住吉書房元住吉店が1階~3階拡張完全オープン
2010/2/22エントリにおいて、住吉書房元住吉店の1階拡張オープンをお伝えしましたが、その後2階、3階も引き続いて3月31日にリニューアルオープンし、3フロア構成となっています。
■住吉書房元住吉店
前回エントリ時点では、1階のパチンコ店跡地に2、3階の住吉書房を集約移転させ、その間に2、3階のリニューアルをしている状態でした。
今回、上階のリニューアル工事が完了したことにより、1階に集約していた売り場を2、3階に再度戻したかたちです。
当初2、3階のみだった店舗よりも1階部分が拡張されたことになり、品揃え等の充実が図られました。
■1階 新刊・雑誌・実用書売り場
1階 新刊・雑誌・実用書売り場は、新刊がディスプレイされた入口部分(上記写真)については大きな変化はありません。ですが、前述の通りリニューアル中このフロアに寄せされていた売り場が上階に移設され、その分雑誌・実用書などが拡張されました。
料理本など、今まで武蔵小杉の書店ではあまり見かけなかった実用書がいくつか見つかり、ちょっとうれしかったです。
また、売り場奥には椅子が設置され、座って本を読めるようになっています。
■2階 文芸・ビジネス書・専門書売り場
2階は文芸・ビジネス書・専門書売り場となっていて、こちらにも写真左手にレジが設置されています。
■2階 窓際の椅子
2階で特徴的なのは、ブレーメン通り商店街に面した窓際の椅子で、座って落ち着けるようになっています。これからの夏場、日当たりはかなり強くなるかもしれませんが、足元に見える商店街の人の流れも眺めつつ結構くつろげる感じです。
椅子は複数並んでいるのですが、一部には、写真のようにテーブルも設置されています。
■2階 郷土本コーナー
この窓際スペースの一部を利用して、郷土本コーナーが設置されています。川崎というよりは横浜に関する書籍が多いようでした。
元住吉から南はすぐ横浜になりますし、またそもそも出版されている書籍自体が横浜の方が多いのでしょうね。
■3階 コミック・ライトノベル・参考書・児童書売り場
一番上の3階は、コミック・ライトノベル、参考書、児童書と、ジュニア向けのジャンルが集約されています。
ジュニア向け・・・とはいいながらコミックのいちジャンルとして成年コミック(アダルト)が参考書の隣に配置されていたりしますが、レイアウトの制約上致し方ないところでしょうか。
■3階 児童書売り場
この3階の目玉は何といっても児童書売り場で、3階の3分の1ほどのスペースを割いています。
■3階 児童書売り場の内部
こちらが児童書売り場の内部ですが、ある程度独立した売り場に、子どもが座って読めるような広場スペースを大きく取っています。
児童書の品数自体が膨大なわけではありませんが、子どもがくつろげるスペースに注力したレイアウトですね。
床面が柔らかい素材になっていて、転んでも怪我をしにくいように配慮されています。
この児童書売り場が、今回のリニューアルの最大の「売り」となっているようで、確かにこれは小さいお子さん連れでの絵本選びには有難いですね。
さて、一通り各フロアを見てまいりましたが、これで住吉書房元住吉店は完成というわけではありません。
まだ、エレベーター工事が残されています。
従来のエレベーターは2階からしか乗ることができず、児童書売り場にベビーカーで行くのに階段の上り下りが大変でした(一応、1階→2階の上りエスカレーターだけはあったのですが)。
今回、これを1階から乗れるように改良することで、書店全フロアへのバリアフリーアクセスを確保するものです。
このエレベーター工事は6月~7月頃までかかることになっており、それまではベビーカーの上り下りは階段で行うことになりますが、その階段部分にこんな貼紙がありました。
■「ベビーカーでご来店のお客様へ」
「ベビーカーでご来店のお客様へ」ということで、1階から2階への階段でのベビーカーの運搬を手伝ってくださるそうです。エレベーターが完成するまでの暫定的な手当てのようでした。
実際にお願いはちょっとしづらいかもしれませんし、ここに書かれていない車椅子はどうなるのかしら、と気になる部分もありますが、現状、バリアフリーアクセスが未完成であることに一定部分でも配慮する姿勢が示されているのは良いことと思います。
■裏手の自転車置き場
なお、自転車で住吉書房元住吉店に来店した場合、来店者専用の駐輪場が裏手に用意されています。
住吉書房に関係のない駐輪が一定割合ちゃっかりと紛れ込んでしまうのは避けられないでしょうが、来店の際はこちらを利用しましょう。
今回のレポートは以上です。
従来の約170坪から約300坪の売り場面積となり、住吉書房元住吉店武蔵小杉周辺では総合的に最も充実した書店となったのではないでしょうか。
これまでのアンケート等においても、武蔵小杉に「大型書店」を待望する声は非常に多いですが、これくらいの書店があれば・・・と私個人的にも思いますね。
今後の再開発ビル等によって多少なりとも書店の充実が実現するのか、それとも収益性の観点などから難しいのかはわかりません。
ただ、とりあえず自転車であれば住吉書房元住吉店は十分リーチできる範囲ですし、その程度の距離の書店が拡張されたのはグッドニュースかと思います。
私も今後ブレーメン通り商店街にお買い物に行く際には、立ち寄る頻度が高くなりそうです。
【関連リンク】
住吉書房 公式ウェブサイト
ブレーメン通り商店街 公式ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:書店 住吉書房元住吉店
