多摩川美化活動参加報告
前回2010/5/26エントリでご紹介した多摩川美化活動に参加して
きました。
■川崎市ウェブサイト 第32回多摩川美化活動
http://www.city.kawasaki.jp/event/info6136/index.html
今年で第32回目ですからこの活動も随分長く続いていることに
なりますね。歴史を感じます。
さて集合は午前8:30、以前にもご紹介した多摩川河川敷 丸子橋
のすぐ横にある、丸子橋第1広場が集合場所です。
周辺の各地から地域の皆さんや、少年スポーツのチームが続々と
集まってきます。
■丸子橋第1広場に集合する皆さん
中央には本部のテントが設置され、「中原区町内会連絡協議会」の
文字が見えます。
■本部
その後ろには、集めたゴミを回収するのでしょうか、ごみ収集車や
道路清掃作業車が待機していました。
川崎市職員のみなさんも待機しています。お疲れ様です。
■待機する清掃車
■川崎市職員の皆さん
さて日曜日は好天に恵まれ朝から日差しが強かったのですが、午前
9時ごろようやく「開会式」が始まりました。
最初に挨拶をされたのは川崎市美化運動実施中原支部の吉房支部長
です。前回エントリでもお伝えしたとおり、この活動は同日、多摩川
沿線の各地で開催されています。中原区の会場がここ丸子橋付近
というわけですが、そのため中原支部、という名称になっている
ようですね。
■吉房支部長
その後行政や来賓の紹介と挨拶が続きます。
■中原区長
前回お伝えしたとおり、地元の企業やボランティア団体なども
数多く参加しています。
■富士通レッドウェーブのみなさん
■整列する参加者のみなさん
おや?列の右端になにやら不思議な生き物が・・・?
■河童
河童の着ぐるみを着た人を見つけました。水の生き物ですから
川をキレイに、ということでしょうか?
お話を聞くと「Are You Happy? Japan」というNPO団体の方でした。
■看板を持った河童
さて開会式もようやく終わり、いよいよ「清掃」の開始です。
「用意、スタート!」の掛け声で一斉に出発する参加者達ですが
実はこのイベント、この後は流れ解散です。
各団体ごとに、上流は第三京浜方面、下流はガス橋方面に向かって
思いおもいの方向に散らばっていきます。
■清掃スタート
みなさん持参した手袋とゴミ袋を持ってゴミを拾います。最後に
先ほどの清掃車のほうに持っていく、ということですね。
さて早速ゴミを探して見ようと思いましたが、実はこの時期、多摩川の
河川敷はかなりの雑草が伸びてきており、分け入るのも大変です。
■草むら
そんな時に古靴下を履いている団体を見かけました。
防虫か何かの対策でしょうか?賢い知恵かも知れません。
■古靴下
さて草むらに入ったところ、さっそく「大物」を見つけました。
なんと古タイヤです!
■古タイヤ
これはゴミ袋に入らないので、粗大ゴミですね。転がして清掃車へ。
続いてこちらは空き缶です。
■空き缶
子どもたちもゴミ袋を手にみんなで拾い集めています。
■子どもたちのゴミ拾い
さて小一時間ほどゴミ拾いを続けたら、あとは各団体でそれぞれ集合
して帰路についていくようです。
少年サッカーチームのみなさんは、自分達が利用するグラウンド脇の
草むしりをやっていました。暑い中大変ですね。
■グラウンド脇の草むしり
帰りがけ、先ほどの清掃車をみてみました。
集まるとやはりかなりの分量ですね。
■集められたゴミ
粗大ゴミのほうも自転車や、なにやら物干し竿のような大物など
かなりの数が集められていました。
■集められた粗大ゴミ
この手の清掃イベントは町内会の掃除などでもそうですが、実際には
ここまでの人数は必要ないのかもしれません。いかに多摩川が広いと
言えども一人が拾える量もわずかなものです。
しかし大人から子供達までみんなが集まって、多摩川をキレイに
しようという目的の元ゴミを拾うのは、たとえ一人一人が拾える量は
わずかであっても意義のあることなのではないかと思います。
この豊かな自然を今後も守っていきたいですね。
■河川敷のてんとう虫
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