コストコへGO
皆さんはふだん食料品や日用品はどこで購入されているでしょうか?
武蔵小杉駅周辺にはヨーカドーやマルエツの他に新しくできた
フーディアムなどのスーパーマーケットがあるほか、地元の商店街
などで買い物をされる方も多いのではないかと思います。
さて今日は趣向を凝らしてちょっと別の方向に目を向けてみましょう。
これは車をお持ちの方限定になるかも知れませんが、少し離れて
郊外へ向かうと面白い店があります。
日吉や野川にあるOKストアや千年交差点の先の市民プラザ通りに
あるA-プライス、また少し離れたところでは川崎大師の先まで足を
のばすとcostco(コストコ)などの店があります。
■OK DC(ディスカウントセンター)
http://www.ok-corporation.co.jp/
■A-PRICE(プロ食材の店)
http://www.a-price.com/
■Costco JAPANホームページ
http://www.costco.co.jp/
これらの店の共通点としては、ホームページに書いてある業務用の
文字を見れば分かるとおり、ドカンとまとめ買いをする店といった
特徴があります。一つ一つの販売単位が大きく、その分価格が安く
(ディスカウント)設定されています。もちろん一家で消費できる
分量は限られていますので、なんでもまとめ買いすればよいという
ものではありませんが、イベントをやる時などに安くて大量に
買えるので便利ですね。
もちろん野川や千年のご近所に住んでいる方にとっては、近所の
よく使うスーパーの一つなのだと思いますが、上記のような目的で
武蔵小杉から少し離れたところからも足を伸ばす方は結構いるの
ではないでしょうか?
さて本日はこの中でもひときわ異彩を放つCostco(コストコ)を
ご紹介しましょう。
コストコはアメリカ合衆国に本社を置くウェアハウス・クラブ
(会員制倉庫型卸売小売)チェーンです。
OKやA-PRICEと違って少し離れた臨海部の倉庫街にあるばかりで
なく、なんと年会費4200円を払って会員にならなければ買い物が
できません。
日々広告をみて「1円を節約する」家計を預かる主婦が果たして
4千円もの会費を支払ってまで行く価値があるのでしょうか?
またその魅力とはなんなのでしょうか?
さっそくレポートしてみましょう。
ちなみにアメリカ人に聞いたところによると、「コストコ」はカタカナ
発音だそうで、向こうの方は「コ」スコゥというそうです。どうでもいい
知識ですが・・・。
■コストコ 所在地マップ
さて府中街道を南下し、川崎駅横を抜けて京急線を通り越し競馬場
の裏手から海のほうに向かっていくと首都高湾岸線の先に倉庫や
工場が立ち並んでいます。コストコは高速のすぐ脇にあります。
■コストコの看板
郊外の大型ショッピングモールと同様、まずは車で上の駐車場まで
上がって駐車し、ショッピングカートを使用して車まで荷物を運べる
ようになっています。
■駐車場からの入り口
■カートごと運搬可能なエスカレーター
入り口ではチェックがあり、登録済みの方は会員証を提示して中へ、
初めての方はここで登録の申し込みが必要です。
ちなみに1枚の会員証で2名までの友人をゲストとして同伴可能と
なっています。
■店内入り口
■メンバー登録申し込み窓口
さて中はいわゆる倉庫型の店舗で巨大な天井高の空間にビッシリと
商品が並んでいる光景が広がるのですが・・・
残念ながら撮影はここまで。
この手の店舗では店内の撮影が許されていません。残念・・・
■巨大な倉庫(ウェアハウス)の店舗内部
ということで店内の撮影は限られてしまいましたが、買って来た品物
だったらいいだろうということで、ここからは店内の説明と織り交ぜ
ながら購入商品のご紹介をしますのでなんとなくイメージをおつかみ
ください。
まず入り口を入ってすぐ驚くのが、大型テレビの陳列です。
輸入ものの食料品や日用品ばかりだと思っていたら、意外にも家電
製品やオーディオ機器、果ては時計や宝石類まで売っています。
タイヤが売っていたのはちょっと笑ってしまいました。
大型テレビでは格安テレビで有名なアメリカのVIZIO社の製品が多数
陳列してありました。PCのソフトなどもあり、10月に行ったときには
発売直後のWindows7が早くも並んでいました。
さてオープニングの陳列を過ぎるといよいよ倉庫棚です。右回りに
大きく一周するようなイメージですが、まず最初に出てくるのが
食器・調理器具・洗剤や日用品といった陳列です。
■洗剤 詰め替え用バスマジックリン 4.5リットル
※もはや一生風呂掃除に困らない感じの分量。
続いてこちらはパーティで便利な消耗品の食器類。紙コップや小皿
などがまとめ買いできます。
■プラスチックのフォーク300本、お箸500本入り
次に来るのがいよいよ食料品コーナーで、まず最初にあるのがワイン
やビールなどのお酒類です。
基本は箱買いですがこれは酒類専門ショップと同じですね。
そしていよいよ食料品の本格的な陳列に入りますが、やはりどれも
デカイの一言です。
最初はベーカリーコーナーがありまして、店舗内で焼き上げたパンや
ケーキを売っています。
■ディナーロール36個入り523円
■ミニパンオチョコラ24個入り828円
その後お肉や輸入食材、惣菜コーナーへと続きます。
こちらは本日のクーポン商品が売切れのため代替品として販売されて
いたUS産肩ロースかたまり80円 2kg。
家の冷凍庫に入るのか?