2009/3/13エントリ 「武蔵小杉に関するアンケート」集計結果レポート
2010/2/22エントリ 住吉書房元住吉店が1階拡張オープン
■住吉書房元住吉店
前回エントリ時点では、1階のパチンコ店跡地に2、3階の住吉書房を集約移転させ、その間に2、3階のリニューアルをしている状態でした。
今回、上階のリニューアル工事が完了したことにより、1階に集約していた売り場を2、3階に再度戻したかたちです。
当初2、3階のみだった店舗よりも1階部分が拡張されたことになり、品揃え等の充実が図られました。
■1階 新刊・雑誌・実用書売り場
1階 新刊・雑誌・実用書売り場は、新刊がディスプレイされた入口部分(上記写真)については大きな変化はありません。ですが、前述の通りリニューアル中このフロアに寄せされていた売り場が上階に移設され、その分雑誌・実用書などが拡張されました。
料理本など、今まで武蔵小杉の書店ではあまり見かけなかった実用書がいくつか見つかり、ちょっとうれしかったです。
また、売り場奥には椅子が設置され、座って本を読めるようになっています。
■2階 文芸・ビジネス書・専門書売り場
2階は文芸・ビジネス書・専門書売り場となっていて、こちらにも写真左手にレジが設置されています。
■2階 窓際の椅子
2階で特徴的なのは、ブレーメン通り商店街に面した窓際の椅子で、座って落ち着けるようになっています。これからの夏場、日当たりはかなり強くなるかもしれませんが、足元に見える商店街の人の流れも眺めつつ結構くつろげる感じです。
椅子は複数並んでいるのですが、一部には、写真のようにテーブルも設置されています。
■2階 郷土本コーナー
この窓際スペースの一部を利用して、郷土本コーナーが設置されています。川崎というよりは横浜に関する書籍が多いようでした。
元住吉から南はすぐ横浜になりますし、またそもそも出版されている書籍自体が横浜の方が多いのでしょうね。
■3階 コミック・ライトノベル・参考書・児童書売り場
一番上の3階は、コミック・ライトノベル、参考書、児童書と、ジュニア向けのジャンルが集約されています。
ジュニア向け・・・とはいいながらコミックのいちジャンルとして成年コミック(アダルト)が参考書の隣に配置されていたりしますが、レイアウトの制約上致し方ないところでしょうか。
■3階 児童書売り場
この3階の目玉は何といっても児童書売り場で、3階の3分の1ほどのスペースを割いています。
■3階 児童書売り場の内部
こちらが児童書売り場の内部ですが、ある程度独立した売り場に、子どもが座って読めるような広場スペースを大きく取っています。
児童書の品数自体が膨大なわけではありませんが、子どもがくつろげるスペースに注力したレイアウトですね。
床面が柔らかい素材になっていて、転んでも怪我をしにくいように配慮されています。
この児童書売り場が、今回のリニューアルの最大の「売り」となっているようで、確かにこれは小さいお子さん連れでの絵本選びには有難いですね。
さて、一通り各フロアを見てまいりましたが、これで住吉書房元住吉店は完成というわけではありません。
まだ、エレベーター工事が残されています。
従来のエレベーターは2階からしか乗ることができず、児童書売り場にベビーカーで行くのに階段の上り下りが大変でした(一応、1階→2階の上りエスカレーターだけはあったのですが)。
今回、これを1階から乗れるように改良することで、書店全フロアへのバリアフリーアクセスを確保するものです。
このエレベーター工事は6月~7月頃までかかることになっており、それまではベビーカーの上り下りは階段で行うことになりますが、その階段部分にこんな貼紙がありました。
■「ベビーカーでご来店のお客様へ」
「ベビーカーでご来店のお客様へ」ということで、1階から2階への階段でのベビーカーの運搬を手伝ってくださるそうです。エレベーターが完成するまでの暫定的な手当てのようでした。
実際にお願いはちょっとしづらいかもしれませんし、ここに書かれていない車椅子はどうなるのかしら、と気になる部分もありますが、現状、バリアフリーアクセスが未完成であることに一定部分でも配慮する姿勢が示されているのは良いことと思います。
■裏手の自転車置き場
なお、自転車で住吉書房元住吉店に来店した場合、来店者専用の駐輪場が裏手に用意されています。
住吉書房に関係のない駐輪が一定割合ちゃっかりと紛れ込んでしまうのは避けられないでしょうが、来店の際はこちらを利用しましょう。
今回のレポートは以上です。
従来の約170坪から約300坪の売り場面積となり、住吉書房元住吉店武蔵小杉周辺では総合的に最も充実した書店となったのではないでしょうか。
これまでのアンケート等においても、武蔵小杉に「大型書店」を待望する声は非常に多いですが、これくらいの書店があれば・・・と私個人的にも思いますね。
今後の再開発ビル等によって多少なりとも書店の充実が実現するのか、それとも収益性の観点などから難しいのかはわかりません。
ただ、とりあえず自転車であれば住吉書房元住吉店は十分リーチできる範囲ですし、その程度の距離の書店が拡張されたのはグッドニュースかと思います。
私も今後ブレーメン通り商店街にお買い物に行く際には、立ち寄る頻度が高くなりそうです。
【関連リンク】
ブレーメン通り商店街 公式ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:書店 住吉書房元住吉店
2009/3/13エントリ 「武蔵小杉に関するアンケート」集計結果レポート
2010/2/22エントリ 住吉書房元住吉店が1階拡張オープン