー武蔵小杉」竣工・公開空地オープン、店舗13区画のうち2階にクリニック3院のオープンを計画
2016/4/19エントリ シティタワー武蔵小杉1~2階の325台駐輪場が供用開始、定期利用も受付中
2016/5/8エントリ シティタワー武蔵小杉商業施設1階にシティハウス武蔵小杉の「関原デンタルクリニック」分院が7月1日開院決定
2016/5/10エントリ シティタワー武蔵小杉商業施設2階に「公文式」が7月オープン、2階1区画にも住友不動産マンションギャラリーが入居へ
2016/6/3エントリ シティタワー武蔵小杉1~2階商業施設が7区画に再編、大部分が住友不動産総合マンションギャラリー武蔵小杉館に
2016/6/7エントリ シティタワー武蔵小杉商業施設1階の残り区画に「(仮称)武蔵小杉住不そっくりショールーム」が入居、総合マンションギャラリーと併せ商業施設の大半が住友不動産の販売拠点に
2016/7/2エントリ シティタワー武蔵小杉に「関原デンタルオフィス」「公文式」「住友不動産総合マンションギャラリー2階増床」がオープン

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2016年
07月27日

セントラルフィットネスクラブ前の「タイムズ武蔵小杉第2」が閉鎖、跡地にゴールドクレストのマンション販売センターがオープンへ

【Reporter:はつしも】

中丸子地区の「セントラルフィットネスクラブ武蔵小杉」北側の「タイムズ武蔵小杉第2」が閉鎖され、跡地にゴールドクレストのマンション販売センターが建設されることがわかりました。

■中丸子地区の三角地帯マップ
中丸子地区の三角地帯

閉鎖された「タイムズ武蔵小杉第2」は、中丸子地区の「三角地帯」にあたります。
ここは西側が綱島街道とグランツリー武蔵小杉、南側がリエトコート武蔵小杉、東側がレジデンス・ザ・武蔵小杉に面しており、三角地帯の中には「藍屋」「あさくま」「ジーンズメイト」「セントラルフィットネスクラブ武蔵小杉」が営業をしています。

店舗のほかには三角地帯の角地を利用して「タイムズ武蔵小杉第2」「タイムズ武蔵小杉第3」があったのですが、そのうち北側の「第2」が先日閉鎖されました。

■閉鎖された「タイムズ武蔵小杉第2」跡地
閉鎖された「タイムズ武蔵小杉第2」

■「ゴールドクレスト」のマンション販売センター建設工事の看板
「ゴールドクレスト」のマンション販売センター建設工事の看板

「ゴールドクレスト」のマンション販売センター建設工事の看板

この敷地は中途半端な面積と形状ではあるものの利便性の高い場所にあることから、駐車場の跡地利用が注目されましたが、本日工事現場に使われていた看板に、「クレストフォルム武蔵新城販売センター」という名前が記載されていました。

■クレストレジデンス武蔵新城 物件サイト
http://www.goldcrest.co.jp/html/shinjo/

ゴールドクレストは、「クレストレジデンス武蔵新城」という物件の事前案内を8月下旬からスタートさせることとしています。
工事看板の名称と少し違いますが、おそらくはこちらの販売センターになるのではないでしょうか。

それにしても、武蔵新城のマンション販売センターが武蔵小杉再開発地区の中心というのは、かなり距離がありますね。

武蔵小杉では活発にマンション開発が行われていますが、その価格帯は昔に比べてかなり高騰しています。
まずは武蔵小杉でモデルルーム訪問をしたものの、予算的にちょっと厳しいかも…という方のニーズを拾っていくことを企図したものでしょうか。

■隣接のセントラルフィットネスクラブ武蔵小杉
セントラルフィットネスクラブ武蔵小杉

このセントラルフィットネスクラブ武蔵小杉隣接の「タイムズ武蔵小杉」の閉鎖についてはコメントで情報提供いただきまして、その開発動向についてご質問をいただいたところです。

通常であればマンションモデルルームができることだけで記事化はいたしませんが、場所が場所だけに気になる方も多いと思われますので、コメントへのお答えも含めて簡単にご紹介とさせていただきました。

■現在も稼働中の「タイムズ武蔵小杉第3」
タイムズ武蔵小杉第3

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:中丸子地区 A地区
2014/7/27エントリ 中丸子地区三角地帯の商業施設を増築しドコモショップ出店、旧セントラル駐車場は@Parkに一体化

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2016年
07月21日

ららテラス武蔵小杉で店舗一斉入れ替え。「irina」に続き「サルデバル」「OJICO」「はなまるダイニングセレクト」出店決定、「たごさく」「匠」「フララニハワイ」閉店

【Reporter:はつしも】

ららテラス武蔵小杉に、ファッション雑貨の「salle de bal(サルデバル)」、オリジナルTシャツの「OJICO(オジコ)」がそれぞれ2016年8月中旬、9月上旬に出店することがわかりました。

これに対応する形で、2階ではすでに5月29日に「TOPKAPI Journey」が閉店しており、さらに7月24日に3階の「フララニハワイ」が閉店することになりました。