■US産肩ロースかたまり 家の冷蔵庫に入るのか?
こちらは色々と使い道のある豚肉のこまぎれ1.6kgとサラミ。
■豚肉こまぎれ いろいろと使い道はあるが・・・
■サラミ
こちらはコストコ名物の43センチ巨大ピザ。
■43センチ巨大ピザ
みんなで食べる時はこの大きさですが、
■フルサイズのピザ
冷蔵庫には入らないので、4分割してやっと入る大きさに。
■ピザ4分割
こちらは同じくパーティーで人気のお寿司。
お子さん向けのさび抜きもあります。
■お寿司
おなじくパーティー用の巨大ケーキ。大きい方はサイズ比較商品を
忘れてしまって残念なのですが、ざっと50人前くらいでしょうか?
■パーティー用の巨大ケーキ(小)
■パーティー用巨大ケーキ(大)
ちなみにケーキの絵柄は注文に応じてくれますが、一度現地まで
申込みに行く必要があります。ちょっと不便ですね。
その後は飲料とお菓子のコーナーに続きます。
途中巨大な冷蔵室がありますが、まさか野菜まで箱売りはないだろう、
と思っていたら・・・やっぱりありました。巨大な袋に詰まった野菜が。
ちなみに周回の中央部には
各種衣類やスポーツ用品、おもちゃ本文房具、なぜか耐火金庫、
シュレッダなどその他の雑貨がおいてありました。また季節によって
レジャー品などに模様替えする模様です。
■何かと入用な単三電池36本入り
レジで支払いを済ませた後にはフードコートがあり、お帰り前にここ
でちょっと休憩、というのも定番になっているようです。
ここでは
ホットドック250円におかわり自由のジュースがついたセットや
これまた巨大なホールピザ1500円、などが人気の模様です。
■フードコートのピザ 皿からはみ出そうなサイズ
■中身の具が詰め放題のホットドッグ 詰め過ぎに注意
※ ※ ※
さていかがだったでしょうか?
陳列品の種類は多岐にわたり、また当然ながら頻繁に入れ替えが
あるためここでは全てご紹介しきれませんが、いくつかの定番といわ
れるような商品を取り上げてみました。
興味をもたれた方はぜひ一度足を運んでみてください。
とはいうものの年会費4200円というのはちょっとハードルが高い
というのが一般的には率直な感想だと思います。しかし一方でとある
ご婦人に聞いたところによると、月300円の宅配サービスに入って
いると思えば同じ程度だとも言われました。
なるほど、そのような考え方もあるのですね。
ということで初心者の方は、まずはメンバーの方に連れていって
もらうことをオススメします。
会員カードと車を持っている知人を探し出し、連れていってもらって、
買い物を楽しんで、食材を切り分けてもらってくる、
というずうずうしいお願いをするのがよいでしょう。
このような店舗の特徴としては買い物で「何か」を発見することを
楽しむ、というのが醍醐味だと思います。
まずは友人と気軽に出かけてみるのがよいでしょう。
【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:スーパーマーケット