(仮称)武蔵小杉新駅前ビルの低層部
横須賀線武蔵小杉駅前の(仮称)武蔵小杉新駅前ビルですが、北
側のガラス張り替えが完了し、低層部の工事も進められています。
■(仮称)武蔵小杉新駅前ビル北棟
張り替えられた北側の強化ガラスですが、外見的には何が変わった
のかよくわかりませんね。ただ、わざわざ張り替えたのですから、
何かしら機能上の違いがあるのでしょう。
(ガラス張り替えについては2009/12/7エントリ参照)
■(仮称)武蔵小杉新駅前ビル北棟の低層部
ビル建設では通常低層部の工事が最後に行われますが、竣工予定
日も近づきまして、ロータリーに面した部分のガラス張りが一部でき
あがっています。
この部分の奥には2階へのエスカレーターが設置されており、2009/
8/30エントリでも工事中の様子を取り上げていました。
■工事中のエスカレーター
このエスカレーターを上った先にオフィスエントランスとエレベー
ターホールを設置し、1階の店舗と導線を分離しているのではない
でしょうか。商業テナント同居のオフィスビルでは、一般的に採ら
れることの多いレイアウトです。
■南側から見た(仮称)武蔵小杉新駅前ビル北棟・南棟
新駅前ビルの側を通る幹線道路を南下すると、新駅前ビルの北棟・
南棟が並んでいるのを見ることができます。大体この近辺の再開発
ビルは出揃った感じですね。
■(仮称)武蔵小杉新駅前ビル南棟
南棟の工事は、当初北棟よりもスローペースでしたが、規模が小さ
いこともあり、予定通り同時に竣工することになりそうです。こち
らも外観上はほぼ出来上がっているように見えます。
これら2棟のビルの開発計画は、当初はマンション建設だったものが
途中でオフィスに切り替えられたようで、その名残りか、行政への
建築届出上の担当部門が、野村不動産の「住宅カンパニー」になっ
ています。
もし、この用地の規模でマンション開発となっていたら、時節柄重たい
在庫を抱えた可能性もありますが、オフィスに転化することで結果と
しては満床稼動となりました。
富士通の一部部門のほか、富士通エフサスの本社が移転すること
になり、川崎市としても企業誘致にもつながって良かったのではない
でしょうか。
今後、残り2ヶ月あまりで内装工事や周辺公開空地の整備が進められ、
横須賀線武蔵小杉駅の開業と近い時期に竣工となるものと思います。
【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:中丸子地区 C地区
2009/5/24エントリ (仮称)武蔵小杉新駅前ビル建設中
2009/5/27エントリ 都市計画道路 武蔵小杉駅南口線全線開通
2009/6/23エントリ (仮称)武蔵小杉新駅前ビル南棟の鉄骨組み始め、
北棟オフィス募集終了
2009/7/24エントリ (仮称)武蔵小杉新駅前ビルの鉄骨組み上がり
2009/8/30エントリ (仮称)武蔵小杉新駅前ビル建設工事(2009年8月)
2009/9/20エントリ (仮称)武蔵小杉新駅前ビル北棟の壁面
2009/10/29エントリ (仮称)武蔵小杉新駅前ビル北棟・南棟が満床に
2009/11/25エントリ (仮称)武蔵小杉新駅前ビルの壁面と店舗フロア
2009/12/7エントリ (仮称)武蔵小杉新駅前ビル北棟の壁面ガラス張り直し