また一方、1階の食品街「小杉マルシェ」では、「たごさく」「四季の味 献心亭 匠」が7月10日をもって営業終了となりました。
そのうち「たごさく」の跡地には、惣菜店「はなまるダイニングセレクト」が本日7月21日よりオープンしました。

残る「匠」の跡地はまだ空き区画のままですが、2016/6/15エントリでお伝えした通り、ららテラス武蔵小杉ではまだロールケーキ・タワーの「irina(イリナ)」が出店を予定しており、その出店区画がまだ明らかになっていません。

このようにららテラス武蔵小杉では、店舗の入れ替えが一斉に行われています。
まず、ファッション関連の新規出店からご紹介していきましょう。

■「salle de bal(サルデバル)」




「salle de bal(サルデバル)」は、女性向けのファッション雑貨・アクセサリー・シューズ等を販売するセレクトショップです。
トレンドアイテムとヴィンテージアイテム両方を展開させています。

既存店は広島PARCO、アトレ大森、アトレ川崎、京都The CUBEの4店舗ですが、そのうちアトレ大森は7月末で閉店します。
ららテラス武蔵小杉への出店は8月中旬とされていますから、タイミングとしてはアトレ大森から移転してくるような格好にもなりますね。

■2階「TOPKAPI Journey」跡地の浴衣催事場


「salle de bal」の出店場所は確認できていませんが、2階に「TOPKAPI Journey」の跡地がありますので、こちらかもしれません。

現在、こは夏の浴衣の食品催事場になっています。

■「OJICO(オジコ)」
「OJICO(オジコ)」

3枚セットのドクターイエローTシャツ

「OJICO(オジコ)」は、オリジナルTシャツを取り扱う専門店です。
新幹線の整備車両「ドクターイエロー」の模様を3枚組で展開するなど、ユニークな絵柄が特徴です。

■ユニークな絵柄
ユニークな絵柄

直営店は東京ソラマチ、銀座、立川、金沢と限られていますが、各地の百貨店などで期間限定の販売を行っていますので、目にしたことのある方も多いかもしれません。
武蔵小杉周辺では、自由が丘のメルサで販売していたのを以前見たことがあります。

ららテラス武蔵小杉への出店は9月上旬、フロアは3階となるようです。
直営かどうかなど、運営形態等はまだわかりません。

■3階で7月24日閉店する「フララニハワイ」
7月24日に閉店する「フララニハワイ」

■「フララニハワイ」の閉店セール
「フララニハワイ」の閉店セール

前述のとおり、3階ではちょうど「フララニハワイ」が7月24日に閉店することが決定しています。
現在は、同店で閉店セールが行われているところです。

「OJICO」の出店場所としてはこちらが当てはまりそうですが、まだ確認はしておりません。



続いて、1階の食品フロアのほうを見ていきましょう。
こちらは「たごさく」「四季の味 献心亭 匠」が7月10日をもって営業終了しています。

■「たごさく」跡地の「はなまるダイニングセレクト」
「はなまるダイニングセレクト」

■隣の「紅灯篭」
隣の「紅灯篭」

「たごさく」の跡地には、本日7月21日には惣菜店「はなまるダイニングセレクト」がオープンしました。

またその隣には、2016/6/5エントリでお伝えした中華惣菜店「紅灯篭」がすでにオープンしています。
同店は武蔵小杉に本社を置く運営会社のチェーン店で、武蔵小杉東急スクエアの「上海灘」も系列のひとつです。

■「匠」の跡地


最後にご紹介する「匠」の跡地は、1階の成城石井前にあった区画です。
ここはまだ空き区画のままで、後釜店舗は告知されていません。

■ららテラス武蔵小杉に出店予定「irina」
「irinaプランタン銀座店」

■「irina」のロールケーキ
「irina」のロールケーキ

なお、こちらも前述の通り、ららテラス武蔵小杉ではロールケーキ・タワーの「irina(イリナ)」が出店を予定しています。
その出店区画がまだ明らかになっていませんので、出店場所が「匠」の跡地になるのかもしれませんね。

隣は和菓子店の「柿安口福堂」ですから、スイーツゾーンの連続性は一応保たれるように思いますが、まだ確定したことはわかりません。

■1階エスカレーター脇の催事出店
1階エレベータ脇の催事出店

そのほか、ららテラス武蔵小杉では、1階エスカレーター脇にも、期間限定の催事出店場所が設けられるようになりました。

このような店舗の入れ替わりを促進することで、集客力の維持を図っているのではないでしょうか。


それにしても、一斉に退店・出店が行われましたね。
これはやはり、ある程度は商業施設側の意向が働いているように思います。

【関連リンク】
サルデバル ブランドサイト
OJICO ウェブサイト
ららテラス武蔵小杉 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:大型商業施設 ららテラス武蔵小杉
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南口地区 C地区
2014/4/17エントリ 「ららテラス武蔵小杉」プレス・関係者・地元向けプレオープンレポート
2014/4/18エントリ 「ららテラス武蔵小杉」の駐輪場ガイド
2016/6/5エントリ ららテラス武蔵小杉「過門香」跡地に中華惣菜店「紅燈籠」が6月17日(金)オープン、武蔵小杉の運営会社「東方紅」が武蔵小杉東急スクエア「上海灘」に続き地元出店
2016/6/15エントリ ららテラス武蔵小杉にロールケーキタワーの「irina(イリナ)」が今夏出店決定、既存店舗と入れ替えへ

