武蔵小杉駅南口地区西街区第一種市街地再開発事業が2010年3月着工へ
武蔵小杉駅南口地区西街区第一種市街地再開発事業において選定
が進められていた特定業務代行者が内定し、1月中に正式調印、3月
までに再開発ビルが着工となる見込みとなりました。
これは2010年1月13日付の建通新聞において報じられているもので、
本サイトとしても同様にそのような状況であると認識しております。
■建通新聞神奈川 武蔵小杉地区で新再開発ビル建設開始へ
http://www.kentsu.co.jp/kanagawa/news/p06767.html
この特定業務代行者の募集については2009/10/26エントリでも取り
上げました通り、2009年10月8日応募締め切り、10月中に事業提案
説明会が実施されていました。(下記の社団法人全国市街地再開発
協会のウェブサイトで開示されています)
■武蔵小杉駅南口地区西街区 事業提案競技方式による特定業務
代行者の募集について
http://www.uraja.or.jp/special/news/090930/
現在のところ特定業務代行者がどこに内定したのか公表はされて
いませんが(実際にはほぼ想定されています)、その事業者が再開発
ビルの保留床を取得し事業推進を行っていくことになります。
また、この再開発ビルの4階~5階の一部には中原図書館が新築
移転されますが、川崎市はすでに具体的な設計業務を発注しています。
これは2009年12月17日、川崎市が日本設計に5,000万円で発注を
行ったもので、2010年3月19日までに完了する契約となっています。
再開発ビルの着工が2010年3月までに実施される見込みとなって
いることから、中原図書館の設計完了とも日程が合致していますね。
■小杉駅南部地区A地区
現在、武蔵小杉駅南口地区西街区第一種市街地再開発事業が行わ
れる小杉駅南部地区A地区では、古い地盤が破砕され、引き続き整地
や共同溝の工事が進められています。
2010年3月着工となると、工事に丸3年としても2013年3月(2012年
度末)竣工は現実的な話かと思います。武蔵小杉の玄関口となる再
開発ビルになりますが、スケジュールが確定してくると、あとは指折り
数えて待つ、ということになりますね。
加えて同時期に明らかになっている東急武蔵小杉駅の駅ビル計画
との連携についても気になるところですので、こちらも引き続きウォッ
チしてまいりたいと思います。
■武蔵小杉駅南口地区西街区 イメージパース
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