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2016年
07月18日

「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」が20階超まで到達、PC工法で建設中

【Reporter:はつしも】

現在、小杉町2丁目において「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」および「タワーズウエスト」の建設が進められています。
そのうち駅寄りの「タワーズイースト」については、すでに建物躯体工事が進み、現在急速にタワーが高く伸びてきているところです。

先日、このタワーを組み立てていく「PC工法(プレキャスト工法)」の作業を見ることができましたので、ご紹介いたします。

■「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」
パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト 

「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」は、JX日鉱日石エネルギー社宅跡地に三井不動産レジデンシャル・JX不動産が建設を進める53階建てのタワーマンションです。

撮影時点において、すでに20階程度まで躯体が立ち上がっていました。

■PC工法のパーツ
PC工法のパーツ

PC工法とは、建築現場でコンクリートを型枠に流し込んで成形するのではなく、あらかじめ別の場所で成形したパーツを現場に輸送し、ブロックのように組み立てていく建築手法です。

現地の天候等に左右されず安定したパーツを成形でき、工期も短縮できるなどのメリットがあります。

「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」の建設現場にはトラックでパーツが持ち込まれ、タワークレーンによって着々と組み立てられています。

■持ち込まれたパーツの該当部分
持ち込まれたパーツの該当部分

このとき持ち込まれていたパーツは、ちょうど角の部分の壁面でした。

■吊り上げられたパーツ
吊り上げられたパーツ

吊り上げられたパーツ

トラックの荷台から、タワークレーンによってパーツが持ち上げられ、建設中のタワー上部へと向かっていきます。

■組み立て場所に到着
組み立て場所に到着

クレーンが持ち上げ始まってから1分ほどで、タワー最上部の組み立て場所にパーツが到着しました。

■位置を微調整して、接続
微調整して接続 

位置を微調整して、接続

位置を微調整して、パーツを接続します。

この作業を繰り返すことで、ブロックを組み立てるようにタワーマンションの躯体が急速に出来上がっていくわけです。

高いところで作業をしている方は、私などは足がすくんでしまいそうですが、慣れていらっしゃるのでしょうね。

■組みあがっていく「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」
組みあがっていく「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」 

工事が進んでいるのは、PC工法による高層部だけではありません。

低層部の商業施設・コンベンションセンター部分も、徐々に鉄骨が組みあがってきました。

「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」では、主に南武沿線道路に面した部分が商業施設、北側の大西学園などに面した部分の2階がコンベンションセンターになります。

■コンベンションセンター部分の鉄骨
コンベンションセンター部分

コンベンションセンター部分の鉄骨 

こちらが北側のコンベンションセンター部分の鉄骨です。
タワーマンションの下に、下駄状の商業・業務施設が整備される形です。

この低層部分の屋上(タワーズウエスト側)には、どなたでも利用できる屋上庭園が整備される計画となっています。

■「タワーズウエスト」の屋上庭園
屋上庭園

屋上庭園については、現地でイメージパースが公開されており、前回エントリでもご紹介しておりました。
川崎市によるコンベンションセンターともに、地域向けの公共施設となります。

「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」は、2017年12月の竣工を予定しています。

まだ1年半ほど、周辺の公開空地整備なども含めて工事が続いていくことになるでしょう。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区 JX日鉱日石エネルギー社宅跡地

パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン 物件サイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
2014/10/26エントリ JX日鉱日石エネルギー社宅跡地180mツインタワー「CO-SUGI PROJECT」発表、A地区2017年度・B地区2018年度完成予定
2015/1/8エントリ JX社宅跡地ツインタワー正式名称が「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」に決定、北口地区を「武蔵小杉の山の手」と位置付け
2015/3/12エントリ 武蔵小杉駅北口の複合施設「COSUGI VILLAGE」の「COSUGI CAFE」3月13日(金)オープン直前先行レポート
2015/4/3エントリ パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン建設地から、光のエール「COSUGI TOWER OF LIGHT」が毎日5分間点灯中
2016/3/21エントリ 「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」に川崎市が整備、1,000人規模コンベンションセンターのイメージパースと平面図
2016/5/4エントリ 「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン タワーズウエスト」発表、ツインタワー・一般開放される屋上庭園の等イメージパースを公開

(PC工法関連)
2012/6/9エントリ エクラスタワー武蔵小杉のタワークレーンの伸長手順
2012/8/3エントリ パークシティ武蔵小杉ザ・グランドウイングタワーのPC工法
2012/10/13エントリ パークシティ武蔵小杉ザ・グランドウイングタワーの、タワークレーン伸長連続写真
2015/2/20エントリ シティタワー武蔵小杉のタワークレーンとPC工法

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